クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

2010年鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅 Vol.1(その10)

2010-11-29 21:17:01 | 関西線
これまでの模様はこちら


紀勢本線328Cは、14時16分に多気駅1番線に到着。世界遺産の写真が飾られる待合室でしばし待ち、14時32分発の快速みえ14号(キハ75-305+キハ75-205+キハ75-301+キハ75-201)に乗り継ぎました。例によって伊勢鉄道の区間で検札が来て、490円を支払うことに。本来は「青空フリーパス」で巡るべきところを「鉄道の日フリー」で回ったことで、約1000円損したことになりました。



15時36分に桑名駅に到着。近鉄名古屋線と養老鉄道との共用駅で、JR線は2面3線です。



それでは駅舎撮影。昭和50年頃改築の橋上駅舎です。KIOSKが併設しており、みどりの窓口はほぼ終日の営業です。2003年3月6日に、近鉄北勢線(当時)の乗り潰しの際に下車したことがありますが、7年半以上を経た現在も佇まいは何ら変わっておりません。



駅前ロータリーの様子。「鋳物の郷 くわな」とPRされています。


駅舎前の連絡通路から中に入ると飲食店などが立ち並んでいます。この駅ビル・サンファーレの2Fには観光案内所があります。折角なので、どこか見て回りましょう。



八間通りを信号2つ分歩き、薩摩義士ゆかりの寺院・海蔵寺に到着。線香を持ってきませんでしたが、お参りします。



中には、薩摩義士の墓が一際立派に聳え立っていました。


桑名の観光名所ナンバー1は七里の渡し跡。この揖斐川の畔にある史跡は駅から1.7km離れているので、最大1時間の滞在では断念せざるを得ません。サンファーレに戻り、弟の土産として蛤の佃煮を購入しました。丁度良く来た16時21分発の3330G(313系B308編成)に乗車。16時54分に名駅着。あくまでも結果論でしかないですが、西口駅舎を見て後続の「みえ16号」に乗っても間に合いましたね。


名古屋はでした。ミッドランドスクエアで雨宿りして、17時15分発のあおい交通のバス(尾張小牧200か776)で小牧空港(県営名古屋空港)へ。



今回の駅巡りはこれにて終了。JAL4337便で新潟に帰ります。大雨(涙雨?)の中のボーディングとなりました。シップは前回と同じく「JA207J」。搭乗率は6割前後。18時25分にランウェイ16より離陸し、19時7分にランウェイ10より着陸しました。


空港線バスで新潟駅に出て、快速くびき野6号(485系T17編成)で新津に帰りました。


以上で、10月2日~3日の乗り継ぎ旅は終了です。冒頭で述べたように、この旅はジェイエアの名古屋~新潟線の乗り納めも兼ねており、桜井線と紀勢本線の駅巡りを合体させたような形となりました。正直言ってあまり元がとれたとはいえませんが、桜井線の駅周辺とか栃原の茶畑とか色々発見が出来た旅でしたので良しとしましょう。もうすぐ師走となりますが、「2010年鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅」はまだまだ続きます。


おわり
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2010年鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅 Vol.1(その9)

2010-11-27 19:53:55 | 紀勢本線
佐奈~相可間にあるマックスバリューで買い物。折角なので、大内山牛乳も購入しました。正午になったのでお昼にします。ラーメン屋が定休日だったので、モスバーガーに入ります。昼食を終えると、12時45分になっていました



R42を離れて地方道に入ると間もなく、多気浄水場を左手に見ながら進みます。


天理教大教会の前を通過してJR紀勢本線を渡り、相可の中心部に入ります。交差点を右折してグッディーとコメリを見れば、相可駅に到着しました。時刻は13時4分、佐奈駅を出て115分後でした。



