katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

うちの犬の杏さんと体験教室

2023-07-31 07:20:55 | モザイクタイル教室

今日はウチの犬の杏さん教室から。そうね、こうしてネモフィラは安定していて、もう時間が解決する感じが見えているんだけれど、そんな人の質問が、ここのネモフィラを見ると、中の白が多いのがあるんですよね・・・って。そうね、写真の画像の中にそう言う部分が多いのもあったのね。

ただ全体的には今作っている割合の花が多かったんで、それを真似たのね。ただそれを合格点に達する完成度で作れるようになった。これを続ければ、ずっと繰り返すだけで、そのグレードのままで終われるのね。それが普通の考え方になるのね。所が、それに慣れて余裕も出来たと思うのね。

その時に、最初の写真のままなのに、気付き・・・ってものが敏感になったとでも言うのかな。その気付きによって、当初見えていなかったか?見えていたけれど言わなかったか?言えなかったか?いずれの理由があったにせよ、ここに来て質問が出た。そしてその質問はその通りだった。

じゃそれを取り入れる?・・・ならどう考える?って話なのね。画像の通りに真似をするのなら、楽譜だレシピだ図面だ・・・って具合に一字一句厳密にやれば、それにならないとしても、近付けるとは思うのね。ただ当初はそれを切れるの?って感じだったから、少し簡素化して、こんな感じかな?

ってサンプルを見せたのね。写真から考えるのでは無くて、具体的にパーツに切って見せたのね。こんな感じは出来る?って感じにね。だから雰囲気真似って感じでね。それがクリアーしたんで、今度は正面だけで無く、横向きも入れたりして・・・となって、こんな風になったのね。

つまりこれが出来るならこれは?って追加していたのが、今日は自分からここにこんなのが・・・って。そのまま続ければ安心安全で、このグレードのままでいられるのに・・・でもより良い事に気付く。そしてまた新しい事にチャレンジする事になるのだから、また悩むかも知れないし、上手く行く

とは限らないけれど、恐らくここまで出来るのなら出来るだろうな・・・って事。そしてここには、より良く・・・が原点にあって、美しさ重視で、早さを優先では無いって事なのね。そんな人は恐らくクリアーするだろうし、きっとまた何か気付くかも知れないのね。そしたらまた繰り返し。

その時にもし素晴らしくなったとすると、最初のが見劣りして剥がしたくなる・・・って言うのが、作り手の強欲な所だったりする。まぁ良くある話なのね。まぁその辺まで来たら、やり過ぎ・・・と止めるだろうけれど、いずれによドンドンそっち寄りな人になりつつあるのだから、上手く見えて

当然な話なのね。そんな後は、午後から体験教室。

それが何処からいらしたんですか?って月並みな質問に、昔のアトリエの方の地名を言うんで、えっ?・・・ってな話になるんだけれど、昔、南行徳にアトリエがあって・・・と話すと、じゃTVチャンピオンの人ですか?と言われ、はいって事になると、見てました・・・って。

それがいつしか無くなってた・・・って。そうね、こっちに来て7年になるかなぁ・・・そんな話でスタートになったんだけど、普通はそんな事を知らずに後から知った・・・とか、特に話題にもしなかったり、普通に体験して終わるなんて事も多々あるのね。それが、テレチャンで地元の地名が出ていて知り、あぁここかぁ・・・って見つけて知っていたって。

つまり20年以上も前から知っていて、今知り合っている・・・長いなぁ、ここまでたどり着くのが。でもジモティーに載せているのも印刷されて持っていたし・・・熱心な方で、いずれにしても、こうしてより知って頂いたのは何よりだったのね。これで話も膨らむだろうしね。

そんなこんなでこんな仕上がり。少しサンプルとはいつものように変わっているけれど、何よりな結果で何よりだったのね。内容としても時間としても、悩まずにこうなれば、体験としての素材としてはまずまずなのね。そんな後は、土曜日に使うスマホスタンド下地の作成の準備と、港区の前半の

建築分の台本的な流れを書いたんだけれど、それを1時間で出来るのか?って言う所はまだだけど、ひとまずやりたい事を書き出して、司会役として進める形の形式にして・・・ひとまず始めたんだけれど・・・。


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コープみらい大宮さんにてジンベイザメの貯金箱

2023-07-30 06:39:08 | 出張教室

今日はかぐやとコープみらい大宮さんでジンベイザメの貯金箱。これはさいたまコープ専用下地で80個程度作ったと思うんだけれど、先日のカワウソの時計は東京のコープみらい専用と言ったもので、その時は10個・・・それしか存在しないってものだったりするのね。

何しろキットじゃ無いし、毎回デザインは変えるようにしているんで、中々大変だったりするのね。まぁそう言う点では、デイ・サービスの下地は、毎回10個しか無いのだから、レアって言ったらレアなんだけれどね。それはそうと、そのさいたまの初日。これが今後のたたき台的になるのだから、

みんなどんな具合になるのかな・・・それと何しろ2時間。仕上げに時間が掛かるんでね。そんな訳で色々と試したのね。

カワウソとは一転、色んな色を持って行ったんだけど、来た人順にどんどんとあれこれ教えて、全員揃った時には、ほぼみんなどんな事をするか?は判っているし、色も決定している・・・何しろみんな揃ってからではスタートで判らない人や、色決めに時間が掛かったりするんでね。

それと電車の遅延なんて事があったりしたらしいんだけど、少し遅れな人もいたりしたのね。ただ結果から言えば、片付けを終えて2時間ピッタリだったんだから、大きく悩ませる事も無く、この出来栄えなんだから、何も問題無く終われたと思うのね。

