クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

因美線全駅下車の旅(その6)

2012-04-29 20:45:02 | 陰陽連絡線

智頭駅から12時51分発の因美線677D(キハ120 335)に乗車し、物見峠を越えました。台風12号で被災した区間は徐行して。スタンプラリーがやっていたようで、美作河井駅からは多数の「同業者」で賑わいました。


 美作滝尾駅に着くまでの間、因美線の概要を紹介します。
 因美線は、東津山と鳥取を結ぶ、駅数17、全長70.8kmの非電化路線です。もともとは陰陽連絡線の一部で、平成9までは急行砂丘が何往復か走っていました。しかし、智頭急行の開業を期に様相が一変します。前半の鳥取~智頭は、「スーパーはくと」や「スーパーいなば」といった特急列車が何往復も行き交っており、鳥取と山陽を結ぶ重要な交通路です。普通列車は、HOT3500形を中心として山陰本線用のキハ47が行き交っており、鳥取~郡家では若桜鉄道のWT3000形も乗り入れます。一方、智頭以南は、典型的な中国山地のローカル線に転落し、那岐までの1往復を除いて岡山のキハ120形に統一されています。



13時42分に美作滝尾駅に到着すると、そこは撮影会状態でした。交換設備が撤去され、片面ホーム1面のみの構内となっています。



まずは駅裏から。ちょっとした畑の向こうに田んぼが広がっています。時期になると、アートが形成されたようです。男はつらいよ??



それでは駅舎撮影。2本の松の木がアクセントの木造駅舎です。昭和3年3月15日の開業以来の駅舎ですが、無人化された後、津山市が買い取り、地元の有志によって綺麗に保存され、2008年に文化庁から登録有形文化財に指定されました。トイレは別棟です。



ファサードの部分を拡大。駅名板が前後にあります。扉も木製で、電灯も白熱灯で、古き良き時代にタイムスリップしたかのように錯覚します



こんどは左側の松の木を拡大。鉄道70年記念碑があります。



それでは周辺散策。駅前にJAがあります。切符売り場となっていますが…。まるで、昭和30~40年代にタイムスリップしたかのような家並みです。



美作滝尾駅の本当の良さは駅そのものにあるので、駅に戻ります。自転車置き場も年代モノで、青空によく映えています。



再び駅舎内部へ。木製の窓口と手荷物扱い所も残っています 手荷物取扱いの案内も残っています まるで現役のようです。勿論、旅ノートもあります。



木製の改札も残っています これまで(2011年10月8日現在)2300余りの駅を巡ってきましたが、木造の改札ラッチがある駅は他に羽越本線の上浜駅くらいだっけ。



美作滝尾駅は、その素晴しさから、「男はつらいよ~紅の花~」のロケ地の1つとなりました。平成7年10月20日の撮影ですが、当の渥美清さんは病状が大分進んでおり、彼にとって最後の出演作となりました。



列車に乗ろうとホームに出ると、木製の駅名板の断片の下にある木製のベンチを発見しました


楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、そろそろ出発の時間となりました。14時12分発の680D(キハ120 334)に乗車し、この素晴しい木造駅舎を後にしました。


続きはこちら


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因美線全駅下車の旅(その5)

2012-04-27 00:05:47 | 陰陽連絡線

これまでの模様はこちら



山陽本線305Mは、11時19分に上郡駅2番乗り場に到着。2面3線+切り欠きホーム1面の構内です。



下車してすぐ、智頭急行の駅舎にGO!これには大きな目的があったのです。



果たして入手した自由席特急券はこれ。智頭急行も吝嗇だね~。といっても、智頭急行線内で完結する乗車券類はJRの「みどりの窓口」では買えないのね。



折角なので、駅舎撮影。8年ぶりに下車したところ、開業当時からの木造駅舎が健在でしたが多少リニューアルされており、上屋も設けられました。左手に観光案内所も新設されていました。


時間が短いので、駅舎内部の調査は省略しました。特急に乗ろうとホームに上がると、駅裏の野球場からは少年野球の大会が光景が伝わってきました。11時42分発の特急スーパーいなば5号(キハ187-501+キハ187-1501)に乗車し、智頭急行を走破しました。これでようやく本題に入ります。



何とか窓側の席をゲットし、大阪駅で購入した美味づくしで昼食。典型的な幕の内弁当です。



12時24分に智頭駅に到着。JR線は2面3線+側線1本の構内です。南側には智頭急行の駅舎があり、切り欠きホーム1面2線の構内を有します。



跨線橋を渡り、駅舎の中へ。典型的な木造駅舎のつくりで、券売機の脇に「みどりの窓口」があります。営業時間は6:00~22:30です。



それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎が健在です。右手にトイレがありますが、昭和26年10月19日の築です。尚、駅前広場は智頭急行開業とともに整備されました。



左手にあるミニ庭園を拡大。水を張っていませんが、趣のあるつくりです。右端に開駅70周年記念碑があります。



では、周辺を歩きます。左手の2階建ての建物はikari、右手の日本家屋は観光案内所です。観光案内所で土産物を、ikariで諏訪娘を購入しました。


鳥取まで31.9kmしか離れていないので、570円の乗車券を購入して県境の駅を先に巡ります。滞在時間が27分しかなく、光線状態が悪かったこともあり、智頭急行の駅舎は取り忘れました


つづく


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因美線全駅下車の旅(その4)

2012-04-24 22:44:02 | 山陽本線

先日は失礼しました。因美線駅巡りに戻りましょう。


前回はこちら



山陽本線957Mは、10時26分に相生駅2番乗り場に到着。3番乗り場に岡山方面行きの普通列車が接続しており、「18きっぷ」のシーズンを中心にダッシュが見られそうですが、私はここで下車します。1番乗り場はあまり使われなさそうです。



階段を上がると、正面に新幹線の改札があります。改札を出るには左折しなければなりません。ま、山陽新幹線の相生駅は退避のためにもうけられたもので、岡山終着の「ひかり」や「こだま」しか停車しません。



改札を出ると、神戸線で人身事故のお知らせが。早く抜けておいてよかった。で、改札の左手には「みどりの窓口」があり、営業時間は6:00~21:00です。右手にはデイリーインがあります。



改札から北方に行くとすぐに待合スペースがあり、トイレが隣接しています。で、待合スペースにはベーロン祭の模型があり、肝心のベーロン祭は毎年5月の最終日曜とその前日に開催されます。



で、北口に出ました。如何にも山陽新幹線の駅らしいつくりで、2階が出入り口になっています。駅前を国道2号が通っています。



ペデストリアンデッキを渡ると、東進衛星予備校が目に入ってきました。近くのローソンで夕食用のパンなどを購入しました。



再び自由通路を通って南口に出ました。如何にも在来線の駅らしい駅舎ですが、山陽新幹線開業時に建てられた白亜のコンクリート駅舎です。エレベーターは後年取り付けられたものと思われます。



駅前広場は平成15年3月に整備されました。で、その駅前広場には錨のモニュメントがあります。女子学生がたむろしていたので、詳細は分かりませんでした。



それでは駅前の様子を。駅舎に相対して東横インがあります。港町の雰囲気が漂ってきますが、最寄りの那波港へは1.5km、相生港へは3km離れています。


そろそろ出発の時間となりました。11時6分発の山陽本線305M(115系A01編成)に乗車して上郡に向かいます。JR西日本の単色化政策により黄一色になっています。


続きはこちら


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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高田お花見号&弥彦線開業90周年号

2012-04-22 19:00:04 | 新潟の鉄道

 因美線駅巡りの途中ですが、高田お花見号&弥彦線開業90周年号運転報告にまいりましょう。
 JR東日本新潟支社は、例年この時期になると、「SLばんえつ」や「きらきらうえつ」の他に、夜桜見物に合わせて「高田お花見号」を運転します。今年は、それにも増して、「弥彦線開業90周年号」を運転しました。「高田お花見号」は4月13日~15日、20日~22日に運転し、「弥彦線開業90周年号」は4月21日に運転しました。
 それでは、4月13日~15日の「高田お花見号」からまいりましょう。撮影日は4月14日でした。



11時45分過ぎに新潟駅7番線に入線しました。編成は485系R21編成に3086ユニットが入った8連です。



出発までの間は撮影タイム。いつものことですが、HMは「臨時」です。7番線なので、編成全体は撮影出来ません。



11時57分に高田に向けて発車しました。8連は立派ですけど、さほど乗ってなかったです。今年の新潟県の桜は遅めで、この日の高田公園はつぼみだったようで。



続いて、4月21日の「弥彦線開業90周年号」を紹介します。9時27分頃に、湘南色の115系3両編成で6番線に入ってきました。



充当されたのはN2編成で、信越本線開業125周年を記念してL6編成と共に湘南色となっています。定期乗車券で乗れるというので、新津まで乗ってきました。先頭号車が矢鱈と混んでおり、2両目に乗りました。


