katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

かぐやの作品・・・瞑想

2009-01-31 00:16:00 | 世界遺産をみんなでつくろ!
一体何処が進んでいるの?って感じなのね。みんなそう思うんだろうな・・・
正直、いつもながらこの辺くらいになると、自分で終わりたくないのかな?って

思うくらい尋常じゃない状況に陥る。別に神経過敏って程では無いんだけれど、
そうねぇ、言い方変えればこれで良いのか?って自分自身に問う・・・

納得したか?もう残りのスペ-スは少ない・・・そのまま終わって良いのか?ってね。

これが85点を取った15点分の本気にたわけた事をやりに行く部分。
更に言い方を選ばなければ、やれるもんならやってみろ・・・的意地。

ただこう書くと、腕利きか、たわけ者のプロが、てやんで・・って思うだろう。
ふふふっ・・・って感じ。益々、やってみろっ・・・って思う。

見せてくれよ・・・腕ってね。きっちり盗んでやるから・・・腕をね。って。
職人ってのは、盗む事が仕事。きっちり盗んでなんぼ。

本気なモザイク見てみたいからね。たった数年でかぐやのようになる人がいる。
プロで飯食っている以上、かぐや以下じゃ話にならないし、見る気もしない。

むしろかぐやの10年後を楽しみにしていた方が良いね。
俺も奴の上にいたいから、なお一層磨きたいのね・・・・腕を。

その位、刺激を受けたかな・・・かぐやの作品は・・・良い、本当に良い。
日本人のモザイクってこうじゃなきゃ。繊細さが良い。

そんな事を考えていると、もう少し凝った事出来ないかな?って思って来た。
それでこんな事になった。



ますます細かくなる予定。楊子くらいには切りたいねぇ・・・いつもは遊びでやっていたが、しばらく振りに楊子みたいなパ-ツを本気で切ってみようと思う。

俺は腕って言うのはひけらかすモノじゃないと思っていた。判る人に見つけてもらう・・
そう思って来た。が、そろそろ良いんじゃないかな・・・そうも思っている。

以前タイル屋だった頃、良く軽く扱われていた。キャラもそうだけれど、容姿も職人らしく無く、更に言えば江戸川に帰って来てからは、す-さんと比較され随分と嫌な目に

あって来た。奴は上手いし早かった。俺が唯一、奴に劣らないモノがあるとしたら、
江戸川に来て、武者修行のように渡り職人のごとく、色々な所へ行った事。

それによって、得たモノだけ。正直、初めてす-さんと会った時、こりゃ一生タイル屋
やっていても、かなう相手じゃないな・・・そう思った。

同じ年で、同じキャリア、比べるには好都合だろう・・・みんなには・・・
けれど、俺は素直に奴と一緒にいた時は盗もうとも思ったし、判らない事は頭を下げて

でも教わろうと思った。日高氏に紹介した時も、腕は良いよ、半端無くってね。
ただ折角紹介しても中々、3人でやる仕事って無かったけれど。

3人の中じゃ一番俺が見劣りすんじゃないのかな?ただ丁寧なだけだからね。
だから、何をやっても時間が掛かった。急いでいる時も早く無い分、遅くまでやった。

だから、辞めて良かった。あのまま生き地獄じゃね。よくも18年続けたと思うのね。
職人辞めたから、職人の凄さも知っているし、職人のへっぽこも見て来た。

俺は、本気でモザイクしようと思っている弟子達には、そんな思いをさせたくないと
思っていた。それには、教える奴は上手くて当たり前。

誰に習っているの?と聞かれて恥ずかしい思いもさせたくないんでね。
人間性には問題山積みに見えるんだろうけれど、腕は思い切りひけらかして行く。

これからは全面的に。




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ラム教室と遠方からの電話

2009-01-30 08:27:55 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今日はこの3つの目地をやった。ひとまずは目地の色を聞いて見た。
傾向と対策では、ラムは濃い味付けになると思うのだけれど・・・・

