一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

藤井奈々女流1級は、女優の唐田えりかに似ている

2020-03-31 00:07:05 | 似ている
日付変わって今日3月31日は、坂東香菜子女流初段34歳の、藤井奈々女流1級22歳のお誕生日。おめでとうございます。

藤井女流1級は、女優の唐田えりかに似ていると思う。
唐田えりかは1997年9月19日、千葉県生まれの22歳。藤井女流1級と同学年である。高校在学中にスカウトされ、2015年、女優デビュー。その後ポツポツとテレビドラマに出ていたが、2018年の映画「寝ても覚めても」で泉谷朝子役を好演し、数々の賞を受賞した。
これでメジャーになり、私は2019年には彼女を認識していたが、2020年に不倫騒動が起こり、現在は活動自粛中である。私見だが、私は芸能人の不倫問題には寛大である。正直、どうでもいい。唐田えりかの1日も早い復帰を望む。
藤井女流1級と唐田えりかは、顔と、透明感のあるところが似ていると思う。

藤井女流1級は2017年2月、女流3級で仮免デビュー。しかしいきなり7連敗し、周囲をヤキモキさせた。その後5連勝で巻き返し、ようやくプロの水に慣れた。2018年12月、女流1級昇級。最近は観戦記も執筆するなど、多彩な才能を見せている。
2019年度は10勝10敗。指し分けの規定により、明日4月1日からは女流初段になることが決まっている。今後の活躍が楽しみである。
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今日30日は、川上七段対窪田七段!!

2020-03-30 00:13:22 | 目を考える
日付変わって今日30日は、第33期竜王戦ランキング戦5組昇級者決定戦2回戦・川上猛七段と窪田義行七段の一戦がある。
今年度川上七段は「17勝12敗」。つまりこの将棋を勝てば、「年度18勝12敗」で、順位戦復帰が叶うのだ。
窪田七段とは、1995年・順位戦C級2組での初対戦以後9局指して、川上七段の7勝2敗。直近の対決は前期の竜王戦昇級者決定戦2回戦、つまり本局とまったく同じ位置で、川上七段が勝っている。また、窪田七段の今年度成績は8勝19敗である。
つまりどこから見ても川上七段有利のデータなのだが、それがアテにならないのは、前局の中座真七段戦を見ても明らかである。
川上七段はフリークラス7期目。まだ崖っ淵ではないし、仮に本局を負けても、以後を4連勝すれば、順位戦復帰となる。
しかし今日勝ってしまえば来期からの順位戦に滑りこみで間に合う。そもそも、来年度以降に復帰できる保証はまったくない。もう、今日勝つしかないのである。
連盟は中座七段戦の結果も考慮し、今日対局を付けてくれた。川上七段はその温情に応えなければならない。応援しています。
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「第47回将棋大賞」を予想する

2020-03-29 00:31:39 | 将棋雑記
25日、26日に行われた第69期王将戦第7局は、渡辺明王将が広瀬章人八段を破り、防衛。これにて今年度のタイトル戦がすべて終わった。
では、第47回の将棋大賞各賞を予想しよう。
まずは男性棋士編。

■2019年度の結果
第77期名人戦 豊島将之二冠4-0佐藤天彦名人
第4期叡王戦 永瀬拓矢七段4-0高見泰地叡王
第90期棋聖戦 渡辺明二冠3-1豊島将之棋聖
第60期王位戦 木村一基九段4-3豊島将之王位
第67期王座戦 永瀬拓矢叡王3-0斎藤慎太郎王座
第32期竜王戦 豊島将之名人4-1広瀬章人竜王
第45期棋王戦 渡辺明棋王3-1本田奎五段
第69期王将戦 渡辺明王将4-3広瀬章人八段

第4回YAMADAチャレンジ杯 門倉啓太五段○-●井出隼平四段
第27期銀河戦 豊島将之名人○-●渡辺明二冠
第9期加古川青流戦 池永天志四段2-1服部慎一郎三段
第50期新人王戦 高野智史四段2-1増田康宏六段
第40回将棋日本シリーズ 渡辺明JT杯○-●広瀬章人竜王
第13回朝日杯将棋オープン戦 千田翔太七段○-●永瀬拓矢二冠
第69回NHK杯将棋トーナメント戦 深浦康市九段○-●稲葉陽八段

【最優秀棋士賞】
豊島将之竜王・名人
【優秀棋士賞】
渡辺明三冠
【敢闘賞】
木村一基王位
【新人賞】
本田奎五段
【升田幸三賞】
藤井聡太七段「▲7三成桂」(第61期王位戦リーグ・対稲葉陽八段)
【名局賞】
第32期竜王戦七番勝負第5局 広瀬章人竜王VS豊島将之名人

