ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

サンコウチョウ クロツグミ オオルリ ブッポウソウ ミソサザイ/岡山県

2024-06-01 | 中国地方
今季初撮りのサンコウチョウ♂ 2024年5月20日 岡山県高梁市

【臨時増刊】5月11日〜20日の地元での夏鳥たち;5月11日、このブッポウソウの足にリングが写っていますが、標識して5年目の個体の様です。別の場所の個体ではリングから標識後9年目の個体である事が判別出来ました。
5月11日、山中の谷川でのキセキレイ。
5月18日、林道を歩いていると、オオルリ♂を見つけましたが、じっと固まっており、クチバシには芋虫も。どうやら子育て中のイクメン父さんがこちらを警戒している様で、子育ての邪魔してはいけないので、ワンショット収めさせてもらいその場を離れました。新緑のモミジの葉がいい背景なんですが、仕方ありません。
同じ日にクロツグミが突然頭上に飛んで来て囀り出しました。木の幹の影で見えなかったので、そっと位置をずらして収める事ができましたが、やはり気づかれたのか直ぐに飛び去ってしまいました。
渡来当初は樹冠を飛び回っていたサンコウチョウが少しづつ樹冠から樹間に降りて来ている様。今季初撮りは♀でした。
5月19日、県北の谷川で元気に囀るミソサザイです。こちらも今季初撮りでした。
5月20日、いつも樹冠の空抜けで囀っているオオルリが少し高度を下げて、緑バックで、後ろスッキリで撮らせてくれました。
場所を少し変えて、引き続き囀ってくれましたが、降りて来たのはこちらの様子を偵察しているのかもです。もっとも、きれいな囀りのみで、警戒の声は出していませんでしたが。
同日、樹冠から樹間に高度を下げて来たサンコウチョウ♂を初認から2週間後、やっとカメラに収める事ができました。
おまけに逆光ではなく、さらに低いアングルで割とマシに撮れたので、良かったです。
やはり夏鳥の一大スターですね。何度撮ってもいいもんです。

次回は春の琉球列島紀行の奄美大島編です。アマミヤマシギ、ルリカケスなどをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

タイ南部紀行2024年2月 スリパンガー国立公園編 その4/アカハラシキチョウ マラヤシマヤイロチョウ オオヒメアオヒタキ♀

2024-05-31 | タイ
アカハラシキチョウ♂ 2024年2月28日 タイ王国スリ パンガー国立公園

タイ南部遠征2日目午後最後のハイド:2番目のハイドでは、オオヒメアオヒタキ♂だけでしたが、出ずっぱりだったので、早めに切り上げて、少し移動して、3番目のハイド‥‥がない。急遽、持参のブラインドでハイドを作成してくれて、さっそく潜り込むと、すぐにやって来たのは、アカハラシキチョウ(White-rumped Shama)♂でした。鮮やかな紺色と赤茶色の腹部と白い尾が綺麗です。
次もアカハラシキチョウですが、ちょっと色が薄い、♀でした。
続いての登場は、地味目なヒタキ類の♀で、オオヒメアオヒタキ(Large Blue Flycatcher)の♀とのこと。ヒタキ類の♀はいずれも何か可愛いです。
しばらく滞在してくれましたが、来たのは♀だけでした。アカハラシキチョウは何度も登場して、じっくり堪能出来ました。
お立ち石の上にそれらしく止まってくれます。
ここにはマラヤシマヤイロチョウ(Malayan Banded Pitta)の♀が来るとのことでしたが、登場したのは♂でした。がっかりは当然しません。大歓迎です。何度も見てもやっぱり綺麗です。
それにしてもどうしてここまで、綺麗になるのでしょう?進化の不思議さを感じます。さて、夕刻となり2日目は終了。夕食のビールが美味しかったのは言うまでもありません。

翌3日目はダム湖でクルージングしながらの探鳥となりますが、次回からは奄美大島編をアップして、その後再開したいと思います。その前に地元での夏鳥(サンコウチョウ、クロツグミ、オオルリ)を臨時アップします。ご覧いただき有り難う御座います。

タイ南部紀行2024年2月 スリパンガー国立公園編 その3/オオヒメアオヒタキ ハチクマ マラヤシマヤイロチョウ

2024-05-28 | タイ
見返りのオオヒメアオヒタキ♂ 2024年2月28日 タイ王国スリ パンガー国立公園

タイ南部遠征2日目午後;昼食は公園内にある食堂でいただき、暑いので、しばし休憩。食堂からの眺めはこんな感じで、この辺りの鳥影はまばら。午後の気怠いひと時でした。
すると上空に猛禽が飛んでいるというので、写真に収めるとハチクマ(Oriental Honey Buzzard)♂でした。越冬はもう少し南の方なので、北上の途中でしょうか。日本に来るのかもしれないと想像すると楽しいです。
午後1時半過ぎには午後の鳥見に始動。オオヒメアオヒタキ(Large Blue Flycatcher)の来るというハイドに向かいました。到着してカメラをセットする間も無く主人公は登場していました。背中のブルーとお腹のオレンジ色が綺麗です。嘴が大きいので、オオがついているのでしょう。
飛び去ってもすぐにやって来ます。
出っ放しで、オオヒメアオヒタキしか来ないので、このハイドには1時間も居ずに移動でした。

マラヤシマヤイロチョウの再々掲です。
地面の上をホップしながらピョンピョンという感じで、移動します。
最後の2枚はほんの数mぐらいだったでしょうか。

次回は、この日3番目のハイドでのアカハラシキチョウ、オオヒメアオヒタキ♀そしてこのハイドにも現れたマラヤシマヤイロチョウをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

ヤマドリ ブッポウソウ オオルリ/岡山県

2024-05-26 | 中国地方
後方からのホロ打ちヤマドリ♂ 2024年5月7日 岡山県高梁市

【臨時増刊】5月7日〜12日、林道を走っていると前方に鳥影が見えます。ヤマドリ♂ でした。後方からなのか、こちらには気付いていない様。カメラを構えるとホロ打ちを始めてくれました。ホロ打ちは何度も耳にしていましたが、目で見るのは初めてでした。背伸びしているからか、実に短足に見えて、なんか親近感が湧きます。
こちらには気付いてない様で、ゆっくりと歩みを進めて見えなくなりました。
車を降りて、身を潜める様に近づきましたが、やはり気づかれて、スタコラサッサと逃げられてしまいました。
少し歩くとオオルリが囀っていますが、高い梢。
さて我が町内でブッポウソウを最初に見たのは5月3日でした(4月27日に隣町にやって来たと友人から連絡あり)。5月7日に巡回していると巣箱の様子を伺っているブッポウソウに遭遇、今季初撮りとなりました。
この時、巣箱の中には別の個体がいました。追っかけている様に見えたので、ペアなのかライバルなのかはわかりませんでした。
5月12日、別の場所の巣箱の様子を伺っているブッポウソウがいました。正面顔が何か可愛い。
続々とやって来ている様で、忙しくなりそうです。

天体写真を少々。以前にもアップしたことがありますが、少し大きく明るく撮れたので、再掲します。子持ち銀河と呼ばれる銀河M51。
同じく再掲ですが、銀河M101。渦巻きが少し明るく写せました。
こちらは新たに撮った、おとめ座の銀河で、形がメキシコのソンブレロに似ているので、ソンブレロ銀河と呼ばれる銀河M104です。横から見たところで、円盤状の形が面白いです。

臨時の掲載で、次回はタイ南部シリーズです。ご覧いただき有り難う御座います。

タイ南部紀行2024年2月 スリパンガー国立公園編 その2/チャムネバンケンモドキ エリゲヒヨ ズグロヒヨドリ マラヤシマヤイロチョウ

2024-05-25 | タイ
チャムネバンケンモドキ 2024年2月28日 タイ王国スリ パンガー国立公園

タイ南部遠征2日目午前中の続き;この木に張り付いているだけで、確認鳥種がどんどん増えます。こちらはエリゲヒヨ(Hairy-backed Bulbul)、襟から背中に特徴的な羽がある?‥‥見えません。木の実は丸飲み。
たくさん食べたのか胸が膨らんでいますね。
オレンジハナドリ♂ (Orange-bellied Flowerpecker)も来ましたが、一瞬だけ。
少し落ち着いたので、この木を離れて小川のほとりに来るとヒヨドリにしては派手な色合いのズグロヒヨドリ(Black-headed Bulbul)が数羽で飛び回っていました。ヒヨドリにしては、黄色と黒い頭部が強烈な色合いです。やはり熱帯なんでしょう。
少し大きめの尾羽の長い鳥が木の茂みの中を移動しています。中々ちゃんと見えないので、暫し待っていると、やっと全身を見せてくれました。チャムネバンケンモドキ(Chestnut-breasted Malkoha)です。赤茶色の胸からお腹が印象的なバンケンですが、なんでモドキなんでしょうね。
また、あの木に戻るとやっぱり小鳥が来ています。先ほども来ていたハイムネヒヨドリドリ(Grey-bellied Bulbu)の木の実丸飲みシーン。
ここで、お昼になったので、公園内にある食堂に移動して、昼食とお昼休みです。

少し前のハイドでのマラヤシマヤイロチョウ(Malayan Banded Pitta)の再掲です。
上空を見上げています。猛禽でも飛んだのでしょうか。

次回はこの続きで、午後に別のハイドに移動して撮ったオオヒメアオヒタキなどをアップの予定ですが、間に地元のヤマドリ、ブッポウソウ等をはさみたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。