目地材は粉で水を混ぜて練るんだけれど、水を入れると粉の色より濃くなるくせに、
乾くと薄くなる・・・これが非常に難しい。

それが何作も作ったり、人のやっているのを見たりした経験値があると、その意味も
判って来る。

これが市販されている目地の色なら、こんな感じになる・・・って言うのを俺の作品や
他の例も見せる事が出来るけれど、今回の山周さんの作品に使っているのは、

すべてオリジナル。仕上りは各々の感のみ・・・・

何度も言うけれど、例えば陶芸。土にこだわり、釉薬にこだわり、ろくろを回す技術に
こだわり、最後はマキをくべお祈り・・・最後がお祈り。

俺は自分の作品では、絶対にお祈りで終わらせたくないから、徹底的にこだわる。
意地になって。しかしそれは、何作も作って来たから、多分こうなるだろうって予測

出来ても、みんなの場合、どれが濃くて、どれが薄いか?そこまでみんなの好みを
おれには把握出来ない。視覚だ味覚だなんてのは感だったりする。

すると何が起こるか?ある人の場合、濃くなり過ぎたら嫌だから・・・と練っている色を
見て、もっと薄くと言う。すると乾いた時は更に薄くなってしまう。

ある人の場合、濃いなら良し・・・と必要以上に濃くすると、迫力が出すぎてしまったり
・・・とこんな事にならないようにする為に、どれが濃い色で、どれが薄い色なのか、

色々と聞いて見ないと判らない。その中で、あぁそんな感じなら、この位で・・・と
アドバイスしているんだけれど・・・

まさか張ったタイルの色が目地1つでこんなにも変わるとは・・・と思うくらいに化ける
まっ、つまり目地とは、女の人の化粧みたいなもん。変わるのね・・・非常に。

良くも悪くも・・・やり過ぎは危険だし、やらな過ぎもどうかと思うし、しかし押し付け
る訳にも行かないし、もっと言えば、飾る場所にも影響する。

日が当たる場所、暗い場所、スポットが当たる、当たらない、目線より上か下か、
すべて変わって来る。

アトリエで作っていた時の作品より、御客さんの家に飾られた時により美しく見えるのは
当たり前。伺った時に、どんな場所に飾るのか・・は考慮に入れて作っているから。

こんな事を考えると、目地を経験値の少ない人に説明するのが難しい・・・・
しかも最初はすべて俺が仕上げて来たから・・・

それと、白い目地を見たのが多かった事。体験教室なんかの3時間完成となると、
ボンドをはみ出したりした事で比較的仕上りに荒が出ない白を使って来た。

それが上手くなって来た事で色の目地を使える権利を持った事で、更なる選択権が
生まれた事でハ-ドルが上がった。まっそう言う事になる。

次に、3つの作品について。山周さんのタイルを使っていると言う事は最近の作品。
1つだけぺきぺき作品である事。

これが何を意味するか?もう簡単。山周さんのタイルの場合、デザインさえ出来れば、
仕上がるまでの時間は掛からず、結果は早く出る。

しかし、ぺきぺきを使用した場合、すべてのパ-ツを75角のタイルから切り出して
行かなければならない。つまり切る事は簡単だけれど、確かなるパ-ツを丁寧に

切り出すと、とんでもない時間が掛かるものなのだ。同じ人とは思えないほど・・・
あれだけ悩んでやっていたラムが、この短時間に2作作ってしまうのだから。

ただ山周さんのタイルは硬い。果たしてこの硬さに耐えうるか?でも、ラムはすでに
1cmを切っている訳で。タイルを渡した時に、出来ると確信していた。

良いじゃない・・・仕上りも。好みはあるだろうけれど、すべてラム作品。お疲れ様。




ラム教室が終わると、山周さんから電話。ん・・・何?すると作品届きましたって。
えっ?何ヶ月経っているの・・・手違いがあって、あの前回のイベントで作った鏡が