最優秀棋士賞は、豊島竜王・名人と渡辺三冠の一騎打ちである。豊島竜王・名人は、タイトル戦こそ2勝2敗だったが、「竜王」「名人」の大二冠を圧倒的な強さで奪取したのが光った。
渡辺三冠も三冠を有し、順位戦21連勝のおまけをつけて名人挑戦(これはタイトル1期に相当する)を決めたが、やはり竜王・名人のタイトルは重いと思う。
よって、豊島竜王・名人を最優秀棋士賞。渡辺三冠を優秀棋士賞にしたい。
敢闘賞は木村王位としたい。対抗は永瀬二冠でこちらも立派な成績なのだが、46歳のオジサンが青年名人からタイトルを奪取したことは大殊勲だ。優秀棋士賞に推してもいいくらいだ。
新人賞は、棋王戦挑戦を決めた本田五段とする。
升田幸三賞はよく分からない。本来升田幸三賞は、序盤の優れた構想にスポットを当てるものだろうが、昨年の大賞は、藤井聡太七段の「△7七同飛成」だった。また同特別賞が丸山忠久九段の「一手損角換わりの研究」で、「えっ? いまごろ⁉」という違和感は拭えなかった。
それで私は、24日の王位戦リーグで指された、藤井七段「▲7三成桂」を推す。

寄せの足場になりそうな駒を捨てるなんて、私には一生考えても浮かばない。藤井七段の将棋には華があり、見ていていつも感心する。
名局賞もよく分からないのだが、竜王戦第5局はドラマがあり、名局に値する将棋だったと思う。
最後にひとつ、藤井七段の「3年連続勝率8割達成」である。同じプロが戦って勝率8割を3年連続とは考えられず、特別賞を差し上げたいところである。

続いて女流棋士編。

■2019年度の結果
第12期マイナビ女子オープン 西山朋佳女王3-1里見香奈女流四冠
第30期女流王位戦 里見香奈女流四冠3-1渡部愛女流王位
第1期清麗戦 里見香奈女流五冠3-0甲斐智美女流五段
第41期女流王将戦 西山朋佳女王2-1里見香奈女流王将
第27期倉敷藤花戦 里見香奈倉敷藤花2-1伊藤沙恵女流三段
第9期女流王座戦 西山朋佳女流二冠3-1里見香奈女流王座
第46期女流名人戦 里見香奈女流名人3-0谷口由紀女流三段
第5回YAMADA女流チャレンジ杯 山根ことみ女流初段○-●伊奈川愛菓女流初段

【最優秀女流棋士賞】
西山朋佳女流三冠
【優秀女流棋士賞】
里見香奈女流四冠
【女流名局賞】
第9期女流王座戦五番勝負第2局 里見香奈女流王座VS西山朋佳女流二冠

最優秀女流棋士賞は、西山女流三冠でいいと思う。出場できる3棋戦すべてでタイトルを獲ったのだから文句なし。
里見女流四冠も素晴らしいが、対西山戦のタイトル戦0勝3敗が引っかかる。もし女流王将戦の結果が逆になっていたら、里見女流「五冠」を推した。
女流名局賞は難しいが、女流王座戦の第2局とする。里見女流王座の強力な攻めを、西山女流二冠が手筋を駆使して全力で受ける。まさに手に汗握る攻防で、見応えがあった。これ、攻め方が里見女流王座以外だったら、西山女流二冠が受け切っていただろう。2人のレベルの高さが窺われた。
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棋王戦振り返り

2020-03-28 00:24:13 | 男性棋戦
もはや旧聞に属するが、第45期棋王戦・渡辺明棋王と本田奎五段の五番勝負は、渡辺棋王が第4局を勝って3勝1敗とし、8連覇を達成した。では17日の第4局を軽く振り返ってみる。
将棋は相居飛車。第1図で後手・渡辺棋王の△7四歩が驚愕の一手だった。

△6四歩が浮くが、▲6四角は△7三銀▲4六角△7五歩と先攻する意味らしい。とはいえあえての1歩損は私には一生考えても浮かばず、こんなところにプロとアマの構想力の差を感じた。
さらに数手進み、ここで本田五段は▲5六角!(第2図)

この角も妙角というか妙な角で、次に成れるわけでもないから、私にはまったく意味が分からなかった。ただ、プロっぽい感じはした。
対して渡辺棋王は△4四飛!(第3図) ▲8三角成を許すわけだ。これにも私は唸った。もう、私レベルとは考えていることが全然違うのだ。

中盤は渡辺棋王の端攻めが決まり、渡辺棋王優勢。そして終盤、渡辺棋王が△3四香(第4図)と据えたところ。

以下、▲4六歩△3五銀▲2六桂△同銀▲同銀△3六香▲4七馬△4四桂▲3五銀△4六歩▲同馬△5六桂打(投了図)まで、渡辺棋王の勝ちとなった。
第4図、プロが見れば差は開いているのだろうが、後手も持駒が豊富とはいえず、まだ勝負は先と思われた。
だが△5六桂打までとなってみると、本田陣は桂香が迫っているだけなのに、どうも息苦しい。そしてそのまま本田五段は投了してしまった。

