旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

とりあえずバラの季節に向けて

2014年04月27日 17時42分58秒 | 庭作り(2014April~)

家の中もまだまだスッキリしない中、お天気の良い日は少しずつではありますが庭作りをしています。

冬に鉢上げしたバラの枝にも少ないながら蕾が見えてきたので、根が回ってそうな鉢バラは地に下し、トレリスも立ててみました。
何となくではあるけれど「この家の庭にはバラが咲くのね」と気が付いていただける程度ですが。
オベリスクにはクレマチスをメインで絡ませようかと考えています。

 

冬に鉢上げした際、根がほとんどなかったロココですが、なんとシュートらしき芽が出ているではありませんか
しばらく鉢で育てて秋に地に下そうかと思います。
それにしても力強いバラ
そういうバラが身近にあると、元気と勇気をもらえる気がしています

 

玄関前ではティアレラが咲き始めました。
株が少しずつ大きくなるのを楽しみたいです。

今日はお隣との境側の土を崩して、サマースノーの鉢を置きました。
まだちゃんと土づくりをしていないので地植えは止めて、ディスプレイだけですが、バラとクレマチスの生垣っぽく見えないでもないかな
冬のお手入れ不足は否めないので花つきが悪いですが、生垣としての機能は果たすかも・・・

 

以前の庭を知る方たちから、「あのバラは持ってこなかったの?」と尋ねられるアンクル・ウォルター。
「ちょっと無理でした
と答えると、皆さん「もったいなかったわね」と言ってくださいます。
気にしてくれていた人が案外いたのだ知って、本当に嬉しいです。

新しい庭に期待もされ、遣り甲斐を感じます。
「無理しないでね、いい歳なんだから」とのアドバイスもありがたくいただく日々です

 

 

 


雰囲気だけは庭っぽく

2014年04月20日 17時30分52秒 | 庭作り(2014April~)

12日に引っ越しましたが、100箱以上あった段ボール箱が、やっと半分片づけ終わった程度
きっと開かずの箱も出てくることでしょう

引っ越しの際、業者さんにガーデニング用品と植木を2トントラック1台分運んでもらいましたが、それでもまだまだ旧庭に残したままです。
持ってきたものだけ、何とか庭に並べてみたら、すこし雰囲気が出て、道行く方が「形になっている」と声をかけてくれました。

しかし土の山は崩れておらず、ガーデンと呼べるのは何時の日か。
まあ、1年ぐらいかけてボチボチ庭作りをするつもりです。
それも楽しみですから

それでも昨日玄関前のアプローチを整備しました。
ホームセンターで枕木に似たコンクリートの擬木を見つけ、それを敷きました。


そして、いぜん国バラショウで見た玄関前のショーガーデンをイメージして、クリーピングタイムやイブキジャコウソウ、ペニーロイヤルミントなど香りのする小花など植えこんでみました。
ミニギボウシも育ち、アジュガもハナニラも咲いてきて家側がチョッピリ賑やかに

 

道路側には八重咲きのプリムラと黄緑系のギボウシを植えました。
斑入り葉は辺りを明るくしますね。
この辺りに枕木を土台とするポストが立ちます。

 

旧庭から運んだその他の草花は庭の隅に置きっぱなし
それでも道路からは目につくようで、額縁ハンギングは珍しがられております。
今度の家は住宅街の道路沿いの角地に建っているので、以前に比べてかなり目立つみたい。
立地って正直ですね。
今までは通りから見えない場所で庭作りをしてきたので、よそ様に声をかけられるなんて無かったのに。

 

家の中の片づけもまだまだあるので、庭の整備は本当に牛歩の進みかと思いますが、「どのぐらい進んだかな~」なんて、時に気にして覗きに来てくださいね。

 


さようなら 花の空き地

2014年04月10日 13時03分56秒 | 花の空き地

引っ越しに伴い5年間楽しんできた「花の空き地」ともお別れ

5年ですっかり空き地を囲うように育った雪柳が満開になりました。

 

水仙もこれが見納めです。
私が植えた水仙たち。間もなく咲くのもあるのですが、それは道行く人に楽しんでもらいましょう。

元の持ち主が植えていた水仙。
毎年咲いていました。

スノーフレークも咲くようになったのですが、これでお別れ。


昨年、引っ越したご近所さんが植えたハナズオウも咲いてきました。


そのご近所さんの土地では、ショッカイソウが満開です。
家を解体して更地になっても、種が残っていれば咲くものですね。
元の持ち主がどんな庭を作っていたか、なんとなくわかるのが面白いです。
虎ロープは市側が立ち入り禁止のために張ったもの。


写真に写っているトラックは、お隣の解体物を運搬するためのトラック。
その先にトンネルが見えますかね。
そのトンネルに続く道路が此方側に延長されるので、この辺り一帯が区画整理になったというわけ。

 

アッという間の5年でした。
植物の性質を、自庭とは違った環境で観察でき、とても勉強になりましたし、ご近所さんたちとアレコレ庭談義しながら作業したのも楽しかった

 

ありがとう & さようなら 花の空き地 

 

 

 


さようならアンクルウォルター

2014年04月10日 11時47分02秒 | 旧庭(~2014March)

家を建てたのが30年余り前で、当時は我が家の木もお隣の木も小さくて、庭にはとても良く陽があたり、当時庭に貼りつめていた芝は、今は亡きお隣のおじいちゃんに「売れるほど綺麗だね」と言われていましたが、その数年後、我が家の木もお隣の木も大きく育って、庭の陽当たりが悪くなりハゲハゲとなりどうしたものかと案じていました。
その当時「私の部屋 ビズ」が創刊され、「これだ」と直感し、本格的にガーデニングを始めました。

その象徴が真紅のバラ「アンクルウォルター」のアーチです。
茎が太く扱いにくいバラでしたが、多花性で茎(ステム)が長く切り花としても観ることができるので、娘たちが小学生の時は、棘を取り除いて教室に飾るよう花束にして持たせたものです。


いよいよ引っ越しが明後日に迫り、アイアンのアーチを新しい庭に持って行くのでアンクルウォルターを切ることにしました。
今年も良く茂っているんですけどね
20年余り毎年楽しませてくれてありがとう
私の記憶にも家族の記憶にもブログやHPにも思い出として残しておくからね。


すっかり淋しくなったアーチ
動かしやすいよう、土台も掘り上げ杭も取り除きました。
お隣は先月引っ越し、今は解体作業をしています。
お隣のおじいちゃんやおばあちゃんに、「綺麗に咲いているね」と褒められたバラでしたから、お二人が亡くなってからは、季節になると何枝か切って、お仏壇にお供えしていただくよう奥さんに手渡していました。

株元を揺らすと簡単にグラグラし、ほどなくボキッと幹が割れ、折れました。
そうとう傷んでいたのですね
こうした形でなくても、お別れの時が近づいていたのでしょう。
こんな状態で、よく新芽を展開していたものだと感心します。力強いバラでした

 

さようなら、アンクルウォルター
一生の思い出として、大切に心の中に花を咲かせますからね

 

庭の引越しで移植する大きな植物は掘り上げ終わりました。
新しい庭では垣根として植えるベニバナトキワマンサク「ブラックパール」
掘り上げてみるとずいぶん大きくなっていたのだと、ちょっとビックリ

見納めの花は藪椿。
チャドクガの始末に頭を悩ませるのが苦になったのでサヨナラします

 

鉢植えの花は持って行きます。
全くお手入れできなかった原種系チューリップや

寄せ植えの中に埋め込んだヒヤシンスなど

来年もブログにアップできると良いな。

先日アップした寄せ植えのヒヤシンスが満開になりました。
ゴージャス

 

この庭から移植する植物が多いので、新しい庭でも、おなじみの景色になるかもしれません。
今はその方が落ち着くかな、と思っていますし、何より愛着があるので手離したくないですから。

インターネットの引越しもあり、明日から一週間ほどブログはお休みします。

次は新しい庭でお目にかかりましょう

 

 

 


庭も引っ越しの準備

2014年04月06日 17時02分38秒 | 旧庭(~2014March)

先週は新居の新たな設備の立ち合いに週の半分を費やし、思うように庭仕事ができませんでした
しかし時間は刻々と過ぎてゆくので、今日は朝7時から午前中一杯、庭の引越しのための作業に費やしました。