届いたってお礼の電話だった。何か拍子抜けするも、喜んでくれたから何より。
会社に飾ってしばらくしたら、奥さんにプレゼントするって言うから、

会社に飾りっ放しにして、奥さんのは注文して下さいと笑うと、苦笑いしてくれた。
その中で、山周さんにこのタイルの注文や問い合わせが入って来たと言う。

しかも、俺のブログやホ-ムペ-ジを見たって。あははは、それも何より。
そうなってくれると、沢山は買えないけれど、買い易くなるのね。あはははは。

その後、見慣れない番号で電話が掛かって来る。するとネットで見て下さったらしい。
随分とお話して色々な質問に出来るだけお解かりになるように説明させて頂いた。

その中でも、山延のランタンってタイルから俺を知ったみたいな話が出ていた。
あら、本家探していて俺を見つけられるんだ・・・・ちょっと笑った。

そんな訳で作品作りはこんな感じ。ん・・・手ごわい事になってるなぁ・・・いや、
手ごわい状況にしちゃったなぁ・・・が正解だなっ・・・



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かぐやの作品・・・瞑想とタピオカ、キウイと打ち合わせ

2009-01-28 22:03:27 | 世界遺産をみんなでつくろ!
って画像を撮り忘れ・・・ぼちぼちしか進んでいないので明日。
状況は?って言うと、ガラスタイルの花は何とかなるって感じなんだけれど、

その回りのパ-ルの1cmがこんなに大変だったとはね・・・こりゃ参った。

それで3時過ぎに二人が到着。話は次回、2回目のタピオカ主催の教室。
前回、まさかの全員終了って事で、仕上げに時間を取られて、肝心の何をやるか?の

質問を出来なかった。本来ならやりたいものを指定してもらってスタ-トが一番
なんだけれど、次は何をするんですか?の質問もあるらしい。

そこで提案して行く形も・・・と言う事でどんなモノが良いか?どんなやり方にするか?
これが実は教室の中で一番大変・・・

完成しなければならないのに、好きにやって良いを入れようとするから・・・
通常なら、サンプル通りにやる。

何かこれ味気無い。ただそこを譲歩して何か考えないとならない・・・ん・・・
ってな感じ。

その後これが珍しい来客。テレチャンの時の相方のす-さんの弟。
ここに来るのは何年振りかな? 何だか御客さんに1cmタイルをあげるらしい。

その中で近況報告なんかした。1時間くらいかな・・・数年分はとても無理だから、
ここ数ヶ月分をザックリ。

ただ、かぐやの作品を見て行ったのだけは、何より。やはり生が一番。
説明がいらないから。これがすべて。

何か1日早かった。

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キウイ教室とかぐやの作品・・・瞑想もエンディングへ向かう

2009-01-28 00:51:39 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今日は枕なしの本題から。キウイは今回の鏡を次のステップにする事にした。
つまりガラスタイルの練習。

その前に、まずは前回その為の下絵をザックリで良いから描いて来てと頼んで置いた。
どんな絵を描いて来るか?は大体想像は付いていた・・・

上手いとか、下手とかを見る為じゃない。何がしたいのか?を見る為の絵。
良くこんな事を言う人がいる。何と無く・・・、あんな感じ・・・、大体・・・

何か伝わるかな・・・相手に。大抵の場合は判ったフリ。例えばイチロ-さんみたいな・・と言えば、あぁあの打ち方ね・・・とか、ユ-ミンさんが好き・・・ならメジャ-な分、

