考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『山菜は苦みあり、水にさらし、あく抜きをする』(山菜採り5)

2024-06-04 02:14:00 | 英作 解答

英作問題『山菜採り』

5. 山菜は大抵、強い苦みがあるので、水にさらす、煮るなどの下ごしらえをして、あく抜きをする必要がある。

⇒ 英作で考える際は、無理をしないことである。無理しないとは、自分の習って知っている英語に持ってくること。そのために考えることが大事。考えるというのは、簡単に考える。シンプルに考えること。複雑に考えたら、余計に英語が出なくなる。単純化することで、言いたいことの仕組み、構造、ロジックが見える。そのために考える。

『山菜は大抵、強い苦みがある』

要するに「山菜は、すごく苦い」ということなので、

・Edible wild plants are very bitter.  

大抵は、多くの山菜は、ということなので、many や most 等を使い

・Many /Most wild plants are very bitter. 

・Most  edible wild plants have a very bitter taste. 

 

『水にさらす、煮るなどの下ごしらえをする』

水にさらす、ということは、具体的に言うとどうなるか。

山菜を水に入れて、少し待つこと。 put を使い

・You put edible wild plants in water, and wait for a while. 

さらすということは、山菜を水の中に保つこと。keep を使い

・You keep edible wild plants in water. 

have でもいいだろう。さらすとは、水の中に山菜を『持つ』ととらえれば

・You have edible plants in water for a while. でもよいだろう。簡単な英語も使いようである。

『煮る』とは、ボイルであるが、他にも考える、具体的に煮るとは、何をすることかと考えると、よい表現練習となる。ある一つのことでも、一つの表現に満足せず、訓練として、何通りも考えることが、頭を鍛え、表現のベースとなる。

・You put edible wild plants in hot water. 

・You heat edible wild plants in hot water. 

・Edible wild plants go into hot water. 

・We need hot water for wild plants. 

こんな感じで、煮る一つでも、知っていても、あえて知らないとして、英語で言ってみることが、英会話の表現力を増すこととなる。大事なのは、柔軟性である。

『煮るなどの下ごしらえをして、あく抜きをする必要がある。』

『下ごしらえ』とは何か。下準備であり、準備ということは、何かの前に何かを行うこと。料理も前にすること。

・do something to the wild plants before you cook them/start cooking. 

具体的に言うと、下ごしらえとは、煮ることであり、結果を考えると、あく抜きである。だから、特に訳すこともないかもしれない。下ごしらえは、準備であり、なぜ準備をするかというと、必要だからなので、単に it is important to do so before you start cooking. などと言ってもよいと思う。

 

『あく抜きをする必要がある』

あく抜きとは、なぜ必要なのか。

山菜は、苦いからである。

要するに、あく抜きをするとは、「山菜が、苦くないように、何かすること」と考えられる。よって

・make wild plants less bitter. 

・do something so wild plants are not bitter. 

・Wild plants will not be bitter, if you boil them.

・Wild plants will be less bitter if you keep them in hot water for a while. 

抜くということに着目すると、要は取り除くことなので、take 等を使い

・take the bitter taste away. 

 reduce (減らす)、remove (取り除く)等も可。 

go を使うなら、 go away (去る)とも言える。

・The bitter taste will go away if you boil wild plants. 

have なら

・Wild plants will not have a bitter taste. とも言える。

 

『山菜は大抵、強い苦みがあるので、水にさらす、煮るなどの下ごしらえをして、あく抜きをする必要がある。』

まとめると

・Most wild plants are bitter. You need to put them in water and wait for a while. Then put them in hot water, boil them to take the bitter taste away. 

 

 have だけで言ってみると、

・Wild plants have a bitter taste. It's important to have wild plants in water for a while, or in hot water. Then the wild plants will not have a bitter taste. 