それと15人の半分は違う色を選んだのも、恐らくこうなるだろうな・・・って予定通りだったし、ダイオウグソクムシで使ったグレーを使う子も1人いて・・・やっぱりいたんで、持って行って良かったのね。

チラシはブルーのサンプルになっているけれど、実際に色を見せると変更を楽しむ子もいて・・・親子であれこれ悩んだりもしていて、こう言う時間も楽しいかな?って思うんだけど、東京の時は、前回の時に相当時間オーバーしたんで、少しナーバスになってて、今回は安全に・・・って。そんなこんなで、タイルも切っていたし、この仕上がりなら十分満足して頂けたと思うんだけどね。

まぁひとまず1回目を経験して、様子も判ったし、準備さえ整えば特に問題は無さそうだったのね。そんなこんなでかぐやを空港に送迎して、アトリエに戻って、ピンクのタイルの吹付けと、港区の取っ手付け。

これでひとまず港区の下地は完成。終わる頃には11時を回っていて慌てて帰宅。これからはお教室の合間にジンベイザメを箱と合体・・・ってのを少しづつやって行くって感じなのね。何しろ合体すると置き場が無いし、かさばるし・・・重ねると重さでペンキでくっついちゃうのね・・・。

まぁひとまずこれでさいたまはメドが付いたかな・・・後は港区だな。

 


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明日のコープみらい大宮さんの支度

2023-07-28 23:40:18 | 出張教室

今日はかぐやと明日のコープみらい大宮さんの仕込み。ジンベイザメと貯金箱の合体をして、微妙な微調整とペンキ塗り。そんな中、仁科さんの家に港区で使う道具を借りに行く事になったり、足らずのペンキを買いに行ったり、野暮用があったりして・・・。

いくらか時間は取ったものの、準備と積み込みを完了させて、港区の進行の手順を書いて、それに沿ってやってみたりして・・・。夜いくらか練習が出来たのね。まぁ何となくたたき台的なものは出来たと思うんだけど・・・・。


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コープみらい東京さんでカワウソの時計

2023-07-27 22:30:57 | 出張教室

今日はかぐやとコープみらい東京さんで、カワウソの時計の出張教室。ご参加は満員の10名でキャンセルも無し。特に子供でも無く、年齢制限無しだったんだけど、3年生から大人の方も3名いらして・・・今日は幅広かったのね。ではご紹介。

最初からいくらか仕込みの目や口まわりを少し変えてあったのね。その上、目の位置だったり、角度なんかを変えると、より個性的になるのね。ただ最初に個性的って言うのなら、ここの為に作った下地だから、サンプル入れて11個しかこの世に無いのね。もうそれだけで十分でしょ。

その上、こうしてみんなカワウソに見えて、しかもみんな微妙に変わっていて、きちんと自分の・・・って判るのだから何よりなのね。しかもモザイクが初めて・・・となれば、そりゃもっと上出来って事になるのね。それが、ギリギリまで悩んだ事があって・・・それは色んな色を持って行くって

事だったんだけれど・・・例えばピンク系とかって具合に・・・。ただ目地まで入れて2時間・・・となれば、悩んだり考えたりすれば、終わらなくなる・・・って事に成りかねないのね。そこで俺の教室には珍しいみんな同じ色を使うサンプル通りの色合い・・になったのね。

もし3時間だったら・・・色んな色を持って行ったと思うのね。ただ今回はほぼ時間通りだったし、やはりこれで良かったと思うのね。入らない所を少しだけカットも出来たし、仕上がりがこれなら十分の満足度だったと思うのね。まぁあれこれ何よりだったと思うのね。

そんなこんなでアトリエに戻って、夕方仁科さんがいらして、港区立郷土歴史館の打ち合わせをしたんだけど、当日仁科さんが来られなくなって、別の人を手配してくれたのね。まぁそれについては、明日どんな流れでどんな事が出来るか?のシュミレーションをして、時間調整をして見ないと。

まぁ大体の事はこんな感じ・・・って言うのは、考えてあるんだけれど、それが1時間の枠の中に収まるか?って事だから、やって見ないと判らないのね。それと3人で話していて一つ良いアイデアだったのは、最後の最後に後はウェブで・・・って言う方法があるって事ね。

まぁらしいと言えばらしいし・・・いずれにしても検討中。


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姿見のリピーターさんとかぐやが来て・・・

2023-07-26 22:16:08 | モザイクタイル教室

今日は午後から姿見のリピーターさん教室って事で、それまでは明日のコープみらい東京さんのカワウソの時計の仕込み。何しろ2時間なんで、ヒゲを張って置いた方が安心かな・・・と、10個分の仕込み。

そんなこんなでお教室は、もしかしたらお引越しになるかも・・・って事で、完成させないとならない・・・って事になると、えっと・・・って考えさせるわけには行かないから、ここはこれ、ここはこれ・・・みたいに、悩ませる事無くわんこそばみたいな事になる。

今までは、良く見て自分で考えて・・・と進めて来たが、残念だけど終わらない・・・って言うのが一番、お互いが困る訳で。そこで指導変更となったから、進み具合は良くなったと思うんだけれど・・・何か色々残念なのね。そんなこんな後は、かぐやがやって来て・・・明日の支度。

