katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

アトリエの掃除と言うよりも・・・

2015-12-31 09:18:55 | 休み?
結局、昨日は吞んではいないが朝帰りとなり、遅いスタートになる。さて、それでは大嫌いな掃除でもやろうかね・・・となる。
先日、タイルも貰ったりして・・・・益々やらざるおえないしね。

それが昨日までは意外と普通だったのね・・・・精神的に。ここまではまずまずだったと思うのね・・・・自分の中でもね。
そもそも日常の繰り返しには慣れていても、非日常の暮らしと言うものは浮世離れしているものなのね。

どんな1日でも本来は何も変わらないはずなのに、イベント事の後って言うのは祭りの後の寂しさってものを味わう事になる。
それらを全て逃げ切った感があったのね。でも特に人見知りであるって言うのは、そう簡単には直らないとしてそれ以外は大きな変化は無かった。

そう昨日まではね・・・・しかし大掃除・・・これはやりたくない・・・・って苦手である事、しかも1年を考えたくなくても振り返る事になる。
そうね、1年間しか振り返らないのならまだ何とかなったとしても、すっかり忘れていたモノが出て来たり・・・トラップ的なものがあったりする。

これが損得のみなら、おぉこんなのあったあった・・・となるし、もうこれはいらないかっ・・・・と捨てれば良い。こう言う選択は意外と単純となるけれど、アトリエだからね・・・金魚以外は仕事のものしか無いのだから、何かを受け入れれば限界はあるので手放さなければならない・・・・。

ただ以前みんながリフォームを手伝ってくれた事があって、きちんと入れれば何とかなった・・・・でもね、それにはみんな引き出さないとならず、
そこに残っているものには歴史があるのね・・・・あぁあんな事したっけ・・・・こんな事あったなっ・・・・って。

それが良い事ばかりじゃなくて・・・・苦い事も多い。まっ、そんなに良い事ばかりならとっくに今の生活から抜け出ているでしょ?あはははは。
掃除って言うのはそう言う事をする・・・・って意味もある。しかも、この後確定申告・・・・ってたたみ掛けて来る感じでしょ?・・・・・

年度末って言うのが末って意味なのを今更ながら感じるのね。しかも、気忙しいのだけじゃなくて、トラップが忘年会のような賑わいとか楽しみを味わった後に孤独になるのだから、それはダメージを受けるのは当たり前で、しかも真面目にやれば自分と向き合うほどそうなる。

更にここからは感受性の問題。感、感性・・・こう言う事を敏感に感じるって人にはダメージは更に大きい。1年が楽しい事だった場合、振り返っても楽しい事ばかりだし、それならハッピー・・・・ただ大事な人が亡くなったりしていれば、それを引きずる。思い出すからね。

人と会う、振り返る、一人になる・・・・考えてしまえば簡単な事。勿論逆なら、人と会わない、振り返らない、ただ正月には向き合う・・・こんな事もあるだろうね・・・・俺の場合は前者になるから、その孤独な期間をどう切り抜けるか・・・・になる。

1日は同じ1日だし、1ヶ月は同じ1ヶ月のようだけれど、12月はこんな事が起こるって事なのね。しかも更に感受性を上乗せする。
良くも悪くも倍になる。そんな事を踏まえて、流石に後2日・・・・そこで掃除の振り返りで苦手で一人・・・・こりゃ辛いわ。

こんなだもの大人になると1年が早くて当然なのね。結局、子供の頃は死なない前提で、楽しむ事だけを選択していただけだから、自分と向き合うなんてもんは恋愛くらいなもんで・・・・まっ、後は面倒な事を言うような人と向き合っていたようなもの。

これが歳を取って行くと、人並みにまともやろうとすると、いちいち確認したくなくてもそんな事と向き合う。しかも年末には振り返る番組。
死なない若さを持っていると、人が死んでも通り過ぎて行っただろうが、同じような歳の人が亡くなる・・・。

あぁそう言う歳になったんだ・・・・と確認でもしているように。だからこそ意識をしてしまうようになれば、1年1年が大事になる。
若さで通り過ぎて行った頃とは違う。だから1年が早くなったって事。歳を取るって言うのは1年の重みが変わって来る。

しかも大事なものも一緒に歳を取るのだから、自分だけの問題じゃなくなる。若い頃の感覚じゃないのだから当たり前なのね。
いよいよ残りの2日間、掃除をしつつ孤独と向き合う事になり・・・・あぁ去年よりもまた冷静に過ごせる感じがしたが、ダメージはある。

そんな中、買い物をする事になり、流石に明るい時間は賑わいの中の孤独はきついんで、夕暮れ時を待ち・・・深夜までやるつもりだったんで、夜くらいはきちんとしたもの食べよう・・・・と、フードコートで・・・。ちゃんと食べるのがフードコートかよっ・・・って話だけれどね。

掃除も大事だけれど、1年アトリエと過ごしたのだから、ここと心中みたいな・・・・この2日間をここにいれば、今流行のルーティーンみたいな、同じ事を繰り返して、ただそれでもねぎらいの掃除をする事で、来年からもよろしくお願いします・・・・って意味も込めて。

そしてこの2日間で1年では無く、アトリエで過ごした今までの全て・・・を振り返り、それを背負って来年も・・・・。だものしっかりしなければ潰される。それを意識して過ごし、元旦からそれを忘れてまた1年を始める・・・・。

徹底的に意識だけ植え込んで、無意識にする・・・・まぁ難しい事だが、恐らく一流の人は俺の理解している中では、そうしているはず・・・。
そんな事を思いつつ、最後の1日。



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棟梁完成と久しぶりのオードリー教室と・・・・

2015-12-30 09:08:13 | モザイク教室
今日は久しぶりのオードリー教室と言う事で、3年間マンツーマンで教えて貰った事もあり、犬の作品の完成を見せたい事もあって棟梁が目地をしに来る。ただこれだけで十分お教室として成立なんだけれど、何しろ最後は俺としてもゆっくり見せたい気持ちもあるし・・・・。

2人が来るまでは新作の穂竜。


そんなこんなで午後イチに2人が揃うと、何だろうね・・・・何しろ3年だからね・・・・作った人も教えた人も、見届けた俺も・・・完成した作品を観る気持ちは一緒で凄いね・・・・良かったって感じではあるのだけれど・・・・そこから先の気持ちって言うのも読んではいたんだけれど・・・。

まっ、それについてはオードリーが1人になってから・・・・にして、ひとまずお疲れ様なのね。3人で棟梁の差し入れをご馳走になって、懐かしい話なんかして、そんな中、キウイがやって来て・・・・また1人その完成に立ち会った・・・・確実に棟梁の作品を批評出来る腕の人がまた1人・・・。

賑わいを持って終わった・・・・では久しぶりのオードリー教室。


まっ、別にあぁしろ、こうしろって言うのは、ここまで作る弟子に特に言う事は無い。つまり作品への口出しって言うのは相談されるまで何も無い。
じゃ一体何をするのか?って言うのは、オードリーを語る事・・・そうね、自分自身をね。

こんな事を説明する必要は無いし、こんな事は何年もやり続けているから弟子なんだし、他人がどう感じようと不思議には思わない。
そもそも作品は自分自身であるのなら、ここまで作れる者が一番大事になるのは気持ちの問題になる。

まず切り出して来ると思われる話・・・・それは完全に亀有カルチャーに今後教えに来るかどうか?安い言い方になるが、棟梁の3年を終えた。
それによって1つの責任を果たした・・・そんな気分であろう。ここがオードリーの中での葛藤になる。

そもそも責任を負う事を極端に嫌うオードリーからすれば良く3年と言う長さを耐えてくれた。しかもこうしてこれだけの完成度の作品となるのだから、教えるって事も上手いのだと思う。勿論、棟梁との信頼関係を築けた事は一番の財産であったが・・・・。

しかし逆を言えば、3年費やした事になる。自分の作品を作りに来る事すらもままならない状況のオードリーの月に1回の半日を使っていた・・・・。
そうも言える訳で・・・勿論、更に逆を言えば、ここが無ければもっとアトリエは遠ざかっていたのかも知れない・・・・。

いずれにせよ、そう言う3年だった。つまりここで辞めて置かないと辞め時はいつなのか?って言う事なのだ・・・。
しかも人数でも増えていれば、行く方が良いかな?と思わせる事が出来るが、来春早々に1人お辞めになる事になっている。

そう言う状況下で更に手間を支払っていない・・・・ここね。ここには意味があるのだけれど・・・・今、責任と言う文字が嫌いって言う人に支払いをしている事で支払っているのだから・・・・と縛る事が良いのか?逆に支払っていないのだから、いつ辞めてもこちらには権利が無い・・と言う関係

