クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

紀勢本線&高山本線駅巡り(その7)

2010-03-29 22:22:54 | 中部縦貫線

それでは周辺散策。下麻生駅前は、一昔前にタイムスリップしたような雰囲気ですが、近くには大豊製紙の工場があり、奥には㈱川辺バイオマス発電があります。



踏切を渡って更にR41を横断し、飛騨川に架かる橋を目指します。駅から10分ほど歩くと、川が眺められる東屋に到着。光の加減によって、キラキラとした水景となりました。思わず見入ってしまいます。



もう少し東へ歩き、麻生大橋を渡ります。エメラルドグリーンで豊かな水量のダム湖です。歩道が無いので長居は危険です。



酒屋で金泉カップを購入しサークルKに移動する途中、「ひだ5号」が通過していきました。


サークルKで花美蔵カップなどを購入し、待合室に戻ります。玄米ブランなどで少し早い昼食タイム。食べ終わると、「ひだ6号」が遅れて通過していきました。



11時18分発の4712Cは、6分遅れで下麻生駅を発車。「キハ48 5803+キハ48 6806」の2連ですが、「キハ48 5803」は「高山本線復帰車両」です。平成16年10月20日の台風23号により、「キハ48 6810」とともに2年3ヶ月強にわたり打保駅に留置され、平成19年の秋に運用に復帰しました。



中川辺で「ひだ7号」と交換し、10分遅れの11時41分に古井駅に到着。交換可能駅で、2面2線の構内です。



駅舎に出る前に窓口の様子を。委託ながらも駅員が配置されており、窓口営業時間は7:35~17:10(休み4回)です。



駅舎に出ました。大正11年11月築の木造駅舎が健在で、尚且つ雰囲気も出ています。トイレは別棟。


この木造駅舎をもっと観賞したいところですが、ブロックタイムが10分ほど縮められているので、調査を終えると美濃太田駅に向けて出発。次の4714Cに乗って移動すると、長森まで出来なくなるし。



昔ながらの街並みを10分ほど歩いた後、禅隆寺に出ます。名称からして禅宗の寺院です。ここを過ぎると美濃加茂市東図書館に出て、一気に賑やかになります。



サークルKでゴミを捨て暫く西進すると、古井神社には行かずに太多線の踏切を渡ります。ここまで来れば、行程の半分は過ぎたでしょう。


再び集落道に入り国道の手前の交差点を右に曲がれば、小さな医院などが続きます。ビジネスホテルが何軒か現れて、突如としてロータリーに出れば、もう美濃太田駅に到着です。古井駅を発って44分後、時刻は12時31分でした。思ったほど掛からなかったね。


つづく
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紀勢本線&高山本線駅巡り(その6)

2010-03-26 22:03:44 | 中部縦貫線
前日の模様はこちら


2010年2月21日(日)の朝となりました。6時45分に起床しましたが、前日の疲れもあってかあまり目覚めが良くない。朝食をとって、7時40分頃にチェックアウト。


「青空フリーパス」を買い、7時57分発の東海道線3119F(313系Y38編成+311系G3編成)に乗車。岐阜にて3711D(キハ48 6812+キハ48 3816+キハ48 6807+キハ48 5806)に乗り継ぎ、高山線駅巡り開始。



8時58分に鵜沼駅に到着。JR線だけ見ると、2面3線の構内です。


鵜沼駅は、平成21年3月に橋上駅舎化され、空中通路で新鵜沼駅と結ばれています。みどりの窓口の営業時間は7:00~19:30(休み6回)です。滞在時間を33分確保したので、端から端まで見ていきましょう。



まずは北口から。先代の木造駅舎が建っていました。向かいのベルマートでコーヒー牛乳を購入。



続いて駅前広場。自家用車の送迎が多く、バスも発着します。中央にある池はビオトーブ池です。


その後、空中通路を通って新鵜沼駅へ向かいます。各務ヶ原市のB級グルメである「キムチ鍋」をしきりに宣伝していました。



空中通路は長いので、窓からは名鉄・JR連絡線跡が。かつて「北アルプス」が通った線路ですが、直通運転を取りやめて大分月日が経ち、徐々に遺跡と化しています。これが復活することは、もはやないでしょう。



