Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

外国人だらけ!

2023年09月30日 | 国内旅行
山中湖の日記がまだ終わってませんでした。
一泊した翌朝、向ったのは忍野八海(おしのはっかい)。
富士山の伏流水からのた8つの湧泉群であり、富士山の雪解け水が地下の溶岩の間を数十年かけて濾過されて湧き出ているので、透明度が抜群なのですと。
世界遺産富士山の構成資産の一部として認定されているのだそうです。



ドギーカーに入れたタロウと、8ヶ所の小さな池を廻りました。
これは鏡池という名前で、水面に富士山がくっきりと写るのですって。
残念ながらこの時、富士山は雲に包まれていました。



この橋を渡りながら、夫、バイブリ―みたいだなと。
確かにここだけ切り取ってみたら、英国コッツウオルズのバイブリ―の風景に似ていると言えなくもないが…
ちょっと横を見れば、民家の軒先に洗濯物や干し大根が。



これは一番大きな池、中池。
水深8mだそうですが、どこまでも透き通っている。
この綺麗な魚は鯉ではなくて、アルビノの鱒ですって。
光線の加減で、こんな綺麗な色に見えるらしい。



そして新倉山浅間公園(あらくらやませんげんこうえん)へ。
ここは、富士山・桜・五重塔が一度に臨めるというので、近年外国人観光客にやたら人気の観光スポットです。398段の階段を上ると、確かに五重塔と富士山が見える。丁度、雲もわずかに切れました。ちゃんとスロープのような道もあったので、ドギーカーを押す我々はそちらから上りました。
600本以上の桜の木があるということで、春にはさぞ美しいでしょう。
五重塔(忠霊塔)は妙に新しいと思ってよく見たら、昭和37年建立。
私と同世代の塔なんて全然ありがたくないのですが、外国人にとっては五重塔であればよいのかな。


忍野八海にしろ、新倉山にしろ、結構辺鄙な所(私は迷いながら、車で何とか辿り着いた)なのに、日本人より外国人の方が遥かに多いことに驚きました。

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銀座ハプスブルク・ファイルヒェン

2023年09月29日 | グルメ

銀座ハプスブルク・ファイルヒェン」は、オーストリア宮廷料理の店です。
15年ほど前オーストリア旅行から帰って、赤坂にオーストリア料理の有名な店があるというので行ってみたのでした。
オーストリアには、宮廷料理の国家公認料理人(キュッヘン・マイスター)という資格があり、大変に難しいものらしい。
試験期間が半年間、七年以上の実務経験が条件、毎年の合格者数は平均13名、しかも生涯に一回しか受けられないのですって。
日本人として初めてその資格を取られたという、神田真吾氏のお店「K&K(カー・ウント・カー)」が赤坂にできて、それが銀座に名前を変えて移ったのだそうです。
ファイルヒェンというのは、エリザベート皇后が愛したスミレの花のことであるらしい。



乾杯のお酒はカイザー・シュプリッツァー(ニワトコの花の香りのカクテル)
香ばしく焼き上げた鮎とピューレ オイルサーディンのノッケルン
和牛スネ肉と季節のキノコ カルトフェルピューレとチーズ 黒トリュフの香り
メロンの冷製スープにフレッシュチーズのムース ニワトコの花の香りのジュレと共に

やたらとニワトコの花が登場しましたが、これはエルダー・フラワーのことで、白い小さなこの花の飲み物を欧州ではあちこちで目にしたような気がします。
日本ではそれほど普及しないのが不思議ですが、あまり自己出張しない、優しい味だからかな?
魚料理では、鮎をムニエルみたいにして、中にそのピューレを挟んで丁寧に焼き上げてありましたが、正直、日本の鮎の塩焼きの方が美味しいという気がしないでもない(内緒)。
牛スネ肉はとろりと柔らかく、文句なく美味しくいただきました。
マッシュポテトの中にたっぷりトリュフが混ぜ込んであり、独特の香りが。


(ホイップバターが可愛い)

そして食後の飲み物(一番上の写真)。
私は「メランジェ サクランボのリキュール添え」を。
メランジェとカプチーノはどう違うのかと聞く私に丁寧に答えて下さいましたが、要するにカプチーノに生クリームを山ほど載せたものらしい。
小菓子と共に美味しく頂きました。

k&kに行った時の日記 

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お華も車も

2023年09月28日 | お出かけ
昨日は忙しい日でした。
日本橋で華道展→日比谷で映画→有楽町で車アートの展覧会→銀座でディナー。
しかも久しぶりの華道展だからと、着物友達と頑張って単衣を着て行ったのでした。
9月下旬とはいえ、30℃程だった昨日、まあ暑いこと。
単衣であっても、下に長襦袢を着て帯や何本もの紐をグルグル巻きつけることには変わらず・・・



日本橋高島屋での「日本いけばな芸術展」は4年ぶりの開催であったのだとか。
色々な流派のお華がこれでもかと。
この太巻きの断面みたいなのも生け花というのか…!?