を持っている方が良いのか?と考えれば、最初から支払わず、けれど一宿一飯の恩義と言う昼飯くらいはねぎらって・・・・ってスタイルを続けていた理由はそこにあったのだけれど・・・・強制では無くてね。あくまで御厚意としてね。だから来ない事も仕方なし・・・とね。

ある意味その日が来たのかも知れない・・・・と言う事なのね。終わりが来るまで続ける・・・・相手が決める事なのだから。
いずれにせよ、楽に決めるなよ・・・・葛藤して答えを出せよ・・・・どんな答えでも良いから・・・・とは伝えた。

ただ1つ追加であくまで弟子である事は変わりなしなので、辞めない限り権利が発生したら連絡はさせて貰うから・・・と。
来春はかぐや共々仕掛けて行く準備がある・・・・同じ1回の付き合いで言うのなら、カルチャーの場所から他の付き合い方になるのかも知れない。

いずれにせよ、オードリーはキーワードになる責任って言葉と向き合うと良いと思うのね・・・・別にモザイクとは関係無くても・・・。
責任を負う負わないじゃなくて、仮想で結構。葛藤で十分。やらなくなれば、無気力か腹をくくったか?のいずれかになる。

無気力を選んだのならそれもまたその人の生き方、腹をくくればそれもまたその人の生き方。ただし、その道を適当に選んだ瞬間、後悔は必ずやって来る。何故ならもう何も特権が無いようなものだから・・・・。

1つ言う事があるのなら、若かった・・・・これも特権の1つで、例えば子役・・・幼い特権、可愛い特権、許される特権・・・おまめなんて扱いになると思われる。出来ただけで十分。歩いた、しゃべった、食べた・・・・そして1人で出来た・・・・とね。

いつしか成長すると、大人への階段を登る事になる。今度はフィギュアで例えよう。今日から幼い部から大人の部に入ったとしよう。
何事も良い事と悪い事は背中合わせ。つまり幼いって言う若さを特権に未成熟の軽い体でジャンプをするのだから有利になる。

がしかし、悪い事は大人同等と見られた時に、大人の女の魅力は無くただのガキ。つまり上手く滑れただけになる。もし本当の美しさを競うのであれば、技術はテクニックだけでなく、女である、男であるそう言う魅力も加点の1つになるはず。

勿論人は見栄え。見せる演技とはチビよりすらっとした方が良いし、デブは論外。えぐく表現をするが、審査は美なのだから。
持ち前の美しさは加点されて当然だと思うのね。勿論、美を競う事がこの競技の趣旨だからであって、お付き合いとするのなら見栄えじゃない・・・

なんて事を言うけれどね。要するに身の置く場所で変わるって話。これを踏まえると、アトリエで異様に若かったオードリーはいつしか、飛び切り若くは無くなった。異様に上手く見えた腕も他の人の底上げにより、ぶっちぎりには見えなくなった・・・・。

こうやって見える人には単なる弟子って名前だけのあだ名に見える事だろうし、もっと言えば本人がオードリーって人をその程度しか評価していないのだろうね。きっと。これがきちんと見る人がいるのなら、人にプレゼントする作品をあのグレードに作れる。それが意味するもの・・・。

要するに自分の作品を仕上げる・・・・これは誰もが最初そうする。じゃ今のオードリーは?自分の作品はおっくうだけれど、大切な人へのプレゼントならやろっかな・・・・ってな軽い気持ちであんなものを作れる。そう、やろっかなぁ・・・・これ。

つまりこれが奴の気持ち。つまりやらなきゃ・・・・じゃなくて、やってみよっかなぁ・・・・そうね、ノリとか気分。始めちゃえば責任感があるから追い込まれた気分になる。それが嫌なのね・・・。

じゃそんなノリや気分で作った作品の仕上がりは?・・・・要するに試合に出るのは嫌で、練習もなぁ・・・滑るのは好きなんだけれど、何曜日だの何日だのって先の話・・・・予定なんて判んないし・・・・こんな感じなのにも関わらず流石に弟子だけあって、みんなに凄いと言わせる作品になる。

しかもそこそこな時間程度に。そうね、汗一つ搔かずにね。ほぼ楽勝ってね。あぁ面倒だった・・・・って感じにね。しかも徹底的に下積みしているから、自分を語りながらだろうが、質問に答えながらだろうが、何時間だろうが全然平気・・・・それが証拠に10時を廻っていた。

あっ、もうこんな時間・・・・帰らなきゃって話になったが、もっと早く来ていたって余力を残して帰っている・・・・。そこまでの余裕がある。
ただ責任が嫌なのね・・・・まっモザイクに関しては、さくらも同様だけれどね。あははははは。

いずれにせよ、来春早々のカルチャーには来るらしいので、続ける続けないはそこでの話になるとは思うけれど・・・・。
さて、それじゃこの後は・・・・と、びれっじさんの忘年会に合流しようかね・・・・実は教室が終わり次第合流しますと伝えてあったのね。

しかもこうなる事も予期していたので、場合に寄っては顔だけ出す・・・になるかも・・・・とも言ってあったのね。
要するに弟子のオードリーの時間の方が大切だった・・・・って事になる。そんな事を言えば、帰るに決まっているし、遊びに来ている訳じゃない。

そう言う葛藤があるだろう事は判っていたし、当然そんな話も出る覚悟もあった・・・・もし何も言わずに帰るのなら、1年の最後が弟子ってお教室は悪く無いし、そう言う話ならきちんと師匠なら聞くべきだし、顔を出さないと無礼になるかも知れないが、最低行くだけ行けば顔は立つ。

体は1つしか無いのだから、優先すべきは何か?・・・・きちんと選択したつもりだが。そんなこんなで合流したのは11時過ぎ・・・。
それがビルの20何階?みたいな場所のゲストルームでの忘年会でね、夜景が綺麗でホテルみたいで、こんなの若い頃だったら・・・・。

素敵な彼女と・・・・あらまっトレンディドラマみたい・・・・って感じだったのね。正直、金魚好きの人の忘年会って感じじゃなかったのね。
何かイメージとしては、地元の居酒屋さんにあっどうも・・・・遅れてすみません・・・・って思っていたんだけれどね。

そんな中、びれっじさんに置かせて貰っていた小物の作品が売れたり、ネットでのやり取りで金魚好きの人達の主催でお教室を開く段取りをみどりと進めているらしく、単なる忘年会じゃなくて、しっかり営業になっていたりする・・・・。

ただね、何しろ人見知りなのね・・・俺。ここに日高氏でもいるのなら、間も持ててボケの1つも言えるのなら、面白い事もあるのだろうが、真面目な質問をされれば、真面目に答えちゃうし・・・・ボケられても強い突っ込みが出来るほど馴染めていないし・・・・。

さじ加減が判らないのね。とほほほな事に。しかも遅れて行っているのだから・・・・・ただ逆に言えば、その時間が丁度良い今の俺の時間だったのかも知れないけれど・・・・・。ただ、これがお教室ありきだったのなら、ある意味もっと自分が出せるのかも知れないけれど・・・・。

遊びなのか?仕事なのか?何かそこらの境目みたいな見えない線があるのよ・・・・こう言う場合はね。純粋に楽しめる場所じゃないのね。
今の俺はモザイクありきの場所じゃないと、俺の居場所探しをしちゃうのね・・・・どこらに身を置くべきか?ってね・・・・。

位置が決まらないと、回遊魚じゃないから根魚は居心地や居場所の確保。まっ生き様なんで仕方無し。遊牧民族と土着民族の違いみたいな話ね。
ただ本当に感謝する場所ではある。ただみんなの期待するkatsuって場所には届いていない・・・いや俺の思うkatsuでも良いが・・・。

本当に喜べるのは、そんな時であって、今の俺でもこうした居場所を作ってくれる事だけでも有難い話なんだけれど・・・。
俺の気持ち1つなのかも知れないが・・・・・ただ遅れはしたが顔は出した・・・。

これでいよいよ今年も後2日かかぁ・・・・。

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班長教室と新作の穂竜

2015-12-29 07:37:41 | モザイク教室
今日は急きょ朝から班長教室・・・・実は先日のドタキャンは班長で、すっかり忘れていたらしく・・・・そんな事から今日となったのね。
ただ確かにここの所、遅刻だったり忘れたりって多いけれど、この仕上がり見ちゃうと・・・・まっ良いかって思っちゃうのね。

そもそも趣旨がkatsuの所に1ヶ月に1回来るってだけで、今の班長はモザイクが一番じゃなくて話がメインって感じなのね。
言い方は乱暴だけれどね。ただそう言う感じで見ると、進んでいるし、凄く上手くない?ついでって感じなのに・・・・。

