あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

お千代保稲荷に行きました

2009-05-31 23:34:00 | ブログ

このあたりで「おちょぼさん」の愛称で知られる

あの商売繁盛で有名なお稲荷さんです。

Img_1009_2  心霊写真みたい・・・・

ちょうど逆光でした。最近のデジカメは逆光でもけっこう

写ってしまうので・・・こんな写真でごめんなさい。

ところで、子供が持っているのは油揚げですが・・

お供えの油揚げはお狐さんとは関係なく

「稲荷のナリとは、ものや生命を生み出す神」のことで、

農業や商売繁盛に関係があるそうです。

油揚げをお供えするのは、揚げ物にはたんぱく質や

脂肪が含まれていて体に良いという理由からだそうです。

今日も今月健やかに仕事をさせていただいたお礼と

患者様みなさまの健康をお祈りしてまいりました。

月末は大変賑わう場所です。みなさまもよろしければ

一度お訪ねくださいね。美味しいものもたくさんありますよ。

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病は氣から

2009-05-30 21:53:18 | 健康・病気

ここでは何度もお話していることなのですが

東洋医学的な側面ではなく

遺伝子学的にもこのような研究をされていることがわかり

嬉しくなってしまいましたのでアップします。

心と遺伝子研究会  http://www.bbweb-arena.com/users/e-kokoro/index.html

この中で糖尿病の患者さんに退屈な講義と漫才を聞いてもらって

その後の血糖値を測るという実験がされたようなのですが

断然楽しく笑っていた患者群のほうが血糖値が下がって

いたというのですね。こちらの研究会では心と遺伝子という

視点で『笑い』を捉えて研究されていたのですが

まさしく東洋医学でいうところの『氣』と共通していると思います。

東洋医学では『笑い』は『心(しん)』を養うとされており

ここでいう『心』とは心臓ということを意味しています。

この『心』は『神気』(しんき)にも通ずるとされていて

この『神気』は喜びにつながっていると解釈されているのです。

もっと詳しくお知りになりたい方はこちら

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E9%99%BD%E4%BA%94%E8%A1%8C

ここでは省略させていただきますね。

楽しいからとか可笑しいから笑うということも当然なのですが

笑うことによって楽しくなるということがありますが

これが『神気』の仕業だったりするわけですね。

またまたお話が長くなってしまうのですがよく

〈精神のバランス〉などという表現をしますが

この『精』はいつものお話に出てくる臍下丹田のことで

『神』は先ほどの心を指しています。ですからこの両者の

バランスをとることによって健康につなげていくという

とらえ方を東洋医学ではしています。

『治らない』とか『痛くなるかもしれない』とかいう気持ちは

ますます症状を悪化させてしまうことになります。

まさしく『病は氣から』なのですね。気持ちがふさいでしまうことも

時として仕方がありませんが、上手に切り替えて気のバランスを

ご自身でも調整なさって病気も逃げていってしまうような

心で過ごせると一番ですね。

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今日はエベレスト登頂記念日です

2009-05-29 22:46:45 | ブログ

私の趣味のなかに登山というのもあるのですが

今日は「1953年5月29日にニュージーランドのEdmund Hillary

(エドモンド・ヒラリー)とTenzing Norgay(テンジン・ノルゲイ)が

ネパール側から初登頂に成功した」と

『魅惑のエベレスト山域 トレッキングとピークへの誘い』(小笠原寛著、牧歌舎)

に記されているようにエベレスト登頂記念日だそうです。

私はもちろんエベレスト登頂なんて夢のまた夢ではありますが

もう10数年前になりますが、友人達と八ヶ岳登山をした時の

ことをみなさまにお話したくなってしまいました。

ここでの下山コースの最終地点で岩場の連続する場所がありました。

晴眼者(普通に見える人のこと)であれば1時間半ほどのコースですが

視力障害のある私にとって岩場での下山というのは

岩の上で片足に体重をかけ、またその片方の

体重のかかっていないほうの足で次の岩を探しながら進むという

非常に神経を使う運動の連続になるのです。

この下山コースで晴眼者の倍以上の時間がかかり

肉体も精神もこれ以上ないほど疲労しきっての下山になりました。

普段の登山であれば下山後のビールの格別さが

本当にたまらないのですが、この時は疲労のため

食事ももちろんアルコールも取ろうという気力さえありませんでした。

ですが下山後に入った

渋温泉http://www.shibuonsen.net/

に入ったときのことです!!!

