旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

ニゲラとシモツケの風景と嬉しいプレゼント♪

2012年05月31日 08時30分20秒 | 旧庭(~2014March)

昨年、当市の「みどりのサポーター養成講座」で種まきしたニゲラ(和名クロタネソウ)が沢山咲いてきました。
ミックス種だったようで、青・白・ピンクの花が咲きました。
庭奥では青い花が沢山。
フワフワの葉と個性的な花が、何とも言えない幽玄な雰囲気です。
英名の「love-in-a-mist」はピッタリ

背景のシャスターデージーとも相性バッチリです
こぼれ種でもよく咲く花ですが、陽当たりを好むと思われ、我が家では自然消滅してしまいます。
今回はどうかしら


シモツケ・ライムマウント
もピンク色の花を咲かせました。
太くなった茎に付いた花は大きい。
我が家ではなかなか成長しませんが、本来は大きく育つものなのかな。

なんちゃって盆栽にも今年は小さな花が
遅々としてはいますが成長しているのですね。嬉しい


長女が母の日にプレゼントしてくれたカーネーションは、半分枯れましたが、残りを短く切って、庭の花と小さなアレンジメントを作りました。
ニゲラのブルーとキングの濃いピンクがポイントです。
我が家では珍しいアレンジなので、長女が「やればできるんだね~」だって


先日、札幌に住む旧友から、素敵なプレゼントが届きました。
私が北海道のガーデン巡りをしていると知って、昨年発売され買っておいたという「北海道ガーデン街道」の切手シート
Sチャン、ありがとね


今年もあると良いけれど

北海道のお土産にもピッタリですよね

 

 


我が家のバラと宿根草 その3

2012年05月30日 12時08分37秒 | 旧庭(~2014March)

バラのアーチに向かう煉瓦の小道に銅葉のペンステモン・ハスカ―レッドを植えています。
冬は銅葉が小道を彩り、初夏はフェンスのバラとコラボすると良いな~と思って。

昨年までフェンスに咲いていたピンク色のコーネリアが枯れ、今年はバフ・ビューティとのコンビ。
う~ん、一寸地味(よく言えばシック)になり、互いに引き立て合わないかしら

でも、背景の蔓キングとは、コントラストがハッキリしてOKかな

3種類が、こんな風に交じり合い、只今フェンス側はこんな風景。

蔓キングが満開になり、白いフェンスに可愛らしい風景を作っています。

フェンスの下は、蔓に重石(ガーデンキャンドル入れ)をつけて枝垂れるように誘引しました。
花が咲いたら、茎がデロ~ンと垂れ下がるのではないかと心配していましたが、大方は上向きで茎を伸ばして咲いています
初の試みも、何とか成功
来年はもっとたくさん咲かせたいわ


車庫上のポーチのフェンスにはハニーサックルを絡めています。
今年も良く咲いて、賑やか

本当はハニーサックルの茂みの中から八重ハマナスのハンザが顔を出す予定でした・・・
しかし、今年のハンザはブラインド・シュートだけで一つも花をつけません
なので、思い切ってピンチしました。二番花は咲くだろうか

その様な失敗がもう一つ。
やっと手に入れたゲラニウム・ジョンソンズブルーを、白ハマナスの隣に植えたのですが、何と白ハマナスもブラインドシュートだけ
一昨年の猛暑の夏以来、株の調子が悪いので仕方ないのですけど・・・
こちらはピンチせず、株の充実を図ろうと思います。

ちょっと嬉しくて、そして反省なのはエリデゥ・バビロン。
昨年挿し木苗を購入し育ててきましたが、咲いたら花が小さくて・・・3~4cmぐらいなの。
購入当時はもっと大きな花が咲いていたのに・・・育て方かな~


成功も失敗も、自庭の楽しみ
だからやりがいを感じるのかもしれません。

 

 


京成バラ園~薔薇は薔薇は♪

2012年05月29日 14時11分49秒 | ガーデンの旅~国内編

昨日は、日本のバラの聖地、千葉県八千代市の「京成バラ園」へ行ってきました。
ゴージャスで薫り高い薔薇また薔薇が丁度満開で、これぞ「ザ・バラ園
平日にも拘らず、多くの方々が訪れておりました


入口からすぐのところで、ミッキーマウス&ディズニーランドローズがお出迎え。
さすが千葉県

そして今年は「ベルサイユのばら」という名の薔薇の発売を記念して「ベルばらテラス」が作られていたのです
此処でもオスカル様とマリーアントワネット様にお目にかかれるなんて、なんて光栄
プチ聖地巡礼か


