旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

新旧ガーデン巡り in 北海道 北広島&恵庭

2024年05月20日 15時26分15秒 | 北海道ガーデン巡り

5月18日(土)
札幌を出て新千歳空港へ向かう途中、二つのガーデンに立ち寄りました。

一つ目は北広島市にある北海道ボールパークのFヴィレッジガーデン
公開二年目のガーデンです。
昨秋に訪れた際「ワンダーガーデン」で、ちょうどチューリップの球根の植え付けをしていたので、春の様子が気になって。
チューリップは中~遅咲きが多いようで、色は大人しめだけどい八重咲き種が多いせいか華やかなガーデンになっていました。

黒系フリンジ咲きのチューリップに合わせるように咲いている、銅葉のゲラニウム
実家の庭で真似したいかも

緩い坂道沿いには、宿根草の間に沢山のチューリップが咲いていて、北国の、春を迎えた喜びが感じられますかね~
散策が楽しくなりそう。

チューリップの無いエリアでは宿根草の新芽が成長中

その間にカタクリのような花発見
ドデカテ(セ)オン(和名カタクリモドキ)という名の花でした。
灰緑色の葉の中でマジェンダ色は目立ちます。


球場前の池の周りは「水辺&ピクニックガーデン」
八重咲きの桜が咲いていました。

このエリアでは、ポツポツと白とレモンイエローのチューリップが咲いている中、山野草のような草花が多く見られました。
キンポウゲ、カラマツソウ、クルマバソウなど、可憐な小花を見るのが楽しい


以前訪れた際には閉まっていたカフェがオープンしている
「ボールパークタキビテラスオルパ」
これは要チェックか

焚火でマシュマロなど焼いて食べることのできるカフェだそうで、私はいも餅をチョイス。
炙って焼けたところから順次食べました。
このいも餅、美味しさが一寸お洒落さんでした。
楽しいけど、煙かった


クボタ・アグリフロントの前庭では姫リンゴの花が満開でした。


「ゲイトウェイ・ガーデン」のメインは宿根草
緑の葉色にも個性がありますね。

この中で、カマッシア、ゲウム、オキナグサ、ポレモニウムなどが彩りになっていました。
オレンジ色のゲウムは一重咲きで気に入りました。
オキナグサはガーデンのアチコチで見かけたかな。
ポレモニウムは暑さに弱いので、北国の気候の方が適しているのでしょうね。


Fヴィレッジガーデンを一回りして、球場内へ
壁画が増えてる~
ファイターズ50周年記念の作品のようです。
有名な選手や監督など、ダルビッシュ選手と大谷選手以外にもたくさん居ますものね。


Fヴィレッジガーデンは、二年目の新しいガーデン。
これから宿根草たちが成長し、風景が変わっていくのでしょう。
季節の変化が見逃せないガーデンかな。


北広島からJRで恵庭へ移動
えこりん村の銀河庭園を訪れました。

銀河庭園は今年の10月中旬で19年の歴史に幕を下ろすそう
ガーデンデザインが素晴らしく、日本では珍しいテーマパークのようなガーデン(と勝手に思っています)なので、閉園が残念でなりません。
なので、今年中に一度は訪れようと思っていました。
入り口を入ると華やかなフォトスポットが設けられていました。

