katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ピエロの壁画スタートとサンシャイン60展望台へ・・・

2024-06-01 01:08:13 | モザイク作家
今日は朝から雨が降ってて、しかも昨日全力で話をした事もあって・・・何かスタートが遅くなったのね。何か疲れちゃった・・・って感じだったのね。そんなこんなでアトリエに着くと、段々

雨も止んで来たんで、言い訳して無いで行くかぁ・・・になる。まぁ簡単な話で、今回のピエロの壁画を初めてネット張りってスタイルでやるのね。何と無くやり方は知っているものの、果てさて

・・・そんな訳で、ホームセンターに行って材料を揃え、支度をして実家へ。それを2階へ運んでいよいよスタートとなる。

まぁこんな感じかな?・・・って事で進むんだけれど、正直な話、いつもの事なんだけれど、良く考えれば判る事なんだけれど、例えば普通初めてのモザイクって言ったら、コースターとか、

鍋敷きでしょ?それが俺は駆け出しの頃に、回転すしの店舗を頼まれて、立体の蛸、マグロ、伊勢海老、イカ、ヒラメを作り、更にカジキマグロも・・・全てが1m超え。

何もかもが無謀だったが、やって見たい・・・ってだけでやっちゃったのね。つまり初めてって話で言うなら、俺にとっての体験教室は、回転すしだった事になるのね。そう考えると、初めての

ネット張りの作品が6畳間に広げて、恐らく3、4回繰り返すような大きさ・・・これもまた体験教室って感じにしてはビックリな事なのね。つまり初めてなら戸惑ったりしくじったりするはず。

でも何にも起きない・・・何だか渋っていたはずなのに、何かビビっていたように思えたのに、何かすんなり事が進んでいるのね。本来刺激になるはずなのに・・・。順調なのは有り難いし、

何も言う事は無いはずなのに・・・逆に何も無さ過ぎて、本当にこれで良いのか?って、自分を疑ったりして・・・何か楽でもしてんじゃ無いの?・・・って感じにね。ただ十分に時間を取って

下絵も描いたし、つまり自分で言うのも何だけれど、考える事に困る事はあっても、下絵がある状況で、ただモザイクをする・・・って事に大きく崩れる事が少なくなっているんだろうな・・・。

まぁ上手くなっていないと困るけれどね。でもネット張りって言うのは、初めてなのね。これは立体と同じ位、経験値は浅くなる訳だから、数少ない経験値だからモザイクからは見劣りする。

でも何か終わっている・・・そしてこのままの状況で無事に終われば、最初のネット張り。そう考えたら、俺の鍋敷き・・・って言う立ち位置になる。なのにグレードが良かったら?

初めてなのに・・・そんなこんなで、良い時間帯を終えて、アトリエに戻って閉館後に、サンシャイン60の展望台に展示されているリュウグウノツカイを引き取りに行ったのね。


1ヶ月間展示されていて・・・ライバルがコナン展。同じ土俵に要られたんだから・・・有り難い話なのね。さて次の場所は何処なんだろうか?手を上げてくれるのは・・・。


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ピエロの壁画スタート

2024-05-30 06:24:55 | モザイク作家
今日はピエロの壁画のパーツ切りからスタート。レトロなタイルをハートの形に切って、それをサンダー掛け。手持ちがこれだけだったんで、全部やったんだけど、足りそうな気もするし・・・。

これを選ぶにしても、例えば1cmタイルやチップ、リップルと言ったタイルに共通するのは、色数はそこそこ合っても、単色な分、可愛い仕上がりになってしまうのね。それと全て同じような大きさで単調になる。

まぁいつもの良い事と悪い事は背中合わせって話ね。つまりそこを補えば良い事になる。ただそれがいつものアトリエの生徒さんのように、1m以下の作品で5cmのタイルが使えるか?となると、

使い方にも寄るが、荒っぽくも見えるかも知れないのね。そう言う点では、今回は使いやすい。これに寄って、大きさのメリハリは付くし、単色って部分をマーブル調の窯変ってモヤモヤっとした