大型コンテナ(写真右)は今までの状態では引越し屋さんも重くて運べないので、中の植物を鉢上げし土は取り除き、軽くしました。
細かな植物は小さな鉢に移植して持って行きます。
もう、庭はほぼグチャグチャ

午後から天気予報通り一時夕立ちのような雷と豪雨でしたが、3時間ほどで止みました。
ただ、その後は気温が一気に下がって、今は肌寒いです。

雨上がりにちょっとだけ写真を撮りました。

コンテナ内のスイセン。
大型の二色咲きのラッパ水仙。一重咲きですが目立ちます


植えっぱなしで3年目の水色のムスカリ。
可愛らしいです

昨年作った寄せ植えのラナンキュラスも咲き始めました。
今年は蕾が多くて嬉しい驚きです
同じコンテナ植えていた二種類のプリムラも咲いて賑やかに。
プリムラは昨年4株植えましたが、越年できたのは2株だけ。
夏の暑さが苦手なのかな。
この時期だとヒヨドリの被害が無いみたいなので安心です。


地に植えたチューリップも咲き始めました。
今週一杯でどれぐらい見頃になるかしら
引っ越し前に咲き切ることはないみたい。
引っ越した後に綺麗に咲いたらもったいないと思ってはいたのですが、庭がどんどん酷い状態になっていくなか、せめてレンガの小道は最期まで眺められる状態にしたかったのよね~

庭の残った他の植物はボチボチ移植。

新しい庭の準備がまだまだできそうにないので、しばらくは鉢で育てることになるでしょう。

次の土曜日が引っ越しなので、今週は相当忙しくなりそう。

 


新しい家

2014年04月02日 07時43分06秒 | ライフスタイル

新しい家が完成しました

予算の関係と、できるだけ庭を広くとりたかったのと、近い将来、中高年夫婦の二人暮らしになる予定なので、家は小さくなりました。
小さな家ながら、私のこだわりを反映してもらい、出来上がった家にはとても満足しています
そんなこだわりポイントをご紹介します。

玄関の外灯はステンドグラスチックなランタン型。
長女と選びました。
灯りが入るとガラス部分の色が一層綺麗なんですよ


こだわりの一つはキッチン扉。
長年木製に憧れていたので、ついでにアイアンの取っ手もつけてもらい、イメージしていたカントリーな感じになり大満足
キッチンタイルが真っ白では味気ないので、ネイビーブルーとの市松模様に貼ってもらいました。
家族との会話がスムーズにいくよう対面式キッチンに。
ダイニングのランプシェードはIKEAで買いました。
リビングはパイン材の腰壁で、リビングの梁にもパイン材を貼ってもらい、窓には木製ブラインドを取り付けました。
カウンターのフラワーアレンジメントは家の完成を祝して、メーカーの担当さん達から頂いたもの。
私が黄色の花が好きな事を覚えてくれていた営業さんが選らんだそうです。
有難いです。

 

 

写真左:一階のトイレは、リビングの雰囲気に合わせて北欧調の壁紙を貼りました。
     天井は空の模様の壁紙に。

写真右;洗面所は下がり天井になるので天井の低さを感じにくくするために、目線が縦方向になるようストライプの壁紙に。
     洗面台はシンプルなメーカー品。清潔感があって好きなので。

 

二階に上がって階段上の大きな窓にはプレーンシェードを取り付けました。
「バードランド」という北欧のテキスタイルです。
光が当たるとステンドグラスか、絵画のようでさらに素敵
テキスタイルの力に感服です。

 

長女の部屋のアクセント壁紙とカーテンは本人が選びました。
始めはもう少しハードなレンガ柄でしたが、夫やコーディネーターさんに反対され、少しミルキーな感じにした様です。
ただし天井はモスグリーンにし、部屋全体としては引き締まった印象になりました。
シェードもとても似合っていると思います。

 

次女の部屋のアクセント壁紙は、本人が選びました。
オレンジの小花模様の壁紙に天井には木目の壁紙を貼りました。
カーテンは設計士さん(女性)が勧めてくれた花柄のレースカーテン。
手前にレースカーテンをかけ、奥にローズピンクの厚手のカーテンをかける方法も、設計士さんのアドバイス。
次女も非常に気に入って「いつもレースのカーテンを見ていたい」との事。

