伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

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伊達だより4

2009-10-26 19:22:39 | インポート
  天然温泉豊浦潮さいの湯に行く
  
 娘が遊びに来たので、24日潮さいに行く。これで二回めである。久しぶりの快晴で気持良かった。バスで40分ばかり、乗客は数人、ああもったいない・・・。
?虻田に入ると道路端にコスモスが植えられていて満開だった。随分と長い距離で植えられていた。 街並みは質素だが、皆自分達の生活を大切に、かつ楽しんでいる感がした。しつとりとした田舎の風景に心が温まる。
 山並みも紅葉していて美しかった。 温泉は茶褐色でこれまたいい。温泉につかりながら見る外の風景もなかなかいい。天気がいいので釣りをしているひとが沢山いた。

  豊浦温泉から撮影した豊浦港での釣り人
  

 10.28

 伊達の柿

 北海道では柿が育たないというが、伊達に来てびっくりしたことの一つに柿がある。街路樹に柿が植えてあり、それが毎年みごとに実っているのである。
 今年は実があまり実らないと新聞に載っていたが、昨日散歩で、網代町を歩いていたら、市役所前の柿がみごとだった。


 室蘭民報に昭南さんの記事載る。

  11,1日に昭南さんが2時から伊達図書館で講演することになり、その記事が民報に載っていた。
??

 11,7

?チロルでジャズ

 昨日蛇池さんのジャズを聴いて来た。20歳になった一哲君のドラムが相変わらずパンチがあって良かった。メンバー全員の笑顔が親しみやすく、柔らかな人間性が感じられいつもながらホットな気分にさせられる。
 帰り寒くて閉口した。いつもの所にいる野ら猫君も寒いのかいなかった。

  今日気門別川で今年初めての鮭を発見した。何故か自転車が川に棄てられていて気分が悪かったが、鮭は元気よく数匹泳ぎまくっていた。今日の新聞では鮭は何年振りかの豊漁だそうである。
 今日初めてグルメどうりに行きおそばを食べて来た。グルメというだけあって高級そうな店が軒を並べていた。

?11,9 

 川越のSさんより

 川越のSさんから葉書が届きました。コスモスの花に囲まれたご夫妻の写真がとっても仲睦まじく、お2人の優しい人柄がしのばれました。
 ブログへのコメント10月末の前は8月になっておりますが・・・・・。いつも見ていただいてありがとうございます。私達も魚人のブログを読ませていただいております。先日のサバさんのゲットには2人で感嘆しました。
 今年こそ鮭をと思っているのですが、なかなか天候と昭南さんの体調がかみ合わず・・・・・・・残念です。
 インターネットは使えるようにセッテングしてもらいましたが、私の未熟さゆえに未だ消化出来ずにいます。この件に関しましては、触りたくない、覚えたくない・・・・・・の昭南さんはシランプリを決めこんでています。という訳で、ブログに書き込むだけでヤットコラショの私なので筋ちがいとは思いましたが、ここにSさんへのご返事を書かせていただきました。

?11,11

?? 半日ドック 

 今日は待ちに待ったいやぁ~な健康診断の日である。伊達に来て毎年日赤に検診に行っている。私はかろうじてメタボをクリア、危ない危ない。バリュウムは2人とも苦手。得意な人はいないか・・・・・・。 

 昭南さんは腹囲が77センチもあった。とふくれている。伊達に来て4キロも体重が増えやっと人並みになったというのに・・・・・贅沢至極・・・・・。体重が増え、腹囲が増えたというのは解る。だが私のようにヤツトコサ体重を減らしたのに昨年は腹囲が増えてしまつたのは、どうしてくれるのサ。
  女性の場合はウエストを締めていないと限りなく増えそうで恐い・・・・。現役時代はわたしも人並みにガーターをしていたが今は体も自由の身だ。そのせいかいつのまにか腹囲がわがもの顔でのさばってしまった。そんな訳で私は一年間必死で体操などして腹囲の数値を減らして来たのだ。
 ああそれなのにわたしの苦労もしらず、看護しさんは「あら、昨年と体重が変わらないのに腹囲が減っている。どうしたのかしら・・・」とのたまう。これって女のジェラシイー・・・・・・と思ったが、彼女はスリムだしそれはないか・・・・。体操の話しをしたら、納得したように優しく微笑んだ・・・・・・。
 という訳で、2人にとって長くていやあーな半日がやっと終りました。5000円で一年間の健康をゲットしたと思えば安い安い・・・。でも、結果は、後日なので・・・。

