~ゆるゆると自分に甘い生活~

ざっくり生きててあわわな毎日。でも残りの人生シッカリ楽しむ。

母の闘病。「志村のコント」

2021-04-29 21:15:02 | 父の闘病・母の事
朝食前2粒、朝食後は16粒、昼1粒、夜7粒。
服薬必須。
「食べたら飲む、食べたら飲む、だよ。お薬、頑張ってよ。」と言い続けている。

ダイニングの母の専用席の、その左側にお薬ポケットがある。
食事とセットで服薬できる、ベストポジションだと思う。

が、それはこちらの勝手な思い込み。

どれほど手の届くところにあっても、忘れていればそれまでだ。
まだまだ声がけが必要。

それでもこのお薬ポケットの存在はかなり気になるらしい。
新聞を読む以外の時間はいつもポケットをジッ~と見ている。
そして。

母;「今日は何曜日だったい?」
私;「何曜だと思う?そこにある新聞で見てみたら?」
母;「ぁ、水曜だね。私、薬は飲んだんだったかい…」
私;「そうだね、水曜のお薬、無くなってるもんね」
母;「ぁぁホントだね、飲んだんだね…」

そしてまたお薬ポケットをジッと見つめる。

母;「今日は何曜日だったい?」
私;「何曜だと思う?新聞で確かめるかい?」
母;「ぁ、水曜だね。薬は飲んだんだろうか…」
私;「ポケットにもう入ってないよね、飲んだね。」
母;「ぁぁ、飲んだね…」

しばらくして。

母;「今日は何曜日だったい?」
私;「何曜だと思う?・・・・」
・・・・・・


と、延々と続くこの会話を聞いて“旦さん”が。
「志村のコントみたいで可笑しかった」と。

確かに!
「ドリフ大爆笑!」で志村ばぁさんがこんなコントやってたかも!
会話がひとしきり成立したらまた振り出しに戻って同じ会話が始まっちゃうやつ。
ドリフ思い出してすごく可笑しくなった。
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「旅立つ息子へ」

2021-04-26 21:20:04 | ライブ&映画
久しぶりに映画館に行った。

「旅立つ息子へ」(原題 Here We Are)
実話に基づくイスラエルとイタリアの合作。

父が子を、子が父を。
120%の愛と信頼。
これを絆って言うのかな、と。

テーマの重さを感じない。
無駄なシーンが無くテンポ良く流れる。
シンプルに大切な事を伝えてくる。
エンディングは涙じゃなく、むしろ笑顔になれた。

温かい作品でした。

癒しの時間を味わえてありがたい。
何かと手がかかる我が母への想いも新たになったかも。
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母の闘病。「紙パンツ」

2021-04-25 21:55:48 | 父の闘病・母の事
入院前、母は自分で洗濯できていたが今は当然ムリ。

という訳で。
「昨日使った肌着は洗濯機に入れてね」
とそれだけ頑張って、のつもりで言っておいた。

洗濯した。終わった。開けた。

ドラム内、小さい粒々だらけ。
側面に散らばった白い粒々とツブツブまみれの洗濯物。

見ると。なんと。
あぁ…紙パンツが…

ウチでは買ってない。
なにより履いていなかった。

のに、なぜ。

そうか、、、退院した時に履いていたのかも。
それがどこかに置いてあったのかも。
それも一緒に入れたのか。

って訳で、散々な目にあい。

「紙パンツってのは赤ちゃんのおむつと同じだよ」
  (パンツって表現が勘違いを生むのか?と思った)

「だから洗うんじゃなくて、ゴミだよ」
と教えた。

「わかったよ」と返してきた。
すぐに忘れるだろうけど…。


…庭の木いちごも育ち始めた…
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母の闘病。「だはんこく」

2021-04-24 21:01:18 | 父の闘病・母の事
「だはんこく」は北海道弁なのかな。
標準語では、ほぼ「駄々をこねる」の意味だろう。

親がよく言ってたので使うべき場面は分かるが私が実際に使った事はない。

しかしこの度初体験。

88歳の母は今年の1月4日から入院続きだった。
2月に一瞬だけ在宅したがまた入院や転院を繰り返した。
そして今月14日にやっと本気の帰宅を成し遂げた。

4カ月に渡る入院は意識がハッキリしない時間が多かった。
せん妄状態も多かったようだ。
なにしろ面会ができないので状況はよく分からなかった。

案の定、帰宅しても辻褄が合わない。
その時その時の会話はできるが、一瞬で忘れていく。

脳の衰えに加え、今回の病原「心臓」、元来の弱点「足腰」の3本立ての弱体化。

帰宅してから毎日、たくさん会話した。
見せたり聞かせたり、ヒントをあげて思い出すようにしたり。
何度も何度も振り出しに戻る会話。
堂々巡りで全く進まない会話。
結局ムダになってしまう私の努力。
時間を割いて無理強いせず、とにかく話した。

