よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

ポルトガル旅行記-最終章:「思い出に溢れて」

2018年02月22日 | 海外旅行ーポルトガル
We Came Back From Portugal.

さてさて、ワタクシ達のポルトガルの旅も最後の時を迎えました


ホテルに向かって帰る途中、「Fábrica da Nata」というお店がありました。
ここはお店の看板にもあるように、「Pastéis de Nata」日本で言うところの「エッグタルト」のお店なんです。
最後に、このお店で軽く食事をして、空港に向かうことにしました


店内もいいのですが、何度も眺めてきたレスタウラドーレス広場を眺めながらの座席にしました。
日本ではオープンエアのテラス席は蒸し暑くて嫌なのですが、湿度が低いポルトガルでは
夏の間は室内よりもテラス席の方が人気です


家人はエッグタルトを、ワタクシは名前を忘れたのですがエッグタルトと同じような外見ですが
中身がカスタードクリームではなくタマゴとハムというのを注文しました。
もちろんビールも注文しました。これでポルトガルのビールも飲み納めです


この国は本当に食事が美味しかったです。魚介類が豊富なので、新鮮で美味しい魚を食べることが出来ます。
そして、コーヒーの産地であるブラジルを植民地に持っていたことから、カフェ文化が発達しています。
カフェのコーヒーが美味しく、そしてコーヒーに合うスイーツが充実しています

Fábrica da Nata…Praca dos Restauradores 62-68, Lisbon 1250-188, Portugal


午後1時。そろそろリスボンを出る飛行機の搭乗時間が近づいてきました。
ワタクシ達は今回の旅を忘れることは無いでしょう。素晴らしい思い出ばかりが心に刻まれました


ドバイ空港でトランジット。「Osaka」の文字を見ると、現実に引き戻される気がします


Tシャツ好きのワタクシは、リスボンとポルトで4枚のTシャツを買いました。
特にリスボンのトラム(路面電車)をデザインしたTシャツはお気に入りです


下に敷いたテーブルクロスも気に入ってます。時々は食卓を飾ってくれるんですよ


リスボンで買った油絵はリビングに飾りました。この絵を見るたびに、ポルトガルの旅を思い出します

たくさんの写真を撮ったので、ブログで紹介するのがずいぶんと長い期間になってしまいました。
長い間お付き合いいただき、本当にありがとうございました

使用したカメラ:6,7枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


海外旅行であれ、国内旅行であれ、本当に私は旅が好きです。
旅をするのも好きだし、旅の計画をたてるのも好きだし、旅が終わった後にこうしてブログを書くのも好きになりました。
今年もまた旅をしたいです。自分で計画をして、自分の足で歩いて
…。



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真日記ランキング
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね


ポルトガル旅行記:8日目(その5)-「いつの日か再び」:バイシャ地区・リスボン

2018年02月21日 | 海外旅行ーポルトガル
Baixa, Lisbon, portugal

さてさて、ポルトガルで過ごす時間も残りわずかになってまいりました


リスボンのアルファマ地区から、ゆるやかな坂を下って西に向かいます。
この路面電車も、これでいよいよ見納めですね


レトロな路面電車が町の風景とピッタリマッチするんですよねぇ。
きっとこれから先、ずっとこの風景をリスボンの人達は守り通していくことでしょう


坂道を下りきった場所がバイシャ地区(Baixa)です。このあたりがリスボン観光の中心地なんですよ


時刻は10時前。朝が遅いポルトガルでは、街はまだ賑わう前のようですね。
昼間ともなればこの通りは観光客、地元の人で大いに賑わうんですよ


このあたりは1755年のリスボン地震の後に開発された地域なんです。
ですので、道路の幅が比較的広く、通りは碁盤目に整えられているんです。
狭い路地が複雑に入り組んだアルファマ地区とは対照的ですね


ロシオ広場(Praça de Rossio)にやって来ました。日差しが強かったので、ISO200でも
5400分の1という高速シャッターを切ることが出来ました。
噴水の水が止まったように見えるのは、高速シャッターならではですね


国王ペドロ4世の像があるのですが、像の上にカモメが留まっていました。
せっかくの威厳あるペドロ4世の表情ですが、ちょっと滑稽に見えてしまいますね


いつの日か再び、この広場に立ってみたい…そんな思いに駆られます。
リスボンは首都であり、観光都市でありながら、素朴さを残した素敵な街でした

使用したカメラ:2,6枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1


ポルトガルの人というのは、一般的に大声で騒いだりすることなく、温厚で人懐こい感じを受けました。
ラテン系の民族=陽気、賑やかというイメージとは、ちょっと違う感じがします。
そのあたりも、この国が馴染みやすい要因だったように感じます



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真日記ランキング
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね


ポルトガル旅行記:8日目(その4)-「学びたい歴史」:アルファマ地区・リスボン

2018年02月20日 | 海外旅行ーポルトガル
Alfama, Lisbon, Portugal

さてさて、ワタクシ達はポルトガル最終日、リスボンのアルファマ地区を訪れ
リスボン大聖堂(Sé de Lisboa)を見学しました


皆さんもご存知のようにポルトガル、スペインが位置するイベリア半島は8世紀から12世紀まで
イスラム教勢力によって征服されていました。ギマランイスを紹介したブログにも登場したアフォンソ1世
1147年にリスボンを奪回すると、モスクがあった場所にこの大聖堂を建設したんですよ


その後、この大聖堂は長い年月をかけて建築されていったために、時代の変化とともに建築様式も変わり、
当初はロマネスク様式だったものが、途中からはゴシック様式へと変化してるそうです


美術史に詳しい人なら建造物や装飾品を見て、様式の変化などがすぐにわかるのでしょうが、
ワタクシはヨーロッパの美術史には全く疎く、説明書きを見て「なるほどなぁ」と思うくらいです


