晴れての庭は、釣鐘草次々開花しベゴニア咲き繁り下野・蛍袋へ夕闇に蛍飛ぶ。早朝に野鳥の姦しさ、桑の実群がり熟れるを啄む也。木香バラ刈り込み、本菖蒲の緑葉宙を向き枇杷苗育つ。紫陽花の蕾見えるも未だ堅く、梅雨待ち。
十薬の花、白さ可憐に咲くを眺むる。アリッサムの種、自然発芽したもの1株にうれしく野の花添えて。気温が著しく変化しては、体調維持に困惑するが身体への負担軽減と温かく過す。食事の用意も、添加物無くはと調味料簡素を実行。
新玉葱・青紫蘇・韮を刻み、片栗粉・粗塩と混ぜて天婦羅に揚げた。蕎麦を湯がき、添えて戴けばあっさり感だが旨い。もやしは梅肉和え、かつおおかかのふりかけ混ぜれば意外に食が進む。酢物に青紫蘇彩どりよく、風味増す有難さ。
新じゃが芋、皮つきのポテトチップスやサラダへと食感愉しむ。煮つけを甘辛くしてに、すばるじっと待つ。今朝もご飯強請られ掌に喰み、満足し膝を動かず。午前中、枇杷の袋破れたのを換えては庭の徘徊済ませる日常に感謝してとも。
日頃からの非常時想定し、緊急時への心得怠らずも諸物価の値上げ止まらず。閣僚の懐具合ばかり優先し、庶民の生活顧みず施策・愚案ばかりが蔓延る現状疎しにも知恵と工夫の愉しみ。