6,7分はかかっただろうか、空中通路を走破して新鵜沼駅に到着。名鉄の駅は、改札と窓口と待合所だけで、トイレは別棟にあります。



最後に東口へ。駅前広場は月極駐車場になっています。階上には各種証明書発行機があります。


 1階にある名鉄の改札。



最後に名鉄の駅構内。犬山線の終点で、3面5線の構内を有しています。そのうち、各務ヶ原線に直通するのは2線のみです。


不完全燃焼気味のまま、9時31分発の3713D(キハ11-102+キハ11-106+キハ11-113)に乗車。美濃太田にて4715C(キハ48 6810+キハ48 3812)に乗り換え。



10時7分に下麻生駅に到着。交換&退避可能駅で、2面3線の構内を有します。



駅舎です。平成14年3月築の簡易駅舎で無人駅です。トイレはありません。


滞在時間が70分程度あるので、飛騨川を見ていきましょう。


つづく
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紀勢本線&高山本線駅巡り(その5)

2010-03-24 22:21:02 | 紀勢本線
八柱神社から歩いて37分後、大内山駅に到着しました。



待合所には作業手待ちの作業員がタムロしているので、「大内山駅前休憩所」に入ります。トイレとテーブル付きの椅子が設けられています。



旧駅舎で使われていた駅名板。平成14年初頭に木造駅舎が解体されたのは惜しいですけど、こういうケースは案外多いですね。



それでは、跨線橋の上から駅構内の様子を。2面3線の交換と退避が可能な構内を有しており、保線用側線もあります。



なおも時間があったので、頭之宮四方神社に行ってきます。駅から15分ちょっとで到着。時期柄、受験生の親子連れが多く参拝に訪れていました。



川の向こうにある御滝。指定された場所から覗くと、滝に打たれたのと同様に心が清らかになる効果があるそうです。



駅に戻っても状況が変わらないですが、背に腹は代えられないので止む無く撮影。この日は待合所の塗装作業だったかもしれません。



再び跨線橋に上がれば、新宮行きの333Cが到着。すると、「南紀84号」が入ってきて、キハ48とキハ85の並びが実現しました。三瀬谷から6駅しか巡っていませんが、もう黄昏時になってきました。



それでは駅裏の様子を。そばに茶畑がありますが、川の向こうに大内山牛乳を製造している工場があります。そういえば、神社に行く際に工場前を通過したっけ。


16時28分発の332C(キハ11-112+キハ11-306)に乗車して多気へ。伊勢柏崎~阿曽で走行音を録音した後、松乃井カップで一杯やりました。17時24分に多気駅に到着。ここで貯まっていたゴミを処理できました。



いよいよ駅舎撮影。昭和34年4月築の駅舎です。駅前道路は交通量が多く、やっとのことで撮影。条件は「1/20sec F8.0」まで厳しくなってきました。


世界遺産の写真が飾ってある待合室でしばらく過ごし、18時7分発の「快速みえ22号」(キハ75-102+キハ75-2)で名古屋へ。オフシーズンのせいか自由席でも乗車率は低調で、四日市で席が埋まる程度。伊勢志摩方面へのアクセスは近鉄の天下ということもあるけど。




19時27分に名古屋駅に到着。この日は東横イン桜通口本館に宿泊しました。夕食は、びっくりみそかつ弁当。入浴した後、普段は見れないバンクーバーオリンピックの総集編を見て過ごしました。


続きはこちら


参考サイト  さいきの駅舎訪問
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紀勢本線&高山本線駅巡り(その4)

