カープな毎日

カープファンのひとりごと。

失策が失点に絡んで3連敗

2024年06月01日 18時09分35秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
SB 002 000 00X 2
勝利投手:大津4勝2敗
敗戦投手:玉村1敗
セーブ:オスナ2敗14S

 先発の玉村は、初回に連打で1死1,2塁のピンチを招くも、山川を左飛、近藤を中飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回に矢野の失策で無死2塁のピンチを迎えると、今宮の適時打で先制を許し、さらに盗塁に石原の悪送球で2死3塁となり、近藤の適時打で追加点を奪われました。

 続く4回にも連打と盗塁で2死2,3塁のピンチを迎えましたが、今宮を三振に斬って無失点で凌ぐと、5回と6回は三者凡退に抑えて、6回を投げて6安打1四球5奪三振2失点でマウンドを降りました。

 7回は森浦が登板して、三者連続三振に抑えると、8回はハーンが三者凡退に抑えました。

 打線は、2回に1死2塁とするも、宇草と林が連続三振に倒れてしまい、3回から5回までは1安打に抑えられて好機を作れませんでしたが、6回に連続短長打で2死2,3塁の同点機を作るも、小園が三ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 8回は死四球で2死1,2塁の好機を貰いながら、菊池が三振に倒れてしまい、9回は小園、末包、宇草が三者凡退に倒れて、零封負けを喫して、チームは3連敗となりました。

 

 玉村は、序盤は毎回走者を背負いながらも、粘り強い投球で強力ソフトバンク打線を抑えていましたが、3回に2失策がともに失点に繋がってしまい、味方の守備に足を引っ張られてしまいました。

 3回の矢野の悪送球は、打者走者の佐藤直が俊足だったため、焦ったのではないかと思います。矢野の強肩であれば、焦る必要はないと思われただけにもったいないプレーでした。さらに石原が二塁に悪送球して、一走を三進させてしまったことで、追加点を与えてしまいましたが、中軸の栗原と山川を抑えて2死を取った後だっただけに、痛い2失点目となりました。

 昨日の試合も失策が失点に繋がっており、一昨日のオリックス戦も失策が大量失点に繋がりました。

 ここまで投手を中心に守り勝つ野球をしてきたチームだけに、この3試合の負け方はらしくありません。もしかすると、交流戦を過剰に意識しすぎているのかもしれません。

 意識しないようにするのは難しいかもしれませんが、試合への集中力を高めて、一つ一つのプレーを確実にこなして、カープ本来の野球を取り戻してほしいですね。

 

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終盤の好機を活かせず競り負ける

2024年05月31日 23時09分03秒 | 試合結果

広島 100 000 000 1
SB 100 000 01X 2
勝利投手:松本裕1勝
敗戦投手:島内3勝2敗
セーブ:オスナ2敗13S
本塁打:[広島]菊池3号

 打線は、初回2死後に菊池が本塁打を放って、幸先良く先制しましたが、先発の大瀬良が、直後の1回裏に坂倉の失策で無死1塁から、今宮の適時2塁打で同点に追い付かれ、さらに2四球で2死満塁のピンチを迎えましたが、川村を三振に斬って最失点で凌ぎました。

 4回は2塁打で1死2塁とされるも、川村を三振、甲斐を一邪飛に打ち取り、5回には内野安打と四球で迎えた2死1,2塁のピンチで山川の当たりを小園が好捕して無失点で切り抜けました。

 7回は四球と犠打で1死2塁のピンチを招きながらも、柳町を三振、今宮を中飛に抑えて無失点で凌いで、7回を4安打4四球8奪三振1失点でマウンドを降りました。

 打線は、2回から5回まで無安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。6回に9番DHで出場した羽月の安打と盗塁などで1死3塁の好機を作るも、矢野は左飛、菊池は三振に倒れてしまい、続く7回には安打と暴投で1死2塁の好機を貰いながらも、坂倉は三振、宇草は一ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 さらに8回にも安打と犠打に敬遠と四球で2死満塁と攻め立てるも、小園が中飛に打ち取られて勝ち越し点を奪えませんでした。

 8回は島内が登板するも、連打に暴投で1死1,3塁のピンチを招き、栗原に犠飛を打たれて勝ち越しを許してしまうと、9回の攻撃は三者凡退に抑えられて、パ・リーグ首位のソフトバンクに競り負け、チームは連敗となりました。

