旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

不思議な夏!?

2011年07月31日 11時23分46秒 | 旧庭(~2014March)

7月も今日で終わり。
今年の夏は5月下旬の早々の梅雨入りに6月下旬の早々の梅雨明け。
7月半ばまでは猛暑でしたが、その後は梅雨に逆戻りしたみたいなお天気が続いています。
明日からどうなるのでしょうね。不思議な夏だと思うのは私だけかな

夏の花の咲く煉瓦の小道。

左側にはルリタマアザミとカラミンサの爽やかコンビ


右手には例年通り宿根ヒマワリ。夏の黄色は元気色

小道の両手前にはボルドーギクが咲いています。半日陰でもチャンと咲いてくれる夏の宿根草。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


シジミ蝶も遊びに来ました。

 

少し前まで庭ではクレマチス「ハーグレイ・ハイブリッド」の二番花が小さいながらも良く咲いていましたが・・・



この雨で散ってしまいました。
2番花はどうしても散りやすいです。ちょっと残念

 

 


フィゲリウスと雨粒と

2011年07月30日 10時21分39秒 | 旧庭(~2014March)

このところ梅雨の様なお天気が続いていますね。昨日から各地で豪雨の被害が出ています。
川が溢れるほど降る雨。恐ろしい・・・
今朝はこちらでも突然激しく降り出し、雨音で目を覚ましました。

一寸だけ雨が止んだので、庭奥のフィゲリウス(ケープフクシア)の様子を見に行きました。
1mぐらいに育って咲いています。咲き初めのせいか花が落ちていず、一安心。

宿根草だと思っていましたが常緑亜低木。よく調べると3mまで伸びるそうです
冬に強剪定しているので、低く育っているだけなのね。

花が面白いし、スモーキーな赤色が気に入っています。
大きくなったら、こんな風に下から見上げられるのかしらね。
白もあったのですが、そちらは昨年枯れてしまいました。日当たりが良かったのにな~。
高温多湿を嫌うそうですから、この辺では半日陰ぐらいで良いのかしら

 

玄関前に置いてある頂き物のギボウシも咲いてきました。
斑入りで細長い葉をしています。

雨粒が花をツルリと滑って落ちていきました。

 

遠くで雷の音が聞こえます。
雨はまだまだ続くよう。これ以上被害が広がりませんように。

 

 

 


みどりのサポーター養成講座 三回目

2011年07月28日 09時38分26秒 | ガーデニングセミナー

先週の木曜日(7月21日)は「花とみどりのサポーター養成講座」の三回目。
「夏の花木の紹介と管理の方法」について、緑花文化士の若林芳樹氏に教えていただきました。

一昔前まで、「夏の花木は少ない」と言われていたそうですが、ガーデニングがブームになり、地球温暖化の影響からも、多様な植物が使われるようになり、夏の花木の種類がとても広がったそうです。
夏の花木は春とは違い花期が長い事が特徴で、サルスベリが「百日紅」と書く様に、短くても1ヶ月以上は楽しめるとのこと。(桜ならせいぜい2週間程度)
代表的な30種類の花木の特徴などを、スライドと実際に咲いている枝を例にして、説明してくださいました。
実例は皆、当公園で咲いている花々。
緑が多い公園なので、夏にこんなに花が咲いているとは知りませんでした。
チャンと見てあげないといけませんね

越冬温度については、当市であれば、10℃および5℃以上必要な種類は、冬期は屋内管理又は温室。
0℃なら寒乾風の当たらない日当たりの良い暖かな場所。(小苗は要注意)
-5℃以下は戸外で越冬可能だそうです。

ただし、江ノ島辺りでは南方系の植物(シマナンヨウスギなど)が育つのですが、私の住んでいる海から15キロぐらい離れた北部では、冬期-5℃にはなるので、同じ市内でも越冬できない植物が多々あるようでした。

やっぱりね~
先日、葉山辺りで地植えのブーゲンビリアを見て、驚いたんです なんて温かいんだろう、太平洋側って

剪定は、新枝咲きが多いので、新芽が動き出す前に切る事が大切だそうです。
夏、よく目にする花木の名前を知る事ができ、挿し木の方法なども教わり、今回も勉強になりました