2010-03-21 20:35:07 | 紀勢本線

駅前に出ました。滝原駅は、平成19年2月築の簡易駅舎で無人駅です。トイレはありません。



短い時間でも駅前散策。駅から少し下り、大内山川にかかる橋へ。推定50mはあろうかという深い谷です。ちなみに、ここは大台町と大紀町の境界です。



駅に戻ると、紀伊長島方面からキヤ95形がやってきました。完全にノーマークだったので、でした。



ついでに反対側から。間もなく、331C(キハ40 3306+キハ48 6814)が入ってきて、先ほどの親子も乗車しました。誠に濃密な14分間でした。



折角なので、滝原~阿曽間の渓谷美を。先ほどのハイキンググループは、恐らくそこを散策しているでしょう。



14時19分に梅ヶ谷駅に到着。交換可能駅で、島式ホームの1面2線です。



それでは時刻表を。14時19分に到着すると、次は16時台までありません。


 
それでは、ホームから階段を下って道路に出ます。梅ヶ谷駅は、締め切りできる待合室がありません。尚、この高架は、昭和39年7月着工で40年4月竣工だそうです。



国道側から駅全体像を。「やはしら公園」の入口となっています。



折角なので、八柱神社に参ってきます。大内山地区の氏神様です。熊野古道の荷坂峠道とツヅラト峠道の双方の起終点となっています。機会があったら歩いてみたいですね。



八柱神社は桜の名所として知られていますが、この日は梅の花が満開でした。


参拝を終えた後、大内山駅まで歩きます。先ほどと比べて距離はなさそうだし。JRの営業キロだと2.6kmです。R42を素直に歩けばいいでしょう。


つづく
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紀勢本線&高山本線駅巡り(その3)

2010-03-18 22:17:34 | 紀勢本線

阿曽駅から伊勢柏崎駅までは5.1km(営業キロによる)。これまでで最長クラスの駅間徒歩です。ほぼ中間点にあたるJAで小休止。



再び歩き出して間もなく、寶宝寺を訪問。確か曹洞宗の寺だったっけ。(間違ってたらゴメンナサイ)



沼ケ野交差点手前で大内山川を渡ってR42と完全に別れ、線路沿いの道へ入ります。すると、「南紀3号」が通過していきました。杉林に囲まれた山といい、長閑な風景です。



再び集落に入れば、もうすぐゴールです。でもその前に、大皇神社でお参り。その名の通り、天皇崇拝の神社です。このあたりは熊野道にあたり、伊勢神宮が近いことから分社が多いですね。



この踏切を過ぎると、目的地に到着します。歩き始めてから85分でした。新潟はまだ冬ですが、伊勢柏崎にはもう春がやってきました。



伊勢柏崎駅の駅舎です。平成21年3月築の待合所で、トイレはありません。待合ベンチが4人分しかなく(上りホーム)、阿曽駅以上に貧弱です。ちなみに、信号機器室は平成18年3月築。



人が居ないので、今朝名古屋駅で買った「ひつまぶし弁当」で昼食。エキナカで食べたら2000円程度だったので、ちょっとお得な気分です。



昼飯を終え、跨線橋の上から駅構内を鳥瞰します。交換可能駅で、対面式ホームの2面2線+引込線1本の構内です。



なおも時間があったので、近くの公衆トイレで2度目の歯磨き。そして、大内山川を渡って「山海の郷 紀勢」に行ってきます。ロビーではバンクーバーオリンピックの模様がやっており、「日本スキージャンプ陣が全員予選通過で葛西が1位」だったそうです(最終結果は言わずもがなです)。土産物が多数販売されており、買ったのは大内山牛乳。


駅に戻ると、男の子が1人やってきました。親子連れもやってきて、13時26分発の328C(キハ48 6302+キハ48 5802)に乗車しました。



13時38分に滝原駅に到着。交換可能駅で、対面式ホームの構内です。例の親子連れもここで下車。恐らく私と同じことを考えているでしょう。



跨線橋を渡る前に駅裏を。杉林をバックにして茶畑と民家。純日本的な風景です。


それでは駅舎に出ますが、何とも不条理なことに滝原駅での滞在時間はたったの14分。徒歩15分のところに瀧原宮があるのに。


つづく

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紀勢本線&高山本線駅巡り(その2)

2010-03-15 22:53:07 | 紀勢本線
「南紀1号」は津駅発時点では自由席に余裕で座れるくらい。松阪で多数の乗客を迎えてほぼ満席に。隣席の鉄道ファンは、松阪牛弁当を し美味しそうに食べていました。ステーキ店で食べると、2000円は下らないでしょう。



3分遅れの9時47分に三瀬谷駅に到着。交換&退避可能駅で、2面3線+側線1本の構内です。



改札を抜けて駅舎に出ました。昭和元年12月築の木造駅舎です。洒落たつくりなので、1度はリニューアルされたに違いありません。



ついでに窓口の様子。みどりの窓口が設けられ、営業時間は5:40~22:30です。


滞在時間が31分確保されたので、周辺を散策します。駅前は昔ながらの街並みで、旅館もあります。



村社・三瀬谷神社で旅の安全を祈願します。だいぶ山の方まで行きましたが、駅から近かったのですね。



10時18分発の329C(キハ11-301+キハ11-5)に乗車し、紀伊長島方面に向かいます。駅裏にはマックスバリューがあるので、時間帯さえよければマイルが貯められたのに…。