そんな中、フックが欲しいって言うんで、取り付けたり、時計の作動確認とか、カワウソの口の赤の仕込みだったり・・・いざ積み込みの支度をしようとすると、あれこれ出て来て・・・まぁ明日を逃げ切れば、1日休みがあるから立て直せるのね。そんな訳で、出張教室がいよいよ始まる。


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闘牛士のリピーターさん教室とジンベイザメのペンキ塗り

2023-07-25 23:27:31 | モザイクタイル教室

今日は朝、エアコンの取替えから・・・数日前に故障して、不動産屋さんに連絡をすると、何年使ってますか?・・・って言われたんだけれど、恐らく20年以上・・・って言うと、手配しますとの事。それが今日って事で、朝一番に来てくれて、お昼前に終了したんでアトリエへ。

そんなこんなでお教室。白いラインから他の色が入ると、ギュって感じに締まるのと、その部分が華やかになって寄り似ている感じに見えて来るのね。作っている方もそう思うだろうけれど、見ている側としても、楽しみな感じになって来るのね。とても良い感じにね。

そうね、腰あたりに紺みたいな色が来るのね。そこが入ると更に雰囲気が出て来ると思うのね。そんな中、アトリエのジンベイザメの下地を見て、数も凄いし、ペーパー掛けにしても、地味に・・・こんなに手間が掛かっているのが、伝われば良いんだけど・・・って。

まぁこう言うのは、本当に伝わるのは知名度が上がった時に、こんな事をしていたのかぁ・・・ってものであって、何しろ普通な事はしていないし、だからこそ個性的であって、何処にでもあってはいけないのね・・・そこに気付かれた時に凄さってものが判るものであって、自分の作品であっても、

教えている生徒さん作品であっても、何かと比較された時に気が付いたりするものだったりする。いずれにしても、今モザイク自体の人気は上々だと思うのね。以前よりも遥かにね。建築のタイルはそうでなかったとしても、少なくとも一般の人達や教えている人が増えていると思うし、

そこが賑やかになれば、タイルを作る側が儲かる・・・って思えば、当然そこに参入して来る業者は増えて来るし、そこがまた素敵なものを作れば、それでまた何かを作ろう・・・って活気が出るのは当たり前で、この循環を作るにしても、先生として、作家としての立場は重要であったりする。

まぁそうして20年以上になったんだけれどね。って、そのジンベイザメのペンキ塗りもラストへ向かって・・・

青い部分の1回塗り。そしてジンベイザメとカワウソのタイルのペンキ・・・

今日はここまで。


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コーナンで追加下地彫り

2023-07-24 23:44:14 | 下地彫り

今日は朝イチからコーナンでジンベイザメの不足分・・・これで80超えって感じになるのかな。さいたまコープさんは賑わっているので、ホッとするが、下地の制作となると、気が抜けないのね。でもこれで恐らく大丈夫だと思うんだけれど・・・。それと港区立郷土歴史館分の下地が、もしかすると、増えるかも・・・って分をキープの為の追加。

それと去年来た小学生がまた・・・って事で、アカシヤの集成材で昔作ったレオパの鏡のような流木風味の下地作り。まぁこれでひとまず大体彫り終わったとは思うんだけれど・・・。その後、アトリエに帰って、ジンベイザメを切り抜いて焼いて、ペーパー掛け。

これでペンキ塗りだけ・・・って所まで追い込んだのね。そんな中、港区立郷土歴史館での最初の1時間の講習のヒントがちょっとぼんやり浮かんでね、今まで思っていたのは建築のタイルを切ったり張ったりするなんて事で、何か当たり前過ぎてね・・・そんなじゃ詰まんないなぁ。って。

何かもっと俺らしい、俺しかやんないなっ・・・ってのが無いかな?って思っていたら、下地がメドが付いて気が楽になったのかな・・・おーそれじゃん、きっと・・・ってのが浮かんだのね。ただそれは、かぐやなり、仁科さんなりに一度一緒にシュミレーションと台本作らないと、料理番組じゃ

無いけれど、アドリブで1時間逃げ切れる訳が無いのね。ちなみにラジオ出演の時も、後半に自由にしゃべれる時間を作る為に、前半どうやってスピーディに逃げ切れるか?時間調整の練習はしたのね。そんな事を踏まえて、例えば建築のタイルを切ったり張ったりって言うのは、組合のタイル屋さんも

思い付くような誰でも考える事だと思うのね。だから、これじゃない。それなら俺じゃ無くても良いのね。まず趣旨として子供に建築のイベントって形で館としてはやっているのね。その一環で頼まれた話で、だから前半1時間は建築色、後半2時間がワークショップみたいな振り分け。

つまりこの1時間をキッザニアみたいに、タイル屋さんって職業を教えるってイメージなんだから、じゃ思い切って小僧扱いして、修行して貰おうか?って考えるのも良いのかな・・・って。そもそもこれを職業訓練所だったら?行った事は無いが、学校なんだから、あんな感じだろうな・・・って、

ちょっと想像は付く。そして今度は教授のような人が話せば、専門用語に数字、そして知識を思い切り出すだろうね。となると、やっぱりさかなクンみたいなのが良いけど、以前泉銀さんのイベントに参加した時に、質疑応答なんて時間があって、その時に子供達はさかなクンに聞くような質問を

したのね。でも泉銀さんは魚屋さんなのね。だから、食べ方とさばき方がとても上手いのだから、そこを見せないと・・・になるが、生物は何処でもやって良いってものでは無いのね。でも俺の場合は何でも何処でも出来るのだから、ありとあらゆる方法があるはずなのね。

