旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

イギリスガーデン巡りのフォトチャンネルを作りました。

2018年07月12日 17時27分15秒 | ガーデンの旅~海外編

今日は少し涼しくて庭仕事がしたかったのですが、雨がチラホラ降ったりやんだりなので、イギリスガーデン巡りのフォトチャンネルを作りました。
まずは三つ
写真を各10枚ほど追加しているので、一層雰囲気が伝わると思います。

コッツウォルズ周遊一日観光

 

グレートディクスター☆イギリスガーデン巡り2018

 

RHSガーデン ウィズリー☆イギリスガーデン巡り2018


気に入ったのは何処の風景でしょうか?
ガーデニングや旅行の参考になれば嬉しいです

 

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キュー・ガーデンズ と 自分のお土産

2018年06月26日 17時36分50秒 | ガーデンの旅~海外編

6月18日

帰国日の午前中、荷物をホテルに預けて、キューガーデン(正式名には-sが付いていました)へ行きました。
市内にあるので近いし、世界遺産ですから

前回は工事中だったテンペレ―トハウス側から
1860年に建てられたこの温室を、5年の歳月をかけて改修工事をし、今年5月に再オープンしたそうです。
ラッキー
巨大な温室で、世界の様々な植物を展示しています。

中は綺麗に仕切られており、歩きやすいし見やすいです。
日本のコーナーもありました。


ツリートップ・ウォークウェイを上って歩き、ちょとだけ鳥の気分に

林の中をブラブラとアチコチみながら歩いて、オランジェリー・レストランに着くと、すでに一時間以上経過
此処でランチ休憩しました
長女は近くのロックガーデン等を見たがったので、放って、私は長めの休足と、オランジェリー周りの植栽を見て回りました。
前回見ている場所は、サラッと通り過ぎました、私

なのにキューガーデンズへ来たかった私の目的は、前回改修中だった此処のボーダーガーデンを見るため
「ザ・グレート・ボード・ウォーク・ボーダーズ」と名付けられたガーデンは、歩道をはさんで両側に320mあり、世界で一番長いボーダーガーデンのようです。
期待以上の素晴らしさで、圧倒されました

長いボーダーガーデンのデザインが詳しい植栽のイラストで紹介されています。
このエリアは、半円形です。

植えられている植物のほとんどが宿根草。
色とりどりの植物が、色合いも良く配置されています。
手前のフロミス・ルッセリアーナは、イギリスの他のガーデンでも良く目にしましたから、この時期の宿根草なのでしょう。
組み合わせられているのは赤紫色のアザミのような花の植物でした。

このエリアは、T字路になっており、それに合わせてガーデンがデザインされています。

大概は四角錐のトピアリーですが、此処は四角錐のバラのオベリスクでした。

この辺りから見ると、植物の植栽による色分けが良くわかるでしょうか

所々にベンチも。

実はボーダーガーデン好きの私、ただただ感動し、この通りにかなりの時間を費やしてしまいました
完全にクローズして改修工事をした後のガーデンですから、それまで以上に素晴らしいものとなっていたのかもしれません。

その後はキューガーデンズの「シークレットガーデン」を回り


長い長い長いバラのパーゴラのある「プラントファミリーベッド」エリアも歩きました

キッチンガーデンの設えが可愛い
エンドウ豆を害虫から守っているのです。

ここはミントのコーナーかな
パーゴラには白い蔓バラが

そして、赤い蔓バラのパーゴラの下で、記念に写真を
素晴らしいバラのパーゴラなんですよ


グラスハウス前は、カラフルな一年草の花壇になっています。
前回とは違う雰囲気になっていました。
新しい物を見た感じで、楽しめました。

それにしても、この度のイギリスガーデン巡りの中で、一年草の植栽は、キュー・ガーデンズだけでした。
一年草を植え替えてばかりいる日本の公園とは、価値観が違うのでしょうね。
イギリス人の求める「ガーデン」が日本人と違っているのでしょう。
池には水鳥たちが沢山いて、その姿も可愛らしかったです。
それでも、四分の一ほど見た程度かな
ここも一日以上必要な植物園です。

帰りのフライトに間に合うように、大急ぎでガーデンショップへお土産を買いに行き、地下鉄でホテルに戻り荷物をピックアップして、地下鉄に乗ってヒースロー空港へ向かいました。

楽しかったイギリスガーデン巡り

I'll be back!


