一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

「うつ病九段」を読む

2018-08-31 00:18:00 | 将棋雑記
いけねえ……。今年は「将棋文化検定」に申し込むつもりだったのに、29日で締め切っていた。
先日の渡部愛女流王位のパーティーに続いて、またもうっかりである。
時間はあるのに、私は何をやっていたのか。私は本当にアホだと思う。

   ◇

先崎学九段の新刊「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした1年間」(文藝春秋刊・1,250円+税)を読んだ。といっても私は貧乏なので、図書館から借りて読んだ。
この本を読む前の予備知識としては、先崎九段は2017年9月1日から2018年3月31日まで休場。その理由は「一身上の都合」だった。
当時ネットではこの休場理由の憶測がいろいろ飛んだが、私は心の病気と信じて疑わなかった。肉体的な病気で休み、しかも約半年後にそれが明けるなら、病状を公開しても差し支えはないはず。それができないから心の病気だとフンだのだ。
それに、思い当たるフシもあった。私は2017年4月30日に、下北沢の「シモキタ名人戦」に行き、そこで先崎九段のトークショーを拝聴した。当時先崎九段は、監修をしていた「3月のライオン」が映画化になり、スタッフのひとりとして多忙を極めていた。それで、これ以外の仕事(対局は除く)はまったくやってない、という意味のことを語っていた。



しかし、である。いくら忙しいと言ったって、映画1本の話だろう。しかも先崎九段は監督やプロデューサーではない。ほかの仕事をセーブするほど忙しくはあるまいに、と私は訝った。ということはつまり、このころから先崎九段は、精神に異常をきたしていたのではないか。
とすれば、その理由は何か。私は、羽生善治竜王や、森内俊之九段、佐藤康光九段に対する劣等感が高じたのではと考えた。
奨励会時代から「天才先崎」と謳われたのに、棋歴では大きく差を付けられてしまった。その劣等感が日に日に募り、それがついに爆発した――。
そんなことが本書には書かれてあると思った。
とその前に、読者にこういう疑問はないだろうか。
うつになった人が、発症から寛解まで、その過程を克明に記すことができるのか、と――。
結論から言えば、これはできると思う。ただほとんどの患者は、それを言語化する能力と、気力がない。よしんばあったとしても、それを書籍化するツテがない。先崎九段は、幸いこの両方を持っていた。かくして「うつ病九段」が上梓されたのである。

しかし読み始めると、先崎九段のうつ病の発症は、2017年6月23日だった。これは意外で、春ごろからその萌芽はあったと思っていた。
まあ確かに映画「3月のライオン」の多忙がこの病気の一因でもあったのだが、羽生竜王への劣等感、という私の推測は大外れ。私は大きな考え違いをしていたのだ。
さらに読み進めると、なかなかになかなかである。病気に罹った者の心理状態が生々しく綴られる。
あまり内容を書くとネタバレになるのでアレだが、うつ病は「何でも悪い方に悪い方に考える」のだという。まるで私みたいだが、先崎九段は将棋の才能も文才もあるし、まあタイトル戦には絡めなかったものの、A級と九段に昇り、棋戦優勝も果たした。奥様と子供さんもいて、棋士生活だって今後全敗しても、65歳までは現役を保証されるのだ。齢50を過ぎて独身無職、ゆくゆくは孤独死が待っている私に比べたらはるかに天国で、どうしてうつになる要素があろうか、と訝るところはあった。
だがしかし、誰にだって人生の悩みはあるものだし、凡人とは別の次元で脳がショートし、うつ病を発症することはある。うつは身近な病気なのだ。
先崎九段は7手詰の詰将棋も解けなくなるほど、手が読めなくなる。何かをする、という行為がまったくできなくなる。
本書ではこれらを縦軸に、藤井フィーバーが横軸に描かれる。そして雁木の爆発的流行があり、この間カヤの外に置かれる先崎九段の焦燥感が痛ましい。
もうひとつ、唸らされることがある。本書にはまったく触れられていないが、この年の夏、先崎九段は、「第29回将棋ペンクラブ大賞」の観戦記部門優秀賞を受賞していた。つまり2017年秋に発行された機関誌には、先崎九段の「受賞のことば」が掲載されていたのである。
ペンクラブから受賞の知らせが行ったのは7月中旬。そのころ先崎九段はうつ病を発症し、地獄の入口で苦しんでいた。それであの文章を書けるとは、私は唸らざるを得ない。
読者の中に将棋ペンクラブの会員がいたら、あの受賞のことばを読み直してみるといい。別の感慨が湧きおこるはずである。
本書の後半では、プロとの練習将棋に、瑕疵なく勝てるようになる。このあたりの復元力が凄まじい。これ、一般人だったら、大駒1枚弱くなって、そのままではないだろうか。
というわけで本書を読了して、私は放心してしまった。私は1985年に公開された千秋実主演の映画「花いちもんめ。」を、なぜか思い出した。
第31回将棋ペンクラブ大賞は、現行とは選考方法を変える可能性があるらしいが、現状では文芸部門大賞の最有力候補だろう。うつ病患者がこれほど生々しく病状を吐露した例はほかになく、貴重な資料にもなる。他の分野でも賞を総ナメしそうである。
そして私は最後に、大胆な予想をしてしまう。