私は生まれて初めて臍下丹田から滾々と湧き上がってくるエネルギーを

実感することとなりました。つい『俺は生きてるぞー』と叫んでしまったぐらいです。

後にも先にもこのような経験は初めてのことですが、

普段は目に見えない人間のエネルギー(氣)を

実感できた貴重な体験でした。

私たち人間も偉大なる自然界の中で生かされています。

さまざまな氣によってプラスにもマイナスにも影響されますが

その中での調和をとって生きていかなくてはいけません。

この最も調整のとれた状態を『中庸』(ちゅうよう)と呼び

この「中庸」を目標として治療を行っていますが、

これが簡単なようでとても難しいのです。

自然界には『邪気』と呼ばれる

人にとってマイナスな『氣』も確かにありますがその反対に

プラスになる『正氣』も沢山あるのです。良い氣を受けに

登山とまでは申しませんが、四季折々の自然に触れて

『正氣』をたくさん受けに行ってみてください。心も身体も

生き生きしてくること間違いなしです。

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自律神経について

2009-05-28 15:38:40 | 健康・病気

過日の研修会でこんな質問が出ましたのでみなさまにも

お話しすると良いなぁと思いましたのでアップします。

研修会で気の巡りと神経とは同義と見て良いのかとの質問がありました。

東洋医学でいう衛気・営気の作用と

西洋医学の自律神経の作用は概ね同義であると私は考えています。

それは、免疫学の研究で高名な新潟大学医学部の

阿保徹教授の学説からも説明できると思います。

一見難しそうなお話ですが、非常にわかりやすく書かれた

単行本も多数出版されています。

治療院にも何冊かおいてございますので

興味をもたれましたら是非ご一読くださいね。

その一部を簡単にまとめてみますと

自律神経  交感神経   副交感神経
白血球    顆粒球    リンパ球
働く時間   昼       
ホルモン作用 アドレナリン  アセチルコリン
血管    収縮       拡張
気圧    高気圧     低気圧
天気  晴れ(酸素が多い) 雨(湿気が多い)
季節    秋・冬      春・夏
感情(七情) 怒り      笑い
病気 虫垂炎・中耳炎・腎炎などの化膿性疾患
アレルギー・花粉症・気管支喘息・慢性関節リウマチ・下痢・拒食・鬱病

こんなふうに分けられているんですね。

さてこれらの学説はすべて東洋医学が語る氣

(陰気・陽気と衛気・営気)で全て説明することができます。

鍼灸治療といえば神経痛・リュウマチ・頚腕症候群・腰痛・

頭痛・胃痛・生理痛など痛みに有効であることは

みなさんご存知の通りなのですが、これは結果論なのです。

鍼灸治療では80種余ある「氣」に働きかけることによって

以前にも説明しましたように

衛気(外部から侵入しようとしている病気と闘うエネルギー)と

営気(サラサラで健康な血液を作るエネルギー)を調整し

自律神経のアンバランスを正常化し

生命力・免疫力を活性化して痛みや数々の病症を

改善するように導いているというわけなのです。

まれに急性疾患などは鍼灸で直接病を取り除く場合もありますが

多くの慢性疾患はこのような治療を行うことによって

貴方ご自身の『自然治癒力』で健康を快復されていくという

メカニズムがわれわれの行っている治療です。

チョット難しいお話になってしまったかもしれませんが

みなさまに理解していただきたいお話でしたので

アップさせていただきました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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歓迎会をしました

2009-05-27 20:31:15 | ブログ

今年の1月から海野咲子さんに来ていただいています。

ずいぶん遅くなってしまいましたが、今日は海野さんの

歓迎会をしました。デジカメを忘れてしまったので・・・

090527_133401

携帯で撮りましたので、画質が悪いです・・・。

海野さんはご出産前まで当院でお手伝いしてくださっていた方で

ご縁がありまた手伝っていただくことになりました。

海野さんは3児のママで、育児経験豊かな方です。

ご自分のお子さんはもちろん、ご自分でも時折往診なども

されており、非常に勉強熱心な方です。

海野さんは主に午前中に来ていただいています。

何でも気軽に聞いてくださいね。

今後ともよろしくお願いします。

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