 私は面倒くさがりな性分なので、お土産を買うのがあまり得意ではありません
でも、イギリスですから
自分の思い出のために、訪れた場所で少しずつ買いました。

バイブリーではウィリアムモリス柄の鍋敷き
グレートディクスターではガーデンスモック
シシングハーストではナショナルトラストのスカーフ
ウィズリーではガーデングローブなど
F&Mではアールグレイティー
ハロッズでピーターラビット(映画)のトートバッグ
空港でガーデニング雑誌

 並べて見ると、案外いっぱい買ってました
日常で使いながら、最高に楽しかった旅を、ニマニマと思い出しながら生活しようっと

長い間、イギリスガーデン巡りにお付き合い下さり、ありがとうございます
明日から日常に戻ります。

お終い

 

 

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ロンドンオリンピックパークのガーデンとケンジントン宮殿の庭

2018年06月25日 16時24分14秒 | ガーデンの旅~海外編

6月17日

長女もロンドンでの滞在に慣れてきたし、もう遠出をしないので、案内人としての私のミッション(使命)は終了。
後は市内観光とお土産を買うだけとなりました。

この日は長女が希望して、地下鉄に乗ってロンドンの旧オリンピックパーク(現クィーンエリザベス・オリンピックパーク〉のガーデンを見学に行きました。
ロンドンオリンピックの閉会後、一時閉じていたそうですが2014年にリニューアルして公園としてオープンしたそうです。

アートな並木道

らせん状のタワー「オービット」は今も上ることができるそうです。
整備された公園の植栽は宿根草のみ
イギリスは宿根草大国ですね。
今はエキノプス(リトロ)がメインの植栽も、7月は様々な花が咲くのでしょう。

美しい緑の芝生はロンドンの公園らしいです。

植栽の色合いは地味で、グラス類が多用されていました。
ローメンテナンスという事なのでしょうか
それにしても、アチコチのガーデンでグラス類を見ましたし、このパークの「Japanese aria」はススキがかなり植えられていました。

最もカラフルな色合いの一角。

ガーデンから少し道を下る傍らにはワイルドフラワーが
こういったナチュラルな雰囲気が流行なんでしょうか。

何気無いワイルドフラワーは可愛いけれど

 

パーク内の「Great British Gardens」と名付けられたガーデンは、オリンピックの三色のメダルをモチーフにしているそうです。
此処は自然に配慮したビオトープとなっています。
植栽はワイルドフラワー・メドウ

水辺も在りました。
説明書きに「野鳥のさえずりに耳を傾け、池の周りの生き物たちを見てください云々」と書かれていました。

野鳥~いました
日本ではお目にかかれないタイプカラフル

通りのコンテナガーデンもワイルドフラワーなのかしら。
徹底していますね。

一通りガーデンを巡った後、カフェで休憩
キャロットケーキとフラット・ホワイトを頂きました。
椅子がくつろげる

 

オリンピックパークはロンドンでも新市街区のようで、近代的なショッピングセンターやビルが建てられていました。

その様な環境とワイルドフラワー・メドウは、とても対照的でした。
失った環境を取り戻したいのだろうか・・・
ともあれ環境の配慮することは大事ですね。


 

地下鉄に乗ってケンジントン宮殿へ
此処のオランジェリーカフェでアフタヌーンティーをしたかったのですが、超混んでいたうえ予約なしだったので、諦めてガーデンのみ散策

ケンジントン宮殿は故ダイアナ妃が15年暮らした宮殿です。

そのダイアナ妃が愛したサンクンガーデンが、中には入れませんが、通りから拝見できます

白、青、ピンク、黄色の小花やバラで彩られたガーデンの印象は「THE 清楚」
妃のイメージにぴったり
ワイルドフラワーメドウ(写真右)も美しかったです

セキュリティーチェックを受けて宮殿内のギフト・ショップへ。
ダイアナ妃所縁の品が今も並び、衰えぬダイアナ妃人気を感じました。
全世界から愛された故ダイアナ妃は、今もこの地に生き続けているような気がしました。


 

その後、ハロッズへ出向いて、この度の旅行のお土産を物色。
免税店だったらしく、価格が少し割安に
クレジットカードを¥円払いにしたので、更にお得

この夜はロンドン最後の夕食を食べに、滞在中何度かお世話になったホテル側のパブへ行きました。
このパブは朝食から営業していて、家族連れでも一人でも気楽に入れるので、良かったです。
室内はアンティークですが、大画面テレビが設置され、お客さんは皆、ワールドカップサッカーに見入っていました。

フィッシュ&チップスとチキンパイと、私がビールで長女はジンジャエールかな。
地ビールが美味しいんですって


翌日の帰路のフライトが夕刻なので、午前中もう一つガーデンへ行こうと算段し、早く寝ました。

続く

 

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ウィズリー・ガーデンとハイドパーク

2018年06月24日 15時28分04秒 | ガーデンの旅~海外編

6月16日

この日は「女王陛下のガーデン」と呼ばれるRHS(英国王立園芸協会)のウィズリーガーデンへ行きました。
「ガーデン」というより、広大な植物園でした。
このイギリス旅行をTwitterにアップしていた中で、一番反応が多かったガーデンで、植物のコレクションは世界最高規模だそうです。
流石プラントハンターの国

入口のある建物が重厚で、入るとすぐに睡蓮の咲くカナルがあります。
シンメトリーになっている辺り、やはり欧米か

園内の小川に沿って、水辺に適した植物が植えられているのでしょうか。
アスチルべの他に色とりどりのクリンソウ(plimula japonica)が見られました。

とにかく広いので入り口で頂いた地図の「見どころマーク」の場所だけでも回ろうと、ロックガーデンへ
小さな滝のある流れがあり、その中に様々な植物が植えてあります。
この辺りはサラセニアの種類。
このロックガーデンは2005年に日本人造園家によって改修されたのだそうですが、上る時間なく和風スペースには至らず

水があるのでカルガモの親子が散歩中

グラスハウスを見学した後、すでに疲れたのでカフェで休憩&ランチ
広々としたオープンエアーのスペースもあるカフェで、サラダとパイのセットを食べて英気を養う


グラスハウスボーダーを上ると見晴らし山がありました。
振り返ると大きなグラスハウスが
ボーダーガーデンは宿根草がモリモリ育っていて素晴らしい
色合いが抑え目なのがイギリス流か

今回訪れた各ガーデンで、必ずアリウムを見ました
それも花後のシードヘッドを赤味がさすんですね
とにかくイギリスのアリウム愛がハンパナイです

途中でまたカフェを見つけました。
こうしたカフェが園内には何か所か在ります。
カフェの周りの植栽も素敵

そして外せないローズガーデンへ
うねうねと坂道に設えられたローズガーデンは、今が花盛り

芝生と宿根草と白樺か~

坂道を下がる途中でまた上がり別のボーダーガーデン(Mixed Borders)へ。
イギリスのボーダーガーデン愛もハンパナイです

植栽のダイナミックスさといったら

芝生に刈りこみ後…じゃなくてアートが(Lawn Art)が
遊び心があるのですね


コテージガーデンのエリアではバラとネぺタ、ラベンダー、ゲラニウムなどがモリモリ咲いていました。
この辺りに藤のアーチもできるようです。

長女をOakwoodエリアに放って、私はウォールドガーデンで休憩しました
足が・・・
様々な葉色の低木で設えられたガーデンと、それを取かこむ壁の蔓バラ
日本ではなかなか見られない光景かと。


この様な植物園は、はたして日本にあるのだろうか
見どころだけ抑えた、大急ぎの散策でしたが、只々圧倒されました
すべては一日でも回りきれないかも。
帰りのバスの時間を気にしながらの3時間半の滞在でした。

行き方
ロンドンの地下鉄でケンジントン駅 バスターミナルから715番のバス(一時間に一本)で50分ぐらい。
バスが高速道路に入ったら、道路沿いの「Wisley Gardens」の標識がみえてくるので、stopボタンを押しましょう。
寂れたバス停を降りて、橋を渡って数分歩くと着きます。