10時33分に阿曽駅に到着。片面ホーム1面のみの無人駅ですが、ホームは広め。



駅前に出る前に駅名標を。漢字は違えど、豊肥本線の阿蘇駅と同じ読みです。



駅前に出る前に時刻表を。一日9往復の停車ですが、朝と夕方に比較的集中する特徴的なダイヤ。上り列車と組み合わせようにも滝原で交換したばかりなので、次の列車は13時台…。



一緒に下車したハイキンググループが出発し、ようやく駅舎撮影。昭和58年12月築の待合所で、ベンチはおよそ7人分。トイレが昭和3年12月築の汲み取り式なので、以前は古い木造駅舎が建っていたに違いありません。



阿曽駅に到着して17分後、ようやく大内山川を渡り、伊勢柏崎駅へ歩き出しました。集落を抜けてR42に出ると右手にサークルKがあったので、発着地を逆にすればよかったな。(←何よ今さら)



道中の大半は大内山川が友達。駅を出て20分弱ですけど、このような雄大な景色に出会いました。ドライバーは恐らく気がつかないでしょう。


つづく
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紀勢本線&高山本線駅巡り(その1)

2010-03-13 00:03:08 | 紀勢本線
引き続きまして、「紀勢本線&高山本線駅巡り」をお伝えします。2月21日のJL4337便のバーゲンフェアを予約した関係で、2月19日(金)~21日(日)に実施しました。


母が入院し極めて忙しくなった中、何とか21時20分に家を出発。新津駅21時48分発の信越本線461M(115系N11編成)で新潟に出た後、22時45分発の高速バス(新潟200か324)で一晩過ごします。高速バスにも慣れたもので、恵那峡SAで外に出た他は何とか寝れました。尚、この日は大盛況のようで2台運行でした。



6時ちょうどに名鉄バスセンターに到着。「青空フリーパス」を購入し、名古屋駅6時33分発の関西本線4305M(313系B311編成+B316編成)に乗車。前夜に新潟駅のVIE DE FRANCEで購入したパンで朝食。


7時47分に亀山駅1番乗り場に到着。速攻で跨線橋を渡り、49分発の紀勢本線3919Dへの乗り継ぎに成功。車内は高校生が多く、「キハ48 5302+キハ48 6803+キハ48 5001+キハ48 6502」の4連です。



8時3分に一身田駅に到着。交換可能駅で対面式ホームの構内で、上下線は地下道で結ばれています。ホームが可也広いです。



改札を抜けて駅舎に出ました。大正12年12月築の、格式高い木造駅舎です。ファザードの駅名板には「高田本山」の名が。



駅内部の様子。委託ながらも駅員が配置されており、窓口営業時間は7:10~17:10です。典型的な木造駅舎のつくりで、待合室には20人くらい座れるようになっています。



駅前道路を真っ直ぐに行けば、5分ほどで高田本山・専修寺に到着。山門まで参道が通じており、一身田が寺内町だということを改めて知りました。高校の地理の授業でやったっけ。



目の前に立つのは御影堂。親鸞聖人(木製)をはじめ歴代上人が祀られており、全国の木造建築ベストテンに入る立派なお堂で、寛永6年(1666年)に上棟されました。柱には「聖人のみもとに帰ろう」。



休憩所で朝の歯磨きを果たし、如来堂へ。「証拠の本尊」ともいう阿弥陀如来がご本尊で、これも格式あるお堂です。


専修寺の敷地は広く、他に御廟などがあります。しかし、一身田での滞在時間を37分にしてしまったため、如来堂、御影堂でお参りしただけで駅に戻らざるを得ません。(それなら下庄にすればよかった…)


帰り道では高校生の登校時間に当たり、担当の生徒による交通整理が行なわれていました。戻ると既に3923D(キハ40 3003+キハ48 5807+キハ40 6805)が入線しており、そのまま津駅に向かいました。