薔薇の丘のアーチはアンジェラかな。
見事な咲きようです。

 
白系バラのアーチの手前には黒系のバラが。クール

 
「フランソワ・ジュランビル」の大アーチ。
樹齢40年以上、創立初期よりあるバラをリニューアル時(1999年)移植したもの。
さすが日本を代表するバラ園。大事に育てているのですね
ウチのアンクルは20年・・・あと20年頑張れるかな
手前の黄色い薔薇は「ベル・ロマンティカ」

 
中心の整形花壇から見上げるバラの丘にも、たくさんのアーチが見えます。

 桂由美さんの愛のガゼボを囲む白バラ群は「ローズ・ユミ
ウエディングにピッタリの場所ですね。桂由美さんのドレスもひときわ映えそうです

整形花壇真ん中のエデンの泉は、色鮮やかな現代バラで囲われています。
オレンジ系のバラは「フレグランス・アプリコット
良い香りがします

 

バラの丘で見つけた見上げるほど大きなスタンダード作りのバラ。
台木も太く立派です。
バラ園内でいくつも、見事なスタンダード作りに出会いました


今年の秋に発売予定の新作バラ「ラルサ・バビロン
花びらが白っぽくて、中心の濃いピンク色が一層ひきたつ感じですかね~

広大な京成バラ園のメインストリートから離れた奥に、原種系のバラが植えられています。
その一角で面白いラベルの付いたバラたちを見つけました。
ピンク色の花びらは「カラフトイバラ 足寄産
ルゴサのコーナーでは「ロサ ルゴサ 野付」とか「ルゴサ オースチンの台木


かのオースチンのバラの台木はルゴサだったんですね~もしかして・・・だからなのか

 

                

11時過ぎに到着し、昼の混雑を予想して、早めにレストランへ。
おかげでさほど待たずに席に着けました。
お勧めハンバーグ・ランチで腹ごしらえ
バラ園を一巡りして、バラのソフトクリームで一休み。

どちらも美味しくいただきました。

 

              

バラ栽培を始めたころ、一度は訪れたいと思いながら、今まで足を運ばなかったのは、一つには我が家から2時間以上かかるというアクセスの悪さ。
しかし2時間はかかりますが、今は乗換2回で電車で行くことができるようになっていて、嬉しい驚きです。
しかも、PASUMO(またはSuicaなどの乗車券)を出口の改札で提示すると、割引入場券が買えるというサービス

もう一つ、バラ園=バラ畑というイメージが強く、ガーデンのランドスケープや植栽に興味を持てなかったこと。
以前とどう変わったのか知りませんが、見どころ沢山でした。ただしイベント関連が多い

しかしこの度、辛口鈴木満男先生がチーフガーデナーを務めていると知って、ぜひ先生のバラ園を見たいと思ったのです。
予想通り、流石の咲かせようでした

京成バラ園は自社で販売しているバラがメインなのでしょうね。京成カラー全開。
ソリャソウダ。

バラだけを、思う存分楽しみたい方にはお勧めです

 

             

そしてお土産は


 

薔薇は薔薇は 気高く咲いて
薔薇は薔薇は 美しく散る 

 

完全に京成バラ園の販売戦略にはまってますかね

次は「お蝶夫人」というバラを作ってほしいです。
打ったテニスボールがバラになるぐらいの勢いで。
おあとが宜しいようで

 

 


花菜ガーデンの初夏

2012年05月29日 10時52分17秒 | ガーデンの旅~国内編

薔薇の轍が最高潮だからといって、他に目がいかないわけではありません。

エントランスのハンギングバスケットと寄せ植えは、毎度魅せてくれます

クレマチスのガーデンも良く咲いていましたし

上野砂由紀さんのお庭にも初夏がやってきていました

水場ではフローティング・ポットとでもいうのかしら、ぷかぷか浮かぶ花鉢が。

感心したのはギボウシのエリア。
この竹の支柱は、もしかしたらギボウシたちの日よけのための物かも
ギボウシにこれほど気を使っているガーデンはそうないのでは

そして、何と言っても、
写真では少しわかりずらいのですが、ガーデン内の高台から、お天気の良い日は富士山が見えるのです


この度は、いままでスタッフが使用する場所だったカレル・チャペックの家の内部が解放され、チャペック氏ゆかりの写真展示があり、涼しい休憩スペースとなっていました。

もちろん収穫体験も、ネ


 



