katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピータ―さん教室と次回作の下絵

2020-08-31 07:29:08 | モザイク教室

今日は午後からリピータ―さん教室。それまでは、新作の成田空港温泉 空の湯って施設からの依頼作品の下絵。以前の打ち合わせで、成田に近い事で、飛行機をモチーフにして・・・って言う話で検討した結果、ANAにカメのデザインの

飛行機がある・・・って話から、それなら鶴の飛行機もあるし、鶴亀で縁起も良いし・・・って事になって終わったのね。それで合間を見て、ウミガメジェットの下絵は描いていたのね。しかもやはり今なら歌舞伎かな?って思って、顔を

歌舞伎チックにしたのね・・・と言う訳で、今日は鶴の方になるんだけれど・・・

ツルジェット・・・まぁ割と提案出来る絵にはなったのかな・・・って感じにはなったのね。後はまたなんだけれど、国を表す花があると、何処の国へ飛んで行くのか?何処の国の飛行機か?みたいな事がいくらか判ると思うのね。

国に国花ってものがあるし、悪くは無いと思うのね。しかも男女風呂となると、どっちか寄りのデザインになる訳には行かないと思うし、華が加えられるしね。ひとまずメインの飛行機はそこそこ出来たのね。そんなこんなでお教室。

宿題の花びらが切ってあったんだけれど、上部の小さな花が割と均等に切れていて、明らかに上手くなっているのね。でもまだ満足はし切れていないらしく、もう少し直したい気がするらしいのね。それと初心者の人に多い事なんだけれど、

どうしてもサンプルありのモノ作りに慣れているから、結果を知って進めたくなるのね。つまり楽譜やレシピや設計図のように、工程順に進めると、完成はこれ・・・って言う作り方がしたいのね。だから最初に結果ありきなのね。

でもそうする為には、図面として絵を描かないと、イメージが沸かず、何か本当にこれで良いんだろうか?と張る事をためらって、あれこれ切ったパーツを動かしては、こうじゃ無い・・・嫌こうかな?と決まらずに時間だけが経って行く。

そもそも自宅で切る・・・って事は、素振りをしているのと同じ感覚なのね。つまり振る練習にはなっても、実際に打ってはいないから、あくまできちんと道具に慣れる練習であって、慣れてしまえば、楽な事なのね。

それは完成するプレッシャーが無いから。打てないプレッシャーが無いから。しかも振った、切ったって自信は付く。じゃ打って見ようか、張って見ようか・・・・となると、急に委縮したり、緊張したり、迷ったりするもので・・・

当然なのね。何せその練習はしていないのだから。でも良く聞くのは、練習した事しか本番では出せない・・・なんて聞くでしょ?そうなのね・・・だから迷うのね。だって結果を気にするから。しかも表札。人に見せる前提のモノ。

でもね、何せ初めて作ったものなのね・・・そんなに気負う必要は無いのね。でも、そう言っても・・・になる。その時に、良く聞くのは自分が満足すれば・・・みたいな表現ね。ある意味、人の評価では無くて、自分が満足するって、

表現はランクを下げて、自分が納得すればそれで良いんです・・・ってこじんまりした表現にしたつもりなんだけれど、実は考えように寄っては、でどうすれば満足しますか?となると、全部ありったけのものの中から、好みを選ぶ・・

こんなやり方になるのね。でもね、そのやり方こそが、サンプルありきで作って来た証拠なのね。だって、サンプルを見て色違いにしただけなのだから。つまりオリジナルって言うのは、本来なら図面、レシピ、楽譜みたいなモノを作り

それに沿ってって言う事で、その方法の人達は、その元になる図面やレシピ、楽譜として作る側とそれに沿って作り上げる側は別々の人になるもので、両方やる人は、楽器を持ったら弾いて見て、こんな歌作りました・・・みたいな感じ

であって、それをするには楽器が弾けないと話にならないのね。勿論例外はあって、今ならパソコンが使えれば、絵が下手でも、歌が下手でも、作れたりもする。でもモザイクはアナログなんで、そうは行かないのね。

でもね、とは言え、ウチに来る人で美大卒って肩書きを持って来るなんて人は少なく、もっと言い方を変えれば、やって見たい・・・って感じで来た人がオリジナルを作るのだから、まずはその下絵を描く事から・・・なんて言ったら、

いじめみたいになるのね。だってモザイクがしたいんだし、オリジナルが作りたいんだから・・・。だから、楽器を弾く、包丁を使うみたいに、タイルを切る・・・から始めちゃうのね、いきなり。バンバン切ろうってね。

ただ切るって事と割るって事は違うんで、切るって言うのは、狙って必然な形にする事、割るって言うのは、流動的で、落して欠けたのも一緒・・・って違いがあり、あくまで割るでは無く、切るって行為を練習する。

そう言う点では、短期間に随分と切る事が上手くなったのね。これを料理に例えれば、キャベツの千切り上手くなったね・・・って感じね。じゃそのキャベツどうする?細くしたなら、とんかつの横になるし、炒め物なら割る感覚。

別にそんなに揃える事は無いし、ロールキャベツなら、その腕もいらないだろうし・・・つまり用途。ではこの場合なら、花って決めたのだから、ウニッコ柄じゃ無いのなら、きちんと揃えるべきだし、それで美しさは倍増になる。

けれどコロは固いし、小さくすれば、持つ事も容易じゃ無い。それをここまで精度を上げて来たにも関わらず、まだまだ・・・って自分の眼が満足しない。眼が肥えるって言うのは、上手くなる秘訣だけれど、厄介なもので・・・。

今の自分に出来る最高のパーツを目指すのと、安定して切れるを目指すのでは意味が全く違うのね。例えば高洲やkameyaさん位の人達になら、最高のパーツを目指す事をお勧めするだろうね。その理由は切る事自体が安定しているから。

でも始めたばかりでは、幼稚園パーツもあるし、高校生パーツもある・・・みたいに幅が大きい。これでは安定感に欠ける。そこでこんな場合は、安定して切れるパーツを先生のサンプルとして、そこを繰り返し真似して行く練習が必要

で・・・それを繰り返す事で、100点を目指すのでは無くて、65点を安定的に取る練習なのね。これで質は下がらない。それを仮にまぐれで1つ切れたとして、それが良いと繰り返しても、失敗パーツを何枚積み重ねるのだろうか?

それでは時間もお金も掛かるだろうね。ただ1つだけいつもと違うのは、まず1か月に3回な事。これは1か月に1回の人の3倍のペースになるのだから、進み具合を気にしないで済むから、早めに美の話になりやすい。これが1つの理由。

それと10年続いている習い事がある・・・これは大きな力になる。1つの事を10年続けられるって言うのは、並大抵の事では無いのね。雨だって降るし、行きたくない事だってある。用事だってあるし、友達の誘いもあったり・・・。

そうやって色んな事がある中で、続けられるって言うのは、ブレないって事を持っている人だろうし、何か目標を持てば、それに向かってやり続けられる可能性を大きく秘めている人だろうし・・・。だから余りに初心者扱いなのも・・

って思う気持ちもあるし、嫌それでも初心者なんで・・・と、いつものように老婆心なんて気持ちも無い訳でも無い。いずれにしても、初心者ではあるのだけれど、もう感じる・・・・なんて話をしないとならないのは、教える側も結構

大変なのね・・・出来ればまだ楽しんで欲しいんだけれど・・・・。いずれにしても、いよいよバック。その話も一応したんで、次回どんな話になるのかな?・・・

 

 


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またねとバイバイと新作の花のモザイク完成

2020-08-30 07:34:37 | モザイク教室

今日は労作展の2人が午前午後になってて、まずは午前は、額縁が残っていて、色々検討した結果、黒のクラッシュの石があって、これが良いって事だったので、5cmくらいの幅に張って行く事になるのだけれど、最初から決まっている訳じゃ

無かったので、切らないと入らない・・・・ただ簡単では無いけれど、今の彼なら切れない事は無いだろう。って事で、額縁の外側に切り口を見せない・・・ってルールだけ守ってのスタートになる。外側は持つから危ないからね。

そんなこんなで何とか張り終わって・・・じゃ次回目地ねって事で、またがあるから、またね・・・と終わったのね。そんな後に、来た彼は張り終わってたのね。だから目地。しかも経験者なんで、もうボンドも一応取って来たらしく・・・

