伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

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さやちやんの心臓移植+

2010-02-19 11:59:54 | 元同僚
 
 昨日元同僚から分厚い封書が届いた。「さやちゃんの心臓移植」のための募金のお願いだった。
 さやちゃん募金については最近ニュースなどで流れていて知っていた。可愛そうに、街頭募金でもあったらしょうか・・・。なんて考えていた。また室蘭の中学校でも生徒会が募金を始めたという新聞記事も読み、いいことだなあ・・・。と半ば、よそ事のように感じていたが、彼女の手紙を読み、愕然とした。にわかに、さやちゃんが身近に感じられた・・・。人間って本当に勝手な動物だ・・・。

 もっともっと他人の苦しみを自分の苦しみとして受け止めて行きたいものだ・・・。
 
、さやちゃんは彼女がスポンサーをしていた部活の生徒だったのだ。2007年11月、元気に部活の朝練を終えた直後、突然心肺停止状態に陥り倒れた。2年余の過酷な闘病生活を送っていたが、移植の道しか残っていなく、医療費や渡航費など1億3千万円という膨大な費用が必要とのことである。

 元同僚の彼女、M先生は、私が最後の勤務校となった札幌のT中学校に同じ国語教師として同じ年に赴任した。彼女は本州の大学を卒業し、初めて教師として出発したのである。礼儀正しく、清楚で美しく何よりも気立てが良かったので、先生方には可愛がられ、生徒からも絶大の信頼があった。彼女の濁りのない瞳も心も美しかった。そして実に研究熱心だった。
 私は時として彼女に敬虔なシスターを連想することがあった。

 この二年間、さやちゃんはもちろんだが、彼女もどんなに苦しみ悩んだことか・・・。想像すると私まで切なくなる。速く速く、募金が目標額に達してほしい・・・。
 最近、北教組が選挙資金を出したとかでマスコミが騒いでいるが、そんなつまらないとこにお金を投げないでほしい。主任手当てなど返還されたお金がたんまりあるのだから、そのお金をこちらに回してほしいものだ・・・。と元北教組の私と、反北教組の昭南さんは、この件に関しては意見が一致して、2人で怒っているのだ・・・。

 ただいま年金暮らしの2人なので大きな募金はできないけれどささやかな金額を早速、「さやちゃんを救う会」に2人分を振込みたいと思っている。

 このブログを読んでくださっている 皆様もよろしくお願い致します。


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馬魂碑と紋別製糖所跡と旭湯発見

2010-02-14 22:03:12 | 伊達の名所と有名人
 先日散歩から帰って来た昭南さんが錦町に馬魂碑がありびっくりした・・・・・・と帰って来た。
 今日ふたりで見に行き、写真を撮ってきた。

 「昭和2年、錦町で大火があり、115家屋が消失。その時馬喰が泊まる宿に親子の馬が馬小屋にいて、消防士等が助けようとしたが、子馬をかばおうとして動かず、焼死した。その後、その附近で子供の事故死が相いついたために、この馬魂碑を造った」ということが、克明に書かれた説明板が立てかけられていた。
 その後事故死は無くなったということである。

 馬に関してのエピソードはよく聞いたり、読んだりしているが、忘れられない話しがある。何年か前の道新の読者欄に農家の方だつたと思うが、
ー戦前、大切に育てた馬を軍に供出した。その時家族で自分達が育てた家族同然の馬を見送りに駅まで行った。自分の馬はどこにいるのかとみんなで捜していると、その馬が家族を見つけ「ヒヒーン」と啼いた。というのだ。子供だった著者はその時泣いた・・・。ー
と書かれていたが、それを読んだ私も涙が流れて止まらなかった。
 本当にこういう話しを聞くと、切なくなる・・・。馬肉なんてとんでもない・・・・・・。
でも馬だけでなく生きとし生きるもの全ていつくしまなければ・・。


錦町にはまだ古いものがあった。昭南さんが中学三年の時よく入りに行ったという銭湯がまだあったのだ。それには感動した。
 その近くには紋別製糖所跡と言う建て札があったのでそれも撮って来た。


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