ブラック&ホワイトガーデン
春は黒いチューリップと、白樺の幹&白いガゼボとが好対照です。

ツリーハウスも見納めか~

トレリスガーデンではライラックが咲いていました。

大好きなドラゴンガーデン
こんなデザインの発想、流石チェルシーフラワーショーでメダルをとったデザインだけありますよね。

白樺も大きく育って~

八重桜も見事に咲いて~

坂の上から見下ろす風景も、緑一杯で気持ちが良いの

サルベージガーデンのドラゴンにも春の挨拶を

ねずみ叔母さんの家も無くなるのでしょう。

初めて見た時、その造形に驚いた流木の熊も何代目かな

ボートレースガーデンは青系の花が多く、ギボウシのダイナミックな植栽も好きでした。

このカナル周りの植栽がお洒落なんですよ。

6月半ばすぎればローズガーデンにバラが咲き誇るでしょう。

ひとエリアひとエリア、忘れないようにゆっくり巡りました
今年はもう一度ぐらい、訪れることができるでしょうか。
閉園が本当に残念でなりません

歩き疲れて、いつものようにソフトクリームを食べました。
期間限定のゴールデンフラワーソフトクリーム
もちろん美味しかったです


こんな広大な敷地、今後どのようになるのでしょう。
願わくば、木々の美しい風景だけはそのままに、再オープンして欲しいな。


帰省の際、必ず買うお土産もあれば、新しいお土産に出会うこともあります。
北海道はお菓子天国で、激戦地ですから、選ぶのに事欠きません。
その中で、今回一番ヒットしたのが義妹にもらった六花亭の「白い花の咲く頃」
封を切ったら~この花は

オオバナノエンレイソウでしょうか。
トレッキングする義妹のチョイス、ナイスです
そして、こんなひっそりとした花に光を当てる六花亭って
ホワイトチョコレートの中に甘ずっばいジェルが忍ばせてありました。

この度も長々と私の北海道帰省旅にお付き合いくださり、ありがとうございました
北海道春の旅はこれにて終了。

明日から自宅の庭の様子を
帰宅するとマイガーデンのバラがいかに美しかったのか、散歩の方々に褒められました。

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地元情報で旭川のガーデンカフェへ

2024年05月13日 16時28分05秒 | 北海道ガーデン巡り

5月9日(木)

前日の夜に弟と食事に行った居酒屋さんでの事。
大将に「明日は上野ファームに行くんです。」と話すと、大将が「それならRYOKKENも行くと良いですよ。お姉さん、きっと気に入ると思います。」との事。
ランチもできるというので、上野ファームの帰りに立ち寄りました。
入り口から、なんかそそられるわ~

「緑建産業」という造園会社さんが経営しているらしく、外には苗売り場がありました。
苗を眺められるカウンターとか、

観葉植物いっぱいの店内とか、

イギリスのアンティーク風の家具とか、

様々な形の照明器具が沢山飾られていて、これまた面白い

私好みです~
見抜かれていたのかな
ランチに期間限定のビーフカレーを頂きました

今まで何度か地元の方とお話しする機会はありましたが「上野ファーム」を知っている方は少なく、ましてガーデンカフェを薦めてくれる方はいませんでした。
写真はないけれど、大将一推しのコーヒー味のソフトクリーム、とても美味しかったです
すっかり気に入ったので、次回はゆっくり苗も選びながら、テラスで寛ぐのも良いかな~

お洒落居酒屋は、カウンターに座ってみるものですね


実家に帰る道すがら、一寸だけガーデニングショップに寄りました。
こちらは検索して見つけた「花pit」
フクロウが見守るアーチ、可愛い
探していた苗をいくつか見つけて満足

この日は苗も色々買って、ウキウキ
弟に実家まで送ってもらえてラッキー&サンキュー

実家に着いたらスイセン&チューリップが満開で、カラフルで明るい庭になっていました。

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春の上野ファームはカラフルで気分上々

2024年05月12日 15時45分49秒 | 北海道ガーデン巡り

5月9日(木)

この日は早朝はー3度に冷え込みましたが、日中は気温が上がって快晴のガーデン巡り日和に
休日だった弟の車で上野ファームへ行きました。
入場してすぐの花々のディスプレイコーナー
カラフルで綺麗です

その向かい側ではフリチラリア(バイモ)が沢山咲いていました。
上野さんのお母さんに話を聞くことができて、バイモは植えっぱなしでドンドン増えるそうです。
羨ましいわ~

