クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

定期急行きたぐに乗り納めの旅(その5)

2012-11-29 22:38:02 | 北陸線

先日は失礼しました。小浜線駅巡りに戻りましょう。


前回はこちら



8時57分に大鳥羽駅に到着。調査終了後、若狭有田駅まで駅間徒歩



沿道には田んぼと集落という、純日本的風景が広がっています。残雪が情緒を出しています。



県道に歩道がなくなり、古い家並みの続く集落道に入ります。



少し進むと、寺院のようなものを見つけました。梵鐘もあるし。でも、行ってみたら個人宅でした


 
沿道には残雪が多く残り、晴れの天気も相俟って、えも言われぬ風景を作り出しています。



若狭有田駅に着く直前、熊野神社に到着。雪で埋もれている可能性があるので行きません。



大鳥羽駅を出発して40分、若狭有田駅に到着。左側の木造の建物はトイレです。



右側の建物は、昭和39年6月築の待合室です。若狭有田駅は片面ホーム1面のみの構内です。



その待合室の内部。ベンチが対面して並んでいます。駅員も居なければ、券売機もありません。一生懸命歩いたので、しばし休憩。



ホームからは一面の水田が広がり、山々が借景となっています。



駅前は古い住宅地が広がり、左に進むと2つの寺院があります。



では、時刻表を。下り15本(内1本土休日運休)、上り14本です。車掌乗務列車は2往復しかありません(土休日は0本)。1時間空いていたからこそ駅間徒歩を敢行したのです。



そろそろ出発の時間となりました。10時16分発の929M(125系F13編成+F16編成)に乗車して敦賀方面に戻ります。


つづく


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ブログ開設2000日記念

2012-11-27 00:04:22 | 羽越本線

 「クハ481-103の駅巡り旅のページ」は、2012年11月27日(火)に開設からちょうど2000日を迎えます。最初に羽越本線の五十川駅を取り上げた時、画像のUPに苦労したことを今でも覚えています。以来、乗り継ぎ旅だけではなく、新潟地区の鉄道事情などもお伝えしてきました。ここまで来れたのも、皆様のご支援があったおかげです。心から御礼申し上げます。
 2000日記念ということで、私の今までの駅巡りを振り返ってみたいと思います。
 今まで訪問した中で最も印象に残った駅は、2006年9月に訪問した山田線の浅岸駅です。駅前にアパートがあるにも拘わらず、見事なまでに廃墟で、利用者が到底見込めない駅です。大自然の中の駅で、夕刻の僅か21分の滞在ながら心が一杯になりました。偶然にも山田線のキハ52系の乗り納めにもなりました。
 次に印象に残った駅は、2012年8月に訪問した予讃本線の津島ノ宮駅です。訪問日時の決定に苦労し、航空券をWで入手してやっと訪問した駅です。UPはこれからとなりますが、年に2日の大祭の時か営業しない駅で、ホームは砂利敷きで、木造の小屋、テントの待合所が面白い駅です。子供の神様を祀る津嶋神社まで渡りましたが、海風が気持ちよく、道中は素晴しい景色が広がっていました。
 では、これまで全駅下車達成きた中で最も印象に残った路線は、2011年6月に旅した湖西線です。国鉄後期の雰囲気を残す武骨な高架駅が多い中、徒歩圏内に琵琶湖の素晴しい水景が広がる駅が多く、近江今津駅ではヴォーリズ建築が眺められるなど誠に見所が多い駅でした。「きたぐに」が定期運転していたからこそ、日中に18駅も巡れました。
 次に印象に残った路線は、2009年8~11月に旅した陸羽東線です。「奥の細道湯けむりライン」とネーミングされ、「温泉駅」を6つも抱えています。中山平温泉(しんとろの湯)、鳴子温泉(早稲田桟敷湯、滝の湯)、鳴子御殿湯(新鳴子温泉)と其々異なる泉質の湯に浸かってきました。駅巡りしていて気持ちいい思いをしたのは滅多にないことです。
 では、最も印象に残った乗り継ぎ旅は、東日本大震災直後に行なった「九州新幹線全通記念乗り継ぎ」です。「きたぐに」の運転が不確定ということで京都まで高速バス利用に変更し、帰りもJAL便利用を取りやめて大阪まで高速バスで出た後、北陸線を乗り継いで帰るというものでした。京都~鹿児島中央の乗車券が新津~鹿児島中央の乗車券と3000円くらいしか違わず、往路で5000円損しました。また、九州新幹線の各駅を巡ったため、自由席特急券だけで8,240円と高額になりました(その他に「のぞみ」の指定席特急券が6,050円)。帰ってくると家の中が滅茶苦茶になり、誠に後味の悪い乗り継ぎ旅となりました。
 次に印象に残った乗り継ぎ旅は、2010年12月に行なった「東北新幹線全通記念乗り継ぎ」です。仙台まで高速バスを使い、新青森まで新幹線を利用し、その後は「18きっぷ」で帰った旅でした。七戸十和田と新青森の充実振りに驚きましたが、追加料金が15,000円以上かかった乗り継ぎ旅でした。
 では、今までの乗り継ぎ旅の中で最も印象に残ったご当地グルメは、新玉名駅で購入した「いきなりだんご」です。普通の団子は米湖の中に餡子が入っていますが、この団子にはサツマイモが入っていて意表をつかれました。食べてみると美味だったのでいい思い出になりました。
 最後に、私が鉄道の道に入って最もショックだった出来事は、「急行きたぐに」の臨時列車化です。新潟から西日本に旅するのに重要な夜行列車でしたが、盆と正月とGWしか走らなくなり、西日本、特に関西地方に行きにくくなりました。高速バスで大阪に行くには、これまでよりも2時間早く出発しなければならなくなったのです。
 さて、拙ブログ開設2000日記念として、羽越本線を走る列車達を御覧下さい。



