三菱ジープ互助会

全国の三菱ジーパーとの連携の輪を拡大しよう。
≪設立の趣旨≫
①修理情報の共有
②J3等車両研究
③部品調達他

昭和飛行機製PTOのもととなったKOENIG社製モデル50のスペックを再確認するため同社に接触してみます。その⑦

2020-07-31 20:58:09 | 日記
静岡のcasablankaさんから、昭和飛行機工業製2本レバーPTOウインチのその後の状況について連絡を頂きました。またまた新しい工夫が必要となった模様です。

 《casablankaさんからのメール》
 PTOはあっさり取り付きました。(ただしガスケットは若干の加工が必要です)PTOがなんとかなっても、今度はPTOのドライブシャフトの取り付位置が、かなりタイトで、なかなか取り付けに苦労したようです。PTOとウインチが、連結したのはいいのですが、今度はステアリングダンパーにPTOのドライブシャフトの自在継手が当たってしまうので、干渉を避けるためにはステアリングダンパーの取り付け位置を少し下げる必要があります。私は、自分で鉄工所と車の溶接が得意な板金屋に相談に行き、新規に部品を作ってシャシーに溶接しようと思っています。なお、今回のPTO取り付けは、知り合いの紹介で今回車検をお願いした(車幅をノーマルに戻すことと、ウインチ装着による車両全長の構造変更を同時に実施したので、三菱ディーラーでの車検は無理でした)街場のモータースにお願いしました。ウインチ一式の取り付けは、とても私一人ではできない世界でした。
※ジープの姿も購入時のカスタム車とはイメージが全く変わったので、全て終わったら、もう1度ジープの画像を送ります。
以上のことや整備書から、J53は機械式ウインチも踏襲しているが、すでに、三菱は電動を前提にしていたのでは?と考えています。しかし、私は、取り付けや取り回しが簡単な、電動では味気なくて、古臭い機械式の方が好きです。

 《ステアリングダンパーの図》
 

《どこにも正解はありませんが今回の実践を通して分かったこと》casablankaさんも私も同じ意見でした。
 
 昭和飛行機工業製のPTO一覧表には、AからDの打刻でもって対応するウインチを管理しているような表現はありますが、J3世代よりあとの車種については、ガソリン車用もディ―ゼル車用もほぼ同じ部品であった可能性が高いと考えられます。具体的には、今回casablankaさんは打刻Dの4G53エンジン用の2本レバーPTOをほぼポン付で打刻Cのグループに入るJ53に装着できてしまったのです。それと打刻のお話を致しましたが、今回casablankaさんからの連絡では、PTO本体のどこにもAからDの打刻はなかったようです。このあたりも情報量が少ないため結果的に奥が深くなっています。
 
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ソロモン諸島の盟友の息子さんはあのCAで本日も元気そうで安心しました。その④

2020-07-30 21:15:12 | 日記
インターネットを検索してもソロモン諸島に関する情報は実に少ないですね。私が出張していたのは早26年も前になります。当時8歳くらいの坊やであったHans Wangが今や30代後半の実業家になっているのです。時間が経つのは本当に速いですね。さてさて、同国の経済状況や治安状況は、今も昔もおそらくそんなに変わっていないと思いますが、日本の意外な企業が現地で活躍していました。皆さんもご存じの『北野建設』。彼らはソロモン諸島政府からのオーダーで首都ホニアラの幹線道路の整備、ホテル建設に従事していました。首都ホニアラには『北野ホテル』という日本のホテルと勘違いする名前のホテルがあり、私が日本から出張する際は故Alex Wangさんは必ずこのホテルを予約してくれました。それともう一社は、マルハニチロ。現地に缶詰加工工場を持ち、日本を含む各国に同国から缶詰輸出を行っていました。優秀な日本人幹部が駐在して現地社員を統率されていました。
昨日ネットサーフィンをしていて『こんなところに日本人』という番組の動画を見ました。2016年頃に製作されたもののようでした。皆さんあまり認識されていないようですが、1990年代当時は、ソロモン諸島や近隣のパプアニューギニアではマラリアが蔓延しており、日本政府からの支援で、首都ホニアラにはマラリアセンターという大規模な病院もありました。その頃はマラリアの飲み薬で日本人が多数死亡し、日本国内でのマラリア予防薬の販売が禁止されました。そのため止む無く私は出張先の現地パプアニューギニアで薬を調達していました。物凄く大きな錠剤で飲みにくく、飲めば必ず下痢をするという状況でした。一方で日本から持参した蚊取り線香は実によく効きました。4日間の出張からの帰国の際には、ディストリビューターの皆さんに箱で買ってきたキンチョウの蚊取り線香をお土産に置いて帰りました。故Alex Wangさんをはじめ現地の方々には非常に好評で、毎回お土産に持参したためとても喜んでもらえました。だいぶ記憶が戻って参りました。
外務省のHPに現北野建設社長の記事が出ていました。私の記憶もまんざらではなかったようです。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/page23_002507.html

 