マザーズガーデンでは暖色系のチューリップやスイセンなど春咲きの球根がミックスで咲いていました。
ビタミンカラーは明るい気分になりますね。

ジューンベリーが満開

春咲きの宿根草も、プルモナリア等は満開に
隣りの植物はラシリスかな

ダルメラ・ペルタータの花はボリュームがありますね。

早朝の冷え込みで茶色くなったヤグルマソウ
耐寒性は十分なのに、葉はマイナスには耐えられないのでしょう。

カラフルな庭の中、足元に白い小花たちも咲いていました。
可愛い

射的山に登りますよ~

射的山の斜面ではスイセンや山野草なども咲き、バイケイソウが大きくなっていました。

いつものように見晴らし台からノームの池を眺めます。
木々の葉が茂っていないのでハッキリ見えます。

射的山の斜面の一角にタンポポ畑がありました。
目を凝らしてみると、白やピンク色のタンポポも
植えたのでしょうね~雑草の中に園芸種を組み合わせるなんて面白いです。

射的山からノームの庭に下りますよ~

木々の新芽も形とりどり色とりどり
白い花は何だったかな~

ノームの家の周りは白系の球根花でいっぱいで、池の周りはカラフルな球根花が咲いていました。
ノームが切り株で昼寝をしています

池にチューリップの花が映って~

フリチラリア・インぺりアリスが緑の中で強いアクセントになっていました。


白樺林の中はカラフルチューリップ~赤系が多めかな。

ガーデン内で色々なフリチラリアに出会えて嬉しいわ

ミラーボーダーのチューリップはシックで大人っぽい雰囲気です。

ミラーボーダーの道路側の植え込みではスミレが沢山咲いていました。

小屋のディスプレイはいつも可愛いよね。
実家の小屋もこうありたいけれど・・・

サークルボーダーガーデンのチューリップはピンク色が多くラブリーな印象です。
ガーデンのエリア別に色合いを変えて訪れる人々を魅せてくれる上野さんが、芝刈りをしていました。


私にとっては二度目の春だけど、まったく違う春なのよね~
広々感と空気感とガーデンデザインとで、同じような植物も違って見える。
周りに緑が多いから花色もクッキリ映えるし~
やっぱり北海道のガーデン巡りは、何度来ても飽きることがないのです

動画も見てね。



旭川は続く

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春の北彩都ガーデンは球根花に彩られて

2024年05月10日 21時09分32秒 | 北海道ガーデン巡り

5月8日(水)

最高気温が7度ほどだったのですが、カフェでコーヒーを飲んだり厚着をしたりして、北彩都ガーデンに散策に行きました
旭山動物園とコラボした花の動物たち。
暖かくなれば植物もモリモリ育ってくるでしょう。

ガーデンセンター前の芝生エリアではチューリップが沢山植えられて、咲いているのですが寒さゆえ花が閉じてしまって

ピンク色のグラデーションがラブリーです。

宿根草のエリアでは新芽が立ち上がり、それぞれ葉色が違うので花が無くてもカラフル。
カラーリーフ使いが良いわ~
後方の樹木の新芽も色々な色がありますね。

原種系チューリップはこうして固めて植えるのも良いな~
増えたのかな宿根草の株のようです。

春の小花もチラホラ咲いていました。

この低木は何という名前だろう。
丸い葉と白い小花が可愛らしいです。


鏡池のプロムナード沿いにはチューリップの植栽マスがありました。


駅裏の小川沿いには沢山のスイセンが咲いていました。
小川の描く曲線と芝の斜面のせいで、スイセンの植え込みに立体感があるしリズミカルで素敵な風景
なんとなく懐かしい気がする~

小川は石貼りです。

駅への階段には小型のツルニチニチソウが植えられていて、紫色の花が沢山咲いていました。
ツルニチニチソウに囲まれたスイセンの植栽マスもありました。
数えなかったけど、沢山の種類のスイセンが見られます。

植えられている植物が厳選されているので、沢山植えられているけれど統一感がありスッキリした印象なんですよね~
季節季節に「コレ」という植物がまとまって咲いていて、そのガーデンデザインが駅舎と似合っているような気がします。

毎回書いていますが、駅裏にこんなに素敵なガーデンがあるなんて
北海道は気温が低いので花が長持ちするから、季節の花の風景を長く楽しめて羨ましいです。
寒くても駅周辺の楽しみが増えた今回の到着日でした

翌日の最低気温は、旭川では約ー3度
でも日中は晴れて気温が上がって
北海道ガーデン巡りは続く


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ナチュラリスティックなFヴィレッジガーデン、そしてKUBOTAカフェでランチ

