ラーメンの優しい食べ歩き

ある日の想い出を書いています。

新華(タンメン)@武蔵新城に行きました。

2017年09月23日 15時33分54秒 | ラーメン 神奈川県
今回は美味しさのポイントについて考えてみました。


美味しさは味覚であり、その人の個性であることを前提にですが


できれば自分の好みに合うお店で食べたいもの


お店に入る前、入った後でこのお店はイイんじゃないのかって思うポイントをいくつか挙げてみましょう。



今回のお店はこちらです。


いわゆる街中華


私も初めて入ります。


まず、新華という店名


この店名は割と色々なところで見る気がします。


おそらくは一連の流れを汲んでいるんだと思います。


ということは、出どころがしっかりしている。中華の技を持っているお店


という予感


次にタンメン・餃子の文字


お店の売りを明確にすると共に、川崎でタンメン餃子と言えば抜群の組み合わせを売りにしているぐらい


地域に密着の予感


そして年季の入った建物がこの地で長く営んでいる。


ある一定の支持を集めているからこそ続けられるという予感


うん。イイじゃないか。



カウンターに座ってメニューを見て


チキンライスとオムライスの文字


これは、街中華の存在を如実に表しています。


ファミリーレストランができるより前の外食の中心のヒトツに街中華の存在があります。


家では食べることができない中華の美味しさ


とはいえ、家族の中には中華もイイけど、横文字のメニューも食べたい


家では食べることができない。食べることはできても本格的は料理の技術を持っているからこそ生まれる美味しさ


その楽しみにも似た美味しさが外食にある。


そんな時、お父さんはタンメン。お母さんは焼きそば、僕はチャーシューメン、お姉ちゃんは、、、


あ、チキンライス、オムライスもある!私、これにする!


中華だけでは叶えられないたまに食べる一家の外食を支える街中華の醍醐味


そう。メニューに横文字。つまり洋食があるお店はそんな外食の美味しさを叶えることができるお店。つまるところ美味しいお店!


ということになるので、この時点で私の心はガッツポーズ!



タンメンです。


今回はタンメンが食べたい。カウンターから見渡せるオープンキッチンのライブ感


奥さんが麺を茹で、お父さんが野菜を炒めスープを注ぎ塩で味付け。レンゲで味を確認し、仕上げに2つほど調味料を追加


茹でたての麺が入った丼に炒め野菜の旨みと香りが溶け込んだスープを一気に注ぎ込む。


無駄のない動き、軽快なリズムで作られたのがこのタンメンです。



清湯ですが、麺は微かに見えないのは、濁りは旨みの綾鷹現象


食べる直前ですが、この時点で食べなくてもわかる美味しいということを


だが食べないと、どれほど美味しいかはわからない(当たり前)



すっごい美味しい!


熱々のスープながらしっかりと感じる炒め野菜の旨み、上品なコンソメにも似たアッサリとした美味しさの中に


カンを捉えた香ばしさ


ニンニクのようなアクセントを感じつつも、決してそのアクセントに支配されない。主役はあくまでもアッサリとしたスープ


そのスープをより引き込まれるように飲ませる目に見えないこのギミック



麺はやや太めのストレートタイプ。平打ちというよりは楕円のような


モチモチとした食感の麺に絡むスープが麺の美味しさを引き出しています。


ヒトクチ目にスープの絶妙な塩加減に美味しさを感じ、フタクチ目には麺の食感とのどごしを感じた後に鼻から抜けるスープの香りに美味しさを感じる。


強火でシャッキリと炒めた野菜の旨みとは異なる香ばしさは具の豚肉のスープを濁さない程度の焦げ目のつけ具合


このタンメン。凄く美味しいです。



ごちそうさまでした。


それじゃ、今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。See you!


