クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

九州ブルトレ最期の日に(その6)

2009-03-31 19:16:36 | 鹿児島本線
ブルトレを見たり抜かれたりすること無く、定刻12時56分に木葉駅に到着。



平成20年3月下旬に竣工した、「交流サロンこのは」付きの合築駅舎です。この機会に訪問できてよかった。窓口営業時間は、6:50~17:50(日曜休み)です。



今回は写真付きで紹介しますが、2面3線の構内で、普通列車などが退避することもあります。2,3番乗り場の博多方では、「はやぶさ」狙いの方々が集結していました。



陸橋を渡って駅裏に出ました。ニュータウンはそれほど埋まっていません。吹き抜ける風が余りにも冷たく、とても散策どころではありません。



時間があるので、「交流サロンこのは」で暖をとります。玉東町案内図の隣に、2008年1月23日(チリ時間)に日本人女性で初めて南極点までスキーで踏破した續素美代さんの功績が紹介されており、彼女は玉東町名誉町民賞第1号に選ばれています。尚、館内には図書スペースもあり、持ち出さなければ自由に閲覧できるようになっています。


1番乗り場で5339Mを待っていると、まともな乗客の他に「はやぶさ」待ちの方々が集まってきました。委託駅員に尋ねたところ、「はやぶさ」より普通列車の方が早く来るということで、崇城大学前駅で撮影と決定!



木葉駅から817系V16編成で揺られること13分、2分遅れの13時44分に崇城大学前駅に到着。この再訪の目的は勿論、前回のリベンジです。


駅舎の撮影に成功した後、熊本~川内の乗車券・自由席特急券を購入し、いよいよ来るべき列車を迎えます。上りホームには、駅員の付き添い付きで子供達が何人か待機中。私は、跨線橋の上から狙うことにします。



14時2分頃、遂に「寝台特急はやぶさ」が崇城大学前駅を通過しました牽引機はED76 94。特に増結はなく、発売開始から10秒でソールドアウトしたそうです。あの子供達にとっては、一生の思い出となったことでしょう。



振り返って後追い。架線に阻まれてすっきり撮れませんが。寝台特急がこの駅を通過することは、もう二度とありませんひょっとしたら、「リバイバルはやぶさ」が九州新幹線全通前に設定されるかも。(最終日の「富士」の編成は大分到着後、翌15日に「リバイバル富士」で鹿児島中央に行き、熊本鉄道事業部熊本車両センターに回送されたそうです)


今日は広木駅レポートまで行なう予定があるため、6分遅れの5341M(815系N11編成)で熊本に赴いた後、特急リレーつばめ13号(787系B13編成)と「つばめ13号」(800系U004編成)を乗り継いで川内まで抜け道。熊本駅は凄い事になっていたようで、病院に搬送された者まで出ました。


つづく
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九州ブルトレ最期の日に(その5)

2009-03-29 09:24:00 | 鹿児島本線
前日の模様はこちら


2009年3月14日。ダイヤが変わって最初の朝となりました。7:00に起床。朝食をとり一連の身支度を終え、7:45頃にチェックアウト。今日は寒の戻りということで、春仕様で臨んだ私にとって震えるくらい寒いです。



小倉駅8時3分発の各駅停車の1185M(811系P105編成+P15編成)で鹿児島線の旅が始まりました。北九州市内はでしたが、次第にに変わりました。福間駅は、木造駅舎が健在だったものの、ホームなどは大改造工事中です。次の新駅と絡めて要再訪です。



9時16分に、本日開業のししぶ駅に到着。橋上駅舎と対面式ホームを有する駅です。集計が正しければ、私にとって1800番目の訪問駅となります。



いよいよ駅舎撮影開始。まずは、正面口となる東口です。美明口ともいいます。ざっと見る限り、シンプルな橋上駅舎です。この時間帯は、開業セレモニーの準備が最終段階に入っていました。