私の庭は北向きなので、北部でも更に寒さがキツイかと思われ、海側では冬でも鉢土が凍る事がないそうですが、ウチの庭では凍るもの。

それでも懲りずに買っちゃいました 越冬温度5℃のルリマツリ(プルンバゴ)

次の冬が暖冬で、軒下に吊るしたハンギングのココナツ繊維のポットが根を守ってくれさえすれば、葉を落としても何とかイケルかもしれない
な~んて、希望的観測を抱きながら

 

 


ルリタマアザミ

2011年07月27日 10時21分35秒 | 旧庭(~2014March)

先ほどパラッと雨が降りました。気温が低めで湿度が高め。梅雨の様なお天気です。

今年もルリタマアザミが咲きました。
日当たりのせいか乾燥のせいか虫のせいか、葉が痛んでいるのですが、花は元気
これから順に楽しめそう。

ルリタマアザミには虫がよく寄ってきます。
今朝も蜂が紫のボールの上を忙しそうに這い回っていました。
いつ見ても面白い花型と咲きようです


我が家では一番遅咲きのへメロカリスが咲いています。
二色咲きで鮮やかな色合い。

春の終わりごろ、何気なく植え替えてしまった八重の桔梗
2年前購入した時はずいぶん背が低くて、矮化剤を使用しているのだとばかり思っていましたが、こうして地植えにしても余り背が伸びないので、背の低いタイプだったのかしら。

 

昨夜、3ヶ月ほど前に自分用に買った小型PCが突然壊れてしまってビックリ
保障期間内なので、早速購入先の電気屋さんにもっていこうと思いますが、それにしても早くない

 


鬼百合の風景

2011年07月26日 10時02分51秒 | 旧庭(~2014March)

このところ、最高気温が30度前後で、過ごしやすい毎日が続いています。
庭では夏の花が咲いています。

7月半ばの鬼百合の風景。
ボーダーガーデンの一番手前に植えている鬼百合が咲き始めた頃、奥では小型ギボウシが咲いていました。

一昨日の鬼百合の様子。そろそろ咲き終わりそう。
奥ではルリタマアザミが咲いてきました。

たった一輪の鬼百合でしたが、数年で10本近く花が立ってきました。
気候に合い、丈夫で良く増える夏の花の代表ですね。
ボーダーガーデンの端に、夏を待っていたかのように咲くオレンジ色の花。

アゲハチョウも、この花が咲くのを待っていたようで、よくやって来て停まっています。
野趣な夏色の花が、緑多いボーダーガーデンの嫌味無いアクセントになっているのでは

鬼百合が終わった後、ボーダーガーデンはどんな雰囲気になるでしょうか。
新たな役者が、今か今かと出番を待っているかもね

 

 


美術館をはしご in 箱根

2011年07月25日 12時35分02秒 | お出かけ先の庭と花

先週半ばから忙しく、週末は箱根へドライヴに。お目当ては美術館。
箱根は一層涼しかったですよ~。

箱根ガラスの森美術館」は、一度訪れてみたいと思っていたところ。
入り口前のガラス細工の木がキラキラ光って

この美術館からの眺め最高
左の緑の山は小塚山。正面の茶色い部分は大涌谷。
その上の尖がっている山が冠ヶ岳。右は台ヶ岳と、箱根の山々が綺麗に見えます。

箱根ではあちこちで紫陽花の花を見かけました。
美術館の庭園でも、色鮮やかに咲いていて、同じ県内でも気温の差に驚きますね。
さすが避暑地

ガラスのオブジェは、現代ヴェネチアン・グラスを代表する作家、リヴィオ・セグーゾの作品「ガラスの森」。
水音に導かれて庭園を下り、見上げるとアナベルの白い波。

木陰は更に涼しく、斜面下を早川が流れているので、清涼感満点
散策路はアップダウンが案外厳しいですが、小鳥のさえずりに耳を澄ませながら、流れる水面を眺めると、しばし暑さを忘れます

館内では「クリスタルトリオ アンサンブル サマーコンサート」が開かれていました。
沢山のワイングラスのようなグラスをを並べた「グラスハープ」や、いくつもの大きな試験管のような物で出来た「ヴェロフォン」による演奏は、とても水と指先だけを使っていると思えない美しい音色。「グラスパンフルート」とともに奏でられる音楽は素晴らしかったです
タイミング良く演奏時間に間に合って良かった

 

