FOOD + フードプラス

大切にしたい、生活の中の小さなしあわせな瞬間をいつまでも忘れないように・・・

秋の和菓子 といえば

2010-09-30 | 食関連
秋の和菓子と言えば、 <栗きんとん>!

私の中では、<すやの栗きんとん>と決まっています。

すやの栗きんとんが出てくると、必ず食べたくなるのです。

仕事の帰りに松坂屋のすやに寄ると、いつも<本日の販売分は終了いたしました>と

案内が出て、がっかりして帰ることに。

でも、昨日はありました。やっと買えた<すやの栗きんとん>

かわいらしい茶きんの形、栗そのものの素朴な色、少し控えめな甘さ・・・

今年も<栗きんとん>をおいしくいただけたことに感謝!

秋の恵みに感謝!

                

ところで、みなさんは<栗きんとん>といえば、

<すや>、<川上屋>  どっち?

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お気に入りのブレンダーで秋のポタージュ

2010-09-29 | 日記
朝、晩はすっかっり涼しくなってきました。
気候が変化すると、食べたくなる料理も変わってきます。

スープもそのひとつ。
冷たいスープから、温かいスープへ
さらっとあっさり味から濃度のついたポタージュへと

そんなポタージュを作るときに大活躍するのがこれ!
<ブレンダー>
見た目が、ミキサー?
そう、ミキサーです。
でも私にとっては<ブレンダー>
なんとなく<ブレンダー>には力強い響きがあるから。

おそらく海外でこの調理器具を購入しようとして、
お店に行って<ミキサーください>と店員さんに言っても、
解ってもらえないと思います。
<ミキサー>は、おそらく和製英語ではないのかな、と思います。

私にとって、日本のミキサーと、我が家の<ブレンダー>の違いは

①容量が大きい
②回転する刃が頑丈で鋭い
③モーターにパワーがある
この3つ。

それと何より気に入っているのは、デザイン!

黒とメタリックとガラスの色と素材感が、なんとも言えず魅力的。
バランスのとれた、フォルムにうっとりしてしまうのです。

だから、このブレンダーは我が家のキッチンの調理台のコーナーで、
オブジュのように鎮座しているのです。

 

これから深まってくる秋におススメのポタージュの素材は
かぼちゃ、さつまいも、栗、きのこ、など。

変わったところで、ごぼう、れんこんなどの硬い野菜も、このラッセル ホッブスの
ブレンダーならおいしいポタージュができるのです。

でも、いちばんこれがないと困る時は、おせちの伊達巻きを焼く時です。
これがなかったら伊達巻き作りを、私はあきらめてしまうと思います。
きっとあきらめるでしょう。

以前はフードプロセッサーに憧れて、<クイジナート>も買いましたが、
結局、思ったほど使いこなせず、マユさんの所にお嫁入りしました。

私にとって<クイジナートは>
「使って10秒、洗ってかたずけ5分」の便利な器具だと、私は悟ったのでした。

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FOOD は 風土 

2010-09-26 | 旅行
最後のナマステ

6日間のネパールへの旅の思い出も、これで終わりです。

この旅で、ネパールについて分かったこと、知ったこと、気がついたこと、
気になったこと・・・などを帰りの飛行場でメモ帳に記しました。
そのページのメモをそのまま残しておくことにしました。

①ネパールの国内食料自給率は限りなく100パーセントに近い
 (穀物は三毛作ができるほど、自然環境が豊か)
 ●飛行機から見えるライステラス(棚田)が美しかった!

②宗教はネパール国民の80%がヒンドゥー教、仏教徒10%、イスラム教徒4%ほど
 (ヒンドゥー教徒は宗教上牛肉を食用としない)

③ご飯を食べる時は、手で食べる
  不浄とされている左手は使わず、右手のみを使う・・・イスラムも同様)
 
④穀物の種類が豊富
 (ネパール米は食感、香りともにユニークであった)
 (ヒエなどの雑穀が日常食されている)

⑤人々の日常の食事は1日2食が多い
 (主食はコメなどの穀物、肉魚より野菜が多い)
 
⑥家の中で台所は神聖な場所と考えられ、最上階に配置されることが多い
 時代と共に変わってきているが
 (昔のカースト制度では、カーストの違いによって、いっしょに食事をしたり
  することができない、その家に入る事もできない)

⑦オーガニックという意外
 (先進国ではオーガニックは裕福層の考えだと思っていたが、ここでは
  高価な農薬を使えないという現実と豊かな自然のため、ある意味オーガニック
  という考えは意識的なものでないのかもしれない・・・わざわざオーガニック
  と声をあげなくてもオーガニックになっているのか?)