そのもの自体が何であるかが伝わる。しかし、バラが作りたい・・・これでは何も
伝わらないのと同じ。何万種もある中から、何を作りたいのか・・・

だから、事前に描いてもらった・・・ここからどんなバラを作りたいのか?それが
知りたかった。ここで大事なのは形。色なんか先の先。

勿論、キウイの事だから、そう言えば必ず図鑑、ネット、調べて絵を描いて来るはず。
しかも、その時点でありとあらゆるバラを観る事になる。

さて何を選択し、何を描いて来るのか? その時に起こる事・・・ここが大事。
つまり、キウイくらいの経験者になると、作りたいのはこれだけれど、難しいだろうから

こっちに・・・なんて事をしたりする。しかもそこに最もらしい根拠もある。
何と無く・・・そんな気がしたでは無い。

しかも、もし難しいと思ったら、デフォルメして見る・・・これも伝えた。
更に、こんな形も考慮に入れて・・・もアドバイスして見た。

すると、持って来た絵は、俺の考慮に入れて・・・と言った形のくり返し。
大きさを大小変えただけ・・・そこで確認をする。

このバラで良いの?すると、どうやら描いていて上手く行かなかったらしい。
ただこれさえあれば、本質へ近づく。つまりこれでは無い事がはっきりしたから。

では、一緒に確認しよう。図鑑を見せてどのバラが好きか?選んで見て・・・出来れば
傾向と対策を立てたいから、数点と言うと選んだ物が明らかに描いたモノとは違う。

その中から俺が選択した。これで良いね・・と選んだのはこれ。
そこからは企業秘密。何せ先生ってのは、腕の切り売り。真似など簡単だからね。

ちょいとしたアドバイスでこんな下絵になる。さてガラスタイルの切り方の確認。
切り方にコツがある。これさえマスタ-すれば後で紹介する俺の作品のパ-ツが

出来る人もいるかもね。まっそう言う訳で今日のキウイはここまで。
時間は掛かるだろうけれど、ドラマチックなキウイが見れると思うよ・・・・



その後は作品作り。ここからは腕のひけらかし。今までの道のりはこまめな事のくり返し
持久力のあるそこそこの人なら何とかなるだろうが、しかし、ここからは違う。

真の実力、基礎が無い人には無理だろう。ガラスタイルは基礎が無いと精度の良いものは
切れない。成功率は偶然と思うくらい下がるし、1枚も切れないって事にもなる。

ただ、きちんと理解して時間を掛ければ、かぐやも切れるようになった。
キウイも始まった・・・上手くしたいものだ。

ただ誤解されるのも困るから、補足だけれどガラスタイルが切れたから上手いって事では
無い。切れないより切れた方が良い。クラッシュだけより、狙ったモノが切れた方が、

作品の幅が広がる。これだけ。きちんと切れる・・・こんなもんは技術のひけらかし。
でもプロとしては、出来ない・・・それでは恥さらし。

教室の生徒さんなら、まだしも教える側、作家なら当たり前。

更に言えば1つや2つ出来ても出来た事にはならない。いついかなる時も安定して切れないとね。1000枚でも1万枚でもコンスタントに同じように切れないとね。

ここでの左端の花では俺の場合12枚を完成するのに、3枚の失敗。まぁまぁだなっ。
朝昇龍関に負けたなっ。これじゃ関脇、大関クラス。

その後は全勝。コツは掴んだ。もう時間が解決する。
こうなると、もうその下の段のデザインを考えながら、やるのみ。

ここからがお楽しみの部分。85点は取れる所まで来た。失敗しに行かなきゃね・・・
そして最後に和服でエンディングって事でそろそろエンディングテ-マ曲が欲しいのね。

そこでチャゲ&飛鳥さんのひとり咲きを選択して見た。解説は小部屋でする事にして、
そろそろ最終確認をしながらやらないと、本質がぶれる恐れがある。

そもそも、この作品はかぐやの依頼ではあるが、katsuグル-プの看板でもある。
しかしながら、完全なる仕事を確立している訳では無く、未だ発展途上。

ここでkatsuグル-プとしてチ-ムの掟と考える事は、助け合うが寄り添わない。
折れるでは無く、しなる。照らす時は徹底的に照らし、控える時は徹底的に控える。

照らされたら徹底的に光る。努力を無駄にしない。無理、無駄、ムラを無くす
だけの能率効率を重要視しない、しかし、上手くなる為なら、徹底的に失敗をしても

何のおとがめなし、勿論工夫無しでは困るが。考え方は整理してあるから、一切ぶれは無し。安定している。なら技術論。これもそこそこ自己分析出来ているようだから、

大きな失敗は無さそうだ。ここまで来れば幕の引き方。どうこの作品と終わりを迎えるか?そこでひとり咲きを選んだ。

内容は恋だの愛だのって言う歌だが、内容の本質さえぶれなければ全く問題無い。
つまり、一緒に志した夢が散って行く・・しかし・・・ひとり咲き・・・

ここで感受性が問われる。つまりこの作品は今の俺の全力を出せたなら、今の俺の実力。
この作品が埋もれて行くようなら、散っても悔い無し。