日本語にこだわらず、山菜をどうするかを外国人に伝えることを意識するのが大事。自分の知っている英語を最大限に生かすことが、英作修行のポイントとなる。

 

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英作『旬を逃すと、食べ頃を過ぎる』(山菜採り4)

2024-05-15 16:52:00 | 英作 解答

英作問題『山菜採り』

4. 旬を逃すと、山菜も伸び過ぎて、食べ頃を過ぎてしまう。

⇒ 旬を逃すとは、どういうことか、考える。慣れてくれば、あまり考えなくても、英語が出るようになるが、それまでは、やはり練習が要る。考えるというのは、自分の持っている英語という道具を、どうすれば活用できるか考えること。自分の持っている道具を活用できなくては、新しい道具(知識)が入って来ても、使いこなすことは難しい。単に、単語や表現を覚えたら、それで自由に英語が話せるかと言うと、そんなに単純なことではない。練習を通して、自分の持つ道具の使用法に、いかに習熟するかが大事である。

旬を逃すとは、簡単に言うと、遅すぎるということである。late を使って、例えば

・If you are late. 

・If you are too late. 

・If you are too late to go there.

・If you are too late to go to the mountains for edible wild plants. 

・If you are too late to go and collect edible wild plants. 

逆に言うと、 急がなければ~ ということなので 

・If you don't hurry.

・If you don't go there quickly. 

・If you don't go there soon (enough).

旬を、シーズンと考えて、旬を逃すということは、そのシーズンの後に行くことなので

・If you go there after the season for edible wild plants.

・If you go there to collect wild plants after the season is over.

 

season に関して、in season (旬)、out of season(旬、季節外れ)という言い方がある。

・Strawberries are in season. Strawberries are out of season. のように使う。今回の「旬を逃す」ということは、季節ではない、季節外れと考えれば、

・If wild plants are out of season / not in season, ~  のように表現できる。

過ぎるということで、時間的に「後」ということであれば、過ぎるの意味の past (副詞で)を使って、

・If we are past the season for edible wild plants, のように言える。

うちの教室の生徒さんであれば、速習(暗唱用例文)【冷蔵庫】にある The milk is past the expiration date. (牛乳が賞味期限切れ)のpast ~ の用法と同じ。

 

『山菜が伸びすぎる』

伸びすぎるということは、大きくなるということで、big を使い

・plants get /become big.

・Plants get /become too big. 

   grow を使い

・Plants grow big / too big. 

・Plants grow too much. も可。

 

『食べ頃を過ぎる』

食べ頃を過ぎるということは、どういうことか。

結果から考えたら、食べ頃を過ぎたものを食べたら、当然、おいしくない。よって

・The edible plants are not delicious /tasty /good. (おいしくない)

・They don't taste good. (おいしくない)

・They don't have a good taste.  (おいしくない)

・ They have a bad taste. (マズイ)

・They taste bad. (マズイ)

美味しいというと、~ is good taste と言う人がいるが、何かがおいしい、という時は、例えばカレーがおいしいのならば、have を使って、This curry has a good taste. となる。 ちなみに、good taste というと、She has good taste in music/clothes.(a が無い)  となると、音楽や服の『センス、趣味』の意味となる。

 

他にも、マズイということは、食べられないということなので、

・You can't eat them. 

『旬を逃すと、山菜も伸び過ぎて、食べ頃を過ぎてしまう』

少し言葉を補いつつ、まとめると、

・ If you want to go and collect edible wild plants, don't be late! When they get too big, they don't taste so good.

・If you want to find good edible plants in the mountains, you need to go there soon enough. If you are late, you just get wild plants that are too big and they won't have a good taste.

旬というとは、正しい時期と考えると、right という語が浮かぶ。

・You need to go and get edible wild plants at the right time. Or the plants grow too big and they may taste bad. 