「快速みえ2号」の遅延により場内停止を喰らい、2分遅れの8時46分に津駅に到着。ここで下車し、三瀬谷へ急ぐため特急券を購入します。



必要な作業はあっさり済み、駅舎を撮影。昭和48年3月完成の駅ビル・CHUMで、内部はショッピングセンターになっています。駅前広場はバスターミナル。近鉄側にも駅舎はありますが、滞在時間が14分しか取れなかったので、機を改めてレポートします。


9時ちょうど発の「南紀1号」(キハ85-1115+キハ84-6+キロハ84-1+キハ85-5)に乗車し、紀勢本線で最も本数の少ない区間に入ります。


つづく


参考サイト  さいきの駅舎訪問
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2010年新春乗り継ぎ旅(その5)~梓橋駅~

2010-03-09 22:38:43 | 信州地区

島内駅横の踏切を渡ると、目の前には松本市音楽ホール。どのような規模のコンサートホールか窺えないですが、この日は休みでがらんとしていました。どれくらい使われてるのでしょうか。アクセスは良好ですが。


待合室に戻ると、中国人女性が一人。近くのスーパーで買い物したそうで、中萱に帰るところ。すると、「しなの84号」が遅れて通過していきました。撮影可能なうちに大糸線全駅訪問達成したいんですけど…。



時間が近付いてきたので、構内踏切を渡ってホームに上がります。申し遅れましたが、島内駅は交換可能駅で1面2線の構内を有し、ホームは狭いです。定刻にやって来た16時3分発の4239M(115系N29編成)に乗車し、大糸線最後の未乗降駅へ。



16時8分に梓橋駅に到着。もともとは交換可能駅(島式ホームの1面2線)でしたが、駅舎側の線路が保線車両用の留置線になって棒線駅となっています。



ホームの東側にはこのような看板が。梓橋駅より北は「安曇野」だそうです。尚、ホームには林檎の木が何本も植えられており、秋には大糸線の旅人を楽しませてくれるはずです。



地下道を渡って駅舎に出ました。昭和4年9月築の木造駅舎で、トイレは別棟にあります。委託ながらも駅員が配置されており、窓口営業時間は7:00~17:00です。この駅に降り立って、大糸線全駅訪問達成です


8分後には上り列車が来ましたが、これには乗らないで周辺を散策します。駅前は古い住宅地ですが、右手には大きなパチンコ屋があったりします。周囲とのギャップにです。



R147に出て東に100mくらい行けば、梓川の流れと大糸線の橋梁。向こうには乗鞍の山々。黄昏時なので、感傷に浸るに最高のロケーションです。ここでロケハンしたら面白そうじゃないですか?いや、これをやったら帰れなくなりますよ。


少し早めにホームに上がり、先ほどのファミマで購入した大雪渓で打ち上げ。大糸線全駅訪問完了の余韻に浸りつつ、16時49分発の1538M(115系N26編成)で松本に戻ります。


17時ちょうどに松本駅に到着。信越線の柿崎~柏崎が強風で駄目そうなので、速攻で「アルプスの四季」を購入し、17時5分発の「しなの17号」(383系A3編成)で長野へ急ぎます。自由席は何とか窓側に座れるほど空いていました。


17時55分に長野に到着。速攻で飯山線143D(キハ110-234+キハ110-231)に乗り継いで越後川口へ。この列車は相変わらず混んでおり、飯山で座れた次第。戸狩野沢温泉を出てから夕食タイム。桑名川駅はログハウス風の無人駅に改築されていました。


ほくほく線の遅延により、15分遅れの21時26分に越後川口駅1番線に到着。それに伴ってというべきか、上越線1751M(115系N27編成)は7分遅れでの運転。長岡で信越線463M(115系N9編成)が接続をとってくれており、23時ちょうどに新津駅に帰還しました。今振り返れば、2260円の追加料金は果たして意味があったのか?上越線が雪のため遅れていたので、「しなの」を使わずに普通列車を乗り継いでいたら0時を回ったでしょう。


これにて大糸線の駅巡りは一先ず終了です。何とかダイヤ改正前に出来てほっとしています。次は、「紀勢本線&高山本線駅巡り」をお伝えします。


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2010年新春乗り継ぎ旅(その4)~南豊科駅、島高松駅、島内駅~

2010-03-07 11:18:56 | 信州地区

14時33分に南豊科駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。


南豊科駅の改札は、ホームの前方(南小谷方)にあります。窓口営業時間は7:45~17:15(11:30~12:10、12:40~13:00休み)です。中には待合スペースがあり、15人くらい座れるようになっています。若者の下車が多く、周辺はアパートが多いです。近くに大学があるのかな。



滞在時間が16分に縮められましたが、とりあえず周辺を歩いてきます。まずは踏切向こうから駅舎を撮影。駅前は狭いのでこれにしかならないのかな?