いつ死ぬか判らないのが人生。ここまで作品に後悔は無かった事になる。
いつか俺も仲間の3人も順番を問わず1人づつ死んで行く。

売れてみんなで一緒にやる・・・これに間に合わないかも知れない。
けれど誰が逝っても前に進む事。それが俺でも・・・とかぐやに伝えようと思った。

しかし悲観している訳では無い。例えそんな時でも・・・とそう言う時でも前に進む事。
これをこの作品に描いた。

栄光はみんなで掴む。これはあくまで理想。誰が上に立とうと構わない。
俺は全力で頭を死守するつもりだが・・・

では、簡単なまとめ。かぐやのペガサス完成後、俺はかぐやをライバルと見なす。
良いライバルを仕上げる事が出来た。ようやく本気で勝負出来る相手が出来た。

待っていた。こんな日が来るのをね。これで一層日高氏にもプレッシャ-を掛けられる。
胸張って、対等の権利を勝ち取って欲しいと思う。

作品作りでは対等、人として先輩なだけ。

今までも、確かにかぐやは上手かった。しかし、それは後に俺がいた。
その最高傑作が賞を貰ったテ-ブル。

しかしいつまでも、一緒にやると決めた奴が教わっていては駄目なのね。
その作品を1人で作ったモノで追い抜かないと・・・やっとそれが出来る。

昔、ヒカルの碁と言うアニメがあった。内容は名碁打ちの幽霊が子供に指導するって話。
ようやく俺はかぐやの幽霊やらなくて良くなった。

これで2人でさくらを育てる。じっくりね。本当のオリジナルが何か?ってね。

今までは己自身の問題。ここからは指導力が問われる。指導とは、技術論やセンスを
教えるだけでは無い。相撲じゃないが、心技体。ここは新たなる真価が問われる。

教えるとは、相手に自身になれるか?と言う事。相手と同じにならないと相手の気持ちが判らない。それにはさくらと向き合うのは良い勉強になるはず。

さくらも山ほど今のかぐやなら得るモノはある。

おっと話がそれた。そんなこんな色々満載なのは、すべてこの作品で生前葬をする為。
今まで話て来た事を踏まえれば、建材展でのお披露目は最高の場。

しかし、そこで何も無ければこの作品は売れるまでかぐやの家にお蔵入り。
これが最後のお披露目になるかも知れない・・・

そこでかぐやの作品の葬儀を盛大にやろうと考えている。コンセプトは寺院のようにも
見えるこれから作るカネキさんのブ-スの中央にこれを飾る。

そしてここに来る人に花でも持って来てもらうと立派な葬儀になるって訳だ。
献花台も作ろうと思う。

それで、弟子のかぐやには死んでもらう。そしてこれからはライバルのかぐやとして
やってもらう。すべて対等で結構。絶対に負けない。

これが本当に機能した時、相当な作品を一緒に作れる。








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かぐやの作品・・・瞑想

2009-01-26 21:37:26 | 世界遺産をみんなでつくろ!
この作品のやっとヤマ場を迎えようとする一歩前当たりの所まで来た。
通常、バックと聞くと終わりだな・・・とか、バックを軽視する事が多い。

勿論、体験教室のような時間制限がある場合、やむ終えず本体を重視する余り、
時間調整の為に目地の間隔の許容範囲を広げ楽にする事がある。

しかしながら、こう言った時間無制限のような大作の場合、バックとは名ばかりで、
楽な事など1つも無い。あえて表現するなら、こんなに目地の間隔を狭めれば

難易度は上がり、1cmタイルの原形を張らないようにすれば、時間が果てしなく掛かる
それがようやく終わろうとしている・・・・

得意な生き物の丹頂鶴、直線ラインの多い苦手と思われる竹林、そしてここ数回で、
中々になったと思われる女の人の顔、そして時間が果てしなく掛かるバック・・・・

そんな事を経てやっとここまで来た。

ここからがとても大事・・・和服は白紙、上部も白紙、決まっているのは花柄のみ。
ここ数日書いている中で、デザインを全部決めないと・・・と悩んでしまうあなた。

そんな簡単に出ない事が多い事でしょう?そんな時、1つの考え方としてこんなのは
どうでしょうか?

この間の山周さんのタイルを使った鏡。色は4種類、形は2種類。
この中から、形が好きか?色が好きか?を決める。どちらかを・・・

形を選べば、2種類のうちの1つを選択する。それがきっかけになるスタ-トするタイル。
しかしそれにも4種類の色がある。許容範囲が広ければ、全色をランダム。

全色が嫌な場合は、濃いのが嫌か、薄いのが嫌か?なんて事が起こっているはず。
だからいずれかを削除。勿論、この辺から、好みがはっきりしてくるはず。

これで外回りを張る。するとスペ-スが少なくなる。そしたら、次にその内側を決める。
その時、今張ったタイルに合うように、次を選択する・・・・

これが決めかねる人のやり方、つまり消去法。この場合、選択する分母が少ないと、
つまらなくなる。そうねぇ、こんなのはどうかな?