足は棒のようになっていたけれど、長女がどうしてもハイドパークに行きたいというので、ホテルに戻る途中に寄りました。
私が20代前半にロンドンを訪れた際、勇んでハイドパークに行きました。
だって、英語の教科書に載っていたんですもの。
その時のハイドパークは、何もないただの緑の広場だったような・・・

しかし、現在はその一角にローズガーデンがありました

満開のキングサリの下で語らう人々

お洒落なイングリッシュガーデンです。

ハイドパークは恐ろしく広いので、とりあえず池まで歩きました
ハイドパークの池には沢山のボートと白鳥と水鳥と…側にはカフェも
風が心地よく開放感があります。

ここで軽い夕食にソーセージマッシュを頂きました。
一皿にボユームがあるので、二人で分けて長女はジンジャービールを、私はビールを
イギリスの公園のカフェは何処もお洒落ですし、美味しいです。


この日も目いっぱい歩きました
盛りだくさんの一日でした。
ふくらはぎがパンパンになり、馬油でマッサージして、湿布して寝ました

続く

 

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シシングハーストキャッスルガーデン と テムズ川沿いの公園

2018年06月23日 14時54分23秒 | ガーデンの旅~海外編

6月15日

お天気に恵まれ気分上々の中、シシングハーストキャッスルガーデンへ

1930年代に作家で詩人のヴィタ・サックヴィル=ウェストと、外交官の夫ハロルド・ニコルソンが屋敷を買いガーデンを整備し始めたそうです。
現在はナショナルトラストの管理となっています。
敷地全体はかなり広く、パンフレットには「See overleaf for a longer 3 mile walk 」と書かれていましたが、私たちが見たのはその三分の一のShort Walk(1 mile)です。

シシングハーストキャッスルガーデンの入り口付近には、現在ガーデン内で咲いている花が飾られていました。
タグには名前とガーデン内の場所が書かれています

まずはタワーに上って全景を眺めます。
有名なホワイトガーデンでは、白バラのパーゴラが満開に


イギリスはバラの季節
煉瓦の壁にはアチコチにこのような素敵な光景が

壁のバラも素敵ですが、足元の植物も珍しい品種が
黄色いポピー

煉瓦の壁や生垣で一つ一つが部屋のように仕切られていて、部屋(ガーデンルーム)ごとにテーマがあります。


仕切りを超える度に美しい世界が次々現れる仕掛けです。


小さな池でブルーポピーを見つけました

ガーデン内には石板に白いインクで書かれた説明書きがありました。
注意だったり、説明だったり。


そしてメドウも
鳩小屋のある広々としたメドウには、ワイルドフラワーがソヨソヨ風になびいていました。

初夏のシシングハーストキャッスルガーデンは、花一杯で華やかでした
もっと居たかったけど、とりあえず満喫
お土産売り場もカフェも充実していて、ゆっくり休憩もできそうでしたよ

行き方
ロンドンの地下鉄でチャリングクロス駅 サウスイースタン高速鉄道でステイプルハースト駅
駅からタクシーで£18.50の一律料金のようです。

オンシーズンのせいか駅前にタクシーが停まっていました。
真っ赤なタクシーにビックリ
タクシーがいない場合は、電話で呼びます。
窓に「シシングハーストキャッスルガーデン 云々」と書いた張り紙がありました。

行きのタクシーの運転手さんに、帰りの時間を教えて予約したので、帰りも安心でした


 

ロンドンのチャリングクロス駅はテムズ川沿いにあります。
テムズ川沿いに細長い公園があり、カフェもあったので、其処で休憩
ジャケット・ポテト(ベイクドポテト)を頂きました。

公園ではオープンエアーでチェスをする人たちが

お隣の公園にはこんな素敵なガーデンも


イギリスへ行って感じるのは公園の使い方がこなれている事。
日光浴したりカフェで寛いだり・・・
何より芝生が素晴らしいですものねぇ

続く

 

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グレートディクスターとマーメイドイン

2018年06月22日 13時07分41秒 | ガーデンの旅~海外編

6月14日
いよいよ公共交通機関を使ってガーデンを巡ります。

まずはグレートディクスターへ。
この日だけお天気に恵まれず、冷たい霧雨が降る中の見学となりました。

有名なガーデンライターでもあった故クリストファー・ロイド氏のプライベートハウス&ガーデンで、亡くなられた後も引き続き守り公開されているようです。

この少し傾いた家は15世紀半ばに建てられた物。
室内の見学は14時からだったので、11時ごろに着いた私たちは、雨の中それまでは待てないので断念

 


ウォールガーデン内の鉢植えの植栽。
コンテナをまとめて置いていると地植えのようです。

初めて訪れたグレートディクスターの印象は「トピアリーとメドウ
個性的なトピアリーの点在するガーデンの下草がメドウ(草原)になっています。
入口にもメドウが広がっていて、このガーデンがいかに「メドウ」に力を入れているかがわかります。
それは昨春に受講したグレートディクスターのペリーロドリゲス氏のセミナーでも強く訴えられていたので、とても気になっていました。

この花は、この地域の自生種だそうです。
私たち日本人には「メドウ」という考えは今ひとつピンときませんが、現在のイギリスでは一つのムーブメントのようです。


可愛い


植栽も、初めて見る組み合わせで面白い
色だけでなく、形や質感などの違った植物を組み合わせています。

ロングボーダーガーデン
一つ一つの植物の塊が大きいです

その中でも、赤い色がチラチラと目立ていました。
イレギュラーだけど心地良いリズムのある・・・って言うのでしょうかね~色の組み合わせが印象的でした。

真紅のポピー

一番気に入ったのは大きな黄色い花の植物。
ジャイアントフェンネルだそうです。
「でも毒があるので、フェンネルだけど食べられないんだよ」と、ガーデナーさんが教えてくれました。
沢山のガーデナーさんが作業していて、「こうして素晴らしいガーデンは守られているのだな~」と感心

サンクガーデン(sunk garden)
この辺りで雨が強くなり、上手く写真が撮れていませんが、沢山の植物が綺麗に咲いていたんですよ


行き方
ロンドンの地下鉄でチャリングクロス駅サウスイースタン高速鉄道でアッシュフォード駅ローカル線に乗り換えライ駅
ライ駅から344番のバスで20分ぐらい。
バスの運転手さんに「グレートディクスターへ行きますか?」と訊いたら、「バスが停留所に近づいたら叫んであげるよ。」と言ってくれたので、安心して乗っていけました。
イギリスのバスは停留所の名前を事前に予告しないので本当に困りますが、初めてのバス旅だったので助かりました。
感謝感謝


 

バスの時間が多くないので、もう少しガーデンに滞在したかったけど諦めて、ライの街を散策
雨だったので、あまり回れなかったのですが、雰囲気だけは

観光案内所によって街の地図を貰い、マーメイドインを探しました。
以前ライを訪れた際に、そのホテルの玄関前だけチラ見だったので、次回は店内もじっくり拝見したいと思っていました。
丁度ランチタイムだったでの、ラッキーにもランチしました

レストランの窓にはめ込まれたステンドグラスは、このホテルの象徴かな
ライオンの顔の人魚

築600年の建物の中身はリアルアンティーク
落ち着きがあって、素敵です

サーモンBLTサンドを頂きました
カトラリーが銀食器で~本物~
美味しかったです

3年前、またいつか訪れたいと願っていた異国のレストランに、こうして来られるなんて
自分の幸運に、密かに感動しました。

この度のイギリス旅行ではグーグルの路線検索が大活躍
スマホの位置情報をONにして置けば、日本語でもアクセス方法が提示されます。
長女は英語版の乗換案内なども使い調べていたので、思いの外上手くいきました。
バスに乗っても降りるバス停までの距離や道のりがスマホの画面で見られるので、バス停の名前が分らなくても、なんとなく想像がついて運転手さんに訊くと当たってたり
ロンドンの人々は観光客に慣れているようで、インフォメーションが親切で、それが何より助かりました。
オリンピックのせいでしょうかね~
東京もこうなると良いな~なんて、2年後に思いを馳せたりしての、旅となりました。