2番線に停車中の929M(E127系V9編成)。1番線に1632M(115系N19編成+N4編成)が入り、一瞬だけ並びました。2012年11月19日撮影 新潟駅。



SLばんえつ物語ロケハンのついでに撮影した929M(E127系V5編成)。仮ホームから撮ったので、迫力ある走行シーンが得られました。2012年11月23日 新潟駅。



2番線に停車中の「いなほ3号」(485系R26編成)。1番線に1526M(E127系V4編成)が入ってきて、一瞬だけ並びが実現しました。2012年11月23日 新潟駅。



9時35分頃に、「きらきらうえつ」が新潟駅8番線に入線。2012年11月24日。



新潟駅を発車する「いなほ3号」(485系R25編成)。仮ホームからはこんな迫力ある走行シーンが得られます。2012年11月24日。



最後に、新津駅に入ってきた95レ。今や日本海縦貫線のカモレは大半がEF510となり、この日(2012年11月24日)もEF510-1です。


これからも「クハ481-103の駅巡り旅のページ」を宜しくお願いします。


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定期急行きたぐに乗り納めの旅(その4)

2012-11-24 00:03:36 | 北陸線

8時14分に三方駅に到着。



残り時間が少ないですが周辺散策。付近に三方石観世音があり、駅前からは灯篭が続いています。



少しばかり西に進むと縄文の里大橋があります。三方五湖へのアプローチルートですが、歩行者・自転車は通行禁止です。



出発の時間が近付き、ホームに上がります。使われなくなったホームには桜並木が続いており、4月上旬ともなれば乗客の目を楽しませてくれます。


8時45分発の928M(125系F4編成)に乗車し、三方駅を出発。



8時57分に大鳥羽駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



敦賀方に行ってみると、2011年8月築の待合所があります。駅舎とホームとの間が空いていることから、交換設備を撤去してリフレッシュ工事したと思われます。



それでは駅舎撮影。もともとJAとの合築駅舎で、現在は若狭ものづくり美学舎が入っています。



駅舎入口にはモダンアートが利用者を出迎えています。



では駅舎の中へ。ホームに向かって右側は「若狭ものづくり美学舎」のオフィス・教室で、乗車券も販売しています。ちょうど教室が始まったところで、子供達が次々とやってきました。



ホームに向かって左側を。入るとすぐにトイレがあり、奥は創作室となっています。



これから隣駅まで歩こうと思い、駅を出ます。では、十村駅まで歩けると思いますか?大きな山塊に隔てられていて大きく迂回しなければならないので、事実上「NO」です。



ということで、若狭有田駅まで歩くことにします。駅前にはJAの施設があり、簡易郵便局と隣接しています。


続きはこちら


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定期急行きたぐに乗り納めの旅(その3)

