katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

そしてやっぱり下絵

2012-05-31 22:27:09 | モザイク教室
だるまのお客さんと会えるはずだったが、忙しかったのか連絡が無く・・・・
まっそれなら・・・とやれる事を探すと、やはりNHK学園と高洲で使う子供教室の下絵。

NHK学園は的を絞ったので熱帯魚の・・・と、うたったのでこうなったのだけど、
サンプルよりはデフォルメをきつくして見たのね。

ここが毎回難しい所なんだけれど、これはお教室下地。と言う事である程度時間を一定に
したいのね・・・と言う事はまん丸の魚と痩せている魚では作るスペ-スが極端に

変わってしまう・・・。だからそこをどうするか?とか、もしこの熱帯魚の中に、
カクレクマノミなんかを作ってしまうと、白とオレンジになって片寄ってしまう。

勿論それ以前にそれに人気が集中してしまうと、本来の趣旨の個性的な・・・1点モノ
だったりする・・・から大きく外れる。みんなが色んなのをやるから、俺らしい教室に

なる訳で・・・。そこは出来るだけ外したくない。そうなるとこうして何個も下絵が
必要となる。リスクは多いがこれも仕方無い。

そうしないとならない理由も俺の趣旨の中に含まれているのだけれど、

これが絵画なら色を混ぜて作るから、同じ白やオレンジだったとしても、同じ色には
ならないし、それが個性にも繋がるが、モザイクってもの自体が人の作った色の選択。

しかも、ペキペキの場合では色数が少ない事から、その選択も出来ない。
どう考えても最初から何色も使いやすい魚の選択をした方が作りやすい。

色々な事を踏まえていつもこうなる。更にしっかりそれに見えるってのも大事だが、
デフォルメして可愛くって言うのもかなり大事になったりする。

どうしても余りデフォルメすると、ふざけている・・・と取られても困るし、
そこのさじ加減は非常に難しいのね・・・・。

子供目線ならいかにデフォルメの完成度の追及ってなるし、親目線になれば、
お金を出す事を考えてしまうから、真面目とかまともとか、きちんととか、

イメ-ジで言うなら学校へ持って行ってOKかどうか?みたいな判断が必要になる・・・
そこの折り合いのギリギリってのが目標なんだけれど・・・・中々難しいのね・・・

そんな中、熱帯魚はこの辺で・・・となり、狭めていない高洲は金魚もアリだから、


こっちはかなり形のバリエ-ションも多いので、実に良い感じなのね。
勿論完全に金魚好きだって事が入った意見だけれど、恐らく実際は熱帯魚の方が

やる人は多いと思うんだけれど・・・・。後は一体この仕込みがどの位掛かるか・・・?
結構掛かるだろうが・・・。




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のりちゃん親子教室

2012-05-31 03:55:28 | モザイク教室
ここの所の夜の雨でかなり池の温度が荒れているんだろうね・・・昼間は暑いわっ、
夜は冷えるわっ・・・ってね。そのせいもあって何匹か死んじゃったのね・・・

ちょっとショックなんだけれど、生き物を飼うってのはこんなリスクは付き物。
だからこれも仕方無し・・・。残念なんだけれど・・・・。

さてそんな中、のりちゃん親子教室。まずはのりちゃんから。
とうとう本体が完成。いよいよ次回からバックとなる。恐ろしい仕込みを宿題にしたから

次回は面白い展開が見られると思うのね・・・・しかし実に完成度が高いのね。
これを観たら、そりゃバックもそれ相応にならないと、はいクラッシュでおしまいね・・

と言う訳にはならない。大変なのは判っているけれどグレ-ドアップを目指して貰う事に
したのね。ただ出来ない事では消して無いのね。慌てなければ大丈夫。

そしてお母さん。


こちらも次回までにほぼ本体完成で、バックに入れる。単調に葉っぱばかりで、
大変だろうが、こちらも同様ここまで乗り切って、チャッチャとバックって訳には・・・

2人共にこの作品は自分達の看板や名刺になるようなもので、人の評価が今までの作品と
違って、楽しいモザイクでは無くて、きちんとした評価が得られる作品。

それも勿論、経験者にね。きっとやっている本人達がこの作品のグレ-ドを一番理解して
いないだろうけれど・・・・。実にここまでは何の問題も無い。

いかにこの本体に応えるバックを作れるか?になる。それが上手く行くと実に良い作品に
なる事、間違い無しなのね。本当に楽しみな作品になって来た。

さてその後に1本の電話が掛かって来た・・・・・カルチャ-から。
すると、今度は亀有店でやっては貰えないか?・・・・の問い合わせ。

勿論、お受けしますと答えたが、かぐやもそれを聞いていて、先方を切った後に、
質問をした・・・何か感じる事は無いか?

答えは簡単。成田、四街道、公津の杜とこの会社で3連敗。普通頼まれる事は無かろう。
なのに今度は亀有・・・千葉から都内に条件が良くなっている・・・・不思議でしょ?

有り得ないのね。普通はね。これだけ条件が揃わない状況でまた頼まれる・・・・
こちらとしては断る理由が見つからない。

ただこれも金魚の話と一緒で、辞めなければ必ず成功はやって来る・・・いつかね。
簡単な話で、成功ってのは最後まで諦めなかった事が、そこに結びつくもの。

今、キウイがゲゲゲの女房をまた見直しているらしいが、改めて観ても俺と何ら
変わりの無い事を言っている・・・・同じだっ・・・と言っていたが、

それなら俺も同じようにやって行けば良いのね。歩んで行く道が成功者と一緒なら。

そうそう同じようにかぐやにも言われた事があるのね。出会った頃のkatsuとは、
もう別人で付いて行くのがやっと・・・だと。あはははは。だろうね。

根本的には変わっていないが、姿勢って言うのかな?自覚とでも言うのかな?
自分でもここ数年全く違う人物になった・・・・そう思うのね。

そもそも次々と今日ののりちゃん親子のように定期的にやってくれて、あれだけの
モザイクを作れるようになる人達が増えれば、当然先生の自覚も芽生える。

誰が・・・では無くて、良くある親を育てるのも子供だったりするのと同じで、
その子供の出来いかんでは親だって、それ相応が要求されて当然なのね。

それが出来なきゃそこまでだし、それが出来ればまた人がやって来たりする。
ただそれだけの事で、その繰り返しをする・・・ただただひたすら・・・。

いくらか慣れて来た感じはあるけれど、まだ果てしない感じはするのね・・・・・
まだまだ何十年も続くと思うとね・・・・。いつまで生きるんだか判らないけど・・・

さてさてそんな中、新作下絵の続き。


こんな事を踏まえると、俺が作るだるまはこんな絵となる。
後は頭に墨つぼの滑車が付けば終了。

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新作のだるまのモザイクの下絵

2012-05-30 02:07:00 | モザイク作家
昨日の続きで新作下絵とオ-ドリ-の古時計の組み立てと平行に・・・


とほぼ完成した。後はフックの取り付けのみ。しかしそれはここには無いので、
後日、ホ-ムセンタ-に・・・と言う事でひとまずここまで。

と言う事で、下絵なんだけれど、上部が最初に描いた方・・・・すると描いている途中で
目を離した方が良いかな?・・・・と急きょ描き直す事になる・・・

そして描き直したのが下部の方。だるまなのにふくろうに見えて、牛にもいのししにも
見えたい・・・そして墨つぼであったらなおの事良い・・・・。

当然、墨つぼって事は鶴も亀もいて・・・・そんなのって描けるのかな?・・・ねっ・・
ただ何とかここまでは何とか雰囲気は出て来た感じはするのだけれど・・・。


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オ-ドリ-の古時計のモザイクの組み立て

2012-05-29 03:27:11 | モザイク教室
そうねぇ、多少はやはり昨日のダメ-ジは残ってるのね・・・やはり。
満面な笑顔で終わったのなら、下地作成の労力は報われる事もあるだろうが、