いずれにしても、日本語を超える意識が必要。日本語にとらわれず、その意味する所を考えること。それによって、簡単な英語で、自分なりに表現できるようになる。何事も練習である。

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英作『山菜の宝庫、山の恵みを頂く』(山菜採り3)

2024-04-17 20:48:00 | 英作 解答

英作問題『山菜採り』

3. この山は、山菜の宝庫で、麓(ふもと)の宿では、四季を通して山の恵みを頂ける。

⇒ 『山菜の宝庫』とは、英語でどう表現したらよいだろうか。

宝庫とは、何か。

なぜ、宝庫というのか。

宝庫、お宝という言葉で、それを言っている人の、言いたい所を思うことが大事である。

山菜の宝庫というしかない状況を想像する。

山菜の宝庫という時の、絶対条件の一つは、数である。1つや2つしかないのなら、それは宝庫とは言わない。要するに、数で言うと「多い」ということである。

宝庫という為のもう一つの条件は、質に関してである。単にあるものが、多数あるからといって、それを宝庫とは呼ばない。質や価値として高いものだから、宝なのである。質や価値が高いものとは、要するに「良い」ものである。

以上を総合すると、山菜の宝庫とは、要するに、良い山菜が、多数山にある、ということになる。よって、

・This mountain has a lot of good wild plants. 

良い山菜とは、何かというと、当然「食べられるもの」なので、

・The mountain has a lot of edible wild plants. ということになる。

 

物理的観点から言うと、宝庫とは、数量的には、単に多いということでしかない。では、心理的観点から言うと、宝庫とは、どういう心境なのだろうか。山菜採りに行って、お目当ての山菜が、辺り一面に生育している。探し求めたものが、目の前に、辺り一面に広がっているとしたならば、特にそのことが予期せぬことであれば、なおさら、その事態は、心理的、感情的観点から見ると、それは驚きに他ならない。よって surprise を使って

・You will be surprised to see so many (edible) wild plants in this mountain. 

山菜の宝庫ということで、宝なので、treasure という語を使おうと思う方もいるだろう。本当に、古墳から発掘されたり、何らかの埋蔵金のような、純然たるお宝であれば、本来の意味として treasure を使うのは自然であるが、山菜を称して宝というのは、比喩的な表現であり、山菜が宝であるのは、それらの価値を高く評価する一部の人たちだけである。よって、広く宝と認知されていないものに、宝と言うのは、英語にすると不自然となる可能性がある。従って、treasure の使用は、山菜採りの文脈においては慎む方がよいだろう。不自然になり得る、ハイリスクな英語を避けることも、大事な英語力の一つである。

『麓(ふもと)の宿では、四季を通して山の恵みを頂ける』

麓の宿、ということであるが、麓とは何か。最も簡単に考えると、山に対して、麓は山の近くと考えられるので near the mountains となる。 厳密にいうと、山の麓は、at the foot of the mountain という。山の足元ということ。対するのが at the top of the mountain である。これを覚えているのがベストである。英作の趣旨では、知らないなら、考えよということなので、英会話においては、必ずしも常にベストな答えは出ないという、現実に立脚した発想が大事であり、最善でなくても、次善の策として(second best)どんな時でも、自分の持つ英語で、自在に表現できる力を培いたい。

続いて、宿ということであるが、いかにも日本的な響きのする語であり、inn という語もあるが、わからないと言って、すぐ調べるまでもなく、少し考えたら、同じ形式のもので、欧米に似たものはないかと思うと、すぐに hotel が考えつく。hotel の定義(OXFORD 現代英英辞典)→a building where people stay, usually for a short time, paying for their rooms and meals(短期間滞在する所(建物)で、部屋と食事代を払う)とある。宿そのものである。宿のイメージはもう少し小規模かもしれないが。 innの定義は、a small hotel, usually in the country(小さなホテル、たいてい田舎の方にある)とある。inn は、a small hotel と定義されているので、要するに、宿は hotel でよい。

宿を、a Japanese inn と知っていればよい。しかし、知らない時に、だからと言って、慌ててスマホや辞書にお世話になったり、お手上げで何も言えないという事態は避けたい。

『四季を通して山の恵みを頂ける』

山の恵みとは、何か。

恵みという、ある種漠然とした、抽象的な言い方は、そのままでは英語にするのが難しいものは、具体的に考えるとよい。

山の恵み、というのは、具体的に言うと、明らかに、山菜のことであり、その他を意味はしない。よって、山の恵みを頂くとは、単純に考えて、山菜を食べること(もしくは採取すること)なので

・You can eat wild plants from the mountains. / You can get wild plants in the mountains. 