2023年10月17日 17時28分27秒 | 北海道ガーデン巡り

10月14日(土)

札幌を後にして新千歳空港へ向かう途中、北広島にあるF ヴィレッジ北海道ボールパークへFヴィレッジガーデンを見に行きました。
Fヴィレッジガーデンはテーマごと三か所に分かれています。
6月初旬に訪れた際はアリウムが咲いていた「ワンダーガーデン」ではシードヘッドと秋咲きの宿根草がコラボレーション
薄紫色のアスター・リトルカーロウが満開でした。
赤い花の名前を訊き忘れてしまいました

グラスの穂とバーベナ・ボナリエンシス(三尺バーベナ)が仲良く揺れていました。

青緑色のグラスがコンパクトにこんもり茂っていました。
他の宿根草の間間に配置され、ナチュラルな雰囲気で空間を彩っていましたかね~
こういう植物の使い方が、このガーデンのデザイナーさんの上手なところかな~と感じます。

丁度ボランティア活動の日で、そのデザイナー佐藤未季さんがいらっしゃったので「Instagramフォローしてます。」とご挨拶
気になっていたセダムの名前を伺いました。
このセダム・マトロナを実家の庭にも植えてみたいな~と思って。
丁寧な対応、ありがとうございました

春に向けてガーデンにチューリップの球根を撒き植えしていました。
来春は可愛らしい感じになるのではないかしら。

「ワンダーガーデン」を下から見あげると植物のシードヘッドが綺麗に残っているのがわかります。
この植物たちを10月下旬に刈り込むそうです。
北海道の庭の冬支度は雪が降る前に終えなくてはいけないものね。


池側へ向かうと木々が紅葉していました。
今年の北海道はどこも紅葉が遅いのですが、若い木は早く紅葉するそうなので、ここだけ晩秋のような色合い。
紅葉が見られて良かった~

「水辺&ピクニックガーデン」の宿根草は、まだ株が小さめ。
このエリアには沢山のスイセンの球根を植えるそうです。
ますます春に期待大でしょうか

エスコンフィールド北海道を背景にウドのシードヘッドをパチリ

「ゲイトウェイガーデン」も宿根草のシードヘッドとアスターの花々で、秋色ガーデン
草紅葉の面白さを味わえる、まさにナチュラリスティックなガーデンです。

シードヘッドも植物のよって色々個性があるのがわかります。

植え込みの中に紅葉するイカリソウ発見
イイな~、実家の庭に植えてみようかな。

アムソニアがすっかり黄金葉になっていました

「ゲイトウェイガーデン」を上から見るとこんな雰囲気。

隣の植え込みもナチュラリスティックな雰囲気で、背の高い面白い植物が咲いていました。


お腹が空いたので、KUBOTAのカフェへ
前回の訪問時には出来ていなかったキッチンガーデンが、完成していました。
大きな石が所々に配置されたナチュラルなガーデンです。

秋の草花がたわわに咲いていました。

アスター・プリンスかな
可愛らしいです

ケールを見ると、キッチンガーデンと言えなくもないか。

面白かったのはヒマワリ
夏に種を蒔いて秋に花を咲かせる品種だそうです。
「地力を確かめたいという意味もあって」とクボタの社員さんがおっしゃってましたが、北海道で咲くのかしらん

「KUBOTAのカフェ(クボタ アグリ フロント)でスープカレーを食べる」と前回の訪問時から決めていました。
エスコンフィールド北海道を眺めながら野菜沢山のスープカレーを頂きました。
そして野菜工場特製イチゴも
美味しかったですよ

食後はエスコンフィールド北海道内をブラブラ散策
寄せ植えもガーデン同様ナチュラリスティックな感じ。

当日は晴天なり
天井が開け放たれておりました。

「そらとしば」カフェで、本当は地ビールを頂きたかったのですが、その後の長旅を考えてコーヒーで我慢
次回は必ず地ビールを
再訪する目的がまたできました


6月初旬のガーデンとは全く違う秋色の風景になっていたFヴィレッジガーデン
グラスの穂やシードヘッドが揺れる姿に、植物の枯れ姿まで愛でようという心意気が伝わってくるようです。
こうして写真を整理していると、KUBOTAのキッチンガーデン(=ナチュラルガーデン)とFヴレッジガーデン(=ナチュラリスティックガーデン)の雰囲気の違いがはっきり分かると思います。
自分でも腑に落ちました~なるほどね