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豚星(ラーメン)@元住吉に行きました。

2017年09月21日 17時26分17秒 | ラーメン 神奈川県
今回はインスパイアのその先について考えてみました。


『影響を受けた』


それがインスパイアの意味で良いと思います。


憧れから、その味を作り出す。本家で修行するパターン。インスパイア店に修行するパターン。独学でたどり着くパターン。真似すると売れるみたいだぜ的なパターン。


どの場合でもやや異なる味わいや見た目、そして食べ応え・満足度といった様々な面で本家とは良い意味で違うということろもまた魅力



今回のお店はこちら



これが目印かな?


それにしても、特定の訪問者を指してるんでしょうが、モラルとはいったい?


これがきっかけでお店が閉店に追い込まれることもあるってことに気づけってんだ


ここは語気を強めます。


自分さえ良ければ、他の人もやってるし、すぐ終わるから


そんな些細なことで大好きな味、お店が無くなるってことはわかりなさいよ。


そんなこと言ったって、車で来た人の為に駐車場ぐらい用意しろよ、、、


ハァ!?


人ととしてこうあるべきってことを守ってから店に行け。ここに限らず。


そんなことを考えていたかは覚えていませんが



ラーメン、ニンニク少なめ、アブラを頼んだことは覚えています。


自分の順番が近くなったらスマホから目を離して店員さんにいつ声をかけられても良いように待機!


っていうか、ブタが厚い。豚ましにしなくて良かった。



最近、ニンニク少なめが私の中のデフォルト


無いと寂しい、多いときつい


まぁ好みです。



そして安定の天地返し


ヤサイもブタも麺で挟んでフックラと


ヤサイのカサも小さくなって食べやすくなります。



麺は太めの平打ちナチュラルなウェーブ


気持ち柔らかめに感じる茹で加減。それゆえに感じる麺自体の旨みの強さ


麺が美味しいからスープを絡めても負けてない。そのスープも乳化したタイプ。


味わい旨みが濃く、強さあれでも優しさがある。


これは、、、インスアパイアを超えた豚星というラーメンだと


時々、いや最近では多くなってきたと思う二郎インスパイアを超えた二郎と同じぐらいハイレベルの味


噂には聞いていましたが、豚星もその1つ。そうリスペクトされる味だということがわかりました。



ヤサイはフックラ。モヤシに沁みたスープの旨み


時折感じるニンニクの風味


さりげなく感じるキャベツの甘み


追加はしないけど、ヤサイ無しっても寂しいもの



ブタは、、、肉質を感じる旨み、脂身に頼りすぎない味付け


麺で十分なボリュームに加えて胃の腑にズシンと落ちる16メガトンな食べ応え


一気にきた。満腹中枢のゲージを一気に振り切らんばかりの食べ応え


ブタ増しにしなくて良かった、、、とココで再認識


でも安心して欲しい。私はプロだ!仮にブタ増しにした場合でも完璧に美味しく食べ切る自身があります!


が、それはまた別の機会に、、、



ごちそうさまでした。


食べなければ、何も感じませんが


食べることで、食べて良かったと思える美味しさでした。


それじゃ、今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。See you!
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中華そば専門店 醤 むらさき(中華そば中・海苔)@桜新町に行きました。