訓練所でも無く、さかなクンでも無く、・・・って言うと建築で一番俺に有利なのは修行。一応俺世代が最後の修行だったと思うのね。1年とは言うものの社長のすぐそばに住まわせて貰い、誰よりも早く来て支度をしたものなのね。仕事終わりはみんなが帰って来るまでどんなに早く帰っても、

帰れないし、ご飯も食べられない・・・しかも風呂なしなんで、食事とお風呂を社長の家で・・・有難い話だが、全く休まる時間は無いのね。まぁあの時は俺なりに辛かったが、60にもなると、そんなの普通だし当たり前だろっ・・・それで飯が食えるようにして貰ったんだから・・・ね。

って、勿論、これをする訳じゃないけれど、そもそもタイルを張るなんてのは、3年は経った頃から・・・それまでは料理人の追い回しみたいなもん。あれ持って来いだの、モルタル作れ、半マス切れ・・・そうした準備をする事で反復させ、仕事の流れを叩き込む。そんな理由半分、職人の気分で、

怒られるの半分って感じかなぁ・・・人らしい人なんてほぼいなかったもんね・・・仕事は上手いけど、サラリーマンの人達とは全く違うから、酒を呑んだくれ、博打をして・・・上品な人とは言わないが、今の俺の身の回りにはそんな人はいなくなったのね。

って、こんなのが職人。って事は、今日だけ修行して貰えば良いのかな・・・って。職人では無くて・・・小僧や追い回しをやって貰う。そんな地味な事をどうやって楽しく見せるか・・・そしてやって貰うか。張るなんて職人になってやる時間は、後半2時間で良いと思うのね。

最初は修行。こうして職人になる・・・って指導も、これもまた指導。学校でも教授でも知らない事・・・それが元職人であり、修行をした事のある、最後の残党のやれる事・・・段々俺らしい内容になって来たのね。

 

 


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ウチの犬の杏さんと中学生教室

2023-07-24 07:41:03 | モザイク作家

今日は朝からウチの犬の杏さん教室から。それが昔、友達と一緒に・・・って体験教室用に作ったイルカの下地を持っていて、自宅で作ったって言うのを持って来てくれたのね。

まぁここに何も言う事は無いのね。ここからは楽しい・・・って感じが伝わりやすいし、ちゃんと切れる人なんだろうなぁって言うのも判る。見る人が見れば、単なるクラッシュでは無く、目地幅を揃えたクラッシュであるって事が判ると、体験とは綺麗さ加減が違うのね。

技術の評価ってのは、腕が無いと判らないし、そうで無い場合、色の好みやモチーフの好みと言った個人の単なる好みに合うかどうか?になるから、正当な評価を受けにくいし、逆に腕が合ったとしても、今度は流派みたいに何処かの団体に所属すれば、そのやり方じゃ無いと評価を受けにくい。

その位、人の評価って言うのは難しいし、逆に教えている生徒さんであれば、先生って目線で答えられるのと、先生であるって聞く耳があるのなら、答え方も色々合って、同じこうした下地であっても、体験なら出来るかな?って不安の中、作るから出来たら嬉しいって事になったりする。

でもこれが5年、10年となれば、そこは無いんじゃないの・・・とか、こっちが思いも寄らない事をしたりすると、そう来たかぁ・・・って、素直にやられました・・・的に、それは考えなかったって受け答えもあったりする。逆にそれを踏まえて、そうするなら、こんなのもあるよね?って、話を

膨らませるなんて事もあるだろうし・・・。その人の技量やその作品への熱量だったり、指導ってのがただの技術のみなら、割と簡単に教えられるし、でもそれがオリジナルなら、どうしたいか?が判らないと、その人の好みにはならないだろうし、果てしなくなるなら辞めるって言うかも知れないし・・・。

そう言う点では、杏さん位になると、慌てて仕上げる気は無くなっているし、美しさ重視だから、全ての指導は美についてどうか?になるから、非常に単純であって、早く仕上げるって言う事から思いっきり遠ざかる美の追求だけの指導に専念出来るのね。だからそれって美しい?これだけ。

でも難しいのは人には好みって言うものがあって、例えばネモフィラが好き・・・こうして選んだモチーフが、このグレードになると、ネモフィラに見える所まで来た。そして美しい。じゃこのまま続ければおしまいじゃん・・・って言うのもそれはそれで良いのね。ただ学校に進級があるのなら、

当然ここにもある。勿論、具体的に何年生とか、何段とか、って話じゃ無くて、目に見えない事のやり取りみたいな話ね。例えば何でも人のやる事なんて一緒なんだけれど、上手いだ凄いだってのは、大抵繊細なんてのがくっついて来るものなのね。じゃ繊細って何?って言うと、さっきの技術のある

無しでは、好みなんて単純に決められるのと、技術・・・つまり技なんて言うテクニックみたいな事に特化する考え方みたいに、両極端になりがちでね、所がそこに繊細なんて言葉を共有したらね、大抵繊細・・・細かいとか細いとか小さいとかってのが繊細だと思っちゃうのね。

まぁ目に見える事重視。勿論その考え方で進むなら、月並みだけど、指導は良くモチーフを見て・・・になる。だから、絵ならモチーフを良く見て、ボール競技なら、玉を良く見てだし、料理ならレシピ、音楽なら楽譜、大工さんなら図面・・・って事になるのね。

そしてそっち側の人達の繊細となると、上手いだの凄いだのって言う事になると、タッチ・・・って言う間だったりする、メリハリだったり、そこには記載されない、しずらいものを読み取る力で差が出たりするんだろうね。そこが繊細さだったりするんだけれど、見ている側は、表現力も伝達力も