それでは駅舎撮影。伊勢柏崎駅と同タイプの簡易駅舎です。勿論無人駅で、券売機の類もありません。トイレが平成21年5月設置なので、駅舎もその頃の築と思われます。


相可駅の待合スペースは佐奈駅よりもずっと手狭です。それでも、先ほど購入した大内山牛乳を味わいながら列車を待ちます。



そろそろ出発の時間となりました。13時18分発の331C(キハ48 5817+キハ48 6302)に乗車しました。申し遅れましたが、相可駅は交換設備が撤去されて棒線化されており、向かいのホームは廃ホームとなっています。跨線橋はありますが、駅裏の新興住宅地への連絡通路と化しています。



13時30分に栃原駅に到着。交換可能駅で対面式ホーム2面2線の構内で、両ホームは屋根の無い跨線橋で結ばれています。



それでは駅舎撮影。平成12年2月築の簡易駅舎です。勿論無人駅で券売機もありませんが、待合室は割と広めです。公園内(ゲートボール場だったっけ)にトイレがあります。



周辺散策に行ってきます。駅前道路を北方に行くと、すぐに茶畑が広がっていました。山々に抱かれて、何だか惹きつけられそうな景色です。



踏切を渡って茶畑の中へ。まるで牧の原台地のようになだらかな丘陵に広がっています。



この一帯は「大台茶産地」です。植えたばかりの茶の苗木でしょうか。


 だいぶ進んできました。左手には製茶場。



杉林のそばまできました。この先も茶畑は続きますが、時間の都合上、ここで引き返します。



帰りに「大台茶と彼岸花」を。この旅で最もお気に入りの風景でした。


楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、駅舎に入るともう時間となりました。14時1分発の328C(キハ48 6814+キハ48 5805)で多気に戻ります。乗車時間はあまりありませんが、先ほどのマックスバリューで購入した鉾杉カップで一杯やりました。


続きはこちら
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2010年鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅 Vol.1(その8)

2010-11-25 22:22:31 | 紀勢本線


散々迷いましたが、川添駅で下車することに。交換可能駅で2面2線の構内を有し、上下ホームは屋根の無い跨線橋で結ばれています。



それでは駅舎撮影。平成12年2月築の簡易駅舎で、無人駅で且つ券売機もありません。多気方に、平成17年5月に町が設置した水洗トイレがあります。



川添での滞在時間は40分。折角なので、周辺を巡ってきます。駅からほぼ真正面に楠大明神社がありました。大蛇伝説があるとか。



少しだけ東に歩き、川添小学校付近まで進むと、無量山透光院があります。近年建て直された寺院です。



駅前の道路は熊野古道の一部です。昨年歩いた箇所は王子の近くで修験道の雰囲気でしたが、今回の箇所は集落道の雰囲気です。


駅から北0.3kmの所に子安地蔵尊がありますが、見つけられずに終わりました。10時45分発の326D(キハ48 6502+キハ48 5001+キハ40 3002)に乗車し、多気方面に戻ります。



10時58分に佐奈駅に到着。交換可能駅で対面式ホームの2面2線の構内で、上下ホームは屋根の無い跨線橋で結ばれています。



それでは駅舎撮影。平成12年2月築の簡易駅舎で、六軒駅と同類の無人駅です。こちらは、付近に平成13年に町が設置した水洗トイレがあります。


佐奈駅の名所案内板によると、五桂村ふるさと村へは1.6km。しかし、「南紀4号」を見送った後、隣駅に向けて歩き出しました。



付近の家々には「笑門」の注連縄が掲出されていました。笑う門には福来るですか。



佐奈駅を出発して15分ほど経った頃、仁田踏切を渡って佐那神社に到着。伊勢神宮の分社のようで、中々荘厳な雰囲気の神社です。ここで旅の安全を祈願しました。



佐那神社の御神木。大小2本の杉が真っ直ぐ伸びており、「夫婦杉」と命名されています。根元は完全に合体しています。もう少し工夫して写せばよかったな。


神社の出口はR42に面していました。歩道橋を渡り、しばしR42を歩きます。



佐那神社を出て10分、和歌山別街道の道標を発見しました。「右 相可口駅 田丸ヲ経テ山田ニ至ル、左 相可町ヲ経テ松阪ニ至ル」と書かれています。



この交差点を渡り、11時40分過ぎにマックスバリューに到着。そこでしばし買い物。


つづく

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2010年鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅 Vol.1(その7)