それでも少しオーバーしたんだけれど、3年間の最終日・・・もうこれでおしまいだもんなぁ・・・って言うと、もう無いのかぁ・・・って惜しんでくれて、でもさ、きっと有名になって呼ぶから手伝ってね・・・って言うと、笑ってた。

さっきとは、挨拶が違うのね・・・またねじゃ無くて、バイバイ・・・こんな別れを学校の先生や塾の先生は何回繰り返すんだろう・・・嬉しいやら、悲しいやら・・・こんなに上手くなったのに・・・お別れかぁ・・・。

そんなこんなの3年間の集大成の作品が終わった・・・駅まで送ると、車をずっと消えるまで見てくれていて・・・だから、窓開けて手を振って・・・バイバイ・・・と終わったのね。また1つ夏が終わった・・・。さてそうなると新作。

時々思うのは、いつもこうなのね・・・例えばこの新作の花の5つの作品。遺影の横に写真立てと一緒に飾る事になってて、そんな作品は切ないし、悲しいし・・・って気持ちになる。でも、仮に張り終わったら目地ってやっていたら、

それは能率効率であって、何の痛みも感じない気持ちで終わってしまう・・・これがもし、こうしたお別れって言うのは、またね・・じゃ無くて、バイバイ・・・と見送る事なら、こんな気持ちなんだろう・・・って少しでも、同じ様な

気持ちになりたいんだろうな・・・そこまで待ってたんだろうな俺は・・・っていつも思うのね。そんな気持ちで終わりたいんだろうな・・・って。だから、楽しい作品の時は、何でも良いから楽しい気持ちになる何か?を探しているし、

何しろ同じ様な・・・同じじゃ無くても、似たような気持ちで終わりたいんだろうな・・・って。だから今日4つ目地。

これで新作の5枚が完成・・・俺がやれる事は終わったよ・・・バイバイ。


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中学生3回教室完成と新作5ガーベラ張り終わり

2020-08-29 07:24:26 | モザイク教室

今日は中学生の3回教室の最終日。昨日の張り残しは1時間ちょっとで終わるだろうから、まぁ何事も無ければ2時間ちょっとで終わるとは思うんだけれど・・・って感じのスタート。まぁ昨日の今日なんで、切り方を忘れるような事は無いし、

もっと言えば、もっと長期に渡るのなら、ニッパーの持ち方から矯正するんだけれど、3回で終わるのなら、そこをいちいち言うよりも、切りやすければそれで良い・・・とスルーして見たりして、余りにも失敗する方向かな?と思った時には、

もっと長く持った方が・・・と声は掛けるけれど、大きく困る前に終わってしまうのだから、ここはいつもとは違うのね。何しろ予定通りに終わって、ある程度のグレードを確保って、ある意味、体験のサンプルの上物って感じなのね。

体験って、初めての人に・・・なんだけれど、初めてだから・・・と優しくし過ぎると、こんなもんかぁ・・・になるし、逆にグレードをアップしようとすると、難しくて出来ないな・・・って気持ちにさせてしまったり・・・。

それを初めての人が3回で、これが作りたい・・・に対応するって、絶対1回の体験よりも豪華になっているべきだし・・はっきりそれが判る様にならないと、作る意欲も涌かないだろうし・・・いずれにせよ、笑顔で終れたのは何より。

そんな後は、新作5のガーベラなんだけれど、何か進めなくて・・・1時間気分転換にドライブがてらのホームセンターへ・・・当然、何と無く遊び・・・って訳には行かないから、昨日の絵馬の木に合うもの探しも・・・。

これは18cmくらいあるんだけれど、厚みがあると嫌だし、字が細いし、柔らか過ぎる木では賀なんて細かい字は取れてしまうから、ある程度固さは必要で・・・でも最後はやっぱり金額なんだけれど・・・。

まぁ何しろ次の新作の健康ランドの下絵も、カメの飛行機だったり、このコープのワークショップも、かなり責めた絵にしているのね。これがDucatiのようなフォーマル作品の後では、かなりおふざけに見えるんだろうが、あれもこれも

全部katsuであって、これが、常に言っている落語のかっぱダヌキ・・・観音様なら上手さは誰にも判る。けれど、かっぱダヌキは何個作っても判って貰えない・・・あの話も昨日のサザンも、おふざけ後のキチンとな話。

ただそれが普通なら、不利ではあるけれど、逆に言えばチャンスなのは、これが担当者が通してくれた事。普通ならこれは通らないと思うのね・・・正月からふざけ過ぎているから。でもね、例えばベロ。これがあると赤が使えるのね。

何でも理由はあるのよ・・・正月から白と黒の牛じゃあね・・・だから水色の部分は好きな色で出来るようにして・・・でもインパクトも欲しいから・・・赤でぎゅータン。眼は食べて寝ると牛になるって言うから、ぎゅータンを

食べて眠くなっちゃったのね・・・まっ正月だし。って思ったんだけれどね。これは早々通るもんじゃないと思うのね。後は埼玉の人達に受けるかどうか?・・・こればっかは、開けて見ないと判らないからなぁ・・・。

そんなこんなで新作5のガーベラ。

悪くは無いけど、ここまでだった・・・もう少し何とか・・・と欲張ったものの、ここまで。後は目地。


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中学生2回目教室と新作5ガーベラ

2020-08-28 07:28:29 | モザイク教室

今日は先日の中学生教室の2日目。流石に2回目となると、一体どんな事をやるのか?って不安は無くなり、お互いに慣れた事もあり、色んな事がスムーズに進んで行く。更に言えば、もう余程困らない限り、1人で出来る気分にもなるのね。

そうなると、適度に距離を置いて話さない時間もあったりして・・・それは次回で完成しないとならないから、そこまで進まないとならず・・・その安全圏までは何とか行かないと、明日がきつくなるのね。ただ、最初は誰でも元気がある。

でも後半って言うのは蓄積疲労ってものがあって・・・しかも、大抵は進みたい気持ちが余り先に行くと、手をボンドで汚しても段々気にならなくなり、どんどんタイルの表面を汚して行く・・・って事になったり、急激に大きなパーツを

入れようとしたり、時計を何度も見たり、何しろ焦りが見えて来るのね。しかも、張れば張るほど、あっちこっちに空間が出来て・・・経験者なら判る事だけれど、広い空間の時は、何でもかんでも張る事が出来るのね。しかし、その場所が

後1枚・・・なんて事になると、絶対にその形じゃないと入らない・・・なんて箇所があっちこっちに出来て来る。今まで何と無くでも入れられたものが、絶対パーツの繰返しに変わると、今まで本人が入れられた自信を削って行くのね。

何度も何度も切り直さないと入らない・・・つまり今まで自由に張れた自信は、自由に切れたからなのね。けれど、その空間の形に切る・・・って言うのは、真の実力を試される場所なのね。しかも時間が気になったりすると、当然焦る。

さっきのような時間でたった1枚に何分も掛かってしまう・・・しかも時間が掛かるから後回しにすると、そればかりが残る・・・能率効率とは全く違う考え方になる。昔、俺に点数を取るやり方として、すぐに答えられる問題をやって、

悩まずに次へ、そして次へと最後までやって、判らなかった所へ戻る・・・ってスタイルを教えて貰ったが、テストの場合なら、それで良いが、モノ作りは同じようには行かないのね。結局それは答えるだけのテストと、さっきまで

出来ていたタイルを切る張るって事では、出来ていたと思えば思う程、プラス蓄積疲労に気持ちが折れる事になり、逆に慌てない・・・それは難しい事なんだから・・・実はさっきとは違う応用問題であって、ここはもっと慎重に・・・

と思えれば、もうひと踏ん張り・・・って気持ちに慣れれば、ギリギリ折れずに進む事も出来たりする。これがもう少し時間があれば、その説明も出来るが、何しろ今日は終わりが見える所までは進みたいから、余裕って余裕は無い。

と言っても、文字にするからこうなるけれど、フウーって感じではあったけれど、笑って帰ったんで、折れる程では無かったのね。そんな訳で十分安全圏内に。そんな後は新作5のガーベラ。最後の1枚って事もあるけれど、何か気持ちが

今まで以上に入っているんだろうね・・・何かこれで良いのかな?と立ち止まって進まない。消して悪い訳じゃ無いけれど、何か・・・もっと・・・って。そんな中、かぐやが思い入れ強いと流石にね・・・って。そうね、そうかもね。

このスペースで出来る事と出来ない事がある。そんな中、埼玉のコープみらいの依頼が来ていて、それとは別件で、冬の講座も・・・って言う事で、クリスマス、正月、バレンタイン・・みたいな時期なのね。そこでかぐやと何所にする