続く

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コッツウォルズ周遊1日観光ツアー 6月13日

2018年06月21日 15時24分01秒 | ガーデンの旅~海外編

6月12日に日本を発っても、時差のせいで到着は12日。
その日は疲れていたので休憩し、翌日の13日にロンドン発の「憧れのコッツウォルズ周遊ツアー」に参加しました。
バスに乗って、コッツォルズの村々を巡るツアーです

一つ目の村はバーフォード
コッツウォルズは、はちみつ色の石造りの建物が並ぶ風景が素敵
その中でも壁に蔦やバラを這わせたり、ハンギングバスケットを飾ったりと、可愛らしい風景を見つけると嬉しくなります

バス停でさえ絵になるのよね~

どの村にも教会があり、それぞれに個性のある塔が立っています。
バーフォードの塔は尖っているタイプでした。

教会のステンドグラスも素敵でした
有名なパン屋さんやアンティークショップなど、お店が色々ありました。


 

次に向かったのはバイブリー
ウイリアム・モリスが「英国で最も美しい村」と賞賛したそうです。
まさにその通り
村を代表するこの「アーリントーロー」は14世紀に建てられたそうで、今はナショナルトラストの管理下にあるそうです。

家の壁には薔薇やハニーサックル、クレマチスなどが誘引されていて、まさに洋書で見て憧れていた風景そのものです。

観光地だけ綺麗なのか、というとそうではなく、村の一般の家々も素敵な庭を作っているようです。
間違えて入ってしまう人がいるそうで「立ち入り禁止」の立札もありました。

川の水がとても綺麗で、マスの養殖所回りの川沿いの植栽も素晴らしい。
正面に見えるのは「ザ・スワン・ホテル」

この度の旅行でアチコチで目にした一重のバラ
原種系のバラなのでしょうか
景色に馴染んでいます

この村が一番気に入りました
もっと居たかったです。


 

バスは「コッツウォルズのベニス」と言われるボートンオンザウォーターへ
沢山の人々が川沿いの芝生で寛いでいました。

水辺も素敵ですが、こんな石壁の小路を歩くのも楽しかったです。
先を行く長女

この村でランチタイム
私たちは可愛い石造りのお店で「クリームティー(スコーンとクロテッドクリームと紅茶)」を頂きました。
スコーンが大きくて丸パンのようでした。
クロテッドクリームが濃厚で、たっぷりつけて食べると一つでもボリューミー

この村は商業施設が多々あって、景色以外に見どころを作っているようです。


 

最後の村はストウ・オン・ザ・ウォルド
ここの聖エドワード教会の塔は四角

通りの一角もお洒落で、ガーデニング雑誌で目にしてきた光景そのもの

この村もお店が多かったです。
買い物にあまり興味のない母娘は、ただブラブラと街歩き
それだけでも楽しく、コッツウォルズを堪能しました

前回同様今回も「本当によく残しているものだ」と感心しました。
日本なら観光地となれば、すぐに商業的な色がついてしまって(宣伝用の幟を立てたりetc.)本来の姿を堪能できない所が多々ありますが、何世紀も前の当時のままに残しつつ、今もなお人が住んでいるのですから、価値観の違いに驚きます。
ナショナルトラストの力だけではないはず。

更に詳しい街の様子は、後日フォトチャンネルにアップしようと思います。

 

イギリスガーデン巡りは続く

 

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イギリス ガーデン巡り 2018June

2018年06月20日 12時19分04秒 | ガーデンの旅~海外編

昨日帰宅しました
この度はガーデナーの長女のお勉強をかねていたので、ほぼガーデン巡り
私にとっても喜ばしい旅でした

今日は何処へ行ったかのご紹介だけ。
訪れたことのある方は「あ~、此処ね」と、訪れたことの無い方は「行ってみたい」と感じていただけると幸いです。

一日目はコッツウォルズの村巡りへ

 

二日目はグレートディクスターガーデンへ

 

三日目はシシングハーストキャッスルガーデンへ

 

四日目はウィズリーガーデンへ

 

五日目はロンドンのオリンピックパークのガーデンへ

 