2010-11-23 19:12:42 | 紀勢本線
前日の模様はこちら


2010年10月3日(日)の朝となりました。6時50分に起床。朝食はバイキングで、グレードが東横以上でした。歯磨きを済ませ、7時35分頃にチェックアウト。



宿を出て3分ほどで松阪駅に到着。昭和37年10月改築の、堂々たる3階建ての駅ビルです。7時50分発の紀勢本線322Dで出発。「キハ48 6803+キハ48 5302+キハ40 3003+キハ40 3001+キハ40 3010」の5両編成でした。



7時56分に六軒駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線+側線1本の構内です。跨線橋は屋根無し。



それでは駅舎撮影。昭和59年12月築の簡易駅舎で、券売機もトイレもありません。出入口にはドアが無く、雨の日は大変です。



駅舎で少し休憩し、周辺散策に出かけます。駅前は水田地帯ですが、少し歩くと集落に入ります。



駅を出て5分ほど経った頃か、常夜塔(道標)を発見しました。明治期に設けられています。「左 津及び香良洲、右 松阪及び山田」と書かれています。


その道標から更に進んで再び水田地帯に入り、中古品引取所でようやく空き缶捨て場にありつきました。目的を果たしたところで駅に戻り、8時42分発の912Cで次なる駅へ。下り列車が遅れた関係で、2分遅れていました。また、先ほどとは打って変わり、「キハ11 1」の単行でした。



8時50分に高茶屋駅に到着。通過のはずの「みえ51号」が待ち合わせていました。退避可能駅で、2面3線の構内を有します。



駅舎に入ります。待合室はかなり広めで、窓口営業時間は7:00~17:00(休み4回)です。 



それでは駅舎撮影。財産票は「昭和40年12月」ですが、戦時型と思われる木造駅舎です。トイレは別棟。



滞在時間が20分しかありませんが、周囲を回ってきます。駅前は古い住宅地で、徒歩1分の所に郵便局があります。



3番線に停車していた、9時11分発の3923D(キハ40 3005+キハ40 3306+キハ48 6805)で松阪方面に戻ります。高茶屋駅が貨物ヤードを併設していたのが大きな発見でした。また、田んぼの向こうにはジャスコがあります。機会があったら買い物しようかな。


多気駅で329C(キハ11 306+キハ11 2)に乗り継いで、紀勢本線で最も本数の少ない区間に入ります。折角なので、相可~佐奈にて走行音を録音。それにしても、南紀方面に黒い雲が掛かっています。どうしようかな。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問
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2010年鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅 Vol.1(その6)

2010-11-21 20:02:58 | 関西線


桜井線551Tは、14時19分に金橋駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。近くに娯楽施設があるせいか、中高生達が多く下車していきました。



それでは奈良方に移動します。駅施設は自動券売機とトイレのみです。手前にある小屋はトイレ。尚、旅客上屋、トイレともに昭和54年9月8日築です。


レポート終了後、築堤を下りて隣駅まで歩きます。出発して8分後に幹線道路に突き当たり、高規格道路を挟んでホームセンター・ロイヤルやニトリがある一帯に出ました。この南曽我町交差点を左折。



曽我町交差点で右折して間もなく、曽我川を渡ります。あとはしばらく道なりに。



道中はほとんど住宅地。そんな中、常夜塔を発見しました。道が狭く車通りが多いのでちょっと怖いです。



唯一の切れ目にある水田に少しだけほっとします。付近のファミリーマートで缶コーヒーを3本購入しました。



薬局を見ると、飛鳥川にかかる橋を渡った後に右折。近鉄線とJR桜井線の線路が見えるまで川端を歩きます。桜並木が並んでおり、3月下旬~4月上旬頃に散策したらさぞかし楽しいでしょう。