タイルを使う事で、可愛いって言うのを薄める事も出来るはずなのね。そんな訳でパーツの仕込みが終わってからの、問題はそのデザイン・・・。

高さ18cm、幅15cmって鍋敷き位と思って貰えると、大きさが判って貰えるだろうが、この繰り返しを20回位繰り返す事になるのね。そしてこれがピエロの下に来る模様になるのね。

これがラフ画の時は、白と赤の三角帽子の繰り返しだったんだけど、小さな絵の時は可愛くて、それ相応にまとまっていた様に見えていたんだけれど、流石にこれだけの大きさに、単色の三角が

ドーンとしていたら、幼稚園っぽくなり過ぎで・・・。だから大人っぽい雰囲気が欲しくなる。そこを窯変のハートでカバーしたものの、異質のタイルを入れるってのは、転校生がジャイアンに

なる・・・って感じなのね。この異質を他の異質のもので緩和したいのね。それと大人が足りないって事になると、やっぱ金かなぁ・・・って思うのね。まぁ理由の決めてはお客さんが好き・・・

ただ金は廃盤になり、しかも15mmなんて大きさは益々のレア。使うなら足りるような工夫をしないとならないのね。それとそもそもチップにしても、一般的には廃番なんで、メーカーさんに確認

の電話をして・・・OKも取れたし、準備が整って来ていて・・・今回はネット張りって言うスタイルでやるつもりなんで、ネットが届き次第、本格的にスタートするつもりなのね。

まぁまだ検討している事はあるんだけれど、それはまた・・・

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父の検診とピエロの壁画のバックの構想

2024-05-29 07:27:59 | モザイク作家
今日は午前中は父の検診、午後からアトリエで、プチッと片付けをしてからの、いよいよピエロの壁画となるんだけれど、今まで描いた部分に付いては、色も大体決まっていて、始めれば何も悩む

事無く進むと思うんだけど、まぁ予定通りに空白部分のバックをどうするか?になるのね。一応、お客さんにはOKを貰った事で、最低限の部分を通したんで、空白部分って言うのは流動的。

ただ方向性としては、サーカステントみたいな感じにしたくなると、今の家の状況からしても、赤が外せないのね。そこで下絵では、白と赤の三角帽子みたいな絵だったんだけど、18cmもあると

それだけじゃ単純すぎて・・・そこでガラスタイルなんかを持ち出して見たものの・・・。まだ正解が見付からず・・・そうね、今音楽で比喩すると、作曲は出来ているものの、イントロ部とか、

どんなリズムにしようか?みたいな話で、編曲みたいな事なんだろうけれど、冒頭部にドーンとインパクトが欲しい・・・って思ったとする。だから色が赤を使いたくなるし、ただドーンって言う

のを、沢山・・・って取ると、三角で18cmも取ると、大味になるし、画像のようなデザインときらびやかなんてのも良いのかも知れないが、赤の部分が少なくなると、パンチが足らなくなる。

それではドーンには見えない。既に吹き付けてある赤と韻を踏みたいって感じもあってね。ただとんがり帽子的に赤を使うと、このチップやリップルってタイルが、幼く可愛く見えるので、必要

以上に可愛くなると、幼稚になってしまうのも、幼稚園なら良いけれど、一般住宅だからね。わー可愛いぃぃじゃ無くて、おーって感じにならないとね。だからそこのさじ加減探しなのね。

まぁいずれにしても、片付けも大体終わったし、明日刺激がやって来るから、何かきっかけになるとは思うけれどね。

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いよいよ本格的にピエロの壁画

2024-05-23 23:26:26 | モザイク作家
いよいよピエロの壁画となったが、何しろ畳よりも大きいサイズ・・・そんなのアトリエ内では無理なのね。それじゃ無くてもあれこれあるのに、お教室の度に片付けとなったら、ほぼ無理・・・

出しっ放しじゃ無いと、何しろ動かしたく無いのね。とは言ってもそんな場所は無いし・・・そこで今使っているテーブルを辞めて、畳サイズのテーブルを作るか・・・って感じになっていたら、