2012-11-21 23:04:06 | 北陸線

先日は失礼しました。小浜線駅巡りに戻りましょう。


前回はこちら


美浜駅から7時33分発の923M(125系F5編成+F4編成)に乗車。



7時39分に東美浜駅に到着。降りると晴れ渡っていました。片面ホーム1面のみの構内で、ホームは狭いです。



それでは駅舎撮影。ホーム上に待合所があるだけの無人駅です。道路からは階段だけではなくスロープでもアプローチ出来ます。



その駅舎を少し遠くから。福井県は新潟県より温暖で、みかんの木が植えられていました。駅舎の向かい(右端の小さな建物)には公衆トイレがあります。



駅舎内部の様子。木製のベンチが一列になっていて券売機の類がないですが、座布団が敷かれておもてなしは温かいです。



わずか20分の滞在ながら、東美浜駅は山に囲まれた雰囲気のいい駅だと悟りました。付近では高速道路の建設工事が佳境を迎えており、何だか複雑な気分になってきます。



で、ホームの上から駅裏の風景を。果樹園があって古い民家が並んでおり、何だかほのぼのとしています。



最後に時刻表を御覧下さい。下り15本(内1本土休日運休)、上り14本ですが、車掌が乗務するのは2往復のみです(土休日は全列車ワンマン)。


7時59分発の926M(125系F16編成+F13編成)に乗車して小浜方面へ。なぜか車両間の扉が閉まっており、十村まで行くという女性と相席させてもらいました。



8時14分に三方駅に到着。対面式ホームですが、交換設備が撤去されて棒線駅となっています。



それでは駅舎撮影。タイル張りのモダンな合築駅舎で、入口にファサードが設けられています。



一旦、駅舎の中へ。ホーム入口には「みどりの窓口」があり、営業時間は7:00~18:00です。それ以外の時間帯は券売機での対応です。



改札の部屋から一歩隔てると、観光案内所の付いた広い待合室。営業を始めた売店で地元産の梅ドリンクを買い、早速飲んでリフレッシュ。尚、トイレはその奥にあります。


つづく


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SLばんえつ物語 編成短縮

2012-11-19 00:00:07 | 新潟の鉄道

 小浜線駅巡りの途中ですが、ここでSLばんえつ物語に関する話題をお伝えします。
 1999年以来、SLばんえつ物語は、冬季を除いて土曜・休日を中心に走ってまいりました(洪水などで運休していた期間を除く)。展望車にて手を変え品を変えてイベントを行いながら、このイベント列車の維持に努めてきました。しかしながら、団体客が入らなければ200席程度売れ残ることがざらでした。そこで、JR東日本新潟支社は考えました。これまで7両だった編成を、この11月からは4両編成に短縮してオコジョルームを廃止しています。その結果、11月中はほぼ空席なく推移しているようです。
 この「NEWばんえつ物語」は、2012年11月17日から走り始めました。11月18日に撮影の機会を得たので、回送から走行シーンまで御覧下さい。



8時10分頃に新津駅4,5番線に行ってみると、既にC57 180が待機しているではありませんか!それにしても、編成がちょっと短いようですね。



この日、新潟までエスコートしたのはEF81 140です。数少ない長岡機関区のEF81はJR東日本新潟支社の秘蔵っ子で、SLばんえつの回送などが主な仕業です。



磐越西線内の強風の影響で221Dが遅れ、当の「SLばんえつ」の回送は8時57分に新潟駅に到着しました。



新潟駅の仮ホームは、利用者には使いづらいですが、「同業者」にとっては新しい撮影ポイントです。



新潟駅から発車する「SLばんえつ物語」。C57 180を先頭に、「スハフ12 101(座席車)+オハ12 1701(展望車)+オハ12 316(売店つき座席車)+スハフ12 102(座席車)」の編成で、中間の座席車を抜いた形です。



11月からは「SLばんえつ物語」は3番線からの発車です。3番線を中心に、4番線でも記念撮影に興じる者が多いです。



そのC57 180を拡大。申し遅れましたが、デフレーターは門司仕様になっており、ヘッドマークはありません。JR東日本新潟支社もなかなか粋なことしますね。



「SLばんえつ」が3番線からの発車となったので、9時18分頃に1630Mとの並びが一瞬だけ実現しました!この日の1630Mは、115系N5編成+N7編成でした。



3番線に行ってみると、これまで通り、9時30分まで運転台の公開が行なわれていました。



会津若松行きの「SLばんえつ物語」は亀田駅で撮影しました。煙をあまり出していませんね。従来とは編成のボリュームが全然違います。


 「SLばんえつ物語」のレポートは以上です。これで、「SLばんえつ」は北海道や山口線などのSL列車と同レベルの編成になっています。これが11月だけの限定バージョンか、来春からもずっと続くのか注目です。新潟駅6,7番線が廃止になったのも関係しているかもしれません。
 ところで、毎年恒例の「Xmasトレイン」は、「Kenji」での運転が決定しています。「SLばんえつ」の行く末が思いやられますね。C57 180の状態が心配です。