ドライブの一番の目的は、「ポーラ美術館」。
昨年誕生日のプレゼントにと、次女に招待券を貰っていたのです。
ちょうど「レオナール・フジタ展」が開催中。

レオナール・フジタは「乳白色」の絵画ぐらいしか思いつかなかったのですが、今回の展覧会では、その絵画の技法の詳しい説明や、可愛らしい子どもの職人を描いた作品群など、面白い作品を見ることができて、楽しかったです。

小企画展や常設展示と、館内を結構歩き、多少疲れてきたので、カフェで休憩。
緑濃い森を眺めながら頂くケーキセット、美味しい~

 
芸術作品を見た後目に入るのが、自然豊かで広々とした風景だと、見てきた作品が一層美しく記憶に残るような気がします。
「箱根に行ったから美術館でも寄ろうか」ではなく、「美術展を観に箱根に行こうか」というのも、アリですね。

この後、峠を越えて湯河原までドライブしていたら、3匹のウリボウがかたまって沢側から道路に出てきました
以前、猿に出会った事はあるのですが、猪は初めて。
可愛らしいお尻をフリフリ、仲良くチョロチョロと道路を横切って 、山へ消えていきました。
兄弟かな~

 


みどりのサポーター養成講座 二回目

2011年07月20日 16時47分43秒 | ガーデニングセミナー

約一ヶ月前(6月16日)に行われた第二回目の「花と緑のサポーター養成講座」。
すっかりアップが遅くなりましたが、自身の備忘録と、ご訪問いただいた方に何かしら参考になればと思って記しておきます。

当日は日本大学生物資源科学部の付属農場のバラ園で長年バラ栽培と学生の指導に当たってきた植松史郎先生に、「バラの品種紹介と花後の手入れ」について教えていただきました。
まずは、バラの分類(バラ科→バラ属→〇〇亜属→〇〇節→代表的品種名)や、バラの歴史(原種からどう交配され現代のバラに至ったか、現代バラのために利用された代表的な原種など)、バラのお手入れの図解等、座学にて教わりました。
現在のバラの栽培本にも簡単には書いてあることですが、一つ一つのバラの特徴や、細かな系譜など、ただ本を読んでいるのではなく講義を聴くことで、より理解が深まりました

その後、日大のバラ園で実習。
7~8割ほどのバラが終わっていましたが、遅咲きの蔓バラが良く咲いていました。

 

「バラはつる性といっても、クレマチスのように勝手に支柱に絡まる事は無く、人の手で誘引しなければ形になりません。放って置くと、(下の写真のように)株元から横へ横へと伸びていきます。」
わかってはいましたが、実物を見ると更に納得

剪定をする前に、どのバラがどの亜属のバラか説明してくださいました。
「コレはプラティロードン亜属のロサ・ロクスブルギーでガクが盃性で葉の数は・・・」

「和名はイザヨイバラです。」

など、座学で学んだバラを、先生がバラ園の中を案内しながら説明。
実物、それも実際地面に植えてあり大きく育っているバラを見ながらの勉強は、一層身になる気がします

四季咲きで木立性のバラを使って先生が剪定のお手本を。
「花後はこの辺り(上から2段目辺りの五枚葉の上)で切ります。」と先生が鋏を持って剪定。(写真左)
「(病害の発生を少なくしたり、風通しを良くするための)枝の間引きは、場合によって思い切って強くしても良いです。」
「(シュートが出ている古株は)若返りのために古枝を思い切ってピンチする(ことも必要)。」(写真右)
間引きと株の更新の方法については、この時期にしては想像以上に大胆でちょっと驚きました
例にしたバラは、地植えで、シュートも出て、よく育っていたけれど。

 

植松先生曰く
「剪定の方法をよく聞かれるのですが、僕は一年中(剪定)鋏を持っていて、(邪魔な枝や、ダメな枝に)気づいた時には切るようにしています。」
「『良い花が咲かない。』と言う人がいますが、夕方でも朝早くても、とにかく花を良い形のときに見てあげよう。バラは咲いているはずです。」

いつも気にかけ、チェックしているんですねですね~

ただ学生の実習の場でもあるので、たまに学生による間違った剪定もあるらしく、すべての株がお手本、とはいかないみたいです。

秋に良い花を咲かせるには、有機肥料なら剪定の一ヶ月前、8月初旬ぐらいに与えると良いです。(液肥は剪定後でも可)」とのこと。
また、このバラ園でも、昨年の猛暑で白ハマナスなど比較的暑さが苦手なバラは傷み、生育が思わしくないのだそう。
恐るべし、地球温暖化

