二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

2013年07月31日 | アート・文化

二鶴工芸です。
画像はをデザインしました額装になります。
バッグ製作に使用してましたホワイトブリーチのデニム生地に金彩で鯉を加工しました。
金銀、色箔で加工しています。
色の箔を使いますと、こういう加工も可能になります
普段こんな加工はしませんが。
たまにです

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下準備

2013年07月30日 | アート・文化

二鶴工芸です。
只今新商品の下準備中です
カーキ色(モスグリーンのような)のセルビッチデニムを使用しています。
カラーデニムのセルビッチ(赤耳)使用は珍しいです。
色的には秋から冬になりますが別に季節関係無しに使えそうです
その生地に扇、鶴亀、蝙蝠の柄を金彩加工しました
何にするかは未定です
仕上がり次第、また紹介します

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人間ドック

2013年07月29日 | うんちく・小ネタ

二鶴工芸です。
先週の土曜日に人間ドックに行ってきました
毎年恒例というか10年位前からですかね。
午前中に検査終えまして昼食して完了です。
難関が胃カメラです
ここ数年前から鼻の穴から入れるものになりだいぶ楽にはなりました
元来オエオエはしないタイプです
鼻と喉の麻酔の相性が悪いのか、当方の喉が敏感なのかはわかりませんが、終えた後1日中咳とか咽たりします
胃カメラ自体はしんどくはないのです。
後が~て感じです。
毎年そうです
今のところ身体に異常は無いです
低体重と低血圧だけ指摘されました


信玄袋

2013年07月27日 | アート・文化

二鶴工芸です。
夏らしい天気が毎日続いております。
花火大会、夏祭り等浴衣シーズンの真っただ中です。
その浴衣等和装着用時に重宝するのが信玄袋です
ただしメンズ用です
紐で縛って使いますので簡単にいえば巾着袋のようなものです。
財布、デジカメ、携帯、ハンカチ等小物を入れて持ち歩きます。
最近は小ぶりのショルダーバッグを肩から提げている方もいますね

画像は最近仕上がった商品になります

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額フレーム

2013年07月26日 | アート・文化

二鶴工芸です。
画像は古木を再利用して製作されましたアンティークフレーム(額)です
額装する中身(デザイン)は未定ですが、アンティークのフレームに興味がありましたので誂えていただきました
ものすごく雰囲気が抜群です
あとは中身が問題ですね~
撮影のためにガラスは抜いています

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還幸祭

2013年07月25日 | まち歩き

二鶴工芸です。
朝からトラブル
OCNへの不正アクセス事項でホームページになかなか繋がりませんでした
画像は当方が撮ったものではありませんが、昨日の祇園祭の還幸祭です
祇園祭は7月1日から7月31日までです。
ご存知でしたか
山鉾巡行が目立っていますが、他にもいろんな行事が1か月間にわたって続きます。

詳しくはこちらでhttp://kyoto-design.jp/special/gionmatsuri/schedule

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明日

2013年07月24日 | まち歩き

二鶴工芸です。
先のブログでも告知してましたように明日25日(木)から30日(火)まで京都市下京区四条通富小路東入北側嶋屋画廊で展示販売会を開催致します。
営業時間はAM11:00~PM18:00(最終日17:00迄)
手工羅布都展(ハンドクラフト展)になります。
母親のグループ展です。
と言っても商品はうちで製作したモノになります
気楽な展示会ですので、京都にお越しの際、またはお時間があれば、お運びくださいませ

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酒袋

2013年07月23日 | アート・文化

二鶴工芸です。
先のブログで載せてました酒袋地をリメイクしました商品が出来上がりました
信玄袋になります
信玄袋というのは男性が和装時に持ちます巾着袋になります。
着物、浴衣、作務衣等他普段使いでもOKですよ
商品は酒袋地と茶色の網代とのコンビになります。
サイズは縦約26,5cm、横底の部分で約15cm、マチ約5cm。
裏地はオリーブ無地にこちらで松竹梅の家紋柄を金彩加工を施しました。
これから夏祭り、花火大会等で浴衣、作務衣、甚平など着用時に持っていただきますとぴったりです
こちらからでも詳細が確認できますhttp://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/auctions?userID=a34111225&u=a34111225

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白玉専門店

2013年07月22日 | まち歩き

二鶴工芸です。
昨日、京都清水五条坂南にあります”白玉専門店のことたま”に行ってきました
そうですスウィーツ(ていうか和菓子の部類になりますか)の白玉です
アラフォーのメンズがスウィーツ
当方は別に甘いものは嫌いではありません。
どちらかと言えばいける口です
もちろんひとりではよう行けませんのでといっしょですが
お店は今年にオープンしたところらしいです
オーダーはメニューシートの一覧から好きな材料をチェックしてトッピングしていくシステムです
組み合わせは自由ですが、正直かなり悩みます
画像は携帯で撮ったものです
おいしそうでしょう これで¥600です。
良心的な価格だと思いますよ
ことたまさんの詳細https://twitter.com/mokanon3222
ただし、時間帯によって並ばないといけない場合があります

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歴史

2013年07月21日 | インポート

二鶴工芸です。
子供達が夏休みに入ります
子供の頃は夏休みが楽しみでした
皆何をしようかワクワクでしょうネ
反対にお母さんは大変ですネ
さぁそれではお勉強しましょうか
といっても先週のうんちくの続きのようなものです
着物に金箔を装飾加工します金彩加工というのは桃山、江戸時代に確立されたものだといわれています。
その時代の能装束などには摺箔とよばれています金彩加工で模様が表現され、小袖には振金砂子加工が施されています。
このように歴史的には手描き友禅よりも古いということになります。
この技術が今日、技法、素材、道具の改良など経て継承されているわけです。
当方も若輩ながら継承の一端を担っているわけで~
頑張りますとしか言いようがないです。
この業界ではアラフォーの当方でも若手と呼ばれている位、後継者がいなくなりました
仕事が減少してきたのと同時に自分の息子さんに継がせないのが多いです。
正直賢明な判断だと思います。
親の立場からすれば。
当方がこの業界に入った頃はまだバブル期で修業に行ってた頃は毎日夜遅くまで残業、休日出勤は当たり前でパート含めて従業員もたくさんおられました。
でもこの経験があってこそ今の私があります。
京都で伝統工芸と呼ばれています業界は後継者不足が深刻な問題になっております。
それに加えて使う道具や材料がなくなり、それに関わられています職人さんも廃業されるという悪循環になってきています。
京都には伝統工芸学校があり、工芸に興味のある若い方が入学され勉強されています。
こういう方法もあります。
昔ながらの徒弟制度あるお店も僅かながらにもあるようです。
この先どうなるのでしょうか
当方にもわかりません
先程も申しましたように頑張りますとしか言いようがないです
愚痴になってしまいました