踏切を再び渡って。車が引揚げたので再び駅舎を撮影。実は、南豊科駅は曲がり屋の木造駅舎だったのですね。何でもそうですけど、物事は一面的な見方ではだめですね。あ、申し遅れましたが、この駅舎は昭和17年3月築です。



とりあえず西の方角へ。住宅地はすぐに終わり、このような雪景色が広がってきました。


14時49分発の4236M(E127系A4編成)で島高松駅を目指します。4235Mの遅延などで6分くらい遅れていました。



15時5分に島高松駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、しかも狭いです。



踏切から見た駅構内。駅舎はないものの、入口に自動券売機がありホーム中央に待合所があります。トイレは市営のものがあり、自転車置き場も設置されています。


少し休みたいところでしたが、番犬がいつまでも吠えているので、そそくさと隣の駅まで歩きます。駅裏はアパートが多いです。



工場群の中を通って間もなく、大宮神社に到着。社殿は、近年再建されたものと思われます。ここで大糸線全駅訪問達成を誓ってきました。


R147に出ればあとは道なりに。高速道路をくぐったところにあるファミマで大雪渓を購入してTポイントを貯めながら。歩道橋を右に曲がれば、目的地が見えてきます。



島高松駅から歩いてたったの25分で島内駅に到着。洒落た外観の木造駅舎です。財産標は分かりませんが、隣接のトイレが「昭和13年12月」なので、その頃の築だと思われます。



駅舎内部の様子。典型的な木造駅舎のつくりです。「きっぷうりば」とありますが、無人化されて窓口が閉鎖され券売機に取って替えられています。


時間があるので、周辺を散策してきます。あ、言い忘れましたが、島内駅で大糸線全駅訪問達成へのマジックが「1」となりました。


つづく
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2010年新春乗り継ぎ旅(その3)~中萱駅、一日市場駅~

2010-03-04 22:08:11 | 信州地区

13時18分に中萱駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



駅舎です。神殿造りですが、昭和61年11月築と意外と新しい方です。中萱加助など12人を祀るため明治13年に建てられた、貞享義民館を模しているそうです。委託ながらも駅員が居り、窓口営業時間は7:00(この日は8:00)~17:00です。


 
横には中萱加助像。1686年に松本藩の圧政から農民を救うため、同士12人と共に一揆を起こしました。同士28人とともに極刑に処せられましたが、その功績についてはこの駅から500mの所にある三郷貞享義民記念館で見ることが出来ます。



37分の滞在時間を利用して雪景色を求めて散策します。駅から2,3分の所には、のように稲俵が何個も積まれていました。雪の載り方がいいですね。



中萱医院の玄関です。雪景色が中々風流があります。勿論、休診日でしたが。



住宅地を抜けて田んぼの中へ。急峻な山々の麓に整然と並んだ稲俵。家畜のえさにするのかな。


13時55分発の328M(E127系A9編成)で松本方面に戻ります。2分くらい遅れていました。



14時ちょうどに一日市場駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線+側線1本の構内です。



構内踏切を渡って駅舎に出ました。昭和34年12月築の木造駅舎です。委託ながらも駅員が居り、窓口営業時間は7:20~17:20(休み3回)です。訪問時は新居浜までの特急券などを買っている客が居り、発券に大分時間が掛かった様子でした。



駅前の様子。駅横(南小谷方)には、安曇野茶漬を宣伝しているおむすびころりん本舗が。


21分の滞在ですが、周辺をぶらぶら。駅前は古くからの住宅地ですが、付近のAコープは閉店した模様。三叉路で折り返してきました。


14時21分発の4235M(115系N26編成)で南小谷方面に折り返します。交換待ちなどで6分遅れていました。


つづく


参考サイト  クラッチの部屋:大糸線 中萱駅
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