フォト俳句・天使の梯子

    時として見る天使のはしご
    まるで神の呼びかけのよう。

            花木柳太
   

ひとり酒

2021-11-30 17:43:16 | 俳句


    風呂吹きやそぼ降る夜のひとり酒   







 今日は午後からある程度の降りの雨になった。
 この時期にしては結構な降りなのか。雨は東に向かう模様。
 これから雨の処も多いのではないか。

 風呂吹きは勿論風呂吹き大根のこと
 雨は降っているが酒を飲んでいるわけではない
 俳句は創作であるので事実を描いてばかりではない。
 勿論、事実を詠むのが良い句ができるようではありますが・・

 酒は飲まない日が多い、若い頃はよく飲んだ。
 そのせいか肝臓に無理があると常々ひそかに思っている。
 煙草も今は止めている、と云っても5年ばかりではある。

 此れも若い頃はヘビースモーカーだったので
 坂道や階段が息苦しい時がある。歳のせいばかりではないと思っている。
 どうも私は肺疾患あたりで死ぬのではないかと思ったりする。

 酒を飲まないせいか一日中珈琲を飲んでいる。日本茶も飲まない。
 一日に何倍飲むのかと思いステックコーヒー(インスタントの)にしている。
 朝5本用意して杯数を数えいるが5杯飲む日とそれに届かない日がある。

 九州は此のところあまり寒くはないのか?。今日辺りは最高気温は17℃だった。
 それでも夜は暖かくしておやすみください。

 

欠伸(あくび)

2021-11-29 18:09:37 | 俳句


    欠伸する小春日和の午後の猫






 11月も明日で最終日いよいよ師走の到来だ。
 今日の福岡はまあまあ暖かだった。昼間はエアコンもヒーターも要らない。
 
 今日は試みに訪れてくださった皆さんに俳句など詠んで戴けないものかと思います。
 欠伸(あくび)で詠むのも結構ですし、「小春日和」で詠んで戴いても構いません。
 ☆海辺に散歩に行って欠伸が出た・・
         欠伸して小春日和の波の音 (花木柳太)  でもう一句出来ます。

 ☆小春日和の日、家に居たら欠伸が出た・・
         あくびして小春日和の孤独かな (花木柳太) 俳句も創作ですから孤独でなくとも
                               孤独かなと結んでもいい訳です。

 ☆家に居た孫や子供の姿を見て(想像して)・・
         あくびする小春日和の午後の吾子(或いは孫) (花木柳太)

 また季語は別のものでもいいですし、欠伸にこだわる必要もありません。
 「師走」「年の瀬」などの季語でも構いません。
 秋の、冬の夜長、俳句など初めて見られては如何でしょか?
 コメント欄に一つでも俳句があれば嬉しく思います。

 良い夜をお過ごしください。

 

野良の猫

2021-11-28 11:50:43 | 俳句


   野良の猫何処で眠るか初しぐれ







 毎日遊んで暮らしていると今日が日曜日なのを忘れてしまいそうだ。
 福岡の今日はいい天気だ。最高気温は14℃、夜4℃だという。
 「時雨」は晩秋から冬にかけての雨を云う。

 この時期、雨が降ると野良の猫はどうしているだろうかと思う。
 干潟の遊歩道の猫は皆で餌をやるので丸々と太っている。
 二匹で寄り添うように暮らしている。

 黒猫は太ってはいないがトラの方は十分に肥満気味だ。
 野良で暮らすストレスがありそうだといつも思っている。
 
 遊歩道は人家のない処なので何処で雨を忍んでいるのかと思う。
 窓から煌々と陽が差している。朝方から点けていたヒーターを消した。
 
 良い休日をお過ごしください・・

 

 
 

桜紅葉

2021-11-27 19:05:15 | 俳句


   さまよいて桜紅葉の癒しかな  






 福岡の筥崎宮と云えば大きな神社である。
 歩き疲れて石垣の上に腰掛けたら後ろの竹やぶの中に猫が居た。
 普通のネコではない。人間で言えば「すっかり悟りを開いたような」猫だ。

 静かに猫独特の正座?をして後ろにいた。目は静かに閉じている。
 神社だけにまるで神様の贈り物のように感じる佇まいだった。
 
 写真を撮って来ればよかったと後悔したが。
 コンビニまで餌を買いに行って戻ってきたらもういなかった。
 戻った時高齢の婦人が居た。どうも朝に餌などあげて世話をしているという。

 有るのはプラスチックの多分お菓子の容器風な水入れが一つ。
 奥の竹藪にダンボールで作ったハウスがさりげなく置いてあった。
 勿論、ビニールでコーティングしてあり、行き届いている。

 兎に角、ゴミ一つ落ちてはいないし清潔に管理されている。
 カラスが散らかすので餌は食べ終えるまで居るという。
 その婦人はもう「18歳ですよ」と云う。18年世話をしているという。
 野良の猫に関して少しでも知っていればその年齢に驚くだろう。
 野良は5年生きれば長生きだ。

 今度行ったときに写真を撮ってこよう。それだけの価値のある猫だ。
 餌はかくしゃくとした高齢の婦人にあげた。(猫缶ひとつのみだけど)

 すらりと伸びた背に綺麗な髪をした婦人だった。
 しあわせな猫だ。これでは飼い猫にも負けないくらい恵まれている?良い猫はすぐ分かる。

 今日も晩秋にしては暖かな一日が過ぎた。
 それでも夜は冷えます。暖かくしてお休みください。

 

寺の紅葉

2021-11-26 18:37:08 | 俳句


    老い知るや歩き疲れて寺紅葉 




 
 小春日和で汗ばむようなミニ紅葉狩り。
 最近運動不足を痛切に感じる。7千歩も歩けば足腰に来る。
 今日も秋晴れのいい天気で暖かだった。
 
 今は秋なのか冬なのかと思ったりする。
 雪国では冬の便りもあり、降雪を知る。もう冬なのだろう。
 11月も押し迫ってきた。九州に居れば今日などはヒーターも要らない。

 初冬と言うべきか。
 真っ青な青空に銀杏の色ずいた黄色が清々しかった。
 流れゆく日々に老いを感じる日もあろう。

 杖をついたご老人に「御いくつですか}と尋ねてみたい気もする。
 連れの人に頑張ってよと言われた。

 良い夜をお過ごしください。