このシリーズ、ターニングポイントは第2局と第3局の間にあったと思う。すなわち、折田翔吾アマの棋士編入試験である。2月25日の第4局に本田五段は登場し負けたわけだが、ここで渡辺棋王に見切られた気がする。
この時点で棋王戦は1勝1敗。渡辺棋王も「本田五段は容易ならざる相手」と見ていたはずだ。
だが編入試験での本田五段の拙戦を見て、本田五段は意外に大したことはない、と見たのではないか。自分がしっかり指せば、残り3局を2勝1敗で乗り切れると。
そして渡辺棋王は第3、4局と連勝した。終わってみれば、渡辺棋王の強さが目立ったシリーズだった。
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パソコン購入記(後編)

2020-03-27 01:38:37 | プライベート
(24日のつづき)
DYNABOOKとDELL、もはやどちらかのPCを買わなければいけない雰囲気である。そして私の性格では、どちらを購入しても後悔すると思った。
結局私はDELLを選んだ。画質の良さとCPUのハイスペックを買った。ヨドバシAkibaに来るまでDYNABOOKしか頭になかったのに、とんだ心変わりである。私にはこういう非情なところがある。
発送は1週間かかるとのことだったが、これは我慢できる期間である。
DELLのコーナーで、手続きをする。PC本体は端数の823円をサービスしてくれ105,000円。これにセキュリティソフト(10,200円)、ポータブルDVDドライブ(3,750円)、リカバリー保存用USBメモリー(1,560円)を付けて、結構な額になってしまった。無職の私には分不相応の買い物だが、仕方ない。
なお、後者3つはヨドバシカメラから購入しているので、いつもの10%のポイントが付いた。さらにキャンペーン中で、ヨドバシカメラのサイトに何かの手続きをすると4%のポイントが付くとかで、それも行った。
支払いの時、それまで貯まった19,559ポイントを全額PCに使った。後日使ったほうがいい気もしたが、後で冷静に考えると、今回PCには通常のポイントが付かないから、ここで消費して正解だった。

さてPCが配送されてきたのはその2日後である。かなり早かったので、面食らった。
包装を解くといかにも簡易で、PC本体しか入っていなかった。説明書すらないのは、これがオーダーメイドだったからか。
とりあえずインターネット接続である。私は現在使用中のLANケーブルを挿しこもうとしたが、形が違うようだ。このPCは随分薄いが、仕様が変わったのだろうか。
説明書がないのもそうだが、DYNABOOKを買っていれば、こんなに苦労はしなかったのではないか。あのデザインは好きだったし、あちらを買うべきだったのではないか?
やっぱり私は後悔してしまった。
私は翌日、LANケーブルだけ買い直しに行った。
PC売り場には27日と同じ店員がいたが、以前と同じケーブルしか案内してくれなかった。別の店員に聞くと、型は変わっていない、とのことだった。どうも、私の挿し方が悪かったようである。
それで帰宅して再度試みると、カチャッと入った。挿入口の下の部分が、下に開く構造になっていたのだ。チッ、無駄足をしてしまった……。
ともあれこれでインターネットは通じたが、まだメール機能の接続がある。ところがプロバイダー「ぷらら」のパスワードを忘れてしまい、インストールができない。
私はDELLに電話を掛けて助けを求める。電話口の男性は丁寧な言葉遣いで説明も分かりやすかったが、やはりパスワードが分からないとダメ、とのことだった。
とりあえず、ワードとインターネットはできるようになったので、ブログの更新はできる。それで安心して、メール接続はまたの機会にしようと思った。
ところが7日と8日の朝9時に、DELLから電話が来た。私はまだ寝ていて話せなかったが、9日に連絡が取れた。私がちゃんとメールを開通させたか心配で、電話をしたのだという。
私はこの時まで、DYNABOOKを選ばなかったことを後悔していた。でも、DELLが親身になってくれ、考えが変わった。DELLを購入してよかったと思った。
私はその日のうちにぷららに電話をし、どうにかメールを開通させることができた。
……というわけで、現在はDELLを快適に使っている。記録装置は今や主流のSSDを選んだので、パソコンの立ち上げが驚くほど速くなった。PC本体は音も静かで、熱もあまり持っていない。キーボードも滑らかに押せる。
ただ、外国製品なので「F7」「F8」キーを押しても、カタカナにならない不便さはある。でもこれは、修正が可能である。まだ直していないが。
五代目こそDYNABOOKを買うつもりだが、それは数年後である。そしてその時は確実に、私と私を取り巻く環境がガラッと変わっているはずだ。それを想像するのが恐ろしい。
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