                


1国の首都の幹線道路を牛が歩き、
町の道端には物乞いが、中には片足を失った子どもも横たわり、
通りに山積みにされたゴミの中から何かを拾い上げて食べる10歳くらいの男の子

胸がキュンとしめつけられた瞬間でした

10年前にスリランカのコロンボを訪れた時のことを思い出しました

カルチャーショック と言ってしまえばそれまでですが
日本であたりまえと思っている事が、ここではあたりまえでない事がある
それが現実

十分に食べることができない人々がいる現実
食べ過ぎてダイエットにお金をかける人々がいる
それも現実

今回の旅は、そんな現実を突きつけられた気がしました

<食べる>ことが<楽しみ>である人々
<食べる>ことが<生きる>ことである人々
そして<食べる>ことが十分にできない人々がいる

今、自分にできることは?
今、自分がしなければならないことは?

             

最後に、いっしょに楽しい時間を過ごしてくれた、マーちゃん、チーちゃん、
サッちゃんに感謝! 

ダンニャバード 







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ワクワクするバザールへ 

2010-09-25 | 旅行
ナマステ~

ネパールのバザールは、楽しい!!

生活雑貨、衣料品、食品、おみやげ物、お香、花、おやつ、などなど
手に入らないものはないのでは、と思えるくらい何でもありました。

そんなバザールで
今回のおみやげに選んだものはこちらです。

     

手編みの帽子はすべて模様が違っていて、内側はフリース生地になっていました。

フエルトのお財布は、色とウズマキが気に入ったのでこんなにたくさん買いました。

東ネパールの<イラム>という地域で栽培された、リーフティーの多くは、インドを経由して世界的に知名度の高いダージリンティーの名で輸出されているそうです。

私がおみやげに買ったのは、マサラティー。これは顆粒状の茶葉にシナモン、カルダモン、
クローブなどのスパイスをブレンドして香りをつけたものです。

<ミルクと水を沸かしたところにマサラティーと砂糖を入れて、2分煮出すんだよ>と
紅茶屋のお兄さんに教えられた通りに、入れてみると本当においしいマサラティーに
なりました。
                
               
  







古い町並みの中の、人々の活気がみなぎるバザールの中にいると、自分が異邦人である事が
やけに気になってきて不思議な気持ちになるのでした。




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ネパールのおいしいご飯

2010-09-23 | 旅行
ナマステ!

今日はネパールで体験したおいしいご飯について。

ネパール料理の味を表現すると、クミン、コリアンダー、チリ、ターメリックなどの
スパイスとにんにく、しょうがを使ったカレー味が基本となっているようです。

ネパール人ガイドのイエスさんによれば、<ダルバート>と呼ばれる定食が
ネパールの家庭で日常食として食べられているそうです。

上の写真はホテルでお願いして出してもらった<ダルバート>です。
ダルは豆のスープをさし、バートはご飯を意味します。
ご飯と野菜のおかず、豆のスープ、チキンのカレー、お漬物、ヨーグルトが
ひとつのお皿にのって、見ているだけでも食欲をそそられます。

味は見た目よりも辛さは抑えられ、あっさりとしていておいしい!!

この時のダル(豆のスープ)は、黒い豆を使って仕立てられ、
塩の使い方が上手いなあ、というのが一番の印象でした。
そして、なんとなく香ばしいような燻製されたような、不思議な味わいでした。

後にバザールの乾物店で<赤い岩塩>の味見をした時に、これだ!と感じました。
塩そのものに、硫黄っぽい香りが感じられるのです。
きっとあのダルの味付けに<赤い岩塩>が使われたのだと確信したのでした。

 

ちなみに、ネパールの人々はダルをご飯にかけて野菜と混ぜ、全体を右手でこねて
口へ運んで食べるそうです。    

             

もうひとつ、とってもおいしかったご飯は、これ!<ギャコク>
といわれるチベットの鍋料理です。
地理的にネパールの北はチベットに接しているため、本格的なチベット料理も
楽しめるようです。

<ギャコク>の材料は、肉、野菜、春雨、豆腐、きのこ、などで、
スープをしっかり吸った春雨をご飯にのせて食べると、たまらないおいしさなのです。

この<ギャコク>を注文すると、サイドディッシュとしてモモと呼ばれる蒸し餃子や
焼きそば、パン、青菜炒め、ミートボール、ご飯などがいっしょに付いてきます。
あっさり中華料理といった感じで、ついつい食べ過ぎてしまます。
               

なんとこの鍋の熱源は炭で、
日本のしゃぶしゃぶ鍋の形状に似て、使い込んだ銅の風合いがさらによく、
持ち手は木製で持ち運び便利、周りの装飾も楽しげで、またこの鍋のサイズが
何ともいえず使いやすそう、・・・・・・・
などとお鍋をしげしげと眺め、このお鍋が少し欲しくなってくる私なのでした。

               
  
ネパールで<エベレスト ビール>なんて、しゃれっぽくて いいね 
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