来春はいつ頃から帰省しようかな。
空港へ向かう列車の中で、鬼の笑う予定を考えていましたよ
北海道秋の帰省旅2023はこれにて終了。

次回は自宅の秋庭で

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秋の北大植物園2023

2023年10月15日 14時44分18秒 | 北海道ガーデン巡り

10月13日(金)
実家の庭仕事を終えて札幌へ

友人と会う計画が都合で見送りになったので、空いた時間で北大の植物園へ出かけました。
北海道庁の西隣という街の一等地にある広々した植物園です。
訪れるのはもの凄く久しぶり。
約20年以上前にライラックを見にきて以来かもしれません。

入園するとすぐあるアンティークな建物は重要文化財の「植物園門衛所」
こういった歴史的建造物がいくつも見られるのも、この植物園の特徴の一つかな。

外回りコースの池の周りに沢山の秋咲きクロッカスが咲いていました。
よく見るとオオウバユリとトリカブトも

植物園の温室前の幟には牧野富太郎博士の言葉が
今年は牧野博士所縁の植物(「牧野プランツ」)とコラボした展示がされています。

フウチソウは牧野博士が学名を記載したとか。
「牧野プランツ」として展示されていました。
知らなかった~

温室内のオオタニワタリも「牧野プランツ」

 

温室を出ると立派なロックガーデン群がありました。
北海道の高山植物が植えられています。
ヒダカミセバヤがモリモリ咲いていて羨ましい。

白いピレオギク(右)とコハマギク(左)が咲くロックガーデン

ノイバラの実も


その先へ歩を進めるとカナディアンロックガーデンがあります。
この葉色が素敵で~

ガーデン・コモン・スノーベリー(シンフォリカルポス)はバンクーバーの植物園で初めて見ましたから、まさにカナダ

ギリア・ペンステモン(ペンステモン・アンビグウス)の草紅葉が綺麗
品種なのか、北国だからなのか・・・

フリンジング・ブリーディングハートも可愛かった


どんどん進みます
園内のアチコチで見かけた秋咲きクロッカス
ホオズキとのコラボも。

バラ園ではぽつぽつと名残りのバラが咲いていました。


草本文化園ではアスターが見ごろでした。

園内の所々で見かけた、様々なアスターの仲間たち
どれも可愛らしく丈夫そうでした。
左上:エゾノコンギク
左下:エゾゴマナ
右上:ネバリノギク
右中:ユウゼンギク
右下:シオン

この白い花は何だろう~ラベルを見つけられず

コルチカムも咲いていました。

スズランの実がオレンジ色に色づいて

園内のアチコチで様々な種類のトリカブトの仲間が咲いていました。
アイヌ民族はトリカブトの毒でヒグマを捕るための矢毒を作ったそうです。


園内でも見かける「牧野プランツ」の数数。

オオウバユリもその一つです。


ぐるりと巡って植物園の初代園長宮部金吾博士の「宮部金吾記念館」へ
建物は札幌農学校植物学教室として使われ、昭和17年にこの地へ移築したそうです。
宮部金吾博士は牧野博士と親交が深かったそうです。

博物館本館は重要文化財
中に入りたかったけど、ここで時間切れ
冬期は16時で閉園なので。

その他にも重要文化財や登録有形文化財の建物が移築展示されています。
写真が暗いのは閉園間近の証拠です。


他に北方民族博物館もあり、チラッと見て回りましたが、次回はしっかり時間をとって園内だけでなく展示物も見たいと思います。
昔とは植物に対する興味も知識も変わってきて、よりこの植物園を楽しめるようになったかも~