 

 大瀬良が、初回に失策からあっさりと同点に追いつかれ、さらに2四球でピンチを広げてしまうも、踏ん張って1失点で抑えると、2回以降は走者を出しながらも粘り強い投球で無失点に抑えました。

 この粘投に応えたい打線でしたが、2回から5回までモイネロの投球に翻弄されて付け入る隙がありませんでしたが、7回からは3イニング連続で得点圏に走者を進めて、流れが傾きかけたかと思いましたが、チャンスであと1本が出ず、反対に流れを手放してしまい、8回に登板した島内が決勝点を奪われました。

 その中でも8回の逸機は痛かったです。1死3塁で代打松山を起用するも敬遠で勝負を避けられて、松山という切り札を無駄使いした格好になり、ベンチワークの失敗も流れを失う一因になったと思います。

 それでも、ソフトバンクに対して最後まで互角の戦いをできたのは良かったと思います。明日は玉村が先発なので、早くから打線が援護してあげてほしいですね。

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リリーフ陣が炎上して逆転負け

2024年05月30日 23時21分19秒 | 試合結果

B 000 000 503 8
C 010 100 000 2
勝利投手:古田島1勝
敗戦投手:矢崎1敗

 打線は、2回に死球と失策で1死1,3塁の好機を迎えると、九里の犠打が野選となり、さらに悪送球も絡んで無安打で先制点を挙げると、さらに四球で2死満塁と攻め立てながら、菊池が遊飛に倒れて追加点は奪えませんでした。 

 それでも4回に安打と暴投などで1死3塁として、九里の犠飛で追加点を挙げました。

 先発の九里は、初回に安打と小園の失策で1死1,2塁のピンチを迎えるも、森と紅林を連続三振に斬って無失点で凌ぐと、4回には連打と四球で無死満塁の大ピンチを招くも、横山聖を一ゴロ本塁併殺、斎藤を三振に斬って得点を与えませんでした。

 5回と6回は三者凡退に抑えて、6回を投げて3安打3四球6奪三振無失点の好投でした。

 7回は矢崎が登板するも、2安打で1死1,3塁とされて、福田の適時打で1点を失い、西川を迎えたところで塹江に交代しました。しかし、塹江が西川に四球を与えて1死満塁とピンチを拡大させてしまい、太田の適時打に坂倉からの送球に気づかなかった小園がスルーしてしまい3点を失って逆転を許しました。塹江は、さらに連続四球を与えて再び1死満塁となったところで降板し、代わった黒原は2死後に押し出し四球を与えて、この回5点を失いました。

 それでも8回は河野が三者凡退に抑えると、打線も8回に3安打で1死満塁の好機を作りましたが、代打野間は三振、代打松山は中飛に倒れて無得点に終わってしまい、9回に登板した森浦も2安打と四球で1死満塁のピンチを招き、頓宮の2点適時打と西野の適時内野安打で3点を失って、試合が決してしまい、チームの連勝は5で止まりました。

 

 6回までは完全にカープの勝ちパターンで試合が進みましたが、7回に暗転しました。矢崎が3安打で1点を失いましたが、このきっかけは頓宮の三塁への内野安打でしたが、小園が前に出て処理していればアウトにできた可能性があった当たりでした。この不運な内野安打をきっかけにオリックスに流れが傾いてしまいました。

 さらに塹江の制球が定まらず、傾いてしまった流れを止めるどころか、さらに加速させてしまいました。塹江も最近は不安定な投球が続いており、疲れが溜まっていることで、パフォーマンスが落ちている可能性があります。少しリフレッシュさせても良いかもしれませんね。

 そして小園の凡ミスが火に油を注いでしまいました。たぶん、自分の消極的な守備から流れを失ったことで、冷静さを欠いていたのかもしれません。ミスが出るのは仕方ありませんが、凡ミスは絶対に防がないといけないので、同じような失敗はしないようにしてほしいですね。

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交流戦は白星発進で今季初の首位浮上

2024年05月28日 22時56分48秒 | 試合結果

B 000 100 000 1
C 200 000 00X 2
勝利投手:床田6勝2敗
敗戦投手:エスピノーザ4勝3敗
セーブ:栗林1敗15S

 打線は、初回に2四球と盗塁で2死2,3塁として、末包が2点適時打を放って、幸先良く先制しましたが、2回から5回までは1安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。

