一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

女流棋士四字熟語<女流棋士会編>(前編)

2018-09-30 00:20:38 | 女流棋士
女流棋士四字熟語の女流棋士会編。今日はタイトル保持者以下、女流三段までを記す。

里見香奈女流四冠…「女流代表」
西山朋佳女王…「棋士挑戦」
関根紀代子女流六段…「名相談役」
清水市代女流六段…「実力不変」
谷川治惠女流五段…「英語堪能」
斎田晴子女流五段…「微笑女王」
矢内理絵子女流五段…「幸福休場」
甲斐智美女流五段…「九段撃破」
森安多恵子女流四段…「関西重鎮」
長沢千和子女流四段…「演歌酒場」
山田久美女流四段…「関東姐御」
高群佐知子女流四段…「秋田美人」
千葉涼子女流四段…「飄々坦々」
上田初美女流四段…「厳粛主義」
植村真理女流三段…「独特信念」
高橋和女流三段…「教室好評」
竹部さゆり女流三段…「大胆発言」
本田小百合女流三段…「水戸快道」
岩根忍女流三段…「人妻偶像」
早水千紗女流三段…「休場心配」
香川愛生女流三段…「野望強大」
中村真梨花女流三段…「全振飛車」

中井広恵女流六段…「最恐女流」
加藤桃子奨励会初段…「無冠女王」

林葉直子さん…「林葉直子」
林まゆみさん…「退会残念」
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豊島新王位誕生

2018-09-29 00:23:03 | 男性棋戦
28日は某所で面接を受けた。仕事内容は相当厳しい、ということを言われた。それはこちらも覚悟しているので問題はないが、遠回しに不採用を匂わせた可能性もある。
でもそれなら、なんで面接をしたのだろう。
21日に面接した会社は、28日に大判の封書で返事が来た。大判、ということは中身を見ずとも採否は分かる。履歴書が同封されているから、不採用ということである。
先週の感触ではいい感じだったのだが、錯覚だったようだ。これは28日の会社もダメと考えたほうがよい。私としたことが、ちょっと楽観しちゃったな。

   ◇

第59期王位戦七番勝負、菅井竜也王位と豊島将之棋聖の第7局は、先番豊島棋聖の勝ち!! 豊島棋聖はこれで二冠となり、「8人8タイトル」は72日間で終わった。
王位戦最終局の場合、先手でも後手でも、データ上は王位が有利だったが、今シリーズに限れば先手必勝のジンクスがあり、豊島棋聖はそちらにあやかった恰好だ。なお全7局先手勝ちは史上初。
もし豊島棋聖が敗れていたら、「8人…」は来年の王将戦以降に持ち越しになったのだが、なかなか難しいものだ。それでも「6人6タイトル」の31日間、「7人7タイトル」の36日間を更新した。
ただし日本将棋連盟は「8人8タイトル」のグッズを売り出したばかりなので、できればもう少し続いてほしかったのではないか。それは私も同じで、もう少し群雄割拠のテイを味わっていたかった。
今シリーズのポイントは、第6局にあったと思う。

第1図は豊島棋聖が▲8三金と打った局面。ここで菅井王位は△8二銀打と受けたが、これがよくなかったという。
正着は△7七桂不成らしく、以下▲7三竜△8九桂成▲同玉△5九竜▲7九歩に△7四香!!(参考1図)が妙手。これが詰めろ逃れの詰めろになっていて、後手が面白いらしい。この順は森内俊之九段の指摘らしく、さすが十八世名人である。

妙手△7四香には▲8二銀△同銀▲9二金△同玉▲7四竜△8三銀打▲7二竜△7四歩(参考2図)で後手の勝ち。これは終盤の鬼・宮田敦史七段の指摘らしい。

何度も「らしいらしい」で申し訳ないが、ネット解説をそのまま転用しているので、私も何がなんだか分からないのだ。
だってそうであろう。たとえば参考1図の△7四香って何ですかね?
 
