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今年も雪上テント泊 後編

2011-05-08 22:24:39 | お山歩き
夕方の誰もいない山頂を満喫しテントまで戻って来てもまだこの明るさ。
そして快晴で気持ち良い。
しかし寒い。
今回は温度計を忘れてきたので計測はしてないが、風も少なからずあって体感温度低め。
体が冷えてしまう前にアンダーウェアを替え、防寒ウェアを着込み晩飯の準備に取り掛かる。


ブラックダイヤモンド ファーストライトが2張り。
写真では黄色っぽく見えますが、ワサビカラーで新型。
これを一度に2張りも見れるというのはかなり珍しい光景。
このテントはシングルウォールの軽量テントで、憧れの雪中テン泊に備えて買うた一品。
そう、3月にアップしていたものがコレ
よって今回がフィールドデビュー!
今まで使っていたものと何がどう違うかということについては、また別ネタで(笑)


(左)家では第3のビイルしか飲まんけど奮発してエビス、そしてそれを天然の冷蔵庫でビイルを冷やす。
(右)散らかっているテント内はこんな感じ。


(左)一通り準備しても周囲はまだ明るく、遊んでます。
(右)さあ、晩飯!
私はパスタを用意してきましたが、ぼんさんはヤキトリにメンチカツ、ウィンナーとガッツリ系をどっさり準備されていて、コンロで焼いてご馳走になりました。
それを入れてきた結構大き目のクーラーバッグが出てきたときにはビックリ!
飯食って呑みながら色んな話をして楽しみます。

そして暗くなるにしたがって、一気に気温が落ちていき寒くなってきます。
気付いた時には既に0度!
これは夜半に氷点下間違いなし!
なので飯を食い終えた後は、テント内で談笑。
ぼんさんとは同年代だということが分かったので山のことや自転車、家庭のこと等々多岐に話題が広がり、時間もあっという間に過ぎていきます。
そして21時過ぎにお開き、それぞれ寝ることにします。
しかしこの時既に問題だったのが、新調したスリーピングマットがテント内でズルズル滑って安定しないこと。
テントを張った場所が少し傾斜していることと、テントのフロアとマットの摩擦係数が低いこともあって、マットに座っていてもそれごとテント内の端まで滑り落ちてしまうのである。
これには困った。
安定して止まる場所があればよいのだが、ズルズルと滑ったままだとテント変形もありえるので都度元に位置に戻してやらなければならない。
これは超面倒だ。
こんなんで寝れるのか?

→ 眠れない。

明け方まで熟睡したという感じはなく、ウツラウツラしていた感じ。
やはりテントを張るのには極力フラットな場所を選びましょう。
でもその滑りやすいという点を除けばこの新型マット、地面(雪面)からの冷気を全く感じさせることなく、その効力を感じさせてくれた。
しかし滑るというのは致命的な気がしないでもないが・・・。
ところで、私のシュラフはモンベルのU.Lスーパースパイラルダウンハガー#4でかなり薄手。
なので寒さが予想される今回は、上に長袖中厚手アンダーウェア→ハーフジップマイクロフリース→ウィンドシェル→インサレーション、下は中厚手長タイツ→アルパインパンツ、そしてソックス重ね履き。
これだけして寒さを感じることはナシ!

で、夜明けの時間。

ちょうど5時前に外に出てご来光を待ち写真を撮る。
ちょっと雲が多かったが、まあ良し。
太陽の左手の高い山は乗鞍、右手は御嶽。


こちらは西側。


(左)寝不足なのに何故か目がギラギラしている私です。
(右)私の使っている携帯には電子コンパスと日本百名山の位置を示す機能が付いている。
ということはぼんさんに教えてもらって初めて知った(笑)
現在槍ヶ岳を表示中。
でも、方向ずれてます(爆)


(左)天気も良さそうなので今一度山頂まで行くことにする。
(右)朝からこの斜面を登ると一気に息切れ!
そして気温が低い為雪面が凍って前日のようには歩けない。


上る太陽を背に雪面をトラバースする。
イイ画だ。


夜明け後の山頂稜線と祠。
当然誰もいない。


当日一番乗りで二礼二拍手一礼でお参り。


(左)写真では分からないが実は寒い
(右)サイコーだぜ!バンザイ!


向こうに見えるは白山。
そしてその下には雲海が広がる。
絶景かな絶景かな。

朝イチの山頂を満喫したらテントまで戻る。


(左)クレバス、危険だ。
(右)テントに戻って朝飯。 メニューは焼きウィンナー(ぼんさん提供)、トマトスープ、おにぎり。

そして撤収準備。
ザックから散らかし放題散らかした物を元通りに詰めていくのは時間が掛かる(汗)


(左)さて、パッキングも完了しテン場で最後の記念撮影。
(右)下りは上りに比べて掛かる時間が少ないが、足に負荷が掛かるので辛い。


山頂からも見ていた白山が何故かその時よりも近く感じる。
不思議だ。


(左)急斜面を下る。 滑落に注意。
(右)で、登山口直前の沢渡りまで戻ってきました。 ここは気が抜けない!


(左)沢の水をカップでガブ飲み。 冷たい!
(右)最後の林道歩きで、初めてザックのトレッキングポールホルダーを使ってみた。 結構便利かも。


上の方はまだ芽吹いていない木々が多いが、林道付近は標高が低いこともあって新緑がとてもキレイ。
そしてそこに山桜も混じってます。
癒される。


(左)最後の林道歩きはしゃべりながらダラダラ歩きます。
(右)そしてゲート着、お疲れ様でした!

なんだかんだで行けるかどうか気を揉んだGWの山行き。
終わってしまえば天候にも恵まれ良いコンディションで今年も楽しめ、今回そして今後のために新しく導入した道具も使え満足だ。
そして同行してくれたぼんさんに感謝!
また行きましょう!
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (AUeno)
2011-05-09 05:09:34
どれも綺麗な写真ですが特に「上る太陽を背に」の写真はめっちゃカッコイイ!!
Unknown (ぼん)
2011-05-09 12:49:22
早朝の山頂はとても気持ちよかった
しかし山頂からの下りは地獄の恐怖を味わいました(笑)


来年もぜひご同行させてください!
AUenoさん (PEANA2)
2011-05-10 00:02:08
シルエットがいいでしょ?

私じゃないんですけど(笑)
ぼんさん (PEANA2)
2011-05-10 00:03:52
夕方、夜、そして夜明け、どれもこれも貸切。
こんな贅沢ありませんよ。
ホンマに。

来年も行きましょう!
Unknown (ロラおとこ)
2011-05-10 09:52:57
アニキ、ごっつい楽しそう!!!
シングルウォールテント買おうと思ってる
ので詳細インプレ、機会があればお願いしますー。
ローラーアニキ (PEANA2)
2011-05-11 00:34:47
アニキ、ファーストライトの紹介ネタ書く予定!
お楽しみに!(笑)
Unknown (ななパパ)
2011-05-11 23:20:01
私も新しいテント欲しいです。
今、欲しいのはNemo Meta 1P。
トレッキングポール1本で設営できてコンパクト。
でも、山キャンプなんて行く時間がありません。
カメラも買っちゃったし…
ななパパさん (PEANA2)
2011-05-12 23:03:37
山行きましょう!
ヤマ!

テント買いましょう!
カメラもいいけどテントも!(笑)

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