一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

年賀状、まだ書いてません

2022-12-31 15:28:29 | プライベート
ここ1、2年はお盆もゴールデンウイークも年末年始もない生活をしているのだが、きょう大晦日は奇跡的に時間ができ、ちょいと買物をしてきた。
まずは神田駅近くにある「靴のヒカリ」である。数年前の御徒町店に続き、ここ神田店もきょうが営業最終日。当然セールがあって、1足購入は20%引、2足購入は30%引である。
先日も2足買ったのだが、きょうも買う。やたら軽いDUMLOPのスニーカー2足(4,950円・6,600円)と、革靴(9,900円)を買った。これらが30%引になり、さらにポイントを使って、14,918円。かなり安い買い物といえるだろう。神田店、ありがとうございました。
次は秋葉原まで歩き、ヨドバシAkibaで、USB3.0のHUBを買った。
実は私は、今年もまだ年賀状を書いていない。
昨年はプリンタが壊れたまま新しいのを買わなかったので、手書きの年賀状を出し、恒例の10大ニュースは6月くらいまでに再度投函する予定だった。だが月日が経つのが早く、友人に10大ニュースを知らせないまま、もう年末になってしまった。
プリンタだけはこの5日に15,950円も出して買ったのだが、毎日だるくて、やっと前夜に、函から出した。ところがプリンタのシステムをインストールしようとしたが、我がDELLのPCはUSBの挿入口が1つしかない。これでは同時にプリンタを繋げられず、HUBを買う羽目になってしまった。1,620円は大誤算だったが、ポイントを使ってタダになった。
蛇足だが、きのうヨドバシカメラ上野店に行ったら、BD-R・6倍速10枚入りが1,100円で売られていた。もちろん買ったのだが、これ、先日は1,620円で売られていたと記憶する。
とすると、私が買ったプリンタも歳末大売り出しで、激安になっている可能性がある。
だけどコワくて、プリンタ売り場には行けなかった。
さてヨドバシAkibaには文具店も入っている。
めいとおいにあげるお年玉を入れるポチ袋がいる。だが、キティちゃんのそれが3枚入りで220円もした。こんなん、原価はいくらもしないのに、どういう価格設定なのか。著作権料がかかって、べらぼうに高いのだろう。しかしこのデザインが気に入ったので、スヌーピーのそれと、2つ買った。
ほかは筆ぺんも買うつもりだったが、定価販売なのでやめた。
さらに多慶屋まで歩き、みかん飴とブルーベリーを買った。私は目が悪いので、ブルーベリーは常備食である。
多慶屋も文具店が入っているが、ディズニー系のポチ袋が、定価税込み110円の2割引で売られていた。筆ぺんに至っては3割引。ヨドバシAkibaで筆ぺん購入を我慢したのは正解で、ここで買う。やっぱり多慶屋は安い。
次は小諸そば御徒町店で、年越しそば(二枚もり)をたぐる。大晦日だから客も多く、そばもどんどん出るからゆでたてで、しかも量もあった。これなら380円も惜しくない。
食後は自宅での年越しそば用に、持ち帰り用を買った(9人前・2,210円)。
さらに足を伸ばし、上野駅近くの「みはし」であんみつを買った(3つ・1,440円)。
以上、(3465+4620+6930-97)+0+(220+220)+(734×2+116)+(380+680×2+850)+(480×3)=20,972円。
散財したようだが、今年は年末ジャンボ宝くじを買わなかったからよしとする。

さて、これでいよいよ年賀状を書けるわけだが、昨年のも今年のも、肝心の10大ニュースが決定していない。もう、無味乾燥な毎日なので、ニュースがないのだ。いまから少しでも進めればいいのだが、なんか気分が乗らず、ついテレビを見てしまう。
私がいつも年賀状を送っている皆様方、2022年版、2023年版とも遅れますが、何卒ご容赦ください。

そして読者の皆様、今年1年、ありがとうございました。私は今年1年、大きな休息もなく、つねに寝不足との戦いでした。来年はもう少し、健康的な生活を送りたいです。
皆様、よい年をお迎えください。
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2022年最後の夢

2022-12-30 22:49:03 | 
最近見た夢を記しておこう。
まず12日に見た夢。
私は家の近所の、廃墟っぽいビルにいた。そのビルは生きてはいたが、会社が入っている感じではなかった。
そこの1階と2階にトイレがあり、そこは無料で使わせてくれるみたいだった。
私は尿意を催していたのだ。
場面変わって、私はある庭園にいた。
池のほとりに女性がいて、私のタイプではなかったが、彼女と私はいま結婚したようだった。
ああ、私は既婚者になった。これで、人に対して劣等感を抱く必要はもうないのだ、と思った。

続いて27日に見た夢。
私は何かから逃げていた。親戚からも逃げていた。
東京・表参道の交差点に私の家があり、1階は総ガラス張りで、表が見渡せた。
2階へ上がる階段の裏で私は隠れていた。そこに叔母が入ってきて、私は見つかってしまった。
というところで、尿意で目が覚めた。

もう少し夢の数が増えてからアップしたかったが、あすで2022年も終わり。よって、ここでアップしておこう。
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立川談志の「芝浜」

2022-12-29 23:34:08 | 落語
文化放送25日の「龍角散pesents・志の輔ラジオ落語DEデート」のゲストは山田邦子。はっちゃけた話が面白かった。
そして名作落語は、立川談志の「芝浜」。1966年5月7日、渋谷・東宝演舞場での噺である。
立川談志については、あらためて語るまでもない。
1952年、五代目柳家小さんに入門。1963年、真打に昇進し、(七代目)立川談志を襲名する。
1966年には「笑点」を企画し、自ら司会を務めた。第1回の放送は5月15日で、上記「芝浜」が演じられた8日後だった。
1983年、立川流を創設し、家元となった。
2011年11月21日、75歳で病没。
談志の落語は弁舌なめらかで、粋な江戸弁を堪能できる。芝浜でも、夫婦の会話が圧巻。当時談志は30歳で、最も脂が乗っていた時期だと思う。若さゆえの勢い、みずみずしさが感じられた。
私の好きな談志のエピソードを2つ挙げる。
談志が大御所になってからの話。ある落語で、前列の席で居眠りをしていた客にヘソを曲げ、落語を止めて袖に引っ込んでしまったことがあった。
たとえば「あんでるせん」のマスターも、客が集中しないでマジックを見ていると、憤慨することがある。一流の芸には、こちらも一流の客として臨まねばならないのである。
もうひとつ。談志とその付き人がタクシーに乗ったときのこと。運転手が「芸能人はいいなあ。テレビに出て好きなことをして、いっぱいおカネをもらえるんだから」と、談志に嫌味を言った。
談志は黙って聞いていたが、聞き終わって、「その通りだよ。なんであんたはやんねえんだよ」と言った。痛快な一言である。
これ、将棋に置き換えると、「棋士はいいよなあ。将棋を指しているだけでおカネをもらえるんだから」となる。これにももちろん、上の答えがそのまま当てはまる。結局、何をやるにも才能が要るということだ。
さて「芝浜」は人情話の最高峰で、サゲの「よそう。また夢になるといけねえ」は、日本で最も有名なサゲであろう。
この夫婦の会話は、亭主が芝浜で財布を拾ってから、3年目の大晦日だった。よって、芝浜は年の瀬に演じられることが多い。
今回分の「落語DEデート」は、Radikoで1月1日まで聴くことができる。興味のある方は、あさっての大晦日に聴いてみてはどうだろう。
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小山アマ、驚異の勝利

2022-12-28 23:41:11 | 将棋雑記
27日は、第48期棋王戦挑戦者決定二番勝負第2局があり、藤井聡太竜王が佐藤天彦九段に勝ち、2連勝で挑戦権を獲得した。
藤井竜王はベスト4の位置で佐藤九段に敗れ、敗者復活戦に回った。その時点であと4勝が必要だったが、それでも藤井竜王が大本命だった。そして実際に4連勝したのだから凄い。
現棋王は、10連覇中の渡辺明名人。渡辺棋王は、永世棋王と名人の意地に賭けても負けられないが、対藤井のタイトル戦は0勝3敗。しかも第71期王将戦では、0勝4敗で指し込まれている。史上最強の挑戦者を迎え、「渡辺棋王」もここまでか。

この棋王戦よりびっくりしたのが、第36期竜王ランキング戦6組1回戦・徳田拳士四段VS小山怜央アマ戦で、小山アマが勝ったことだ。
言うまでもないが、小山アマは現在、棋士編入試験を受験中。第1局では勝率8割越えの徳田四段に勝ち、周りを驚かせた。つまり本局は、徳田四段の雪辱戦だった。
まあ編入試験は、「試験官だったから本気を出せなかった」という徳田四段のエクスキューズがつけられる。だが竜王戦は優勝賞金4400万円の史上最高の公式戦であり、棋士の本場所である。当然、徳田四段本気の将棋になったわけだ。
将棋は徳田四段が終盤まで優勢だったが、そこで一失があり、小山アマが逆転勝ちしたらしい。なんで勝っても勝ちは勝ち。アマがプロに勝つことは、無条件で賞賛できる。
これは私だけが認識していることかもしれないが、将棋の勝敗に、内容は関係ないと思う。そりゃ、対局から数年は内容も吟味されるだろうが、結局は結果だけしか見なくなる。
それはともかく、徳田四段に連勝できる棋士が何人いるだろう。もうこの時点で、小山アマをプロに入れてもよいくらいだ。
竜王戦の小山アマの今後の相手は、神崎健二八段or平藤眞吾七段。そこで勝つと、次は浦野真彦八段or藤原直哉七段。これに勝つと……。徳田四段に連勝するくらいだから、もはや誰と当たっても小山アマが勝ちそうな気がするのだ。いまや、小山アマは6組の優勝候補とである。来年の戦いが楽しみだ。
コメント (2)
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「将棋の日」の、島井咲緒里女流二段(後編)