 


3年目の薔薇の轍は大賑わい~花菜ガーデン

2012年05月28日 20時55分01秒 | ガーデンの旅~国内編

昨日、長女と平塚市にある花菜ガーデンへ行ってきました。
今まで休日に何度か車で訪れていますが、駐車場に入るの待ったことは一度もありませんでした。
しかしこの度、なんと、右折で5回ほど信号を見逃した末、ようやく駐車することが出来ました。
それぐらい混んでいるのは、やはり薔薇が素晴らしく咲いているからでしょう。

今年は土日に10時から30分おきに4回、ボランティアさんによるバラ園ツアーがあり、私たちも参加しました。

薔薇の轍は、薔薇の歴史がわかるよう植栽が工夫されています。
野生バラ原種バラオールドローズ現代バラ未来のバラ

その始まり辺りにある、ルゴサの系統で、素敵なバラを二種類見つけました。
一重の濃い赤紫色はルゴサの交配種「ベイシーズ・パープルローズ」藤色は「スノーペイブメント(シュネーコッペ)
この2種類は私のウイッシュ・リストに入れました
背景のピンク色のバラもルゴサの交配種「ピンクグルーテンドルスト
同種系での色や花型の組み合わせが素敵です

薔薇の轍の特徴として、一つには薔薇と下草のコンビネーションがあげられます。
左から、青い花はオダマキ。紫は宿根リナリア。銅葉はディアボロなどなど。


オールドローズのコーナーで個性的なバラを教えていただきました。
蕾が日本の苔に似ているところから名前が付けられモスローズの「ムスー・デュ・ジャポン

大輪のオールドローズは珍しいんじゃないかしら。
良い香りがします。


薔薇のアーチも天辺まで蔓が伸びて、すっかりアーチが覆い隠されています。
見上げるとバラが今にもこぼれてきそう


薔薇の轍の二つ目の特徴はクレマチスとのコンビネーション
薄黄色のバラとコンビになっている紫のクレマチスは「ヴェノサ・ヴィオラセア
今年は薔薇とクレマチスが良く絡まって、素晴らしい風景を作っています
そんな風景を目にするたびに、ガーデンのスタッフとボランティアさんがどれだけご苦労されているかと思い、ただただ頭が下がります

真っ白いバラで覆われたガゼボが、カラフルな現代バラのコーナーの涼しげで清楚なアクセントになって

薔薇の女神様も、今までで一番の微笑み様かもしれません

蔓バラのウエーブも、これでもか、これでもかと、押し寄せてくるんですよ~


このオレンジ系のバラは、薔薇の轍を監修している河合伸志さん作出の「花菜ローズ
香りも良く、丈夫なバラだそうです。
黄金シモツケとの相性もGOOD


ガイドさん曰く
「現代バラとオールドローズを交配して、初めて作出したイングリッシュ・ローズ「コンスタンス・スプライ」は一期咲きで売れなかったのですが、のちに四季咲きのこの「グラハムトーマス」を作出し、非常に売れ、このバラは薔薇の殿堂入りをしたそうです。」
ガゼボに絡まったグラハムトーマスも3年目。今年も良く咲いています
イングリッシュローズのコーナーは、いつも良い香り


未来のバラのコーナーの珍しい花びらのバラは「ラッフルズ・ドリーム
これがバラしかしバラ

未来のバラのコーナーは新しいバラが作出されれば、品種がチェンジする可能性もあるのだとか。

 

ボランティア・ガイドさん、ありがとうございました
知っていることも、直に話を伺うことで、より記憶に留まりますし、新しい発見もありました。
かなり勉強を重ねているそうです。
その様な姿勢もガーデンに出るのではないかしらね。

一巡りして、東屋でお弁当休憩
お隣に座っていた女性の方と、ちょっとお喋り。
彼女は午前中のバラを見るべく、朝7時に家を出て来たそう
「遠いけれど来たかいがあったわ 薔薇だけでなく、下草とのコンビネーションも素晴らしいですよね。そういうバラ園はなかなかないですよ。
近ければ、バラのボランティアしたいぐらいです。」
と、とても感銘を受けていらっしゃいました。
長女曰く「類友

今までの日本のバラ園は、畑の様にバラが列になって植えられているところが多く、バラだけの見本園みたいな感じでしたが、近年は植栽の一つ(というか、目玉)として、ほかの草花とコラボレーションで植えられることが多くなったような気がします。
その方が、管理に手間がかかるかもしれませんが、一層ナチュラルで美しい風景になる気がします。