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定期急行きたぐに乗り納めの旅(その2)

2012-11-17 00:07:00 | 北陸線

西敦賀駅から6時39分発の小浜線924M(125系F7編成+F17編成)に乗車。



6時57分に美浜駅に到着。交換可能駅で対面式ホーム2面2線+側線1本の構内です。



では、駅舎の中へ。券売機の右隣には「みどりの窓口」、左隣には観光案内所があります。窓口営業時間が6:30~18:30なので、「18きっぷ」に日付印を入れてもらいました。



それに対面して待合スペースがあります。後方に、美浜町のゆるキャラ・へしこちゃんの撮影スペースがあります。



それでは駅舎撮影。人が立つスペースにアーケードが付いていますが、国鉄後期型の平屋の駅舎です。



その右隣には美浜町観光センター。時間が時間だけに閉まっていました。その右端の一角にトイレがあります。



さて、西側に移動して。わかさ東商工会 美浜支所の傍らには、五木ひろしの「西影の郷」の石碑があります。あの五木ひろしが美浜町出身ということは初めて知りました。



それでは周辺散策。朝の早い時間帯だからか、駅前が広く感じます。周辺の建物から、美浜町の中心部ということを実感します。それにしても、とっても寒いです



駅から東方に3分ほど歩くと、関西電力原子力事業本部 美浜営業所に到着。このご時勢では原発はもろに逆風を受けており、現在唯一稼動している大飯原発でさえ、活断層がある・ないで揉めています。



その隣には獅子塚古墳。6世紀の初め頃につくられた前方後円墳です。墳丘の規模は全長32.5m、後方部径が17m、前方部幅が15mです。葺石、周濠が確認され、円筒埴輪などが出土されています。純度の高い赤色顔料の石室への使用や、角杯形須恵器2点の副葬品が特徴的です。獅子塚古墳の被葬者は、6世紀に耳川流域で台頭した豪族と考えられます。



そろそろ出発の時間となり、跨線橋を渡って下りホームへ。漁業の町らしく漁船が展示されており、青空に映えて絵になります。美浜駅は見所の多い駅でした。


続きはこちら


話が変わりますが、上越新幹線では来年1月26日にE2系J編成がデビューし、「とき」4往復、「たにがわ」3往復に入ります。詳細につきましては、その時になったらお伝えします。


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定期急行きたぐに乗り納めの旅(その1)

2012-11-14 00:01:50 | 北陸線

 今年も年末の足音が聞こえてきました。12月27日(大阪発)から1月7日(新潟発)まで「急行きたぐに」が復活します。是非ご利用されてはいかがでしょうか。
 でも、これからお伝えするのは2012年3月3日(土)の乗り継ぎ旅です。急行きたぐにが定期運転を終えるまであと2週間という時期で、連日12両運転が実施され、それでも寝台・グリーンはソールドアウトという状況でした。折角なので、自由席で敦賀まで乗り納めしてきました。
 それでは出発しましょう。



2012年3月2日新潟発の「急行きたぐに」は、583系B5編成にMM'70ユニットを組み入れた12両編成。(関連記事はこちら)寝台・グリーンがプレミアチケットと化しているにもかかわらず、自由席は4割程度の乗車率で、京都に行くという眼鏡女性と相席させてもらいました。それでも、富山を出てから朝日山を投入。


4時43分に敦賀駅に到着。少しばかり休んだ後、夜の国道8号を西敦賀駅に向けて歩きます。


 さて、これから小浜線の概要を紹介します。小浜線は、全長84.3km、駅数22の日本海沿いの路線で、起点の東舞鶴は舞鶴線と繋がっています。ほぼ中間地点にある小浜は小京都として有名です。2003年3月に電化が達成されるまでは、「急行わかさ」などキハ58系の天下でした。電化直後は125系を中心として113系、183系(臨時のみ)が走っていましたが、現在は125系に統一されて優等列車の運転がなくなっています。