立て直したから何とかなったものの、正直疲れた・・・って言うのが本音。
そう言う時に絶対にやらなきゃならない事がある。それは報われる事を補う事。

つまり笑顔が足りなかったのなら、笑顔で埋める・・・となると、今あるのは
オ-ドリ-の古時計。まずは裏蓋を作った。すると何だか雲行きがあやしい・・・・

ん・・・雨降るなっ・・・これは・・・と思い、次にやりたい事は振り子の前のガラス。
そこで一旦帰宅して、車で100円ショップに・・・。

すると思い通りのガラスが見つかって、アトリエに戻りガラスを切る事になる。
正直きちんと切れる自信は無いが、まっ何とかなるだろう・・・位の事は何とかなると

思われる・・・するとやはりそこそこ上手く行った。所が組み立ての順番の不備があり
どうしてもまた彫りたくなってしまい・・・・どうしたものか?と苦戦した後、

まっ正面が何とかなりゃ・・・と苦肉の策で逃げ切り・・・・


何とかガラスの取り付けまで終わった。後はペンキと言う所でどしゃ降り・・・
ひとまずだるまの下絵の続きをする事にした。


いかにここから大工さんのアイテムの墨つぼにも見えるように・・・と変化させる為の
何か?に行き着きたいのだけれど・・・・

今日は早めに帰宅となる。下地が上手く行った事で折角チャラにしたのに、
下絵で悩んでまたマイナスにするのは、いかがなもんかな・・・・と。

ひとまず元に戻ったくらいまでの立て直しにはなった。

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リピ-タ-さん教室

2012-05-28 06:52:09 | モザイク教室
まずは長かった蝶のモザイクが終わった。流石にこれだけ丁寧にアトリエのみで作れば
失敗らしきものは無く、完成度は高い。確実に前作超えはしている。

当然ながら本人も気に入っている。ここまでは良くある光景だった。



そして新作の箱に入る・・・となるが、1つ先を読む・・・それが出来ないと今後は
もっと辛くなる・・・しかしながら、それが大事な事が余り理解されない・・・・

まずご自分で決めたル-ルがあって、まずアトリエでしかモザイクをしない。
月に1回のペ-スでやる。特に上手くなりたい訳では無く、楽しみでやって行く・・・・

このル-ルで今後もやって行く・・・これを前提に新作に入ると、絶対に始まりは
縁取りとなる。ただまだ蝶をやっている間に俺がペンキ塗りをすれば、

完成頃には乾いていて、すぐに新作に行けるし、更にもう1つの理由として、
早くこのやり方に慣れないと・・・つまり1つ先を読む・・・これが出来ないと、

最初のル-ルを改正しないとならなくなる。しかしながらそれを強制するのでは無く、
自分で気が付かないとすべて教えてしまっては、考える・・・では無く、

そこにつまずけば、今後も続かないし、もっと言えばオリジナルは辞めなさい・・・にも
繋がって行く。何故なら実は誰が観ても上手くなっているのは一目瞭然。

しかし本人にその自覚は無い。いつしか自分の気に入ったモノを作る・・・は
最初の出来ないと思っていたから出来て嬉しい、楽しいから大きく変わっている。

そもそもがこの下地の趣旨は蝶のように長時間掛かるものは、もう嫌でだから、
幾何学模様みたいな箱を作りたい・・・だったが、蓋を開けるとイメ-ジは変わっていた

しかしそれは先生サイドとしては、誰にも作った事が無い下地を大事に考えてくれて
構想を立てて来たものと思い、それはとても良い事とした。

すると内容は、花を三つ表、裏、底に作る・・・と言う。しかし側面を張る・・・と
下地の製作前は言っていたのだが、まっ気まぐれかな・・?位で済ませてペンキを

塗ることに・・・。側面を塗るのと底を塗るのは意味が違って、やっぱり張るって
言われても、外の部分は強度が要求されるから塗った上でのボンドは接着力が落ちる。

しかしながら中身の底では、塗った後にタイルを張りたくなっても、落ちる事は無い。
だから塗ることにした・・・それを今、蝶の体部分の完成する前、そうやっている

最中にどんな色にする?と尋ねた・・・すると赤紫みたいな・・・と割と素早く答えた。
そこで色作りをしながら、これは?これは?と色を確認すると、この色にたどり着き、

完成すると同時に、新作に入れる事になる。しかもすでに気に入った色を塗ってあり
もうそれに合わせて行けば、ト-タルコ-ディネ-トしている事になる。

所が、こんな紫のタイル無いですか?・・・となる。ここが大きな間違いなのである。
モザイクって言うのは、自分の理想の色選びでは無くて、ここにある最高のチョイス

なのである。アトリエ内って言うのは生徒としては、最高な環境で恵まれている・・
それ位の色数があるのだが、もう慣れてしまうとそんなでも無くなる。

しかも本当の意味でここは最高・・・と思われるのは、相当な腕になった人であり、
常連クラスが思ってくれる様な事。それだから、まだキャリアの浅い人では、

この質問も特に驚かないし、一応この説明もした・・・。すると、このチョイスとなる
その後にこのバラをサラサラと本を見ながら描く・・・実に上手いと思う。

しかしながら葉っぱを描いたりして、いつしか写生のようになったので、デザイン的な
仕上がりじゃなかったっけ?と言うと、意味が伝わらなかったらしいので、

新たな本で、これはどう見える?と聞くと、可愛い、これは?お洒落、これは?豪華・・・

と答えが変化して行く。じゃこれは?と下絵に戻ると・・・写生みたい・・・となり、
やりたい事は何だった?と聞くと、デザイン的に・・・となり、この下絵となる。

これだけでもいかに頭の中のぼんやりは、まとまっていない事が多い事になる。
しかしながら良くここまでたどり着いた。

そこでこのバラは何色になるの?と聞くと、白は無いなっ・・・となり、赤、黄色、ピンクみたいなトロピカルな色のバラを選ぶので、もっとシンプルなバラのが作りやすい・・

と他は?と聞くと、淡いピンクを選ぶ・・・そこでピンクが良いんだね?と聞くと、
はい・・・と言うので、じゃピンクと思われるタイルを出して見て・・・となる。

何処かで観た光景だね・・・そう以前のみどり。単なる色合わせの方向に向かっている。
当然このままではドツボにはまって行くのは見えているので、一番使いたいのはどれ?