 6回に1死2塁の追加点機を作るも、菊池と小園が連続三振に倒れてしまい、8回は無死1塁で代走羽月が牽制に誘い出されて盗塁死、その後安打と四球で1死1,2塁とするも、野間と菊池が連続三振で追加点を奪えませんでした。

 先発の床田は、2回に2安打で2死1,3塁のピンチを招くも、エスピノーザを三振に斬って無失点で凌ぎましたが、4回にも2安打で1死1,3塁とされて、頓宮の犠飛で1点を返されました。

 続く5回には四球とセーフティーバントで1死1,2塁とされるも、中川を遊ゴロ、森を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、7回は安打と犠打で1死2塁されながらも、太田を三ゴロ、福田は三振に斬ってピンチを脱し、7回を投げ、8安打2四球1失点でマウンドを降りました。 

 8回は島内、9回は栗林がともに三者凡退に抑えて、オリックスに競り勝ち、交流戦初戦を白星で飾り、チームは4連勝で貯金を今季最多の6とし、試合が中止となった阪神と入れ替わり今季初の首位に浮上しました。

 

 打線が初回に1安打で2点を先制するも、2回以降はエスピノーザに翻弄されて好機を作ることさえできませんでした。それでも、床田は毎回走者を背負う苦しい投球ながら、7回までを4回の犠飛による1失点で踏ん張りました。

 4回には西川の安打で好機を拡大されて、1点差に追い上げられると、5回は四球と意表を突かれたセーフティーバントで好機を拡大されてしまい、試合の流れがオリックスに傾いたかと思われましたが、ここで床田が踏ん張り、主軸の中川と森を抑えて無失点で切り抜けて、試合の流れを渡しませんでした。

 この床田の粘投がチームを白星に導き、鬼門とされる交流戦の初戦を白星で発進できました。交流戦は、毎年スタートで躓いて、そのままズルズルと負けが込んでいくことが多いので、最初に勝って好印象を持って臨むことができたことは良かったと思います。

 この良い流れに乗って、明日も勝って苦手オリックスに勝ち越したいですね。

 

 

 

 

 

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DeNAに同一カード3連勝で貯金5

2024年05月26日 21時42分36秒 | 試合結果

広  島 200 100 010 4
DeNA 100 100 000 2
勝利投手:アドゥワ5勝1敗
敗戦投手:大貫2勝6敗
セーブ:栗林1敗14S
本塁打:[DeNA]蝦名2号

 打線は、初回に四球と盗塁で1死2塁として、野間の適時打で先制すると、さらに安打で1,3塁となり、2死後に一走小園の偽盗後に三走野間が本盗を決めて、この回2点を先制ました。

 先発のアドゥワは、1回裏に先頭蛯名に本塁打を浴びて1点を返され、さらに2塁打で無死2塁のピンチでしたが、佐野を二飛、筒香を二ゴロ、宮崎を二飛に打ち取って追加点を与えませんでした。

 続く2回には安打と矢野の失策で無死1,2塁のピンチを背負うも、林を二ゴロ、大貫を二飛、蛯名を遊ゴロに抑えると、3回1死2塁も筒香を三ゴロ、宮崎は投ゴロに打ち取って得点を許しませんでした。

 打線は2回と3回は先頭打者を出しながら、後続が続かず得点を奪えませんでしたが、4回に連続短長打と死球で無死満塁として、1死後に秋山の犠飛で1点を追加して、リードを2点に広げました。

 しかし、アドゥワが直後の4回裏に安打と四球などで1死1,2塁のピンチを招き、2死後に蛯名の適時打で1点差に追い上げられてしまいました。

 それでも、6回には安打と盗塁で無死2塁のピンチでしたが、林を三振、代打京田を三ゴロに抑え、蛯名の四球を挟んで、桑原を三直に打ち取り無失点に抑えて、6回を投げて8安打2四球2失点でした。

 打線は5回から7回まで1安打に抑えられていましたが、8回に四球と盗塁などで2死3塁として、石原の適時2塁打を放って、リードを再び2点に広げました。

 7回は塹江が安打と四球で1死1,2塁のピンチを招くも、山本を遊ゴロ、森を二ゴロに抑えて無失点で切り抜けると、8回は矢崎が1死2塁とされながらも、蛯名を二飛、代打オースティンを三振に斬って得点を与えませんでした。