かぐやが実家は駄目なんですか?・・・って。あっ、その手があったかぁ。こんな事は良くあって、昔恐ろしく貧乏だった頃、家賃が払えなくなる事が多々あって、どうしようか・・・と、

悩んでいた時に、ある人が安い所に引っ越したら・・・って。そもそも支払いを困っているのに、引っ越すなんて考えもしなかったのね。ただ引っ越してからの家賃は、半額近く安く、間違い無く

正解だったが、そんな事を思いもせずに、追い込まれていたから、一択って感じだったのね。それが今回も、かぐやに言われて、それかぁ・・・って。そんな訳で実家の2階で拡大コピーの清書。

何しろ大きいんで、直しながら写すだけでも、かなりの時間が掛かって・・・。まぁそれでも何とかかんとか、カッコが付いて来て・・・。話は反れるが、下絵の下のタイルはテラコッタって言う

素焼きのタイルなんだけれど、畳を剥がしてタイル屋の頃に張ったものなのね。壁にもメキシコタイルが張ってあって、妹の趣味で一緒にやったのね。それが美しい部屋って雑誌に載ったりして。

それが今はガランとしているから、使い放題なんで、これからの制作はここで、夜アトリエで・・・ってスタイルになる感じなのね。まぁこんな事になって思うのは、昔のアトリエでは

出来なかったものが、今のアトリエで出来ていたのに、そこでも出来ない作品を作る事になった・・・金魚の壁画なら今のアトリエで出来るのにね。年々変わって来ているんだろうね。

これもまた新しい種・・・何しろ秋まで撒けるだけ撒くつもりなのね。

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椅子の下地とピエロ下絵拡大

2024-05-23 07:22:01 | モザイク作家
今日も椅子の下地から。

まず角材の出っ張りをサンダーで削って、滑らかにしていると、大家さんの奥さんと娘さんが座り心地について話す事になり、まぁ簡単に説明すると、ただ椅子って言うと、仮に以前の大塚家具で

あっても、平気で座る事が出来るだろうね。だって椅子だから。って事は安い家具屋のなら、躊躇無く座れるのね。つまりタイルが張ってあっても、普通に張っていたら、綺麗だねとか、可愛いね

・・・って言葉と同時に座っちゃうだろうね。これが少しでも躊躇させる事が出来ると、工芸だのとなり、美術、芸術となれば、しげしげと眺める事になると思うのね。更に言えば、本当に凄い

ものなら、えっ・・・これが全て。あっ・・・でも良いし、おー・・・でも良い。言葉にならないものなのね。まぁそれとは違う理由もあって・・・説明すると協力して座ってくれて・・・。

正直、きちんと話して受け入れてくれるんだから、相当な理解者なのね。こんな人達は、俺の成長を本当に喜んでくれる人達なんだろうね・・・きっと。そんなこんなで、その後、つなぎ目のパテ

埋め的な事をやって・・・まぁ正面の穴の中以外は、ほぼ終わったんで、これはこれとして、いよいよピエロの下絵を拡大したポスター印刷を繋ぎ合わせて修正したのね。


これを2枚やったら、いつもの時間って事で、今日は終了。

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父の検診と椅子の下地

2024-05-22 07:30:46 | モザイク作家
今日は朝、父の検診からスタート。もう何度も行っているんで、特に戸惑う事も無くすんなり終わって、その後は椅子の下地。
最初の方はそこそこ形になって来たんだけれど、後の方がまだ見劣り感があって・・・ただ何とか雰囲気は出て来たから、もう少し・・・って感じなのかな。そんな中、先日作ったサンプルが、

岐阜の会社に着いたようで、社長さんから連絡が来たのね。まぁ種は撒いたし、これでひとまず俺が会えないような場所や人に、知られる可能性が広がった訳で・・・。何しろそんな繰り返しを

出来る限りする事なのね。ただ流石に作家katsuが半年近く、営業作品ばかりを作っていてもね・・・そろそろお金の貰える作品側に行かないとね。そうなるとピエロの作品となるんだけれど