って聞くと・・・・ん・・・・となり、やっぱこんなのになっちゃうんですね・・・
と下地を観た時や、ペンキを塗った時、そしていよいよ新作・・・って時の笑顔は消えた

本来ここが一番楽しむ場所だったりするのが、さっきの根本的なモザイクの考え方を
理解されていない事に繋がって行く・・・不便を楽しむ・・・それがモザイク。

その不便を己の技術でカバ-する。そんなイメ-ジ。今後も自分の好きな色は出て来ない。
そんな中でやるのがモザイク。その位のイメ-ジで丁度良い。

その説明をまたしている間に、緑や茶色・・・もはやバラの色では無い色を触り出し、
完全にドツボに入ったので、本当に使いたい色は何?と言うと、パ-ルと言う・・・

パ-ルは白だよっ。しかも白は無いなっ・・・って言ったのは自分自身。
そんなやり取りの中、表紙にあった白勝ちのピンクのバラを指をさして・・・これ。

と言う。明らかに淡いピンクは入っているもののピンクが入っている白で全体は白。
完全に表現が間違っている・・・言い方を変えれば伝え方がね。

ここが分岐点の1つ。使いたい色を1つ選べると、それに合わせるって作り方の初歩が
始まるが、何とかピンク・・みたいな色の表現はカッコ良く聞こえるが、ほぼ相手には

伝わらずに、何と無くそんな感じ・・・って伝わっていて、それを何十種類かの色の中で
いっせいのせっ・・・って選ぶと、ほぼ違うだろうね・・・これでは教えられない。

オリジナルって言うのは、手掛かりになるのは本人の意思。本人のみぞ知るなのだ。
だからそこにどうしても・・・の強い意志が必要で、それは今後絶対に曲がらないって

1つだけなのね。それに合わせて行く。常にそれに・・・とね。しかしながら、こうした
事になるのは、常にその場、その場を上手く切り抜けられた事のある、つまり経験値で

こなして行く・・・ってスタイルの人だったりする。しかしモザイクではそれは無理。
何せすべてに置いて、その切り抜けるすべの経験値が無さ過ぎる。

つまり最初の一歩がすべてなのだ・・・それをまっ良いか・・・こんな感じで・・・と
やってしまうと、そのまっ良いか・・・に合わせて行かなければならなくなり、

ドツボにはまって行き、理想と違って行く・・・と思い、テンションが下がる・・・
しかもすべてが否定されているように思え、笑顔が消えて行く・・・良くある話なのね。

しかしながら、実はその悩みは上手くなった証拠で、しかもチャカチャカってな楽しむ
モザイクをしていないから、こだわりが自分の思っている以上に、自分がこだわっている

事の自覚が無い事にも気が付けない・・・こんな話の繰り返しで気が付く事がある。
自分の気に入ったものが作りたければ、上手くならなきゃ作れないんですね・・・・

そうです。その通り。つまり腕は未熟であっても自分自身の要求を満たす目が向上して
しまって、自覚無く良いもの、凄いものを作りたくなっている・・・

それが証拠にこの箱の下地は俺が始めて作ったモノ・・・数人だけれど良いなぁって
言われるような・・・ね。単なる売っている箱では無いのね・・・寸法まで決まった

オ-ダ-メイドのね・・・。やりたい事は何か?は伝えるだけ伝えて、何が出来るかどうか?の判断は俺に無いと、オリジナル教室は成立しないのね・・・。

そんな中で、何でも良いから失敗してもやらせてくれれば、納得してやったんだから、
それで良いじゃないですか?って言う話もあったが、それは商売。

俺に大事なのは継続してやって頂き、上手くなって納得されるものを作って頂く事。
そしてkatsuに習ったと・・・ね。

それを失敗でも良いんです。やりたい事をやらせてくれれば・・・では自由にもル-ルが
ある。それで良いなら先生はいらずに勝手になる。

こんなやり取りもあってのスタ-ト。まっ9時間もここにいれば、この位の事は起きるね。
自分と向き合う・・・アトリエって言うのは、俺と向き合うってのは・・・

そんな事・・・ただ結果は蝶のモザイクの完成がすべて。

そんな中での俺は・・・


オ-ドリ-の古時計の下地の組み立て・・・段々出来て来た・・・


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ご新規さんとこれ蝶尾ですよね?・・とオ-ドリ-教室?

2012-05-27 00:41:40 | モザイク教室
まずは最近の金魚情報は結局稚魚は全滅に近くて、アトリエ内は1匹で外は2.3匹に
なってしまった・・・1ヶ月ちょっとしか持たなかったって事になる・・・