「本書は、映画化される」

これは間違いないと思う。
でも公開間際に、先崎九段がキャンペーンに忙殺され、病がぶり返しては元も子もない。
活動の際は、今度こそマネージャーを付けてもらいたい。
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渡部女流王位、男性棋士に勝つ!!

2018-08-30 00:17:33 | 女流棋士
第90期棋聖戦は、藤井聡太七段と里見香奈女流四冠が予選で当たることになった。
その対局が24日(金)にあったのだが、同日、渡部愛女流王位もまた男性棋士に挑んでいた。第66期王座戦予選で、相手は木下浩一七段である。
木下七段は1988年4月、弱冠20歳で四段昇段。昨日29日に51歳になった。2008年度に順位戦C級2組で2つめの降級点を取り、その期をもってフリークラスに転出した。通算勝率は0.4255で、全棋士で計ると下位の方だ。だが感覚的には、勝ったり負けたりであろう。それなのに「転出」とはがっかりで、最後まで踏ん張れなかったものかと思う。
だが木下七段も脂の乗っていた時期は竜王戦で何度か昇級しており、もちろん実力はある。渡部女流王位にとっても難敵ではあるのだが、王座戦は持ち時間が5時間なので、読みの不足を時間でカヴァーできる。里見女流四冠の勝敗は予想するまでもないが、渡部女流王位のほうは、かなり期待勝率が高かった。
藤井-里見戦の取材攻勢の陰で、ひっそりと行われている男女戦。私はもちろん、後者のカードに注目したのだった。

王座戦は連盟かどこかの中継があったらしいが、私は契約していないので、まったく戦況が分からない。ネット掲示板に張り付けば何か情報が得られるだろうが、私はそこまでヒマではない。午後からは職安に行かねばならないのだ。
藤井-里見戦は、藤井七段が勝った。こちらは持ち時間1時間だから、昼過ぎに終わるのだ。
形勢は里見女流四冠が中盤までよかったようだが、藤井七段は「最後は私が勝つ」と思って指しているから、当然この結果になる。
木下-渡部戦の勝敗を知ったのは結局夜で、渡部女流王位の勝ち!! 2015年2月、三枚堂達也四段戦以来の男性棋戦勝利となった。
この木下戦の記譜は、ネット上で見つけたので、再生してみた。
先手が木下七段で、中飛車に振った。最初、私は振り飛車側を渡部女流王位にしていて、愛ちゃん、ずいぶん元気に指してるなあ、と思ったら逆だった。
渡部女流王位は対振り飛車で穴熊が多い。それで穴熊の雰囲気にしたら、木下七段が速攻を仕掛けた、という図だが、渡部女流王位もうまく応接する。
私には手の意味などまったく分からないが、感心したのは、木下七段が▲4四同角と金取りに出た手に対し、渡部女流王位が△3七歩と反撃に出た手だ。

この△3七歩が渡部流手裏剣の歩で、以前も書いたことがあるが、渡部女流王位は歩の使い方が本当にうまい。今回も、ともすれば守勢に陥りそうなところを、この一打で攻守所を代えてしまったのだ。
△3七歩以下は、▲3七同金△3六歩▲同銀△5七銀▲9八飛△3六金▲同金△4六銀成(第2図)と進んだ。

以下、渡部女流王位が巧妙に手駒を入手し、最後は木下玉を即詰みに討ち取ったのだった。
タイトルを奪取してからの渡部女流王位は星が集まらず、私たち愛ファンもやきもきした。しかし今回は、不調脱出のターニングポイントとなりそうな、大きな勝ちだったのではあるまいか。
渡部女流王位には、今後も各棋戦で活躍してもらいたい。

なお里見女流四冠は、27日の王座戦で浦野真彦八段に勝ち、直近の男性棋士との対戦成績を4勝1敗とした。プロ編入試験の資格獲得まで、あと6勝4敗である。
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「第7回 勝手にマッカラン勝負」結果+やっちまった

2018-08-29 00:51:05 | マッカラン勝負
27日からBS12で「天皇の料理番」が始まった(月~金20時)。天皇の料理番を務めた秋山徳蔵の半生を描いたもので、これは1980年放送の堺正章版。当時はもちろん未見である。
第1回、第2回を観たのだが、共演に明石家さんま、ナレーターに渥美清を配しているのが興味深い。奥さん役の檀ふみも抜群に綺麗だ。何といっても明石家さんまに存在感があり、今となってはさんまの懐かしドラマを観ている感もある。
全19回。また必見のドラマが増えてしまった。

   ◇

第26期倉敷藤花戦のトーナメント表をお借りして行った「第7回 勝手にマッカラン勝負」も大詰め。2回戦を終わって上川香織女流二段がただひとり勝ち残り、上川女流二段は続く3回戦も勝利。自身初のベスト8に進出したのだった。
そして4回戦が26日、青森県おいらせ町で行われた。これは毎年8月に行われる将棋まつりの一環で、一部一般公開もある。
では、結果を見てみよう。


【1回戦】
●中倉宏美女流二段VS○小高佐季子女流2級
●船戸陽子女流二段VS○山口絵美菜女流1級
○上川香織女流二段VS●高浜愛子女流2級
●島井咲緒里女流二段VS○頼本奈菜女流1級
○渡部愛女流二段VS●中澤沙耶女流初段
●大庭美樹女流初段VS○伊奈川愛菓女流初段
○堀彩乃女流2級VS●野原未蘭アマ

【2回戦】
○上川香織女流二段VS●武富礼衣女流初段
●渡部愛女流二段VS○藤井奈々女流3級
●堀彩乃女流2級VS○中村真梨花女流三段

【3回戦】
○上川香織女流二段VS●山田久美女流四段

【4回戦】
●上川香織女流二段VS○石本さくら女流初段


上川女流二段は、地方で公式戦を指すのは初めてではなかろうか。勝ち進めば何か特典がある、というのは棋士の特権である。
しかし本局はずうっと苦しい形勢だったらしく、長手数のすえ敗れた。
LPSA全女流棋士が敗れ、これにて第7回マッカラン勝負は終了。全5勝したので、LPSAサポーターには5口(15,000円)の寄付となる。今期は渡部愛女流王位が早々に敗退し、しめしめとほくそ笑んでいたのだが、上川女流二段にしてやられた。

28日夜、オンラインショップから入金する。以前ここから入金しようとしたら「配送料500円」を加算されそうになったので慌てたが、もう改善されているだろう。
今回はほかにファンクラブ「Minerva」の更新(5,000円)もある。また9月2日には銀座で渡部愛女流王位の記念パーティーがあるので、これも申し込もう…と思ったら、そのサイトがない。何とか見つけたら、何と申し込みは24日に締め切られていた!!!!!
事前申し込みは10,000円だが、当日払いは12,000円である。ああしまった、私はもちろん参加する予定だったのに、24日が締切とは思わなかった。以前サイトを見たのに、まだ時間はあるだろうと保留したのが悪かった。なんてこった!!
それでも2日は行くっきゃないが、2,000円の追加出費は痛い!
ああ、また話のネタがひとつ増えてしまった……。
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ふだん着で盆踊りを見に行き、何となくその輪に入ってしまったが、サラッと見事に踊りそうな奥様女流棋士トップ10

2018-08-28 00:58:08 | ランキング
27日夜の東京地方の雷雨はすさまじかった。
空がいつまでもピカピカ明滅して、壊れかけの蛍光灯のようだった。
週末の酷暑といい、世界はどこかおかしくなっていると思う。

   ◇

我が町のお祭り、駅前では連日盆踊りが行われ、多くの住民が楽しく踊った。
しかし外国人が多くなった。観光で我が町に来るとは思われないが、かなり多い。
子供たちもいるのだが、彼らがここで生活しているように思える。区民在住者のようなのだ。
日本が住みやすい街、ということが世界に知れて、今後ますます日本に住む外国人が多くなってゆくだろう。日本は単一民族だが、これから各国が入り乱れて、しっちゃかめっちゃかになるに違いない。(註:読者から「中曽根元首相は同様の発言をして批判されていました。日本は単一民族ではありません。アイヌの人々には独自の言語、文化があります。北海道旅行の際には白老町を訪ねてみてはいかがですか。」とのご指摘があったことを付記しておく)
今日は、「ふだん着で盆踊りを見に行き、何となくその輪に入ってしまったが、サラッと見事に踊りそうな奥様女流棋士トップ10」を発表する。2012年8月28日に発表した、「浴衣姿での盆踊りが似合う女流棋士トップ10」の姉妹版である。

第1位 中村桃子女流初段
第2位 高橋和女流三段
第3位 千葉涼子女流四段
第4位 本田小百合女流三段
第5位 山田久美女流四段
第6位 村田智穂女流二段
第7位 島井咲緒里女流二段
第8位 岩根忍女流三段
第9位 谷口由紀女流二段
第10位 宮宗紫野女流二段