駐輪場前の案内板。古賀~福工大前間にあり、古賀市最南端の駅だということがわかります。



再び窓口の前を通過し、西口に出ます。日吉口ともいい、もともと住宅地だったところで、隣保館が目の前にあります。



下りホームから南西側に目をやれば工業団地が広がっています。



北東側に目をやれば、造成中の美明ニュータウンが広がっています。数年後には、信越本線の荻川~さつき野の東側みたいにでびっしりになるでしょう。


「はやぶさ」狙いの者が続々やってくる中、9時56分発の1387M(811系P5編成+813系R213編成)に乗車して福工大前駅へ。


10時1分に福工大前駅に到着。ここでは退避する「はやぶさ」を見るべくしばし待機します。先頭部分には家族連れが既に陣取ってました。しかし、何時になっても現れません。



半分諦めモードで駅舎撮影を先にします。駅名が変わっている以外は、この前と比べても何ら変化はありません。


ampmで昼食を調達して戻ると、さっきの「同業者」達は姿を消してました。その間に「はやぶさ」が行ってしまったと思い、10時32分発の4121M(811系P3編成+P108編成=南福岡で切り離し)でとにかく鳥栖へ向かいますが、沿線には大勢の「同業者」が待機中。「寝台特急はやぶさ」は未だに通過せず、安心しました。(後で分かったことですが、兵庫県内の人身事故などの影響で1時間以上遅れているとのこと。)


鳥栖にて5332Mに乗り継いで熊本方面へ。815系N10編成でしたが、発車直後から昼食タイムにしました。


つづく
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九州ブルトレ最期の日に(その4)

2009-03-25 23:03:40 | 山陽本線
117系の旅も6分で終わり、17時8分に長府駅に到着しました。



付近に古い町並みがあるということで、国鉄後期標準型の駅舎を有しており、みどりの窓口と駅そば屋も併設されています。悪天候もあって、1/20秒という厳しい条件での撮影を強いられました。



駅前の道路を真っ直ぐ行くと国道2号と交差し、下関競艇の大きな建物が見えます。埴生といい、長府といい、ギャンブル地帯ですね。周辺には飲食店が多く立ち並んでますが、入店すると本日の駅巡りが終わるので、ここは我慢です。尚、下関方にはブリジストンなどの大きな工場が点在します。ここでようやく雨が上がりました。



最後に駅構内です。もともと2面4線の構内を有していましたが、下り副本線(2番のりば)と上り副本線(4番のりば)が其々断ち切られており、実質2面2線です。2,3番のりばの島から4番のりばに向かう跨線橋は閉鎖されています。


撮影条件が厳しくなりましたが、17時33分発の3565M(117系C104編成)にて次なる下車駅へ。時間帯が時間帯だけに、大分混雑してきました。



17時43分に幡生駅に到着です。山陰本線との合流駅ということで2面4線の構内+中線1本を有しており、山陽本線の列車は1,4番乗り場から発着します。



日が落ちないうちに駅舎撮影。1/10秒という極めて厳しい条件でしたが、ちゃんとモノになりました。木造駅舎が現役で、キオスクも併設されています。窓口営業時間は7:05~20:00です。山陰本線の強風の影響もあって、18時過ぎまでこの軽自動車が居座ってました。


 
付近には下関車両センターがあります。また、時間帯が時間帯だけにスーツ姿のサラリーマンと多数すれ違います。


辺りはすっかり暗くなり、ダイヤ改正の準備が進む待合室で待機し、18時15分発の3657M(105系U05編成+101編成)に乗車。18時20分に「はやぶさ&富士」関連で賑わい始めた下関に到着し、255Mに乗り継いで九州に渡ります。しかし、東郷~赤間間の人身事故の影響により鹿児島線のダイヤが乱れており、充当編成となる415系F119編成は18時38分にやっと入線し、3分遅れで九州に渡れました。