がしかし、少しだったがまた産卵があって・・・希望を繋ぐ事になったのね・・・・
そんな中、オ-ドリ-がやって来てモンゴルの話なんかして、何と無く産卵が気になって

外の池に行くと・・・・見知らぬ女の人が、これって蝶尾ですよね?って・・・声を
掛けられた・・・えっ?蝶尾知ってんの?すると、家も飼っているんです・・・って言う。

そこでこの辺に御住まいなら、金魚の吉田さんですか?と聞くと、○○さん・・・って
言うのね。俺もネットでは良く見て知っているが、それはそれは高級店って感じな所で

更なる口にしたお店も何千、何万円もするようなものを扱っているような場所・・・
逆に良く外に飼っているような蝶尾に足を止めて頂いたのね・・・。

すると、この個体って、前はもっとここが黒かったですよね・・・って何処まで詳しく
見てくれていたんだか・・・そんな事は俺にしか判らない事だと思っていた・・・

だってここを観て行く人は、みんな出目金だと思っている人ばかりだったから・・・
するとそんな立ち話からアトリエ内の作品を見て貰いながら、日本観賞魚フェアの話に

なって、私も行きました・・・って言うので、俺の作品あったでしょ?って言うと、
残念ながら気が付かなかった・・・って。けど吉田さんの販売していた蝶尾もご存知

無かったから、俺のに気が付かなくても仕方無いかっ・・・残念。
なんて話を、横で聞いているオ-ドリ-は不思議そうにkatsuが2人・・・余程の金魚好き・

・・・いるんだね・・・って思っただろうね・・・あはははは。
そんな中、入れ替わるようにご新規さんが2人いらっしゃる。

結果から言えば、1人は体験教室で、1人は継続したい・・・って事で、終わらなくて良い事になる。そこで狭いアトリエ、体験の方の前半はオ-ドリ-に任せて、継続の方を

俺が専念したのね。説明が一通り終わるまで・・・ね。勿論。
って中で完成したのがこれ。中々面白いでしょ?こうして3色分けると、立体的に見える。

良くある手法なんだけれど、ウチでは珍しいのね。



それがもう1人の方はモザイク経験者でマイパチンコを持っていたのね。
しかも何処かで習っていたらしい・・・。それでいつものようにどんなのやりたいですか

・・・と伺うと、実はホ-ムペ-ジで金魚を拝見して・・・って事でこうなる・・・


こちらの方は1回で終わるつもりは無く、継続してやってみたい・・・と言う事で、
切り方、張り方を知っているとは思うが、基本は継続する以上知って置いて頂かないと

katsuに習った・・・と言われるのだから、丁寧に時間を掛ける・・・
しかしながら知っていると思われる事を話すのだから、言い方1つで無礼にもなる・・・

そう考えると慎重に・・・となる。しかしながら、その旨を伝えると笑いながら、
遠方からそう言う事が習いたかったから来ているので、楽しいです・・・と言われて、

ほっとする。何しろ先生として完璧とは思わないが、昔よりははるかに教え方は
垢抜けたがまだまだ未熟な言葉の数々・・・無礼はあって当然・・・いつもいつも

そればかりが気になる。内容はかなり誰に聞かれても恥ずかしく無いが、説明する
日本語がどうしても気になる・・・かつぜつも悪いし、何しろ俺の声は静かに話すと

こもりがちでしっかり声を張らないと、聞こえずらい。しかし声を張ると聞きやすいが
やかましい・・・。ただ救われるのは体験は1回のみのチャンスだが、

継続して頂ければ是正のチャンスはある。何度でも・・・。

そんな指導の中で、必ずご自分の考えを語って下さい・・・出来るかどうか?は私に
権利を持たせて頂いて・・・何しろ初めてお会いするのですから、理想を聞かせて

頂かないと・・・心の中にしまわれてしまうと、それがご満足のマックスなんだ・・・と
思えば、それ以下の教え方になります。と伝えた・・・。

常にこんな事をしてみたい・・・こんな事は出来ないか?を語れるようになると、
そうするには・・・?と会話としてキャッチボ-ルになるが、別に良いです・・・・

大丈夫です・・・それで良いです・・・ばかりでは、オリジナルには近付けない。
何しろここは継続するとオリジナルが作れるようになりたい人の教室なのだから・・・。

とは言うものの体験でも、オリジナルとしてお連れ様も完成してはいるのだけれど、
進行具合を観ても判る様に、こだわり具合が変われば当然終わらない・・・

こんな事をご理解して頂く為にも、何としても伝わらないと意味が無い。
すると会話の中に、今後の方針のきっかけになる話があった・・・それは、

左右対称のようなきちんと・・・みたいな事が大好きで、今回はそうじゃない事を
習いたい・・・とか、クラフトでは無い事とか・・・実に判り易いキ-ワ-ドがあった。

それならまずは、その左右対称好きってのを確認する。縁取りは何処から始めますか?
えっと・・・何と無く。まずそこから考え方を是正して下さい。

○、■のように何処からはじめても同じ寸法、同じ角度ならば、同じ事を繰り返せば
良いだけなので、それで構いませんが、楕円は角度がきつい所とゆるい所が2箇所ずつ。

当然緩やかな場所はピッタリと隣同士のタイルをくっつける事も出来るが、角度の
きつい所はこれが限界って言う目地幅がある。だから融通の付かない角度のきつい所の

塩梅を決めて、それを緩やかな部分へ持って行く・・・ってやると、わざわざ計らなくても、自然と均等になる・・・こう言った当たり前の事にも理由がある・・・そう言う

目的意識や理由を理解する事から始めましょう・・・何故そうするのか?・・・と。
それがテ-ブルのように大きい下地になったら計る・・・そんな感じで。

するとやはり思った通りで、流石に習っていただけあって手馴れている。しかも
やり方を説明すると、それを上乗せして更に手際が良い・・・。

つまり規定演技にほぼ問題が無い。では切ります・・・○を切って目を作りましょう。
やって見て下さい・・・初心者では無いので、まずは様子を観る・・・・

ここも下絵通りに切れる。ここも問題無し。ただ今後の事もあるので、刃の出し入れ、
脇を締める癖を付ける事、手首を曲げない等、切る姿勢を教えた。

もし長い時間モザイクをするのなら、後半の時間にモザイクが荒れそうだったので。
1.2時間のモザイクならどんな姿勢で何しても耐えられるが、それ以上となると、

ヘトヘトになるだろうし、手が痛くてパチンコを握れなくなってくるだろうし・・・
そうやって1つ1つ確認して、本題に入る。

大事なのは幾何学模様なら感情移入はしなくて良いから、精度を上げて切るに専念。
しかし生き物、金魚でも花でも感情移入が出来るようなものを作る時には、

タイルを切って色合わせ・・・この意識を変えて、どうなっているんだろうヒレ?とか
うろこって?・・・って常に作る部分を良く見て、ヒラヒラだよなぁ・・・とか、

固いんじゃないか?とか、意識して、って事は、・・・こんな感じかなぁ?って、
探りながらでも、全部同じようなパ-ツで作らないようにする。これが上手さの追究。

まっ良いかっ・・・って全部クラッシュでは楽しいモザイクになってしまうから、
グレ-ドが上がって行かない。継続するのならどんな形も切れて当然。

狙って切るのが必然で、流動的なのは技術はいらない。今はね・・・

きちんと狙って切れるようになったら、いかにきちんと見えないように切れるか?となり
更に流動的なものを入れれば、ストレ-ト、カ-ブ、シュ-ト・・・と持ち球が多くなり

巧みな事が出来るようになる。それが技術の判り易い進歩になる。続けられると言う以上
上手くなりたい・・・が目的なのだろうから、俺もまたそれを問われる事になる。

そんなこんなのお教室の結果として、体験の方は完成までたどり着いたし、金魚の方も
次のご予約を入れて下さった事を考えると、今日も何とか終わった・・・のね。

オ-ドリ-も同席していて、時より教えてくれていたので疲れただろうが、人に教えるって
言うのは、緊張感があって言葉に気を付けなくてはならないし、押し付けないように

とか、けれど質問にきちんと答えられなければ・・・とか、何しろありとあらゆる事に
気を回す事になる。増して初心者では目を離すと、一瞬にとんでもない事が起こったりも

する。だから環境作りがとても大事。うっかりするとボンドに手を付いてしまったり、
何かを落としたり、こぼしたり、無くなったり・・・ってね。

面倒を見るって言うのは、何度も同じ事の繰り返しで説明1つ取っても、同じ事を
何度でもしなくてはならない・・・何しろご理解されるまで・・・。

それをした後なんだから、今日は何だか疲れた・・・と口にしたから、理由はそれだよ。
・・・と言った。ただ、人に教えるって言うのは、とても勉強になる。これも良い経験。

毎回とは言わないが、そうした初心者の方との同席、大いに結構である。
そんな中、古時計の目地が終わった・・・・いよいよ組み立てのみ。俺待ちなのね・・





実に渋い仕上がりになったので、ペンキもそれに合わせて塗り直した。
かなりの精度になって来た・・・。

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賑やかな昼間と夜のリピ-タ-さん教室

2012-05-26 07:49:41 | モザイク教室
複雑な形のペンキ塗り・・・ほとんど1日掛かったけれど、何とか完成。
そんな中、まずは日高氏がやって来る。モンゴル分の支払いを済ます。

俺達が何とか帰国した翌日、イベントに参加する作家さんや残りの会社の人が出発するも
やはり足止めを数時間したらしい・・・って話をすると、日高氏はそれを知ってて・・・

何で知ってんの?と聞くと、テレビでやってた・・・そうなのね。実はその飛行機には、
相撲取りの朝青龍さんご一行が乗っていたらしく、テレビのニュ-スで知っていたらしい