そうね、もっと荒っぽい言い方なら、趣味以下・・・・でもね、それは姿勢だけであって、手は常に動いていて休んではいない。
しかし上手くなろうとかって言う意気込みも特に無く、必ず1ヶ月に1回どんな事があっても来る・・・・こんな感じ。

だけど気持ちとして、1ヶ月の中に1回モザイクを組み込もうとしても、予約をしてもついつい忘れちゃう・・・・って位の感じになのね・・・・。
こんなのは職人の世界なら、奴さん来るとやるんだけれど、酒吞むと来ないからなぁ・・・・って感じだから、良くある話。

でもね、これがモザイク上手くなりたい・・・・って事なら困るんだけれど、そもそもこんな趣旨では来ただけでOKでしょ?しかも、このグレード。
正直本当ならモザイクを本腰でやって貰いたいが、本腰じゃないのにこれだけ出来るのは・・・・。

もし1つあるとしたら・・・・それは完全に信頼関係。そもそも人として付き合いたい・・・・と言われているような関係では、相当良い関係を築いているでしょ?当然そうなると、もし指導の中で厳しい事があったり、否定なんて事に繋がる事があったとしても、簡単に受け入れて貰える。

しかも上っ面じゃなくて本気で。しかもこうして・・・・なんて言い方をする事は無いので、何個か選択出来るようにこんな方法もあるよね?って言う中からきちんと、こう思う・・・・と自分の考えを持って決める事が出来るようになった。

それが例え最善では無かったとしても、それじゃそのフォローを考えよう・・・・って言うやり方に十分に慣れた事。要するにモザイクが上手くなりたい・・・・って意気込みは全く無いのに・・・・って言うのは、やる気が無いんじゃなくて、気負わない・・・って意味になるんだろうね。

しかも信頼関係は十分あるし、自分で決めた事が失敗だったとしても、どうフォローすれば良いか?と向き合える。そもそも上手くても失敗は付き物なんだし、いかに立て直すか?が勉強なのだから・・・・って考え方を習いに来ているんだし・・・・って言わずと伝わっている。

そうね、そもそも自分で決めた浮世絵は使う色は単調だし、影なんてある訳無いし、下絵は描かなくて済むし、ただひたすら切る事に集中出来るし、あれこれ考えずに切る事に向き合える。それがドテラは常に縞々に1色ずつだったが、今は体に2色ときちんと進級している感じになっている。

つまりまとめると気負い無く、自分のペースで進み、必ず月に1回絶対にモザイクをする・・・・。これを習慣化しているのね。
それと考え方として、必ず失敗はする。だからいかにどう解決して折り合いを付けるか?の勉強・・・・って感じで来ているのね。

そんな感じでもここまで上手くなる。明らかにモノの考え方がしっかりして来た感じがある。何と無くは作っていないし、仮に自分で選んだ事なら、失敗してもへこたれないし、早く仕上げたい気持ちも一切無い。綺麗が一番って意思も固い。姿勢がしっかりしているからブレる事が無い。

しかも廻りが上手くなっている事も気が付いているし、けれどきちんといつも通り自分のペースでやっている。作り手がしっかりすれば、作品とは自分自身なのだから、腕の上手さの違いはあれど、必ずペースも結果も大きくは変わらない。

つまり先月の自分の仕上がりを目指せば良いだけ。それ以上を求めず、それ以下にはせず、そうすれば必ずその気持ちが安定感に繋がる。気持ちが変わらなければ、迷う事が少なくなるのだから日々の積み重ね。しかもオリジナルじゃないのだから考える事は少ないから切る事に専念出来る。

全てが結果に繋がって行く要素が多くなる。成功の確率は上がって行くのね。その結果がここまでの仕上がりなのだけれど、班長はそれよりもこのモノの考え方を会得する事で、モザイク以外の事にこれを使いたいのね・・・・だから、モザイクはついで。

全く同じような考えなのはくじらで、彼女はそれを俳句に生かそうと思っている訳で・・・・こちらとしても話術の力も必要となり、実に勉強になるのね・・・・。この2人にはモザイクはついでだからね。あはははは。

まっそんなこんなお教室も終わり、遅めの昼を食べ終わる頃に、電話が鳴ったんだけれど、見知らぬ番号・・・・ん?すると、先日電話した者ですが・・・あっ・・・・忘れてたぁ・・・・・今伺います。ってな事になる・・・・。

実は先日こんな話があったのね・・・・・地元の方らしいんだけれど、手持ちのタイルがいらなくなったので、ネットで調べたらここにたどり着き、もし良かったら貰ってくれないか?・・・・ってね。そこでお教室が無かったし、地元なんで今日伺います・・・・って言ったんだった・・・。

そんなこんなで1時間遅れで到着すると、2人の年配の女の人が荷台で運んでくれるのだけれど・・・・その量が半端無い。これなんですが・・・。
と見せて貰うと、ガラスタイル・・・・・それを積み込み、お礼って言う程の物じゃないですが・・・と来る前に買ったものを渡したのね。

そんな事からちょっと立ち話になり、するとどうやらその人も貰ったものらしいのだけれど、施設で何度か使ったらしいが、使い切れずに電話したって・・・・しかもその貰ったって話が、都心で10年前位に会社を辞めたらしく・・・・それで・・・・って。

ん・・・・俺にも以前そんな話があったんで、もしかしてカタカナの会社じゃ無かったですか?・・・・って聞いたものの、俺も度忘れしていて、こんな形でしか質問出来ず・・・・相手もどうだったかしら?・・・・って感じで、いずれにせよそのままアトリエに戻ったのね。

そこで整理すると・・・・あっ、やっぱりそうだわっ・・・・これ出所一緒。あの会社だわっ。あぁもしかしたら、この方が貰った担当の人、俺も知っているかも・・・って感じになったのね。しかも、どれもこれもガラスタイルばかり・・・・金額がその人よりも判るので、折り返し電話をした。

確認した所、やっぱり知っている会社でした・・・・と会社名を言うと、あっそうそうそうだったわっ・・・・って。それでなんですが、施設で使っていた・・・・って事を聞いたんで、よろしかったら無料でお教室を開かせては頂けませんか?

これは相当な額になるし、例え頂いたモノとは言え、余りにも恐縮するのモノなんで・・・・どうでしょうか?と持ち出すと、それでは検討させて頂きますとの事。いずれにせよ、来年に持ち越しとなった・・・・。

こう言う仕事をしていると、何度かこう言う事はあったが、同じ会社の品物をまたこうして手にする事になるとはね・・・・余程手広くやっていたのが判るのね・・・・しかも、辞める時に捨てたりしないでお得意さんやら何やらに送った事を考えると、何か残念である。

そう言う会社が1つでも多く残って欲しいのにね・・・・貰ったからには使う者が生かさないと・・・・全ては俺次第。

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リピーターさんの相席教室

2015-12-28 08:06:39 | モザイク教室
今日は午後からリピーターさん2人の相席教室で、最初この方が予約を入れていたんだけれど、後からの方がその方に連絡を入れてからの相席。
連絡先を知っているくらいだから仲が良いんだろうね。と言う訳で、正直もしかしたら・・・・とは聞いていたが、実際はやって来て知ったのね。

そんな午前中にキウイから連絡があってアトリエにやって来たんだけれど・・・・・昨日はご馳走様でした・・・ってご挨拶って事になるでしょ?
所がね、今タピオカさんの家に忘れ物を届けに行ったんだけれど・・・・・katsuさん、昨日小タピオカにプレゼントあげてなかったんだよっ・・・・

って話なのね。えっ、あげたよ・・・・では、ここからは昨日に戻して・・・・。キウイの家にタピオカと子供の3人揃って入って、2人はコートかなんかを掛けているやり取りをしている中、俺は一番最後に入ったんだけれど、一番早く奥に入ったのね。

そこにキウイのお姉ちゃんの方がいて、プレゼントが3つ入った大きな袋を渡して、3人でこれ分けて・・・って言って、その横にいたキウイにこれお母さんの2人分・・・って言って2つの袋を渡したのね・・・・理由は1つで、一番奥に座っていたご主人にご挨拶する為なのね。

いつも大抵こんなシーンの時に、お土産やらタピオカが作ったパンやらのやり取りでしばらく立ち話があってね・・・・その間、ご主人は放置・・・。だから、早く俺が挨拶をしに・・・・を意識しての事。はい、これね・・・・って感じで、2人に渡してキウイにそこに座って・・・って言われた場所が

ご主人の隣だったんで、すぐに実は子供騙しなんですが・・・・ってスターウォーズの入浴剤を渡したのね。今旬だし、もしかしたらキウイのご主人は年齢的にも好きだったりして・・・・と思いきや、実は昨日観て来たんです・・・・って。ほら、良いんじゃん・・・・って感じだった。