3年目のバラ園はこれで3園目。(横浜イングリッシュガーデン&ザ・トレジャーガーデン&花菜ガーデン)
3年目となると、株は大きくなり蔓も伸び、よって花も沢山ついて見ごたえがでます。
どのバラ園も素晴らしかった
地植えのバラは、5年目まではそれほど難なく育つと思いますから、本当の真価はその後にあるのではないかと考えています。

さて、これらのガーデンがこの先どの様に発展(&キープ)していくのか。
偶然にも同じ監修者。

もの凄~い、楽しみなんですけどぉ

 



 


庭を彩る初夏の花々

2012年05月27日 08時29分40秒 | 旧庭(~2014March)

バラ以外にも色々な草花が咲いています。
ボーダーガーデンではシャクヤクが咲きました
3本ある芍薬の中で、毎年咲くのはこの一本。なかなか難しいですね。
少し背の低いタイプですが、花は大きい

 

ボーダーガーデンの手前に小さなコンテナを置いて、昨秋母に送ってもらった秋植えグラジオラスを植えました。
5本あるうち3本が咲きました。
実家ではよく増えるそうなので、来年は増えて欲しいわ。
マジェンダ色が好きなので、満足
ネットで調べたら「ビザンティナス」ではないかしら。

車庫上のポーチ側から見たボーダーガーデン
奥の白い綿菓子みたいな花が、芍薬です。


庭奥のジギタリスの手前に、いただき物のギボウシを植え、その手前に、昨年セミナーで種まきしたカレンジュラが咲いています。
早春はもっとオレンジ色が強かったのですが、今は柔らかいレモンイエローになって、偶然ですが、ギボウシノ縞と同じ色~。


昨日は、薔薇のアーチの東半分を二番花に向けて弱剪定。
でもまだ南側が残っている

物干しベランダから眺めて、自己満足

 

玄関前のグラハムトーマスも花柄摘みしました。
それにしても電柱から伸びた鉄線が・・・・・

 

 ランチは夫がレトルトカレー(深川市の「ジンギスカンカレー」)とスープを作ってくれました。
ラッシーは自分で。

庭仕事の合間の休憩も、庭を眺めるお楽しみタイムですよね~

 

 


本日のバラとクレマチスと

2012年05月26日 07時49分14秒 | 旧庭(~2014March)

地植えしたバフビューティが咲いてきました。
初花は、綺麗に咲きませんでしたが、次第に形の良い花が咲くようになり、ホッとしています。
咲き始めの黄オレンジ色も好きだし、退色して白っぽくなる姿も好き

我が家で一番遅咲きのボーダーガーデンのボニカ’82も咲き始めました。
秋の可愛い実を見るために、花柄を摘まず残しておきます。
株にはよろしくないようで、本来の大きな株にならないみたいですが、小さな庭なので、それもコンパクトで良いのかもと思うようになりました。

一昨年の秋に新苗で購入したアイスバーグは、今年もヒョロリと伸び、小さめの房咲きになりました。
新苗を育てるのが苦手なのに、鉢植えで育てているので、成長をさらに遅くさせているのかもしれません。
薔薇の丈夫度ランキングを5段階で評価するなら、今は3番目だそうです。
標準的なバラと言えるのかな。

調子悪いサマースノーに、花びらにピンク色が入る代わり枝っぽい花が咲きました。
この枝を残しておけば、来年も2色咲きが見られるのかしら?

 

クレマチス白万重が開き始めました
今年は冬中、葉を落とさずに越えました。
今は鉢植えですが、地に下そうかと考えています。

 

「そろそろ6月も近づいてきたんだな~」と感じさせる山紫陽花「胡蝶の舞
今年の花は白っぽいです。
これが本来の咲きようなのだと思います。土の関係なのでしょうね。

 

今日はアンクルウォルターの花ガラ摘みをしなくては
脚立、脚立~

 