ファンじゃないけど、会えたよなぁ・・・って残念がっていた・・・・。
そんなこんなの入れ替わるように、かんすけがやって来た。ここも支払いを済ませると、

実は・・・と、見せられたのは・・・・


写真立て。山周タイルとエミリアで作ってある。良く観ると下の方に文字も入っている。
まっ知り合いにモザイクを見せられたんでは、批評をしなくてはならなくなる。

まずは切る・・・そう言う方のモザイクに来た人にねぎらい・・・良く頑張ったね。
そこでテクニックの分析となると、6角形のエミリア。これは実に頑張った。

良くぞここまでの精度で出来た。そうなると問題は文字が見えずらい事。
本人もそう思っているらしいのだけれど、更なる問題は・・・そこじゃないのね・・・

気が付いているのだから、アドバイスしなくても次はやらない。だって自覚してるからね
では、気が付いて無い事。それは本人の構想が規格サイズの下地に合っていない事。

つまりかんすけは山周タイルをバックに文字とサッカ-風味を出したいのね・・・
何しろサッカ-馬鹿なのね。あははは。だから下の3色はブラジルカラ-なのね。

そうこの考え方をまとめると、最初はいかにサッカ-を判って貰うか?に専念する。
例えばボ-ルを3色にするとかね。そうすれば誰にでも気が付かれる可能性は高い。

しかしボ-ルにするにはスペ-スが狭い・・・この話を一旦棚上げして文字。
文字も幅の狭さが窮屈にさせている・・・つまりボ-ルと同じでやはり合っていない。

つまりこの構想はこの下地では無いと言う事になる。ここが是正されれば、当然作りやすく、グレ-ドは観なくても上がるのね。つまり具体的なら大きいのを選ぶ・・・ここ。

ここの所、みんな同じなんだけれど、何と無くやるのならお気楽、極楽的に悩まない
モザイクをお勧めするから、楽しく数回で終れるように・・・ここを重視する。

だからこんな指導はしないが、最近のみんなは実に時間を掛けている。ここ。
だからこそ報われる結果が欲しくなる・・・しかし大きくなる・・・と言われると・・

心がひるむ・・・そこでかんすけにはこんな話をした・・・
1番最初のシュ-トがゴ-ルに突き刺さった時の感動・・・これはモザイクで言えば、

あっ俺にも出来た・・・になる。比較するといかにモザイクは地味なのかが判る。
方や良しっ・・ってこぶしを握れば、仲間が祝福しようと寄って来る。そんなシ-ン。

方や誰かに褒められたりするか?となると、子供なら良く出来たね・・・と言われるだろうが、大人はある程度のグレ-ドにたどり着かないと評価は低い。

しかも本人も気が付くくらい、グレ-ドを気にし始めた・・・つまりここは入れば
良いんじゃなくて、あそこに蹴ったんだから、あぁ言う所に入ったらダメなんだよっ。

そんなこだわりを持ったサッカ-少年のコメントに変わったようなもの。となった。
ならばスク-ルにでも通うかっ・・・となったようなもの。

しかしね、かんすけが俺の教室に通うってのもね・・・だから言葉のみの指導なのね。
そんなこだわり少年は最初のシュ-トから何回かその後にもシュ-トが入ったんだろうね。

何せ写真立てを何回も作っただろうから・・・すると、もっともっとと上を目指すなら
河原で同級生とサッカ-じゃなくて、クラブチ-ムでやってみたい・・・と変化したのが

かんすけの子供であって、それは強い意志がそうさせたのね。つまりそうしたい・・・
ここがはっきりすれば、最初の一歩・・・つまり強い意志が勇気に繋がる・・・のね。

最初の一歩は勇気。後は継続・・・つまり慣れ、習慣。ただそれだけ。けどそれが難しい
けれど、子供の為に・・・って言えば、サッカ-馬鹿親父は小遣いの減少すら辞さない。

ほら簡単な事。つまり・・・為に・・・って言えば良いんでしょ?モチベ-ションは?
だから、その写真立てにせがれがサッカ-している写真を入れるイメ-ジで作るんだよっ。

そうすれば、イタリア、フランス、ドイツにロシア・・・ほらっプロサッカ-は
何処にでもあるよっ・・・やる気に火を付けられたかな?・・・俺。あはははは。

後は文字・・・お洒落にその国の言葉を使えば良いんじゃない?サッカ-ってさ。
飛行場で売っている、羽田ってTシャツには負けないグレ-ドにしてね・・・。

さてそんな中、夜間のリピ-タ-さん教室。

これらの下絵で1mx40cmくらいの大きさで作るって話だったんだけれど・・・
打ち合わせ不足で、初の試み・・・本人をUnidyに連れて行き、目の前で作成となる。



ここでまたさっきのかんすけと同じ指導となる・・・時間が掛かる事をする為の心構え。
さっきのかんすけは最初の一歩の勇気の出し方だったけれど、この方は下地は作った。

つまりもう後戻りは出来ない。そこでやる前に、もう一度下絵を検証する。
実はこのテ-マはカレ-だ・・・と言うのね。確かににんじん、たまねぎ、ぶた・・・

更に上手く行かなかったが、じゃがいもも入れたい・・・と言う。なるほどね。
じゃ足りないのはカレ-粉だね・・・ならバックはカレ-色だね・・・と言うと、

白って言うのね・・・白じゃシチュ-になっちゃうよっ・・・すると・・・実は、
カレ-が作りたいんじゃなくて、カレ-に入っているリンゴが作りたいって言うのね・・・

あっなるほどね・・・そうこの方はトロピカルな色合いが好きな人で、特に赤が好き。
ん・・・それを踏まえて、この大きさ分のリンゴの大きさは大体10cm程度になる。

つまり大好きな赤の割合いはトッピング程度になる。まっお弁当の食べ方だなっ。
最初に上手い物から行くか、最後まで取って置けるか?そこの覚悟をする事・・・

じゃないと、最後までたどり着けないくらい果てしない時間が掛かる・・・・
一応そこで、バックはエミリアでいくらか早さをアップしようね・・・とアドバイス。

それとデザインとしては問題無いが、果てしなさ過ぎを防ぐ為にも、にんじんを大きくし
作りやすくした方が良い事と、ぶた・・・目を作らない事。

食べてしまうテ-マには残酷さはいらない。ひずめや尻尾のみでデザインとした方が、
スマ-トな気がする。後はじゃがいも。これは俺も教室下地で何度も描いたが、

余り良い感じにはならなかったのね・・・そこでどうしても外せないなら、皮むきの
機械も一緒に作ったり、何か他のアイテムでじゃがいもと判って貰うようにする・・・

そんな考え方で考えて見て・・・そんなアドバイスで終了。
そんな中、新作のだるま・・・・いよいよ1回目の下絵を始めた・・・・






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色々あるのね・・・毎日、毎日

2012-05-25 04:57:14 | モザイク作家
朝から何度言っても判らんかぐやからスタ-ト。
先日、びれっじさんで来月の3日が金魚自慢大会です・・・と確認の話をされたが、

その日に去年の夏にやって来た少年・・・そうここでは監督ってハンドルを使っていた
あの子のお教室の予約が入っていて、流石にkatsu賞の作品を作っているのに、

不在はねぇ・・・・って言う事で、1.2時間お教室をずらして貰う話をしていた時に、
よんどころない理由があって・・・ってさ、何とかなりませんか?ってさ・・・・

と言うと、やんどころないです・・・とかぐやに言い直されて、えっ?俺今までそう
思っていたよ・・・と言うと、説明まで受けて・・・俺はこんな時、いつも辞書を引く。

何しろこの辞書は初めて作品が売れたお金で買ったもので、理由は簡単で無知だから。
そもそもタイル屋なら別に必要なんて無いが、俺は芸術家を目指している訳で、

工務店の親父と打ち合わせしていた人生のままでは済まない。当然ながら、最終学歴が
大学を卒業されているような・・・・そんな知的な方ともお話をしなければならない。

そっすね・・・・なんて幼稚な話だけでは済まないし、出来ればそつなくこなしたい・・
が、何しろそう言う意識をして行こう・・・どんどんと駆け上りたいから・・・と、

目的意識を持つ為にも、国語辞典を買った。つまりこれは俺の初心みたいなもの。
その大事な辞書で調べると、やんどころでは見当たらなくて、よんどころで見つかった。

ねぇ、よんどころで良いんじゃん・・・と言うと、また自分の正当性を説明し始めた。
この時点で俺はこいつは何度言ってもレベルの低い奴だなっ・・・と思った。

まず大事なのは、この先どうなりたいか?そのまま生きて行くのなら、何も変わらなくて
良い。所詮まわりにいるご近所さんと挨拶してその内に死ねるから・・・けれど、

もしもっともっと自分が認められるステ-ジに・・・と目指すのなら、その時の為にも
腕だけでなく自分も磨かなければならない。

ここでのかぐやの失態は、人を否定して置いて、その人の言った事が合っていた・・・
それなのにごめんなさい・・・この一言が言えない。しかも、それどころか、

謝る前に保身。自分も間違った事を言っていない・・・と一切否定した事には触れない。
お里まで知れるような大失態。そして大事なのは一体俺はかぐやの何?