18時47分に門司駅に到着。5、6番乗り場には多数の「同業者」や報道陣が待ち構えておりますが、「はやぶさ」のみならず「富士」も来ません。


チェックインの時間もあるので、19時18分発の629H(817系V107編成)にて小倉へ。しかし、小倉駅手前の場内信号で5分も止められます。その間、無情にも寝台特急はやぶさ号が通過していきました。


19時28分にようやく小倉駅に到着。上等かしわめしを買い改札を出ようとした途端、電光掲示板に「寝台特急富士」の表示を見つけました。これはもう、行くしかありません。



ほどなくして「富士」が入線。これが正真正銘、最後の東京行きです。



機関車付近のこの通り。最終日にスッキリ納めるのは土台無理です。ヘッドライトの光線で幻想的な姿に仕上がっています。門司までの牽引機はED76 94。


 
最後尾はご覧の通り。当然ながら、老若男女を問わず、で納める者は数あまた。



乗客が持ち込んだ張り紙。「富士」が優等列車の愛称に再び使われることはあるのでしょうか。


上り「富士」の最終便をとことん味わった後、ようやく初日の行路を終えました。改札を出て東横イン小倉駅南口に向かっているさなか、ED76の汽笛が聞こえ、「富士」は門司へと向かいました。


続きはこちら
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九州ブルトレ最期の日に(その3)

2009-03-23 19:39:35 | 山陽本線
が激しくなるばかりで周辺散策する気は起こらず、トイレで歯を磨いたりして過ごします。



14時7分発の3345M(115系セキC03編成)にて下関方面に針路をとります。戸田~防府間は周防灘のそばを走り、山陽本線で最も風光明媚な区間といえます。


14時37分に新山口駅に到着した後、38分発の3357M(115系ヒロL9編成)に速攻で乗り継ぎました。



14時43分に嘉川駅に到着。国鉄後期様式のコンクリート駅舎ですが、無人化されており窓口が閉鎖されています。



一見して2面3線の構内をもつように見えますが、待避線がポイントのそばで断ち切られており実質2面2線です。


付近のセブンイレブンで缶コーヒーを仕入れ、15時9分発の3559M(117系C101編成)にて厚狭以西へ。宇部あたりで卒業証書を持った親子が何組か乗り込み、3月独特の季節感を感じます。



15時47分に埴生駅に到着。昭和57年3月30日竣工の駅舎を有し、みどりの窓口やキオスクが併設されています。スタンプの表題は、明治期の外交官「青木周蔵」生誕地の駅です。尚、窓口営業時間は7:00~18:25です。



駅前からは山陽オートの入口があり、この時間帯はちょうどレースが一段落したところで、ガードマンが多数出動しており車が数珠繋ぎで出ていました。



駅に戻ると、レース帰りと思われるおじさん達が多数列車を待っており、山陽本線が見捨てられておらず安心しました。申し遅れましたが、埴生駅の構内は一見して2面3線に見えますが、待避線が事実上撤去されています。


16時25分発の3349M(115系C43編成)で埴生駅を後にして、次の駅を目指します。



16時30分に小月駅に到着。下関市東部地区の中心駅で、駅そばとキオスクが併設されています。駅スタンプの表題は、「源氏ボタル」と「いで湯の里」の駅です。窓口営業時間は7:00~20:05です。



駅付近を通る昭栄通。居酒屋などが立ち並ぶ細い通りですが、時間帯が時間帯だけにショートカットに利用する車が多数あり、横断に苦労しました。尚、小月駅一帯は、昭和初期の埋め立てによって出来、「昭栄通」は、昭和13年に商店街の発展を願って名付けられました。



相変わらず雨降る中、上り列車と絡めて2面3線の構内を撮影。その折り返しとなった、17時2分発の3563M(117系C105編成)で長府駅へ移動しました。尚、駅裏は水田地帯で、その向こうには日清食品、シマノといった著名企業の工場が点在します。