『四季を通して』とは、どう考えるか。

四季を通してとは、どの季節でもということなので

・You can eat wild plants in every season. 

四季を通して頂けるということは、特定の季節ではないということ。即ち、いつでもということ。よって

・You can always get wild plants in the mountains. 

四季を通してということは、年中ということ。夜通しが all night なので、年中ならば all year となるので

・You can get wild plants all year. (年中→ all year around /throughout the year 等もあり)

 

他にも『山の恵みを頂ける』ということで、山菜を食べることを楽しめると解して

・You can enjoy eating wild plants in every season.  

 とも考えられる。

『四季を通して山の恵みを頂ける』ということは、1つの季節限定ならば、採れる山菜の種類も限られるかもしれないが、四季を通してということは、四季折々の山菜が楽しめるということで、幅広い種類の山菜が採れることを意味する。

・You can enjoy eating many kinds of wild plants, because you can pick wild plants all year in this mountain. (たくさんの種類の山菜が楽しめる、なぜなら、年中山菜採りができるから)

have でもよい。

・This mountain has various wild plants for us in every season. 

簡単な英語であっても、我々の工夫と使い方次第で、十分意味を伝えることができる。ネイティブの英語に耳を傾ければ分かるが、我々の認識をはるかに超えて、基本単語を多用している(もちろん簡単な英語といえども、基本単語の基本的な使用法から、前置詞との組み合わせで意味が千変万化する句動詞の使用も含まれるが)。

まとめると

『この山は、山菜の宝庫で、麓(ふもと)の宿では、四季を通して山の恵みを頂ける』

・This mountain has a lot of edible wild plants. At hotels near the mountains, you can eat various wild plants from the mountains all year around. 等。

 

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英作『山菜は、日当たりのよい場所等、至る所に自生』(山菜採り2)

2024-03-03 17:40:13 | 英作 解答

英作問題『山菜採り』

2. 山菜は、日当たりのよい場所や、川のほとりなど、山の至る所に自生している。

⇒ 英作は、考えることを重んじる。我々は、既に多くのことを知っている。誰しも学校で多くの知識を得ているだろう。しかしそれらは、使われなければ、もしくは使い方を知らなければ、いくら多くの知識を持っていても、知らないことと同じである。考えることで、我々は、自分が何を知っているかを知ることができる。考えなければ、自分が何を知っているか、知らないままである。

 

『日当たりのよい場所』を考える。

日当たりがよい、とはどういうことだろうか。

山菜にとって、日当たり、即ち日光とは、生存に欠かせないものである。山菜にとって、日当たりとは、必要不可欠なのものなので、need を使い

・Wild plants need sunlight. 

これだけでも、どんな場所で山菜が生えているか、イメージできる。

Where can we find wild edible plants in the mountains? と聞いて、

They need sunlight. と答えられたら、日当たりのよい場所(に行けばよい)ということになる。

 

さらに具体的に考える。日当たりのよい場所とは、具体的にどんな場所か。

山菜を遮(さえぎ)る物、即ち遮蔽物がない場所である。日光を遮蔽(しゃへい)する物とは、当然、高い木や植物である。山菜を採るにあたり、日当たりのよい場所へ行くということは、即ち、高い木や植物がない場所へ行くことと同義である。よって

・If you want to find wild plants, you must go to a plce where there are no trees or tall plants. となる。なぜか。日光(sunlight) を浴びる必要があるから。合わせると、

・Wild plants need sunlight. If you want to find wild plants, you can go to a place where there are no trees or tall plants around.

日当たりと言うと、日光である。英語では、sunlight やsunshine を使い、get と共に、My room gets a lot of sunlight/sunshine. (私の部屋は、日当たりがよい)のように使う。sun だけでも使われ、My room gets a lot of sun. とも言う。

・Wild plants need sunlight. We need to go to a place (or area) which gets a lot of sunshine. 