師匠だったよね・・・確か?まさかとは思うけれど、自分より上の方に意見を申す・・・
そんな時は腹を割く気持ちで話すか、失態したらこの人とは付き合えないな・・・と

言う覚悟があって話す、そんな心構えが一切感じられない。だから言葉がすべて
ウエハ-スのように軽く薄い。上に立った時に、自分の影響力次第では、その言葉は

今の何倍もの重みになるかも知れない・・・そう感じるのならこんな失態はしない。
何度も言うが、俺の俺達の営業をかぐやはしているのだ。

もしこんなやり取りを先方としていたら・・・?勿論、当然そんな事はしていません。
と言うだろう。クソガキのようにね。けれどその目線は所詮己の目線。

昨日も触れたように思い込みはいけない。親に習っていないのだろう・・・きっと。
間違った事をした時は、ごめんなさい・・・とそれでも付き合って頂く為にも、

相手に許して頂けるまで謝る・・・相手の気分が元通りになるまで・・・けれど、
許しては貰ったとしても、それは御厚意であって相手の気持ちは0になったとは限らない

0なフリして下さったのかも知れない・・・だからこそマイナスなんだけれども、
何とかまたのチャンス・・・そう挽回のチャンスを頂いたんだ・・・もう二度とこんな

失態は・・・と心に刻めば、その人にはきっと同じ失敗はしないとまでは言わないが
少なくはなる。けれど、口先だけ、その場だけ、そんな奴はこうして失敗を繰り返す。

ごめんなさいだの、ありがとうって言うのは、覚悟の声明文であって、
ごめんなさいとは?二度と再び致しません・・・ありがとうは?感謝致します・・・

こんな言葉である。俺は付き合っている人達に使う時には・・・。
つまりこう何度もとなると浸透していない・・・そう言わざるおえない。

そしてその失敗の周期も恐ろしく早くなったと思わない?ばかちんかぐやは・・・
何故か?とても簡単。俺の成長とかぐやの成長のバランスが釣り合わないから・・・

目的意識が低過ぎるから。俺はモンゴルだのびれっじさんだの、色々な場所で色々な所で
少しずつ知って頂き、少しずつ評価や知名度をあげている・・・対人間と。

けれどかぐやも遠方でパソコンでお客さんと同じ事をしている・・・パソコンで・・ここ

眼を見て話すと、喜怒哀楽ははっきり判る。目は口ほどに・・・ってあれ。
所が、文字ってのはいくらでも体裁で書ける。粗相が無く・・と言うのなら、

知識さえありさえすれば、そつの無い事も簡単である。しかし目を見て話すって言うのは
相手の気持ちを読み取ろうとすれば、いとも簡単に本音が判る。

こんな違いは東洋医学と西洋医学や、宗教、政治、何でも一緒。まっ流派なんて話でも
ある。そう流派・・・katsuの弟子と名乗るのに、全く違うしかも反対にいるような

スタイルで良いはずが無い。しかも相手を否定なんかするのなら切腹覚悟でやれっ。
それをいつしか何度も許されて、その度に自分の気持ちだけをリセットして0にして

相手の気持ちまで考えること無く、また同じ失敗を繰り返す・・・何故ならkatsuの腕の
実力は認めても、人間katsuは自分よりも落ちる・・・少なくとも腕のレベルよりも

低い・・・そんな感じなのだろう。それと逆も真なりと言うのなら、師匠たるもの
間違ってはならない・・・だから私が言わなきゃ・・・とでも思っているのだろう・・

何たる過信。随分と目線が上な事なのね・・・そうだとしたら・・・ね。
ひとまず威嚇して電話を切ったが、あぁこの程度しか育てないのかぁ・・・・って笑った

師匠なんてのは親代わりでもある。上に立つもの、先人と言うのなら、教え切れていない
と考えれば、連帯責任であって、何もかぐや1人の責任では無い。

伝わらない・・・それが本心。何とかその日が来る前に意識だけでも植え付けたい・・・
そう考える。人に注目されて生きている人達の仲間に入る前に・・・・

そう考えるが、俺とて人間。気分ってのもある。がしかし、そんなものに流されては
師匠としての資質としてもねぇ・・・?そこであえて目的意識を持って・・・



かぐやの作品の額のペンキを買いに行って、かぐやの為の時間を使って、かぐやの作品の
直しのペンキを塗る・・・しかも黒を強めに・・・より作品の中身の女が恐ろしく見える

ように・・・あはははは。作家ってのはペンキ塗り1つでも表現を変えられないとね。
勿論最初から、この中身の女はイラ付いてたけどね・・・だからより増す形となった。

かぐやの意思をパワ-アップさせといた・・・。そもそも俺は鏡。
俺はそう考える・・・相手を写す・・・ね。綺麗に磨いて準備をする・・・

その人の本心を映し出す・・・ただ御伽噺に出て来るお母さんの鏡と違って、
俺のはちょいと違うけれど・・・・本音ばかりだから・・・・。

深層心理ってのは自分では中々気が付かないから、本だの占いだの精神内科なんかが
あるんだろうが、目見て話すと数分で良いよ・・・俺は・・・。人と話すのは・・・。

けどね、かぐやとなると電話で1分も話せば、心の中に入り込む事も出来るし、
さくらならさくら自身になる事も出来そうだ・・・まだまだオ-ドリ-とはそこまで

出来ないがね・・・。まっお弟子さんの機嫌なんか取る気も無いし、こんな時は
いつも振り返り・・・今までどうも有難う・・・ってお別れならお別れの準備。

これからも・・・と言うのなら、済みませんと言うだろうし・・・ただ済みませんって
言うのは、安い取引きみたいな言葉だから、二度と無いようにごめんなさい・・・に

して貰いたいもんだ。まっそれとて続けたいのなら・・・って話で、判らんが・・・。

そんな中、モンゴルの社長から電話があって・・・先生10分前なんですけど・・・
何かお力を・・・と言われたが、うぅぅぅん・・・お力になるかどうか?判りませんが、

俺は自信あるもの置いて来ましたけど・・・・いかがですか?って言うと、有難うございます・・・ってすぐに切られた・・・・おぉぉぉい、会話じゃ無いじゃん、それじゃ。

けど何かの足しになったようだった。そもそももし芸術家さん達の作品のタイルが素敵で
そのトッピングに俺の額があって、更にプレゼントとして看板を数分後に贈呈するなら

社長の挨拶なんてトッピングじゃない?あっても無くても・・・ってハッパ掛けたような
もん。更に社長さんが、ここまで観たものが成功だったとしたら・・・社長の挨拶で

ぶち壊しにしないでね・・・うふっ。とも言ったプレッシャ-を掛けたつもりでもある。
たわけたコ-チのリラックス、リラックスなんて薄い言葉は掛けないのね・・・俺は。

俺が必要な人は、俺しか出来ない事が必要であって、誰でも良いなら他に行って貰いたい
これからもっともっと俺を必要な人が出て来るようにしたいし、けれど体は1つ。

俺の時間はそんな必要です・・・って人のものだから、俺ですら予約が必要なのね。
katsuさんにお願いして・・・ね。あはははは。だもの、

たった一言で何かの足しになったのなら、伝わったか?伝わらないか?は別にして
前向きにはなったのだから、後はその人の実力。しかしねぇ・・・

アドバイスなんて大それた事はモザイクだけにして貰いたいものである・・・・
成功者ならまだしも、今の俺の話なんて狼少年以下だろうからねぇ・・・あはははは。

するとしばらく経ってメ-ルが来て・・・・学長が驚いていました・・・有難うございました・・・と送られて来た。ようやく終わったのね・・・モンゴルは。

そこにいようがいまいが、この報告1つで良いでしょ・・・かぐやもこの程度のやり取りが簡単に出来て、この位の言葉が掛けられる人になれると良いな・・・と思う。

知識じゃなく知恵から入る場所なのね・・・・俺の流派は。
何が必要とされるのか?ってね・・・・ありきたりの事ならネットや辞書で良い。

俺でもかぐやでも無くてもね・・・必要とされない・・・と嘆くよりも、必要とされる
人になれるように努力を惜しまず、気持ちをいつも一定にして、静かにその時を待つ。

必ずチャンスは来るのだから・・・・。その前にくじけていたら、好機を逃す。
それはいつやって来るのか?判らないのだから・・・準備をするのはモノもそうだが、

心も準備が必要なのである・・・と言う事。ってかっ。












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高洲の公民館のサ-クル活動とびれっじふぃ-るど

2012-05-24 04:19:12 | モザイク教室
まずはサ-クル活動から。ここの所、安定した5人なのね。まずはアルルの母ちゃん。
丁寧な仕上がりでタピオカ風味である。タピオカ本人も以前の自分を観ているよう・・