世界中の男の中から好きに選んで良いよ?これを日本中から・・・にすると狭くなる。
しかし広げ過ぎると、何日も選ぶのに掛かりそうだ・・・・

そう言う点では山周さんのタイルでの教室は適度な選択と思われる。

さてこんな事を踏まえて、俺の作品の場合では、形の決まっているのは花柄のみ。
しかも形だけでは無くてここは、色も素材も一応決まっている・・・

明日、そこを張る事が出来ると雰囲気も見えて来る。そこから色合いなどが決まって行く
・・・これからは出来るだけ色を華やかに使って行きたいと思っているんだけれど。

ずっと辛抱して来た色をようやく使う時が来た。



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かぐやの作品・・・瞑想

2009-01-26 01:31:03 | 世界遺産をみんなでつくろ!
時間が解決する場所。やり方が一定した今、やっていさえすれば悩む場所じゃない。
ただそれより良いアイデアが出て来れば別だが・・・・

しかし今更って感もある。つまりこう言った同じ事の繰り返しの場合、前フリって
モノが必要となって来る。

いきなり違う色では、浮いてしまうし、いきなり形を変えても、違和感が生まれる。
勿論、その違和感がメインになり得るって考えもあるだろうけれど・・・・

だから、今回の場合にはとっぴなアイデアはいらないと思われる。つまり安定して
同じ事を繰り返す・・・形は。色を薄くしたり、濃くしたり・・・で。

地味であれば地味であるほど、これからの和服の色を際立たせる。

そうねぇ、推理モノの考え方。犯人は真面目で一番犯人に遠い方がよりドラマチック。
それなら、考え方は一緒。より効果的にバックの地味さ加減。

この間に悩み事。今の所和服で終了しようと思っている。だからこのままだと、上の方に
手を付ける予定・・・・

昨日の話じゃないが、俺の作品もいよいよズッシリして来た・・・・

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おっsan教室と江戸川FM

2009-01-25 02:52:47 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝、しばらく振りの友人が子供を連れてやって来た。ここに子供を連れて来るのは、
初めてだ。元気そうだ。何より何より。

その後、おっsan教室。昨日のニュ-ゆみとはまたひと味違うモザイクのおっsan。
昨日のニュ-ゆみは、オリジナルのデザインで、同じパ-ツを何度と無く繰り返す。

その中のパ-ツを既製のクロバ-の形から切り出す。

その逆で、おっsanは題材としては下絵がある。それをどう雰囲気を出して行くか?

ニュ-ゆみの場合、オリジナルのデザインって言う事は難しい。この場合パタ-ンを
作って行くって言う事が、素敵に見えるか?が問われる。

では、おっsanの場合は、下絵がある分、似ているか?が問われる。
そして既製の1cmタイルから切り出して行く。そのまま張る事の無い限り、同じ形を
作りづらい。

こんな違いがある。そんな事を踏まえるとこの話は面白いと思う・・・・

俺は必ず持って来た作品を必ず数分見る。前回の教室でも納得して教えたし、家でやっても悩まないように教えたはずだけれど、しばらく振りに見て何もおかしい事が発見する事
がなければ、前回の指導は正しかった・・・と俺自身を確認する。

今回もその点は問題無い。しかし、1つだけ明らかに感じた事がある。それは重かった。
当たり前と言っては、当たり前。タイルを張れば重くなる。

しかし、それが全く違うのである。重量挙げみたいなもの。あんなに重いモノを持つのだから、100gくらい足しても平気でしょ?違うね。限界があって重みを感じる・・・

おっsanの作品がズシッと来た。これは掛けた時間の重み。大作になって来たって言う証
重くなったね。と声を掛けると、電車で持って来るのがきつくなって来ました・・って。