近鉄橿原線の踏切を渡れば八木西口駅に出ました。近くには今井町の町並みがありますが…。


橿原市街地に入り、赤信号に多く引っ掛かります。これらを通り抜け、15時12分に畝傍駅に到着しました。



それでは駅舎撮影。昭和15年2月築の木造駅舎です。少し分かりにくいですが、右にある建物は天皇陛下が滞在したであろう貴賓室ですが、現在はもちろん施錠されています。トイレは駅敷地内にあります。



中に入ります。無人化され窓口が閉鎖されて久しく、券売機にとって代えられています。待合室は広いですが、座る場所がありません。



少し早いですが、階段を上って構内に入ります。すると、555Tが和歌山に向けて発車しました。「旅万葉」ラッピングを見たのは初めてです。申し遅れましたが、畝傍駅は交換可能駅で対面式ホーム2面2線の構内で、上下ホームがずれています。下り副本線が撤去されています。



これにて桜井線全駅下車達成です。その余韻に浸る間もなく、15時31分発の558T(105系W7編成)で奈良駅に戻る時間となりました。桜井線は奈良と高田を結ぶ路線ですが、「万葉まほろば線」の愛称をもち、沿線には歴史的遺産が多くあります。いつの日か、別の形で再訪してみたいですね。



16時9分に奈良駅に到着。自由通路と併設店舗が出来上がっていましたが、供用は明日(10月3日)からということで、前回と同様に迷路のような仮通路を通らされました。



折角なので、旧駅舎を訪問します。(撮影し忘れたので、8月のものを再利用しました)


 中には平城宮の心柱が再現されています。


 
遣唐使船のふるさと・倉橋の案内も。倉橋島は広島県にある瀬戸内海の島ですが…。


少し休憩し、16時52分発の関西本線3416K(221系NC608編成)で加茂へ。その後、関西本線250D(キハ120 306+キハ120 14)~紀勢本線959C(キハ11 111+キハ11 1)と乗り継いで、本日の宿泊地である松阪へ。夕食は松阪牛。


2日目の模様はこちら

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2010年鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅 Vol.1(その5)

2010-11-19 00:15:46 | 関西線


桜井線547Tは13時7分に桜井駅に到着。桜井線列車の半数が折り返す駅で、2面3線の構内を有します。(暗かったので補正しました)



改札を出ました。みどりの窓口の横に自動改札が3台あり、窓口営業時間は5:30~23:00です。改札内のトイレは北側にあります。



まずは南口のJR駅舎に出ます。平成7年3月に橋上化されました。左側にハートインが隣接します。ロータリーを挟んでスーパーマーケット・マネキヤがあります。



北口の近鉄駅舎に出ました。自由通路を挟んで右手は近鉄の駅施設ですが、左手は若草書店があり、その後には飲食店が数軒並んでいます。



北口ロータリーの様子。表題などは分かりませんが、パイプで出来たモニュメントがあります。


香久山駅まで歩いていこうと計画していましたが、おなかの状態が思った以上に悪く、13時39分発の近鉄大阪線の普通列車で隣駅に移動しました。勿論「鉄道の日フリー」は使えず、150円の別料金。



13時42分に大福駅に到着。退避不能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



駅舎に出ました。ていうか地下道の入口です。自動改札や券売機などは地下に集約されています。



目的地となるJR駅までは古い住宅地の中を通ります。JR桜井線の踏切を2つ越えればもう香久山駅。本当に目と鼻の先です。



それでは駅舎撮影。大正14年4月築の、トタン張りの木造駅舎が健在です。トイレは駅敷地内にあります。



駅舎内に入ります。無人化されて窓口が閉鎖されて久しく、簡易Icoca改札と券売機のみとなっています。先着の子供達がホーム上で待っているので、私はここで休憩。



そろそろ私も階段を上ってホームに上がります。向こうの山は香久山かどうか分かりませんが、駅裏は長閑な田園風景です。古今和歌集とか新古今和歌集に出てきそうな景色です。