、そうする為には、何しろ手狭なアトリエを片付けして、制作する為の机の制作をしないと、数メートルの作品を出しっ放しにして置くんだから、金魚の作品の比では無いのね。

手を付ければノンストップになるだろうし・・・。いずれにしても、もうその日も近そうなのね。

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更に引き続き椅子の下地

2024-05-11 08:42:41 | モザイク作家
更に引き続き今日も椅子の下地。

どんだけ変わったか?って言うと、良く見ればそこそこ、変わっているんだけれど、何しろモザイクと一緒で、四角いものを滑らかにとか、グネっとか、有り得ない方向に曲げたいのね。

それだけでも難しいのに、そこ座ると壊れる?って感じに、いちいち曲げようとするたびに、問題が起こるのね。でも当たり前なのね。どんなクリエーターの人も、新曲、新作、新車、新築・・・

みんな考えている人がいるのね。それを一般の人達は買うって側にいる。それを時に残酷に切り捨てるように、今度のドラマ詰まんないね、前回の歌の方が良かったね、何だこの家・・・。

変な料理・・・って感じになったり、ブラボーってスタンディングして貰えたように、爆発ヒットなんて事があったりして・・・つまりこの生き方をしている人達は、神かゴミのいずれかなのね。

だから当然神側を狙うんだけれど、その一発を当てられる人も極わずかなのに、当たらなきゃいつまでやってんの・・・とか、まだやってんだ・・・とか言われたりするし、言われなくても、

扱いがそうなったりもする。高いとは言われても、安いとは言われなかったり、どの仕事も大変なんだけれど、普通の仕事はご飯は食べられるが、こんな仕事は芸人では無いが、副業でもしないと

続けられないなんて事もあるだろうね。その副業がタイル屋だったりするんだろうが・・・俺は辞めちゃったし、逃げ道は無し。それと同時に、一般的には上司なんてもんがいて、教わるなんて事

も出来たりするが、新曲の作り方を聞けはしないのね。そこを乗り切るのは自分しかいないのね。ただ1つだけへっぽこな俺にも利点はあって、盗む目は持っていたりする。それは元職人だから。

見様見真似・・・ちょっとしたエキスさえあれば、それを自分に活かせないものか?なんて考えたりする。それは大人とも限らないし、素人かも知れない。要するに今の自分の考え方の中に無い

事例は、自分では考えなかったものなら、1つの考え方として持っていると、これしかないって思い込みは無くなり、色んな方法論になる。ただ全てに良い事と悪い事は背中合わせがある。

簡単に受け入れると、その人を心配するような人から老婆心を言われて、自分が無いとか信念が無いなんて罵倒される事もある。これがいわゆる叱咤なのね。逆に受け入れないと、今度は頑固とか

意固地とか、それを信念とでも言うのか・・・まぁ聞く耳を持つと色々聞こえるもんなのね。んで結局最後は自分って事になるんだけれど、まぁ簡単に言えば、人生をジャンケンだと思うのね。

何も考えずにたった3つの選択をする人は、何にも悩まずに出す事が出来る。この偶然の結果で、喜んだり悔しがったりするって考え方。それとは逆に、相手の顔やじゃんけんぽん・・・って言葉

の言い方や目なんかを見て、相手の心理を読んで見たりして・・・その都度その都度考える。この両極端で逆も真なりの説明になる。これで2通り。所が人は気紛れ・・だったりもする。

自分を押し通して失敗すると、やっぱり聞こうとしたり、聞いて失敗すると、やっぱり聞かなきゃ良かった・・・と。全て結果に流される。これが一番厄介なのね。こうして考えた時に、俺は

今日は俺どれ?・・・って自分を振替ったりする。それは体調だったり気分だったり、人は簡単に変わるし、安定感があればどの選択でも良いが、気分で変わると今日の俺大丈夫か?なんて事になるのね・・・。

