折にふれて

季節の話題、写真など…。
音楽とともに、折にふれてあれこれ。

京都 嵐山 

2010-10-28 | オトナの遠足

所用で京都へ行きましたが、嵐山まで足を伸ばしました。

紅葉の時期にはちょっと早いのですが、30年ぶりに訪れたこともあって
とっても新鮮。短い時間でしたが楽しんできました。






























天竜寺の境内でみかけた小さな祠。




ほんのりと紅葉が始まっていました。



                                              確かこの庭は世界遺産だったはず・・・

嵯峨野の竹林



道ばたのお地蔵さん。茶目っけたっぷりですが、京都はなんでも絵になるところです。

暗がりからのぞく嵐山駅わきのお店。

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金沢工業大学(石川県野々市町)

2010-10-19 | 抒情的金沢


こうやってスケールアウトするとまるで中世のお城か宮殿のようですが。。。



実は金沢工業大学の構内です。

早朝の散歩で撮影したものですが、ちょっと不思議だと思いませんか。
一般的には、この時間は大学は閉鎖されています。
何か理由があって解放されていいるのかなと思ってましたが、
最近、その謎が解けました。

回廊のような2枚目の写真。実はこの左側に24時間解放された自習室があります。
この日も数人の学生が徹夜で勉強していたようです。

なぜ、そんな自習室を設けているのか?

地元ローカルテレビ局のインタビューに答えた副学長の話からです。

ほとんどの大学は「研究」に主眼を置き、「教育」は二の次である。
それに対し、本学はまず「教育」があって次に「研究」や「社会貢献」があるべきと考えている。
「教育」という観点から学生生活を考えたとき、1年のうち授業がある日は2/3足らず。
しかも、授業そのものの時間は1年24時間365日の内わずかな時間である。(具体的な数字をおっしゃってましたが正確に思い出せません)
それで、学生ができるだけ大学構内にとどまり、勉強する時間を確保するよう自習室を設けた。

こんなことだったと思います。

さらに。

本学は企業の現場で活躍する技術者をたくさん社会に送り出したいと考えている。
そうすれば、社会にとって金沢工業大学はなくてはならない存在になれる。

なんですって。すばらしい考え方ですね。



さて、その他の写真です。



 

 




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ちいさい秋みつけた(金沢市広坂)

2010-10-18 | 日常の中に

昨日の日曜日のこと。

地元の新聞が兼六園の紅葉を写真掲載で取り上げていました。
幸い朝から絶好の秋日和。見逃す手はないと出かけたまでは良かったのですが。。。

やられました。
新聞に掲載された紅葉は、霞が池のほとりのほんの一部。大部分はまだ青々としていました。
ピンポイントの紅葉にだまされた次第です。

しかし、ほんの一部と言っても、それはそれでかえって引き立って美しいもの。
他にはないかと探し回って見つけたのがコレ。

ちいさい秋みつけた・・・です。

他にもみつけたちいさい秋です。






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猿沢池・興福寺五重の塔(奈良市)

2010-10-14 | 大和路点描



興福寺の境内から猿沢池を見おろすことは多いのですが
猿沢池越しに五重の塔を見上げるアングルはなかなか新鮮でした
ただでさえも堂々たる興福寺の五重の塔
ここから望むとさらに高台にそびえるようでより大きく見えました

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當麻寺 たいまでら (奈良県葛城市)

2010-10-13 | 大和路点描

たいまでら。奈良県葛城市。大阪府との県境にある古刹です。

世界最古の木造建築物といえば法隆寺。
この當麻寺は法隆寺よりも数十年遅れて建立されたものですから、ちょっとやそっとの古刹ではありません。
当然、
国宝、重要文化財の宝庫ですが、あまり一般には知られていません。



大阪府との県境。西に二上山を背にして伽藍が配置されいますが、この寺の浄土信仰と深い理由があります。
西方浄土という言葉がありますが、當麻寺は大和の西のはずれ。
古代大和の人たちは二上山の向こうに極楽浄土があると考えていました。
その浄土に一番近いところがこの當麻寺なのです。
そのためかこの寺の本尊は、曼荼羅(まんだら:浄土の絵図)。
仏像を本尊とするお寺がほとんどに対し、一風変わっています。





本尊の曼荼羅を収める本堂


法隆寺や薬師寺にくらべ、観光客はほとんどいません。
當麻寺の関係者の方には申し訳ないのですが、このゆったりとした雰囲気がいつまでも続いて欲しいものだと思いました。




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山代温泉 古総湯 (石川県加賀市)

2010-10-10 | かが・のと

私の実家がある山代温泉(石川県加賀市)に2つ目の総湯、「古総湯」がオープンしました。

明治の初めにあったものを再現したそうですが、もちろん設計図など残っているはずもなく、
いくつか残されていた写真や記録をもとに再現したようです。

そして、これがその当時の貴重な写真と現在の姿。

  ⇒  
Before              After

ところで、この古総湯。ちょっとした特徴があります。
というか、無いのが特徴。

券売機で入浴券を買って、湯番のおばちゃんに渡したまでは普通。
「はい、こちらね」とおばちゃんがすぐ後ろの引き戸を開けたところ、いきなり湯けむりがモアーッ。
湯船も見えます。
「あのう。服はどこで脱げばいいんですか」
「ここ、入ったら左横に棚があるから、脱いだものはそこいれてね」

脱衣場が無いのです。
それどころか、洗い場もなければもちろん蛇口やシャワーなんてものもありません。

入浴だけを単純に楽しむ。
すなわち、湯治(とうじ)。
よくぞ、ここまで忠実に再現したものです。

現代社会へのアンチテーゼというか、ここには不便さを楽しむ心地よさがあるような気がしました。
ただ、見逃してはならないのが内装。床は九谷焼のタイルが貼られ、壁の明かりとりにはステンドグラスが使われていました。
当時でももちろん、今でも贅沢な作りです。シンプルな中に心の豊かさを求めた当時の山代温泉の人々に敬服する思いでした。

山代の泉に
  遊ぶ楽しさを
 たとへて云えば
    古九谷の青   与謝野鉄幹

さて。
充分に温まったら、これも忠実に再現された二階の休憩所へ。



引き戸を思いきり開けると

 



涼しい風が吹き抜けていきました。

 

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「今日無事」 倫敦屋酒場 金沢

2010-10-09 | 抒情的金沢

倫敦屋酒場。「ロンドンやバー」と読みます。

金沢の繁華街、片町の裏通り。
ひときわ照明が落ちた一画にひっそりとあります。

マイナーなバーと思いきや、全国の著名人、文化人からも贔屓にされ、金沢のガイドブックあたりには全国屈指の洋酒バーと紹介されているとか。
創業は1969年とありますから、ちょうど40年。
私が行き出してからでもゆうに30年は経っています。

さて。
タイトルの「今日無事」。



戸田マスター

カウンターの奥。マスターの横に見える色紙の言葉です。
このお店の常連だったエッセイストの山口瞳氏の自筆のようですが、なかなかの名文句です。
一日を終えた安堵感や飲める喜び、楽しさなど。一言で言い表しているような気がします。

そして、写真の人物はバーテンダーでもある戸田マスター。
この人の作るカクテルは「これも金沢の宝物」と言われるほどだそうです。


忙しい時にこそ、ふと立ち寄りたくなるところ。

「今日無事!」とつぶやきながら杯を上げると、「今日はお疲れ、また明日から頑張ろう」そんな気力が湧いてきます。

 

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季節はずれの百日紅

2010-10-04 | 花歳時記


近くの公園でひと際目だった木
赤い花をふんだんにつけていましたが・・・
百日紅(さるすべり)でした
夏の花というイメージがつよい花ですが、今でも?
これも暑かった夏の影響でしょうか

高い青空に赤い花が印象的でした

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秋桜

2010-10-03 | 花歳時記

犀川の河原で見つけたコスモス
秋を感じる花です

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運動会

2010-10-02 | 日常の中に


忘れていましたが
運動会と言えば秋でした
万国旗が新鮮に見えました

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