木ノ芽川を渡り、東洋紡の前を通過。その後、2箇所のファミリーマートでミネラルウォーターなどを調達。



塩荘の交差点を右折して国道8号を辞します。竿の川を渡り堂集落に入って、やっと夜明けを迎えました。



サンクスの交差点を過ぎ、敦賀工業高校の前を通過すると、いよいよゴールは近いです。



坂を上ってこの踏切に至ると、いよいよ西敦賀駅に到着です。924Mの出発13分前でした。



ホームからはこれまで通過した集落を望み、何だか清清しい気持ちになりました。



間もなくやって来た921Mを利用して構内を撮影。西敦賀駅は片面ホーム1面のみの構内で、しかも狭いです。



では待合室。西敦賀駅で駅舎といえばこれだけで、勿論無人駅です。



その待合室の内部。木の椅子が一列に伸びています。券売機などの類はありません。ゴミ箱があったので、少ない時間ながら缶コーヒーを飲んで休憩。



そろそろ出発の時間です。小浜方に進むと、駅裏にゴルフ場を発見しました。


つづく


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武蔵野線全駅下車への道 第1回(その8)

2012-11-11 00:41:44 | 首都圏地区

新小平駅から16時15分発の1564E(205系M26編成)に乗車して、この日最後の下車駅へ。



16時23分に北府中駅に到着。島式ホーム1面2線の構内ですが、横には錆びた側線が多数あります。



改札を出ました。西方に東芝の工場があるからか、自動改札が8台設けられています(Suica専用を含む)。駅員は配置されているもののサポート業務のみで、指定席券売機などになっています。尚、改札をくぐって右手にトイレがあります。



さて、西口は東芝専用口です。私は東芝の社員ではないのでレポートはしません。



東口に出て歩道橋を渡って駅舎撮影。昭和37年7月改築の橋上駅舎です。山陽本線の塩屋駅と同タイプのもので、駅前広場がありません。



この橋上駅舎を別の角度から。東口は階段が2本あることがわかります。歩道橋を取れば、駅舎の全貌がわかりますけどね。バリアフリー設備はありません。尚、駅前の道路は府中街道です。



北府中駅には待合所がないので、向かいにある北府中公園へ。園内にはきりんさんやぞうさんなどの銅像がいくつかあります。子供達が遊んでいないのを確認し、見取り図を描くなどしばし休憩。



駅に戻って、歩道橋の上から。駅前のNEWDAYSの屋上の緑化事業は面白いと思いました。尚、南方には国際航業。



こんどは府中刑務所方を望んで。眼下にはミニストップがあり、案外便利な一帯です。


16時53分発の1643E(205系M28編成)に乗車して帰路に就きます。競馬帰りのおっさん達で混雑していましたが、中央線乗り換えの西国分寺で着席を果たします。南浦和にて京浜東北線1606B(E233系145編成)に乗り継いで。



17時33分に浦和駅に到着。グリーン券を購入するついでに西口に出てみました。ただ、完全高架化に向けて乗り換え通路は


17時48分発の高崎線937M(E231系U591編成)に乗車。2席独占できないので、買い物帰りの女性の隣に座って、北朝霞で購入した神戸屋のパンで夕食。彼女が熊谷で下車して本庄を過ぎると、急に眠気に襲われました。高崎到着後、749M(115系T1041編成)~1753M(115系N21編成)と乗り継いで上越線を走破。「はくたか」を見るために一旦越後湯沢で降り立ったら寒かったです。


これは2012年3月17日のダイヤ改正前の乗り継ぎ旅です。長岡にて信越本線463Mに乗り継ぎました。所定4両のところ3両(115系N11編成)で運転されてたので可也の混雑でした。


 今回は、2300円(運賃のみ)で武蔵野線の8駅を巡ってきました。雨でも気象条件がよく、お得に順調に巡れたのは幸運でした。新秋津駅の「Beans Annex」は宿題ということで。
 次は、この1週間前に行なった、3月3日の「きたぐに」利用の旅をお伝えします。


武蔵野線全駅下車への道 第1回  おわり


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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武蔵野線全駅下車への道 第1回(その7)

2012-11-08 23:11:48 | 首都圏地区

先日は失礼しました。武蔵野線駅巡りに戻りましょう。


前回はこちら


新秋津駅から15時40分発の1426E(205系M2編成)に乗車。



15時43分に新小平駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。トンネルに挟まれた掘割式の駅で、明かり部分は後ろ3両分しかありません。