持ち合わせないから、何か違うんだよね・・・って何かって使って表現をするものなのね。惜しいぃぃ、そこまで気が付いているのに。だから仕方なく、見た目の細かさが凄いって言う事になりがちなのね。ではオリジナル側となると、確かに細かったり、細かったり、小さかったりすれば、繊細に

見えるだろうね・・・きっと。ただ年数重ねれば、誰だってその程度までは出来るようになる。ただそれじゃ習う必要は無くなるでしょ?だから、ある程度切れるようになったら、ようやく本題に入れるのね。じゃ考え方、つまり目に見えない事を繊細にして行こうか・・・ってね。

簡単な話で、午後からの労作展の中学生と一緒で、制作だけなら、作曲だけで良いのね。でも製作日誌を書くとなると、作詞も平行に揃えないとならないのね。まぁ簡単な話、作曲米津玄師、作詞俺・・・素敵になる?つまり、作品が凄く見えるのなら、製作日誌もそこそこ揃えないとって事なのね。

じゃ大人の人は?製作日誌なんて要らないじゃん・・・そうなのね。書かなくて良いのね。じゃ書かない分、楽をする?・・・実はここも一緒で、オリジナルって言うのは、その人が考えるその人の作品であって、パクリじゃないのね。つまり何もかも考えるって言う、今まで切った技術は一切関係

無い話なのね。また1から・・・って話。ただその考えた通りに切れるか?って時に、今までの技術が生かされるのね。あぁこんな感じぃぃ?ってな具合にね。簡単な話、世界一の画家に自分の絵の通りにタイル切ってごらん?切れるはず無いじゃん。上手いのは絵だけ。こう言う理屈。

でも、ここの人達は自分の絵の通りに切れるのね。つまり見劣りするのは画力と、そう見せる為にはどうしたら良いか?って考える能力なのね。優しく見せるように切って・・・おどろおどろしく切って・・・大波小波に・・・元気に見えるように・・・切なく切って・・・って具合ね。

それが表現力の差になる。それをどうやって切るとそう見えるか?なんてその人が決めるのだから、その絵を描くか、その雰囲気を繊細に伝えてくれないと、ただ空、ただ波、ただ風、ただネモフィラ・・・繊細って言うのは、ネモフィラをどう見せたいか?なのね。

フワッとさせると天国に行くし、キリッとさせれば現実に・・・生きていた時のように・・・になるし、じゃフワッて何だ?キリッて何だ?って探せば、そんな感じに切るだけ。そしてトッピングにそう見える色は・・・って考え方になる。闘牛士の方も杏さんも、この程度の話が出来るようになったのね。それだけ切る事が上手くなったのね。

そんなこんなで中学生教室。

やっと手に入れた廃番の銀は、1cmでは無く2cm以上ある。つまり倍以上・・・厚みが一緒なら、あれだけの作品が出来るのだから、どっちでも一緒じゃん・・・こんな風に思った人は、気にしない人だから、繊細さからは大きく反れるのね。そうね、女優さんの顔を大画面で見るかぁ。

近くで見るのと、テレビで見るのと、映画の大画面・・・一緒なのかな?俺は大きく違うと思うのね。じゃ悪意を含んで判りやすくすると、繊細って言う細かいものは、とんでもない数を切らないとならないから、大変なのね。でも携帯のワンセグテレビで見る女優さんは?これ誰?って位見えない。

つまり細かいは数の話だったりする。そして荒が見えづらい。逆に達人は組子細工のように細かくて繊細って言うのは、どんなに細かくても荒が無い。って事になる。では大画面となると、今まで見えなかった事が、ハッキリ見えるようになるのね。つまり今まで失敗に見えなかった事が、ハッキリとね・・・。

ただこれを剥がしてまでやる事では無く、技術なんて事よりも、中学生の労作展なんだから、ここが難しかった・・・どんな風に難しかったか?何処が上手く行って無いか?を書くだけで、十分に製作日誌が潤うのね。良い事と悪い事は背中合わせで、全部上手く行って、良い事だけを書く・・・

これじゃ試行錯誤にならないじゃんってな話。プロの作品なら絶対許されないだろうが、折角の製作日誌に葛藤が書けるのだから、これを使わない手は無いのね。しかも言わなきゃ誰も気付かないのに、わざわざ拾うから凄くなる。まぁ他が凄いから、質も落ちていないし、悩んだ所としては、丁度

良いんじゃ無いの・・・って感じに思えるのね。そんな後は、ジンベイザメのペンキ塗りやら・・・

これで大体50枚位、表面は完成したのね。それと平行にカワウソの顔の仕込みのニス吹き。

今週は下地の追い込み・・・


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ご近所さん教室とジンベイザメのペンキ塗り

2023-07-22 23:52:39 | モザイクタイル教室

今日はkameyaさん教室が中止になり、午後からのご近所の親子3代教室のみ。そんな訳で午前中はジンベイザメの白い部分の1回塗り。何しろ白の1回塗りが終われば、お教室後にペーパー掛けをして2回塗りして白を終わらせたいのね。って事になると、こうなる。

って結果はそうなったんだけれど、塗ろうと思ったら、えっ・・・白が無いじゃん。慌てて大家さんに、水性の白を・・・あるよって。大家さんがペンキ屋さんで助かったのね。何しろ土日のホームセンターなんて、混雑は避けられないし、時間に余裕が無かったから。