?11,16

?札幌で温泉満喫

 13日に札幌に行き今日帰って来た。札幌は伊達より寒い。今回は庭の草取りもなく、枯れ葉の後始末だけで暇だったので、久し振りに丸井さんに行ってきた。娘はヨンプラに行きライオンで待ち合わせをしたがなかなか来ず、ビール2ハイも呑んでしまった。
 お客は熟年層が多く女性も負けずに大ジョッキーをかたむけていて上機嫌だった。
 土曜日の午後だというのに四丁目の地下街はあまり人通りがない、みんな駅前にとられているのかも・・・。だがやっと来た娘の話しによると4プラは駅の地下、ステラなんとかよりも若い人が沢山居たと興奮気味に語っていた。
 という訳で暇な私はどれどれと、昔よく通った4プラに行って見ると、なるほどおしゃれな店におしゃれな女の子が多かった。 

 ライオンではコースタに書かれている川柳、を読んで笑ってしまった。ビャホール川柳コンテストの二席だそうで 
-それ違う 
  大が私で 
  彼が小ー 
 うちとおんなじだあと思わずニンマリ。

 日曜日は娘は仕事なので私一人で、送迎バスに乗り、小樽の湯の花に行く。
 私はこう見えてもボートして一人で居るのも好きである。
 手稲の街並みを見ながら小樽に入り、今度は右に海を見ながら小一時間のバスに揺られて温泉に到着するまでの間、何も考えないでただ頭の中を空っぽにしているゆったりとしたひと時が至極好きである。
 現役時代は考えられなかったことである。日曜なので温泉は混んでいた。

 キキがストーブを枕に気持よさそうに寝ているのでパチリ。
  

11,22

このところ寒い日が続いている。一昨日は雪が少し降り、まだ歩道はとけていない所もあり、今日は滑って転倒しそうになった。
 最近は最低温度が零下Ⅰ度とか2度とか続いていて、伊達のノラ猫も寒かろうと心配だ。

デジカメ当たる
 
 先日某所でくじを引いたらデジカメが当たってしまった。今あるのより画面が濃いようだが、「このカメラは風景専用にする」と昭南さんは喜んでくれた。実は彼は、絵も写真も好きなのである。それに上手である。カメラは今はあまり使わないが、ローライとかいうメーカーのを持っている。
 絵は中学時代から好きで、入選したりしていて、旧友からは絵の道に進むのではないかと思われていた。高校の美術部の教師からは美術大学に推薦するとも言われていたらしい・・・。

 そんな訳で伊達に来たら、絵も習いたいとはりきっていたのだが・・・・今のところ毎日の創作で一杯一杯の日々である。体も若い時に酷使しているので無理は出来ないのである。

 魚類養殖新聞

 酷使と言えば、彼は30歳の時倒れ、やむなく25歳で作った魚類の養殖新聞を友達に譲ったのだが、驚いたことにまだ続いていたのには2人してびっくり・・・去年だかにウナギのことが問題になった時、室蘭民報がこの新聞の記事を載せていたのである。早速ネットで調べるとちゃんと彼の友達の名前があったもんだ・・・。息子の代にはなっていたようだが・・・。すごいなあー今まで続いていたなんて感無量。

 写真展

 てな訳で先日カルチャーセンターに写真展を観に行って来た。「猫と子供」孫をおんぶしたばあちゃんの「里帰り」などが佳かった。表情がとても良い。
 やはり写真の究極は人間の顔だねと昭南さんはおっしゃる。究極のところ、落ち着く先は「顔」になる。そう言えば、伊達出身の写真家掛川さんも人間をとり続けていた・・・。一度写真展を観に行ったが、人間の表情の豊かさ、奥の深さに2人で感動した。

 蛇足だがゲオに行くと昭南さんの「雪のふる街」が一冊あった。また入れてくれたのかなあー?

