奥武蔵の風

116 新旧並ぶ 西武池袋線 入間川橋梁

 西武池袋線の電車が 仏子(ぶし)~元加治(もとかじ)駅間の入間川を渡る時、南側(上流側)にもう一つ古い鉄橋が架かっているのが見えます。前身の武蔵野鉄道が開業(1915年)した当時の旧橋梁です。

 その後、西武池袋線の複線電化(1969年)に伴い、線路をずらして新しい現在の橋梁が建設されたため、旧橋梁は役目を終えたのですが、幸い 取り壊されることなく、往時の姿のまま残されています。

 いまや立派な鉄道遺産と言えるでしょうね。ということで、今回は、西武池袋線の新旧の入間川橋梁の紹介です。ちなみに、ここから入間川の遊歩道を上流へ向って30分ほど歩くと、第103回で紹介した JR八高線の入間川橋梁があります。

 


(写真上)© 入間川橋梁を渡る西武40000系電車。写真では旧橋梁と新橋梁が重なっているため、電車が手前の旧橋梁を渡っているように見えます。左が元加治・飯能方向、右が仏子・所沢・池袋方向。川は手前が上流です。


(写真上)© 中央の屋根のような形の土手から左へ旧橋梁が架かっています。右奥に架線のある新橋梁が見えます。


(写真上)© 旧橋梁の真下から新橋梁を見る。


(写真上)© 左が旧橋梁、右が新橋梁。橋脚の造りが対照的。


(写真上)© 橋脚が美しい旧橋梁。大正時代のレトロ感が伝わってきます。


(写真上)© 新橋梁を渡る40000系電車。


(写真上)© ズームアップして見る茶色の旧橋梁と緑の新橋梁。旧橋梁の上では白鷺(ダイサギ)が営巣していました。


(写真上)© 旧橋梁上のダイサギ。


(写真上)© 新橋梁を渡る40000系電車。旧橋梁と新橋梁が重なると、電車がまるで手前の旧橋梁を渡っているように見えます。


(写真上)© 同上


(写真上)© 旧橋梁は、レトロで絵になります。

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