そんなこんなでお教室。お母さんが張り終わったのね。この表札が初めてのモザイクなら、十分過ぎる完成度なのね。これは自慢の一品でしょ?きっとね。だからお母さん上手いから、学校で自慢して表札作ってあげようか?って営業すっか・・・って。それまでにお母さんは名刺作んなきゃね。

表札職人の・・・ってみんなで笑ったんだけれど、次回は目地をして完成なのね。ただ途中、何度も終わらないかなぁ・・・って時間帯もあったんだけれど、頑張ったのね。そして御婆ちゃまが、

ポップでしょ?絶対、これを作る人は、CMの夏木マリさんじゃ無いけれど、今日はウーバーイーツで良いんじゃ無い?って言うよね?・・・って感じなのね。お孫さんにライバルにされていて、同じぺきぺきタイルなんで、良い感じに切磋琢磨って感じなのね。そんな中、二人にお母さんのタイルはね

・・・って切って貰ったのね。すると硬いぃぃ・・・って言ってたんだけれど、切り方のコツを教えると、小学生の女の子が、軽く切るのね。御婆ちゃまはぺきぺきで良かった・・・って言う中、涼しい顔して切るんだけれど、とは言え3年生・・・正直、次の作品のピカソの泣く女を1cmタイルって

言うのも一瞬考えたんだけれど・・・無理させて疲れちゃうとね。まずは大作を完成させる事の方が大事なのね。例えばこれが6年生や中学生となると、労作展あたりの子達と一緒な感じになり、良く見掛ける事になるんだけれど、3年生となると、かなりの実力者に見えるのね。

ここは大事な所で、例えば3つの子が泣きながら卓球をするのと、同じ人物が高校生で卓球をしても、上手いとは思っても、凄いとは思っても、ニュアンスは変わるでしょ?かと思えば、まるまるモリモリを小さな子が踊ると、可愛いけれど、高校生で踊られても、何か違うでしょ?

つまりフェルメールを大人が、ゴッホを中学生が・・・って、ウチにはいるけれど、ピカソの泣く女を小3の子が・・・出来たら衝撃だと思うのね。

更に言えば、この作品の後に・・・なのね。経験者なら判るだろうけれど、見た目の可愛さでは無くて、フルカットである、しかも初めてなのに・・・その上3年生。何とか最後まで連れて行ければ、時間が掛かるって事にも、3時間の教室にも、慣れれば必ず結果は付いて来る。

しかも完成すれば、きっと喜んでくれるだろうし・・・中々無い話だろうしね。モザイクでピカソの泣く女・・・どの位無い話なんだろうか?きっと世界で・・・って言うレベルになると思うんだけれどね・・・。それは落語のはたののりゆきの話なのね。あの話はカッパなんだかたぬきなんだかって

オリジナルでは馬鹿にされていた名工の2世が、みんなが知ってる菩薩を彫ったら認められるって話なのね。それなら、アニメや漫画のキャラとか、この作品のように可愛いぃぃ、似てるぅぅって言う、誰にでも判りやすくても、上手さって点では判りやすいのね。

でも芸術作品の似ているって比較としては、認められ度は、きっと大きく変わると思うのね。ただ期待と不安って言う点では、長期に渡っての大作・・・自分で作りたいとは言ったものの、3年生。ここは指導力だけでは無く、今までとは一切違うのね。宿題の強制力でも無いし・・・でも、楽しさは残したいし・・・だから弟子のさくらのせがれの時のような気持ちで・・・乗り切りたいものである。

 

 


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母の病院と闘牛士のリピーターさん教室

2023-07-22 07:12:49 | モザイクタイル教室

今日は母の眼医者から・・・まぁ何とか午前中に終わるんで午後からのお教室が入れられるのが助かるのね。そんなこんなのリピーターさん教室。今日は後半にちょっとだけ指導らしい指導みたいな話をしたんだけれどね・・・まぁその理由も理解していると思うんだけど・・・。

それは、日頃常に行っている事なんだけれど、要するに考え方の問題で、レシピや図面、楽譜と言ったものがあるって考え方の場合、それを真似するってスタイルなんで、数学の公式のように決まりごとなのね。その最たるものがピアノのバイエルで、老若男女誰もが一緒ってあれね。

ルールなんで、そこに記載されている通りに真似をする。その考え方をもっと昇華させると、歌舞伎や能のような伝統芸能になり、古典落語だったり、何とか流の生花だったり、踊り、着付け・・・なんて事になれば、ただ動作の真似では無く、所作みたいに心持ち、気持ちと言った目に見えない事にまで発展する。

こんな考え方とは反対にあるものがオリジナル。こっちはさっきと違って常に考える事重視なのね。何せ自由だから。真似するものが無いのね。こうした物凄い違いがあるのね。まぁ比較しやすくする為に上げると、歌舞伎はスーパー歌舞伎となり、空を飛ぶ事になる。

古典落語のように台本通りでは無く、新作落語って事で、全て自分の台本で進む事になり、何とか流の生花は、假屋崎さんのような自由な表現になり、着付けも中森明菜さんのデザイヤーになったりする・・・こうした比較をするとニュアンスは伝わると思うのね。勿論ザックリなんだけれどね。

その時に、画像ありきで始めたこの闘牛士の背中の作品・・・真似をするって点では、前者になる訳で・・・。単純に言えばね。だって真似をしてそっくりにさせたいのだから。そしてこれがもし絵画なら、贋作を目指す事になり、本物と区別が出来ない・・・となれば完璧って話になるのね。

