被災地で「奇跡の生還 勇気を与えた朗報」がありましたね。
地震から9日ぶりに80歳の祖母と16歳の孫が奇跡の生還。
2人共凄い!生命力が凄い!
16歳の孫は救出された時体温が28度だったということだったが、
これは多分、直腸温ではなく腋下温だと思われる。
直腸温が28度の場合、重症のハイポサーミアということになる。
重症のハイポサーミアの場合、半昏睡状態、瞳孔散大、心拍と脈拍は微弱。呼吸数は半分以下となる。
この孫はがれきをかき分け屋根の上で救助を待っていたといわれているので、
多分、軽症のハイポサーミアだったと思われる。直腸温で33度から35度だったのだろう。
体が水に浸かっていなかった事、体を寒さから守る毛布があった事、ヨーグルト、水などの食料があった事、
などの条件が揃って、2人共9日という時間の壁を超え奇跡の救出につながったのだろう。
ハイポサーミア(低体温症)はとても怖い。
冬山などはもちろんだが、夏場でも起こりえる。
ダイビングや川遊び、海水浴、カヌーなどでも起こりえる疾患です。
寒冷にさらされると、末梢細動脈が収縮し皮膚血流を低下させて熱の放散を抑えるとともに
震えなどの発熱反応が起こりますが、体温が30℃以下になると、震えすら起こらなくなり、
加速度的に体温は低下し続けます。また体温が低下するにつれて精神活動、運動能力ともに低下し、
本来のその人の能力を発揮できなくなります。
一番怖いのは判断力は早い時期から低下します。
判断力が落ちてくると、本当は寒いのに「暑い!暑くなってきた!」などと言って、
服を脱ぎだすという行為に及んだりします。
なので、ハイポサーミアの可能性がある場合は本人よりも周りの人間が判断し対応しないといけません。
災害の場合は難しいが、アウトドアレジャーではハイポサーミアにならないような予防が大事なのです。
地震から9日ぶりに80歳の祖母と16歳の孫が奇跡の生還。
2人共凄い!生命力が凄い!
16歳の孫は救出された時体温が28度だったということだったが、
これは多分、直腸温ではなく腋下温だと思われる。
直腸温が28度の場合、重症のハイポサーミアということになる。
重症のハイポサーミアの場合、半昏睡状態、瞳孔散大、心拍と脈拍は微弱。呼吸数は半分以下となる。
この孫はがれきをかき分け屋根の上で救助を待っていたといわれているので、
多分、軽症のハイポサーミアだったと思われる。直腸温で33度から35度だったのだろう。
体が水に浸かっていなかった事、体を寒さから守る毛布があった事、ヨーグルト、水などの食料があった事、
などの条件が揃って、2人共9日という時間の壁を超え奇跡の救出につながったのだろう。
ハイポサーミア(低体温症)はとても怖い。
冬山などはもちろんだが、夏場でも起こりえる。
ダイビングや川遊び、海水浴、カヌーなどでも起こりえる疾患です。
寒冷にさらされると、末梢細動脈が収縮し皮膚血流を低下させて熱の放散を抑えるとともに
震えなどの発熱反応が起こりますが、体温が30℃以下になると、震えすら起こらなくなり、
加速度的に体温は低下し続けます。また体温が低下するにつれて精神活動、運動能力ともに低下し、
本来のその人の能力を発揮できなくなります。
一番怖いのは判断力は早い時期から低下します。
判断力が落ちてくると、本当は寒いのに「暑い!暑くなってきた!」などと言って、
服を脱ぎだすという行為に及んだりします。
なので、ハイポサーミアの可能性がある場合は本人よりも周りの人間が判断し対応しないといけません。
災害の場合は難しいが、アウトドアレジャーではハイポサーミアにならないような予防が大事なのです。