今回のタイトルのイメージは30代。順位は便宜上付けたものだが、第1位の中村女流初段はイメージ通り。欲を言えば、子供さんがいればなおよかった。
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鈴木英春・元奨励会三段のドキュメンタリー番組

2018-08-27 01:09:12 | 将棋雑記
この週末は町内でお祭りがあり、26日も25日に続いて、各町会から神輿が出た。私は神輿の担ぎ手は引退したので、傍から見るのみである。
しかし26日は25日以上に殺人的な高温で、ただくっついて見ているだけでも、汗がグッショリと出た。となれば担ぎ手の皆さんはたまったものではないだろう。
駅前に7基の神輿が勢ぞろいするさまは壮観だったが、こっちは喉が渇いて、もう限界寸前である。7基そろっての一本締めを見るまで我慢できず、一足早く引き揚げさせていただいた。まったく、8月も終わろうというのに、何だこの暑さは。

帰宅してテレビを点けると、将棋が映った。NHKアーカイブス「勝負~名人への遠い道~」だった。昼過ぎにオヤジが珍しく「素人のど自慢」を観ており、それで、チャンネルがNHKに合っていたのだ。
番組は、年齢制限で奨励会退会の危機に直面している鈴木英春氏を追ったものだった。1981年の放送である。
鈴木三段は僧侶の資格を取ったとかどうとかナレーションでは言っていたが、作務衣姿での対局である。その姿が深浦康市九段そっくりだ。もう、同一人物と言ってもいい。
鈴木三段は18歳で三段に昇段したが、そこから1コ上が上がれない。たしか、10代のころに四段昇段の一局を負けているはずである。
テレビは鈴木三段の顔写真を掲げ、その年ごとに四段昇段した三段君の顔写真を載せ、彼らが上方にフェードアウトしていく。取り残される鈴木三段。ここが非情なところで、三段になった者から順番に四段になるわけではないところが、この世界の厳しさだ。
テレビカメラは熱海の鈴木三段の自宅にも潜り込み、奥様も登場する。このあたりがさすがにNHKというか、よく撮ったものだと思う。
番組では中原誠名人の名人戦の戦いを並行して見せる。鈴木三段が中原名人を崇拝していたからだ。
この期の挑戦者は桐山清澄八段。出身の奈良県下市町では、名人戦の指し手が有線放送で放送されていた。こんなことがあったのかと思う。
鈴木三段の「命」はいよいよ厳しい。5月上旬の例会で連敗するとアウト、しかし2連勝でも昇段が決まるわけではない。例会の前の朝礼時に、植山悦行三段が13勝3敗で四段昇段したことが知らされる。しかし植山三段本人の映像が映っていないのが残念だった。
真部一男七段の姿も映る。鈴木三段と真部七段は研究会仲間で、升田幸三九段の記録係を競って取ったことがあるのだ。
私にとってこの当時の真部七段は懐かしく、1981年から83年まで、我が高校の文化祭で、真部七段に指導対局を受けたのだ。番組には夫人の文恵さんも映った。夫人の動く姿を観たのは初めてで、まったくこの番組、今となってはすべてが貴重である。
鈴木三段は5月の奨励会1局目に負ける。しかし彼は、第2局に勝てば四段昇段の目が残っているのだから、(当時)31歳の年齢制限が来ても、6月以降も指させてほしい、と佐藤義則六段・沼春雄四段の奨励会幹事に訴える。これ、今でいえば、10年間のフリークラス期間を過ぎた中尾敏之五段が、まだ順位戦復帰の目があるから、11年目の4月以降も指させてくれ、と言っているようなものだ。
奨励会幹事はしぶしぶ受け入れたが、鈴木三段は2局目も敗北。これで奨励会を去ることになった。
見かねた真部七段が別室に誘い、盤を挟んで、お互いパチパチやる。しかし局面が片方は中盤、片方は不動と、メチャクチャである。
何を話すわけでもないが、駒に触れている。この気持ち、何となく分かる。
名人戦は第5局に中原名人が勝ち、防衛。毎日新聞観戦記者の加古明光氏が電話で、口頭で原稿をしゃべっているのが、これまた時代を感じさせた。
番組の最後で、中原名人と鈴木元奨励会三段の記念対局が映される。中原名人の計らいによる実現である。この場面、私は当時の新聞記事で見たことがあり、懐かしい気持ちになった。

アーカイブスは終わり、ここからは新規収録。佐藤天彦名人とつるの剛士が番組について語る。
「これは貴重な映像ですねぇ」とつるの剛士が放心していたが、その通りだと思った。
現在鈴木氏は68歳で、アマ棋界で元気に活躍中である。ここに救いがある、と言えようか。
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