弥彦線開業90周年号は新潟を出ると、亀田、新津、加茂、東三条と停車し、東三条から弥彦までは各駅に止まります。



9時49分に新津駅に到着。前面が注目の的でしたが、種別表示はただの「臨時」でした。



最後に、当日の「高田お花見号」を紹介します。11時46分頃に「快速」表示で7番線に入線しました。



充当されたのは485系R23編成。この日は高田公園の桜が満開で、6両であるにもかかわらず、むしろ利用客が多かったです。JR東日本新潟支社さんは読みを間違えたみたいですね。



定刻11時57分に高田に向けて発車しました。翌22日には485系R25編成の6連が充当されました。


 高田お花見号&弥彦線開業90周年記念号のレポートは以上です。4月13日~15日の「高田お花見号」に充当されたR21編成の8連は、最近は修学旅行輸送として「いなほ9号」~「いなほ4号」に入っています。この模様は、後日お伝えする予定です。
 JR東日本新潟支社は、この後も数多くの臨時列車を運行する予定です。中でも特筆すべきものは、NODOKAを使ったKomachiパーティートレインや、同じくNODOKAで運転される「うまさぎっしり日本海縦断号」です。これからも、新潟の鉄道から目を離せません。


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因美線全駅下車の旅(その3)

2012-04-20 22:00:03 | 山陽本線

土山駅から715Kに乗車しましたが、後の接続が悪いため、加古川から新快速3207M(223系W15編成+V19編成)で急ぎます。姫路到着後、6分の待ち合わせで955M(223系V57編成)に乗り継ぎました。



9時49分に網干駅に到着。ある理由により快速、新快速の半数近くがここを始終着としており、2面3線の横に側線が3本ほどあります。



階段を上がって改札を出ました。4台の自動改札の右手にKIOSKがあります。トイレは改札内に。



その左手は「みどりの窓口」、券売機と並んでいます。窓口営業時間は5:30~23:00です。



それでは駅舎撮影。昭和53年3月築の橋上駅舎で、国鉄時代を色濃く残す建築です。エレベーターは最近取り付けられたものと思われます。階段が1本しかない上に作業していたので、地上に下りるのに難儀しました。



駅前の様子。駅舎正面にはビルがあり、ファミリーマートやレオパレス21などが入っています。周辺は古くからの住宅地です。駅前はロータリーではなく公道なので、雑然としていて危険この上ないです。



再び改札前を通って南口に出ました。後年設けられた入口のようで、エレベーターと階段1本ずつあります。隣接する北沢網干パーキングの存在が目立ちすぎです。



その北沢網干パーキングの敷地内の一角に、DB2形ディーゼル機関車が保存されています。



では、駅前の様子を。件のパーキングの目の前に兵庫信金があります。真っ直ぐ道が伸びており、住宅地が続いています。駅スタンプの表題になっている魚吹八幡神社は、2.6kmくらい離れています。


30分弱滞在した後、10時17分発の959M(223系V22編成)で更に西に進みます。出発するとすぐに、網干総合車両所の脇を通過しました。


続きはこちら


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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因美線全駅下車の旅(その2)

2012-04-18 23:33:04 | 山陽本線

先日は失礼しました。西日本の旅に戻りましょう。


これまでの模様はこちら


魚住駅8時40分発の711K(223系W5編成+V59編成)に乗車して1駅進みます。



8時43分に土山駅に到着。退避可能駅で、2面3線の構内を有します。



コンコースに上がり、改札を出ました。4台の自動改札の横に「みどりの窓口」があります。トイレは改札内の南側にあります。Daily inがラッチ内の大部分を占めています。



さて、北口に出ました。平成15年12月供用開始の橋上駅舎です。左側が階段、右側がエスカレーターで、エレベーターが左寄りにあります。少しだけ、弥生時代の高床式住宅に見えなくないですか。それにしても、駅前ロータリーがないので全貌は入りません。



上階からですが駅前の様子を。旧駅舎のあった所で、商店街が続いています。



再び自由通路を通って南口に出ました。中央にエレベーターがあり、左側に1箇所、右側に2箇所階段があり、階下にトイレがあります。駅前ロータリーがあり、全貌が撮影出来ます。