か?って事になり、恐らくクリスマスは競合するから、ここは回避して・・・でもバレンタインって言うのもね・・・となると、正月が良いかっ・・・って事になり、ただそうなると、色々やって来た事を考えると絵馬?・・・。

ただそんなに簡単に決まった訳じゃ無くて、正月だとお洒落からは離れるよな?ただ、お洒落なもんってお教室サンプルって俺には中々難しいし・・・って一旦ここから離れて、良くかぐやと話す時、売れた人の話をしたりするのね。

例えばサザンが勝手にシンドバッドでデビューする。そして更に2曲目の気分しだいで責めないでと続く。ある意味、色物的な感じに、企画ものかな・・・って3曲目に、いとしのエリーで全く違うスタイルで知名度を上げる事になる。

勿論、どれもちゃんと作っているのだけれど、あえて短い言葉で表現すると、おふざけ、おふざけ、真面目みたいな感じに思える。つまり前の2つで、十分おふざけバンドって言う事を認知させてからの真面目は、効き目が十分だった。

売るって言う事は実力も当たり前だけれど、戦略も必要だったりする訳で・・・そんな事も踏まえて、正月ってお洒落じゃ無くて、儀式とか格式とかちゃんと・・・みたいな感じに思えるから、割ときちんとやって来たと思うのね。

だからそれなら勝手にシンドバッド的に、おふざけで行くか・・・ノースリーブに短パンのデビュー・・・その位、大胆に責められないかな?って。そしたら、結構責めた絵が描けたのね。所が笑っちゃう位、良い感じに描けたんだけど、

果たしてこれにお金払ってやってくれるって人いるの?・・・もっと言えば担当者さんが通してくれると思う?って事になると、俺もかぐやも苦笑い・・・ただかなり完成度は高いと思うのね。今までに無かった感じもあるし・・・。

そんな訳でそれなら送ってみ・・・って事で、担当者さんに送ると、すぐに返事が来て、良いですぅ・・・って。嘘だろっ?通ったの?・・・担当者さん、俺と心中だな・・・何せ勝手にシンドバッド的に完全におふざけになっているから

・・でも、逆にここは、ハリネズミの鍋敷きをOKしてくれたんで、その後に正月・・・お洒落って所からは大きく外れていて、でも可愛いぃって所なら、何とかなるのかな・・・。

 


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高州のサークル

2020-08-27 06:42:26 | 高州のサークル

今日は高洲のサークル・・・なんだけれど、参加がタピオカとキョンキョンの2人。ちょっと寂しい感じなんだけれど、こんな時は盛り上げて行かないとね・・・。さてそれではキョンキョンから。いつもなら始まる前の準備は会長のキウイが

やっているんだけれど、机を汚さない為の新聞紙の用意を頼まれたらしく、今日はキウイさんいないし、葉っぱ掛けられているし、頑張りまぁーす・・・って、意気込んでのスタートだったのね。そうね、いつも6人の時は、6分の1で見る事に

なるでしょ?本当なら一番新しい人だから、手慣れない分いっぱい時間を使って見に行きたくなるけれど、あんまり時間を多めに取って後ろに立つと、緊張させたり、気になったりして、私だけ・・・って気にされても困るから、そこそこって

感じにしているのね。でも今日は2分の1・・・いつもより多くなるでしょ?そんな訳でしばらく見ていると、かなり切る事に慣れて来ていて、葉っぱをやっていたんだけれど、今日は頑張って進まないと・・って言うのね。そっか進みたいのか

・・・って事なのね。つまりキョンキョンはスピード感が足りなく感じているんだな・・・ただ、そう思っている割には、物凄く手間の掛かるやり方をしていたのね。良く見て貰うと判る様に、葉っぱは2色の6パーツで構成されている。

それをキョンキョンは1パーツづつ切って、6枚を合わせようとしているのね。それは全てのパーツの全ての切り口を合わせる事になるのだから、かなり繊細さが要求される事になる。勿論切る練習とするのなら、時間は掛かるがとても効果的

な事なんだけれど・・・何しろ時間は掛かるのね。これが使う色が3色以上なら、こんなやり方しか出来ないんだけれど、2色なら出来るやり方があって、例えば真ん中から2つに分かれている事から、まず2色を真ん中の葉脈に沿って、

合わせる。そしたら次に葉っぱのカーブの外側を切って、2パーツで葉っぱが完成って言うのが出来る。それを3等分に切る。それを2セット分やれば、割と簡単に出来るのだけれど、それはやった事ある・・・って言うのね。

つまり何らかの理由で、それを辞めた事になるのね・・・もしかしたら、切る事に慣れて来たのを見て、上級なやり方を教えたのかな?けれど今日は、進まなきゃ・・・って言うので、それなら、こんなのも良いんじゃない?って、悩みを

回避した事を教えたんだけれど・・・そもそも6枚合わせるのは難易度が高い分、進まないから、全然進まない・・・って悩みは仕方無い事なのね。しかも手間を掛かるって言うのは、辛抱みたいな感覚なんで、身を削るのね。

だからこそ、手間の掛かる場合、報われないとならないのね・・・その結果が。感じとしては、あっ凄いぃぃ的な評価になるような・・・それには判りやすい結果になるように切らないとならないのね。そこに2つやり方があって・・・。

1つはきちんとラインを揃えて、まるでアップリケみたいに、こう言うパーツがあるの?って言う仕上がり。それはコツとしては輪郭を滑らかにして橋のようなラインにする。逆にもう1つはリアルに輪郭をデコボコさせる。それによって

リアルになる。このいずれかを選ぶと見る人が、前者なら可愛い・・・って表現に繋がり、後者だと、本物みたい・・となり、表現しやすくなる。それをこのどちらとも言えないと、切り損ね?みたいに見えてしまうのね。

これもまたずっと言っている丸の話と一緒で、丸を切る・・・この行為は丸を知らない人はいない。だから頭に丸の形を思い描いている分、後は切る技術のみとなる。所が葉っぱは?となると、何と無く葉っぱ・・・それが判りやすいのは

キョンキョンにどっちの葉っぱを切ってるの?の質問に戸惑ってしまうのね。では野球好きのキョンキョンに判りやすい例として、一塁は空いている、さっき打たれた強打者。キャッチャーキョンキョンどうする?ほら責任負って決めて。

例えば、また打たれるのは・・・と思うなら、敬遠。つまり勝負はしない。では逆に勝負するの?となると、何らかの根拠が無いと、また・・・になるし、またって言うのなら、さっきとは違う球種で勝負するのか?になる。

まっ簡単に言えば、さっきグーだから、グーは負けたから、パーか?チョキ?って話ね。でも敬遠って言うのは、相手にヒットを打たれた事として1個与えるって事なのね。ホームランとか打たれるのは嫌だから・・・ってね。

所がなのね。野球には上手ければ上手い程、くさい所を突いて、歩かせても良いから・・・ストライクにするな。みたいな、勝負をするフリをして、敬遠って高度な技があるのだけれど、これを選択した場合、相手が打つ気満々だと、

打たれるケースがある。そしてはっきりどちらかに決めなかった分、失敗すると後悔は大きいのね。あぁして置けば良かった・・・と。まさにこの話なのね。つまりこの話は上手いから3つ目の選択があったのに、その3つ目が中途半端に

なったら、わずかな失敗が命取り。けれどこの話、旨い人の話ね。だからキョンキョンには該当しないのね。なのに3つ目のどっちでも無い選択を、選択した意識無くやっているから、自分の眼で良いか?悪いか?判らない・・・。

だから合っているのか?間違っているのか?って判断をしようにも、悪くは無いんだけれど・・・けどなのね。これがどちらかに片寄っていれば、可愛いorリアル?だから、キョンキョンの眼にも判りやすくなるのね。

その悪くは無い結果で時間が掛かっている・・・って思う気持ちになってしまっているのね。ただ失敗には見えないのね。ただ進まない・・・って気持ちになるだけ。だから問題は無いんだけれど、キョンキョンがどんな葉っぱのイメージをしているか?なのね。出来れば、こんな葉っぱ・・・って画像があると教えやすいんだけれど・・・。

ただかなり切る事は上手くなって来たし、辛抱強くやっていて、この作品が終わる頃には、かなり上手くなっていると思うのね。その頃には、きっと自分のやって来た事に批評が出来る眼を持っていると思うのね。