北野貴裕×ソロモン諸島 日本らしい国際協力とは
(写真1)きたの たかひろ 北野建設代表取締役社長
きたの たかひろ 北野建設代表取締役社長
 1963年生まれ。祖父,父が創業した北野建設株式会社に入社。副社長などを経て2007年より現職。在京ソロモン諸島名誉領事,太平洋協会会長,全日本スキー連盟会長も務める。同社は,国内はもとより,ソロモン諸島やパプアニューギニア,サモア,トンガなど太平洋島嶼国,さらにアジア・中東・アフリカなどでも積極的に事業を展開している。

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新しくメンバーにご参加頂いた都内在住のAGさんからデンソーカーエアコン取付工事要領書J37系をデータで頂戴しました。その④

2020-07-30 20:11:26 | 日記
今までに試したことのないアプローチを実行しております。確かに新潟の hi_ymkwさんの見方は新しいですね。三菱の小型トラックから何か糸口が見いだせないかやってみようと思います。よく考えると確かに4DR5エンジンを搭載したFEキャンターには、クーラーではなくエアコンが設定されていました。おそらく4G5系エンジンと同様に、その当時のエアコン部品を見つけて装着することは難しいかも知れません。諦めずにトラック用の汎用エアコンの線からもう一度再調査を行います。

《J37用デンソー製クーラー取付要領書から》
 

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新しくメンバーにご参加頂いた都内在住のAGさんからデンソーカーエアコン取付工事要領書J37系をデータで頂戴しました。その③

2020-07-29 20:34:58 | 日記
三菱ジープ互助会のプロジェクトには現在のところ入っていませんが、三菱ジープ用のクーラーは何ともしがたい状況が続いています。電気の専門家の方からは良いご返事は頂けないようです。三菱自動車が後付けとして三菱ジープ用に設定したのが、J37ロングガソリン車用のみです。まじまさん情報によると工夫して、J57やJ59にも装着事例があるとのこと。また、これまで考えもしなかったことですが、新潟の hi_ymkwさんからは、4DR5のディーゼルエンジン搭載車への小型トラックキャンターからの移植取り付けの可能性のお話も頂戴しました。三菱ジープに乗る方の平均年齢もかなり上がってきていますので、この問題が解決されれば皆さん相当にハッピーになると思われます。平行して考察を続けているPTOウインチ以上に、このクーラーに関する情報も少ないです。どのような情報でも結構ですので頂戴できましたら助かります。私は、FE,FBキャンターシリーズのクーラー?エアコン?を少し研究してみたいと思います。かなり煮詰まってきております。

 《クーラーのガス交換についてのhi_ymkwさん情報》 
いつも楽しく拝見しております。
jeepにエアコンを付けようなんて思ったこともありませんので大きなことは言えませんが、冷媒のお話を。R12フロンガスは容易には手に入らないので代替ガスを入れる場合の話です。
マツダボンゴの後付エアコンのレトロフィット(デンソーの用語で冷媒をR12フロンガスからR134a代替フロンに入れ替えること)をしたことが小生ございます。
作業前に調べたことを以下に書きます。
1.圧縮機の潤滑のために冷凍機油を冷媒に溶かしていますが、R12用の油はR134aには溶けないので潤滑が出来なくなりコンプレッサーが最悪の場合焼き付きますからR134aに溶ける
ポリアルキレングリコール(PAG)系冷凍機油と入れ替えなければいけません。私はコンプレッサーを取り出して逆さまにし(吸入、吐出口を下にして洗浄、1日置く)中に残っている
油を出しました。
2.コンプレッサーがR134aに対応できるかどうかはメーカーに聞いたほうが良いと思います。
3.点検ポート(高圧・低圧)の口金もR134a用のアダプターを付けます。

 《クーラーガスについてのまじまさん情報》
塩井さま、メールではご無沙汰しております、まじま@J57です。ウチのクーラーは、10年程前に私のJeepの主治医である日本ジープセンター川崎(JJC川崎)でエンジンのオーバーホールを
お願いした際に、一緒に取り外しているので、そのタイミングでR134対応にしてもらっています。別にパッキンをR134に使えるものにするだけで大がかりな改造は必要ありません。

 《コンプレッサー吐出量に関するhi_ymkwさん情報》
まじま様仰せの通り改造と言っても冷媒と油、O-リングの交換くらいですからね。エンジンO/Hする際などエア・コンを外さないと治せない修理ついでに冷媒入れ替えすれば
確かにレトロフィットに要する余計な手間と費用はかかりませんね。
プーリーなどについて。
G54Bエンジンは分かりませんが4DR5は数世代前の1.5tキャンターにも載っていましたのでエア・コン車なら2列のクランクプーリーとエア・コンセットも同時に捕れるかもしれません。
(形式を調べましたらFE1,2系(丸目4灯)FE3,4系(角目2灯)で平成初期最終生産でした) コンプレッサー吐出量だけで比較しますとJ57用は110cc、豊田自動織機のHPを見たら
最近の軽自動車用が60cc。普通車用は130cc,最新式は可変容量の0~140ccなんていうのもありました。
自動車電装に関しては門外漢の小生にとって空調は奥が深く、できれば触りたくない分野です。

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SHARPさん ありがとう。日本製マスクを受領しました。

2020-07-28 19:55:49 | 日記
日本人は約束したことは必ず守ります。本日、佐川急便でマスクを受領しました。本当に今回のSHARPさんの決断とその実行力には脱帽です。したたかな戦略がそこにはありました。コロナ渦で足元がふらついている企業さんは見習わないとです。

 

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