旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

秋咲きサルビアで秋を彩る

2023年10月30日 10時07分34秒 | 庭について考えた事

湘南地方も秋が深まってきて、と言うか間もなく11月なのですが、サルビア・エレガンス(パイナップルセージ)が咲き始めました。
近年、私はこれらの秋咲きサルビアに拘っていて、庭のオープンスペース周りに秋咲きサルビアを植えています。
どれも背の高くなるタイプなので、包み込まれ感を味わえ心地良いの
赤いサルビア・エレガンス、紫色のサルビア・レウカンサ、黄色いサルビア・イエローマジェスティーの組み合わせ。

何故拘るのかと言うと、関東南部以西のような暖地でしか見られない風景が作れる、と感じるからです。
それは北海道の実家で庭作りをしていて、地元に適した植物を植えることがいかに重要かを強く感じたから。
地元湘南の庭では夏越しが無理な植物も、実家の庭では難なく日向で元気に育っており、その気候の違いからおのずと庭の風景も違ってくるのです。
(実家の場合は海に近すぎて塩害影響が多々あるので、更に植える植物を絞り込まなければいけません)
そして暖地の自宅の庭では、北海道のガーデンで見た風景を作るのは、猛暑と言う難題が降りかかり、無理になります。
なので、実家の庭では北海道ならではのガーデンを、自宅の庭では暖地でしか叶えられないガーデンを作ろうと考えているのです。
その私が思うところの最たる植物が「秋咲きのサルビア」になるわけで、北海道では地植えは夢の夢ですから。

サルビア・ランセオラタ(ラスティーセージ)は春から咲き続けます。

秋咲きのサルビア・ライムライトは大株になりました。

サルビアじゃないけどイエローマジェスティーの隣に植えてみたロシアンセージ
まだ小さい苗ですが、そのうち此処をシルバーリーフで彩る予定。

築山の下方に植えてみたサルビア・アズレア
切り戻しながら育てて、秋はアスターのように咲かせてみたいの。


違うアングルで三種の秋咲きサルビアをもう一枚


今「ナチュラリスティックガーデン」という考え方が広まってきています。
私もその雰囲気と考え方には共感していますし、築山や隣家側はそんな雰囲気になってきたかな~と感じています。
その中に「秋咲きサルビア」という選択肢はあまり見ないのだけど、暖地の湘南では、これが土地に合った植物構成でもあると思う。
地方に合った植物を植えれば、植物に負荷がかからない分ローメンテナンスだろうし、その土地ならではの風景が描けるから、おのずとガーデンに個性が出て、訪問する楽しみが増えるのではないかしらん。

秋咲きサルビアの組み合わせをしているガーデンが、多くなると良いな~


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帝国ホテルでフランク・ロイド・ライトを感じる

2023年10月28日 11時24分07秒 | ライフスタイル

一昨日、せっかく日比谷に行くのだから、この機会を逃してはなるまいと「帝国ホテル」を訪れました。
前回のテレ東「新美の巨人たち」で紹介されていたし、秘書にゃんこサンのブログを読んで、帝国ホテル・ライト館100周年の本年に訪れたいと思っていたのです。

エントランスを入ると目の前に見えてくるロビーのシャンデリアと季節の花のフラワーアレンジメント
素晴らしいです

テレビ番組ではケイトウ中心のアレンジメントでしたが、一昨日は様々なキク(マム)とアリストロメリアとヒペリカムの実などのアレンジメントでした。
次々にお客さんが記念写真を撮っていました。


ロビー奥には「東洋の宝石」と言われたライト館のデザインを再現した大谷石のレリーフ

階段下にはライト館で使われていた椅子とテーブルの展示があり、

コンシェルジュデスクの上ではライト・デザインの照明が使われていました。


現在ロビーの一角ではライト館100周年記念企画展が行われています。
大谷石とテラコッタで作られた照明はライト館と同じデザインかと。

ライト館のレプリカ等の展示や明治村に移築されたライト館の紹介VTRも流れていました。


ロビーでパチパチ写真を撮っている怪しいシニア女性では申し訳ないという思いもあり、ロビーラウンジで食事することに
ロビーのランデブーラウンジのガラスブロックで創られた壁「黎明」(多田美波作 通称「光の壁」)はテレビで見るよりも圧倒的な存在感