ほら、ちゃんと俺はみんなにプレゼント渡したよね?・・・・所がここからまるでアンジャッシュのコントのような話になる・・・・。
みんな別れた後に、タピオカが来なかったせがれにkatsuさんからプレゼントだよ・・・・って渡した時に、小タピオカに何貰ったの?って聞くと、

忘れられたのかな?・・・・私何も貰わなかった・・・・って言ったらしいのね。えっ?katsuさんはそんな事する人じゃない・・・・って、タピオカは言ったらしいが・・・・・た、たタピオカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、有難うぅぅぅぅ。そして俺ナイス。

来なかったせがれに買ってあったからこそ、そんなやり取りがあって、しかもタピオカがkatsuさんはそんな事する人じゃないって言ってくれた事。
これで誤解が解決して行く事になる・・・・そんな事から、タピオカがキウイに相談すると・・・・実は・・・・・。

それでは巻き戻すと、これ3人で分けて・・・・と大きな袋をお姉ちゃんに渡したあれを、家族3人で分けて・・・と勘違いしたらしいのね・・・お姉ちゃんは・・・そう言えば、その袋を覗いた瞬間、妹も一緒に覗いたから、まだ揃って無いのに選んじゃうのかよっ・・・。

つまり子供達3人揃ったら・・・・って意味で先に見ちゃうのかよって言ったつもりだったんだけれど、家族3人なんだから何をどう選んでも良いじゃん・・・って思ってたらしいのね・・・・もう何もかもアンジャッシュ。

モノは一緒なんだけれど、柄が違うからみんな揃ってから・・・って言ったんだから、みんな揃って・・・・って言うのは、子供達3人の意味だったのに、プレゼントを開けるのがみんな揃ってから・・・・と思ったらしいのね。しかも、その後、ご主人と話始めちゃったから、どんな事になったか?

全然記憶に無いのね・・・・けれど、そう言えば小タピオカに有難う・・・って言われた記憶が無い・・・・。言われて見れば・・・。
しかも、3人で・・・・の時に、横にキウイもいたらしいのね・・・・間の悪い事に・・・覗いていた時に・・・だから余計3人は家族で・・・と、

思ったらしいのね。けれど、お母さん2人に・・・って渡したじゃん。って言うと、きっとkatsuさんは私の家に来たんで、あぁ私は大変だったから、特別に2つだったのかぁ・・・・って思ったらしいのね。確かにそう言う事も俺はやる・・・・けどさぁ・・・中身見たんだろっ?

ディズニーの小銭入れとカードのフィルムカバーだよ・・・・どう見たって子供騙しじゃん。けれど、ちょっぴり可愛いからやった・・・と思っちゃったんだよね・・・・って。もはや完全にアンジャッシュのコント。

でも、そうなると、送って貰った時の最後の挨拶は、プレゼント貰っていないのに笑顔で手を振ってくれた事になるんじゃん・・・・。
それで話は解決したんだけれど・・・・気になってタピオカに電話したんだけれど・・・・もう大丈夫だから・・・って。

小タピオカは電話に出なかったし・・・・結構気にする・・・・頑張って見たものの、結果出ず・・・・撃沈。
そんなこんなのリピーターさんの相席教室。正直最後の列の緑のエミリアの綺麗な事。進みがいつもより悪いのはとても綺麗だから・・・。

もうこう言う感じでやるならば、時間が掛かるだけで質はほぼ完璧。もう文字に教える事は無いのね。やっぱり課題は絵の方だろうね・・・・。
それでは次の方。


花が始まったんだけれど、思ったよりも大変だったらしく・・・・苦労していたのね。ここが問題でこの作品の仕上がりのみを気にするのか?それとも今後も続ける前提で練習とするのなら?・・・沢山作った方が練習になるでしょ?つまり大袈裟に言えば花だらけ・・って意識でも良いくらいなのね。

ただきちんと狙って切るのだから大変ではある・・・・ただきちんと決まればとても良い仕上がりになるとは思うけれど・・・・・。
まっ、何とか逃げ切ってくれれば良いんだけれど・・・・。


その後、やったのね・・・・。


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毎年お呼ばれされているクリスマス・・・キウイ邸へ行く・・・・

2015-12-27 07:42:45 | 休み?
今日は午後にお教室があって、夜は毎年タピオカ家族とキウイ邸のお呼ばれ・・・・クリスマス会とでも言うのかな?日にちがクリスマスじゃないから、
忘年会になっちゃうのかな?・・・・いずれにしても、有難い話でもう数年続いている。

そんな訳で手ぶらって訳には行かないから、子供騙しとは言え何か・・・・を買いに行かないと・・・になるんだけれど、一応いつもの通りにアトリエに来て日課を済ませて、かぐやと話すと・・・・お教室が終わってからじゃバタバタするから、午前中に買いに行きましょう・・・・って言われ、

それじゃ・・・・と買いに出かける事になるんだけれど、流石にキウイんとこもタピオカのとこも、サンタが来る歳じゃなくなった位だから、もう何を持って行っても好みなんてもんに当てはまる事は出来ないし・・・・ただ手ぶらって訳には行かないから・・・・。

しかも皆さんご存知の貧乏作家となると、大したもんは買えないし・・・・いずれにせよ、そんなこんなで買って来た訳なのね。
じゃ準備も整って・・・・ってなるのだけれど、時間になってもいらっしゃならないのね・・・・生徒さん。

そんな時は連絡して下さい・・・と言われているので、連絡するも出ず・・・・結局、下地作りの続きをしながら待つ事にしたんだけれど・・・・。
結果、その音で気が付かず、夕方なのかな?・・・着信があったようで、折り返したんだけれど連絡取れず・・・・。

結局、そのままキウイ邸のお呼ばれの時間になって・・・・タピオカのせがれは来なかったんだけれど、まぁ改めて子供達が3人集まると、みんな俺よりも身長が大きく、もう俺の知っている子達では無くなっているのね・・・・これじゃサンタは来なくなるなっ・・・・ってね。あはははは。

しかもキウイの大きい方のお姉ちゃんの前の席って言うのかな・・・・まぁアリーナの前列って席だから、キラキラしちゃっているのね・・・やたらと緊張するのね・・・・何か恥ずかしいのね・・・・大人っぽいし・・・・・けど飲み物はなっちゃん・・・・。

こう言う時に思うのは、かぐやの娘やせがれとも昨日今日と話したんだけれど、おはよう・・・とか、挨拶も話もすんなり話せるし、仮にこっちに来た時も、しばらく振りに会うから照れくささはお互いにあっても、半日掛からずスマートに馴染める。

そうだなぁ・・・友達感覚って言うか・・・・これがみどりの娘となると毎月だから、これもまた違和感なく意識もせずすんなりなんだけれど、そうねぇ・・・タピオカの娘とキウイのお姉ちゃんはハードル高いのね・・・・これがキウイの下の娘ならそうでも無いんだけれど・・・。

そうね、考えるとこの2人にはボケると怒られるからなのかな・・・・まぁ手厳しいのね・・・・他の子達と違って、これ平気、これ平気、これ・・・えぇぇぇぇぇぇここからダメなのぉぉぉって感じで、いきなり怒られる。

例えば、キウイの旦那さんがいつものようにギター弾いてくれるのかなぁ・・・・と思って、それを振るような話を、さっそろそろ宴もたけなわなんで、そろそろお時間じゃないのぉぉ・・・・みたいな事を言った瞬間、みんなテレビ観てるんだから、余計な事言わないで・・・ってガッツンって感じ。

すると、昨日だってお父さんは音楽番組観てるとギター横で弾いてて辞めて・・・・って言ったんだから・・・・って。ある意味そんな事しそうだったからのぉ・・・フリだったんだけれど・・・・・。

まさか、この話が怒る話だったとはね・・・・いきなりアウト。今まで優しい、優しい、と来た会話だったのに、いきなり手厳しいぃぃだから、とてもスパイシーなのね・・・。これだもの全力で話した事無いのね・・・・。つまづくのが早いからねぇ・・・・とほほほほ。

こう言うシーンの時にね、もしお父さんって立場ならどうすんだろっ?って思ったりするんだけれど、キウイの旦那はスルっとかわすのね。
まぁ見事だわっ・・・ってね。俺なら3RKOって感じでノックアウト・・・・しばらく話せないね・・・・きっと。

そうかと思うと、みんなには当たり前だから何とも思えない話なんだけれど、家族がいない俺が家族の生の会話のやり取りを見せて貰っている訳でしょ?・・・・あぁこんな感じなんだぁ・・・ってね。毎年大人サイドは変わりなしなんだけれど、どんどんと子供達は大人になる・・・・。

