第二十三首月みれば　千々に物こそ　悲しけれ我が身ひとつの　秋にはあらねど              ...

　　第二十二首吹くからに　秋の草木の　しをるればむべ山風を        嵐といふらむ            ...

　　　　　２　前回の続きになりますが、ポール・サイモンの『サウンド・オブ・サイレンス』をこの古稀を迎えるとともに聴いてみると、改めて、あの頃は、これといって、何もわかっていなかった...

『アナログレコードの再会』　　　　　１　先日、もう四十年以上も顧みなかった、兄から譲り受けたアナログのレコードプレーヤーを修理して、青春時代に聴いたレコードを時々聴くようになったこ...

      第二十一首今こむと　言ひしばかりに　長月の有明の月を　待ちいでつるかな              ...

　　第二十首　わびぬれば　今はた同じ　難波なる みをつくしても　あはむとぞ思ふ             ...

　　第十九首難波潟　みじかき葦の　ふしの間もあはでこの世を　過ぐしてよとや           伊勢 ...

　　『Ｓの砂丘』・１９９０年（平成２年）『Ｓの砂丘』Ｆ６０号　この作品『Ｓの砂丘』は、...

　『一枚の絵画と詩』　　　　18『牛乳を注ぐ女』１６５８～６０年　　ヨハネス・フェルメー...

『一枚の絵画と詩』　　　　17　　『アヌシー湖』　１８９６年　　　ポール・セザンヌ　（１...