 9回は栗林が登板して、1死2塁とされるも、宮崎を投ゴロ、山本を右飛に抑えて、DeNAを3タテして、チームは3連勝で22勝17敗4分で貯金を今季最多5の2位で交流戦に臨みます。また、栗林が日本人投手最速タイで通算100Sを達成しました。

 

 アドゥワは毎回の8安打を浴びて、5回を除き毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球でしたが、6回を2失点に抑えて試合を作りました。アドゥワの粘投は素晴らしかったですが、要所で好守により失点を防いだ守備も見逃せませんでした。

 初回に蛯名の本塁打で1点を失い、なおも2死3塁の場面で、二塁の矢野が宮崎の右前への飛球を好捕して失点を防ぎました。もし安打になっていれば、同点に追いつかれて、試合展開も変わっていたと思われるので、1点以上の価値あるプレーでした。

 そして、1点リードの6回2死1,3塁の場面で、桑原の三塁線へのライナーを田中がダイビングキャッチしてピンチを脱しました。抜けていれば同点、そして逆転されていたかもしれないだけに、今日の勝敗を分けたプレーだったと思います。

 最近は打線の状態が上がってきたことが注目されがちですが、シーズン開幕からの堅守で失点を防いでいる点も見逃せないですね。

 今はチーム状態が良いので、苦手の交流戦で貯金を作りたいですね。

 

 

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延長12回の総力戦を制して連勝

2024年05月25日 21時44分47秒 | 試合結果

広   島 110 120 010 003 9
DeNA 050 010 000 000 6
勝利投手:黒原1勝2敗
敗戦投手:三嶋1勝1敗
セーブ:河野1S
本塁打:[石原 2号]

 

 打線は、初回に2塁打などで1死3塁として、菊池の適時打で先制すると、2回にも安打と四球に盗塁で1死1,3塁として、玉村の内野ゴロの間に1点を追加しました。

 今季初登板初先発の玉村は、初回を三者凡退に抑えるも、2回に連打と死球で無死満塁のピンチを招き、伊藤に適時打、知野に押し出し四球を与えて同点に追いつかれ、さらに中川颯に適時打、蝦名には2点適時打を浴びて5点を失いました。さらに安打で再び無死満塁とされるも、佐野を三振、筒香を遊ゴロ併殺に打ち取って、追加点を許しませんでした。

 3回は無失点に抑えるも、3回を6安打2四死球5失点で降板となりました。

 打線は4回に2死2塁から代打宇草が適時2塁打を放って1点を返すと、5回には連打で2死1、2塁として、坂倉が2点適時2塁打を放って同点に追いつきました。

 4回はケムナがマウンドに上がり、連続四球で2死1,2塁のピンチを招くも、筒香を中飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、5回に登板した中﨑が、2塁打などで1死3塁とされて、伊藤に適時打を浴びて、再び勝ち越しを許してしまいました。

 6回に登板した森浦は、安打と盗塁に坂倉の悪送球で1死3塁のピンチを迎えましたが、佐野を二ゴロ、筒香を三振に斬って無失点で凌ぐと、7回も続投して三者連続三振に斬る好救援でした。

 打線は8回2死後に代打石原が本塁打を放って同点に追いつくと、8回は島内が登板して、安打と犠打で1死2塁のピンチを招きながらも、蛯名を三振、森敬を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、9回は栗林が安打と四球で1死1,2塁のサヨナラ機を迎えましたが、大和を左飛、伊藤を左飛に抑えて、2試合連続の延長戦に突入しました。

 10回は矢崎が1安打無失点に、11回は黒原が1死球無失点に抑えました。

 打線は、10回1死1塁で代打二俣の犠打が併殺となってしまい、11回も安打と盗塁で2死2塁とするも、菊池が遊ゴロに倒れてしまいました。それでも12回に1死2塁から坂倉の適時2塁打で1点を勝ち越し、さらに安打と重盗で1死2,3塁として、二俣の2点適時打により、この回3点を勝ち越しました。