北海道の話題はもう少し続きます


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「心の旅をガーデンで」~秋の北彩都ガーデン

2023年10月02日 11時18分03秒 | 北海道ガーデン巡り

9月30日(土)
お昼過ぎに旭川空港へ到着しました。
ランチした後弟宅へ荷物を置きに行き、小休憩した後旭川駅に隣接している北彩都ガーデンへ
9月30日と10月1日の二日間「オータムガーデン」というイベントが開催されると知って、帰省をのこの日にしたのです。

駅裏の「アウネの広場」ではアネモネ・フぺヘンシス(シュウメイギク)が見事に咲き誇っていました。
白花

薄めのピンク色

濃い目のピンク色
どの株も大きく育って見ごたえがありました。

エキナセアは花が終わってシードヘッドに変っている途中かな
色を合わせるように薄ピンク色のセダムの花が咲いていました。

トリトマが見事に咲いていてビックリ
傾きかけた陽射しに一層オレンジ色が鮮やかにみえました。

こちらのセダムの赤紫色の花は終わりかけて、茶色に変化しているようです。

ゲラニウムがチラホラと咲いていました。

「神人の庭」エリアではジャズのミニライブが行われていたり、物販やキッチンカーも出ていました。


秋の北彩都ガーデンの私的一番のお気に入りはハギの花
今年の北海道は紅葉が例年より遅いそうですが、紅葉したニシキギと後方のハギと

見に来る度に株が大きくなっているような気がする~
ダイナミックで見事な咲きっぷり
ミヤギノハギだそうです。

忠別川を超えて歩を進めると白い花が咲いていました。
何かな~この植物

後方のシラハギも見事です~
雪山に見えなくもない
こんな大胆なハギの風景を見られるのは、このガーデンの秋の魅力の一つなのでは

紅葉とシラハギと旭川駅


北彩都ガーデンのガーデンセンターに向かう途中のプロムナードではノリウツギが濃いピンク色に鮮やかに色付いていました。
寒い地方ならではの色合いかと。
一寸羨ましいです。

「神人の森」側ではステージが設えられてライブが始まるみたい

ガーデンセンター前の植栽も、秋色になっていました。
グラスの使い方も素敵なんですよね~このガーデン

ダリア黒蝶が咲き始めていました。
ヘレニウムとコンビかな。

一年草のエリアはバーベナ・ボナリエンシスとコリウスとピンクの花は何だっけ
コキアも色付いていました。

宿根アスターも沢山咲いていました。
可愛らしいです

フィソステギア(ハナトラノオ)の名残りの花びらが~

シードヘッドも残しています。

ステージではゴスペルグループのライブが始まりました
素敵なハーモニーを聞きながら、ガーデン内をブラブラ~


夜のイベント「光の庭」を待つ間、アナベルのボールが飾られているガーデンセンター内で暖をとりがてら休憩し、

いよいよイベントスタート
大型スクリーンに映し出される花花花と緑の風景~美しい画像と音楽が続きます
途中レーザーショーもあり、キラキラ光って幻想的

このレイザーショーの合間合間に、映像と音楽のライブが行われました。
珍しい「RAVVast(ラバスト)」という楽器の演奏が、幻想的な世界を盛り立てます。
奏者のSAYOさんのパフォーマンスも素敵でした

そんな夜を締めくくる花火
経験したことの無いイベントだし無料だし面白いし~大満足の夜となりました
旭川によって良かった


北彩都ガーデンに来ていつも感心するのは、公園なのに管理が行き届いている事
公共の施設は経年するとほころびが出てくるのが常ですがここはいつ訪れても気持ちが良いです。
ガーデンスタッフさんたちも沢山いるようで、この夜も無料でコーンスープを配布していました。

来週になれば冬囲いの始まるであろう北彩都ガーデン
秋の最期のイベントは、大々的なものではないにせよ、市民の憩いと非日常感ある楽しみになったのでは。
公園の有効活用がちゃんとできているような気がしました。