ネット限定予約のアフタヌーンティーを頂きました。
澄んだ紅茶の味~

光の壁を眺めながら~気分は「新美の巨人たち」の内田有紀
脳内ではテーマ曲が流れ続けました~ミーハー

照明もライトのデザインのような幾何学模様。

カーペットのデザインもライトデザインをモチーフにしているのかな。

バーラウンジ入り口のステンドグラスも美しい
いつかこのバーで、ライト館時代のレリーフを眺めながらカクテルを頂きたいものです。
(現在の本館は2030年に取り壊され2036年に新館がオープンするそうです)


今回はフランク・ロイド・ライトを感じる大満足の帝国ホテル訪問となりました。
美しいものを見たり体験したりすると心が豊かになったような気がします。

名建築でランチタイム~これからも機会を作っていきたいです。


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日比谷公園ガーデニングショーと東京パークガーデンアワードをはしご

2023年10月27日 11時24分55秒 | ガーデンショウ・レポート

秋晴れが続いています

昨日は日比谷公園ガーデニングショーを見に出かけました。
昔は大々的に行っていましたが、近年はこじんまりとした感じになっているようです。

秋晴れの日比谷公園

秋バラと季節の一年草が綺麗に咲いていました。

秋バラの背景にアガパンサスのシードヘッド発見。
わざと残しているのでしょうね。


ハンギングバスケット作品がもの凄く多くて、今回のメイン展示のよう。
どの作品も素晴らしかったです

見事な作品の中から一つ選ぶとしたら、今の私の気分はジャズですかね~


寄せ植えも力作ぞろいで面白かったです。
華やかだったり個性的だったり、構造物の方が目立っていたりとイロイロ
自分の庭でもこんな額縁の使い方してみたいかも

和風の多肉の寄せ植えが面白かったです。

寄せ植えやハンギングバスケットの周りでは蝶が舞っておりました。

「東京パークガーデンアワード」の入賞者さんたちのミニガーデンもありました。
それぞれの個性がミニガーデンにも出ていました。

ライフスタイルガーデン部門は、なんだかな~
区画が狭いせいもあり作品が小規模で見ごたえに欠けましたかね~
この作品は好きかな

日比谷公園は第二花壇がリニューアル中で、大きなショーが出来ないのかな
「東京」で開催するなら日比谷じゃなくても良いので、昔みたいに大きなガーデンをいくつも見たいわ~


その後、代々木公園へ「東京パークガーデンアワード」を見に行きました。
春から秋までかけて審査を行うロングランなガーデンコンテストです。
季節が移って、どのガーデンも春や初夏とは全く違う風景になっていました。

赤いペルシカリアが可愛らしい。

グラスの穂がノビノビ~

赤いもわもわはミューレンベルギア・カピラリスでしょうか
秋はグラスが見どころを作りますね。

白いアスターがモリモリ咲いて~

ルドベキア・タカオのシードヘッドとグラスの穂は相性良いです。

トロピカルなガーデンではカンナとバショウが、茂る宿根草に負けじと存在感を放っています。

グラスとダリアも咲いていました。


大型のダリアは絶対支柱が必要ですね。

花々の中を様々な蝶が飛び交っていました。


全体の雰囲気が逆光に映えてイイ感じだったエリア

カラミンサにアゲハ蝶が停まっていたのですが写真がボケてしまい


モデルガーデンへ
遠目には至って地味かと
モデルガーデンはコンテストガーデンと比較して、春から一番or二番に地味ですかね~
それがスタンダートというものかしらん。