 このバラ園には約200品種、750株が植えられており、学習のため、古い品種から新しい品種まであり、バリアフリーになっているので車椅子のまま楽しむことも出来ます。

訪れた介護施設のお年寄りがバラの花を見て笑っている様子を見ると、植物の力を感じます。」と、先生は仰っていました。

このバラ講座を生かすべく、公園のボランティア活動は「バラ育成会員」に応募しようかな

 

 

 

 


世界文化遺産の街歩き~真夏の京都

2011年07月19日 16時55分37秒 | 京都巡り

夜はさほどでも無いのですが、夏の日中、猛暑の京都の観光は場所を選ばねばと思い、世界文化遺産の一つ、緑濃い森のある下鴨神社(賀茂御祖神社)へ行きました。

「糺の森」へ入ると、猛暑日のはずでしたが、大木の重なる枝枝の陰になって強い陽射しが届かない分、森の中は涼しく静かで、空気も綺麗で、ノンビリ歩く事が出来ました。

参道の途中にある河合神社の絵馬は手鏡型で可愛らしい
お顔を描いて化粧を施し願い事(美麗祈願)を書くようです。私はしませんでしたけど

下鴨神社は「縁結びの神様」とか。
「次女と希望する会社にご縁がありますよう」にと手を合わせてきました。
写真は舞殿。

夏の特別公開は大飯殿でしたが、人気があったのは石。今流行のパワースポットなんだそうです。
少しでもあやかりたい、と撫でて来ました。

暑い中沢山歩くにはエネルギーチャージが欠かせないと、下鴨社近くの「加茂みたらし茶屋」さんに入ってしばし休憩
「みたらし団子」は下鴨神社が発祥と言われているそうです。
甘辛いタレが、ちょっと固めのシンプルなお団子と相性ピッタリ

その後バスに乗って木戸孝允の住居を拝観し、更にバスを乗り継いで、八坂神社へ。
祇園祭の際、市中を練り歩く3台の黄金色の御神輿をみて、次回は神輿をメインに来ようかな~と心秘かに画策。

 

街中はやはり暑くて、祇園の花見小路を歩いていると汗だくに
建仁寺の半夏生も終わっていたし、そろそろ昼食にしようかと、歩いていると見つけた小さな看板。
なんだか気になって、お店のある路地に入ってみると、其処は町屋を改装した風のカフェ「NITI(祇園 日)」。

かき氷もすごく美味しそうでしたが、お腹がすいていたので「祇園そうめん」をオーダー。
具を汁の中にいれ、ソーメンとともに頂くスタイル。
山椒のアイスクリームごまクッキーも美味しかったですし、何より内装や椅子やテーブルなどの設えが落ち着いた感じで、器ともども私好み
お値段もリーズナブル。おススメですよ。
たまたま隣の席に夏着物の女の子が座り、更に絵になる。

 

夏の京都巡りは、涼しげな場所を選んで休み休み行くのが良いですね。
いつか川床料理も体験したい。

という事は・・・次女が卒業して京都を去ることになっても、私はいつも「そうだ 京都、行こう。」でなくちゃ~

 

 


祇園祭 ~フォトチャンネル

2011年07月19日 11時56分07秒 | 京都巡り

初めて行った京都の祇園祭。
宵宵山で浴衣を買い、宵山にはその浴衣を来て出かけ、朝8時前から高島屋の向かい側に陣取って山鉾巡行を最後まで楽しみました。

祇園祭

 

祇園祭の始まりは今風に言えば「悪霊退散」のため、町の人々が行ったものとか。
どうか、現在日本を彷徨う悪霊たちも、消えて無くなります様に。


なでしこ☆ジャパン

2011年07月18日 10時21分22秒 | 旧庭(~2014March)

なでしこジャパン、サッカー女子ワールドカップ優勝おめでとうございます


我が家でも撫子が咲いています。

夏を迎えた額縁ハンギングの中で、撫子だけが元気に咲いています。

大和なでしこ達、可愛らしく力強く決定力もあり、素晴らしいですね

 

             

 

無形文化遺産のお祭りを堪能してきました。ご報告は後ほど。

 

ジャパ~ン