つづく
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九州ブルトレ最期の日に(その2)

2009-03-21 11:20:22 | 山陽本線
が一向に止む気配が無いですが、とりあえず周辺散策にします。駅舎内に車待ちしている彼女がいるし…。



駅前の幹線道路(国道2号)を下関方向に進むと、早くも春を見つけました。もしかして、ソメイヨシノ?それとも、ヒガンザクラ?列車と絡めばもっと良かったですが…。


厚東駅周辺は遺跡が点在するようですが、雨がますます激しくなるばかりなので、早めに駅に戻りました。11時21分発の3342M(117系C101編成)で本由良駅に移動しましたが、カーブを曲がるときに鳴るグググという音で、山陽本線を旅してるのだなと実感します。



9分乗車して本由良駅に到着。2面3線の構内を有してますが、中線は保線車両専用です。



木造モルタル駅舎です。無人化されて久しく、窓口や駅事務室は閉鎖されています。



小雨降る中近くの踏切まで行き、たまたま通過したEF66貨物を狙ってみました。


国道2号が南方にせり出しており、本由良駅周辺は閑静な住宅街です。持参のチョコで腹ごしらえし、12時4分発の3362M(115系セキC14編成)に乗車しました。



新山口駅では21分の停車。その間、駅舎撮影や昼食の買出し。


3362Mに復帰して更に東進し、車内にて昼食タイム。四辻は木造駅舎、大道は付近に高校がある橋上駅舎、防府は高架駅です。近々訪問予定です。



12時57分に富海駅に到着。明治30年7月築のいい感じの木造駅舎が健在ですが、無人化されて久しく窓口も閉鎖されています。隣に石鎚大権現があります。



対面式ホームの間に中線が入る格好の構内で、両者は屋根の無い跨線橋で結ばれています。



駅前の集落を通り抜け、富海海水浴場に出ました。風光明媚な海水浴場で山陽本線の列車が良く見れますが、まるで冬の日本海のように波が高く、傘が役に立たないほどの強い雨風が吹いていました。しかし、この旅で海端に出たのは、この時間だけでした。

が益々激しくなる中、13時36分発の3364M(115系セキC37編成)で戸田駅へ。



13時43分に戸田駅に到着。2面3線(上り副本線は保線用?)の構内の南側に廃ホームがあります。



この駅もいい感じの木造駅舎ですが、無人化されて窓口が閉鎖されています。しかし、3364M到着直後から女子高生のたまり場と化し、ゆっくり出来ませんでした。


つづく
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九州ブルトレ最期の日に(その1)

2009-03-18 22:06:25 | 山陽本線

2009年3月13日から15日にかけて、山口県内の10数駅に足を記した後に、鹿児島本線の全駅下車のタイトルを防衛してきました。これより、全?回にわたって紹介していきます。寝台特急はやぶさ&富士のラストランに合わせて実施されたので、「九州ブルトレ最期の日に」という表題にしています。鉄道で使用したのは、青春18きっぷ+熊本~川内の自由席特急券(乗車券付)などです。



出発は、新津0時6分発の快速ムーンライトえちご。最近は距離調整のためか、運用を外れることが多くなった、485系K1編成での運転。新津出発後、根知男山カップを投入し、です。木曜の夜ということもあってか意外と乗車率が低く、私の隣には座ってきませんでした。


「春の歌」が流れ、定刻5時10分に新宿駅に到着。その後、山手線400G(E231系533編成)で品川に赴き、京急の快特に乗り継いで羽田空港へ。朝食を持参していないので、空港内の食堂で牛丼定食で朝飯にします。牛肉は、吉野家などで使う薄っぺらなものではなく、いい感じのボリュームでした。



