フォト俳句・天使の梯子

    時として見る天使のはしご
    まるで神の呼びかけのよう。

            花木柳太
   

潮干狩り/三寒四温

2019-02-28 06:48:35 | 俳句


<  水温む干潟の浜や潮干狩り   花木柳太  >

 早くも潮干狩りをしている人がいる
 潮干狩りと云えば五月ごろだろうか。

 明日からはもう三月だ
 この前正月だと思っていたらもう三月。

 ニュースは米朝会談で持ち切りだ
 韓国の統一と中国共産党の崩壊は何時になったら
 と思うのはわたしだけではないだろう。

 のんびりと潮干狩りを楽しめる平和な幸せ
 何時も大変な思いをするのは庶民や子供だ。

 それにしても、潮干狩りを眺めていると
 春が来たんだなあと思う。

 カメラ散歩もいい季節になった
 まだまだ肌寒い日はいましばらくは続く。

 

春の風/能古島

2019-02-27 09:26:44 | 俳句


  <  くさめして誰の噂か能古島(のこのしま)  花木柳太  >
 
 春は風邪でもないのに
 くしゃみの出る季節である。

 くさめは年中出るような気がするが
 冬の季語である。

 冬は風邪が流行るから当然か
 花粉症の季節ももうすぐ。

 現代人にしてみればくしゃみは
 春先の季語でもおかしくない。

 わたしは花粉症にはかかったことはない
 ひそかに田舎育ちだから花粉に耐性があるのでは
 と思っている。

二月の菜の花

2019-02-26 09:41:02 | 俳句


  < 如月に咲くや菜の花春近し  花木柳太 >

 二月もあと三日だ
 服装も何となく春めいてきたか

 google home miniに春は何時からと聞いたら
 3月21日から6月22日までだという。

 暦でそういう風に決まっているのか
 気象協会で決めているのかは分からない。

 菜の花は本来は4月に咲くものだという
 カメラ散歩に行くと庭先にも咲いている。
 暖冬なのだろうか。

 確かに今年の九州は暖冬だった
 まだ寒いが春の足音は聞こえて来るかのようだ。

浅き春

2019-02-25 10:16:29 | 俳句


  < 子供らの背伸びの上や寒桜     花木柳太 >

 毎日一句というのも、句が出てこない時がある
 所詮は凡句だとは言え本人は大まじめである。

 ああでもないこうでもないと苦心する
 適当でいいのなら幾つもできる。

 きのうは色々と忙しかった
 友人が訪ねて来たし、床屋、家電量販店、その他
 結構歩いた。

 句を詠む時間は苦ではない
 夜のひと時や朝のひと時、昼間歩いていても
 つい指を折っている自分がいる。

 情景を詠むことが多いのか
 俳句を始めるまでは本は読んでも読めない漢字はそのまま
 今は少し学生時代に戻ったような風である。

海は春だった

2019-02-24 10:22:17 | 俳句


  <  春の海舟一艘(いっそう)の静けさか   花木柳太  >

 二月も月末が近づくにつれ春めいてきたと思う
 春の海は波もなく静かだった。

 春の海と云っても良いのだろうか
 句を詠み始めて初めての春だ。

 晩秋から詠み始めて冬を知ったのみだ
 このブログも良い句を詠む人も多い。

 できるだけ先人たちの句を詠むほうが良いのだろう
 私の句は感情移入が無いようにも思う。

 情景描写で散文的
 まあ所詮は自己流の句だ。