2022-12-27 22:50:16 | LPSA麹町サロンin DIS

第4図以下の指し手。△5四歩▲3四歩△5五歩▲4五銀△3五角▲4六銀△6二角▲5五角△4四歩(第5図)

第4図で島井咲緒里女流二段は△5四歩と突いた。でも私は△3七銀の露骨な攻めがイヤだった。
以下▲5八飛△2六銀成▲同金△同角が考えられるが、そこで▲5四歩と突き出して、下手も指せるかもしれない。
本譜△5四歩に▲同歩は△8八角成▲同玉で、上手にどんな攻めがあるのか。下手も▲5四歩の拠点が大きいから食指は動いたが、私は3筋を緩衝しようと▲3四歩。△同飛はもちろん▲4五銀だ。これは我ながら小気味いい歩だった。
島井女流二段の△5五歩に、手順に▲4五銀と進出し、△3五角にも▲4六銀と手厚く打つ。そして△6二角に▲5五角が絶好の飛び出しで、これはこっちがよくなっているのではと不思議な気持ちになった。
しかし△4四歩に次の手がマズかった。

第5図以下の指し手。▲3六銀△4三金▲2六金△5二飛▲5六歩△7四歩▲2四歩△8四角▲3五金△3九角成▲2六飛△5四金▲8八角(第6図)

△4四歩に第一感は▲5六銀である。駒は中央に集めるのがよく、△3六歩は▲2七の金で払うハラだ。
しかし考えているうち△3六歩の存在が大きく見えてきて、私は▲3六銀とこっちに引いた。
しかしこれがマズかった。
私は▲2七金を活用しようと▲2六金だが、これは金が上擦るうえ、飛車が間接的に釘付けになり、大損だった。その間島井女流二段は△4三金と活用し、△5二飛。島井女流二段の指がしなってきた。私が有利と思ったのは一瞬だった。
やむない▲5六歩に△7四歩。私はこの手の意味が分からず、私は、島井女流二段があからさまに緩めてくれているのかと思った。
そこで私は▲2四歩としたが、これがトドメの緩手。△同歩と取ってくれるはずもなく、△8四角とノゾかれて参った。△7四歩はこの手を見ていたのだ。
それにしても、私は▲2四歩の時期がいつも遅い。相手に歩を渡すのを嫌うからだが、いつも証文の出し遅れになる。
私は角成を甘受したが、▲2六飛に△5四金とされ、4二にいた金にここまで活用されては、クサるしかなかった。

第6図以下の指し手。△7五歩▲同歩△7二飛▲4四金△6四金▲5三金△7五金▲1一角成△7七歩▲6八玉△7八銀▲5八金△8九銀成(投了図)
まで、80手まで島井女流二段の勝ち。

△7五歩が急所の歩突き。▲同歩△7二飛に、私は▲4四金~▲5三金としたが、こんな手しかないようでは、もうダメである。
△7八銀から△8九銀成とされ、受けても一手一手。指し継ぐ気力もなくなり、投げた。

感想戦では、第5図からの▲3六銀を、真っ先に悔いた。島井女流二段も同意してくれたが、島井女流二段は第4図から6手後の▲4六銀に疑問手の烙印を捺した。私は手順に厚くできたからいいと思ったが、島井女流二段は銀を温存する▲5八金を推奨した。
なるほど、本譜は▲6九金が働かなかったことを思えば、ここは味よく▲5八金だった。
感想戦を終えても、時間が40分以上残っていたが、中途半端になるので、これでアガリである。
そのとき、11月27日に行われる「LPSA Minerva交流将棋団体戦2022」に誘われた。そういえば、13日の「将棋ペンクラブ大賞贈呈式」で、中倉宏美女流二段に、「団体戦はどうですか」みたいなことを聞かれたが、それはこのことを言っていたのか。
私はこの類の団体戦に出たことはないが、27日は幸い、時間がある。我が頭が気になるが、申し込んでみた。
(おわり)
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