ただどんなに上手くなっても絵画では無いから、本物とは完全に見間違える事は無いのね。だから恐らく、似てるぅ、まるで本物ぽいってな表現になると思うのね。これが恐らく限界になる。そんな事を目指すんだろうけれど、まずそんなモザイクは切らないと始まらないのね。

そんな・・・とは?本物っぽい・・・これね。勿論モザイクにはドットアートって切らずに作るものもあるが、切らないって事は、似せる為に巨大になる。つまり壁画にしないと無理なのね。勿論、単なるお遊びならコースター程度でも、作れるが、条件は小学生でも一緒だし、大きな実力の差が、

判らないから、習ってまでやる事は無いと思うのね。ただパソコンでプログラミングさえ出来れば、大作でも簡単に出来るのね。でも壁画にならないと、全然似ていないし、そもそも業者の設定料金が大きく違うのだから、その差は歴然なのね。話は戻して、つまり考え方1つなんだけれど、

実は切るって方向に進んだ時点で、プロ顔負け・・・の方向に進んでいるのね。ただプロだって、大谷さんもプロだけれど、2軍、3軍でもプロなのね。つまりこれをどの辺目指してやろうかな・・・って話なのね。教える方としてはね。これは全ての事に通じる話で、学校も何処を目指すか?

で指導は大きく変わるし、塾を先生を一体何処の誰を選ぶか?みんな何処でもあるでしょ?そうやって世の中は比較するもんなのね。ほら医者だって、車だって家だって・・・何でも比較して選ぶ。だからこうしたリピーターさんって言うのは、先生として選んでくれた人なのね。

ほら体験の1回なら、近かった・・・とか、安かった・・・とか、一度やって見たかった・・・とかだから、何処でも誰でも良かったと思うのね。勿論だからと言って手を抜く訳では無く、楽しい・・・だけを重視にしているだけなのね。難しい指導は要らないってね。所がリピーターさんとなると、

選ばれた訳で・・・。そうなると、何処でも良い受験では無いから、目標や指針みたいな事が必要になるのね。じゃこんな感じを目指して・・・ってね。でもまずは素材や道具に慣れないと、ボールは取れないわ、バットに当たらないわでは、甲子園に出たいって言われてもね・・・。

そこで何しろ切って貰うのね。何しろ切る。この方の場合、白で縁取りを切ったのね。幅を統一したり、くびれを作ったり、段々と・・・のクレッシェンド、デクレッシェンドのように、繊細なタッチで・・・とかね。勿論、箸休めや口直しって言う、段落変え的に、囲んだ間の色を入れたりもしてね・・・。

ただ切るでは慣れると単調になりがち。だからこそ、ちょっだけ刺激になるように・・・みたいな事も入れつつ。ただそれも単調になって来ていて、この辺までは楽にこなせるようになった・・・そんな風にも思えたんで、帰り際に白で囲んだ間の紺みたいな部分やって見て・・・って言ったのね。

まずタイルは同じ1cmだから、切れない事は無く、ただ色が変わっただけ。条件は一緒なのね。ただ大きく違うのは、縁取りって言うのは、何も邪魔の無い更地に、好きに切ったパーツを置けるから、繊細な人は、その下絵通りに・・・と切るだろうし、まっ良いかって人は大体って進むのね。

じゃ繊細な人は、その白い間や隙間に切って入れようとする。多分意識としては、ピッタリ・・・って感じにね。この表現気にならない?隙間にピッタリ・・・何か能率効率の話に聞こえない?じゃ判りやすく、お弁当の隙間・・・もう1個、あっピッタリウインナー。何かどうだろうか?

これが、えっと全体的に茶色だし・・・卵焼きの黄色かな・・・嫌葉っぱの緑かぁ・・・って感じだと、美の意識な感じがするし、えっとカロリーは・・・とか、減塩で・・・とか、こうした意識は健康面を気にしている感じね。つまりピッタリ・・・は、入ったぁって聞こえるでしょ?

それでは美から大きく反れるのね。ただ切るのがやっとの人ならそれで良いのね。まだそこまで行かないのだから。でもこの方、中々なのね。それなら美にそろそろ入っても・・・になると、意識を日にして貰う工夫が必要なのね。その時に隙間にクラッシュ・・・って言うと、一番楽な方法なんだけれど、この楽って思う事が難しい人がいるのね。

それは自由が不自由な人なのね。そもそもランダムとは適当とか無作為とか、偶然とか自由感満載なのね。ただそもそも繊細でピッタリ・・・こんな意識の人なのね。ここが厄介なのね。そもそも繊細でピッタリ・・・これって古典落語、歌舞伎みたいに、レシピや図面、楽譜がある側の人なら、

完璧過ぎるでしょ・・・の方向だよね。でもね、良い事と悪い事は背中合わせなのね。つまりそれが自由の邪魔になるのね。きちんとちゃんとって入れたくなる。ほら入れるになっている・・・つまりここは三角ゾーンだな・・・って場所は、誰もがそう思うって事は、後は上手く切れたかどうか?