その時に、単に作品が上手く行かない・・・って言うだけなら、単なる実力の無さだから、何かそこを抜け出せるきっかけさえ掴めば、活路を見いだせるだろうね。でも1人悩み続けると、泥沼の

ループになり、全然進んでいないように見えて、自分を追い込む事になる。そこに収入ってな事が付いて来るんだから、焦りなんてもんが加わればきついのに、期限なんて上乗せすれば、そりゃ

安定しろってのが難しくて当たり前なのね。それをこれが最後の自由演技だと言い聞かせてやっているんだけれどね・・・余りにもモチーフに興味を持たれる事は無く、最初から判っているが、

落語の、はたののりゆきのかっぱだぬき以上な気がするのね・・・しかもモザイクに入れば、挽回出来ると思っていても、何しろそれより大幅に見劣りする立体の技術・・・もっと何とかならんかね・・・。

って自分でも呆れるが、逆に昔よりも上手くなってんじゃ無いの?って気分もある。まっ悩んでいるってのは、作家katsuが困っているのだから、抜け出せれば名作になれる・・・って信じるしか

無いだろうな・・・そもそもかっぱだぬきが売れるのは、人に認められてからなのだから。

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引き続き椅子の下地

2024-05-10 07:21:27 | モザイク作家
今日も引き続きタコの椅子の下地。まぁしかし俺の実力では、アップアップなのね。しかもどんどんと重たくなって行くし・・・。これでタイルを張ったら・・・一体何キロになるんだろうか?

とは言え、何とか形にはなって来たのね。明日大家さんが不在だから、削って角を丸くすると、もっと雰囲気が出ると思うのね。って言っても大きく軽くはならないだろうけど。

ただ座る前提だから、どうしてもおしりの部分は木を使いたいし・・・まぁしかし、世の中色んなものがあっても、蛸の椅子なんて早々無いだろうし、手足が付いて来ると段々と気持ち悪さや、

不気味さも出て来たし、雰囲気はあるのね。ただね、展示作品ばかりが数ヶ月も続くと、精神的にも生活費にも大きく影響するし・・・気持ちに焦りも出るし、それが上手く出来ない原因とは言う

つもりは無いが、きつくはなって来る。リュウグウノツカイ、カツオノエボシ、そして蛸の椅子。まぁ見事に今すぐ売れるとは思えない作品ばかり・・・。まさに落語のはたののりゆきになっている。

今回の蛸の椅子は完璧にそう言えるのね。かっぱだぬき・・・何だこりゃ?って作品なのね。人が見た事が無いものを作るってのは、かなりリスキーだし、欲しい・・・とは思われない。

しかもこれからどんどんとそうなって行く・・・楽しい作品作りでは無いのね。でもそれで良いのね。もしこれが芸術って方向なら、楽しい作品の訳が無いし、凄い・・・ってものは簡単なはずが

無いのね。だから凄い方向に向かっているのなら、気持ち悪かろうが、不気味であろうが、それで良いのね。これが自分の勝手に作れる最後の作品と思ってやっているのだから・・・。

しかし改めて思うのは、一般的とか普通とかって言葉に合わない方向の自分が、一般的や普通を求められた場所では結果が出なくて当然だし、逆にエリートでは無いから、シードされる事は無い。

つまりどんな場所であっても、常にそこに合うような事を続けて来たが、思えばTVチャンピオンの時には、予選ではベランダに露天風呂ってお題には、蛸のお風呂を作った・・・。まぁ有り得なかった。

他の人達はお洒落なものだったり、富士山だったりした。決勝ではヘビにカエル・・・あの時に、選んだ理由は、katsuさん東京から来たの?って御宿の子供達が憧れたような目で見るのね。

たった東京って言っても2時間弱の場所。しかも東京って言ったって江戸川区。とても胸張って言えるような場所じゃ無い。別に悪い場所では無いが、昔からコンプレックスのようにある。

例えば最終学歴が高校でも、職人なら十分に生きて行ける。でも、ハングリー精神と言うのなら、むしろ中卒だったり、不良と呼ばれるような人達の方が、根性があるって感じに思われた。