その後、JAL1643便に搭乗して山口宇部空港に行くわけですが、「強風のため福岡空港または北九州空港に向かう可能性あり」という条件付運航。それでも保安検査場を通過して搭乗開始のアナウンスの後、リムジンバスで沖止されていたJA306J(B737-800)に連れて行かれてようやく搭乗となりました。3往復したせいか、8分遅れの7時38分にプッシュバックされました。搭乗率は推定9割で、私の隣も通路側も埋まっていました。尚、運航はJALエクスプレスで、訓練生のフライトアテンダントが乗務してました。


搭乗前の心配事は杞憂に終わり、9時21分頃に山口宇部空港に着陸しました。新山口駅行きのバスは9時30分。ヤバそうだけど、どうしようか。



散々迷った末に、草江駅まで徒歩移動を決断しました。風が強いものの、雨は止んでるし。1つ目の交差点を直進して程なく到着しました。



草江駅は駅本屋など大工事の真っ只中で、多くの作業員が居ました。宇部線の駅ですが、掲載お許し下さい。待合室には先客の女性が居り、彼女も山口宇部空港から歩いてきて、厚狭に行くのだそうです。雨に変わって動きようもないので、彼女と一緒に電車を待ちました。



踏切音が鳴ってホームに出ると、工事中で足場が無い彼女と共に、9時53分発の1839M(105系U01編成)に乗車し、終点・宇部へ。



10時23分に宇部駅0番のりばに到着。ここでの乗り継ぎ時間は21分。2002年2月に訪問済みですが、今回も改めて撮影します。スタンプの表題は、「緑と花と彫刻のまち」の駅です。



山陽本線の中核駅の1つということもあり、3面6線に中線が付いた大きな構内をもつ駅です。しかし、優等列車の無くなった今は、明らかに持て余しています。


10時44分発の2450M(115系セキT11編成)に乗車して、山陽本線駅巡り開始です。



10時50分に厚東駅に到着。2面3線の構内を有しています。



昭和47年10月20日竣工の、新幹線高架下の長い駅舎です。しかし、無人化されて久しく、窓口は閉鎖されています。


つづく

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はやぶさ乗り納めの旅(その8)

2009-03-14 19:50:21 | 九州地区

筑前大分駅から26分歩いただけで九郎原駅に到着。国道から遠く、篠栗線で最も静かな無人駅です。



もともと棒線駅でしたが、平成13年の電化開業に伴って交換可能駅となっています。よって、1番線が1線スルーとなっており、1番線からの発車が大半です。


入線音を録音し、13時16分発の2643H(813系V1103編成)に乗車し、博多方面に戻ります。



13時39分に原町駅に到着。交換可能駅で、対面式ホームを有します。九郎原駅には券売機が無かったので、改札で駅員に申し出て270円支払って出場しました。



平成9年3月18日竣工の「ハーモニーホール原町」という合築駅舎で、右半分がコミュニティーセンターです。窓口営業時間は、7:00~21:50です。


原町駅周辺を散策しますが、とにかくマンションが多く、福岡空港に離着陸する航空機の音が引っ切り無しに流れるので、この旅も早くも終わりだなという気持ちになりました。付近のセブンで缶コーヒーを購入した後、14時2分発の5641H(817系V1104編成)に乗車し、篠栗線最後の未踏破駅へ。



14時5分に柚須駅に到着。交換可能駅ですが島式ホームが極めて狭く、快速が通過すると恐怖すら覚えます。



線路脇につくられたを見て改札を抜け、「粕屋町待合所」に出ます。広い待合室の向こうに窓口があり、営業時間は7:05(土休日は7:30)~21:50です。



これが柚須駅の全貌です。まるで自転車置き場に圧倒されているような感じです。これにより、篠栗線全駅踏破達成です。全長が26.9kmと短い路線ながらも変化が激しく、誠に面白い駅巡りでした。観光資源も少なくないので、今度はゆっくりやりたいものです。



余韻に浸るべく周辺散策します。駅周辺はマンションが林立しているものの、踏切を越えれば配送所が多く、いわば流通団地です。勿論、ここでも飛行機の離着陸音が引っ切り無しに響き渡ります。