 12回は河野が1安打無失点に抑え、DeNAとの総力戦を制して、チームは2連勝で貯金を今季最多タイの4とし、黒原がプロ初勝利、河野がプロ初セーブを挙げました。

 玉村の乱調で2点のリードを吐き出し、序盤で3点を追う苦しい展開となるも、直ぐに林と宇草の連続2塁打で反撃を開始すると、小園、末包、坂倉の3連続短長打で同点に追いつき、試合の流れを引き寄せたと思いましたが、直後に中崎が勝ち越しを許してしまい、再び苦しい試合展開となりました。それでも8回に石原が値千金の同点本塁打を放つと、12回は小園が出塁して坂倉の決勝打を呼び込むと、矢野は安打で繋ぎ、二俣がダメ押し打を放ちました。 

 投手も11回は黒原が1死球無失点、勝ち越した12回は河野が1安打無失点に抑えました。

 序盤から苦しい試合展開で、ベンチ入り投手全員を使い切り、野手も會澤以外全員が出場した総力戦となりましたが、投打で若手選手が躍動して白星を挙げたことは、チームが成長していることを示す価値ある1勝となりました。

 今日の試合は、若手にとって大きな自信になり、更なる成長に繋がると思います。この勢いはさらに加速してきそうで楽しみですね。

 

 

 

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延長10回に3本塁打でDeNAを突き放して連敗止める

2024年05月24日 23時15分10秒 | 試合結果

広  島 000 000 010 4 5 
DeNA 100 000 000 1 2
勝利投手:島内3勝1敗
敗戦投手:伊勢2敗
セーブ:栗林1敗13S
本塁打:[広島]小園1号、末包3号、野間1号

 先発の大瀬良は、初回に連打と四球で1死満塁のピンチを迎えると、山本の犠飛で先制を許しましたが、2回の無死2塁のピンチでは、柴田を中飛、東を投ゴロ、蛯名を二飛に抑えて無失点で凌ぎました。

 3回から6回までは無安打に抑えると、7回の無死2塁も森を三振、林を遊ゴロ、柴田は敬遠して、東を三振に斬って得点を与えませんでした。

 打線は、3回に2安打などで2死1,3塁とするも、矢野が二ゴロに抑えられると、4回には連続短長打で1死2,3塁としながら、坂倉と宇草が連続三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 6回にも連打で2死1,3塁としながら、坂倉が遊ゴロに打ち取られてしまいましたが、8回に安打と犠打などで2死3塁として、小園の適時内野安打で同点に追いつきました。なおも、安打で1,3塁の勝ち越し機を作るも、坂倉が一ゴロに倒れて、勝ち越しはなりませんでした。

 大瀬良は、8回1死後に四球を与えたところでマウンドを降りると、代わった塹江が佐野に2塁打を浴びて1死2,3塁とピンチを拡大してしまい、筒香を三振に斬ったところで、森浦にマウンドを譲りました。

 森浦は山本を捕邪飛に打ち取って無失点で凌ぎ、大瀬良は7回1/3を投げて4安打4四球1失点でした。

 打線は9回に安打などで2死2塁とするも、秋山が中飛に倒れて得点を奪えず、9回裏は島内が三者凡退に抑えて延長戦に突入しました。

 10回は2死後に小園と末包が連続本塁打を放つと、2死1塁からは野間が2点本塁打を放って4点を勝ち越すと、10回裏は黒原がマウンドに上がり、1死2塁とされて、2死後に代打宮崎に適時打を浴びて1点を失ったところで、マウンドを栗林に譲りました。

 栗林は、筒香を左飛に打ち取って、DeNAに競り勝ち、チームの連敗を2で止めました。

 

 打線は、中盤に再三、好機を作りながらもあと一本が出ずに東から得点を奪えませんでしたが、先発の大瀬良が初回に1点を失ったものの、2回のピンチを無失点で切り抜けると、3回から6回は付け入る隙を与えない好投で、試合の流れをDeNAに渡しませんでした。

 7回にピンチを迎えるも無失点で凌いだことで、8回の小園の適時内野安打を呼び込んで同点とし、その裏のピンチも塹江と森浦が踏ん張ったことで、試合の流れがカープに傾き始めて、10回に3本塁打で一気に突き放しました。

 味方打線の拙攻で試合の流れを失ってもおかしくない展開でしたが、大瀬良、塹江、森浦、島内がDeNA打線を最少失点で抑えたことで、勝ち切れた試合だったと思います。改めて、カープの投手陣の凄さを感じた試合でした。