相変わらず上階から駅前の様子を。駅前ロータリー中心部に高床式住宅のモニュメントがあり、近くにははりま病院があります。土山駅南口はメディカルタウンになっています。



ロータリー縁を拡大。弥生時代中期~古墳時代の遺跡である大中遺跡まで1.1kmで、ガードレールが勾玉です。勾玉といえば、玉造温泉を連想しますが。


大中遺跡には兵庫県立考古博物館がありますが、今回は行く時間はありません。9時12分発の715K(221系B10編成+B5編成)に乗車して次なる駅を目指しました。


つづく


 話が変わりますが、先日、政府は大飯原発の再稼動を要請しました。私も再稼動に賛成ですが、関西電力の筆頭株主である大阪市をはじめ、地元住民や自治体が強固に反対しており、おいそれと動かせない状況です。5月5日に北海道電力の泊原発が定期検査に入れば、日本の稼働中の原発はゼロになります。もし、この状況が続いて夏場を迎えるようなことがあれば、原発依存度が高い関西地区では、ピーク時に最大18.4%の電力が不足し(2012年4月17日 日本経済新聞)、節電が求められるのみならず、京阪神地区で計画停電や節電運休の措置がとられる恐れがあります。関電管内の橋上駅舎では、エスカレーターの使用停止が行なわれる可能性もあります。関西にお住まいの方や旅行される方はくれぐれもご注意下さい。


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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SLばんえつ物語最新状況

2012-04-16 09:16:59 | 新潟の鉄道

 因美線駅巡りの途中ですが、データーが集まりましたので、SLばんえつ物語号の最新状況をお伝えします。
 2012年もSLばんえつ物語号がC57 180とともに帰ってきました。昨年は東日本大震災や新潟・福島豪雨の影響を受けましたが、今年は4月1日からしっかり運転されています。今年は、装いを新たにして、ビュフェ併設の5号車の座席部分を新たにフリースペースにしています。今年も様々なイベントで盛り上がるので、是非乗車されてはいかがですか。
 それでは、SLばんえつ物語号の模様を御覧下さい。2012年4月1日、8日、14日に撮影しました。



まずは4月1日のSLばんえつ物語号から。運転開始初日ということで、駅員により運行開始の横断幕が掲出されました。



それにタイアップして秋葉太鼓のおもてなし。乗客たちも盛んにシャッターを切っていました。ちなみに、新潟駅でもおもてなしがありました。


 
運転台の様子。一連のSLばんえつ物語の運用は、「A57仕業」です。C57 180は昭和21年 三菱製です。



貨物列車が入ってきた後、駅長の合図で会津若松に向けて発車しました。



HM部分を拡大。チューリップとオコジョのイメージです。今年のHMは昨年12月のSLXmasトレイン運行時に公募したもので、「絆」が埋め込まれています。



続いて4月8日の「SLばんえつ物語」。定刻10時4分頃に新津駅1番線に到着しました。折角なので、乗車することに。



私が乗車したのは2号車ですが、5号車、すなわちオハ12 314がオコジョルームというフリースペースになっていました。



オコジョルームは森の中をイメージしたつくりになっており、専任アテンダントが乗り込んで子供向けのイベントが行なわれていました。



この日のイベントは折鶴。完成したら「絆」BOXに入れます。私は折り方を忘れたので、得体も知れないものを入れました。尚、「絆」BOXは6月末までの設置です。



11時14分に津川駅に到着。峠越えに備えて給水などが行なわれます。


 JR社員による動輪点検


 その間にも絶え間なく石炭が追加されます。



今まであまり聞いたことが無かった空気音が3回あり、3分ほど遅れて津川駅を発車しました。



2012年4月14日。今回は新潟駅への回送のシーンを撮影。例年通りにEF81長岡車によるエスコートで、この日は141号機が担当しました。



2522Dが5番線に到着し、8時27分に新潟駅に向けて発車しました。


 SLばんえつ物語の最新状況は以上です。車内のイベントが毎年進化していますが、村上ひな街道号の時のように鈍い空気音が何回もしていることから、C57 180の方はちょっと心配です。昨年冬に大掛かりな検査を受けたものの、復活から13年経っていることから、そろそろガタが出てきているかもしれません。ひょっとしたら、今年中にD51 498などによる代走があるのではないかと思います。


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因美線全駅下車の旅(その1)