と表現するのだから、良いも悪いも一緒なのだろう。本来はサ-クルの趣旨から言えば、
こう言った踏み込む指導は必要無いと考えるが、ここが一つ目の分かれ道なので、

あえて本人に言う事にしたが、月に1回とは言え、こうして安定してやり続けると、
誰でもそこまで位って作品が作れる所までは来るのね。

ただそこまでなのか?その先に行くのか?は自分の考え方1つなのだけれど、
それがどう言う意味なのか?が判らないと、はぁ?何言ってんの?・・・と思う事が多い。

まっ具体的に言えば、このままのスタイルで良いのなら、この大きさの作品を題材を
変えてずっと楽しみながら作って行くのか?それとも時間を腹をくくって延ばして、

もっと大きな作品に手を出すか?・・・ここにある。しかもその大きな作品に手を出すと
当然完成は伸び、場合に寄ってはいつ仕上がるのか?・・・って言う、楽しむってより、

辛い事も多くなる。構想だって立てなきゃならないし、立てないでやれば、完成までの
時間にやられてしまい、くじけて辞める事にもなる。そりゃ果てしないからね・・・

モザイクってのは。だからこのままなら何も言う事無く、下地も安定して同じようなもの
を用意してあげれば良いし、もしその上を目指すのなら、常にその下地は変化するので、

用意する俺にも支度する時間が必要になる。良い物を作るって言うのは、関わる人すべてが三位一体となって作り上げるもので、何と無くなんて出来るものでは無いのね。

そこを理解して貰って、次へ・・・ね・・・と新作に入る事になったのね。
そして楽しむから一歩踏み込む事になったので、少し塩味な指導に変えたのね・・・



大きさはほぼ変わらない。ただ初めの一歩は勇気であって後は繰り返して、その一歩を
慣れに変えて習慣にする。ただそれだけ。けれど、初めの一歩はアルルの母ちゃんの

ように慎重な人にはチキンハ-トにも思える訳だ。つまりどちらにもとりようによっては
一緒なのだから。そこを徹底的に直す。怖いからひとまず雰囲気が判るまで張らない・・

・・とか、まず何と無く始めて・・・とか、そこを直す。さっやる。ここから始める。
行くぞっ・・・って言う一手なんだ・・・この1枚は・・・って一番大事な1枚なんだ・・

そう言う大事な一枚を勇気を持って張る。この癖を付ける。それが目的意識。
これだけ切れるようになると、楽しむモザイクなら教える事は1つも無いのね。

いくらでも慣れで楽しめる。がしかし、ステップアップはそうそう甘くない。
ならば変えるのは意識の低さ。ここ。何と無くは禁止。無駄な時間とお金は掛けない。

それを身に付ける事。そして上手くなりたいと願うなら、身の回りの人のように・・・
と誰かをタ-ゲットにしてそこを目指す。それには最低限の努力が必要となる。

最低限と言うのは復習をする。子供に親が良く言う事。予習では無く復習。
そりゃつまらんものである。えぇぇぇまた同じ事続けんのぉぉぉって感じな事になる。

つまりサ-クルでやったモザイクの時間を必ず次のサ-クルまでに自宅でモザイクをする
事。要するに1ヶ月に1回のモザイクを2回にする・・・ただそれだけ。

具体的に言えば、1ヶ月に3時間だけ時間を作ってモザイクするんだよ・・・いいね・・
判った・・・ただそれだけ。そして約束はやり過ぎのような人にはやらないで・・・

と言い、やらないかも・・・と思う人にはやるんだよっ・・・と言うお小言のみ。
そしてアルルの母ちゃんは辛い辛いモザイクをする事になりました・・・の巻き。

更に辛い辛い、ホントに辛いぃぃぃ質の高いぃぃぃモザイクをしているのりちゃんは、


こんな事になっている。どうかな?まっ当然のごとく当然な結果。素晴らしいの一言。
素敵な作品になりつつある。ここはメインが終わったら、地獄に行こうね・・・

バック・・・って指導して見たのね。楽なんかさせねぇぞぉぉぉぉってね。
やれるもんならやってみろぉぉぉぉってね。のりちゃんがそれで良いのならそれでも

良いんだけれどぉぉぉぉってね。そんな指導。もうこれだけで完成まで走れるはず。
そして更に地獄に気が付いて、ヘトヘトなお母さんはって言うと・・・



流石にメインの花は終わったし、果てしなく緑の葉っぱばかりだし、更に後の葉っぱは
薄い緑1色では楽しくない・・・こらぁぁぁぁ、頑張れェェェェ、ほらぁぁぁぁが指導。

けれど当然作品のグレ-ドは落ちない。口癖は美なんだよっ・・・美。これのみ。
後はそそのかし・・・・バックは楽させないけれど・・・・キラキラとしたタイルが

待っているよぉぉぉってね。お母さんはキラキラしたタイルが好きなのね・・・あははは
実にみんな上手くなっているのね。まっ当然なんだけれどね・・・。

そんな中、タピオカは相変わらずのマイペ-スでこだわって丁寧に進んで、


帽子と前髪が出来たぁぁって笑顔。おいおい何処までこだわって作ってんだかっ・・・
前回はハ-ト1枚だとか・・・まっらしいと言えばらしいのだけれど・・・

もうキウイやタピオカのような常連は口で言ったくらいでは変わらないのね・・・
何しろ付き合った時間は慣れちゃった・・・って事も踏まえると、

ベテラン夫婦みたいなもんで、はいはい・・・判りましたぁぁぁ・・・てなもん。
こらぁぁぁって言っても、はいはい。もうぅぅぅ判ってるぅ・・・しつこいんだからぁ。

ってなもん。もうこっちがまっ良いかっ・・・って折れちゃうのね・・・俺が・・・
あはははは。勝手にやって、勝手に質問して来るだろうし、時より後にまわって・・・

じぃぃぃぃと観るだけで良いのね・・・じぃぃぃぃっとね。何か言いたければ・・・
じぃぃぃぃと作品観て顔見て、笑えば必ず伝わる。笑えば良いだけ。くっっっってね。

そんな中、キウイは?と言うと、


来月いよいよサ-クル活動を本格的にやる事になる。チラシを張って体験教室をやる事に
なって、下地作成をしてたのね。

とうとう公民館にサ-クルのチラシが張られた・・・・その前に3人が上手くなって
良かった・・・ひとまず・・・ほっとした。ひとまずね・・・。

そんな中、ご新規の予約とびれっじさんから連絡が入る。先日言ったが作品が売れた。


これを持ってお客さんに納品。とても大事そうに作品をギュって抱いてた・・・
あぁ大事にしてくれるなぁ・・・きっと。と思った・・・良かった・・・とほっとした。

そんな中、とても可愛い金魚発見。


尻尾の短い、ショ-トテ-ルのパンダ出目金。可愛いぃぃぃぃぃ過ぎるぅぅぅ。
そう思わない?これは金魚嫌いな人でも心動くんじゃないかな?