2017年09月17日 17時05分54秒 | ラーメン 23区
今回はコショウの味わい方について考えてみました。


ラーメンの定番の薬味にコショウがあります。最近では薬味を入れることを味変と言うそうです。へー



今回のお店はこちら


9月30日に閉店するのでもう1回は味わいたいなぁって思いましたところ



おや。隣の用賀で食べられることがわかりました。



中華そば中に海苔を追加しました。


もともと量が多いこのお店。量が多いということは同じ味が続くこと


同じ味が続くと人は不思議と飽きがきます。


そこで味に変化をつける存在である薬味が美味しさへアクセントを与えるのです。


そして、このタイプのラーメンはコショウとの相性もよろしいので、コショウを振るタイミングを考えつつ食べていきたいと思います。



中央にメンマ、そこから放射線状にナルト、チャーシュー、海苔が盛り付けられています。


さらに刻みネギがたっぷりとスープを漂っています。


まずは全体の様子を把握しつつ、麺を食べつつ、具を含ませつつ、そこにコショウを組み込ませる


うん。なかなかイイかもしれないぞ



ビッグレンゲで熱々のスープを味わいます。


煮干しの香りと旨みは弱くなく強くなく、熱々のスープはネギの甘みを引き出します。


まずはすーぷのピュアな美味しさを感じつつ



麺は細めの縮れタイプ


麺の熱に負けないが、勝ちもしない。スープとの一体感を感じる美味しさ


このタイミングはまだコショウの出番ではないかなと思いつつ


チャーシューを1枚、メンマヒトクチ、海苔を1枚


それぞれを麺と共に味わいつつ


ふと視線を



コショウ、ラー油と酢もあるのか


そうだ、今日は海苔を追加してるから



海苔を広げてコショウを振る


スープにコショウを振るやり方もありますが


このやり方だとコショウがスープに溶けないから、コショウの香りをダイレクトに感じつ麺とスープの旨みを損なわず味わえるのでは?



コショウをまぶした海苔で麺を挟んで食べてみた結果


うん!これはイイぞ!


コショウの香りがスープに埋もれていない。隠れていない隠し味だこれ


スープと麺の旨みにコショウが楔を打ち込むような食べ応え


なるほど。コショウがかつて同じ量の金と同等の価値があると言われたあの大航海時代


なぜ、世界の権力者は血眼になりコショウを求めていたのか。その一端を感じ取ったとしたら


それはたぶん夢です。


それはさておき



ごちそうさまでした。


たまに、いきなりコショウを振るなとかどうとかあるけど、


コショウがないと死んじゃう病にかかった人がいるかもしれないから、それを否定することはしないけど


個人的には最初にヒトクチ食べてみて、どれぐらいコショウを入れたら更に自分好みになるかを感じてからコショウを振るのがイイんじゃいですかねって思うんです。


でもいきなり降ってもイイんじゃねって思います。その人が私のラーメンにもコショウを降ったら怒るかもw


人には人の。私には私の美味しさがあるように。どうか皆様も自分の美味しさでラーメンを楽しみましょう。



大切なことなのでもう1回


それじゃ、今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。See you!
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泪橋(マンモスラーメン大盛り)@溝の口に行きました。

2017年09月16日 13時19分00秒 | ラーメン 神奈川県
お久しぶりです。


今回は何度でもこれ系の食べ方について考えてみました。


これ系のお店としてはボリューム・味のバランスで食べやすいお店で地元でも人気のこちら



ファーストロットの3番目にエントリーしました。


このお店はニンニクの有無を聞かれるだけですが、麺の少なめや固めはokっぽいです。



麺は大盛り、ヤサイはコール制では無いため、これがデフォルトだと思います。



大判の炙りチャーシューが2枚、ニンニクは少なめ、トップにカツオ節


さて、これ系の食べ方として、私が常日頃から心がけている初めの一歩



天地を返しました。


麺を引き上げてヤサイの上に乗せる


こうするとヤサイが麺に挟まれて蒸されてスープが沁みて食べやすく美味しくなると信じてやまない今日この頃



だからこうして麺も食べやすくなる。


無理やり引き抜くんじゃ無い。事前の準備が大切。


急いで食べるのは麺が伸びる前に食べきるというその気持ちはとても大切なのですが


トップスピードに達したらあとはそれを維持すればイイのです。


言い換えると、トップスピードにいかに効率よく持っていけるか


やたらハフハフズルズル食べたってイイっちゃあイイですよ。



ヤサイは火が通ると甘みが引き出せれ、熱で潰れた細胞にスープが沁みて味が付く
(たぶんそう。キットそう)


ふと、ヤサイの新しい食べ方は無いかなって思ったので



チャーシューで挟んで食べみた結果とても美味しいことがわかりました。


麺大盛りという食べ応え十分ですが、このお店は見た目以上に上品なので、実はヤサイによる中和作用が必要なく美味しく食べられる反面


ヤサイを美味しく食べることとして、チャーシューロールという方法が実にしっくりきたのでした。



ごちそうさまでした。


楽しく美味しい時間はアッという間だなぁ。


そんな先に食べてるお二人方より早くお店を後にするのでした。


それじゃ、今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。See you!
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自慢亭(タンワンメン、餃子、しゅうまい)@武蔵新城に行きました。