・We have to go to a place where there is a lot of sunshine. 

関係代名詞でなくてもよい。

・If there is a lot of sunlight, you may find wild plants easily. 

・Go to a place with no trees or tall plants around. You will find wild plants easily. 

 

『山菜は、日当たりのよい場所や、川のほとりなど、山の至る所に自生している』

自生しているとは、何か。

その字面の通り、自(おの)ずから、もしくは自(みずか)ら生きている、存在していることである。

要するに、そこに『ある』ということなので、 There is/are や have でよい。

川のほとりとは、要するに川の近くである。near を使い

・There are /We have wild plants near the river. 

・There are /We have wild plants on the riverside. 

自生は、grow wild とも言う。知っていれば使うもよし、知らなければ知らないでよい。英作修行の趣旨からすれば、自生=そこに存在すること、と見抜いて have を使う柔軟性があれば、英会話上達は近い。

山の至る所とは?

至る所とは、簡単に言うと、多くの場所である。many を使い

・We have wild plants in many places (of a mountain). 

至る所とは、言い換えれば、どこでも、ということ。everywhere を使って

・We have wild plants everywhere in the mountains. 

自生しているとは、栽培の反対の概念であり、誰かが意図的に、特定の区画に、人為的に植物を食用並びに観賞用に植えているのではなく、ただ自ずから、自然発生的にそこに『在る』ものである。自生しているものは、山菜採りをする人間の側からすれば、野に分け入って『見つける』ものである。よって find を使うのもよい。

・We can find wild plants in many places of a mountain.

『山菜は、日当たりのよい場所や、川のほとりなど、山の至る所に自生している』

合わせると

・You can find wild plants in many places of a mountain. You can go to the riverside, and go to a place with no trees or tall plants around, because (most) wild plants need sunlight. 

have だけでもよい。

・We have wild plants everywhere in the mountains. We have wild plants where we have a lot of sunlight in the mountains. We also have wild plants near the river. 

日当たりがよい、ということは、太陽があるから成立する。日当たりがよいということは、人間の立場から考えると、太陽が見える位置にあるということになる。よって see を使って

・We can find wild plants where we can see the sun. 

日当たりがよい場所とは、逆に言うと、陰(shade)の所では、山菜は生えていないと考えられる(種類にもよるだろうが)。

・We have no wild plants in the shade. 

・We have fewer wild plants in the shade.  

 

日当たりというと、sunny という単語がある。 It is sunny today. (今日は晴れている)のように使うが、場所に使って

・We have wild plants in sunny places. 

・Many wild plants grow in warm, sunny places. のように言える。

 

いずれにしても、自分のよく知っている基本単語で言えないか、という意識が大事である。道具(英語)は、持っているだけでは、使えない。その道具をよく使うことだけが、その道具の使用法に熟達する道である。使わない道具は、錆びるのみである。機会は、待っているだけでは得られない。自ら使う機会を求めるべきである。

Practice makes perfect! (練習あるのみ)

 

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英作『春の訪れ、山菜採りが恒例行事』(山菜採り1)

2024-02-17 21:26:55 | 英作 解答

英作問題『山菜採り』

1. 春が訪れると、山で山菜採りをするのが、我が家の恒例行事だ。

⇒ 山菜というのは、食べられる野草のことで、野草は、野にある植物なので wild plantsと呼ばれる。これに、食べられるという意味のedible を組み合わせて edible wild plants と呼ばれる。edible →edi + ble (可能) のediの部分は、語源的に、食べるの意味の eat から来ている。edi とeat は似ているので覚えやすい。

英作の注意点であるが、趣旨としては、簡単な英語、知っている英語、習った英語を、最大限駆使して、表現するということである。日本語を見たまま、反射神経で訳してはならない。直訳になるからである。日本語の表面的な字面を訳すのではなく、意味を考えて、英語にすることが大事。

 

『春が訪れると』

春が訪れるということは、簡単に言うと、春が来るわけである。come を使って、

・When spring comes.