ザ・トレジャーガーデンで薔薇を見る

2012年05月25日 13時08分04秒 | ガーデンの旅~国内編

ガーデンツアー二庭目は、群馬県館林市にあるTHE TREASURE GARDEN ザ・トレジャーガーデン(旧野鳥の森ガーデン)」

英国風のレンガ造りの建物を通り抜けると、ここでもパインコーンがお出迎え。
ビクトリア朝様式でしたか。


細長い池の両側にはロングボーダーガーデン
A&Wボタニックガーデンにも同様のコーナーがありましたから、正統派なのでしょう。


石造りの壁では蔓アイスバーグコーネリアサマースノーなどが咲き誇り、手前にはマチルダの大株が
こちらには英国の教会をモデルにした結婚式用の教会があり、白いバラたちは、ウエディングのイメージにピッタリ
こちらのコーネリアは、ベージュ~白っぽい。
ウチにあったコーネリアはピンクが強く出ていたけど、紫外線の関係なのかな・・・


ボーダーガーデンの、見上げるほど高いオベリスクのバラが満開で、とても華やかな雰囲気

珍しい絞りのバラ。
名前をチェックしなかったのは、大失敗

好みの色の組み合わせがあって、ちょっとウキウキ
白バラと赤紫のアグロステンマと青いゲラニウム(ジョンソンズブルーかな)とオレンジ色のバラ。
補色使いも株同士に余裕があると、素敵だな~と感じました


ジュリアのオベリスクは、ちょっと個性的な雰囲気。
手前には背の低い匍匐性の草花。
奥に行くに従って背の高い草花が配置されたボーダー花壇。
紫の花はベロニカの仲間。ルピナスも良く咲いていました。


ビバーナムの白花が、目に優しい園路。

アイスバークの白花と、手前の水色のチョウジソウ(アムソニア)のコンビが、とても気に入って・・・
そういえばアムソニアは昨年ウチの庭にも植え、芽は伸びてきたものの、まだ花が咲いていない・・・


水辺のローズガーデンはブルーローズのラビリンスとか。
ブルー系の草花で彩られています。
緑と黄緑のバイカラーの葉を持つ木はハナミズキ「アウレアAurea」

薄紫色のバラはニューウエーブ。花びらのひらひら具合が繊細。


「花ばかり見ていると疲れるから、こういう所が良いわ」と、同じバスツアーのお客様。
花桃の下に白いノーズポールや黄色のムルチコーレが咲く木漏れ日の小道で、一息つきました。


こちらのローズガーデンは育種家の河合伸志さんが手がけた庭。
水はけの悪い土壌だったところを、通常より、かなり深く掘って土を入れ替えたそうです。
週に一度は薬散して薔薇たちを管理しているのだとか。
不自然なほど大きな花を咲かせている薔薇もみうけられ、ちょっとミスマッチな感じもしましたが、見ごたえのあるガーデンでした。

品種によっては、まだ咲いていないバラも多くあり(ポールズヒマラヤンなど)、これからも楽しめそうですし、秋には「秋に魅せるガーデン」もオープン予定とか。
ガーデンの変わりゆく姿をチェックするのに訪れるのも面白そうです。

 

               

 

ランチはツアー代金に組み込まれていて、こちらのレストラン・カフェ「ビクトリアンハウス」でいただきました。
結婚式場とあって、落ち着いた素敵な室内で、ちょっとリッチな気分に。

 

       

初めてのガーデンツアーに一人で参加しましたが、バスの中で花好き&薔薇好きのお友達もできて、さんざん情報交換させていただきました。
皆さん、とても詳しくて、庭だけでなく、それも勉強になり、良い思い出が出来ました。

評判の良いガーデン、悪いガーデン、色々ありますが、大本は訪れる人の求める物の違いに左右されるのではないかと感じます。
私の好きなガーデンが、他の方も好きとは限らないし。
私が管理不行き届きだと感じても、訪れる時期やタイミングによって、他の方は満足されているし、その逆もあります。

評価の多くが個人の好みによって左右されるのは当然のことですが、植物を育てる基本姿勢を疑いたくなるようなガーデンも実際にはあり、それは誰でもが、薄々感じてしまうのではないかと思います。
たとえ老舗と言える有名どころであったとしても。
昔良くても、今は悪い。または、以前は悪かったけど、今は良い等々、同じガーデンでも変化していますしね。

次回、復興応援のためにも東北のガーデン巡りをな~んて意気込んで申し込んでいたツアーが、催行中止になってしまった

え~ん どうする、ワタシ

 

 

 


アンディ&ウィリアムス ボタニックガーデン ~初夏

2012年05月24日 18時57分44秒 | ガーデンの旅~国内編

25日、ガーデンツアーに入って、群馬県のガーデンを巡ってきました。

一か所目は以前秋に友人と訪れたことのある「アンディ&ウィリアムス ボタニックガーデン
立派なバラの回廊を見て、バラの頃に訪れてみたいと思っていたのです。

エントランスのライオンが出迎えてくれました

ライオンは力と富の象徴で、オーナーを表すものだとか。
門柱の上のウエルカム・パインは松ぼっくりで、魔除けなのだとか。
そんなお話をヘッドガーデナーさんから伺いながら、園内のツアーが始まりました。