この日は弟宅に泊まって、翌日車で実家まで送ってもらいました。
(上野ファーム行きは却下されましたが
お姉ちゃん孝行ありがとう

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真夏の北海道ガーデン巡り2023~動画編

2023年08月15日 10時56分54秒 | 北海道ガーデン巡り

2023年の真夏の帰省旅では様々なガーデンを訪れました。
その中で人が写り込まないように動画を撮れたガーデン三つ
写真より臨場感が湧くのでは。
ご一緒に散歩する気分でガーデンの世界観を味わっていただけると嬉しいです。

その一:陽殖園のタイマツバナの道

真っ赤なタイマツバナの道を行く真夏の陽殖園【北海道ガーデン巡り】

 

その二:風のガーデンの朝

真夏の風のガーデンを朝散歩【北海道ガーデン巡り】


その三:そらのガーデンの最期の夏模様

そらのガーデンの最後の夏【北海道ガーデン巡り】

 

今年の北海道は暑かった
けれど植物は元気に育っていました

 

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花の拠点で真夏の北海道ガーデン巡りを締めくくる

2023年08月14日 11時44分14秒 | 北海道ガーデン巡り

8月8日(火)

新千歳空港へ向かう前に、恵庭市にある「花の拠点 はなふる」へ立ち寄りました。
今回の帰省旅で唯一雨に降られましたが、小雨の晴れ間をぬって、大急ぎで「はなふる」のガーデンを巡りました

「キッチンガーデン」では真夏もモリモリと元気に野菜が育っていました。
野菜畑のデザインはいつ見てもカッコ良いです。

キッチンガーデンの側の宿根草ガーデンではエキナセア、リアトリス、オミナエシなど季節の花が咲いていました。
ピンク色と黄色の組み合わせですね。


キッチンガーデンから奥の丘へ向かう道すがらにバラが植えられています。
遅咲き種でしょうか、咲いているバラもありました。


「虹色の鳥」エリアでは暖色系の宿根草が列になって迎えてくれるよう
ダイナミックな植栽が素晴らしいです。

フロミスのシードヘッドが可愛らしく、ルドベキア・ゴールドストラムの鮮やかな黄色とで面白いコンビになっているような

一年草のレースフラワー群の中、所々に配されたエキナセア・プルプレア・マグナススペリアオル(ムラサキバレンギク)の大株。
手前には背の低いヘレニウムが育っています。
こうした風景が好きだわ~

更に道を行けば次々に変る風景
ラムズイヤーとエキナセアの群植から

白いフロックスを中心とした風景に変ります。
色合いの変化も楽しみながら散策できます

丘の斜面側でも様々な花が見られます。
この花はベロニカ・ロンギフォリア・ブルーリーゼン(セイヨウルリトラノオ)かしらん


「ミチノモリ」のエリアへ
昨年より木々が育ってます。
ホスタ(ギボウシ)グラス類、シダ類など、葉色や形の違う植物がバランス良く配置されています。

アンゲリカや

オオウバユリのシードヘッド

野山で咲いているようなアスターなど、森の雰囲気を感じさせる植栽がイイですね~

丘の斜面ではアナベルとアスチルベが咲いていました。
どちらも秋には枯れ美を感じさせてくれそう


一年草のエリアではヒマワリが満開。


「大きなカステラが焼けるお庭」エリア
もう、ね~、この銀葉のグラデーションのコーナーが大好物なのですよ
所々に銅葉のグラスが入っていて引き締め感もありますかね~
真夏はモリモリ育っていて、思わずダイブしたくなります。

真ん中にハーブ類が植えられたテーブルで一度食事をしてみたいものです。

白い小型のアガパンサスや

エリンジウムなどがアクセントになっていたかしらね~


「暮らしを恵む庭」エリアではガルトニアが満開でゴージャス
自分の庭にも植えてみたいな。

オレンジ色のヘメロカリスの背景は同系色の宿根草で、

ここは赤系のコンビネーションに
色合いも考えられていますね。

反対色のコンビも。
カサブランカとオニユリかな
真夏の花ですね


「グラベルガーデン」のエリア
実は今回かなり注目していました。
この温暖化著しい日本列島で、これからのガーデニングを考えるとき、乾燥や暑さに強い植物を選ばざる負えないと思っているからです。
先日の「趣味の園芸」でも上野さんが、自身が作庭したこのグラベルガーデンを引き合いに出してお話しされていました。
こんなに様々な種類の花が咲いているとは

