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肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 新松戸】 松戸富田麺桜 テラスモール松戸店「特製全部入り濃厚つけ麺(1480円)」

フードコートで並ばず啜れる「とみ田」系

松戸市北部市場の跡地に2019年10月25日にオープンした商業施設「テラスモール松戸」。約180のショップや飲食店に加えシネコンも有する松戸エリア最大のショッピングモールである。けやき通り沿いにあり、最寄りとなるJR新松戸駅との距離は1.5キロほど。そのため自家用車や自転車、バスでの訪問が前提の立地となっている。

モールの3階には全750席の開放的なフードコート「ケヤキッチン」がありフレッシュネスバーガー、東京餃子軒、はなまるうどん、リンガーハット、マザー牧場カフェなど計10店が軒を連ねる。ラーメン店としては「鯛塩そば灯花」もあるのだが、今回の目当ては松戸のレジェンド「とみ田」直営の「松戸富田麺桜」だ。

元々は1キロほど離れた国道6号沿いにあった、とみ田の直営2号店「東池袋大勝軒ROZEO」が、テラスモール松戸の開業に合わせ、屋号を「ROZEO」から「桜」に架け替えてケヤキッチンに移転オープンした形だ。なおフードコートなので注文はカウンターで行い、呼び出しブザーを持って客席で待つセルフシステムである。

麺メニューは「元祖もりそば」「濃厚つけ麺」「カレーチーズつけ麺」「中華そば」、そしてテラスモール松戸限定の「甘エビ濃厚つけ麺」をラインナップ。心の味餃子、純粋黒豚丼といったサイドメニューもある。また、この日は期間限定で「大勝軒ROZEO」の人気メニューだった「濃厚豚骨魚介ラーメン」も提供していた。

甘エビ濃厚つけ麺と迷ったが、今回はメニューに『オススメ』とある「特製全部入り濃厚つけ麺(1480円)」を注文。客席で待つこと10分ほど。ブザーが鳴りカウンターに丼を受け取りに。特製だと別皿でチャーシュー6枚と味玉が提供される。軽く線が整えられた麺は、おなじみ「心の味製麺」製の全粒粉入り極太麺だ。

モッチリしており歯が食い込み、うどんのような食感の麺である。少しシメ方が甘いだろうか。とはいえ、さすがのボリューム感だ。一方、つけ汁は「豚骨>魚介」の濃厚なもの。粘度が高くかなりヘビーな味わいだ。中には煮豚チャーシューが1枚と材木メンマ、魚粉、海苔、ナルト、刻みネギ、柚子皮が入っている。

そして別皿のチャーシューをつけ汁にくぐらせ頂いていく。コチラは鹿児島県産純粋黒豚「匠の郷」の肩ロース肉で、肉の旨味をしっかり楽しめる。とはいえコレで1480円とはお値段もまたヘビーで…。なおカウンター脇には調味料とスープ割のポットがあるのでお好みで味調整を。次回は限定「甘エビ濃厚つけ麺」を啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 松戸富田麺桜 テラスモール松戸店
【住所】 千葉県松戸市八ケ崎2-8-1
【最寄】 JR常磐緩行線「新松戸駅」徒歩25分

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