第1図に戻って、まあ私レベルなら、後手玉が詰めろじゃないから、とりあえず銀を取っとこう、と△7七桂不成は指すかもしれない。続く▲7三竜にも、取れば詰みだから△8九桂成~△5九竜は指す。だけど▲7九歩に△7四香で後手よしなんて、一生考えても浮かばない。だって▲7四同角で何でもないでしょう。▲5六角がいなければ先手玉が詰むとは思わないから、△7四香の発想がないのだ。
以下の手順もそうで、先手に金を差し上げて、参考2図の△7四歩まで先手に手段なし、と言われても、とっさには理解不能である。まだまだ綾がいくつもありそうではないか。
ところがプロの目にはキッチリ結論が出ている。それが恐ろしいのだ。
とはいえさすがの菅井王位も、112手目の△7二金打からひたすら受けに回っていたので、第1図でギアチェンジしての△7七桂不成は、見えなかったのだろう。
だが羽生善治竜王や藤井聡太七段ならどうだったか? 羽生竜王はつねに新鮮な目で局面を見ているし、藤井七段の目も、つねに相手玉にある。△7七桂不成~△7四香は発見したのではないか。
さらに第1図では△8二金打の受けもあったようで、この結論は千日手。ここ大山康晴十五世名人なら、さして考えずこの手を指した気がする
本譜の△8二銀打は敗着級の手なのだが、これもプロレベルの話で、私レベルが後を指し継げば、どっちが勝つかまったく分からないのは言うまでもない。
本局をもし菅井王位が勝っていれば、4勝2敗で初防衛。奪取+防衛を果たして、菅井株は安定の高値になったのだが、まことに惜しかった。
そして最終第7局も激戦になったのだが、これも豊島棋聖が勝ったのは前述の通りである。
この将棋も最終盤に△8二銀打(第2図)と受ける手が出たのだが、これもマズく、以下は豊島棋聖の攻めが繋がった。

ここでは△8二桂と、今度は安い駒で受けるのがよかったという。しかし穴熊の8二の定位置は銀だから、こう打ちたくなるのもやむを得ない。2局連続で「△8二銀打」が敗着というのも珍しいが、菅井王位は運がなかった。どんな局面でも形で指さず、読みをいれないといけない、の教訓となった。
というわけで、堂々の豊島二冠の誕生である。今年3月には王将戦タイトルマッチとA級順位戦プレーオフを立て続けに戦うという殺人的なスケジュールだったが、神様はしっかり見ていた。ちょっと遅れたが、今回の二冠はそのご褒美だろう。
豊島新王位、菅井七段、お疲れ様でした。
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9月23日と26日の訪問者数と閲覧数

2018-09-28 00:29:33 | プライベート
当ブログサイト「goo」には2ヶ月に一度「アクセス解析の体験キャンペーン」がある。これは、ふだん有料の「時間ごとの訪問者数、時間ごとの閲覧数、ページごとの閲覧数、閲覧元URL、ブラウザリスト」が、奇数月下旬の10日間だけ、無料で見られるものだ。
今月の場合、たとえば初日の21日は、その前の9日分のデータも見られるので、実質9月12日から30日まで、19日ぶん見られる。
では、9月23日(日)、26日(水)の時間ごとの訪問者数、閲覧数を記しておこう。


9月23日「女流棋士四字熟語<LPSA編>」

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9月26日「山根ことみ女流初段の指導対局のお知らせ」

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人によっては会社と自宅、あるいはPCとスマホで見ている人もいる。もちろん私も見ているので、訪問者の数字は延べ人数である。
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勝負師

2018-09-27 00:33:59 | プライベート
棋士の中には、「自分は勝負師である。勝負の世界に生きている」と誇りを持っている人も多いと思う。
しかしそれは、およそ勝負事とは関係なさそうな社会人も同じである。
たとえばサラリーマンが他社とコンペをしたとする。ここでプレゼンをうまくやり、契約を勝ち取れば、それは勝負に勝ったといえる。
職人の世界もそれはいえる。たとえばかつてはウチの工場でも、取引先からの無茶な要望に、こんな金型を造ってこう加工して…と何度も研究を重ね、何とか製品化にこぎつけたことがあった。
これは勝負でいえば「勝った」ことになる。
何かを作り、消費者に直接販売する場合でも、数ある商品の中から、お客様がその商品を購入してくれれば、それも勝負事に「勝った」ことになるだろう。
私がサラリーマン時代、営業先で「私たちもあなたも、営業のプロなんだから」と口癖のように言う人がいた。私は、サラリーマンはとくに資格がなくたってなれるのだから、プロでもなんでもないだろう、と反論したかったが、今となっては、その人の言うことも一理あると思うのである。
私の場合は現状、早く就職を決めることだ。ただし、なるべく自分に合う仕事に就かなければいけない。それが叶えば、とりあえず今回の勝負は「勝ち」。
仮に21日の面接の会社から内定が来ても、私が応じるとは限らない。まだまだ道は長そうだが、さて、どうなるか。
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山根ことみ女流初段の指導対局のお知らせ

2018-09-26 00:21:30 | 女流棋士の指導対局会
埼玉県川口市の「大野教室」では、9月30日(日)に、山根ことみ女流初段の指導対局を行います。
山根女流初段は1998年3月9日、愛媛県松山市生まれの20歳。ピンクレディーの未唯と同じ誕生日です。女流棋士は2013年10月1日デビュー。つまり9月30日で丸5年となります。今年度は女流名人リーグ入りを果たし、今最も乗っている若手女流棋士のひとりです。
今年6月には、関西所属から関東所属になりました。そこをすぐにアプローチして、指導対局会にこぎつけたスタッフの行動力はさすがです。
当日はまだ空きがあります。詳しくはこちらをご覧ください。
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