「粕屋町待合所」に戻ると、ファミリーマートで購入した阿蘇の郷牛乳で軽く打ち上げ。その後は、3分遅れの14時41分発の2645H(817系V102編成)にて博多駅に戻り、15時5分発の694C(303系K02編成)で福岡空港に赴いただけです。南蔵院に行けなかったのが心残りですが、ANA323便の時間は絶対なので仕方なし。



ANA323便は16時発で、エアーネクストによる運航。新潟~福岡線は、2008年春のダイヤ改正で夕方の1往復のみに集約された上、機材も小型化され、この日の便もB737-500(JA353K)でした。搭乗率は推定7~8割でした。(でないと存廃論議に上がること必至です。)


富士山を望める上空を通過する不可思議なルートをとり、新潟空港には17時35分に着陸しました。新潟駅までの空港線バスの料金が知らぬ間に10円値上げされており、380円となってました。


はやぶさ乗り納めの旅   おわり
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はやぶさ乗り納めの旅(その7)

2009-03-10 22:21:18 | 九州地区
ダムサイトまでは可也の高さがあるので上るのはやめにし、何番札所だったか失念しましたが明石寺を訪問します。



光名密院から奥に入り、ぼけ観音を訪問します。本来は高齢者のボケ防止を誓って訪問するものですが、何かと忘れ物が多かったこの旅において最高のリフレッシュにもなりました。


次列車の発車まで20分弱残して待合コーナーで昼食タイム。保管の方法が悪く、篠栗で買った五島うどんは汁が漏れまくり、袋の中は大洪水。


それでも何とか昼食を済ませ、定刻にやってきた11時56分発の2634H(813系V102編成)にて山間の筑前山手を後にしました。



11時59分に城戸南蔵院前駅に到着。交換可能駅で対面式ホームを有しており、上屋は和風のつくりになっています。



有人改札を通り駅舎に出ます。平成12年12月に南蔵院とJRが出資して開業した駅で、物産館が併設されています。窓口営業時間は、8:30~16:30です。



人通りの多い橋を渡り、駅前散策。この日はちょうど開運節分祭にあたり(リレーつばめ32号の博多到着10分前にアナウンスされました)、物凄い人出でした。しかし、23分しか時間が取れないので肝心の南蔵院は諦め、雰囲気を味わうのみです。



町から見た駅遠景。滞在時はちょうど帰りの時間帯でしたが、併設の駐車場は満車だったと思われます。このような大きなイベントの時こそ、鉄道輸送が本来の力を発揮します。


もっとも、城戸南蔵院前駅のホームは上り下りとも混雑。12時22分発の4632H(817系V1編成)にて筑前大分駅へ。



12時29分に筑前大分駅に到着。交換可能駅で対面式ホームを有し、両者は跨線橋で結ばれています。



手持ちの乗車券では自動改札を通れず、駅員の力を借りて外に出ます。開業当時からと思われる、国鉄後期標準のコンクリート駅舎です。窓口営業時間は、7:00~21:40(土休日は7:10~19:35)です。



駅舎撮影終了後、九郎原駅まで駅間徒歩を敢行します。Aコープの前の交差点を抜けると溜池が広がり、その向こうには新興住宅地が広がっています。晴れているので、散策していて気持ちいいです。



続いて大分小の校地の脇を通過して突き当りを右に曲がれば、茜CCです。このあたりで上りから下りに変わります。



篠栗線開業記念碑を見れば、いよいよゴールです。篠栗線は、昭和43年5月開業と歴史の新しい路線ですね。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問
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はやぶさ乗り納めの旅(その6)

2009-03-08 10:59:15 | 九州地区

快速は止まりませんが、駅前道路をしばらく行くと幹線道路に突き当たり、飲食店やカーショップなどが多数軒を連ねる賑やかな通りに出ます。灰色の雲の向こうには溜池があるものと思われます。