 

主寝室は7畳強と狭いのですが、ロフトをつけた関係で天井が非常に高くなり、そこにパイン材を貼りました。
天井が高いと解放感があり、狭い部屋でも広く感じさせてくれるみたい
壁紙はウイリアムモリスの「どんぐり」の柄のライセンス品のビニールクロス。
全体的にベージュなのでカーテンはコーディネーターさんが見つけてくれた花柄の刺繍の入った焦げ茶色の遮光カーテンにしました。
引き締まった色が入るのが私好み

 

そして二階のトイレ
ペーパーホルダーもタオルリングもアンティーク調にし、窓にはチェッカ―ガラスを、ライトはそれに合わせてレトロ調に。
「ここだけ別世界ですね」とは監督さんのお言葉。
私のモリス部屋
トイレ・・・というのがなんですが憧れていた風景です

 

一階には統一感があるのですが、二階は各部屋のコンセプトが違って、バラバラですが楽しめる構成となっております。

 

「置きっぱなし&散らかし魔」の家族と、この家の中をどうやったら綺麗に気持ち良く暮らせるかが、今後の何より大きな課題となるでしょう。

綺麗なのは家具の入る前だけ、ってことにならないよう気をつけなくては

せめて「モリス部屋」だけは、このままの状態を保っていかなくては

 

今後リフォームする方や新築する方やインテリアがお好きな方の参考になればと思います。

 

私の夢を現実にしてくださった営業さん、設計士さん、現場監督さん、インテリアコーディネーターさん、大工さん、電気屋さん、水道工事屋さん、クロス屋さん等々、関係者各位と、夫に心から感謝

 


新しい庭作り開始

2014年04月01日 21時28分58秒 | 旧庭(~2014March)

昨日家が引渡しとなり、本日から庭いじりができるようになりました

とはいえ、まだ引っ越しをしていないので道具も揃わず、ボチボチ進めていくつもりです。

何より嬉しいのは新しい立水栓
「アクアルージュ」という名前で、色は色々ありましたが窓枠と同じオレンジ色にしました。
今の庭の立水栓はしたジメッとした日陰の場所にあるので、虫が一層湧き易いし草取りにも苦労してきました
今度は陽の当たるオープンな場所なので、今までのような悩みは無くなると思うの。
もの凄く新鮮な気分で、目茶目茶やる気が出ます

まずはこの立水栓の周りから庭作りをしようと思い、現在の家から持ってきたトレリスとクレマチスのコンテナで道路との結界を作りました。
早咲きクレマチスの成長が旺盛になって来たので、蔓の絡まる場所を早く作ってあげたかったし、土作りが間に合わないし

トレリスの手前北側にヘレボルス「ニゲル」とティアレラ・スプリングシンフォニーを植えこみました。
日陰になる場所には日陰に適した植物を植えなくてはね

家作りの際、残土処理費がかなりかかるので、その費用を浮かせるためと、後々広めのレイズベッドを作るので、沢山土を残してもらいました。
しかし・・・どうやら土壌が強酸性のようで、著しくスギナが生えてきています
たぶんしばらくは土づくりに時間を費やさなくてはいけなくなるでしょう。
でも、それもお楽しみの一つなの

 

いよいよ庭の引越しの始まり。
家の引越しのように、一気にできることはないでしょうが、楽しんで頑張りたいと思います
新しい庭もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 現在の庭では春の球根花が盛りになってきました。
昨秋に特売だった球根を植えこんだコンテナが、とても賑やかになりました


庭では越年したクリーム色のスイセンも咲きました。
ヒメリュウキンカも良く咲きだし、黄色の花で庭がとても明るくなりました。

 

昨年は咲かなかったフリチラリア(貝母ユリ)が咲きました。
背が高くなるタイプで、地味ながら存在感があります。
諦めず育てて良かった。

 

今年もプリムローズとハナニラが咲いています。
この風景は次の庭でも作りたいな

 

スノーフレークも咲いています。
次の庭にもどこかに植えたいわ。

 

アレコレ掘り上げなくてはいけない庭。
アチコチに穴凹が出来てきて、一寸みっともないのだけれど、それでも最後までこの庭を大切に管理していきたいと思います。