数分見ていると、今回は家で出来なかった・・・って言うから、さっきの説明をした。
すると、こんな話をしてくれた。

仲間の人が、肺が小さく無い?みたいな明らかに年中その部位を診ているな意見をね。
それで、おっsanが下絵を見せると、あぁこれならそっくりだ・・・って。

この話って以前、御宿であわびを作ったエピソ-ドに似ていない?
女将さんにスケッチしたいから、あわびを見せてと頼んで描き終わった頃に、ご主人が

帰って来て見るなり、katsuさん、三陸のあわびじゃなくて地物で頼むよ・・・って。
つまり女将が貸してくれたのは三陸あわび。それを描いて三陸あわびに見えた。

おっsanは描いてはいないが、下絵そっくりだって言われている。ここまで完璧って事。
作り手として嬉しく無いはずが無い。この先も大事に行こうって確認。慌てず・・・

この話は、掛けた時間が長い分、段々と結果が出ているって話。では時間を掛けない事が
いけないか?と誤解される前に、その場合はデザイン性だと言う事。

こつこつやっている場合、結果は遅い。しかし大作になって行く。では短期間で終わる
場合の作品は、デザインに時間を掛ける・・・つまり構想。

そしていかに切る事を少なくし、取り付けってスタイルを均等に張れるか?が問われる。
その場合、1日で作品は重くなるから、歴史は無い。

すべてはデザインで決まる。体験教室の場合はそれで十分。終わる事が大事。
ニュ-ゆみクラスの人がやるモザイクの大きさは、タピオカやキウイの鏡の大きさが
適当かと思われる。

あの大きさだと、デザインはそうそう簡単には出ないので手ごたえも味わえるはず。
そうすると、経験者がより上手く見える作品となるはずである。

勿論、強制しているのではなく確認が大事。どうしたいか?なのね。
家に飾るのに大き過ぎると言うのであれば、既製品の取り付けは一切せず、徹底的に

時間を掛け焦らず同じ事を繰り返す事。ある程度の大きさがあると迫力が出ると言う事。
結果を急ぐなら、デザインに時間を掛ける事。

上手くなりたい・・・これはものつくりには精通するものと考える。
その場合の心得くらいに考えて欲しい。

楽しみのみの追求なら、ル-ルさえ守っていれば、どの先生でも結果は出してくれるはず

この位で昨日のブログ分は書いたかな・・・話は戻って土曜日はリクエスト。
おっsanは確立良いのね、ここんとこ。話も面白かったのね。

俺は2回、名前呼ばれたのに残念・・・楽曲が無かった・・・そんなマニアックな曲かな
・・・キウイとかぐやは最後に名前呼ばれてた・・・

やっぱ誰かが取り上げられると、聴いていて面白いのね。
それが最近リスナ-が多くなって、中々掛からなくなっちゃったのね。

人気上がるのは何よりなんだけれど、ちょっと寂しいのね。ちょっと前は、リクエスト
すると、みんな掛かっていたんだけれど・・・・

でもいつの間にか常連さんのようになっているのね・・・・ここもやっぱり継続、継続。





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ニュ-ゆみ教室と作品作り

2009-01-24 08:28:43 | 世界遺産をみんなでつくろ!
これだけ切ってあれば、当日の3時間の中ではデザインも考えて・・・終わるのは、
中々難しい。と言う訳で、今日完成のニュ-ゆみ教室。

まっ経験者ならでは、って作品になっていると思う。
初めての人は、デザインを考えるとつまづくのは、切るって行為が余りにも大変な事に
気が付くと、切る事を減らそうとする。

時間内に終わらせる・・・そちらを重視しがち。今度は経験者は?と言うと、
時間内に終わらせる・・・を終わらないにする。時間を掛けるつもりだから。

そこに9.5mmの4粒が入る・・・そうするとこんな仕上りになる。
これはアトリエだから出来る事で、出張教室では何度か開催されないと、好みも判らない
し、どうしたいか?・・・それに近づくのが一番大事。

最初は楽しんで結果を出せれば良い。けれど経験者となると、納得度が上がる分、
難易度も上がる。それには掛ける時間を増やす事だし、終わらせる・・・を辞める事。

時間が取れない人は、結果を焦らず、気長にやる事をお勧めする。
そうすれば、必ず結果は出る。ここはそう言う所だから。

まっ作ってしまえば、評価なんて人のもん。みんなが見てどう思うか?
しかし、まずは作り手が納得する物を作る事。

ただ難しいのは、一体どのくらいの完成度を望んでいるか?
そう言った事も踏まえて、1作完結って教室も作って見た・・・・


・・・・続きは今晩。仕事、仕事・・・・

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かぐやの作品・・・瞑想

2009-01-23 01:49:36 | 世界遺産をみんなでつくろ!
まっ特に何も無く作品作り。途中、ニュ-ゆみがやって来る。
明日、教室に来るらしい。どうやら、目地をするらしい。

楽しみだ。一体どうなっているのかな・・・?