今年はどんな事になるのかな?・・・・ってね。ある意味、スターウォーズ観ているのと俺には変わらないのね・・・・奇想天外な事ばかりでね。
例えばキウイもタピオカも単独で会う機会が多いから、お母さんである事は知っていても、生お母さんを見る事は新鮮だったりする。

かと思うと、夫婦ってこう言う会話すんだ・・・・とかね。見た事の無いものばかりなのね・・・・それが去年とは違っていたり、あぁこんな変化があったりするんだ・・・・ってね。もう気が付いたら質問しちゃったりしてね・・・・。これって普通?とか・・・・。

ある意味、性格が視覚過敏なのね・・・・あははははは。何せ観るもの全てが刺激的なのだから・・・・。昔はこれが楽しくて、でも帰宅したら1人で・・・・結構へこんだのね・・・・シンデレラはこの後、王子様が迎えに来るんだけれど・・・・・。

でも不思議と今年はそうでも無かった・・・・慣れたのかな?・・・・いつか彼氏や彼女が出来たから・・・・って会わなくなる事もあるんだろうなっ・・・・って思えたくらい覚悟して来たのね・・・・・結婚したりね・・・・・。

何だかいつもより余裕がある・・・・・。


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棟梁がやって来て、カルビ、みどり教室

2015-12-26 07:10:19 | モザイク教室
朝、電話がなって・・・・先生着いちゃったって・・・・・えっ?もうなの?・・・・じゃ今行きます・・・・そうなのね、確かに棟梁が来るのは知ってたけれど・・・・まさか10時前とは・・・・ただもっと言えば時間を決めて無かった・・・・・。

そんなこんなで始まった朝の棟梁の用事は、みどりの不死鳥の作品を生で観たい・・・・って事なんで、てっきりみどりが来る頃に合わせて来るもんだと思っていたのね・・・・・理由は簡単で先日みどりが来た時に2人が電話で話していたんでそう思ったんだけれどね・・・・。

すると、ついでに・・・・と取り出したのが例のキーホルダー。完成したんで目地を・・・・って言うのね。ただ昨日の下地を見つけて・・・私のだ・・・・って事になると、そっちの話にもなり、文字を自分で写します・・・となる。それでみどりが来るまでの間に・・・・


この表裏に2つ文字を写していると・・・・カルビとみどりがやって来る。

そこでみどりの作品鑑賞となるのだけれど、それはそれはため息しか出ない程に感心して観ていたのだけれど、逆にみどりには、作って来たキーホルダーの完成度やら、この丸の下地やら、その次にやるって言う、オードリーの作っていたプレゼント用の本のような形の見開き型の写真たてやらを見て・・・

棟梁の下地は次々に凝ってて・・・・下地代とか大変ですよね・・・・って言われて、はっ?としたみたいだけれど、やっと意味に気が付いたようなのね。そもそもあれだこれだと次々に頼むが、全てタダじゃないからお金が掛かる・・・しかも、頼んでいる事全てが手間の掛かる事だらけ・・・。

あぁして、こうして・・・・そこはこんな感じで・・・・それって全てがオーダーメイドですよね?デザインのあったキーホルダーは下絵ありきなんで、ついで・・・って程、楽じゃないが、まだ楽な方だが、誰もやっていない事を頼むって言うのは1点モノ・・・・。

そうなのね、1点モノと大量生産・・・・本来なら大きく値段は変わるはずでしょ?ただね、大量生産って言ったって全て手作りなんだけれどね。
その時に、大作ならそう簡単には終わらないから下地1つで随分と時間が掛かるから、1つ作れば何ヶ月も出来るでしょ?

しかも、キーホルダーの完成度を見ればすぐ判るのは、こんなに素晴らしい出来栄えなのに、大した時間は掛かっていないはずなのね。
それをあのイベントの手伝いをしていたカルビに質を問うと、丁寧なパーツだし、アイデアとしてもカエルがハートなんて凄いって。

そうね、あの時教えた側にいたんだから、色んな人のを見ていたから良く判るはずなのね。そんな理由から凄いって表現したものを棟梁は意外と時間掛からず楽しかった・・・・って言うのね。つまり初心者でも出来る下地を上手くなった人が完成度をアップさせて作ったって話なのね。

だもの、簡単だわ、気楽だわ、楽しい・・・そしてお手軽な時間・・・・考える時間なんてごくわずか。そして切る事には一切困らない。
こう言う内容のモノなのね。では、カルビとみどりは・・・・


カルビは本格的に1cmタイルに取り組むのは初めてで、何とか頑張ってやっている。みどりは90cmの不死鳥を作った人で、金魚は何度も作っている。
つまりカルビは本気で、みどりは新作に入るまでの遊びとなる。何が言いたいか?って言うと、要するにその人の適正って話。

徐々に力を付けているカルビはチャレンジに入った。逆にみどりは不死鳥でチャレンジが終わったんで、一休みって言う事で、好きなモチーフの金魚で休憩気分なのだけれど、そう思えるのは90cmの作品の後の3.40cmの大きさなんて単なる小物・・・・。

普通の人では大作とも思える大きさだが、何しろ90cmの後。しかも、次なる大作の下絵を描く時間が相当掛かる。そちらと向き合っているから、単なる繋ぎじゃなくて、気を紛らせるモザイクでもある。悩まずに楽しめるモザイク・・・・気が付いたかな?これが楽しむモザイク・・・・。

では棟梁。犬の大作を終えて干支の楽しむモザイクもやりつつ、キーホルダーもやって写真立て・・・・もう何作も何作も楽しむだけの楽々モザイクだらけ・・・・しかも、その楽しむモザイクの全ては見栄えをアップする為に下地を凝らないとならないものばかり。

なのに楽々次から次に終わって行くものばかり・・・・こうして楽々作ったものが増えて行く・・・・売る事も無く、どんどんと楽なものばかりがね。普通の家ならその内に邪魔になる・・・・ただ棟梁の家は広いからまだまだ全然平気だけれどね・・・・。

ただ、習っているものの数が半端じゃない。恐らく俺の知っているだけで6.7個はあるね・・・・。それら全てがもし、お手軽簡単なものばかりになったら・・・・一体どうなるんだろうか?確かに犬を亡くして落ち込んでいる気持ちも判らない訳では無いが、ものつくりを楽だけに使うと、

1つならまだしも、そんなに多くてはとんでもない量になる。それが続かなくなる原因の1つになる事は間違いが無い。
そして明らかに見学に来たと言いつつ、別に遊んでいた訳じゃないのに3時・・・・実は今日、本気で棟梁にはお教室の先生をやったのね・・・。

本人がどう思ったか?は判らないけれど・・・・明らかに指導の話しかしていないのだから・・・。

アトリエ教室で声を張っての指導。そもそも亀有カルチャーは2時間の趣味、kameyaさんはその倍の趣味、じゃアトリエは?・・・・。
どう使おうがその人に応じてやるが、もし上手くなりたい・・・・だとしたら?

もう犬を完成した人の実力者・・・・1段も2段も上へ上がったって気持ちで取り組まないと、楽しいのみでは下地や材料が欲しいだけで、先生いらず・・・・後は目地するだけ・・・・ってね。つまりこの程度のモザイクをし続けるのなら、棟梁に俺はもうほぼ要らないはず。

すでにそう言う事になっているでしょ?・・・・・下地と材料と目地の仕上げをしてくれる人ってね・・・・。チャレンジしないと不要にするもしないも自分次第なのね・・・・その話をみどりがするのだから生々しい。

そうね、もうみどりは弟子だから・・・・その意味も判っている。しかも、その犬を見てkobitoさんって先生は犬の作品を始めた。
もう人の刺激を掻き立てる作品を作れるようになった訳で・・・・。じゃこの先どうする?って話。

ここから先は趣味でそのまま続けるか?チャレンジするか?で俺の何が必要か?になる。指導か?下地か?・・・・もう犬を作れる人にはなったのだから。
遊びで続けるのなら十分楽しめる。ようやく本気で教える準備は整ったとは思うが・・・・・後は本人次第。


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今日はクリぼっちって・・・入れればって・・・

2015-12-25 00:43:21 | モザイク教室
まずは朝ドラから・・・・それがかぐやが見た?って聞くから、何に喰い付いたのかな?って思ったら、あささんのお母さんが今、下総の市川に行っている・・・・って言ってたね・・・・って話から・・・。そうだな、そう言ってたなっ・・・・って。

それはそうと、あの時代に女の人が活躍する時代を先読みするなんぞは、福沢諭吉恐るべしなのね。けれどそれは歴史に残る人だから良いとして、あささんのお爺さんは、あの時代にこの子は男の子のように育てては・・・・とお父さんに提案する・・・。