 この良い流れに乗って、交流戦前残り2試合も勝って、来週からの交流戦に臨みたいですね。

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終盤に追い上げるも一歩及ばず連敗

2024年05月23日 22時46分11秒 | 試合結果

阪神 100 000 100 2
広島 000 000 010 1
勝利投手:西勇2勝1敗
敗戦投手:ハッチ3敗
セーブ:ゲラ2敗7S

 1か月ぶりの先発となったハッチは 初回2死2塁のピンチを迎えると、大山に適時打を許して先制を許すと、3回には2塁打と死四球で無死満塁の大ピンチを招きましたが、大山を一飛、ノイジーを併殺に打ち取って無失点で切り抜けました。

 5回も連打で無死1,2塁とされるも、中野と森下を連続三振、大山を左飛に打ち取って得点を与えず、5回を投げて5安打3四死球7奪三振1失点の粘投でした。

 6回は中﨑が2安打を浴びながらも無失点に抑えるも、7回に登板した塹江が四球と内野安打に坂倉の失策が絡んで1死2,3塁のピンチを迎えて、代わった矢崎が森下に犠飛を打たれて、痛恨の追加点を奪われました。

 打線は、西勇に3回までパーフェクトに抑えられると、4回に連打で1死1,2塁としながら、小園が中飛、坂倉は右飛に打ち取られ、5回も安打と四球などで2死1,2塁とするも、秋山が二ゴロに抑えられて得点を奪えませんでした。

 8回は黒原が三者凡退に抑えると、打線が8回裏に2死1塁から菊池の安打に敵失が絡んで1点を返して、なおも小園の敬遠で2死1,2塁の同点機でしたが、坂倉は二飛に倒れてしまいました。

 9回はケムナが登板して、2四球と安打で1死満塁のピンチを招きながらも、森下を三振、大山を遊ゴロに抑えて無失点で凌ぐと、9回裏に連打で1死1,3塁のチャンスを作りましたが、代打松山が二ゴロ併殺に倒れて、阪神に競り負けて、チームは連敗となりました。

 

 ハッチは、初回に1点を失うも、その後はピンチを招きながらも得点を与えず、5回まで最少失点で抑えると、序盤は沈黙していた打線が、中盤は好機を作りながら、あと一本が出ずに得点を挙げられませんでしたが、試合の流れはカープに傾きかけて、押し気味の展開となりました。

 しかし、7回1死1塁で一塁の坂倉が、中野の打球を捕球後、誰もベースカバーに入っていない一塁に送球する失策でピンチを拡大させて手痛い失点に繋がってしまいました。さらに7回裏の攻撃でも2死1塁で一走矢野が牽制に誘い出されてアウトになってしまい、攻守でミスが出て流れを手放してしまいました。

 8回に敵失から1点を返し、9回もケムナが1死満塁のピンチを凌ぎ、裏の攻撃では1死1,3塁と長打が出ればサヨナラのチャンスを作りましたが、最後まで試合の流れを掴むことができず、松山が併殺に倒れて試合終了となりました。

 それでも4月のように、あっさりと零封される試合が少なくなってきたことは、最後まで諦めずに戦う姿勢が表れており、チーム状態が上向いている証だと思います。さらに状態を上げていき、来週からの交流戦に臨みたいですね。

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天敵大竹に打線が沈黙して5連勝ならず

2024年05月22日 23時06分29秒 | 試合結果

阪神 101 000 000 2
広島 000 000 001 1
勝利投手:大竹4勝2敗
敗戦投手:森下3勝2敗
セーブ:岩崎2勝1敗8S

 先発の森下は、初回に無死2塁とされると、2死後、大山に適時打を浴びて先制を許しました。続く2回は安打と犠打で迎えた1死2塁のピンチは、木浪と大竹を連続三振に斬って無失点で凌ぎましたが、3回は四球と内野安打などで1死2,3塁とされ、大山の犠飛で追加点を奪われました。

 5回には2安打と四球で1死満塁のピンチを招くも、糸原と前川をともに一ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、6回と7回は三者凡退に抑えて、7回を投げて6安打3四死球2失点でマウンドを降りました。