彼岸花の咲くホームに、これから乗車する14時10分発の551T(105系W8編成)が入線しました。申し遅れましたが、香久山駅は棒線駅です。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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2010年鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅 Vol.1(その4)

2010-11-17 00:03:36 | 関西線

柳本駅に降り立ち、黒塚古墳を観光。滞在時間を37分しか確保していないので、資料館に入らずに古墳公園の中へ。



古墳の上に上がると、右手に山々が迫ります。この付近には、行燈山古墳などいくつか古墳があります。



視点を北の方角に移します。眼下には天理市柳本の町並みが広がっています。そういえば、このあたりの上空は伊丹空港へのアプローチルートにあたっているようで、即座に航空会社名が判別できるほど飛行機がすれすれを通過します。



外濠に下りると、彼岸花がちょうど見頃を迎えていました。今夏の猛暑の影響で、時期が少しずれました。


万葉カラーの105系の撮影に成功し、11時38分発の1541Sに乗車。105系P1編成で、車体は青1色。11時40分に巻向駅に到着。



それでは駅舎撮影。駅舎は昭和30年8月築で、券売機と簡易Icoca改札の無人駅です。トイレは奈良方にあります。



滞在時間が20分しかないですが周辺散策。交差点を渡ると、右手に水田が広がっていました。桧原神社へはここから東方へ2km余。近くに小さなレストランがあるので、そこで昼食にして滞在時間を延長しようかな。



迷いに迷って、昼食には三輪そうめんを食べることにして駅に戻ります。材木工場を見て住宅地を抜けると駅です。尚、石塚古墳は駅から西方に600mの所にあります。



発車時間が近付き、駅には乗客が集まってきました。申し遅れましたが、巻向駅は片面ホーム1面のみで待合スペースが小さいです。12時発の543T(105系W4編成)に乗車しました。それにしても、この日の奈良県は暑いです。



12時3分に三輪駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



跨線橋を渡り、駅舎に入ります。これから訪問する三輪明神の門前町ということで利用客が多く、券売機が2台もあります。窓口は、日本鉄道OB会による運営です。



それでは駅舎撮影。幾度かリメイクされていますが、木造駅舎が健在です。トイレは別棟。


ちょうどお昼時なので、近くの店で三輪素麺でお昼にします。今回は冷たい素麺にしましたが、本当に美味かったです。尚、本来の三輪素麺は温めん(にゅうめん)です。それにしても、入った店を含めて客が少ないのが気になるところ。全国の商店街は軒並み活気が無いですが、この商店街も例外ではないようです。



踏切を渡って5分ほどで三輪明神・大神神社に到着。この神殿は寛永4年(1664年)に4代将軍・家綱によって造営され、西向きに建てられています。桁間9間(21m)、梁間4間(8m)で正面に三間一面の大向拝があり、江戸時代を代表する堂々たる建築物として大正10年に重要文化財に指定されています。中では祈祷が行なわれていたので、門前で参拝しました。


ギリギリで駅に戻り、13時4分発の547T(105系P1編成)で次なる駅に向かいました。屋台では三輪素麺が売られていたので、お土産にしてもよかったかな。


つづく

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2010年鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅 Vol.1(その3)

2010-11-14 23:04:42 | 関西線

天理駅での滞在時間は36分。駅舎撮影を終え、周辺を回ってきます。



駅前ロータリーの幹線道路沿いには歌碑があります。周辺にある5つある歌碑のうちの1つです。それにしてもこの銀杏、ヤタガラスの形をしてないか?