まっお父さんとしては複雑だが、何せ大久保利通と握手なんかするなんて娘なんだから・・・・認めるしか無いわなっ。
まっ、テレビで取り上げるような人物なのだから、当然と言えば当然だが、いずれにせよ先人なんてもんはその時代では気でもふれてる扱いであり、

こうして成功した暁には賢人扱いになる。そもそも子供を置いてやれ九州だの東京だのと、今の時代だって世間に何言われるか判らないのに、そんな時代に・・・って事になれば、考えるまでも無く・・・・果たして自分にそんな事が出来るのだろうか?と思ったりもするが、

俺の弟子のかぐやは、娘や息子を小学生の頃から大阪に置いてやって来た・・・・そうかと思えば、その娘は美大に進み、ダンボール切ったり、石鹸作って見たり・・・ど変態な生活。かぐやは年頃の女の子のように育って欲しかったようだが、まっそれもそれで仕方無い訳で・・・・。

そもそも何かを目指す奴ってのは、馬鹿になれ・・・って猪木さんも言うように、野球ばか、サッカーばか、金魚ばかでも、美術ばかでも何でも良い。
打ち込むと流行のままに流されずに進む事が出来る・・・・と言う事であり、見つけた後はいかに続けるか・・・になる。

正直、俺が20歳の頃なんて、ただ親がタイル屋だったって事だけで、親に頼んで親とは別のタイル屋を紹介して貰って働くものの、毎日辞めたくてほぼ嫌々しのいでいただけで、しかも紹介して貰ってのこのこ帰れず、ただ毎日が流れて行っただけ。

そう考えたら自分の道を見つけているのだから、それだけでも立派な話で・・・・。後は一生懸命続けていれば、誰かが必ず見ていて何かが起きる。
そう信じてやり続けるしかないし、本気で好きなら人から馬鹿と言われようと、続けられるはず・・・・。

しかも枕の話じゃないが、先人は常にその時代では気でもふれている扱いであるのは事実。普通では普通のままなのだから・・・。
そんな話はかぐやには聞き飽きた話で、当たり前の話。それじゃクリスマスって話題にしようかね・・・・ってな事になる。

気のせいかも知れないが、何と無くクリスマスの賑やかさを余り感じないのね・・・・理由の1つは俺の身の回りの子供達が悪い子達になっちゃったのか?大人になっちゃったのか?サンタが素通りしてしまうようになったのもある。そんな事もクリスマスが遠ざかった理由の1つだろうが、

それだけじゃなくて、何と無く活気が無いって言うか、ザワザワしていないって言うか、何か様子が変わったような気がするのね。
勿論、街へ出ればクリスマス色はあるだろうが・・・・。ただもし本当に昔とは違った賑やかさに変化があるのならば、こう言う事1つでも見落とすと、

世の中の変化に付いて行けない訳で・・・。変わる時って言うのは、大きく変化すれば誰にでも判るが、その前に必ず前フリが何事にもある。
まっ随分と長くなったが、さて今日は・・・・と言うと、イベントの下地と棟梁の下地。

これが棟梁の丸6つって下地・・・・一見簡単そうなんだけれど、これが結構厄介でね・・・・丸が小さいとどうしてもジグソーって機械では、モザイクで言う所のアゴが出ちゃうのね・・・・機械の構造上ね。そこで色々と試した結果、何とか帳尻はあったんだけれどね・・・・。

まっ後は文字を彫るんだけれど・・・・12文字だからね・・・・結構大変なのね。そんな訳で、正直もうちょっと楽に出来るかな?と思ってたんで、そっちに時間を取られて・・・・イベント下地も途中になって・・・どれもこれも半端になっちゃったのね。

あっそうそう、かぐやに一人のクリスマスってクリぼっち・・・・って言うんだって教わったのね・・・・あぁそうさ、クリぼっちだよっ。
今に見てやがれぇぇ・・・・って強がり言っとくかっ。

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急きょさくら教室に・・・・

2015-12-24 07:16:37 | モザイク教室
今日は本当はぼーとさくらの親子教室だったんだけれど、朝ぼーからメールが来た・・・・今日はいけません・・・・。えっ?
こんな事は初めてなんで、もしかしてさくらの具合が悪いのかな?・・・・と思って、さくらにメールをしたんだけれど、返って来ないので、

ぼーに何で?・・・・と返信すると・・・・しばらくして、友達と約束したから・・・・って返って来たのね。まっ、さくらの具合が悪く無いなら、状況は何と無く判ったんで、後でさくらは来るだろうし・・・・理由は確認するとして、このまま鵜呑みにすれば、友達と急きょ遊ぶ事になった。

恐らくお母さんとは別の場所にいて、単独のメールでお断りのメールを自己判断で送って来た・・・・って事。大体想像は付いたんで、判ったと送ると、しばらくしてさくらからメールが来て・・・・どうやらぼーと会って話したらしく、師匠の判断は?・・・と入って来たので、判ったって入れたよ。

って送り返すと・・・・午後から私一人で伺いますとの事。そんなこんなでさくら教室になるまでの間は、先日正式に決まったイベントの下地作り。


箱のような上にカタカナのハの字のような木のパーツ・・・・これを200個切らないとならないのね。額を作るのだから・・・。
それにはまず8cmに切って1回目、そして後2回ハの字に切らないとならないから、まず額にする為には600回切らないとならないのね・・・・。

流石に機械じゃなくて手ノコで切っていたんじゃ400回目には、押さえている左手が痛くなってね・・・・終了って頃にさくらが到着。
すると来るなり、何で判ったって返信しちゃったんですか?・・・・って言うので、だって無理やり連れて来て楽しくなるかい?

ここが奴の正念場なのね・・・・1ヶ月前の予約のモザイクとついさっき決めちゃった友達との約束・・・・どちらを優先するか?でもモザイクは負けちゃった・・・・要するに来たい・・・と思わせる事の出来なかった俺の問題とも言える訳で・・・。

人のせいだけにしないで、お互いの問題とした方が良いだろう?ただこれですんなり何事も無く遊べたら、何かあればすぐに断る事が出来るようになるだろうし、一人の時間が多くなればなるほど、自分の判断をするようになる。つまり子供と言えど大人に近づくって話・・・・。

ただ、大人になるって言うのは、誰にも何も言われなくなるのだから、全てが自己管理になる・・・・良くも悪くもぼーはそっちに向かった1歩になった・・・・って話。しかも、じゃすんなり遊べたか?・・・・になると、恐らくお前かお婆さんにお小言を受けたと思われる・・・・。

それなら俺までそれ以上言う必要は無かろう・・・・俺はみんなが言わなくなって忘れた頃に・・・・今日は友達とは遊ばなくて良いのか?それじゃ休んだ分は2倍やって貰わないとなっ・・・・って言うだろうな・・・それで良いんじゃないかな・・・・。

弟子の子供はお客さんでは無い。言わばここに来た日は俺の子供でもある・・・・とも考えるが、けれど来ないのなら、俺にその権利が無い。ここに来るなら、ここのルールはあるが、アトリエ外では親では無いのでね・・・・それ以上言える立場では無い。

いずれにせよ、こんなに早くこんな日が来るとはなぁ・・・・なんて話はした。正直、カルビなら彼氏でも出来たから・・・と来なくなる事はあるだろうが、まさかそっちかっ・・・って少しビックリはしたが、常に終わりが来るまでの付き合いなのだから、覚悟あっての事。

始まりがあれば終わりもある。ただ指をくわえて待つ気持ちは無いので、来たいと思われる場所にするだけ。それには日々の努力あるのみ。
なぁんて思ったりする。逆に言えば、こうしてさくらだけでも来た事で十分。

そうね、今日のさくらは体調が良く、俺は普通よりも若干見劣りするかな?って程度だとは思うが、このパワーバランスだと、さくらに今日の師匠は普通の人間に見える・・・・って言われたのね。そっか・・・俺も人だよっ・・・・とは言ったものの、年末、クリスマス、ぼーの事、

そして昨日のmicheさんの刺激、多少なりの小銭・・・・少し気の張り方が緩いのかな?・・・・それともさくらの調子が良過ぎるのかな?
いずれにせよ、さくらの調子が良いのは間違いが無いから、さくらにはお前の調子が良過ぎるんだから気を付けろ・・・とは言っといた。

ここでタンカを切ると調子を崩した時のギャップが大き過ぎる。タンカを切った今日の今日終わる事ならまだしも、タンカを切ったら、普通それをやるのは後日となる・・・・0か100みたいな性格なのだから、今は100と考えた方が良い・・・・。

まっ、今のさくらになら俺が人に見えても、それ程気にする事も無かろう・・・・今年もそろそろ終わりかぁ・・・。

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みどりが黒船連れて来た・・・・

2015-12-23 06:49:26 | モザイク作家
今日は午後からみどりとネットでの知り合いが見学に来る。以前アトレのイベントの時にいらしてくれて・・・・一度お会いした事があるが、それ以上の事はみどりにネットから数点の画像を見せて貰っただけで、特にそれ以上は知っている訳では無かったんだけれど・・・・。