11,27

 新巻一本あらまあ~500円なり

新しくできたスーパーアークスで新巻を買う。開店とあって、なんとなんと一匹まるまんま500円という安さである。これでは、漁師さんがかわいそうと言いながら一匹買う。マイカー(チャリンコ)で来たらもう一匹買ったのにと2人で残念がった。そんなに買ってどうするのとお思いでしょうが、鮭は毎朝の食卓に欠かせないものになっているのであります。
 家に帰り名調理師昭南がさばいたところ36切れにもなった。一切れ14円の申し訳ないような値段になった。それも古くはない鮮度の良い鮭だった。
 これだから伊達暮らしはやめられないよね~

12,5

ああもう師走だあ~

 なんて時の過ぎるのは速いこと、伊達に来ての4年間はまさに矢のように過ぎた感がある
 昨日は久し振りにカラオケに行って来た。昭南さんは森進一ばりのいい声というよりも哀調のあるやっぱりいい声である。本気でCDを出したら売れるのではないかと思ってしまう。
 バッタリ隣の高校生のお兄ちゃんに逢ってしまった。照れくさそうにしていたが、逢えば必ず挨拶をしてくれる礼儀正しい少年君である。初めて逢った時はまだ小さな中学生だったのに。このごろではぐんぐん背も伸び、成長著しい。今が一番美しい青春の時なのかも・・・。

 私と昭南さんの青春は「苦しみありき」で、あちこちにぶつかり暗闇をさまよえるがごときだったけどね・・・・・。そんな訳で二度と青春時代には戻りたくない今が一番いい。今は2人でよりよいゴールをめざしてゆっくりと歩んでいるつもりなんだけど、現実は厳しい限りです。この調子ではアットいう間に古希になりそう・・・。
  
 今日は風雨がすごかった。久し振りに見たスズメも飛ばされながらエサをついばんでいた。

12,8

今日は天気が良かったので、ロックガーデンの冬囲いと陶器の鉢を冬の間割れないように一ヶ所にまとめムシロなどで囲った。鉢を運ぶのが大変で、けんしょう炎になりそうだった。来年はいろいろの面で、鉢に植えるのは少なめにしょうと思った。

 伊達は雪が少ないというか積もらないので、鉢をむき出しにしていると割れてしまう。最初の年は、大分割ってしまった。大きなポリバケツも水をいれていたので数個割ってしまった。

 昔は雪が積もっていたのに今は殆ど積もらないのであります。伊達はO度の時は大滝はマイナス4度とか7度だったりして、昭南さんは「シズ子さんは小さい頃、随分寒い所に住んでいたんだね、山だね」と馬鹿にするけれど、自慢じゃないけれど私はもっと寒い寒い樺太の生まれなのじゃマイッタか・・・・・・。
 
 12,10

 昭南さん再検査異常なし
 
 昭南さんは、実は先日の半日ドックで精密検査を受けたらいいと医師に言われ、日赤病院に検査のために5日間通っていた。今日その結果が出た。
 異常なしとのこと、めでたしめでたし・・・・ということでまたローヤルホテルでバイキングランチを食べてくる。
 昭南さんの病院通いのお蔭でホテルのランチを3回、グルメそばを1回食すことができた・・・。こういうことがなければ私達は昼食に外食することはない。

 昨年は室蘭の日興病院に、これまた昭南さんが十数年耳にできていたポリープをとるために、(良性) 4回ほど通いそのたびに病院の食堂を利用してとても美味しかった。さすが病院、カロリー計算までしつかり明記してあった。それがちゃんとちゃんと会計の時機械から細長い紙に印字されするするする・・・・・・と出てきて楽しかったし勉強にもなった。

 とかなんとか言っても、健康が第一・・・・。診察室から出て来た昭南さんの一声「やれやれ・・・驚かされたよ・・・・」

12,20

入退院を繰り返していたいとこが16日亡くなった。寒い日だった。まだ60歳だった。40歳の時発病し四回も手術をしたらしい。私は遠くに離れていたので詳しいことは知らなかった。

 雪のふる街、点字本になる

 いやあ・・・・・びっくらこ・・・・今日久し振りに「本間昭南」をパソコンで検索してみたら、全国点字図書、録音図書新着として本年度の11月に登録されていた。日本ライトハウス盲人情報センターに9冊も置いてあるみたい・・・。良かったネ昭南さん、これでおしもおされぬ作家だね・・・・・・というと、少年のように照れていた。