それではタピオカね。まぁ相変わらず切る事の繊細さは抜群なのね。とても丁寧だし、見ていて安全。そんな中、ガラスタイルを切っているのだけれど、薄いのと濃いのの分かれ目の質問が来て・・・直線で繋げると水と油になる。

それでは混ざって見えないから、混ざったように見せたいのなら、なるべく鋭利にしたパーツをギザギザ合体させる。そんなイメージ。まぁそれで充分伝わったと思うのね。そんなやり取りをまじかで聞く事が無いキョンキョンは、何を

言っているのか?高度で判らない・・・って言うから、良い機会なんで真面目に説明したのね。まぁ眼の話ね。例えばマジシャンがお金を消す・・・別に本当に無くなっちゃったんでは無くて、消えたように見えるのね。そう、ように・・

つまりそんなテクニックが出来ると、まるで何々のように・・・になるのね。なら、いつかそうしたいでしょ?だから、その説明。まず下地の木を0とする。何も張らなきゃ0。じゃタイルとガラスタイルを使ったタピオカ作品で解説。

まずタイルとガラスタイルの違いを感じたまま言って見て?って言うと、えっ?・・・って。そうね、キョンキョンにそんな感じる?なんて質問した事無いから、何をどう答えて良いか?判らないのね。でもタピオカは知っているのね。

そうね、タイルは照りとか艶とかって感じでガラスタイルはガラスだから透き通るみたいな感覚とすると、透き通るって言うのはマイナス1以上な感じになるし、照りとか艶は、光を当てるとキラキラするってプラス1以上に感じるのね。

だとしたら?素材としてガラスタイルはタイルよりも下に見えているような気がする。あくまでような・・・ね。でも、そんな簡単な話じゃなくて、信号機の3色の中で止まれ・・・が赤なのが、赤に破壊力があるから、同じ大きさでも、

目立つ・・・と言う理由なら、同じ分量だと目立ち方も違う。つまり切るとその分量まで操作出来る事になる。そして更にマジック的に消す・・・今タイルは紺と、ちょっと変わった緑を使っているんだけれど、紺だけになっている。

それはガラスタイルに挟まれて吸収されて行っているからなのね。まぁ似ているから。まるで忍者みたいにね。でもただ消しているんじゃないのね。光を当てると・・・なのね。ちゃんと存在はしている訳で。光を当てるといるのね。

つまり当てなきゃ紺のタイルだけに見えて、隠した緑は光を当てて見せる・・・隠し味的な役割になる。しかもこれだけの精度のパーツを隠すのだから、お洒落感は満点。見えないお洒落とはこう言うものなのね。ただ時間は掛かる。

いかに贅沢か?って話で、いつもソロで歌っているアーチストに、バックでハモって・・・って言っている感じなのね。まぁもう髪の毛には全く問題が無いから、やっぱり人がモチーフの場合、やはり顔の線だろうな・・・。

そこはタピオカと言えど中々難しいのね。何しろテーブルは近くで見られちゃうからね・・・線を一つ間違えると、ほうれい線とか気になる線になっちゃうし・・・シュとしている感じだから、尚更なのね。

そんなこんな後はアトリエに戻って新作5のガーベラとなったが、何かまだ納得出来ず・・・。


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中学生教室とリピータ―さん教室

2020-08-26 00:14:33 | モザイク教室

今日は午前はご新規中学生、午後からは外用流しのリピータ―さん教室。ではまずはご新規中学生から。一応、今日を含めて3回位で完成って事で進める事になってて、その為には、下地を・・・って事で、事前に作成していたのね。

それを見るなり、おぉ・・・って良い反応で、まずは滑り出しとしては良かったのね。そんな中、今日の子はスポーツマンらしく、遠浅の知識でそのスポーツの分野も全く知らないでは無くて、むかし小学生の時に手を出した分野で・・・。

それならいつもの比喩も、それ使おう・・・って事で、専門用語をいくつか使ったり、プロのチーム名を何個か言ったり、昔、学生の試合と、プロの試合を2回見た事がある・・・なんて話をして、話すきっかけをゲットしたのね。

そもそもが、モザイクを習いに来て、モザイクの用語を使って説明する事自体がナンセンスだと思っているのね。そうじゃ無くて、そもそもが俺のアトリエなのだから、彼はアウエィになる。しかも子供、少し俺有利で始まる訳で・・・。

それなのに、いきなり専門用語・・・飲まれちゃうのね・・それじゃ。だからこそ、比喩はその子に有利な用語を使って、ニュアンスだけは伝わる様に・・・と心掛け、伝わるものがあれば、進むはずなのね・・・と思っているのね。

例えば、これが野球なら・・・まずはどんな仕上がりにしたいか?ってイメージをして貰うのに、例えばGのマークのチームが好きだとするじゃん。そしたらあそこはオレンジじゃん。例えばTのチームだとするじゃん。そしたら黄色じゃん。

こんなチームカラーってあるのね。ただ例外として今は同じチームでも、色んな色のユニホーム出しているから、知らない人だと迷っちゃうかも知れないけれど。話を戻して、こんな感じに自分のチームカラーを何にする?

そしたら青っぽく・・・って言うのね。ここでもし、色を混ぜられる絵画のような分野なら、自分の気に入った青を作ろう・・・って事になるのね。けれどモザイクって不便の中でやるものなのね。これしか無いの?ってね。

じゃ今使うタイルの青の仲間と思われるものを出すね。じゃこの中で一番気に入った色を1つ選んで。と、1つ選んで貰うのね。じゃそれが自分のチームカラーね。ルールはそいつが必ず多く見えて、途中で変更しない事ね。

これは自分のチームが勝たなきゃいけないゲームなのね。でも勝てば何でも良いのね。でも1人ゲームだから、一体どの位の差で勝つか?のさじ加減をしないといけないゲームなのね。例えば大人げなく圧勝って言うのなら、敵の色を小さく

10枚入れれば、プロ選手と小学生の戦いになる。いやもっと接戦にしたいなら、倍の大きさにして数を増やせば、中学生、もっとなら大学生、もっと・・・となると、接戦どころか采配ミスは命取りになる。

これは形や大きさの話で、大きければ4番の大砲。それを沢山使えば、4番だらけのチームになるし、1番は脚が早いって言うのならナイキのようにシュッとした形になるし、4番はデブ・・・みたいな。こうして選手に特徴を付ける。

そして今度は誰と戦う?って話になると、青っぽいものだけ使えば、仲間なのだから、1軍と2軍と3軍みたいな感じになり、自分の決めた色の1軍対1.2年の混成チームでの紅白戦になる。先輩が後輩なんかに負けるなよ・・・となる。

いや、色んな色が使いたい・・・となるのなら、今度は小さめに色んな色って言うのなら、リトル選抜対自分のチームになるし、倍にすれば中学選抜、もっとにすれば大学選抜・・・もうそれ以上だと社会人選抜・・・采配1つで負けるね

って話になる。じゃ始めて・・・もうこれで野球の人はある程度、理解が出来たと思うのね。後は切り方。考え方は教えたから、バットの振り方、玉に当てるコツ。グリップ確認、飛距離・・・その人その人違うから・・・の指導。

後は3時間、どう乗り切るか?のメンタル。どう飽きないように繰り広げるか?がカギ。そうね、子供の頃、説明ばっか、ノート取らせるばっか、個性の無い話・・・苦手だった。声も張らずにボソボソ話す先生は、後に座ると聞こえないし

・・・字が汚いのも読みづらいし、知識のひけらかしだけは詰まらなかった。って感じたのなら?今度は俺がそう言われる番だ・・・と思っているのね。当然の話。あの頃の俺のように、えぐって来ると良い・・・そこでえぐられたままで

終ればその程度の先生。また・・・って機会があるのなら、それだけの価値を見出して貰えたんだろうし、これが労作展なら、技術論も必要になるけれど、そうじゃ無くて、楽しみ部分を多めにしないとならないし、無理やりにならない

ように・・・って、中学生は全員一緒なんて考えは、全く無いのね。楽しみは楽しみ、宿題なら宿題、本気なら本気ってだけで、全部一緒の訳が無いのね。ただ、説明する時の比喩が大きく変わって行くだけだと思うのね。

内容は全てモザイクの話なのだから・・・。そんなこんなで後2回。いつものように時間は無いのだから、落語じゃ無くて、漫才やコント。軽快に、スピーディに・・・立って動いて、オーバーアクション・・・ってね。