春はホームレスが、初夏は半裸のボディービルダーさんたちが日光浴していたベンチに昨日は誰もおらず、落ち着いてガーデンを眺め回ることができました。

アネモネ・フぺヘンシスが良く咲いていました。

シードヘッドと秋の花とのコラボが面白かったですけど、猛暑の中、春咲きの宿根草のシードヘッドを関東南部でわざわざ残すべきなのかどうか・・・ちょっと疑問を感じましたかね~

秋の日のグラスの穂のキラキラと~


ショーガーデンで珍しい宿根草を見つけて驚きました。
このユーフォルビア羽衣は宿根草なのに160㎝以上の大きさで一抱え以上ありそうな枝に花が沢山咲いていて、まるで低木のよう
珍しい植物に出会えるのも、ガーデンショーの楽しさです。

それにしても、初夏にどのガーデンでも呆れるほど咲いていたバーベナ・ボナリエンシスはどこに行っちゃったんだろう・・・
枯れたのか切り戻したのか・・・
「ナチュラリスティックガーデンは決してローメンテナンスではない」と、先日の趣味園でガーデナーの永村さんがおっしゃっていました。
二週間に一度の手入れって、ローメンテナンスなのか否か
3か月も真夏が続く関東南部におけるナチュラリスティックな風景とは・・・
素人には色々疑問もわきますかね~

11月初旬にこのコンテストの結果が決まるようです。
ロングランでナチュラリスティックなガーデンコンテストという初の試みに、どのような判断が下されるのか、興味津々です


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フジバカマが咲いて隣家側はナチュラルな華やかさで秋らしい風景に

2023年10月25日 12時37分16秒 | 庭作り(2014April~)

前回アップしたナツユキカズラの手前は四季折々ナチュラルガーデンになっています。
ペルシカリアやダリア、アネモネ・フぺヘンシスが咲き続ける中、フジバカマ(ユーパトリウム・ジャポニカム)が咲いてきました。

今年は背丈も株も大きくなり、沢山花が付いて存在感を放っています。

モハモハと線状の花が出ています。
良く調べると、現在「フジバカマ」として市販されている品種は「サワフジバカマ(フジバカマとサワヒヨドリ雑種)」だそうです。
本当のフジバカマは絶滅危惧種なんだって

写真の茶色に見える箇所はミズヒキソウ
長く咲いていますが秋が一番赤みが強いかも

手前に写っているのはヒロハマウンテンミント。
秋になるとこんな風なシードヘッドに変化します。

家裏から道路側を眺めると、宿根草とシードヘッドが混雑している

ルドベキア・ヘンリーアイラーズはすっかりシードヘッドになり、

ルドベキア・タカオは半分ほどがシードヘッドとなりました。

シードヘッドが残っていると、一層ナチュラルな雰囲気になり秋の深まりを感じます。

今年は猛暑と白絹病でほとんど枯れてしまったと思っていたタイワンホトトギスが一寸だけ残って、ようやく数輪花を見られそう。


秋晴れが続く10月
ようやくガーデニングが楽しめるようになりました。
昨日はビオラの買い出しに出かけました。
なんて良い季節になった事でしょう~としみじみ感じる昨今です。


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秋の素敵な大暴れ~沢山花が咲きました。

2023年10月23日 10時53分59秒 | 庭作り(2014April~)

帰宅するとナツユキカズラが想像以上に生い茂っていて、このままでは隣家に迷惑をかけてしまいかねないので、境界線辺りをこざっぱりと剪定
それでもかなりの分量です。
地植えにしたら極端に大きくなりました。
たぶん今年で終了となるかもしれません。