新秋津駅も掘割式の駅でした。しかし、新小平駅はひときわ深く、階段やエスカレーターは1階から一気に3階まで上がるような長さで、途中に踊り場が設けられています。エレベーターもある分、土合駅の下りホームからすればどうということないです。



長い回廊を上って改札を出ました。3台の自動改札の左手には「みどりの窓口」があり、営業時間は7:00~20:00です。右手にはNEWDAYS。尚、トイレは、改札をくぐってすぐ左手にあります。



それでは駅舎撮影。典型的な国鉄後期型の平屋の駅舎です。手前には藤棚があり、5月ともなれば甘い香りを楽しませてくれるでしょう。



駅前には青梅街道(都道5号)が通じています。慶長8年(1603年)に徳川家康が江戸に幕府を開くにあたり、1606年に江戸城の大改築の際の重要な資材である白土を、産地である青梅市成木・小曽木から江戸城に運ぶために利用した街道で、成木街道ともよばれています。



駅から3分ほど西に歩き、由緒ある小道を発見。小川村が開発される前の「小平」は、ススキの生い茂る大平原でした。その大平原に天平時代(730年頃)から、府中の武蔵国府と前橋の上野国府を結ぶ1本の官道(東山道武蔵路)がありました。源頼朝が鎌倉幕府を開く際、この小道は鎌倉街道とよばれるようになりました。車が通るととても怖い道路ですが、周辺には史跡がいくつか残されています。


鎌倉街道から更に西に進むと、主要道と交差します。これは府中街道といい、小平が街道の交わる土地であることを実感しました。



駅に戻る途中、とある路地で震災用井戸を発見。近いうちに首都圏に大地震が起きるだろうといわれており、益々注目を集めています。



調査を終えて列車に乗ろうと駅に戻ります。すると、EF64の牽いたカモレが通過していきました


つづく


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新潟駅仮ホーム使用開始

2012-11-06 23:06:12 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 武蔵野線駅巡りの途中ですが、ここで新潟駅関連の話題をお伝えします。
 新潟駅では、2012年11月3日23時50分頃から4日15時頃まで線路切り替え工事を行い、6,7番線を廃止し、仮ホーム(8,9番線)が使用開始となりました。2日遅れのレポートとなりますが、データーがまとまりましたので公開いたします。撮影日は11月5日でした。



まずは、今回の大改造の最大の目玉・仮ホームから紹介します。1番線の北東方に設けられた頭端式ホームで、右が8番線、左が9番線です。越後線の列車は発着できません。



先頭車の停止位置から60mくらい進んで、ようやく乗り換え階段に辿り着きます。1番線、万代口の方は左の通路を進み、2~5番線、新幹線乗り換え、南口の方は右の乗り換え階段を上ります。



6,7番線への階段は閉鎖され、バリケードで覆われています。



地下通路は、4,5番線で壁がつくられていました。



6,7番線の跡は電灯が消され、不気味ささえ漂っています。2日には自販機が半減され、3日には残った自販機も商品が抜き取られました。線路も一気に錆びついてきました。



この大改造によって乗り継ぎ時間が増加するケースも発生し、6本の接続列車が変更となりました。



2番線に入線した「いなほ9号」(485系T14編成)。「いなほ」は2番線からの発車が基本となりました。尚、「きらきらうえつ」は8番線からの発車です。



1番線に入線した「北越10号」(485系R26編成)。「北越」「くびき野」は1番線からの発車が基本となりました(「くびき野6号」を除く)。


 私は電車通勤なので、これから毎朝仮ホームに降り立つことになります。乗り換え階段が1本しかなくなることから、朝のラッシュ時は乗り換え通路に辿り着くまで4分、実際に乗り換えるには5分以上掛かっています。もし、あなたが利用した列車が仮ホームに着くならば、既存ホームとの乗り継ぎには6分以上、新幹線との乗り継ぎには11分以上かかると思ったほうが賢明です。その逆のパターンも同様です。
 これは、遅れに遅れていた新潟駅高架化工事がようやく第1歩を踏み出したに過ぎません。6,7番線は、これから一旦壊されて嵩上げされます。これが完了すれば、4,5番線、2,3番線も同様の工事が行なわれます。この連続立体化工事完了までは長い年月が掛かりますが、気長に待ちましょう。


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