最終日はキューガーデンへ


お天気にもマズマズ恵まれ、どの景色も素晴らしく、充実した旅になりました

毎晩ホテルで、一日歩き回って疲れた足をマッサージしながら ガーデン巡りをしてきました。
今回はオプショナルツアーは一日目だけで、後はほぼ公共交通機関を使って巡ったので、その情報もお伝えできると思います。

ぼちぼちアップしていきますので、お楽しみに

 

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ラッセル・スクウェアで朝食を

2015年07月03日 09時54分01秒 | ガーデンの旅~海外編

最終日の朝、「ロンドン最後の朝食は此処で食べよう」と決めていた、ホテル近くの公園ラッセル・スクウェアのカフェへ。

朝8時ごろ、公園カフェでは出勤前のサラリーマンや地元の方など、すでに朝食をとっていました。
涼しいし、なんといっても藪蚊が居ないので気持ちが良いの
オープンエアーで食事をしている方もいます。

私はフル・オブ・イングリッシュブレックファーストを注文。
ベイクドトマト、ベーコン、目玉焼き、豆、ソーセージ、マッシュルームがお皿に盛られていました。
そしてブラウン・トーストとミルクティー
自宅でも食べないシッカリした朝食。美味しかった

 

帰国のフライトは午後だったので、食事の後公園内を観察。
 
ホテルに到着してすぐこの公園に気が付き、足を運んで、その気持の良さにビックリしたの
市内のビル街(と言ってもレンガ造り)の公園ですが、どうやら1800年代に造られた由緒正しい公園のようです。

「スクウェア」の名の通り正方形の敷地で、中心に小さな噴水があります。
大木が何本もあり、木陰が気持ち良いの
木のトンネル(ここにも在った)や

マメツゲで囲まれた植え込みやトピアリー

銅葉の低木を中心に置いた宿根草群の植栽。
マジェンダ色のオールドローズや、ラベンダー、フランネル草、黄色の花は何かしら?等の色合いがなんともシックで、落ち着きがあります


中にはアーティチョークを植えてある所も。


そしてフクシアの木
他のガーデンでもよく見かけたのですが、「フクシアは木」だったのだと、改めて感じ入りました。
気候が違うと同じ植物もこんなに違って育つ・・・と言うかこれが本来の姿なのでしょう。

 

一番大きな植え込みには、バラや紫陽花、デルフィニウム、ゲラニウム、ネぺタ、ヒぺリカム、ポピー、エルサレムセージ等々
沢山の植物が植えられバラエティ豊かで、それでいて統一感がある…
赤と黄色主体の日本の公園の植栽との天と地ほどの違いに、到着初日から驚いたのでした


熱心に写真を撮っていると、背後に視線を・・・
目を向けるとそこには蛍光色の作業着を着て、一輪車を押してきた大柄な男性がこちらを向いて立っていました。
怪しまれてはならない
「私は日本からきました。この公園は素晴らしいです 日本は一年草ばかりだけど、此処は宿根草がたくさん植えてありますね。」
と話しかけると、彼は
「私は此処担当のガーデナーです。他にクイーンの公園(どこ)と〇〇も担当していて、毎日作業に来ているんですよ。」
と教えてくれました。

元朝青竜関似のモンゴル人のガーデナーさん、お仕事頑張ってください
おかげで最終日、朝から良い気持ちで帰国の途につけます


サヨナラ、ロンドン

そしてヒースロー空港まで、約一時間地下鉄に乗って向かったのでした。

 

短い滞在でしたが、本当に充実した、収穫の多い中3日間の旅。

でもまだ、ウィズリーも、べスチャトーも、キフツゲートだって行ってないし、
一度は本場のガーデンショウを観てみたい・・・
私のイギリスガーデン巡りの野望は膨らむばかり

なので

I’ll be back!