白い花の中に薄い緑色が入っている清楚な雰囲気を持つ花。
夏雪~というネーミングがピッタリかも

私のカメラではこれぐらいの近さが限界
雌蕊が黄緑色で雄蕊が白いく花びらは緑色の筋が入っています。
可愛らしい花ですが、「葛」ですから生育旺盛


ホトトギス・インペリアルバナーが次々咲いて満開に
斑入り葉のホトトギスは個性的で、日陰を明るくしています。

花は紫色のドットが入って、いかにもホトトギスの花らしい。


サルビア・ライムライトも満開を迎えているみたい。
こちらも地植えにしたら株がとても大きくなりビックリです。

黄緑色のガクの中から紫色の花が飛び出てきます。
こちらも個性的なサルビアです。

この色合わせが好みなの
元気に育ち、地植えにして良かったです。

ポンポンダリアは帰省前にしっかり剪定し支柱を立てていったのですが、風に負けてグニャッと倒れてしまった様です。
しか~し、ねじれていても折れていなかったので、頂優勢の法則なのか垂れた枝が上に延びて、

幾つも花を咲かせています。
なんと丈夫な
秋にまたこのダリアの花が見られるのは嬉しいな。


アスター・レディインブラックは相変わらず大茂り

ワレモコウも沢山花を付けました。
ワレモコウはかなり大きくなり株分けも大変だとネットに書いてあったので、鉢植えのまま地に埋めています。
おかげでコンパクトに育っているのかな。


今夏の猛暑に耐えてよくぞ大きく育ってくれたものだと感心する植物たち。
土地に合った植物って、こういう事なのでしょうか。

秋晴れが続いているので、毎日コツコツとガーデニングしています。
暑さで枯れた植物の跡地に、何を植えようか・・・算段の結果の苗が午後に届きます。
来年に向けて始動しました


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10月中旬のナチュラルガーデンエリア

2023年10月21日 09時40分54秒 | 庭作り(2014April~)

隣家側のナチュラルガーデンエリアも、2週間経って景色が変わって、すっかり秋らしい風景に

八重咲きの白いアネモネ・フぺヘンシスが満開になっていたり、

ペルシカリア・ブラックフィールドの真っ赤な花がいくつも咲いていたり、

こちらのユーパトリウム・チョコレートも満開になり、

フジバカマ(ユーパトリウム・ジャポニカムEupatorium japonicum)が昨年より背丈が伸びて大株になり沢山蕾を付けていたり、と嬉しい驚きです

そして試しに地植えにしてみたナツユキカズラが・・・想像以上にモッサモッサに茂って隣家側のトレリスやらバラやらハニーサックルやらを覆っていました。
これはちょっとマズいでしょ
上手く間引いて、今秋だけでも花を楽しみたいわ。


玄関側ではコルチカムが咲いていました。
緑だらけの中に咲くと、そこだけスポットライトが当たったようだわ


そんな帰宅後の庭を巡って、アレコレと今後の作業を算段。
ウフフ、そんな時間も楽しいわけで~
目指せナチュラリスティックガーデン
次回は数日経って、また少し変化したマイガーデンを


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2週間過ぎて帰宅すると庭は別の季節へ

2023年10月19日 20時19分27秒 | 庭作り(2014April~)

9月末日に帰省して2週間後に帰宅すると、庭の風景がすっかり変わっていて、嬉しい驚きでした。
剪定したダリア黒蝶が返り咲いていました。
ダラダラ咲かせるより思い切って剪定すると、秋に綺麗に咲くのですね
今年は台風が来ていないので、尚更かもしれません。

プチダリアも沢山花を咲かせていました。
ダリアはやっぱり秋の花なのね~

一番驚いたのは、アスター・レディインブラックとユーパトリウム・チョコレートが満開になっていた事
今年はアスター・レディインブラックに支柱をしていないせいもあり、枝が大きく広がって築山の一角を覆うようです。
ユーパトリウム・チョコレートも昨年より株が大きくなりました。

どちらも白い小さな花なのですが、集まるとこんもりと白い雲のように見えます。
ユーパトリウム・チョコレートは小さな丸いポンポン状
(ユーパトリウム・チョコレートは流通名)

アスター・レディインブラックは真ん中がピンク色で小さな菊の花のようです。
どちらも銅葉なので、更に白い花が目立つような気がします。

オープンスペース側ではサルビア・レウカンサが満開となり、サルビア・イエローマジェスティーも咲いてきました。
イエローマジェスティーはこれからが本番で、他の枝も咲くと見ごたえがでます。

