親子介護日記

入院している精神障害の弟とレビー小体型認知症、パーキンソン病の主人を介護しています。

『わが母の記』の映画を観て!!

2012年05月07日 | 介護日記
こんにちはで御座ります  マントで~す 



お天気は晴れたり曇ったり 少し肌寒い変な天気で~す


今日の夕方までショートステイへ行っている婆ちゃん

居ると映画館へ行かれないから

夫婦で『わが母の記』の映画を観に行きました

映画を観にいくのは2年ぶりかなぁ~?

私も“これだ!”と思う上映作品しか観ないけど

今回は婆ちゃんを介護しているのもあって観ようと思いました




『わが母の記』の小説家井上靖さんがどんな人物なのか?

どんな小説を書いているかは興味がなく映画を観て知りました


今回の映画を観て原作者が

子供の頃 父の愛人と一緒に伊豆で暮らし母から置き去りされたと想い・・

そして記憶が消えゆく母との愛の葛藤と家族の絆を

原作者と家族が見守り支え合った実話の作品だそうです!



現在は認知症と呼ばれているけど 昔は痴呆症と呼ばれていたと思います?


この映画の中では記憶が徐々に薄れてゆく母が

いつかは息子の存在すら忘れてしまい

そして暴れたり徘徊したりして伊豆へ帰るのですが・・

でも 樹木希林さんの段々年老いてゆく姿の演技がとても素晴らしく
 
樹木希林さん自身入れ歯だったかも知れない?

歯を外したあとの老婆の表情が とても印象に残りました





そして・・いつも!

皆様の介護ブログへ訪問して読んでいますが・・(読み逃げでごめんなさい!)

認知症にも色んな症状があって ほんと家族が介護で大変苦労しているのを知りつつ



我が婆ちゃんも認知症で過去の記憶は多少残っているものの・・

徘徊はしないし 私が娘だと判断出来るし

でも今の記憶は一日一日と時が過ぎるのと同じように消え去っています


戦争を経験し酒癖が悪い父と結婚して幸せな人生だったと思わないし

子供達が成長しても障害になった父の介護で大変苦労したと思う・・

私は早く結婚したから両親の面倒を看れなくて申し訳ない気持であります!

やっと幸せになるかと思う頃に父が亡くなり

介護から解放された婆ちゃんは気が抜けたのか徐々に身体が弱ってゆき

軽度の脳梗塞を起こして認知症になりました!

長年関西で住んでいた婆ちゃんを娘の私が引き取って今夫婦で介護をしています

夫婦が想うには介護しやすい婆ちゃんなので ほんと感謝しています



介護している皆様 

嫌な事もあるでしょう! 怒りたい時もあるでしょう!


でも・・

両親も迷惑かけるつもりで認知症になった訳じゃないし


そして・・ 

いつかは私達も年老いてゆき 子供達の世話になって介護されるかも・・






                      訪問ありがとうございます



              
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コメント
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