ロータリーの南には「平和のかがやき」のモニュメント。天使がフルートを吹いたりしていますね。天理市制40周年を記念して、1995年3月18日に、平和の願いをこめて建立されたそうです。


天理駅から天理教本部へは東方に1.2km。しかし、駅前ロータリーがとてつもなく広く、道路向かいの商店街も見ることないまま時間となりました。10時30分発の1537S(105系W4編成)で後にしました。



10時34分に長柄駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。この旅で初めて訪問した棒線駅です。



それでは駅舎(?)撮影。平成20年6月にリニューアルされ、スロープなどのバリアフリー設備が整いました。右隣には休憩所を兼ねたトイレがあり、そちらは平成20年10月築です。



長柄での滞在時間は24分。でも、それなりに散策してきます。大和神社に向かって歩いていくと、すぐに溜池に出ました。晴れているし、何だか長閑です。



長柄駅を出て8分ほどで、旧官幣大社・大和神社に到着。日本最古の交通安全・土木建築の守護の神社ですが、ここで旅の安全を祈願してきました。



拝殿への入口には、石灯籠と萩の花があり、参拝者を和ませてくれます。


お参りを終えると、列車の時間まであと10分弱。気力で駅に戻ると、あと1分でした。10時58分発の539T(105系W9編成)に乗車しました。



11時1分に柳本駅に到着。交換可能駅で対面式ホームの2面2線の構内で、両者は跨線橋で結ばれています。



駅舎に入ります。無人化されて窓口が閉鎖されており、券売機に代えられています。改札は簡易Icocaのみ。



それでは駅舎撮影。昭和5年12月築の木造駅舎が健在です。蔵のイメージにリメイクされています。トイレは別棟。



37分の滞在時間を利用して、黒塚古墳に行ってきます。東方に500mほど歩くと古墳が目の前に。4世紀前半のものと思われる前方後円墳で、全長が130m、高さ(後円部)が11m、後円部の径が72mです。


折角なので、古墳の上に登ります。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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2010年鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅 Vol.1(その2)

2010-11-12 00:10:24 | 関西線

折角帯解駅に降り立ったのだから、帯解寺に行ってきます。狭い道を3分ほど歩いて山門に到着。



帯解寺は、重要文化財である子安地蔵尊が御本尊です。その由来は次の通りです。今から約1100年前に、文徳天皇の御妃染殿皇后(藤原良房の女)が子宝に恵まれずにいましたが、春日明神のお告げにより、勅使を立ててこの寺の地蔵尊に祈願し、無事惟神親王(後の清和天皇)を出産しました。天皇は大変お喜びになり、この寺は天和2年(858年)に「帯解寺」の名を賜りました。日本最古の安産祈願の寺院に、男性である私が参拝してよかったのかな。事実、私の直後に参拝に来た女性が居たし。


入線音を録音し、8時39分発の531T(105系W4編成)に乗車して帯解を後にしました。



8時43分に櫟本駅に到着。交換可能駅で、対面式ホームの2面2線の構内で、両者は跨線橋で結ばれています。



駅舎に入ります。窓口が閉鎖され無人化されており、券売機に代えられています。待合所が広々としていますが、座れるのは最大で8人だけです。



それでは駅舎撮影。明治31年4月築の、細長い木造駅舎が健在ですが、左半分は使われておりません。トイレはホーム上にあります。これから山の辺の道ウォークのゴールが設営されるところで、この直後から準備が始まりました。



付近の踏切で上り列車を撮影。やって来たのは万葉塗装の編成でした。桜井線や和歌山線を走る105系はバリエーションが豊富です。どうせなら構内撮りにすればよかったな。


    
駅から少し歩くと「馬出の町並み」が広がっており、そこには古い民家や蔵が多く保存されていました。観光化されておらず、人々がごく普通に暮らしている感じでした。


切布神社が駅から徒歩圏内ですが、見つけられずに終わりました。9時50分発の535T(105系W7編成)に乗車して次なる駅を目指しました。



9時54分に天理駅に到着。交換可能駅で2面4線の構内を有しますが、1,2番乗り場は団体列車専用で、普段は3,4番乗り場しか使われません。



ホームからコンコースに下りました。向こう(桜井方)の入口は、天理教の例大祭の時だけ開かれる臨時改札で、普段は閉じられています。1,2番乗り場側にトイレがあります。