その隣でアネモネ・フぺヘンシスが可愛らしく咲いています。

そして今秋はリコリス・オーレアが立派に咲いたの~
いつもの場所からの一本と、なかなか咲かず諦めていた場所からの、この写真の一本と

一般的なリコリス(彼岸花)より一回り大きく花弁が厚めでしっかりした花です。
この黄オレンジ色が周りの緑に映えてます

リコリス・オーレア(ショウキズイセン)は牧野植物でもあるのかな。
「らんまん」のタイトルバックに登場していましたから。

ガーデンは2週間経つと大きく変わりますね。
年中見ている自分の庭なのに、とても新鮮な気分になりました

 

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ナチュラリスティックなFヴィレッジガーデン、そしてKUBOTAカフェでランチ

2023年10月17日 17時28分27秒 | 北海道ガーデン巡り

10月14日(土)

札幌を後にして新千歳空港へ向かう途中、北広島にあるF ヴィレッジ北海道ボールパークへFヴィレッジガーデンを見に行きました。
Fヴィレッジガーデンはテーマごと三か所に分かれています。
6月初旬に訪れた際はアリウムが咲いていた「ワンダーガーデン」ではシードヘッドと秋咲きの宿根草がコラボレーション
薄紫色のアスター・リトルカーロウが満開でした。
赤い花の名前を訊き忘れてしまいました

グラスの穂とバーベナ・ボナリエンシス(三尺バーベナ)が仲良く揺れていました。

青緑色のグラスがコンパクトにこんもり茂っていました。
他の宿根草の間間に配置され、ナチュラルな雰囲気で空間を彩っていましたかね~
こういう植物の使い方が、このガーデンのデザイナーさんの上手なところかな~と感じます。

丁度ボランティア活動の日で、そのデザイナー佐藤未季さんがいらっしゃったので「Instagramフォローしてます。」とご挨拶
気になっていたセダムの名前を伺いました。
このセダム・マトロナを実家の庭にも植えてみたいな~と思って。
丁寧な対応、ありがとうございました

春に向けてガーデンにチューリップの球根を撒き植えしていました。
来春は可愛らしい感じになるのではないかしら。

「ワンダーガーデン」を下から見あげると植物のシードヘッドが綺麗に残っているのがわかります。
この植物たちを10月下旬に刈り込むそうです。
北海道の庭の冬支度は雪が降る前に終えなくてはいけないものね。


池側へ向かうと木々が紅葉していました。
今年の北海道はどこも紅葉が遅いのですが、若い木は早く紅葉するそうなので、ここだけ晩秋のような色合い。
紅葉が見られて良かった~

「水辺&ピクニックガーデン」の宿根草は、まだ株が小さめ。
このエリアには沢山のスイセンの球根を植えるそうです。
ますます春に期待大でしょうか

エスコンフィールド北海道を背景にウドのシードヘッドをパチリ

「ゲイトウェイガーデン」も宿根草のシードヘッドとアスターの花々で、秋色ガーデン
草紅葉の面白さを味わえる、まさにナチュラリスティックなガーデンです。

シードヘッドも植物のよって色々個性があるのがわかります。

植え込みの中に紅葉するイカリソウ発見
イイな~、実家の庭に植えてみようかな。

アムソニアがすっかり黄金葉になっていました

「ゲイトウェイガーデン」を上から見るとこんな雰囲気。

隣の植え込みもナチュラリスティックな雰囲気で、背の高い面白い植物が咲いていました。


お腹が空いたので、KUBOTAのカフェへ
前回の訪問時には出来ていなかったキッチンガーデンが、完成していました。
大きな石が所々に配置されたナチュラルなガーデンです。

秋の草花がたわわに咲いていました。

アスター・プリンスかな
可愛らしいです

ケールを見ると、キッチンガーデンと言えなくもないか。

面白かったのはヒマワリ
夏に種を蒔いて秋に花を咲かせる品種だそうです。
「地力を確かめたいという意味もあって」とクボタの社員さんがおっしゃってましたが、北海道で咲くのかしらん

「KUBOTAのカフェ(クボタ アグリ フロント)でスープカレーを食べる」と前回の訪問時から決めていました。
エスコンフィールド北海道を眺めながら野菜沢山のスープカレーを頂きました。
そして野菜工場特製イチゴも
美味しかったですよ

食後はエスコンフィールド北海道内をブラブラ散策
寄せ植えもガーデン同様ナチュラリスティックな感じ。

当日は晴天なり
天井が開け放たれておりました。

「そらとしば」カフェで、本当は地ビールを頂きたかったのですが、その後の長旅を考えてコーヒーで我慢
次回は必ず地ビールを
再訪する目的がまたできました


6月初旬のガーデンとは全く違う秋色の風景になっていたFヴィレッジガーデン
グラスの穂やシードヘッドが揺れる姿に、植物の枯れ姿まで愛でようという心意気が伝わってくるようです。
こうして写真を整理していると、KUBOTAのキッチンガーデン(=ナチュラルガーデン)とFヴレッジガーデン(=ナチュラリスティックガーデン)の雰囲気の違いがはっきり分かると思います。
自分でも腑に落ちました~なるほどね

来春はいつ頃から帰省しようかな。
空港へ向かう列車の中で、鬼の笑う予定を考えていましたよ
北海道秋の帰省旅2023はこれにて終了。

次回は自宅の秋庭で

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思い出のカフェと旅館風ホテル

2023年10月16日 11時53分58秒 | 旅の記憶

10月13日(金)

北大植物園を後にして向かったのは、植物園裏手にあるカフェ「倫敦館」
今から45年ほど前(わぉ)一年だけ札幌に住んでいた時期があって、その頃時々出かけていた思い出の喫茶店です。
その頃は通りから店内が良く見えるガラス張りの壁で平屋。
外に面した壁側には二人掛けの席だけが並び、小さな丸テーブルの上の一輪挿しにはフリージアの花が
それまでの人生でそんなお洒落な風景に出会ったことが無かったので一目惚れしちゃって
当時は珍しいフォーションのアップルティーがあり、それは高価な一杯で憧れの紅茶でした。
しかし20年ほど前に訪れた時には、現在の二階建てのビルになっていました。
外観に面影は微塵もなく、一寸がっかりした覚えがあります。

コンセプトもすっかり変わり、ジャズが流れる薄暗い大人の雰囲気で、昔より落ち着く感じかな。

アンティークな家具や小物が飾られ、お店の真ん中に螺旋階段があります。

そんな大きな変化の中、昔と変わらないのがアンティークのレジスター。
まだこのレジスターがあって嬉しい限り
当時の私はこのレジスターにも心奪われましたかね~

すっかり変わってしまったけど、大人カフェな雰囲気もお洒落で素敵です
チーズケーキセットを頂いて、植物園を歩き回った疲れを癒しました。

コーヒーを飲んでいると、お店の出口付近のカウンターに見覚えのある姿が
マスター、変わらずお元気でお店に立っているのですね。
面識もないので御声掛けはしませんでしたが、店を出る際マスターの「ありがとうございました」との声が聞けて嬉しかったです
青春の思い出は心の中に・・・


この日の宿は「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」
庭仕事の疲れを温泉で癒したくて、一休.comの割引クーポンもゲットしていたし、この宿にしました。
毎日登別から温泉を運んでいるそうです。
日本の旅館をコンセプトにしているようで、雰囲気は和モダンかな
新しホテルでお洒落

札幌軟石をふんだんに使ったロービーのラウンジは掘りごたつっぽい
テーブルの真ん中に茶香炉が置いてありました。

エレベーターホールに飾られた流木と木彫りの熊
この熊がモダンで現代のインテリアにも似合いそうです

ダブルベッドルームの室内も和の雰囲気。
浴衣が用意され、ハンガーが衣文掛けに掛けられていました。
一寸驚いたのはお茶菓子がある事。
旅館に行くと必ず座卓の真ん中に地元の名産お菓子が置いてありますよね。
たぶんそれに習って置かれているのだと思います。
コンセプトが「旅館」ですから~こだわりを感じます。