 8回は森浦、9回は塹江がともに三者凡退におさえました。

 打線は、天敵大竹に4回までパーフェクトに抑えられると、5回には連打で無死1,2塁の好機を作りながら、坂倉は右飛、矢野は遊ゴロ、會澤は中飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 7回にも連打で無死1,2塁とするも、末包が一飛、坂倉が遊飛、代打中村健は三邪飛に打ち取られて得点を奪えませんでした。

 それでも、9回に安打と四球で1死1,2塁の好機を作り、末包は三振に倒れるも、続く坂倉の適時打で1点を返し、なおも四球で2死満塁の一打サヨナラの場面を作りましたが、代打松山が二ゴロに倒れて、あと1点を奪えず、阪神に競り負け、5連勝はなりませんでした。

 

 

 森下は、5回まで毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、5回1死満塁を無失点で切り抜けるなど、粘り強い投球で7回を2失点と試合を作りましたが、打線が天敵大竹の前に7回無失点に抑えられて、森下を援護することができませんでした。

 森下が5回のピンチを無失点で凌いだ直後に、連打で無死1,2塁と初めて好機を作るも、後続が続かず無得点に終わってしまいました。

 この場面で1点でも返すことができていれば、試合の流れが変わった可能性があり、勝敗を分けた大きなポイントになりました。相手が天敵の大竹であることを考えれば、一気に逆転は難しいと思われるので、まずは1点を奪いにいく攻撃をしても良かったのではないかと思います。

 7回の攻撃も無死1,2塁としており、中盤以降はカープに流れが傾く気配を感じていただけに、もったいない攻撃となりました。

 それでも9回に岩崎から1点を返して、なおも2死満塁と一打逆転の状況を作ることができたことは、打線の状態の良さを感じました。

 明日は序盤から得点を重ねて、ハッチに来日初勝利をプレゼントしてあげてほしいですね。

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天敵村上から5得点で4連勝

2024年05月21日 21時25分22秒 | 試合結果

阪神 000 000 020 2
広島 113 001 00X 6
勝利投手:床田5勝2敗
敗戦投手:村上2勝4敗
本塁打:[広島]末包2号

 打線は、初回に2塁打と暴投で無死3塁として、野間の適時打で先制点を挙げると、2回には連続長短打で無死1,3塁として、林の適時打で1点を追加しました。なおも無死1,3塁の追加点機でしたが、床田が三邪飛、秋山は一ゴロ、野間は左飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 それでも3回に連打で1死1,3塁とすると、末包が3点本塁打を放って、天敵村上から5点を奪いました。

 6回には2死1塁で野間が適時3塁打を放って、リードを6点に広げました。

 先発の床田は、初回に先頭近本にストレートの四球を与える不安定な立ち上がりでしたが、続く中野を遊撃矢野の好守に助けられて遊ゴロに抑えると、後続を抑えて無失点に抑えました。

 4回と5回は先頭打者に安打を打たれるも、ともに併殺でピンチの芽を摘み取り、7回まで散発3安打無失点に抑えました。

 8回に2安打と小園の失策で無死満塁のピンチを迎えると、中野の適時打と森下の犠飛で2点を失ったところで、マウンドを島内に譲りました。

 島内は、大山を中飛、ノイジーを二ゴロに打ち取って追加点を与えず、床田は7回1/3を投げて6安打3四死球2失点でした。

 9回は黒原が三者凡退に抑えて、阪神に快勝して、チームは4連勝で貯金を今季最多の4としました。

 

 床田は、立ち上がりに制球に苦しみましたが、矢野の好守に助けられて、無失点で凌いだことで、2回以降は立ち直り、テンポ良くアウトを積み重ねました。

 無死1塁で中野の中前に抜けそうな当たりをダイビングキャッチして、一走近本の2塁で封殺しました。もし中前安打になっていたら、無死1,2塁とピンチが拡大して、失点に繋がっていた可能性が高く、床田も立ち直ることができなかったかもしれません。

 矢野の好守は、失点を防いだことはもちろん、直後の攻撃で味方打線にも良いリズムを与えて、天敵村上の攻略に繋がったと思われ、1点以上の価値があるビッグプレーであり、今日の勝敗を左右したと言っても過言ではないと思います。

 打線の状態が上向いてきましたが、カープは投手を中心とした守り勝つ野球を目指しているので、これからも堅守で投手陣をしっかりとサポートしてほしいですね。

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