もっと言えば、大学を出ていても、腕が全ての分野では、むしろ馬鹿にされていた人達を見て来た。大学出て職人かよっ・・・ってね。そうかと思うと、設計士を先生と呼ばないとならず、

そんな時に、良いよなぁ、冷暖房で絵描いてりゃ良いんだから・・・楽だよなって言っていた職人も山程見た。そう考えると、何もかもがコンプレックススタートなのね。その俺に、子供達が、

凄い・・・って言ってたのね。だから、東京ってヘビに飲まれるなよ・・・カエル達って意味だったのね。誰かがここを守らないと過疎化するし、東京で生き残れるカエルが何人いる?ってね・・

その時は38歳・・・生意気にも程があるだろうね。そんな若造が過疎化を口にするのだから。でも今明らかに過疎化している。あの時に感じたように。そうならないように・・と思っていたのに。

俺はまだ未熟だし、認められた立ち位置じゃ無いから、説得力に欠けるだろうが、芸術って言うのは気付きだったり、警告だったり、ホラーだったり、作者が強く言いたい事を言葉では無い表現で

伝えようとしていると思うのね。このままではいつかそうなる・・と。そんなもんは幸せな人達には受け入れづらい。だから映画や漫画、アニメ、ゲーム、アトラクションの即効性のある娯楽とは

違うのね。一言で言うなら神々しさが。まっ一応、何でも例外はあるから、村上隆さんのような芸術家もいるけれどね。どの分野でも例外はある。大谷さんみたいにね。ただ一般的にって言うのは

絶対数が多い方を指すもので。そんな分野に、美大でも無く、60歳で、もうタイル屋でも無く、信用出来るような一切肩書き無しって感じで、ここまでやっているのは、シード無く、予選を毎回

戦って来た上の、ここまで・・・って感じなのね。そんな俺の自由な最後の作品が蛸の椅子。葛飾北斎が春画の蛸を描いたように、俺もこの蛸の椅子で春画が描きたいのね・・・。

立派な芸術家でも無いのにね・・・ただ春画って、その当時ご法度なのね。それを描くって言うのは命掛けだっただろうね。でもきっと貧乏な奴らが、ご飯の為、道具の資金、しがらみ・・・

そんな中の制作だっただろうね・・・きっと。今となっては芸術家扱いで、立派な人となっていても、春画を描いている時点で、その当時はへっぽこ扱いだったのは間違いないのね。

ただこうして今、認められているって事は、へっぽこ扱いされていたのは事実だろうし、その春画が表立って描けない以上、ヤミ取引なのだから、安い扱いをされていたのは間違いは無いのね。

でも腕は下手だった訳じゃ無いから、こうして今認められている訳で。じゃ俺も・・・へっぽこ扱いの安い扱いの今より認められた時に、この蛸の椅子の春画が、名作として扱われるような仕上がりにしたい訳で・・・。

ただねぇ・・・春画って貧乏作家の収入源だったはずなのね。でも俺の春画はただただ、タダなのね。むしろ追い詰められているだけなのね。だからきついのね。しかも手慣れない立体・・・

益々時間が掛かる。ただモザイクに入った所で楽では無いが、アップアップで作っている立体よりも、気持ちが楽になる。だから逃げ切りたいのね・・・最低限の合格点で良いから・・・。

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椅子の下地

2024-05-09 01:03:29 | モザイク作家
今日はお教室も無く椅子の下地になるんだけれど、何しろ実力以上の事をやっているようで・・・

下絵を描いて見たものの、何しろ難しいのね。椅子だから座れないと駄目だし、でももっと足を出っ張らせたいのに、かさばるし、邪魔だし・・・となると、限界があるし・・・。

もう既に下地の段階でそこそこ重いし・・・何とか逃げ切りたいのね。ただいつも通りだけれど、人ってこうしたい、あぁしたい・・・って理想があったりする。けれどその構想段階に、