スリッパのかわりに雪駄だったり、緑茶とトウキビ茶のティーパックと急須と湯呑だったりと、和風推し
コーヒーを飲むのには適さないセットでしたが、コンセプトを楽しむには良いのでしょう。
面白かったです。

たまにはホテルも冒険すると、新たな刺激が得られるかも~

翌日はガーデンへ~続く


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秋の北大植物園2023

2023年10月15日 14時44分18秒 | 北海道ガーデン巡り

10月13日(金)
実家の庭仕事を終えて札幌へ

友人と会う計画が都合で見送りになったので、空いた時間で北大の植物園へ出かけました。
北海道庁の西隣という街の一等地にある広々した植物園です。
訪れるのはもの凄く久しぶり。
約20年以上前にライラックを見にきて以来かもしれません。

入園するとすぐあるアンティークな建物は重要文化財の「植物園門衛所」
こういった歴史的建造物がいくつも見られるのも、この植物園の特徴の一つかな。

外回りコースの池の周りに沢山の秋咲きクロッカスが咲いていました。
よく見るとオオウバユリとトリカブトも

植物園の温室前の幟には牧野富太郎博士の言葉が
今年は牧野博士所縁の植物(「牧野プランツ」)とコラボした展示がされています。

フウチソウは牧野博士が学名を記載したとか。
「牧野プランツ」として展示されていました。
知らなかった~

温室内のオオタニワタリも「牧野プランツ」

 

温室を出ると立派なロックガーデン群がありました。
北海道の高山植物が植えられています。
ヒダカミセバヤがモリモリ咲いていて羨ましい。

白いピレオギク(右)とコハマギク(左)が咲くロックガーデン

ノイバラの実も


その先へ歩を進めるとカナディアンロックガーデンがあります。
この葉色が素敵で~

ガーデン・コモン・スノーベリー(シンフォリカルポス)はバンクーバーの植物園で初めて見ましたから、まさにカナダ

ギリア・ペンステモン(ペンステモン・アンビグウス)の草紅葉が綺麗
品種なのか、北国だからなのか・・・

フリンジング・ブリーディングハートも可愛かった


どんどん進みます
園内のアチコチで見かけた秋咲きクロッカス
ホオズキとのコラボも。

バラ園ではぽつぽつと名残りのバラが咲いていました。


草本文化園ではアスターが見ごろでした。

園内の所々で見かけた、様々なアスターの仲間たち
どれも可愛らしく丈夫そうでした。
左上:エゾノコンギク
左下:エゾゴマナ
右上:ネバリノギク
右中:ユウゼンギク
右下:シオン

この白い花は何だろう~ラベルを見つけられず

コルチカムも咲いていました。

スズランの実がオレンジ色に色づいて

園内のアチコチで様々な種類のトリカブトの仲間が咲いていました。
アイヌ民族はトリカブトの毒でヒグマを捕るための矢毒を作ったそうです。


園内でも見かける「牧野プランツ」の数数。

オオウバユリもその一つです。


ぐるりと巡って植物園の初代園長宮部金吾博士の「宮部金吾記念館」へ
建物は札幌農学校植物学教室として使われ、昭和17年にこの地へ移築したそうです。
宮部金吾博士は牧野博士と親交が深かったそうです。

博物館本館は重要文化財
中に入りたかったけど、ここで時間切れ
冬期は16時で閉園なので。

その他にも重要文化財や登録有形文化財の建物が移築展示されています。
写真が暗いのは閉園間近の証拠です。


他に北方民族博物館もあり、チラッと見て回りましたが、次回はしっかり時間をとって園内だけでなく展示物も見たいと思います。
昔とは植物に対する興味も知識も変わってきて、よりこの植物園を楽しめるようになったかも~

北海道の話題はもう少し続きます


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