2012-04-14 00:08:36 | 山陽本線

 これより、2011年10月8日~10日の乗り継ぎ旅行の模様をお伝えします。諸事情によりUPが半年遅れましたが、急行きたぐにが定期列車であった頃の旅をお楽しみ下さい。今回は因美線の駅を巡る予定でした。紀伊半島に甚大な被害をもたらした台風12号で美作河井~那岐で土砂崩れが発生しましたが、1週間ほどで復旧したということで実行と相成りました。


2011年10月7日夜。この日も勤務でしたが、自転車で新津駅に行き、23時13分発の急行きたぐに(583系B5編成)で出発。新潟駅で接続した越後線の列車が遅れていたので、6分遅れで新津駅を発車。



指定された寝台は「9号車8番上段」。寝台が高さが68cmと狭いので一度寝ると起き上がるのが難しく、旅行中はずっと首の痛みに悩まされました。



定刻6時49分に大阪駅4番乗り場に到着。この時から「きたぐに」の先頭部は撮影会状態でした。彼らもこの後起こる臨時列車化を予見したのかもしれません。


11番乗り場で駅弁を購入し、7時6分発の707Kに乗車しました。223系W39編成+V4編成の12連でしたが、補助席にやっと座れるか座れないかぐらいの乗車率。それでも、持参のパンで朝食タイム。この旅行記の題は「因美線全駅下車の旅」ですが、その前段として山陽本線の駅を幾つか巡ってきました。



8時11分に魚住駅に到着。上り列車に被られましたが、対面式ホーム2面2線の構内です。



コンコースに上がり、改札を出ました。4台の自動改札の右に「みどりの窓口」があり、営業時間は8:00~20:00です。トイレは改札内にあります。通路に相対して、Daily inn(コンビニ)とDans Marche(パン屋)があります。



さて、南口に出ました。平成21年3月に供用開始した橋上駅舎で、茶系にまとめられています。階下にトイレがあります。駅前ロータリーが駅舎の右側に隣接する珍しいパターンです。



駅前の様子。付近にデイリーがあります。ロータリーのすぐ南を山陽新幹線が通過し、タイミングがよければ500系、700系、N700系が見れます。ロータリーにはTacoバスが2台止まっていますが、いずれも愛くるしい姿です。尚、周辺は住宅地で、明石工業高専が近いです。



再び自由通路を通り、北口に出ました。駅舎の正面にロータリーがあり、中央にエレベーターが配置され、左右に階段ないしエスカレーターが伸びる橋上駅舎らしい形状です。こちらにも階下にトイレがあります。尚、右手にはセブンイレブンがあります。



駅前の様子を。駅舎の向かいに魚住モールがあり、コープが入っています。丘陵地になっており、駅前道路は上り坂となっています。付近には鴨陽池があります。



駅前ロータリーには「一バンボシミツケタ アレ アノモリノスギノキノウエニ」のモニュメントがあります。スイッチをいじれば、実際に音声が流れるらしいです。


魚住駅のスタンプの表題は「ぼたんの寺、薬師院」。で、肝心の寺院はどこにあるのだろう。


続きはこちら


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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風雲急を告げる上越新幹線 第3回

2012-04-11 00:05:44 | 新潟の鉄道

 ここで、上越新幹線の話題をお伝えします。
 諸事情によってUPするのが遅れましたが、上越新幹線新潟口でのE4系16連運転開始についてお伝えします。2012年3月17日のダイヤ改正によってE1系の運用が5本から2本に減少し、E4系の運用が増加しました。Maxとき302号、309号(一部除外日有り)、321号、329号、334号、344号(一部除外日有り)で全区間16両編成となりました。Maxとき300号は高崎から16両編成(全区間8両編成の日有り)、Maxとき325号、341号、349号(全区間8両編成の日あり)は越後湯沢解結となりました。そして、通常は8両編成であるMaxとき340号、345号において16両編成で運転するケースも発生しています。また、改正前まで200系で運転されていた301C、314CなどもE4系に置き換えられています。
 それでは、2012年4月1日のMaxとき329号、340号の模様をお伝えします。



17時頃に新潟駅新幹線ホームに上がると、Maxとき340号が入線しました。東京方から、E4系P81編成+P9編成です。勿論、狙いは連結面です。3月16日まで新潟駅で見られなかった光景です。



の写真では「がんばろう日本! がんばろう東北!」が目立っていましたが、この写真では「つなげよう、日本。」が目立っています。連結面は撮り方によって大きく印象が異なるのが面白いところです。