デイサービスに行ければ少しか活性化するんじゃ…と思った。

仲間に会う事で脳に刺激。
わずかな距離でも歩行運動。
簡単な手遊びで楽しい気分。
温かいお風呂でリフレッシュ。

そして。やっと。

コロナ対応やら病院からの病状引き継ぎやらが完了し、いよいよデイサービスの日。

朝、母は「だはんこいた」。
全然動けない。歩けない。行きたくない。
あと4~5日は家に居たい。
ウチで運動するから。
などなど。

4~5日居たところで状況が好転する筈がない。
実際、翌日にはそう言った事すら覚えていなかった。

後日、「デイサービスに行きたくないって言い張ったんだよ。」
と教えたが「?」とピンとこない様子。

とそこで、母が昔言ってたセリフ「だはんこいたんだよ!」と教えたら。
「え、そうなのかい!!それは大変だ。」と返してきた。
自分が何をしでかしたのか、一瞬で理解したようだ。

「だはんこく」
それから、ちょこちょこ使っている。

…ブルーベリーが今年も元気に育ちそう…

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「3年の星占い」

2021-04-11 20:57:51 | 
私の星座は牡羊座。

ホロスコープ。
俗に言う「日々の星占い」とはちょっと違う。
「生まれたその瞬間の星々の位置で、備わっている根本的な資質が分かるのよ」
「今この時の星々の位置や動きで私たちの運気は大きく影響を受けるのよ」
という感じの事(たぶん)。

人の本質は後天的要素の影響があると思うので、サックリと参考程度に読み取って、都合良く心の糧にしている。

薦めもあって石井ゆかりさんの「3年の星占い」を購入。
その時々で必要なテーマを目次で見つけ、繰り返し開いて読んでいる。
迷走中の私には現状、最強アドバイザーの1人。
今後3年間の指針をチラチラと教わっている。



全ては心の持ちよう。
視点を変えれば幸せ度が変わる。

ホロスコープは見方を変えてくれる味方。

自分に都合よく考えて良い。
だって完璧なんて無い。
にんげんだもの、だもの。



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旅はまだダメかな。

2021-04-08 21:43:10 | あれこれ
前回、久しぶりに心のモヤモヤをブログに込めたら。
ちょっと晴れた。

文章にする事で心が整う。
あらためて実感。

そしてそんな今感じてること。

旅に出るどころか、計画すらできない。
これは想像以上にこたえる。


発見し、知識を習得する喜び。
過去の人々の営みに触れる感動。
今へと繋がる様々な軌跡への感謝。

行きたいな、どっか。



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心の整頓

2021-04-03 21:54:15 | あれこれ
人生山あり谷あり
良いことばかり続かない、
悪い時があるからこそ幸せを感じられる

誰しも「落ち込み」期間はある。
今は違ってても過去に経験している、絶対。

私はその「落ち込み」頻度が多いんじゃなかろうか…
と思っている。
そう、それこそが「落ち込み」真っ最中の証拠。

人間が単純だから、簡単なことで浮いたり沈んだりする。
とんでもなく些細な事で「落ち込む」。

反面、アッサリと復活もできる。

復活が早いのは長所、とも思っている。
が、そう思える時は「落ち込み」期間外。

復活のカギは読書。
バイブルはたくさん持っている。

最近では「一日一生」「伝わるちから」。

*一日が一生、と思って生きる
*弱った自分を逃がす

ホンの一文が自分を取り戻すきっかけになる。

スピリチュアルな世界や宗教信仰に深く傾倒しないのは、
早々に復活できちゃうからだろう。

多忙な日々から解放されて一息ついて、心が少しずつ整ってきた。

復活への道を歩き始めている。





コメント (2)
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