親子介護日記

入院している精神障害の弟とレビー小体型認知症、パーキンソン病の主人を介護しています。

尊厳死

2012年06月27日 | 介護日記
こんばんはで御座ります  マントで~す 



曇り空で少し肌寒いなか早朝の7時過ぎに自宅を出発し

松山市の伯母さんが居るグループホームへ向かって行きました

私が高速を走れば良いのだけど長距離運転に不慣れだし

事故でも起こすといけないので息子に頼んで行って貰いましたの




ホームに着いたのが9時30分でした 息子の運転は早いね


スタッフの方の用事で10時過ぎないと病院へ行けないといわれ

それまで伯母さんとお話ししていたけど

認知症があるから話しがかみ合わないこともしばしば・・でした


しかし。。

母(婆ちゃん)の事を話すと笑顔になり

元気だからね・・帰ったら婆ちゃんへ伝えて下さいと言われたの!


でも・・

去年の8月に来た時よりも顔が小さくなった感じがしたのね

そうこうしている内に時間が来まして

私達も一緒に車に乗せて貰い 精神科と内科のある病院へ行きました

最初は内科の診察で認知症の進行具合などを先生が伯母さんに聞いたり

現在 どの様な症状なのか?・・をスタッフの方に聞いていました




ところが そこで・・

電話では詳しく聞けなかった伯母さんの症状が判明したのです

便秘で下剤の薬を飲ますと意識がなくなるのは聞いておりましたが

最初に運ばれた病院へ入院したのに

夜中に奇声をあげて次の日に退院されたそうです

奇声はホームでも遣っているのか聞くと・・全くないそうです

長年ホームで暮らしている伯母さん 病院では不安を感じるのでしょうかね


それから・・

二つ目に行った病院は色々と調べてくれましたが生活保護の関係で断られました




それで・・

今回 この病院へ来て色々と聞いたりしているうち

腸に腫瘍がある可能性も出て 

それが腸閉塞になる一歩手前になっているのでは・・と?


それを検査するには大学病院か県立病院へ行った方がいいと言われました


はっきり言うと我が病院では入院しても意識を失う患者を処置出来ないと・・

側で聞いていた私は何だか知れないけど・・

血の気が引くような気分になり ショックを受けたしだいです

3件の病院で断られ

もう これ以上大学病院へ診察に行っても多分ダメと思うし


伯母さんの気持ちを考えると

このまま 自然に生活させた方が良いのじゃないかと思う考えを伝え

スタッフの方も 『その方がいいと思います!』と了承してくださいました



だから・・もし何かが起きた時に

救急車で病院へ運ばれても延命処置をしないでくださいと・・

ホームで心肺停止になった時はホームの方が看取ってほしいと申し

スタッフの方に介護をお願いして 

私達は松山をあとにして岡山へ戻って来たのです





尊厳死をパソコンで検索してみると。。

患者が自らの意思で,延命処置を行うだけの医療をあえて受けずに死を迎えること

と書かれていました


自らの意思・・伯母さんはアルツハイマー認知症だから判らないと思う?

婆ちゃんに相談しても認知症だし 伯母さんは一人も身内が居ないし

私達が勝手に決めて良いかは判断が出来ないし ほんと難しいし悩んでしまう


ホームのスタッフの方は家族の許可なしで介護が出来ないので

延命処置しない=尊厳死を託したような・・

これで良かったのだろうか






                      訪問ありがとうございます



     皆様 更新の励みになりますので
     宜しければ クリックをお願い致します
                        

にほんブログ村 介護ブログ 認知症へにほんブログ村
       
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする