あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

揺らぎの中にある中庸

2024-06-09 22:11:00 | ブログ
こんにちは☔️
今日は、スッキリしないお天気でしたね😅
毎週日曜日は、院長のひとりごとです😊

今日はあいにくの雨でしたが😝
副院長と一緒に漢方の研修会に参加してまいりましたので
雨は全く気にすることのない1日でした😊

今日の研修会のなかで、「揺らぎの中での中庸」という話がありました。
これは中国ではこんな捉え方をしているのですという解説があってのお話なのですが
ついつい、ベストな状態を求めてしまいがちな私たちですが
春夏秋冬も然り、朝夕の1日の流れも然り、大なり小なりの揺らぎのなかで生きている生体が
大きくその道を外れない(揺らぎのなかでの生体)ことこそが中庸であり
そのために正気を充実させておく視点を持つことが大切なのだということです。

ついつい正解の範囲を狭く捉えがちな我々を戒めてくれる言葉だなぁと
気が引き締まる思いでした。どれだけ学んでも到達点には辿り着かないものですね。

帰宅後は、ご近所の美味しい😋ヨーロッパの家庭料理がいただけるボンガルフォさんへ😊


10周年のイベント開催中で、すごい賑わい❤️❤️❤️お勉強の疲れも癒されて、楽しませていただきました🥰10周年おめでとう御座います🍾

しっかり英気を養って😊揺らぎに対応できる元気をいただきました♪梅雨入りまで秒読み段階に入ったようです🤣このまま元気に過ごしていきたいと思います🙌


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完成したジブリパークへ

2024-06-08 21:06:00 | ブログ
こんにちは😇スタッフの恒川です。
この1週間で、だいぶ暑くなってきましたね。梅雨入りも近いせいか、ムシッと湿度を感じます☂️

先日、ジブリパークへ行ってきました✨
去年の夏に初めて行ったので、今回が2回目になります。
園内は、外国からの観光客がとても多く、様々な言語が飛び交っていました😆
ジブリパークは作品によってエリアが分けられていて、一つ一つのエリアが遠い為、めちゃくちゃ歩きました🚶‍♀️💦
園内にはバスも走っていますが、超満員で乗れませんでした🚌
小さいお子さんと行かれる予定の方はご注意ください。




ジブリパークにガチャポンがあったので回してみました😳
カプセルがプラスチックではなく、紙製😳
中身は耳をすませばに出てくるムーン(猫)の消しゴムでした💛




もったいなくて使えないですね笑
なんだかんだ今回も楽しんで参りました♪

さて、もうすぐ梅雨。
梅雨の時期になると体調を崩される方が多くなってきます。
東洋医学では、この湿気を外邪の一つである「湿邪」と捉えています。
水の巡りが身体全体で滞るため
足のむくみ、冷え、膝や股関節痛や膀胱炎として現れます。
また、めまい、消化不良、頭がぼーっとする、下痢、耳鳴りなど様々な症状を引き起こす原因になります🌧️
本格的な梅雨入りの前にお身体のケアをおすすめします😌

脈診流・経絡治療は「治未病」(未だ病まざるを治す=健康管理)を最も得意としています。)
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水曜会

2024-06-05 22:14:00 | ブログ
こんにちは🌞今日は暑かったですね😅😅😅
これほど、気温差が激しいと体調管理が大変ですね😣😣😣

今日は、水曜会でした。
今日は、今年の4月から水曜会にご縁をいただいた先生も多いので
「陰陽論」☯️を、改めて学び直しました。




古代中国の漢代に、さまざまな古典医書が誕生しています。

一元的二元論であり、二元的一元論である。
などという書かれ方ですから、諸学者の先生方は
どうしてもイメージが掴みづらいのですが、
これをとてもウィットに富んだ解説で、書かれた著書を
みんなで読み合わせることで、なんとなくイメージができたのでは?
と感じました😊難解な言葉を、身近なたとえ話で
思わず吹き出してしまいそうな解説に触れると、一気に親近感が湧きますね😊

この読み合わせを座学で行ってからは、
理論がイメージできているうちに実技です😊

虚実 遅数 浮沈 寒熱などなどの陰陽の切り分け☯️を
具体感を持って治療に活かすことができるように
学んだことを、実際にやってみるという繰り返しが大切なのですね😊

でも、これが二元論ではなく、一元論の元に成り立っているというのは
実際に自分の手で感じることが大事です😊

今日も、どのグループも議論が絶えず賑やかな研修会となりました😊



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あっという間の2ヶ月間

2024-06-03 21:11:00 | ブログ
こんにちは😃スタッフの榊原です

あまの鍼灸院で働かせていただいてもう2ヶ月が経ちました!
振り返ってみると早いようで長かったような2ヶ月ですが、
まず学生時代好きだった東洋医学の治療がこんなに受け入れてもらえているってことが自分の中で嬉しいです!
正直、気とか見えない部分や西洋医学とは違う少し無理矢理っぽい理論を経験として2000年前から伝えられてきた医学なので
少し、胡散臭く、馴染みにくいと思われると感じていました!
患者さんは理論を知らないかも知れませんが、その東洋医学でよくなった患者さんの声や、
古典を勉強し続けている院長が認められているのを見ると、とても嬉しい気持ちです!
古典は、「素問」「霊枢」「難経」などの本があります!

院長は「難経」をベースに治療を組み立て「素問・霊枢・傷寒論・金匱要略」
などを参考にしています。
これら古典は、陰陽の考え、五行の考え、経絡の考えから生活の仕方やお腹、脈、舌などの体の反応を見て、
経穴(ツボ)の性質をふまえながら治療していきます!
簡単なようで、一つ一つ奥が深い治療、少しずつ少しずつ良い治療に近づけられたらと思います!
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三焦について その2

2024-06-02 19:55:00 | ブログ
こんにちは☔️今日は降ったり止んだりとすっきりしないお天気でしたね😫
お休みの日は、散歩に出かけますが
今日は一日中、自宅で読書となりました🤭

毎週日曜日は、院長のひとり言です😊

難経・三十八難は、「三焦は原気の別支であり、名前と働きは有るが、形は無い」というものです。
これが気としての働きを重視する東洋医学の真骨頂です。
この三十八難からも三焦は大変重要な一腑であることがおわかり頂けると思います。
三焦は原気の別支だという。さらに、諸々の気を主持しているという。そして、名が有って形は無いという。
ここが「気」を大切にする東洋医学の最も特徴的な所です。
これを、働きは有るので外腑として三焦と名付けたのでしょう。
この三焦については、難経・六十六難で十二経の原穴を述べた後に次のように述べています。

三焦は原気の別支として三気、つまり宗気・衛気・営気を循環させています。
さらに五臓の原穴は三焦の尊号であり、最も尊いものであるから太いとか大きいとかいう文字が使われています。
したがって五臓六腑に病がある時は原穴を取れと指示しています。
難経・四十九難に述べられている正経自病の場合は各経絡の原穴を補う事になります。
たとえば、憂愁思慮(ユウシュウシリョ)すれば心の原穴神門穴。
形寒(ヒ)え、冷を飲めば、肺の原穴太淵穴。
恚怒し、気逆上して下らざれば、肝の原穴太衝穴。
飲食労倦すれば、脾の原穴太白穴。
久しく湿地に坐し、強力して水に入れば、腎の原穴太谿穴をそれぞれ補う事になります。

次週に続く
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