自分の実力以上の事をしていた場合、予想以上に手こずる事になり、場合に寄ってはそのダメージは大きく、病は気から・・・の気が滅入ったりするのね。これが思いの外、上手く行けば、やる気

が出て、そのやる気が難しい事にもチャレンジする気持ちになったりもするのね。だからきちんとそれを操作して、朝ダメージが少ない段階で、チャレンジして行くのか?嫌、今日は簡単な所で

気分良くなって、午後からチャレンジなのか?・・・って自分の気持ちと向き合うのね。所がそこに先生としてお教室が入るから、午前中が空いていたり、午後が空いていたりすると、そこをも

踏まえてどうする?なんて事になり、その上、色んな準備も加わるから、中々大変だったりもするが、これもまた当たり前の事で、人と話さなければ孤独になり、人と向き合うと孤独にならない。

でも、人の話で疑似体験をするから、本気で向き合うと、その人の喜びも悲しみも拾う事になる。だからこそ、先生katsuをしている時間が孤独じゃない時間であって、作家katsuの孤独な時間が

減る事にもなる。何しろ余暇が無い分、作家katsuだけの孤独ではかなりきついし、とは言っても、逃げている訳でも無いのね。しかもモザイクでは無い立体造形・・・。

ここさえ何とか逃げ切れれば、何とかなるんだろうが・・・そもそも上手く行かない事は、大抵経験不足な事なのね。立体なんていつ振り?なんて事になると、モザイクとは違って完全にね。

ただそれでも何度かやっている事から、昔よりは良くはなっていると思うんだけれど、そもそもバランスの悪さなのね。この比喩も良く使うが、ラッツ&スターみたいなもんで、最初は友達で、

多少の個人差はあっても、左程差は無かったと思うのね。けれど、ずっと歌い続ける鈴木さんと、他のメンバーでは、差が出て当たり前。だとするのなら、モザイクのkatsuは鈴木さんのようで、

上手くなり続けていると思うのね。でも立体造形だったりすれば、回数の少なさは明らかに見劣りする。それが木工となっても、モザイクと比べれば、当然見劣りする。それ位、モザイクとの差は

大きいと思うのね。みんな俺なんだけれどね・・・モザイクのkatsuと向き合う時よりも、見劣りする分、中々上手く行かない気分は、とてももどかしいし、先日のさくらの話の時の気分とは

違うだろうが、大きく似ている部分もあると思うのね。もどかしさって言う点ではね。ただ何とか乗り切れば、これが今大満足にならなかったとしても、経験値になる訳で。ただそれをただの

経験値だけ・・・って訳には行かないから、1点でも多くの点を取りたい訳で。そこを何とか逃げ切れれば、モザイクのkatsuが何とかしてくれるはず・・・って思ってやってるのね。

ただこれが厄介なのは、このスタイロフォームって断熱材は、厚みによって値段が大きく変わるのね。だから厚みを出す為には、重ねないとならないのね。この考え方はプラスして行く、足し算。

これが最初から厚いものなら、削り続けるのだから、マイナスになり、引き算。この引き算は、棟梁のような彫刻の人達の技術になるし、足し算は陶芸のような人達の技術になると思うのね。

そうね、どちらにしても棟梁の目は欲しいね・・・って感じなのね。今の自分に無い力なんでね。




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コープみらい東京さんのサンプルと椅子の下地

2024-05-05 02:31:28 | モザイク作家
今日はコープみらい東京さんのサンプルと椅子の下地を平行に。朝下地を彫ったり切ったりして、ペンキを塗ったら、乾くまで椅子の下地。

そんな中、賑やかなアトリエの外では、昨日まで大家さんもすーさんも、家を直していたんだけれど、それが今日はそこにバイク屋さんも加わり、すーさんの車のフロントガラスを入れ替え。

まぁしかし、器用な人達とは言え、まさかの車かぁ・・・。こっちは木工を四苦八苦だって言うのに・・・。とは言え、何とか形にはなって来ているのね。そんな中、3人目の中学生も予約が来て

・・・。みんな3年生だから、今回が最後なのね。良い思い出になれば良いのね。

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