そんな中、これも見て。


これは出目らんちゅうってマニアックな一品なんだけれど、それがね、ほんの数時間の
間に何人もの人が買って行ったのね・・・しかも遠方から・・・そしてね、中には

あぁあの色の売れちゃったんですかぁ・・・って、おいおいどんなマニアックなんだかっ
・・・と思うのだけれど、実はそれが女の人なのね・・・電話確認もあったし・・・

人に指導する時に、思い込まない・・・と教えているくらいだから、気を付けてはいる。
けれど、パンダはともかく出目らんちゅうがね・・・しかも女の人で遠方で・・・

確かにびれっじさんのホ-ムペ-ジで入荷の画像は俺も観た。だから旬なのも判る。
ん・・・狙って仕入れて、狙って売る・・・俺も見習わないとなっ・・・って思った。

しかも値段だって格安とは言え、4桁なんだよ・・・それだけ魅力を感じられたんだろう
俺の教室もそうなりたいもんなのね。

夏の子供教室って狙ったら、狙い通りに人が集まる広告なりサンプルなり、やはり
三位一体って事になる。何か1つ欠けてもいけないのね・・・

すべてが同じ。心技体、三位一体、何一つ欠けては成立しない・・・当然俺もね・・・
また1つ勉強になったし、確認も出来た。そんな1日。

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そうね・・・教室下地の作成とモンゴルでも振り返ってみよう・・・かね・・・

2012-05-23 00:36:31 | モザイク作家

これはリピ-タ-さんの新作の為の下地なんだけれど・・・・立体としての箱状のモノは
以前から難しい・・・俺には・・・と躊躇する事が多かったのだけれど、

いくらか自信も付いて来ていて、良い機会だと思って引き受けてみたんだけれど・・・
思わぬ上手く行ってしまった・・・そんな感じ。

本音を言えば半信半疑だったのね・・・やる前は・・けど、いくらか勝算はあるかな?
って思って始めたのだけれど・・・・初めて作るにしてはまずまず。

こりゃ箱も引き受けても良さそうだ・・・って感じ。
そんな中、かぐやの額の補修の続きをして・・・・



こんな事をやりつつ、では振り返りでも・・・・。



モンゴルに到着するも、検閲って言うんだっけ?調べられるとこ・・・あそこで仕込んだ
手荷物の額が引っ掛かったのね。それがこの画像なのね。

何だコリャ?モザイク、タイル、ん・・・開けろ・・・えっ?・・・カッタ-貸してよっ。
とすったもんだして、何とか通過・・・・そんな感じ。

それで空港から出るも、7時は廻っていたと思うんだけれど現地の通訳さんに聞くと、
子供は晩飯食べてから遊びに行くらしいのね・・・しかも10時には帰って来なさいって

言われてね・・・そうそうそう言えば9時だと言うのに、足場に職人さんが乗っかって
いたのを観た・・・そうここは白夜って言うのかな?夜が夜らしく暗く無い・・・

何せ良い子が夜10時までに帰って来なさい・・・はぁ?って感じでしょ・・・あはははは
当然初日はそれでおしまい。仕事は2日目から。

それがどうやら俺の聞き間違いらしいのだが、横寸法が20cm足りなかった・・・
つまり上と下で計40cmを作らなければならなくなったのね。

ただそんな事も想定して木もタイルも持って行ってたし、更に言えばそんな場合は、
ここに追加する・・・そこまで決めていたので、特に何にも困らずに半日でカバ-。

しかもその半日に俺がやろうとしていた補修仕事を日高氏がやってくれたので、
何事も無く初日を終える。しかも更に2日目はリカバリ-の良さからも、仕事は終了。

そんな中でのコンビニと言うか、よろずやさんって感じの店でのヒトコマなんだけれど


凄いでしょ?良く見つけたって感じでしょ?何故ゆえに買い物したものを入れてくれる
袋が八王子って・・・むしろどうやって輸入したのか?そっちが気になるのね・・・?

こんな事を探したらキリが無いのね。KARAOKEって文字が沢山ある中、良く良く観ると
KAPAOKEって店がかなりあったり、確か1車線なのに右から左からそれはチキチキマシ-ン

猛レ-スを彷彿させるデッドヒ-トしているレ-スのような車の流れだったり、その合間を
縫って渡る親子・・・日本なら車に気を付けて・・・と言われるが、その言葉の中に

・・とは言っても、日本では歩行者優先ってル-ルの元で言われている感じがするが、
モンゴルではモタモタすんなっ・・・ひかれるぞっ・・・そんな感じ。

何しろクラクションの嵐なのだ。けれど車の接触事故は日常茶飯事なのだが、
人身事故はそうそう無いらしい・・・・ある意味、歩行者が車を一切信じない・・・

そんな姿勢もそこに繋がっているのかも知れない・・・。まだまだ不思議な事はあって
新車で1500万を軽く越えるようなのが展示されていたり、土地が国から貰えたり、

首都のウランバ-トルから30分走るか?走らないか?でビルがゲルにいきなりなってしまう
しかもそこから数分で道路を牛が横切る・・・そんな極端な風景を観る事になる。

こんな事を何日も見れば何があっていて、何が間違っているのか?判らなくなる。
裕福って何であって、貧しいって一体何なのか?何もかもがね・・・・。

しかもそれを感じている俺は先進国の中では、かなり貧乏だと思われるが、
ここでもかなりそれを感じたりするが、それなのに御厚意・・と大学の看板を

作ったりもした。そこに通う学生さんの方が着ている服もみんなお洒落な気もしたし、
中には車を横付けの子もいたりした。

勿論、逆に首都だと言うのに職も無くフラフラしている人も沢山見掛けた。
そんな中、日高氏がそれを観てまるで戦後の日本だなっ・・・・そんな表現をしていた。

良いか?悪いか?では無く、どう生き抜くか?なのかも知れない・・・。
倫理とかモラル何て言うのは、国が成長して行くのを追い掛けて行くものなのかも・・・

そんな事も感じたりした。勿論、感じたのはあくまで俺だから、他の人の事は判らんが
少なくとも同行した日高氏とは共有する事が多かったのは事実である。

おっと、話がそれたが4日目は仕事を終えたので、休日となり現地の通訳さんの別荘に
行く事になったのね。そこで観た光景がさっき言ってたものなのね・・・。

そして5日目は去年休みで入れなかったホテルでの食事。これらの画像はかぐやに
随時アップして貰うとして・・・、その後、夜が悪夢の帰国に繋がって行くのね・・・

毎回、毎回思う事は、俺はみんなと違ってどうやら江戸時代で生きているようだ・・・
そんな感じ。何せ確実に貧乏で金魚が趣味・・・先進国の日本でね・・・

他に趣味一切無しでね。ただ海の向こうに何があるのか?判らなかったいにしえと違い、
そんな貧乏がいきなりモンゴルに行く事になる。しかも何十年と海外なんて用事が

無かった俺が、たった2年で3回目だよ・・・3回目。しかも、お金のあったタイル屋の
時では無くて、貧乏作家になっての3回・・・不自然過ぎるでしょ?

しかも観光では無いから、余裕なんて1つも無いし、終われば余裕だらけ。
早く終わればただただ時間が余っているだけ。いかに池の金魚を眺める・・・が、

俺の生活に密着していたのかが良く判る。ただそれが先進国なのか?江戸時代なのか?は
取り方なので、人それぞれ。何せ金魚は江戸時代なんかではたしなみとしては普通。

そんな中、海の向こうの景色に憧れる事は無かったし、もしこれが先進国だったりしても
やはり1週間が限界なんだと思う・・・のね。



さてそんな中、夜、アルルの母ちゃんから電話があって・・・急きょ下地作り。


これで今日は終了。


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