ロシアンセージって乾燥に強かったのね。

このコロンとしたシードヘッドは何の花

同じ品種でもグラベルガーデンに植えられている植物は、他のエリアで育っている株より背が低かったような。

それでも色鮮やかな花が多く見られて、今後の自分の庭作りの参考になりました

この小型のアリウム、この夏あちこちでチラホラ見かけました。
きっと丈夫な宿根草タイプのアリウムなのでしょう。


「プレイグラウンド」エリア
ここの辺りでかなり雨が強くなってきて、大急ぎで写真だけ撮りました。

奥まで歩きたかったけど断念

急ぎスターバックスで雨宿り

 

黄金色に光るグラスの穂が美しかったです


「はなふる」の好きなところは、北海道の有名ガーデンのガーデナーさんたちが、それぞれの個性を出しながらしっかりしたコンセプトをもって、各ガーデンエリアを作り込んでいるところ。
広い北海道の有名ガーデン(ほんの一部ですが)が集約されたような場所のような気がするのです。
それぞれのガーデンの植栽とリンクしながら巡ると、いっそう各エリアへの思いが深まるというのでしょうか。
まあ、それはかなりマニアックな楽しみ方ではありますが

そして嬉しかったのは管理がとても良かったこと。
公共のガーデンは、ともすればフェアーの時だけ綺麗で、その後は手抜きになりがちかな~
と感じてきましたが、綺麗がキープされていました。
ボランティアさんたちとスタッフの尽力のおかげでしょうか。
雨が降っていたので動画が撮れず残念
また別の季節に訪れたいです。

これで2023年真夏の北海道帰省旅はお終い。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました
多くの方々に北海道のガーデンの素晴らしさをお伝えできていれば幸いです。
後日オマケの動画をアップします。

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旧北海道庁舎から大通公園の花壇へ そして夕食

2023年08月12日 18時18分23秒 | 北海道ガーデン巡り

8月7日(月)
そらのガーデンを後にして、せっかくなので旧北海道庁舎へ向かうと、建物は絶賛リニューアル中。
そうだったと思い出し一寸がっかりしたのですが、何やら右側に建物が

建物の修復の過程を公開していました。
道庁の天守のような「八角塔」の屋根が目の前に
地上に下ろして修理しているのですね。

八角塔の屋根金物も凝っています。
右下の金物は避雷針のようです。

三角屋根も修復中。
修復完了予定は2025年2月
綺麗になった旧北海道庁舎が楽しみです。


大通公園ではビアガーデン開催中
なので、沢山のコンクール花壇を見ることができませんでした。

市長賞受賞花壇はワイルド

コンテスト花壇の隣に植えられた植物名と株数が記されたパネルがありました。
これは勉強になりますね。

 

大通公園のメイン花壇はいつも綺麗に整えられています。
ボランティアさんたちが頑張っているのでしょうね。
植栽もお洒落です。

宿根草メインのナチュラルガーデンです。

ロシアンセージがスクッと立ってカッコ良いです

 

夕食は赤レンガテラスの「鶴雅ビュッフェダイニング」で

アイヌ文様をモチーフにした落ち着いたインテリアで大人っぽい。

鶴雅グループのホテルでは朝夕食のビュッフェが有名で、そのレストラン版のお店でしょうか。
キラキラの宝石箱が並んだようなビュッフェです

まずは冷製のオードブル類を集めてスパークリングワインで乾杯

その後温かいお料理を
焼きたてのピザも頂けます。
ご飯類の後はデザートを。
お腹一杯になりました。
これでもお料理の品数としては三分の二程度かな
どれも美味しくいただきました


実家では大粒のホタテ貝の浜焼きや、焼尻サホークのラム肉(プレサレ)や、毛がになど北海道ならではの食べ物をたくさんいただきました。
今回は食も満たされた帰省旅となりました

翌日は新千歳空港へ向かう前に恵庭の花の拠点へ寄り道して、夏の北海道ガーデン巡りを締めくくりました。
続く

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