ちょっとした回廊を通って改札を出ました。3台の自動改札の隣にみどりの窓口があります。駅舎内には待合ベンチがわずかです。



それでは駅舎撮影。昭和40年9月に高架化された駅で、どことなく昭和後期の香りがします。10月27日に開催された天理教青年会総会の幟が掲出されていました。はるか南方に天理ステーションストアがあります。



ハートインを挟んで近鉄の駅があります。こちらは頭端式で、3面3線の構内を有します。北方にバス待合所や切符売り場が隣接しています。


それでは周辺を巡ってきます。付近には北陸詰所があり、早くも天理教の聖地の雰囲気になってきました。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問
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2010年鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅 Vol.1(その1)

2010-11-09 21:47:25 | 関西線

お待たせしました。これより2010年10月1日夜~3日の乗り継ぎ旅の模様をお伝えします。来年3月で廃止されるJALの新潟=名古屋線の搭乗を優先させたため、桜井線と紀勢線の駅巡りとなりました。



新津駅23時12分発の急行きたぐに号(583系B6編成)で出発。今回は京都までの乗車ということで、座席車を選びました。ボックスを独占したので、早速天神囃子で一杯やりました。その後就寝しますが、座席は矢張り寝にくいです。


瀬田を通過して朝食タイム。京都まではあまり時間が無いながらも朝食にしますが、思った以上に体調が悪く、2個目のパンを腰板に吐いてしまいました。誠に恥ずかしいです。。



6時16分に京都駅に到着。普通乗車券+急行券から「鉄道の日フリーきっぷ」に切り替えるため、一旦改札を出てコンコースへ。2年半ぶりに降り立ちましたが、京都駅は矢張り奇抜な建築物だなと感じました。



歯磨きをしてギリギリで間に合い、6時38分発の奈良線605Mに乗車。103系NS408編成に当たったので、走行音を3区間録音しました。(写真は折り返し列車です。)



奈良到着後、桜井線4529Tに乗り換え。折角221系(NA401編成)に当たりましたが、乗ったのはたったの1区間だけ。



8時3分に京終駅に到着。交換可能駅で対面式ホームの2面2線+桜井方の側線1本の構内で、上下線は地下道で結ばれています。



駅舎に入ります。窓口が閉鎖されて、券売機に代えられています。待合室は広く、自販機もあります。



それでは駅舎撮影。明治30年4月築の木造駅舎が健在です。外壁がいい感じです。トイレは別棟。



駅から5分ほど東方に歩き、京終宮神社で旅の安全を祈願しました。尚、この神社において、次の週末(10/8,9)に例大祭が行なわれました。



住宅地を更に進むと、幹線道路に当たります。でも、その手前には、「町屋ゲストハウス」という趣のある建物がありました。


自販機で100円のサイダーを買いますが、ラッキーなことに1本おまけが付きました。レモネードを飲み干し、8時39分発の531T(105系W4編成)に乗車しました。尚、この列車はワンマンですが、桜井線においては今年の6月27日を以って整理券の発行が終了しています。



8時43分に帯解駅に到着。交換可能駅で対面式ホームを有し、両者は跨線橋で結ばれています。



駅舎に入ります。窓口が閉鎖されて券売機に代えられています。待合室は開放的です。



それでは駅舎撮影。明治31年4月築の木造駅舎が健在です。トイレは右側の建物で、昭和54年末に改築されたものです。


滞在時間が30分未満ですが、早速帯解寺に行ってきます。


つづく

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