上りホームの入線放送を録音し、3分遅れの10時26分発の5628H(817系V102編成)で終点・篠栗駅へ。



10時32分に篠栗駅に到着。半数近くが折り返すということで、2面3線の構内を有しています。



いよいよ駅舎の撮影。開業当時からと思われる、洒落た木造駅舎です。窓口営業時間は5:50~23:00です。篠栗町役場までは徒歩3分くらいです。



篠栗88ヵ所巡りの玄関口ということで、このような宝塔が立っており、駅舎内には服装の見本があります。次の筑前山手駅に下車して初めてその意味を知ることに。


駅前のローソンで五島うどん等を買い、3分遅れの10時53分発の2632H(817系V1103編成)にて筑前山手駅に進みました。



10時59分に筑前山手駅に到着。高架上にある棒線駅で、その片面ホームは1人しか並べないほどスペースが狭く、快速列車が通過すると恐怖を感じそうです。



待合所に出てみると、2008年5月20日に発生した自動券売機荒らしに伴い撤去されたというお知らせが。無人駅なので運賃は着駅の駅員に申し出るしか無いので不便です。リーマンショックが発生する前なのに、なぜ破壊したか理由を聞きたいくらい。



周辺散策したいので、まずは地上に降りてみます。エレベーターは無いので階段で下りますが、利用者の癒し(?)のためか3つの踊り場には其々絵画が飾られています。



階段を3回下り地上に出ました。おやまあ、立派なコンクリート建築だこと。



国道側に出る途中に光名閣があったので立ち寄ります。52番札所だそうですが、篠栗町内で88札所が完結するというのは「凄い!!」の一言です。


 国道側から駅を観察します。



駅入口から八木山有料道路のICを通過して西に進むと、大きなダムが見えてきました。これは鳴渕ダムといい、メルヘンの世界を感じさせます。



その時、篠栗線の電車が通過していきました


つづく

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はやぶさ乗り納めの旅(その5)

2009-03-04 18:49:38 | 九州地区
2009年2月1日の朝となりました。6時40分に起床し、7時に朝食。朝の気温が低いという予報だったので、 をかぶってチェックアウトしたものの、予想外に暖かく、何時の間にか無くしてました。



7時46分発の特急リレーつばめ32号(787系BM108編成+BM3編成)の自由席に乗車し、一気に博多へ。沿線では九州新幹線の高架が大分出来てきました。



9時11分に博多駅に到着。「ゆふいんの森」を  し、9時21分発の福北ゆたか線快速4622H(813系R17編成)に乗り継いで篠栗線駅巡り開始。着いたときはゆったり座れましたが、発車直前にはオバサマ方を中心に席が埋まりました。



9時33分に長者原駅に到着。分かりにくい写真で申し訳ありませんが、篠栗線は交換可能駅で、島式ホーム1面を有します。



いよいよ駅舎の  です。平成13年に橋上駅舎に改築されました。営業時間は5:20~23:00です。


 
こちらは南口。粕屋町役場まで230mです。



26分の滞在時間を利用して、粕屋フォーラム(図書館・歴史資料館)を訪問しました。



時間が近付き駅に戻ると、接続路線である香椎線の列車が到着。そして、9時59分発の5626H(817系V114編成)にて後にしました。



長者原駅で交換した1623Hの遅延の関係で、3分遅れの10時5分に門松駅に到着しました。交換可能駅で、対面式ホームを有します。



跨線橋を渡り、改札を出ます。平成3年12月築のコンパクトな駅舎です。窓口営業時間は6:50(土休日7:30)~21:55です。



今度は正面から。先ほどとは風貌が全く異なるところが面白い。周辺はアパート多し。


さて、24分の滞在時間を利用して周辺散策にしますか…。


つづく


参考サイト  さいきの駅舎訪問
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