鳩小屋のあるダブコートガーデンはイギリスの田舎風で、暖色系の色合いや花弁数の多い花が入っているそう。

チューダー様式のヘッジの中にはローズピンクの大輪の芍薬や、オレンジ系のジャーマンンアイリスや、
白い芍薬と黄緑色のロビニアと黒系のジャーマンアイリスの組み合わせなど、なかなかゴージャスに感じました。



ハーブガーデンの板のヘッジは、ハーブの根が勝手に庭にはびこらないためと、隣り合わせに花や葉の全く違うハーブを植えているのは、薬草であるハーブを間違って使用しないための工夫なのだと、説明中。




ラバーズ・ウォークはアーチが少しずつ狭くなっています。
バラのアーチは日本がとても多いそうで、イギリスではクレマチスやリンゴなどを使うそうです。
しかし甘い香りが恋人たちの気分を一層盛り上げるのでは。
甘い香りはバロン・ジロー・ドゥ・ランから



ローズガーデンを、銅葉のトキワマンサクの生垣で囲っているのは、ガーデンの輪郭をはっきりさせるためだそう。
その中に四季を表す四人の女神の像が。
銅葉と、薔薇の花や葉とのコントラストが素敵です。
計算されていますね


シールズパレードと呼ばれるバラの回廊は、光と影の演出
一週間ぐらい後が、一番のバラの見ごろかもしれません。
バラの花や葉の隙間から差し込む陽の光がキラキラ


「この風景は何かに似ていませんか?」とガーデナーさん。
正解は「モネの庭」
印象派の絵をモチーフに、ガーデンを作るのが流行したのだとか。
仰るように、日本にも「モネの庭」が沢山ありますね~
時間がないので、ここでガイドは終了です。



自由時間に、ガーデン中を歩いて、あちこち見て回りました。
園路を彩る淡い色合いの小花たちや、

同色系のクレマチスとアリウムのコラボレーションや、


アップしきれないぐらい植物たちと風景が沢山。
陽射しが強く、暑くなり、ニセアカシアの木陰が、とても気持ちよく感じました


ガーデンのある太田市は、日本でも夏はかなり暑くなる地方。
整形花壇に植えられたイングリッシュ・ラベンダーは、夏を越せないので一年草扱いとか。
エントランス前の整形花壇は、6月初旬にはすっかり夏の植物に植え替えてしまうそうですし、園内では、夏の庭へ仕立て直し中の箇所もいくつか。

ガーデンのデザインとコンセプトがしっかりしているのですから、もう少し宿根ボーダーガーデンの植物が充実していると、さらに素晴らしい庭になったのではないかしら。

冬は空っ風が強く超冷え込み、夏は灼熱の太陽に照らされ
る・・・それでも強く生きる植物がこの庭には必要なのかもしれないな~と、ガーデナーのご苦労を想像しながら、次の庭に行くべくバスに乗り込みました。


続く

 


 


ありがとう朝の光

2012年05月24日 09時30分25秒 | 旧庭(~2014March)

今朝は澄み切った青空が広がっています。
朝の少しひんやりとした空気の中庭に佇むと、ほんのりと甘い香りがして、本当に気持ちが良いです。

そしてモーニング・ミルクティを飲むためにリビングに戻って、東向きの窓のブラインドをあげると、また庭が目に入ります。

左の出窓の深紅のバラのステンドグラスも、アンクルウォルターとコラボして、リビング内のアクセント

右の出窓からはハマナスと宿根リナリアとそろそろ咲き終わりの黄色いハマナスがチラリ。

大きな窓は冬は寒さの、夏は暑さの元凶なんですけど、春から秋はピクチャーウインドウになって、狭い庭を、倍楽しませてくれるのですよ


外から見ると、ハマナスと宿根リナリアがコラボレーション。

 

パソコンをしながら眺める朝の庭奥の風景
朝陽に透ける一重のバラが、また美しい

そのコンプリカータが満開です


コンプリカータと反対側の物干しベランダの支柱にクレマチス・ハーグレイ・ハイブリッドが咲いてきました。

庭奥との相性も良いようです


ありがとう、朝の光


自己満足自己満足