春が訪れると、という日本語は文章になっているが、単純に『春には』と考えれば、

・In spring  もよい。

 

『山で山菜採りをする』

山で山菜採りをする、ということは、どういうことか。

山で山菜採りをするということは、差し当たり、山へ行ってすることなので

・We go to the mountains.   →特定の山というより、単に山へ行く、ということだが、通常このようにthe +山の複数形となる。

 

他にも、単に『山で』なので、in the mountains でもよい。

『山菜採り』とはどうなるか。

山菜を採ったり、花を摘む場合、pick という語がよく使われる。

・We go to the mountains and pick edible wild plants. のように使われる。

pick でもよいが、pickを知らなくても、考えれば、他にいくらでも言いようがある。

英作では、知らなければ、自分で考えるということを重んじる。

その気概がなければ、一言も英語では言えない。もちろん何でもいいわけではない。正しく、自然な英語でなければならない。

 

山菜を採るということ自体を考えると、その逆は当然、野菜を意図的に栽培することである。

栽培している野菜を収穫するのではなく、山に行って自生している山菜、野草を採取するためには、我々は何をするのか。

山菜を探す。何のためか。見つけるためである。

・We go to the mountains to find wild edible plants. 

採るということは、その前提として、見つけなければならないので、find という基本動詞でよいことになる。

採ることは、見つけること。ならば、見つけるためには、探さねばならない。look for で

・We go to the mountains and look for wild plants.   でもよい。

 

山菜を採る、ということは、山菜を得ると考えれば、

・We go to the mountains and get wild plants. 

他にも、山菜採取とは、何のためかを考えれば、山菜のためなので、for を使えば、

・We go to the mountains for wild plants.  と言えば、採取と言うのに動詞も言わずに、ただ適切に前置詞を配置すれば、事足りる。

 

該当する言い方を言えない際は、そのこと自体を言おうとせずに、他で代替する。

山菜を採る、ということだが、なぜ山に行くのか、山があるから、と言ったエベレストを目指した登山家がいたが、今回は、山に行くのは、山菜があるからなので、

・We go to the mountains because there are a lot of wild plants in the mountains.  というように、特に『採る』を言わなくても、理由を明確に述べれば、『採る』の意味を表すこともできる。

 

『我が家の恒例行事だ』を考える。

こういう文章を考える時は、『要するに』どういうことか、という観点から考えるのがよい。

要するに、恒例行事とは、定期的に何かを行うこと。もっと簡単に言えば、よく行うこと、いつも行うということに過ぎない。

『山で山菜採りをするのが、我が家の恒例行事だ』

山菜採りが、恒例行事とは、要するに、毎年行くということである。春が訪れると、ということなので、毎年春には~ということ。

・Every year we go to the mountains for wild plants in spring. 

every year と spring を合わせてもよい。

・Every spring we go to the mountains and find /get /pick  wild plants. 

我が家のということなので

・When spring comes, my family /the whole family / every one in my family / all of us in my family / go(es) to the mountains and collect /gather (集める)wild plants. 

 

恒例行事や、その他日本語特有の慣用表現等を英語で言おうとする場合、そのまま字面を英語にしようとしてはならない。直訳になると、通じない。日本語と英語は全く別物であると考えないといけない。直訳の問題点は、いくら単語レベルで英語に直しても、全体として何を言っているの不明瞭な英語になってしまうことである。少し立ち止まって、考えることで、極力間違いを避けつつ、より自然な表現に近づけることができる。

恒例行事とは、単にいつも、毎年、それを行なっている、ということでしかない。

英語にすると、単に every ~ ということであるし、いつも行う、ということならば、英語表現というよりも、文法で言うと、現在時制(現在形)を用いるだけで、変わらない習慣等を言い表せるため、別に特別な表現は、本来必要はない。

考え方だけで、自然な英語で表現ができる。

 

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