勤務先に向っていたら、道沿いにコスモスが揺れている。最近は、色が多様化してきたが、本来の白や桃、紅色が好ましい。花の色には、何かの目的があり、蝶々や蜂が飛ぶ。でも。、昆虫には、一体どんな色に見えるのだろうか。皆目見当つかないが・・・。
金木犀の甘い香りが、風に乗って運ばれて来る。我が家には、銀木犀しかない。匂いは少しやさしい。それでも夜陰に乗じて、鼻腔を擽る。枇杷葉の花芽も近い。
柊の白い花も、小さな外見を反し、香りは強い。植物の持つ匂いは、何かに向って発する、フェロモンだが、自然界では其々に繋がっている。人間の身勝手さとは大違いだ。今年の夕顔は、苗が育たなくて、咲いたのは一輪だけであった。気温が低いと駄目か。
彼岸までの朝夕の涼しさも、此のところは蒸し暑い。冷房を点けるまでもないが、眠くてしょうがない。普段は、1杯で済む珈琲も、2杯飲む。自宅と併せれば4杯だ。咽喉が渇くのは、少々異常だろう。加えて鼻水も出る。用心に越したことはない。嗽・手洗い。
来月の勤務予定を考えねば、とスケジュールを捲る。落語があり、クラシックのコンサートがある。チャイコフスキーなので行きたいが、介護フェスタと重なる。チケットが確保できたら、行くとしている。落語は、桂文我師匠なので聴きに行こう。骨休めも必要だ。
庭の一角を、煉瓦で囲い、菜園にする段取りだ。消費税が上がる一方では、自作しないとやりくりできない。土が流れるので、煉瓦で囲うことにした。白菜やキャベツを植える。枇杷葉の苗で周りを囲むのもいいかな。麦や蕎麦もあって、根槐菌を増やしていく。
初夏の枇杷葉。この時分までは、陽が降り注いでいた。爽やかな気候に感謝していた。本場の夏は、雨の連続だった。