そんなこんなのリピーターさん教室。

結果から言えば、とうとう側面終了。ただ焦ってたのかな?外用のボンドはいつものボンドと違って、水では落ちないのね。手ならアルコールだし、時間が経てばタイル部分はシンナーなんて事になるのね。

そんな事を踏まえて、今までの所と比較して見て・・・手慣れたはずなのに、ボンドが結構付いちゃっているよね?それは、きっと慌てているからなのね・・・汚れた手のまま次へ行っちゃうから。だからいつも通りで・・・。

こう言うのは技術じゃ無くてメンタルの話。今までの繰返しは新しい事では無いのだから、経験値の中で解決出来る話なのね。ただ、側面が終わったって事は、段落変えになる。つまり、新しい事がまた始まる事になる。

当然、一から考えないとならないのね。これが例えば音楽なら、今までやって来た事を引き続きなら、仮にAとするのなら、Aのままになる。例えば色の話なら、側面と同じ色を上部に使うと良いのね。でも形として、もし変えるのなら、

色は同じでも形を変えるのなら、AがA'みたいな話になるのね。ちょこっと変えたってね。それを今までに無い色や形になれば、転調って事になるし、マイナーとかメジャーって音色があるから、暖色寒色なんて変える事も出来るだろうし

・・・そもそもが人のやる事は、どう感じさせるか?であって、心地良く見えたとか、心地良い音色みたいに、ただ耳なのか?眼なのか?って違いだけで、大抵は考え方としては、ほぼ一緒なのね。ある程度、決まり事なのね。

その決まり事を破りたいのが作り手だったりするんだけれど、自分だけ満足なら、自己満足だから、好きにやれば良いんだけれど、自分勝手に進めたものが良い出来になるのなら、先生要らずなのね。逆なのね、取っ掛かりは必要なのね

・・・だって何も知らないから不利だしね。その時に知識が必要なのか?知恵が必要なのか?になった時、その先生の得意なものが違って来ると思うのね・・・そもそも学校でもそうだけれど、俺の子供の頃は小学生なら音楽とか美術は別

だけれど、ほとんどは担任の先生で、段々大人になると、各分野のスペシャリストの先生に変わって行く。だからそう考えるとモザイク先生なんだろうけれど、それだって例えば野球なら、走塁コーチ、打撃コーチ、守備コーチ、ヘッド

監督・・・トレーニングコーチなんかに分かれていたりするのなら、本気でやればやるほど、更に細分化するもんなのね。更に2軍や3軍があって、育成なんて言うのもある。これを俺だけでやるには限界があるんだけれどね・・・。

勿論、本気な人が増えれば・・・の話だけれどね。まぁ何よりもこうして色んな事をする人達が来るから、それに対応するって言うのは、技術は当たり前だけれど、次から次と新しい事を頼まれるから、中々勉強になるのね。

その経験は次に繋がるし、新しい技術や経験値も増えるし、毎回毎回試されている気にもなるのね・・・良く毎回逃げ切っているなぁ・・・とも思うのね。技術だって、自分は出来ても伝えるって言うのは中々難しいし、それが果たして

その人に出来るかどうか?の見極めだって、何年も見た人なら大体・・・って目安はあっても、始まったばかりの人では、果たして出来るだろうか?・・・になると、見余らない様に・・・と慎重になるし、とは言っても時間が掛かり過ぎ

では、へこたれてしまうだろうし・・・でも質を落としては本末転倒。いずれにせよ、こうして対応している事が、何より有難いのね・・・こんな状況の中なのだから、特に・・・。


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さくら教室

2020-08-25 07:29:12 | モザイク教室

今日は午後からさくら教室。ただ空いている午前中に、ひょんな事から、父とまた梨園に行く事になり・・・今の時期は前回の幸水って肌のなめらかな、噛んだ時に柔らかく甘いものから、豊水って言う、梨本来のざらっとした肌で、酸味の

残るものに変わっている看板を見る時期なのね。所が、本来9月過ぎにならないと見掛けない、あきづきやら、かおりなんて言う看板が目に付く・・・えっ?な訳無いじゃん。どんなに早くたって、9月に入ってからだよ・・・。

更に止まった時に見ると、出荷終わりました・・・とか、シャッターを閉めている店もあって・・・。そんな中、父の行き付けの店に付くと、やはり閉まっていて・・・裏に回ると、中に主人がいて・・・。

話を聞くと、長雨やら暑さで状況が変わっていて、幸水、豊水はいつもの3分の2位しか取れず、出荷分をキープすると、店頭で売る分まで回らず、店を休む所も出ている・・・って話。しかも、前倒しに、あきづきや、かおり、のような本来

9月過ぎに出て来るものが、逆に採れてしまうらしく・・・だから有り得ない、豊水、あきづき、かおりが一緒に並んじゃう事になったみたいなのね・・・。こんなの初めて見たのね。そんなこんなで戻って、さくら教室。

自宅でパーツの仕込みをして来たのね・・・

沢山切ってあった・・・でもね、さくら・・・何切って来た?・・・えっ?何かこのしずくみたいな形、可愛いでしょ?って。こらこら、そうじゃ無くて、ふくろうに使う羽根に見えるパーツであって、さくらの好きな形じゃ無いよ。って話

なのね。確かにこれでも十分見えるのね。そして今まではこれでOKを出した。何故ならパラリンピックの人だから。具合が悪い・・・って事で、人と同じように出来ない・・・って言ってたから。でも今回は人と同じように・・・。

だからオリンピックに出るような感覚。例えば普通に一般的になら、こうして・・・ってサンプル1枚を見せて、それで大小を作って張るって言う繰り返しになるのだけれど、さくらには繊細に整えるが判らない。その理由が手が動かず、

とか、眼がボヤっとするとか、そんな事が起きるらしく、そんな人に無理矢理やらせるのは・・・と思い、出来る事を拾おうって教えて来たのね。しかも、十分な見栄えになっていたから、それで良かった。けれど、今回はそれとは違う

事を本人が望んでいるので、なら取り締まりを厳しくする事にしたのね。でもただ普通の人扱いしているだけなんだけれどね・・・しかし、そう言う症状がある人を普通扱いで出来るはずが無いのね。何故なら不便が普通なのだから。

そもそもさくらに一番言いたいのは、人一倍感じる事なのね。普通の人には感じて・・・と言うのに、人と同じようにやりたい事を望むなら、人一倍感じる事なのね。それを人一倍努力する・・・なんて言葉に置き換えてもダメなのね。

それではただ曖昧にしているだけなのね。さくらに足らないのは普通の人が感じている事を感じようとしない事。例えば、突然盲目になった人と、最初からそうなってしまった人。結果としては一緒でも、全く違うと思うのね。

あるものが無くなった悲しみと、最初から無い悲しみ。この場合、悲しみ比較だけれど、実際はそれでも歩きたいから、人一倍の聴覚で、察知する能力を磨くと思うのね。だから、まるで見えているかのごとく歩ける。

実際にお灸やらハリ治療、マッサージみたいな職業にそんな方達がいて、若い頃にぎっくり腰になった時に、お世話になった事がある。つまり言いたいのは、もし人よりも足らないと思う事があるのなら、努力や根性みたいな曖昧にせず

具体的に足らない事を感じ、それを補う事に時間を費やす。さくらには人一倍敏感になれ・・・が課題。暑さを感じない、味も感じない、眼も・・・みたいな表現だらけ。それでも、十分に使える場所はあるし、足らない事は見て来た分

俺なりに判る。だからこそ、厳しくならないように・・・にして来たけれど、今回からは感じようとしない時は厳しく取り締まる事にしたのね。では具体的に何をどう取り締まるか?良く人はそうそう変わらないみたいな表現をする。

つまり習慣になってしまうからなのね。当たり前に・・・だから、慣れる事で上手くなるのに、慣れる事で諦める。常に良い事と悪い事は背中合わせなのね。さくらは感じない・・・に慣れた。だから、まず感じるって言う事を人並みに

・・・って水準に上げないとならず、でも諦めてしまっている人を普通に上げるだけでも難しいのに、人一倍敏感に感じる所まで上げないとならないのだから、言わないとならない側も傷付く事になる・・・。とても厳しいのね。

さてそれじゃどんな事をするか?問題は考え方にある。だから考え方を変えて行かないと、手に連動しないのね。いくらテクニックなんて身に付けようとしてもね。結局やるのは脳なのだから・・・単なる手先に頼ってはね。

そのトレーニングは、例えばお金を拾いました。どうする?・・・こんな質問。1円では?10円では?50円?100円?1000円?5000円?1万円?100万円?・・・まずは必ず本気で拾ったとして考える事。拾って無いから判らないと言わない事。

そしてこれは想像力に繋がる。イメージするトレーニングにもなる。そして緊迫感も生まれる。例えば1円に恐怖は感じない。でももし100万円なら?・・・世の中には一億円拾った人だっているのだから。どれだけ怖い思いをしたか。

でも単純にラッキーじゃん。私も欲しい・・・って表現する人もいるだろうが、もし本当に見付けてしまったら?実際そう言えるか?となった時、言えないのなら、質問に本気で向き合っていないから、いくら教えても身にならない。

ではさくらは一体どう答えるか?簡単なのね。1円でも国家予算でも警察に届ける。そうね、幼い子供に言い聞かせるのなら正解だと思う。けれど1円を50にもなろう人が、警察に届ける姿、ある意味滑稽にも思える。

これね、財布じゃダメなのね。全て現金のみじゃないと。だって身元が判っていて届けないと泥棒になっちゃうから。でもね、もうどうにもならないよな・・・これ。ここの決断を問われるときの練習なのね。一瞬の判断の。

こんなの馬鹿馬鹿しいって言う人がいるのなら、じゃこんな例はどうだろうか?野球やサッカーのような団体競技。当然連携プレーに出くわす。こんな場合はこう、こんな場合はこうなんて、想定して特訓めいた練習をする。

まぁ基本だからそれも良い。でもね、いつもの練習では、仲間なのね所詮。だから足を削りには来ない。試合ってのは勝ちたい強欲な奴らの集合体。場合に寄っては、反則しても見えなきゃ良いのだから・・・サッカーってそうじゃん。

当たってもいないのに転んでファール、見えない所でプロレスまがいに当たって、上着を引っ張り、何もしてないよとアピール・・・こんな事をプロでもする。当然野球だって当たって無いのに当たったと言ったりもする。

好きな人には申し訳無いが事実だから仕方無いし、それを判って見れば、仕方無いな・・・で済む。でもさくらは、それが全部判らないのね・・・何でそんな事をするの?勿論1円を届ける感覚の人なら、当然の考え方になる。

もはや幼稚園の子なみなのね。ルールが。ってこの程度の枕の話を前提に、宿題パーツを見て貰うと、判るのだけれど、エリートも凡人も子供も老人もみんな一緒・・・手を繋ぎましょうって見えるのね。とても優しい考え方に見える

でも、本当だろうか?さくらはこのフクロウをそうしたパーツで埋め尽くして、みんな平等ねって作りたいのかな?それでは、おままごとになるのね。洗練されないし、何でもアリになり、それではルーズになるし、まとまらない。

これは左側がさくらの💧の形で、しずくと表現したもの。そして右は直したもの。上下尖っている。どっちが羽根に見えて行くか?であって、しずくが可愛くて、上手く切れたでしょ?って言う考え方なら、フクロウを辞めて模様作りを

お勧めする。それならずっとそれを続けて・・・と教え方が変わるから。そもそもここで先人の人達が、右のパーツで結果をみんな残している。それなら、それを真似すれば成功側へ行けるはずなのね。だから練習しているのに、

自分の勝手に好きなパーツを切り、尖がらなくても良いよね・・・って気持ちで切れば、そうなってしまうのは必然で、とんかつのキャベツ切りの練習なのね。さくらの考えはいらないから、レシピ通りに。

つまり二軍も三軍も合同練習・・・もっと言えば、レギュラーって何?・・・これがさくらのパーツ。もっと残酷に振り落とす。きっちりエリート、きっちり一軍、そう言うパーツになるまで切り直し、ダメなら捨てる。

残酷なんだけれど、良いモノを作るってそう言うものだったりする。愛好家、ブリーダー、良種を残す為に、毎年どれたけの数が死ぬ?って話と似ていて、上手くなる為にどれだけ無駄にした?って言っているようなもので・・・。ただ

実はさくらは人一倍感じる人で、逆に感じないようにしているだけだと思うのね。感じない努力をしているんだろうね・・・感じない様にしてバランスを取っている。大変なのねきっと。それをそうなんでしょ?って引き戻すんだから、

簡単でもあり、残酷でもある。しかも引き戻せば、生き方が知覚過敏。繊細なだけに傷付く。ただ一人ならそれで死んじゃうかも知れないが、死なせないから大丈夫。信用している奴がいる・・・って時点で、置いてきぼりは出来ない。

そのルールはさくらは良く知っている。さて、どうやって引きずり出せるのかな?でも童話では、無理やり脱がそうとしても駄目だからなぁ・・・やっぱ、面倒だけど説明かぁ・・・。

こんなの習った訳じゃ無いから、都市伝説的に、信じるのならどうぞ・・・な話ね。繊細な事をしようとすると、段々なんて言葉は判りやすいのね。その時にタイルで表現するのだから、段々どう出来る?って話になるのね。

だから上は、段々太いとか、逆に段々ほそい・・・下は段々長いと言うのなら、逆に段々短いなんて事になる。良く使う事だけれど、料理なら、甘い、辛い、苦い、しょっぱい・・・なんて1つのワードで判りやすい表現がある。

でもこの2つの混ざったワードが繊細さを増すのなら、甘じょっばいと同じで、細長いなんて言葉になる。ほそいのに長い・・・となると、ほそみじかい・・・なんてのが逆になるパーツなんだけれど、そんな言葉ある?じゃ浮かばないとね

・・・切れない。度々出て来るけれど、丸なら誰もが浮かぶ。でも、ここで良く出て来る、いびつ角形だの、レロレロだのと一緒で、ほそみじかい・・・って新語を自分なりに作るのね。しかも聞いた人が、あぁって判るような・・・。

では、みたらし団子を表現して?甘じょっばい・・・何だそれ?これは一体、甘いの?しょっぱいの?どっち?って言った時、しょっぱいが勝たないと駄目なのね。1つの例として、キモ可愛い・・・甘じょっばい・・・しょっぱいが勝つなら

可愛いが勝たないと、甘いが勝てば、キモイが勝つ事になる。つまり言葉は合体した時に、後半が勝たないといけないルールになっているのね。こうした理解の上、こんな場合は?こんな時は?と考える訳ね。つまり何か質問が来たら、

えっと、例えばこうだとして、だとしたら、って事はこんな感じ?みたいな順番にね。でもこの公式めいた事は、普通はこうだとして・・・みたいに、一般的な多数決で勝ちそうな答えを推理しないと、その基準を間違えると致命的。

そうね、例えばさっきの拾ったお金の例題だって、子供が拾った場合も違って来るし、子供はいくつまで子供って基準でも違うし、公園や原っぱ、学校やスーパーでも変わって来る。こう言う設定にしても繊細さって言うのに繋がる。

そもそも映画監督なら、さくらのようではスピルバーグ位にならないと予算も気にせず、自分の好きな役者を選ぶんだろうね・・・きっと。でも予算の中、一体誰を使って後、いくらで何を作る?、みたいに、窮屈な中、普通は作るのね。

ある意味、、アマチュアの作品はそんな事を考えずに、自由に作れると思うのね。ただ、プロになるとそう言う細々した制約の中、しかも比較されて、しのぎを削る事になり、更に毎年新人が上がって来る・・・

しかも教える立場になり、いつか自分を抜かして行くかも知れないライバルを作る事になったりもする。そんな中での日常をさくらの考え方で生き延びれるか?となった時、大抵は水が合わないだろうね・・・きっと。

もっと鯉のように悪条件で生き延びる強さや柔軟性を身に付けないと。環境に馴染む・・・それには常に変化が必要なのね。今までこうして来た・・・は固定観念の塊。そんなのどうでも良い。新しい場所ではそんなの通用しない。

新しい場所は順応なのね。受け入れるは勇気・・・それこそがウイルスをワクチンに変えられるのだけれど・・・まぁいずれにせよ、さくらに本気で教える気にはなっている。って意気込みはある。ただ文章にすると重々しいが、別に

新しい事を特別にする気は無いのね。たださっきの図のようなものは、さくらには効果的かも・・・とは思って、やって行こうとは思っているのね。


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リピーターさん教室と新作5のガーベラ

2020-08-24 07:41:33 | モザイク教室

今日はどんな理由だったか?9時からって事になってて、色々やってたら流石にアトリエに行ってから駅では余裕が無いなと、そのまま駅に向かうと、20分以上は余裕があったと思うけど、もういらしていて・・・ナイス判断だったのね。