ここは切れる人は一切考えず、悩まず、何も意識せず進める、楽譜ゾーンな訳ね。だって誰もがそう思う場所なんだから。所が2cmも空いていたとすると、人それぞれの考え方になる。細かくすれば何枚も入るし、なるべく切らずにドンドーンって3枚とか・・・色を変えて見たり・・・。

ほらたった2cmの中にありとあらゆる方法が考えられる。でもタイルはみんな一緒・・・切る事には困らない・・・困っているのは何?それが考える・・・ってオリジナルに一番大事なものなのね。はぁ?でもこの作品、真似るじゃ無かった?そうなのね、真似るなのね。でも、でもなのね。

縁取りラインと違って、そうで無い部分ってハッキリとこう切って・・・って言う正解は無いのね。でも縁取りは大きければデブっちょだし、細ければガリガリになる。だから繊細さが要求され、ピアノの音の位置さえ合えば良いでは無くて、タッチが要求されていたのね。

でもそれは楽譜に記載されているものだったのね。所が隙間は記載されていないゾーンなのね。ただ1枚完結の三角ゾーンなら、誰が見てもそうなのだから、記載はされていないけれど、恐らくそうであろう・・・になる。感覚で言えば、多分この後、自習だろっ・・・とか、お父さん呑んで帰って

来るよ・・・きっと。みたいに、恐らくって感覚ね。それでも大体そうなのだから、予定通りの予定調和なのね。だから楽譜通りみたいな。所がたった2cmとは言え、1cmタイルを切った時点でパーツは数ミリ・・・何枚も入る事になる。これがプチっとオリジナル感の部分になるのね。

いくらか自分を出せて、いくらかその為に考えないとならない部分。この考える・・・って事は自分で見つけないと、俺がこうして・・・って切ったパーツを見せてしまっては、百聞は一見にしかず・・・切れる人にパーツを見せたら、何も考えずに真似をするだけ。いつも通りの展開で、何も

困らずに進む事になる。つまりこれを繰り返せば、どんなに上手くなっても、先生次はどうすれば良いんですか・・・って事になるのね。考えない流派の方の古典落語、歌舞伎のように、伝統や継承だから。所がオリジナルは、誰も教えては来れないのね・・・だって教えた時点で、俺じゃん。

だからヒントで気付いて貰うのね・・・こんなのもある、こんなのもある・・・こんなのも・・・って。最初は選択なんて手もあるが、慣れて来ると、底辺拡張の事例をあげさせるだけあげさせて、じゃこれを変えて・・・みたいに変化させたりして・・・常連になると、たちが悪くなるのね。

まぁ勿論それがオリジナルの原点で、オマージュって感じね。パクるは、あたかも自分が考えたようなそこに悪意すら感じるが、オマージュって言うのは、敬意や尊敬のように、大好きです・・・って感じられて、やられた方も笑顔にもなるかも知れないって違いがあると思うのね。

いずれにせよ、プチッとオリジナルの考えるゾーンと、一切考えずに良く見て真似るゾーンがあり、気持ちに余裕だったり、始めたばっかりの時間帯だったりするような時に、考えるゾーンにして、気持ちに余裕が無いとか、進みたいとか、そんな能率効率な気分な場合は真似るゾーンみたいに、

使い分けをして、深追いしないとか、能率効率なのか、心技体の心って言う目に見えない事を意識して、今日の自分はどっち?って問い掛けるようにすると、大きく外す事は無くなり、何か進まない・・・今日は調子が悪いのかな?なんてまるで偶然みたいな事は起こらなくなるのね。

全てが自分自身であって、ここに来るまでの時間に何があったか?そう言う気持ち、心持ちを踏まえての制作なのね。大作ってそれが一喜一憂してしまうくらいに、長い時間が掛かるものだから、なるべく一定に心を保たないと、気分一つで全てが終わるのね。継続は力なりなのね。

そもそも誰にでも出来る事なら、こんな事いちいち言わなくても、言葉として残さなくても良いのね。当たり前なんだから。でも残っている・・・それは簡単に出来ないから、教訓みたいなものなのね。男女平等・・・いちいち言わなきゃならないんだから、そうじゃ無いって事なんだろうね。

まぁ芸術ってさ、俺は学校出ていないから、あくまで想像だけど、人が気が付かない事を気付く事なんだろうね・・・きっと。それを芸術家ってのは、教える事無く、感性だけで自分を磨くけれど、腕はあっても話す能力が無い。そもそも伝える気のない人達だからね。

所が先生って教える前提の人ってのは、自分の得て来た知識や知恵をお金と引き換えに教えてしまうのね。つまり100あった実力を教えてしまうと、97になり、85にもなってしまうのね。だから、それを補充しないと、お母さんと子供のように、最初はハンカチちり紙持ったぁ・・・って言葉は、

有難うに聞けても、判ってんよっ・・・うっせーな・・・に変わり、有り難みは薄れて行く。まぁ成長とはそんなもんで、しかも歴史は繰り返すものだし、無くしてから気付くものだから、自分がそうなった時、あぁこんな気分だったんだなぁ・・・って頃にはその人は死んでいるって話ね。

こんな説明をする・・・って言うのは、必要な人には物凄く必要で、宗教チックだから、芸術や美術品ってのは拝むようにして見る。けれど、趣味趣向、流行りもの、楽しい・・・気分爽快の方側は、流れて行くはかないもの側だから、次々に新しいものにすげ替えられて行く。

こんな違いがあったりする。それをさかなクンは学者でありながら、子供達が聞けって言わなくても聞きたくなる説明をし、興味を持たせ、しかもハクまであるから信用出来る。普通学者は、学びたいって人だけにしか、伝わらないものなのね。物凄い差なのね。

きっと俺はあぁなりたいんだろうね・・・勿論タイルくんになりたいとは言わないけれどね。まぁ、そうなると、この説明文は長いし、詰まんないし、必要な人だけのもんだろうけれど・・・・

そして今日も下地・・・

 

 

 

 


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