その人はタイル職人micheって方なんだけれど、画像でも相当なモザイクだった・・・・それを持ってやって来てくれるとの事・・・・。
これをね、何も気にしない神経の持ち主なら強心臓でね、ただアトリエ行って良いですか?じゃご自分の作品を見せて下さい・・・ってお互いに名乗る。

ただそれだけじゃん・・・・って事だと思うのね。じゃそれをいつも言う、物事は大きく表現すると逃げ道は無くなるから判りやすくなる・・・って話に当てはめるので、それではこれを見てから話を続ける・・・・。


恐らくこれは、タイルの床材で作られているのね。そうね、言い方は悪いがタイル屋なら倉庫に余っているような何処にでもあるタイル・・・。
つまり言い方を変えれば、つまり腕さえあればタイル屋なら誰にでも作れる・・・そう腕さえあれば・・・・ね。

ちなみに俺は腕が無いから出来ない・・・・真似事くらいしかね・・・。ではそれを踏まえて始まりはじまり・・・・。

それはある日の事だった・・・弟子になったみどりがどこぞの土地でmicheと言う南蛮渡来のモザイクをする者と知りおうたらしい・・・・。奴の話では私達の流派では無い形で、何か見た事の無いモザイク?なのだと言う・・・・そうタイル特有の艶々感が無く、しかしながらただただ凄いものだと言う。

私はこの市川の土地から中々出た事が無く、まさに井の中の蛙。ただ風のうわさで世の中には色んな技を持つ者達がいる事は知ってはいたが・・・。
そんな中、弟子のみどりは貿易の盛んな横浜なる出身との事・・・・異国文化を見る事が多い事なのだろう・・・・。

ひょんな事からそのmicheなる人物と知り合いになるも、職業がタイル職人・・・・以前の私と同じ業種。すると、その異国のmicheなる人物が私を良く知っている・・・・とみどりに言うらしい。それはそれは昔の事、テレビチャンピオンの乱の噂をご存知らしい・・・・。

しかも、あちらこちらでネットなる陰の軍団をあやつり、私の事を調べての来日との事・・・・そんなこんなでみどりの通訳を通じての会談となった。
するとそのmicheと言う人物はニッカボッカなる変わったものを身にまとっていた。私も以前それを持っていた事もあるが、随分と昔の話である。

そんなこんなでご挨拶をし、話をするのだけれど、アトリエにある作品をグルグル見渡している・・・・こんな時思うのは、興味の度合い。
人は興味のあるものと無いものを見分け、絞って見るものである。それは限られた時間を有意義に過ごすには必要不可欠。

ただ残念な事にアトリエにはそんなに立派な作品は無い。お教室のサンプルやら昔の作品がわずか・・・・けれど、かぐやとみどりの作品はあって・・・おっと、そうそう今日の一番の目的はその弟子のみどりの作品を観に来る・・・・だった。忘れる所だった。

ただね、出来る事なら私もわざわざ来て下さる人にはそれなりの作品を用意してお待ちしたいものだが・・・・しかも、こんな作品を作っている方。
お教室のサンプルばかりではね・・・・ただ今日のメインはみどりなのだから・・・と思えばそれはそれなのかな?・・・・・と複雑ではあるが。

そんなこんなでみどりの作品を見せるなり・・・・おぉ凄い・・・これが主婦なんて・・・・ワールドクラスだと思う・・・って。
正直な方である。それまではそこまでの声は無かったが、この作品は絶賛だった。

そこにかぐやの作品もあったが、これは会場で何枚も写真を撮った・・・・って言ってたから、それはそれで凄い事なんだけれど。
そんなやり取りをした後に、micheさんの作品を観る事になるのだが・・・・良く考えて欲しいのは、弟子達2人は渾身の作品であり、それを観に来た

micheさんも渾身の作品・・・・時間を気にせず、いつ終わるか判らない・・・・そんな作品。凄くて当然と言わんばかりである。
まぁそれらに囲まれては、正直どれもこれもアトリエ内の作品では太刀打ち出来るようなものは無く・・・・正直撃沈である。

こんな気持ちが、あのペリー来日のような気分では無いか?・・・・って話である。こちらは喰い切りでのモザイク、あちらは機械を使い・・・まるで刀と大砲を比べているような・・・・更にそこに追い討ちするように、この作品を作っている頃に、テレビチャンピオンの乱があったと表現する。

しかもあの時の戦いでの安藤氏と一緒に仕事をした事もあると言う・・・・それはそれは恐らく腕に自信のある名立たる武将であろう。
何故なら実際にあの技術を持った安藤氏と比較をされるにも関わらず、一緒に仕事を出来ると言うのだから、余程の腕か?並大抵では無い強心臓。

そしてやはりこの作品・・・・ただここをしっかり考えないとならないのは、現役のタイル職人である事。私はタイル屋を続けてモザイクをする事に限界を感じたからこそタイル屋を辞めてこの道に進んだ・・・・しかしここに続けながらこんなに凄い作品を作る方がいる・・・・。

ただ、ここもしっかり受け止めれば同じ土俵ではとてもかなわない・・・・やはりタイル屋を辞めて正解だったと考えられる。だからこれで良かったんだ・・・と素直に思わせて頂ける。同じスタイルでは勝ち目が無い・・・とね。

そんな腕利きが私の出来なかった現役のままでモザイクをしている・・・・しかもその時間の無い中で妥協せず渾身の作品を作る。
更にだ・・・ここ。タイル屋なら捨ててしまう廃材のような何処にでもあるタイルで作っている・・・・つまり真の腕のみ。

A5ランクの肉での料理では無く、捨てるような肉でこれを作った・・・・と思って御覧なさいっな・・・・それはそれは恐ろしい。
この作品には遺跡のような威厳と恐ろしいまでの職人の信念や苦悩、寂しさや意地・・・・そんなものが伝わって来る。

これを観たやからの中には、聞かずとも不届き者のタイル屋が、俺にも出来る・・・なんて言う者もいたろうし、床材じゃん・・・・と素材を馬鹿にしたりされた・・・・そうこの馬が私に話掛けて来る・・・・孤独である・・・・とね。

ただ私はこの馬に醜いアヒルの子の話をした・・・・貴方を観た者達は仲間の群れのものさしで貴方を計ったのです・・・ある者は廃材なんかで作ったもの・・・と判断をし安い肉だと・・・・ある者は、タイル屋としてタイルを切っているし、工具も持っているから出来る・・・・と。

真の貴方を知らずにその人達のものさしで計られた・・・・ただその人達のはかりが正しいものだったか?・・・・私の母は自分のものさしで人を判断をしない・・・と教えてくれた・・・・ただそれでは何でどう判断をすれば良いのか?・・・になる。

まだまだ答えは出ていないが、だからこそ私は私を磨き、その私の眼を信じる・・・そして迷った時は、私を信じる者達の眼を信じる・・・と。
ならば答えは簡単。貴方をお作りになったご主人は私の弟子の作品をわざわざ観に来て下さった・・・・。

その眼が正しいのならみどりは貴方をお作りになったご主人の眼にかなった事になる。私は貴方を素晴らしいと思う・・・ならば、ここにある全てのモノは嘘偽りの無いものである事になる。だから貴方を作ったご主人は信じる事が出来る・・・・ただそれだけ。

静まり下さい・・・・大丈夫・・・・一人じゃない・・・・この作品とこんな話をした・・・・。私はこの作品の他に後4点あったが、この最初の作品の前で動けなくなった・・・・ただ動けなくなったのは、腕の凄さもさる事ながら、心で会話をしていたから・・・・。

出来ればこの作品を観た人の中で、私がこの作品を一番解説出来る人でありたい・・・・そう感じたから。ローマまで行かずともここにもローマのようなものはある・・・・。そうも感じた。そう言う事を感じてから、これを見て欲しい・・・・。



凄い作品達は良く判った・・・・格式も感じた・・・・じゃ私の目指すモザイクとは?・・・・質は落とさず格式落とそう・・・。
私に格式は似合わない・・・・ただ下品は嫌。それを踏まえて何処まで下げられるのだろう・・・・。

こんな葛藤をした・・・・その葛藤の中の1つが、kobitoさんへのアドバイスに自分の作品の時間をきちんと取る事・・・・先生の仕込みばかりやらないでね・・・・1日1時間で良いから・・・・ってね。それを自分に当てはめたら・・・・いつ終わるか判らない作品を1日1時間で良いから、