そんな訳でアトリエに着いた途端の土砂降り・・・ナイスにナイスの判断だったのね。まぁ何より。それでは、宿題パーツを見せて貰おうかな?・・・になり、思うように切れなかった・・・って言うのね。課題としては同じパーツはこうして

切れるので、もっと痩せたり太ったり、大きかったり小さかったり変化をさせて見る・・・そんな話だったんだけれど、じゃひとまず切って見て・・・と、タイルを切り出して原因の1つは判ったのね。

左手で小さいパーツを持つ時に2本の指で持っている。これでは持つ手が疲れるし、ニッパーの威力に押されてしまうのね。しかも持っているとは言え、親指は添えているだけで、切った瞬間に、人差し指の方にタイルは動くのね。

そうなると、人差し指でしか支えられない。しかも半分以上タイルが手から離れているのね。これがリピータ―さんが今までやっていた事なのね。それを改善するには・・・

中指くん登場なのね。これによって両端2点を支えているから、前に動いても何の問題も無く、切ったパーツが支えきれずに飛んで行く事は一切無いのね。これなら楊枝の後ろ位の丸くらいまでなら無くさず切れるのね。

ただ慣れるまで、手を挟みそうで怖いかも知れないけど・・・。いずれにせよ、これも慣れなのね。ただここまで出来たのだから、その内に出来る・・・ってやっていれば、確実に細かいパーツの不得意は直るはずなのね。

ただそんなに細かいパーツいる?って意見もありそうだけれど、今の段階でこのグレードの犬が作れる。しかも月に3回となると、そのままで良いのなら、3回もいらないだろうし、特に教える事も無くなると思うのね。でももし今より上手

くなりたい・・・となれば、話は別で、今後もっと繊細な事になるかも知れないから、今の段階で矯正して置けば、きっと色んなパーツが切りやすくなるはずなのね。それとこれは全て目で見える指導で、目に見えない事がある。

それだって月に3回もあれば、あれこれと時間に余裕がある分、寄り道が出来るのね。例えば単なる通勤って言うのと、帰り道での寄り道があると無しでは?とか、楽譜通りに自分の場所を弾くって言うのと、寄り道感覚のソロがある無し、

とか、料理にしても成立した味なのに、隠し味的な寄り道・・・無くても成立する事だし、でもあると、ひと味変わって来る。ライブにしたって、CDのように音楽だけ・・・って言うのと、MCがあるか無いか?では制作秘話なんかも、

その時その時のライブ感はそこしか聞けなかったりもする訳で・・・。良く話に出て来る、能率効率や機能性と見栄えの関係のように、目的のみって言う、能率効率側のようなものと、見栄えのようなそれとは別のもの・・・つまりMC

みたいなものは、必要な人にはたまらない魅力があるだろうが、歌だけが好きって言う人には、興味も沸かないものだったりするのかもね。当然、料理だって、仕方無く作っているのなら、隠し味なんて馬鹿馬鹿しいにも程があるし、

逆に好きな人なら、向上心なんてもんで、こんなの入れたらどうなるのかな?・・・なんて実験みたいな話を楽しめたりする。しかも前者なら毎度毎度の繰返し。しかも好きじゃ無いし、毎日の繰返しだから刺激にもならないし、苦痛すら

感じたりもするだろうが、好きな人は、作る事が面白かったり、その実験的料理が失敗したり、凄く上手く行ったりして、その上、反応が良かったりすれば、明日の糧にもなるかも知れない・・・。そんな事が刺激になったりもする。

好きこそものの上手なれ・・・とは良く言ったものなのね。所がこの刺激も家庭内って言う枠の中。刺激も薄くなったりもする。勿論、嫌いな人前提じゃ無くて、好きな人限定ね。そしてまた更なる刺激を求めると・・・

そんな事の王道が、試合だったり、発表会だったり、人に見せる・・・これが刺激とするのか?苦痛とするのか?は、その人次第だし、幸か不幸か?ここにはそう言うものが無いんで、こうしてメイキングまで見て貰っているのね。

何故ならそんなに簡単には行かない大作ってものと、楽しむモザイクとでは意味が違う・・と理解して貰いたいから。それが小学生や中学生の宿題であっても、本気で時間を使えば、初めてだろうがちゃんと結果は出るって話だったり

逆に主婦の人でも、コツコツと進めれば、思い描く大作って言うのは、作れない・・・と決め付ける事では無いし、逆に面倒なのは嫌って言う人は、楽しめる方向でやれば良いと思うし、こうしろああしろって言うのは無いのね。

こんな事を踏まえると、こちらとしても3回の重みって言い方もあるし、3回もあるのだから・・・と寄り道出来る余裕にも繋がる訳で。いずれにせよ、これだけの作品が埋もれなくて良かった・・・それが一番。

そんな後は新作5のガーベラ。

何か最後の最後でプレッシャーを感じるのね・・・これで終わるのか?と思うとね。故人との付き合いはこれでおしまい・・・何十年と無くお世話になった人との関りは、これでおしまい・・・と感じると、単なるモザイク依頼以上の

重みを感じたりして・・・これで良いのかな?みたいに一旦後ろ向きになると、あれもこれも変な感じがして来るのね。それ違うんじゃないの?何か変だね?・・・完全に自問自答的なループになる。けれど、Ducatiのようなスペースは無い。

だから、取り返したり、巻き返すような場所はすぐに無くなる・・・スペースが少ないとはそう言う事なのね。しかもガラスタイルの難易度は経験者にしか判らないし、でもこうして花びらを1枚で切ると、先日の体験の方と何が違うの?

って位の差しか感じないんじゃないか?・・・みたいに、ドンドン追い込まれて行く気持ちになるのね。中々手強いのね・・・小さいからって楽では無いのね。そして5枚比べられて、あれの方が良い、これの方が良いと評価を受ける。

だから満遍なく点を取りたい訳で・・・。作り手の強欲と言えばそれまでの話だけれど。いずれにせよ、今の時点では、何かなぁ・・・って気分ではある。

 


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リピータ―中学生とリピーターさんとご新規教室

2020-08-22 22:49:13 | モザイク教室

今日は午前がリピーター中学生、午後からはリピータ―さんとそのお友達の2人。ただ午前の中学生は労作展に提出なんで画像は無しなんだけれど、破壊力抜群の良い作品になっているのね。後数時間で張り終わるのね。次回目地して額縁で、

完成なのね。見せられないのは残念だけど、何しろ凄い・・・とお知らせして、午後のリピータ―さんはフェルメールの方なんだけれど、お友達と一緒なんで、今日は楽しむモザイクって事で、アマビエの下地でやったのね。

そうなるとは思っていたけれど、このアマビエ中々難しいと思うのね。でもあのフェルメールを始めた人なのね。そうなるといつ終わるか?判らないような作品と向き合っている人なのね。それが1回で終わる下地。それをどう作るか?なのね。

これが仮に簡単そうだ・・・って始めていたら、きっとこだわりも少なく、本当にスイスイ終わっていたと思うのね。でも、それをフェルメールを作っているような気持ちで作ったとする。つまり油断なんかしないのね。じゃグレードが

下がる事は無いのね。となると、何が?となると、時間が掛かる・・・ってだけ。そして3時間ビッチリ掛けたら?・・・と考えれば、普通ならイベントなんかで初心者が1時間程度で作る事も出来るものなのね。それをリピーターが3時間・・・

でしょ?これで時間は掛かるがグレードは落ちない・・・ここまでは良いのだけれど、問題は気持ちなのね。それでは一緒にいらした体験の方は?と言うとそう言う下地よりも自由にやりたい・・・の方向なんで、鍋敷き位の大きさでスタート。

縁取りを張って、中身何を作りますか?の問いにウニッコ柄・・・って言うのね。これは選んだものが勝因なのね。このウニッコ柄って何しろ花びらを揃えない・・・って言うのが特徴なんだけれど、毎度の事なんだけれど、上手い人は、

安定的に同じパーツを切る事が出来るのね。つまりリピータ―さんのアマビエのウロコ・・・こう言う事が出来るのが上達している事なのね。でも初めてだと中々そうならない。つまり意識せずに揃わない初心者には向いているのね。