 

お終い

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イングランドの海峡の街 と ロンドンでのエピソード

2015年07月02日 20時35分55秒 | ガーデンの旅~海外編

シシングハースト・カースルガーデンを後にしてツアーバスはイングランドの海辺の街へ。

ヘイスティングスは海辺の観光地だそう。
イギリスの海辺は初めて
小さなケーブルカーで丘に登ると見えた海はドーバー海峡


ショッピング街にはアンティーク屋さんやカフェやお土産屋さんが。
お店の前にシンメトリーのツゲの丸いトピアリーをまた見かけ、イギリス人はよっぽどこの手のコンテナが好きなんだな~
と、ある意味感心しました。

 
この街にきたら食べようと決めていたフィッシュ・アンド・チップス。
ふらりと入ったお店の名前は「マーメイド」。それっぽいでしょ
此処もそうですけど、ボリュームが・・・日本人には多過ぎですが、サクッと揚がった白身魚は美味しかったですよ
海沿いにいくつもシーフード料理のお店が並んでいましたし、お天気が良かったので、パラソルのテラス席も沢山ありました。

 

ヘイスティングスを後にして、次は歴史ある中世の海辺の街ライ

13世紀より国直轄の港町として栄え、14世紀には密輸業者(海賊)が闊歩していたそうです。
その後地形の変化等もあり、街は衰退し、そのままの状態で残ったのだそう。

密輸業者(海賊)が集まったパブ兼ホテルマーメイド・イン」も当時のまま。
お店の中を拝見すると、所々歪んだ真っ黒い古い柱が
よく朽ちずに今も存在していたものだと、驚きました
古い柱はこのホテルだけでなく、街のアチコチで見かけました。

この「頭はライオン胴体は魚」がライの街のマークだったそうです。

此処にはドーバー海峡から攻めてくる外国軍から街を守るための要塞がありました。
この旗はイングランドの旗。

丘の上の聖メアリー教会の時計塔から街を見下ろしていると、カモメが~

サヨナラ~カモメ~


 

そしてロンドンへ戻りました。    


 

車窓に見えてきたビッグ・ベン
あ~、何ともロンドンです。

今日が最後の夜となるな~。
中3日の旅だもの、一瞬だったけど、とっても中身の濃い滞在だったわ

 

最後の夜に、まともな夕食を食べたかったのですが、昼に食べたフィッシュ・アンド・チップスのボリュームがありすぎて、あまりお腹が減っていない
そうだ、イギリスビールを飲んで帰ろう
と思いたち、リージェント・ストリートをブラブラ歩いて目に入ったお洒落なテラス席のあるレストラン
近づいて看板を見ると好物のオイスターではありませんか
此処は美味しいに違いない
なかなか鼻が利くんですよ~好物には

中に入るとカウンター席を案内され、早速エールビールと生牡蠣を注文。
これが美味しいったら
生牡蠣を追加注文してしまいました

 

すると、近くに座ってスパークリングワインを飲んでいた英国紳士に話しかけられました。
あなたは日本人ですか?」
って、日本語で。

外国の方々は、日本人と中国、韓国人の区別がつかないと聞きますが、紳士が見抜いたことに一寸ビックリ
はい、そうです
と、日本語で答えると
私は日本語の勉強をしています。」
と言うので、此処は紳士の勉強のために日本語を話さなくては
(本当は自分の勉強のために英語で会話がしたかったけどね

紳士の英国人の奥さんが宝塚歌劇団の大フアン(追っかけ)で、その影響で紳士も月組の〇〇さんのフアンなのだとか。
タカラヅカ、恐るべし
「ベルサイユのバラ」の話で一寸盛り上がりました

牡蠣を追加注文すると、カウンター内の英国人のチーフウエイターさんが白ワインを一杯持って来て、
牡蠣にはビールよりこのワインが合うから飲んでみなさい
と、言うの(英語よ)
すると紳士が
コレは店のおごりです
と教えてくれた(日本語で)ので、テイステイlングに頂くと、超美味しい~ 一杯儲けちゃった
けど、私はビールが飲みたかったのだ~

そんな一寸した地元の方々とのふれあいトークにも満足し
これがロンドン最後の夜なのです。」(英語)
と言いながら、支払いを済ませると、チーフウエイターさんが
来週、予約の電話をくれるのを待っていますね」(英語)
だって。

紳士曰く、どうやらこの「BENTLEYS」は相当に有名なお店だそうですよ。

あ~また来たいわ、このお店にも

そしてホテルに帰ったのでした。

続く 

 

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