しかも、その説明書きは英語の文章を読むのですが、見たことも無いような専門用語が出てくるので、
文面も半分くらいしか理解できないんですよねぇ


もっとヨーロッパ史を勉強しておけばよかったなぁと後悔するのですが、今からでも遅くは無いです。
定年退職したらゆっくりとヨーロッパ史を勉強してみたいなぁと思っています


ではでは、そろそろ大聖堂を後にするとしましょうか。この日は帰路につかねばなりません。
空港に行くのが遅れてしまったら大変ですからね


この大聖堂から西に向かって坂道を下って行くと、中心地のバイシャ地区に到着するんですよ


あらあら、可愛い赤ポストがありました。日本の赤ポストも大好きなのですが、このポストもいいですねえ

使用したカメラ:1,4,7枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1


同じ大聖堂でもポルトの大聖堂とリスボンの大聖堂では、受ける印象がずいぶん違いました。
やはりイスラム勢力との戦いを意識して造られたリスボンの大聖堂が無骨な感じがし、
ポルトの大聖堂は優美な印象を受けました。歴史的な背景を知ると、旅の面白さが増しますね



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真日記ランキング
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね


ポルトガル旅行記:8日目(その3)-「大聖堂へ」:アルファマ地区・リスボン

2018年02月19日 | 海外旅行ーポルトガル
Alfama, Lisbon, Portugal

さてさて、リスボンのアルファマ地区を訪ねたワタクシ達は、迷宮のように入り組んだ
アルファマ地区の路地を歩いておりました


ポルトガルの気候は地中海性気候ですので、夏は晴天が続き乾燥します。
ですので、湿度が低いために蒸し暑さが無く、カラッとしていて爽やかな暑さなんですよ


日本の感覚で言うと、5月末くらいに気温が高くなる日があるじゃないですか。
あんな感じなんですよ。ですので、日本の夏のように汗が噴き出てくることがありません


旅の間に何度も見たアズレージョもこれで見納めでしょうね。アズレージョは青空に映えますね


ワタクシ達はアルファマの街を西へ西へと、坂道を下って行きました


すると大きな建物が目の前に現れ、そこには「Cruzes Da Sé」と書かれてありました。
「Cruze」は英語の「Cross」、つまり「十字架」のことで、「Sé」は「大聖堂」の意味です


ワタクシ達はリスボン大聖堂(Sé de Lisboa)に到着しました。
「Cruzes Da Sé」と書かれているのは、この大聖堂は空から見ると十字架の形をしているので、
そう呼ばれているのだろうと思います


リスボン大聖堂の前にはトラムが走っています。レトロなトラムと大聖堂のファサード…。
この姿はリスボンを代表する風景として、よく観光写真などに取り上げられていますね


ではでは、大聖堂の内部を見ていくとしましょうか

使用したカメラ:2,4,5枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1


この大聖堂、ずいぶんと頑丈そうというか、無骨なファサードだなぁと思ったのですが、
イスラム勢力との戦いの際には敵を攻撃する拠点として利用することを考え、
頑丈な造りにしてあるとの説明書きがありました。なるほどねぇ



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真日記ランキング
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね


ポルトガル旅行記:8日目(その2)-「迷宮彷徨」:アルファマ地区・リスボン

2018年02月18日 | 海外旅行ーポルトガル
Alfama, Lisbon, Portugal

さてさて、ポルトガル旅行最終日、リスボンのアルファマ地区にやって来たワタクシ達は、
ノスタルジックな町並みが広がるアルファマを歩いて行くことにしました


ワタクシは鉄道好きで、おまけに路面電車が好きなんですよ。
ですので、リスボンの街ではついついトラム(路面電車)にレンズを向けてしまいます


ではでは、アルファマの街を歩くとしましょうか。アルファマは本当に道が狭く、そして路地が入り組んでいます。
朝だからいいのですが、夜だとちょっと足を踏みこむのを躊躇するかもしれないですね


少し前ですが、BS(たしかNHKだったと思います)で俳優の竹内涼真さんと格闘家の小川直也さんが、
リスボンのアパートを借りて共同生活するという番組があったのですが、
その時に彼らが暮らしていたのがこの界隈なんですよ


言葉ではうまく表現できないのですが、このエリアを歩いているとすごく安心感があるというか、
心が落ち着く気がしたんです。それは、ワタクシが大阪という大都市の中でも、路地が入り組み
長屋が立ち並んだ下町で育ったので、きっと生まれ故郷と同じような空気感を感じていたからだと思います


窓には洗濯物が干され、人々の生活感が溢れています。ああ、ワタクシはこうい光景が好きなんだなぁと感じます


アルファマはイベリア半島がイスラム勢力に支配されていた時代に、ムーア人によって築かれた街です。
アルファマの語源はアラビア語の「Al-hamma」で、「泉」「風呂」という意味だそうです。
アラビア語の「Al」は定冠詞で、アルコール、アルカリというアラビア語由来の言葉にも「Al」がついていますね


まるで迷宮のようなアルファマの街を、ワタクシ達は彷徨っていました。
時間が停まったかのようなアルファマの街では、まさにワタクシ達は異邦人ですね


もしリスボンで長期滞在することがあるのなら、絶対にこの街で暮らしたい。
そんなことを思いながら、ワタクシはさらにアルファマの街を歩くのでした

使用したカメラ:4,6,7枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


リスボンでは(というかポルトガルでは)、どんな路地であろうがすべて石畳が敷かれていました。
アスファルトの方が修復もしやすいでしょうし、なにせ歩きやすいと思うんですよ。
でも、アスファルトにすることなく石畳を残し続けるというのが素敵ですねぇ



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真日記ランキング
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね