クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

内房線全駅下車への道・第2回(その5)

2017-02-27 20:40:02 | 総武線

先回は、小針駅の耐震改修工事レポートをお伝えしました。内房線駅巡りに戻りましょう。


その4はこちら


2分遅れの14時19分発の2167M(209系C610編成)で千倉駅を出発。



2分遅れの14時34分に和田浦駅に到着。隣に列車がいますが、対面式ホーム2面2線の構内です。日中帯は大抵交換シーンが展開されます。



では駅舎の中へ。乗車駅証明書発行機の右手には窓口があり、営業時間は7:30~15:00です。



さて待合室をレポートしようという段になると、委託駅員がまさに施錠しようとしたところ。4辺のうち3辺で木製のベンチが設えられています。



和田浦駅の待合室には鯨(捕鯨)に関する資料が多数紹介されています。これは「ウオノゾキ」というアート。



「和田浦」を紹介する写真の上には「平塚の春」というアートが。



委託駅員が施錠したところで駅舎撮影。平成7年12月築の、「鯨」をイメージした合築駅舎です。トイレは館山方に。



1時間の滞在時間で周辺散策。閑静な住宅街ですが、駅前通りは「花嫁街道」といいます。



国道128号に出てローソンをかすめると、道の駅 和田浦WA・Oに到着。等身大のシロナガスクジラの骨格がお出迎え



和田浦駅の待合スペースが少なくなっているので、滞在時間の大半をここで過ごして旅行記を書いたり。



駅に戻ると、女子学生が1人待っていました。時間が近づいてホームに上がると、ツチクジラの骨格を発見しました



15時34分発の2173M(209系C610編成)で安房鴨川方面へ。



15時46分に太海駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。窓口営業時間は7:20~14:20です。この時間帯は自動券売機も閉まってました。



簡易Suica改札の右手には乗車駅証明書発行機が。城西国際大学観光学部の学生さんが利用するということで、待合スペースが木製の長椅子とFRP製の椅子での対応です。



それでは駅舎撮影。開業当時からの木造駅舎が健在です。トイレは安房鴨川方にありますが、平成19年1月築です。


滞在時間は39分。折角なので、仁右衛門島でも見てきましょう。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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越後線小針駅 耐震化工事中

2017-02-25 19:23:20 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 突然ですが、新潟県内の駅舎改築情報をお伝えします。
 今回紹介するのは小針駅。新潟駅から内野方面に進んで4つ目の駅であり、対面式ホームをもつ交換可能駅です。新潟工業高校や明倫短期大学の学生さん等の利用が多いそうです。この南口にあたるコンクリ駅舎は1966年築で、古レールを利用しているそうです。昨今、東日本大震災など日本列島は活動期を迎えており、耐震改修が急務となっています。そこで、昨年12月頃から耐震改修工事に入ったということです。
 それでは、小針駅の耐震補強工事について見てみましょう。



2016年12月30日。12月5日にはもう旅客上屋拡張工事始まってました。この時点では待合室や駅舎は一切手が入っていませんでした。



そして、本日訪問したところ、トイレが仮設になってました今年の1月23日から3月10日までだそうです。



自動改札を出ると、これまであったはずの待合室は工事用関係者出入口に待合室は右手の小さな区画に狭められています。



その待合室をOPEN。たった3人しか座れません



で、駅舎に出てみると、重機が所狭しと置かれていました



右手にも重機が積まれ、法面には土嚢も置かれてました



再び改札をくぐって旅客上屋を。左側の白い部分は新たに付加された所です。尚、旅客上屋工事は3月下旬まで続くそうです。


 小針駅の耐震改修工事は以上です。完成予想図を見ると、改修後は茶色の外観になるそうですが、トイレ工事の案内の文面からすれば3月10日ごろだそうです。3月の第2週に再訪する予定ですけど、果たして駅舎が完成し、待合室は元に戻っているだろうか。尤も、旅客上屋工事が3月下旬まで続くことから、そこまでずれ込むかも。リニューアル工事が完了したら再びお伝えします。
 そろそろ、内房線駅巡りに戻りましょう。

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内房線全駅下車への道・第2回(その4)

2017-02-24 17:38:12 | 総武線

13時13分発の2161M(209系C439編成)で九重駅を出発。



13時22分に千歳駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



階段を下りて駅舎撮影。平成19年2月築の、千葉支社標準の待合所です。



傍らにはソテツが。南国ムードを醸し出しています



トイレは安房鴨川方に。千葉支社標準型の無人駅で、トイレを内包していないのは珍しいです。



では駅舎の中へ。入口には乗車駅証明書発行機があり、7人分座れるベンチが並んでいます。



で、駅舎の横には町内会館が。年の瀬なのにもうお正月の飾り付けがなされていました。



20分の滞在時間で駅前を。目の前にこそ酒店がありますが、国道128号に出ると鈴木医院が。



駅前のバス停を。亀田病院ゆきが2本です。なぜか、「千才駅前」になっています


そうこうするうちに、1人の女性がやってきました。ミカン農家で浜金谷に行くそう。彼女と少し話し込み、13時42分発の2186M(209系C610編成)で館山方面へ。



13時45分に千倉駅に到着。「さざなみ」の終着駅だった名残からか、2面3線の構内です。



では駅舎の中へ。開放的なつくりです。簡易Suica改札の右手には「みどりの窓口」があり、営業時間は6:30~20:00でした。しかしながら、2016年3月2日より多機能券売機に置き換えられています。



それでは駅舎撮影。平成19年9月築の、「サーフィン」をイメージした駅舎です。左手には観光案内所があり、営業時間は9:30~17:00です。



トイレは安房鴨川方に。和風の設えです。



時刻表を。上りの5時台を除いて、全ての時間帯で1本ずつです。訪問時は5時32分発の132Mだけが3番線を使用し、5時55分発の134Mが8両となっていました。



一方、駅前のバスの時刻表を。東京行きの高速バスは9本(上総湊駅経由を含む)、千葉行きの「南総里見号」は6本、安房白浜行きが9時台から19時台まで1時間ヘッドです。



それでは周辺散策と思ったら、安房白浜行きのバスがやってきましたアクアラインの開通で白浜温泉郷の観光客はマイカーが主流となり、バスは以前よりも小型化しているとか。



折角なので駅前を。正面の土産物店は廃業しており、内房線の斜陽化をまざまざと感じました。



少し進んでみますが、これといって観光地の玄関口といった趣はなく、個人商店が点在するだけで人っ子一人歩いていません。千倉に温泉があるといっても海岸端だし。で、駅にはスーツケースをもったご夫婦がいましたが、送迎車待ちだったのか…。


続きはこちら

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内房線全駅下車への道・第2回(その3)

2017-02-22 21:09:57 | 総武線

11時52分発の155M(209系C622編成)で岩井駅を出発。昼食を取りつつ、12時6分に館山駅に到着。12時9分発の2155M(209系C610編成)に乗り継ぎました。



12時28分に南三原駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。自動券売機と乗車駅証明書発行機の右手に窓口(「みどりの窓口」ではない!)があり、営業時間は7:25~18:40です。



それでは駅舎撮影。平成15年2月築の、多目的ホールを備え付けた合築駅舎です。上部にはソーラーパネルが。安房鴨川方にあるトイレで2度目の歯磨き。



時刻表を。上下其々1時間ヘッドです。滞在時間は15分…。



駅前は閑静な住宅街で、個人商店が続いています。尚、このあたりの標高は16.1mです。



駅前の樹木を見ると、ゆず(みかん??)がなってました



さらに、館山方に視点を転じると、保線用側線が2本ありました跨線橋の袂には危険品庫も。


12時43分発の2180M(209系C439編成)で館山方面へ。



12時56分に九重駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



最後尾から出たのですが、構内踏切は館山方だったで、ホーム脇を歩いていると、年の瀬なのにコスモスが



その構内踏切を渡り駅舎の中へ。男の人が列車を待っていましたが、8人分座れる赤いベンチが備え付けられています。ホーム入り口には乗車駅証明書発行機が。



それでは駅舎撮影。平成19年2月築の、千葉支社標準型の無人駅です。トイレは内包されています。



駅前ロータリーの中央には菜の花が新潟に住んでいる私にはちょっと戸惑います。



駅前には高速バスのバス停が。東京駅ゆきの「なのはな号」(うち上総湊駅経由が3本)と千葉駅ゆきの「南総里見号」が出ています。現在の内房線の立ち位置をつくづく考えさせられます。



で、その脇には路線バスのバス停も。館山駅前と平館車庫とを結び、1日5往復です。その後、ローソンへ行こうにも滞在時間が17分しかなく時間切れ…。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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内房線全駅下車への道・第2回(その2)

2017-02-21 17:39:54 | 総武線

内房線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR東日本長野支社は昨日、来たる7月より開催される「信州DC」に合わせて走り始める小海線のジョイフルトレインの名称が発表されました。「HIGH RAIL 1375」といいます。車内サービスなどについては未定ですが、小海線が「天空に一番近い路線」ということで堅実なネーミングだと思います。



さて、本題に。10時1分発の149M(209系C441編成)で君津駅を出発。鋸山に行くという女性2人組の横に座らせてもらいます。



10時50分に那古船形駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内です。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。簡易Suica改札の左手に窓口(「みどりの窓口」ではない!)があり、営業時間は7:50~18:50です。尚、右手には乗車駅証明書発行機が。



右手には待合スペース。21人分座れるようになっています。



それでは駅舎撮影。開業当時からの木造駅舎で、ファサードが如何にも大正時代の駅舎といった感じです。2007年2月にリニューアルされたそうですが、そうとは思えないほどボロさを感じました。



館山方にはトイレが。ブロック積みです。



時刻表を。概ね上下其々1時間に1本ずつですが、上りの6、7時台が3本ずつなのが特徴的です。



34分の滞在時間で周辺散策。駅前には「停車場」という飲み屋さんがあって、寿萬亀という日本酒を出しているですって



那古観音堂へは1kmですが、駅前通を8分ほど進むと那古船形漁港に到着



で、その横には漁協直営の「ふれあい市場」が。食事する時間がないのが惜しいところ。



11時24分発の168M(209系C441編成)で千葉方面へ。



11時34分に岩井駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線+保線用側線1本の構内です。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。簡易Suica改札の右手には「みどりの窓口」があり、営業時間は6:45~17:00です。それ以外の時間帯は乗車駅証明書発行機での対応です。



それでは駅舎撮影。平成9年3月築の三角屋根3つの、ハイカラな駅舎です。



エントランスの左手には「南房総市富山トレッキングセンター」が。尚、その左手にはトイレ。



時刻表を。土休日には「新宿さざなみ」が2往復停車します。平日には東京直通の快速列車が1往復停車しますが、来月のダイヤ改正で廃止されます。



滞在時間が18分しかないので駅前のみ。大きな水仙が旅人を出迎えています


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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内房線全駅下車への道・第2回(その1)

2017-02-19 21:34:59 | 総武線

 千葉県で2017年の年初から「房総観光キャンペーン」が展開されているのに伴い、今月号のトランヴェールでは東京湾の千葉前の海が紹介されています。
 で、これからお伝えするのは、2015年12月30日の「内房線全駅下車への道・第2回」です。「新宿さざなみ」が乗り入れない7駅を中心に巡ってきました。12月1日にウィーラートラベルの高速バスを予約しました。行きについては手頃な価格のものがあったものの、帰りの夜行便については9000円程度とバカ高かったので、行きは大崎駅までウィーラートラベルの夜行便で出て、帰りは大宮~浦佐間で新幹線利用とし、信越線463Mを目指すものとしました。
 前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。


2015年12月29日。自転車で新津駅に行き、22時58分発の信越線461M(115系N21編成)で出発。新潟駅近くのドーミーイン前でしばし待ち、0時5分発のウィーラートラベルH5225便(新潟200か903)で一夜を過ごします。そろそろ三芳PAの休憩だと思って目が覚めると、横にはトラックの荷台それもずっと。理由は、








「川越ICで事故発生」









果たして、三芳PAの休憩に入れたのは6時ちょっと前に。大崎駅西口バスターミナルに到着したのは、55分遅れの7時15分に。速攻で「18きっぷ」に日付印を入れ、7時24分発の山手線652G(E231系511編成)で品川へ。



グリーン券を購入し、7時40分発の638S/639F(E217系Y28編成+Y145編成)に乗り継いで朝食タイム。8時26分に千葉駅に到着したものの、次の内房線の列車といえば、運悪く「新宿さざなみ1号」。「18きっぷ」では乗れないので、苦虫を噛み潰しながら見送るのみ。



8時47分発の147M(209系C425編成+C422編成)で内房線の旅を再開。市川から来て葬式に行くという女性と相席に。



9時36分に君津駅2番線に到着。快速列車が折り返す駅で、2面3線+側線数本の構内です。



階段を上がって改札を出ました。左手にはNEWDAYSが。尚、トイレは改札をくぐって右手に。



で、右手には「みどりの窓口」、指定席券売機、自動券売機と続いています。



さて、西口に出ました。昭和48年10月築の橋上駅舎ですが、エレベーターは近年取り付けられたと思われます。館山方には公衆トイレが。



木更津方にはパチンコスロット・リバティーが。この時は改装中でした。



で、ロータリーの中央には「夕映えに立つ」(坂井五郎)のモニュメント。尚、ロータリー向かいには千葉銀行が。



しばらくすると、イオンモール富津行きのバスがやってきましたこの日はお客様感謝デーだったし。



東口に出ました。西口が逆光だった分、バリ順光です。尚、こちらも館山方に公衆トイレが。



駅前の様子。ロータリーの中央には「礎」のモニュメントが。



そうこうするうちに、浜松町行きの日東交通のバスがやってきました横須賀線直通の快速列車と完全に競合してますね。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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白新線東新潟駅 バリアフリー工事完了

2017-02-18 17:40:41 | 羽越本線

 2016年3月22日の駐輪場撤去から始まった東新潟駅のバリアフリー工事。本日のエレベーター使用開始をもって事実上終了しました。来週には、2016年3月22日より使用不可となっていた駐輪場の工事が完了します。
 それでは、東新潟駅のバリアフリー工事についてお伝えします。



まずは、東新潟駅のエレベーターから。12月頃には既に姿を現してました。



2017年2月4日。下りホームのエレベーターを。下層階のドアと通路が完成してました。



エレベーターホールも完成してました。ただ、この時点では立ち入り禁止でした。



ただ、上階についてはドアが出来ておらず、幕で覆われてました。



上りホームへ。ここも幕に覆われてました。



スロープについては、1月下旬にはもう完成してました。ただ、供用開始はまだでしたが。



ただ、2016年8月9日には、通常のトイレの他に多目的トイレが出来てました。



改札外に出て駐輪場を。急ピッチで再建されようとしてました。



ついに今日を迎えました。下りエレベーターはその姿を現し、いつでも使える状態です。実際に使用してみると、新品の匂いが。



上りエレベーターも。下れば出口やトイレに行けると案内されています。



エレベーターの出口は反対側です。ホーム階に下りると両方向に行けるようになっています。



ついでに下りも。エレベーターホールの入口には赤くマーカーがされています。また、エレベーターホールは第2の通路ともなっています。



一旦改札を出て車椅子スロープを。一旦ホームまで進んだ後に出入り口まで引き返す構造です。動線が以前の2倍となってしまっています。



待合室は以前の4分の3の大きさに。改札側には木製の長椅子が1列、他の2辺にはFRP製の椅子が其々5人掛けずつといった設えとなっています。



最後に、来週末に運用が再開される駐輪場を。以前とは屋根の形状が変わっています。


 東新潟駅のバリアフリー工事は以上です。来週復活する駐輪場は形状が一新されており、現在運用されている駐輪場も建て替えられるのではないかと心配しています。2016年4月11日より使用停止となっている駐車場は、果たして復活するでしょうか。
 昨年には荻川駅が完工したように、現在、新潟県内ではバリアフリー工事が真っ盛りです。次は、小針駅か新崎駅か…、はたまた中条駅か。
 話が変わりますが、昨日、JR東日本秋田支社は、現在日本で唯一残る583系について、来る4月8日の弘前への2往復でラストランとし、翌9日の内覧会でお別れにすると発表しました。糸魚川快速の廃止にしろ、583系の廃形式にしろ、国鉄形はいよいよ終焉を迎えます。一つの時代の終わりです。
 次は、「内房線全駅下車への道・第2回」をお伝えします。

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いよいよ終末を迎える仙台の719系電車

2017-02-16 20:43:16 | 南東北地区

 一昨日、JR東日本新潟支社は、485系R編成のさよなら運転のびゅう商品の販売を発表しました。3月18日には酒田往還、3月19日には直江津往還とするそうです。
 JR東日本管内でお別れ運転となるのは485系3000番代だけではありません。3月3日には烏山線40系がさよなら運転となり、仙台の719系も一気に廃車モードに入ります。今回お伝えするのは仙台の719系です。
 仙台の719系は1989年にデビューし、42編成が配置されました。東北本線、仙山線を中心に運用され、2007年6月30日の夕刻からは磐越西線の顔ともなりました。その中で、磐越西線カラーのH10編成~H15編成及びS27編成は通常は郡山車両センターに常駐し、交番検査まで実施されています。その中で、S27編成は「フルーティア」としてびゅう商品専用車両となっています。しかし、2016年12月10日からは721系1000番代が営業運転に入るようになり、私の知る限りではH21編成、H24編成、H32編成、H33編成が廃車となっています。そして、来月の改正では磐越西線でもE721系が導入され、上り8本、下り11本がワンマン列車となります。
 前置きはこれくらいにして、最近の仙台の719系電車にまいりましょう。磐越西線の駅も登場しますが、どうぞご覧下さい。



2017年1月2日。仙台駅にて東北線570Mを。H40編成+H36編成でした。



2番線に移動して東北線521Mを。H25編成+H30編成でした。



2017年2月5日。会津若松駅にて磐越西線1225Mを。H28編成+H15編成でした。「フルーティア」が仙台に行っているので短めです。



しばし待ち、磐越西線1230Mを。H14編成でした。



そのまま磐越西線3233Mを。H12編成+H13編成でした。



折角なので、1230Mに乗車してみました。ドア間に2+4+2のセミクロスシートです。



広田駅に降り立ちました。平成20年7月4日改築の木造駅舎です。「ポケット広田」といいます。



右手には自動券売機がありますが、左手にはテーブル付きの待合所が。駅内文庫が備え付けられています。



で、会津若松方にはトイレが。駅舎の改築前後に建てられたと思われます。



会津若松駅に戻り、磐越西線1232Mを。H16編成でした。



そして、磐越西線3238MはH13編成+H12編成でした。



最後に、ダイヤ改正後を象徴するシーンをご覧下さい。取材日にはE721系P11編成が、12時23分頃に広田駅に「試運転」でやってきました。ワンマン列車を想定した習熟運転です。


 仙台の719系は以上です。現時点では719系は時折仙台駅に登場し、磐越西線に行けば赤べこの719系が当たり前のように見られます。しかし、3月4日以降は一気に過去帳入りするのは確かです。3月3日の夜からは磐越西線がE721系に染まるのではないでしょうか。そして、「フルーティア」はどうなるのでしょう。撮影・乗車は本当に今のうちです。JR東日本は、4本の新幹線を持ち、山手線などの金城湯池を抱えて、2つの自社系列の車両工場を有しているからこそ、分割民営化直後に登場したステンレス車を一気にお払い箱に出来るのです。
 次は、東新潟駅のバリアフリー工事についてお伝えします。

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山陰本線全駅下車への道・第2回(その9)

2017-02-14 18:23:38 | 山陰線

山陰本線駅巡りの前にニュースをお伝えします。京阪電鉄は昨日、京阪大津線の4駅を来年3月に改称することを発表しました。「浜大津駅」は「びわこ浜大津駅」に、「別所駅」は「大津市役所前駅」に、「皇子山駅」は「京阪大津京駅」に、「坂本駅」は「坂本比叡山口駅」に改称されます。大津市が現在推し進めている第2期観光交流基本計画の中心的な考え方である「オンリーワンの琵琶湖を活用した観光の活性化」に賛同したためで、「琵琶湖、比叡山の観光客のスムーズなご移動と、沿線のお客様の乗換利用の促進を目的」としたということです。



では、本題に。15時46分発の178D(キハ47 1012+キハ47 15)で柴山駅を出発。但馬の日本海に別れを告げて。



2分遅れの16時24分に玄武洞駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



それでは駅舎撮影。昭和56年12月築のカプセル駅舎です。トイレは汲み取り式です。



一旦駅舎の中へ。3人分座れるベンチがあるだけです。



時刻表を。上下それぞれ15本ずつです(土休日運休の1往復を含む)。



47分の滞在時間で周辺散策。県道9号を挟んで向かいには玄武洞への渡し船の乗り場が。営業時間は一応9:00~17:00ということになっていますが、この時期はお休みのようでした。



城崎温泉方面に歩を進めると「国民宿舎」が。営業している様子はなく、いわば廃墟です。



県道9号には歩道がなく、進むのも命がけ。8分ほど歩くと「海の駅」に到着。お土産を調達してきました



駅に戻るとすっかり日が暮れなずんできましたが、西口へ。かつて駅舎があったような感じの駅前広場ですが、階段と駐輪場があるだけです。



17時11分発の181D(キハ47 15+キハ47 1012)で城崎温泉駅へと折り返します。



折角なので、地蔵湯へ。大きな湯船が1つだけでしたが、しっかり旅の汗を流してきました。帰りにさとの湯の足湯も制覇



18時22分発の182D(キハ40 2007+キハ47 139+キハ47 1)で豊岡に出た後、444M(113系S04編成)に乗り継いでかに寿司で夕食タイム



その113系S04編成の車内をご覧下さい。狭いセミクロスシートです。


ウィーラートラベルS3522便に乗り継ぐため、1154M(223系F15編成)~282M(221系K14編成)と乗り継いで京都に出た後、奈良線671M(103系NS412編成)に乗り継いで東福寺へ。乗車券が京都市内までではなかったので、140円の乗り越し運賃をしっかり取られました。



その後、京阪電車(7200系7201F)で祇園四条に出た後、そのS3522便(和泉200か15-92)で一夜を過ごし、信越線228D(キハ110-212+キハ110-213+キハ110-214)で新津に帰還しました。


 「山陰本線全駅下車への道・第2回」は以上です。今回は、但馬地方の非電化区間を中心に巡ってきました。「第1回」で巡った電化区間とは異なり、交換設備撤去駅が3駅にも上り、同じ山陰本線とはいえ落差を感じました。列車本数が極端に少ない益田~長門市間を巡ると一層落差を感じるでしょう。
 山陰本線といえば、先週末には但馬地方や鳥取県内では大雪に見舞われました。城崎温泉では停電が発生し、外湯が4施設も臨時休湯を余儀なくされ、城崎温泉駅では運転された臨時特急がぎゅうぎゅう詰めとなりました。また、青谷駅にて米子行き普通列車が大雪のため10日夜から22時間も立ち往生したことは記憶に新しいでしょう。私は全国の駅を巡っているので対岸の火事ではありません。あの時大雪に見舞われなくてよかったなと胸をなで下ろしているところです。
 さて、日本の鉄道界を見てみますと、烏山線のキハ40系や仙台地区の719系などがいよいよ終焉を迎えます。次は、仙台の719系についてお伝えします。


最後までお読みいただきありがとうございます

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山陰本線全駅下車への道・第2回(その8)

2017-02-12 21:52:21 | 山陰線


山陰本線1176Dは、14時55分に佐津駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内です。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。でも、その前にアイテムをご覧下さい。木製のラッチです



では、駅舎の中へ。無人化されて窓口が閉鎖されています。窓口跡にはモニター画面が。



それでは駅舎撮影。明治44年10月の開業時の木造駅舎が健在です



鳥取方にはトイレがちょこんと。平成17年2月の築です。



佐津駅ではついさっき団体さんが大挙して下車したので、22分の滞在時間で周辺散策。佐津郵便局を過ぎると、真新しい旅館の楓荘が。例によって、カニ料理をウリにしています。



間もなくすると、さづっこ橋で佐津川を渡ります。



さづっこ橋を渡ると、佐津の温泉街に出ました。旅館「かどや」に辿り着いたところで引き返します。駅に戻ると、177Dの到着アナウンス


無事に15時17分発の177D(キハ47 2+キハ47 1106)に間に合って香住方面へ。



15時21分に柴山駅に到着。一見する限り対面式ホームですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです。



では駅舎の中へ。この駅も無人化されて窓口が閉鎖されています。例によって、窓口跡にはモニターが。「ようきんさったなぁ柴山へ」。



それでは駅舎撮影。昭和21年9月築の細長い木造駅舎です



駅名板の字体をご覧下さい。中々凝ってます



で、トイレは鳥取方に。尚、柴山駅の標高は12.5mです。



駅前には「甲羅戯」という大きな温泉旅館がドドンと一緒に下車した親子も吸い込まれていきました。例によって、この時期のウリはカニ料理ということで。



時刻表を。快速も停車し、上りが14本、下りが15本です。



25分の滞在時間を利用して周辺散策。ガードをくぐって「柴山ラドン温泉」に行ってはみたものの、要するに温泉供給場所でした。でも、そばには丹生大明神が。



折角なので本殿へ。旅の安全を祈願してきました


つづく 

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