2017年09月03日 15時48分37秒 | ラーメン 神奈川県
今回はひと味変わったタンメンについて考えてみました。



今回のお店はこちらです。


街中華で愛し愛され幾年月


個人的にですが、ここのタンメン、、、いや、タンワンメンが大好きなのです。



刻みニンニク、ワンタン入り。それがタンワンメン


ちなみに麺無しのタンワンもあります。今で言うところの糖質オフって感じですね。



たっぷりの炒め野菜


そしてその下に



ワンタンがたっぷり


ワンタンは具が少なめのタイプなので、皮のツルッとした食感を味わうスタイル




クリアなスープに溶け込む炒め野菜の香りと旨み


そして食欲を駆り立てるニンニクの香ばしさ


いかにもタンメン、されどニンニクの風味が新しさを感じる美味しさなのです。



麺は平打ちでやや太めの縮れタイプ


しっかりとスープを絡めることで麺を美味しく彩ります。



途中から名物の辛子を適量入れることで


味にアクセントが生まれ、さらに美味しくなるのです♪



見た目に辛そうですが、本当に辛いので適量を見定めてこれぐらい


唐辛子のホットな刺激と微かな酸味が野菜を更に美味しくしてくれます。



麺と味わうことで、麺の甘みにも似た旨みを引き出してくれます。


辛いんですが、クセになる美味しい辛さです。



そしてタンメンには餃子


焼き目カリッと、中はふんわりジューシー



餃子にも辛子を


それがこのお店の美味しいルール



実は名物のシューマイ


実は初めて注文しました。


注文を受けてから蒸すようなので、熱々でジューシーな美味しさを和がらしと醤油でいただきます。



ごちそうさまでした。


それじゃ、今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。See you!
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中華そば専門店 醤 むらさき(中華そば大・生玉子)@桜新町に行きました。

2017年09月02日 18時50分49秒 | ラーメン 23区
今回は満足感について考えてみました。


例えば、お腹いっぱい食べたいとします。


その答えの一つとして、大盛りを食べる


ということがあります。


しかし、大盛りの場合、味が一辺倒のため、飽きが来ることもまたあり


そんな時の解消法を今回提示出来たればと思います。



今回のお店はこちらです。



中華そば大と生玉子です。


生玉子が崩れたってイイじゃない。だってすぐ混ぜるんだから。


そして大は中に比べてチャーシューが3枚から4枚に増える模様です。



見るからに麺が多いです。


しかし、量のわりにスルスル食べられるのは、煮干しの旨みや胡椒のきき具合。そして時折感じる柚子の香り



スープの熱でネギが甘みが引き出せれています。


煮干しの旨み・香りは昨今の強いそのタイプに比べれば控えめに感じるかもしれませんが


量が多いことを考えると、最後まで美味しく食べるにはちょうど良く感じます。



麺は細めの縮れタイプ


スープの旨みを絡めつつ、適度な柔らかさが食べ始めから、食べ終わりまで続きます。


とはいえ、さすがは「大」だけあるので、少し変化をつけることで美味しさを持続させます。



例えば生玉子に絡めて食べてすき焼き風


玉子のまろやかさを纏い煮干しの旨みをクリアリングし、次にドンブリから啜った時


また新たに煮干しの美味しさを感じることができます。



そして4枚もチャーシューがあるのだから


チャーシューで麺を包んで啜るチャーリューリフト


麺と具とスープに一体感のある食べ方となります。


スープオンリー、麺とスープ、生玉子、チャーシューリフト


それぞれの美味しさから、組み合わせによる旨みの混合体


更にはメンマの箸休めによって



ごちそうさまでした。


永福町まで行かずとも食べられるのは嬉しいなぁと思っていたら



あら


それじゃ、今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。See you!
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