17時14分にMaxとき329号が入っていました。新潟方から、E4系P22編成+P13編成です。



2本の連結面が綺麗に並びました 当然ながら、件の329Cの利用客には注目の的です。新潟駅の新名物が出来ました。ちなみに、月~木曜には見られません。



件の329Cは、折り返してMaxとき344号となります。尚、左のP22編成は、昨年12月に新幹線総合車両センターから新潟新幹線車両センターに転属されています。


 今回の329C、340Cのレポートは以上です。こんどのダイヤ改正に伴って「つばさ」併結の「やまびこ」にE2系が8往復に進出し、これまで仙台にいたP8編成、P20編成、P21編成が新潟に転属しています。新潟のE4系は13編成から16編成に増加しています。
 現在、東北新幹線の大半の列車は最高時速が275km/h以上で、たかだか240km/hしかないE4系はダイヤ上のネックとなりつつあります。E5系の更なる進出により、現在E4系で運転されている「つばさ」併結の「やまびこ」にも益々E2系が進出するようになり、P1~7編成もいずれは新潟に転属するとみられます。
 しかしながら、E4系もデビューからはや14年が経過し、ちらほら経年故障も出始めています。2階席は眺望がよいが1階席は壁しか見えない等評判が余りよろしくありません。北陸新幹線が開業すると、上越新幹線の高崎以北の利用客が激減し、E4系の淘汰が始まるでしょう。新潟口でのE4系16連は、ほんの2~3年とみられます。
 次は、西日本方面の乗り継ぎ旅行をお伝えします。


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伊勢崎&駒形に行ってきた(後編)

2012-04-08 08:41:30 | 首都圏地区


両毛線628Mは、11時5分に駒形駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



改札を抜けて駅舎の中へ。3台の自動改札の左に「みどりの窓口」があり、営業時間は6:00~20:00です。改札内にトイレがあります。



橋上駅舎から見る眺望。住宅地の向こうに赤城山を望みます。



さて、北口に出ました。駒形駅は平成23年3月に橋上駅舎化されました。自由通路が斜めだからか、面白い形状となっています。階下にトイレがあります。



それでは周辺散策。北口の正面には共愛学園の校舎が聳え立っています。この学校法人は中高一貫校だけでなく、幼稚園、短大まで揃っています。写真などを見たところ、女子校のようです。



ここから東方に3分ほど歩くと、各種専門学校が入る山崎学園があります。



で、踏切の向こうにある面白い建物は群馬日建工科専門学校です。駒形駅の周辺散策は、いわば学園巡りです。学生の利用が多いことの裏返しです。



踏切を渡っていると、橋梁架け替え工事の際に使われた2本の側線を発見しました。



件の工科専門学校から駅に向かう道すがら、住宅地が続いていました。新しい住宅が多いです。



そうこうするうちに南口に到着。至ってフツーの橋上駅舎でバリアフリー設備があり、階下にトイレがあります。右側の建物は大きな駐輪場。


この日の群馬県内は風が強く、見取り図を描いてると飛ばされそうになりました。ホームに上がると、既に女子高生が集まっていました。この日(2012年3月19日)が終業式だったようです。普通の高校は3月23日ですが。彼女らと共に、11時41分発の630M(115系T1043編成)に乗車しました。



11時52分に新前橋駅に到着。乗り継ぎを兼ねて、ここで小休止。三角屋根の橋上駅舎です。



1Fにある駅蕎麦屋・和楽来に入り、ねぎなんばんそば定食で昼飯にします。「ねぎなんばん」といっても、しこたま盛られた葱の上にきつねが載った格好です。ミニ天丼を選択したのは少し重過ぎました。


歯磨きを終えた後、12時31分発の上越線735M(115系T1043編成)に乗車。渋川の利根川鉄橋で風規制がありましたが、何とか水上に到着し、1741M(115系S8編成+S12編成)~信越本線447M(115系N29編成+N25編成)と乗り継いで帰還しました。


 今回は、両毛線の改築駅舎を巡るお手軽乗り継ぎでしたが、以前と比べて都会っぽくなったなと感じます。特に、駒形駅は、学生の乗降が多そうなので、橋上駅舎化は必然の流れではなかったかと思います。あと、伊勢崎駅が完全に高架になるといいですね。
 次は、上越新幹線の話題をお伝えします。


おわり


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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