私も作れるか?・・・・となると、micheさんやkobitoさんの仕事をしながら・・・って言う中での製作の意味が真から判るのかも知れない・・・と。
いずれにせよ、心を揺らされたのは間違いが無い・・・・この気持ちを何とか元通りにしないとならず・・・・。

海原やすよともこ・・・・の漫才。良いなぁ・・・・右側の人・・・意外と好き。何か上沼恵美子さんの雰囲気あって・・・。
ネットで若い頃からのを何本も聞きながらモザイクをした・・・・同じネタを何本も・・・・凄く上手くなってて、風格さえも付いた気がした。

どんな分野であろうと凄いものは凄い・・・・。さてさて、俺らしいさの追求すっか・・・・この作品はそんな自分探し。

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エレーナとノア教室と新作の穂竜

2015-12-22 07:34:28 | モザイク教室
今日は朝からエレーナとノアの教室。そんな朝、いつものように金魚の世話をしていると・・・・ん・・・何この黄色いの?ってアトリエ内の容器に異変?って良く見て見ると・・・・卵じゃん・・・・えっ?だって今年生まれたばかりの金魚なのに・・・・・。恐るべき金魚の世界。

ただそれを育てる気は無く、それは来春の親魚であってこれは流す・・・・って結局ほって置いたら、みんな餌となって消えて行ったのね。
さてそれではまずエレーナから。このイルカはアトリエのみなんだけれど、自宅でやって来たプレゼント用の作品があって・・・・


もうこの位の仕上がりなら、ペキペキで1人で作れるのね。十分楽しめる感じでしょ?これが習うモザイクと楽しむモザイクの違いになるんだけれど・・・
これがノアとなると、こちらは初の自宅で1人のモザイクの完成品なのね。


モチーフが有名だけに似ていると完全に有利になるが、似ていないと最悪になる・・・・そんな作品ではあるが、一瞬縁取りの綺麗さで1cmと見間違えしそうだけれど、ぺきぺきなのね。まぁお見事なのね。何しろ初の完全1人なんだからね・・・しかもこの出来栄え。

こりゃかなり時間が掛かったろうに・・・・と思うくらいだから、当然感想は聞くまでも無い。何か凄く気に入って・・・・あげたく無くなったぁって。そりゃそうだわっ・・・ここまでやってしまってはね。でもね、そんな仕上がりのプレゼント・・・・手放すのが惜しいって最高なのね。

2人は中が良いからあえてこの違いを説明をすると、まずエレーナの場合、まだキャリアが浅い。こんな場合は作る事が、完成する事が楽しい。
だから細かい指導をするよりも、1人で出来た・・・完成した・・・って事を重視にする・・・って事だとすると、ノアの場合はキャリアが違う。

そうなると、ただ完成した・・・では満足出来ないかも知れない。要するに質って事に若干片寄る指導になるとどうなるか?それこそが黒の縁取りを絶対にするように・・・・って1つだけ強制する言い方をする事になる。それがこの質に見える理由なんだけれど、当然その1つがこんなに大変とは思わずに、

やっていたと思うが、大変な事をしたからの質になった。そもそもこのモチーフを選んだ時の決まりみたいなもんだからね。単純な絵だからこそ、忠実にやらないと質が上がらない。それを縁取り無しでやれば、簡単過ぎるにも程があるのね。ノアの場合はね・・・・。何故ならノアは本来の作品は・・・


これなのだから・・・・。この人が作るプレゼント作品なら、そこそこのグレードにならないとね。それがエレーナの場合、ここで習っている時間よりも自宅の方が進むはずなのね・・・・ここでのエレーナは指導して下さい・・・・って姿勢なんで、こうしてみ・・・・って感じになるから、

進みも悪くなるし、それなのにキャリアが浅い。ノアと同じスタイルの強要では楽しめない。今は作る楽しみを残して置いてあげたいのね。いつかもっと良いものが作りたい・・・・そんな気持ちになったら、数じゃなくて質だよ・・・・ってね。

いっぱい作りたい・・・・そんな気持ちがある頃はそうして置いて、いつかそこに飽きたなら・・・・その時にでも遅くは無いしね。
そもそも自分の時間って言うのは、何かを諦めないと大人って言うものは、作れないものなのね・・・・。

じゃ何を諦める・・・・って話なのね。それを短期間諦める場合なら、プレゼント用や季節モノと言う期間限定って事で耐えられても、自分の作品と何かを諦めて向き合う・・・って言うのは、相当それにこだわりを持たないと続ける事は難しいものなのね。

それはそこに相当な信念のような・・・・やるって気持ちにならなければ、まっ良いか・・・になりがち。しかもキャリアを積めば、結果が良く無いと時間を使ってこれなの・・・・って思ったりもする。何せ普段大作を作っているのだから・・・・。

そんな違いを踏まえて、アトリエよりも自宅の時間が長いエレーナのスタイルの場合は、自宅が自由時間だから遊び、アトリエは習うだから多少強制・・・って感じになり、ノアのようにアトリエも自宅もほぼ一緒くらい・・・・って場合は、自宅での時間も知れている。

何せ1ヶ月に1回のお教室分の時間をもう一回くらい・・・って話なんだから、わんこそばみたいに何個もやる時間は無い。つまり質を上げる指導が必要になる。方や自宅の時間は長いし、数も作れる。しかもほとんど自宅はプレゼント作品・・・・数打って上手くなるやり方が出来る。

しかしノアの場合、エレーナほどはやらない・・・・でもその分1つって言うかも知れないが、キャリアの分上手く見えた方が良い訳で・・・。
じゃ何をどうしたか?・・・・実は眼に見えない操作をしたのね・・・・それが強制の縁取り。

正直、もっと自分に甘く緩い縁取りをすると思ったのね・・・・ノアはね・・・仮に緩かったとしても、多少はこだわってくれれば、ただのクラッシュよりは良く見えるはずだし・・・・くらいにね。所がこんなに縁取りの幅を合わせて来るとはね・・・・少しみくびってたのね・・・俺。

見た瞬間、あっ・・・・やったわっ・・・・凄いわっって思ったね。こう言うものを相席の人が観た時に、どう感じるか?なのね。私もそう言うのが作りたい・・・・と思うのか?私はそんなに腕が無いから・・・・って引くかどうか?ってね。

実は出来る出来ないは自分自身で決めちゃっているのね・・・・その時点で。それをやりたい・・・と思えば、その時間を作る事さえ出来ればチャンスはあるのに、時間が無いから無理・・・って人は、時間は1日単位で何時間作れるか?って感覚では無いのね。

何個切れるか?なのね・・・積み重ねって言うのはね。一度に何時間も時間なんて作れる人なんてそうそういないのね。そんな日を待っていたら、いつまで経っても出来るはずは無い。つまり約束でもしてキャンセルでもされたり、雨でも降って中止にでもなったそんな日じゃないとね。

それを待つんじゃなくて、最初は一日一枚でも切る・・・そんな気持ちで良い。沢山はやらなくても・・・。一日1枚切れないなんて時間の無い人はいないのね・・・しかも単なるパーツ切りなら、いちいち用意して・・・って感じじゃなくて、サクッってやって、掃除なんてする程じゃない。

その程度の事。ただそれが出来ないって場合はまず無理なんで、無理な気持ちを抱えるよりも無理しないでやると良いのね。
勿論そんなにやりたい訳じゃないし・・・・って人は、そのペースで進めば良いだけだし、けれどやるって決めた場合・・・・それがノアみたいなね

80cmもあるような作品を電車で持って来る・・・・こんな場合ね、やるって意識が高い。そんな人の場合、例えあげちゃう作品とは言え、そのグレードを知った上でのプレゼントだったりしたら?どうする?貰う人は?・・・・良いのが欲しくなるでしょ?

それが今度作ってあげるね・・・・くらいの場合とは違う感じがしない?それがキャリアの違いが生む指導の違いなのね・・・・。
そう言う点では、2人共背伸び無く今の自分の許容範囲の中での製作だった気がするのね。

そんな中、正式にイベントが決まって・・・・キウイにも話してあったので、後は下地のみとなった。すでにサンプルは出来ているので・・・。


これを先日のマンションのモデルルームのイベントの場所でまた開催される事になったのね。また2日間で40人・・・・。
まっこれは下地さえ作れば問題無いんで、そっちが大事なのね・・・・。

そんなこんなでその後は新作の穂竜。


何か刺激的な作品を見る事が多いので、作家katsuとしても見せるべき腕を見せたくなる訳で・・・・。
好みで見る人は素通りされても仕方無いけれど、生徒さんは良く見て置いてね・・・・今まで見せた事の無いテクニック入れてるからね・・・。

何せ初めてやる事なんで、上手く行くかどうか?は判らないんだけれど・・・・今の所はまずまず。


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