ウニッコ柄って・・・むしろ変に揃うよりは、意識して揃えない・・・を意識する事なのね。そんな事1つで上手く見えるのね。そうなると後はバック・・・みたいになり、一見すんなりに見えるのね。そう言う結果をリピータ―さんが、

自分の体験の時と比較して、初めてなのに上手いよね・・・私の最初の時より・・・みたいになると、気持ちが削られるのね。しかも方や鍋敷きの量、タイルを切った数も大きく違うのね。そんな事を後ろ向きになると、習っているのに

・・・みたいに卑下する気持ちになったりするから、何とかそれを回避しないとならず、それには比較するような話をしないとならないのね。その時に作ったモノを見ずに、切った破片を比較して見て・・・。体験の方は山ほどの破片。

そしてリピータ―さんは?と言うと、薄っすら白い粉状のものや、わずかばかりの切りカス・・・その差は何を物語ってるか?って言うのは、タイルを無駄にしない為に、必要だと思われるパーツの切り出しが上手いから。常にその最初の

切る時に必要な分だけ切り出せる上手さがあるのね。だから常に必要な分から最大限のパーツを切り出せる。それは上手くなった証拠なのね。でも結果ばかりに目が行く・・・勿論、一緒に来たのだから、様子が心配で見ている気持ちも

あるんだけれど。ただ体験の方が最初からウニッコ柄と決まっていたし、切る事も躊躇なく、迷いも無く切る事が出来て、全てが良い方向の条件が揃ったんで、結果が体験とは思えない仕上がりになったのも理由の1つだけれど。

と言ったものの、別に和気藹々で終わっているのね。ただリピータ―さんの話の中に、後ろ向きにも聞こえる言葉が何個も入っていたので、頑張れ・・・では無くて、説明して気持ちの問題だから、大丈夫って言ってたつもりなのね。

ただ、その説明は逆に体験の人には、破片いっぱいですみません・・・って事になっちゃうのね。あっちを立てればこっちが立たない的に・・・でもそれは初めてなのだから、誰でもそうなのね。こう言うのは残酷なもので、例えば仮に

リピータ―さんがフェルメールをやっていたとしたら?例えば、これを見た時にモザイクをした事の無い人が見て、初心者はどっち?・・・って言った時にはっきりこっちと言えるか?となった時、フェルメールならはっきりする。

もしその通りなら、まだその比較してこっち・・・と見分ける眼が無ければ、お世辞では無くて、本当に上手いと思ってしまう。何しろ自分の最初よりもはるかに上手い・・・と表現していたのだから。でも今はフェルメールなのね。

あの時とは違う・・・でも今日はお遊び。でもこれを常連さんのレベルで見て貰ったら、上手くなった事を褒めて貰える仕上がりなのね。以前、リピータ―さんはキウイと相席をした事があるのだけれど、あの時は自分の事で必死だった

・・・でも今日は何度も見ていたのね。それだけでも相手のを見る余裕があった事になる。でも見るって事は比較をしてしまうものなのね・・・これが相手の方が凄く上手かったら?差を感じる事無く進めるのね。何故なら絶対的な差を

感じるだけだから。しかもそれを受け入れると、気も楽になるし、話も聞けるし、アドバイスや体験談も入って来る。その事で私も上手くなりたいな・・・って刺激になるのね。そう言う点では、今日の相席は1.2年生って感じに思えた。

そんなリピータ―さんの感覚だと思うのね。でももっと差はあるんだけれど、その差の眼がまだまだだったけれど、その眼の練習として、今来ている労作展の2人の作品の画像を見せたのね。すると、えっ?これ先生の作品じゃ無くて?って

ビックリしていたのね。そうなのね、中学生だろうが、初心者だろうが、何百時間も掛けて作れば、それ相応の仕上がりになる・・・1人ならまだしも、こうして2人共に見事でしょ?つまりフェルメールも一緒。慌てないで何百時間を、

コツコツと3時間ずつ進めば、結果は後から付いて来るのね。今日はそんなフェルメール制作も夏休み。そんな感じ。まぁそんな気分になるのも無理は無かったのね・・・何しろ体験の人が上手かったから。そんな後は、次の新作の絵。

成田の健康ランド的な所からの依頼。内容は海外への行き来や、飛行機、和風・・・と色んな事を話しをした中で、ANAにカメの飛行機がある・・・って話で、それなら鶴があるし、鶴亀で和風で縁起も良いしになったのね。

そこでそんなのを踏まえて、カメを描くにあたり、最初の問い合わせの時に、1つの例としてこけしが飛行機みたいな絵が送られて来て、かなり責めてるなぁ・・・と感じていたのね。勿論更に話を聞いたしね。そこで、ただ鶴亀じゃ・・

となり、カメの和風ね・・・と考えて、半沢さんじゃ無いが、歌舞伎の人達の人気振り・・・歌舞伎な顔?って和風かな?と顔を歌舞伎にしたのね。責めたでしょ?それとジェットエンジン搭載で、ガメラよりも早く飛べそうだし・・・

ちなみに女風呂のカメは化粧して、その化粧自体が歌舞伎のメイクにも負けないメイクで、歌舞伎風味にしようと思っているのね・・・一応途中までは描いたんだけれど・・・三密じゃ無くて、壇蜜みたいなオヤジギャグで・・・。

妖艶な眼が欲しいのね・・・ってこっちも責めるつもりなんだけれど・・・


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新作5のガーベラ

2020-08-22 07:28:46 | モザイク作家

今日はお教室が無く、丸々1日新作5のガーベラに・・・。ここまでの4つまでは何とか逃げ切ったんだけれど、最後の5つ目のガーベラは、今やり取りをしている娘さんで、彼女が小学生の頃に何度か会った事があって、他の4つと違って、

いつものような依頼主が見える。しかも故人から色んな話も聞いているから、それなりの情報も知っている。だから、こうしたい、あぁしたいと思う気持ちが沢山出て来る。ただそれは、故人はこんな事伝えたいのかな?とか、その情報を

踏まえた上での事で、俺の気持ちの押し売りでは無くて・・・今までもその花の種類の王道と言える色の選択は、作家katsuの好きにしたのでは無くて、割とフォーマル寄りで統一したのね。だからいつものようなそう言う情報からで無く、

その花に見える事と、遺影が隣に来ても、可愛い・・・みたいな表現にならないように、大人っぽくとか、綺麗とか、表現が安くならないように・・・を意識して作ったのね。所が5つ目だけは情報がある。それを使うのか?使わないのか?

他の4つとは悩みが違うのね。ただ白のパールのバックは統一する事にしている・・・これだけは公平感をキープする為にも抑えたんだけれど、そうなるとガーベラの王道の薄いピンクはバックと馴染み、ボヤッとする可能性が大。

けれどあえて選んだのね・・・本人の送ってくれた画像もピンクだったから、きっと好きなのかな?って。それとモチーフを本来なら2つのどちらかを全部丸々入れるべきなんだろうけれど、いつもあの子は・・・って故人が言ってたのね。

きっと心配だったんだろうね・・・確かにおとなしそうな子で・・・勿論、子供の頃ね。ただ個人が男勝りの人だったから、その人の子って比較するからであって、そんなに頼りなくは無いとは思うんだけれどね・・・。

それと割と年齢がいった時の子だったから、凄く心配だったんだろうね・・・だから老婆心がガッチリ入ってる。でも少しだけど、大人になった今も話したけれど、大丈夫だって・・・。

話は戻して、だから半人前って意味なのね。だからわざと花を切ったのね。そう見えたんだろっ?って。でもね、ちゃんと自分でピンクと選んだし、もっと言えば枠の中で見ていただけで、枠の外側に故人が見てない彼女があるんだよ・・

花が大きいから入んないんだよ。って言いたいのね・・・故人に。故人の老婆心は判るけれど、もう大人だよ・・・彼女は・・・ってね。でも、彼女には半人前だって・・・って言ってたよ・・・お母さん・・・って伝えて苦笑いして貰

いたいのね。いつまでも親から見ると子供らしいからね・・・俺は親やった事が無いから、子供側なのね・・・57歳なんだけれど・・・。いずれにせよ、そんな気持ちを踏まえて作っているのね・・・。

そんな中、今月中にこれも終わるだろうから、少し前になるけれど、成田へ打ち合わせに行ったあの話は続行かどうか?の確認の連絡を入れると、続行とすぐ帰って来たので、この作品が終わったら、下絵に取り掛かるつもりなのね。

そうね、モチーフはカメと鶴の飛行機とでも言って置こうかな・・・。


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