作品も今は時間が解決の場所・・・進めるのみ・・・


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タピオカ主催のマンション内での教室

2009-01-21 23:15:07 | 世界遺産をみんなでつくろ!
昨日の夜半の新宿教室をやったと思ったら、9時半集合の10時からの教室。
あれで新宿の人達は平気かなぁ・・・?なんて振り返る時間も無くスタ-ト。

現地まで15分くらい、昨日の帰りに車に積み込みしてあったけれど、ひとまずアトリエ。
念には念・・・ってタイプなのね。こうやって確認しても忘れ物ってあるもの・・・

10分前くらいに到着すると、すでにタピオカが駐車場の手配をしてくれていて、
追っ掛けキウイも来てくれるんだから、何事も無く準備完了。

8人の中にニュ-ゆみもいて、教室なんだけれど何だかサ-クルみたいで、ちょっと
懐かしい。ただ3人はもう体験の人達とは腕が違っている・・・

しかもその中の2人は、教える側にいる。何とも心強くなったものだ。

さて内容は?と言うと、山周さんのタイルを使いたい放題、切って失敗大いに結構。
サンプル真似するも良し、切り方張り方を教えた後は、終わらなくても道具も材料も

お持ち帰りも良し、来月の開催日に自分で目地まで完成なら、来月目地教室・・・
出来るだけ許容範囲を広げて見た。

すると、1人もサンプルを真似する人は無く、みんなオリジナルで誰一人と同じ
デザインが無かった。それ所か、みんな3時間で終わり、完成をお渡し出来た。

これが割りと早めに終わった人達の作品。以前、ペキペキを使ったモザイクは、子供でも
切り易いが今回は、非常に固いタイル・・・こだわれば疲れてしまって終わらない・・

って人が必ずいる・・・はずと思っていたが、みんなが終わるとはね・・・お見事。

今日も説明したけれど、以前は道具を買わなくてもペキペキタイルなら、こちらで道具も
用意していたし、100円ショップでも購入出来る道具でも楽しめる。

それがこだわってやって行く事で、絵画的モザイクで上手くなって行く・・・って
スタイルでやって来たけれど、今回は1回でも完結するようなスタイルである。

しかしあくまで取り付けや色選びのみってスタイルだけは、創作意欲が薄くなるので、
それは嫌だったから、あえて固くて初心者には難しく固くて辛いかな・・・?とも

思ったけれど、例え数枚でも切って貰えば、モザイクってこんな感じって思って頂ける
かな・・と提案したつもりだったが、こうも結果が出るとは・・・ね。

判らないものだ。人の能力は・・・

まっ何とか初回を乗り切ったので、これからタピオカとキウイの3人で来月からの提案
なんかを考えて行こうと思っている。

大事にやって行きたい場所になりそうだ。その後、ネットで売っていた鏡が残り2つに
なったので、1つになったら売りずらいかな?と思いレンタルボックスへ。

そこのご主人はとても小粋な人で、元職人だったらしい。今時中々見かけない絶滅種。
久しぶりにひょこっと顔出しても、一番最初に会った時のままでお付き合いして

下さる。恐縮するし有難い。それ所か、katsuさんが野垂れ死にするのか?
物凄い人になるのか?最後の結末まで見せてくれ・・・とまで言って下さる。

いつか必ずここには胸張って来れるようになりたい・・・そう思わせてくれる。
いつも伺ったら、近況報告をし、また頑張ります・・・としか言えないが、待ってるから

と笑って見送って下さる。数少ない男の人の応援して下さる人・・・
良いとこ、早く見せたいもんだ・・・

その後アトリエに来客。昨日からずっと立ちっ放しだったから、少し疲れちゃった。
何せお坊さんより、運動しない人になっちゃったから・・・

タイル屋の頃は体力だけは自信あったのに・・・人って変われば変わるもんだ・・・
明日からまた作品作り。


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