12,31

 速い、今日はもう大晦日だ・・・・・。昨日伊達入りした娘と伊達温泉に行く、意外と混んでいなかったが帰る四時半頃になるとどーっと人が押し寄せ、混みだした。
 今日は全国的に荒れ模様と言っていたが、伊達は穏やかである。室蘭方面と大滝方面は灰色の雲がどんよりと漂い、有珠山も雲にすっぽり覆われていた。ここだけが別天地のようだ・・・。
 
 昭南さんは散歩から帰ると「古本屋をのぞいたら、北の家族があつた」と笑っていた。それも新品だったらしい。自分の本が古本屋で売られていたなんて・・・。さぞかしびっくらこーだったでしょう。

 今年も何よりも健康で過ごして来られたことを感謝しょう・・・。
 
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A先生の華麗な変身

2009-10-20 11:40:06 | 元同僚
 今日(19日)道新を読んでいたら大きく紙面に出ている女性の名前にひきつけられた。同姓同名もいるものだわい・・・・。と思って読み進めていたら、驚いたことに、そのご本人ではないか。写真もよくよく見ると彼女にまちがいなかった。

 見出しには「女性の生きがい後押し」と書かれ、今教師から転身しフィンランドの伝統的な「ルイユ織」の講師をしているとのこと。
 三年間、京都造形美術大で染と織りの基礎を学び、その中でルイユ織に出会い、フィンランドを訪問。昨年10月から文化センターで講師をしているとのことである。
 
 すごいなあ、普通は夢は夢のままで終わってしまうのに彼女はみごとに変身してしまったのだ。これにはきっと旦那様である
k先生の後押しもあったのだろうなあ・・・・・と思った。
 
 A先生は私がばりばりの40代の頃勤めていたH中学校に新卒で入って来た養護教諭の先生であった。とっても可愛らしく明るくキュートな彼女は生徒や先生のアイドルだった。時おり出す保健便りの丸っこいい字にすら、若さを感じさせ、我々中年教師を感嘆させ、新鮮な空気を送ってくれたものである。
 その先生がこれまたイケメンと言っては失礼にあたるほどのイケメン教師のK先生と結婚されたのだ。K先生は若いのに、生徒とは裏表なく、等身大で付き合う、人間味のある人格者であった。とき時この先生のことは思いだしていた。理科の教師なのに絵も上手だった。私が転勤する時に似顔絵を描いてくれた。

 それにしてもA先生すごいなあ・・・・。あの愛くるしい顔と小さな体にマグマのようなすさまじいエネルギーが潜んでいたなんて・・・・。その日は1日興奮し、昭南さんにお2人の話しを、さも自分のことのように自慢げに話したシズ子さんでした。A先生はもう45歳になられたよし、あの頃の自分と同じ年齢なんだ・・・・・・。感無量。

 下の似顔絵は、K先生が描いてくださったもの。二枚目は50歳の頃ススキノで絵かきさんに描いてもらったもの。


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伊達物産まつりでとっとさんに似顔絵を頼む

2009-10-12 11:54:11 | グルメ
  伊達物産まつり  今年は物産まつりが10日から三日間行われるという。初日に昭南さんと初めて出かけた。似顔絵とっとさんも出店するということで、私と昭南さんの学生時代の写真を二枚たずさえ、一枚の色紙に描いてもらうことにした。 とっとさんは、テレビとか新聞で見るよりもずーっと優しい顔をしていた。  ビールをのむには少し寒い日だったが、焼き鳥、豚汁、いか飯などを堪能して来た。並んでいるので時間がかかりシンドイ思いをしたけれど・・・・・・・。野菜積め放題ではびっくりした。300円で山盛り、さらに追加までしてくれた。農家の太っ腹母さんありがとう。?カルチャーセンターから見た紋別岳と、似顔絵  ?紋別岳に小さな突起が見えるのが天狗岩。似顔絵はさすがプロ、昭南さんのナイーブな雰囲気と当時のわたしのきつい感じがよく表現されている。
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