 

友人の大塚理司家元は不在であったので、証拠写真を。
二人揃った写真はボケてしまったので、一人ずつの写真をくっつけました。



華道展の近くでお茶をした後、日比谷シャンテで映画鑑賞。
そして有楽町の交通会館で車仲間が出展している、「自動車アート7人展」へ。
華道展や車アート展、こうした催しが、迷いながら手探りしながらでもできるようになってきたことは、出好きの私には嬉しい限りです。
着物で一万歩超でした。



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感情の鈍化

2023年09月27日 | 国内旅行

老犬に接することは初めてで、まだ日々戸惑っています。
見えなくなる、歩けなくなるという肉体的な老化とともに現れたのが、感情の鈍化。
以前のように、狂ったように大喜びすることがなくなりました。
外から私が帰っても、まったく気がつかない。
玄関で待ってはいるのですが大抵眠っていて、タロウに触って気づかせても、別段喜ぶという風でもない。
前は私がマンションのゴミ捨て場から帰っても、100年ぶりに会ったかのように大喜びしていたのに。


(レトリバーよりも大きなスイス・シェパード)

私がリビングのテーブルで本を読んだり絵を描いたりPCに向っている間、膝の上に当然のように乗っていたのに、まるで来なくなりました。
膝の上に乗せても、すぐに降りてしまう。
ベッドで寝る時もしかり。
以前は、タロウが先に私のベッドに飛び乗って待っていて、幼な子のようにくっついて寝たのに。
ベッドに連れ込んでも、今は飛び降りることもできないのですが、ひたすら降りたがるのです。


(ポメラニアンの兄弟、本当はもう一匹いた) 

色々切ないですが、仕方ないねえ。
老犬になるとこうなるのか、タロウだけの現象であるのか分かりませんが。
ただ一つよかったのは、感情が鈍化したせいか、犬嫌いも薄まったようです。
以前だったら他の犬に対して盛大に吠え立てていたのが、それがなくなった。
一緒に遊ぶことはできないまでも、とりあえず吠え立てないので、他の犬からは友好的に見えるらしい。
これは犬がたくさん集まる犬連れ可の公園や宿泊施設では、結構大事なことなのです。
今回泊まったワンズリゾートでは、珍しく大型犬も許されているようで、レトリバーなどの大型犬も何頭も。
モフモフ天国でありました(私にとっては)。



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老犬、山中湖に行く

2023年09月26日 | 国内旅行

先月16歳になったタロウは、少しずつ、しかし確実に老化していっているようです。
目が見えない、耳も聴こえない、そのせいか散歩を嫌がる。
以前はサンポという言葉を聞くだけで部屋の中を走り回る位、散歩大好きであったのに。



少しは運動させたいと思って毎日散歩に連れ出すのですが、足取りはとっても重い。
行きはなんとか歩いても、帰りはへばって動けなくなったりする。
足を突っ張って立ち止まり、一歩も歩かなくなってしまう。
ということでとうとう、ドギーカーのお世話になることにしました。
近所の犬友のお宅から頂いたドギーカーを、車に積んで出発。



山中湖の近くの「花の都公園」は、富士山を望む広々とした高原リゾートです。
百日草、ヒマワリ、サンパチェンス、コスモスなどが、これでもかと咲いている。
ドギーカー・デビューしたタロウ、久しぶりに楽しそうにしていました。



老犬を飼ったことがない頃は、犬といったら散歩するものなのに、そこまでしなきゃいけないの?なんてドギーカーの存在に驚いたものです。
だけど今では、足が不自由になっても外に連れ出してやりたい、あんなに好きだった散歩に連れて行きたいと心から思う。
犬も長生きになった今、必需品なのかもしれませんね。



ドギーカーでたっぷり散歩した後、「ワンズ・リゾート山中湖」に宿泊。
ここはフランス料理がウリの、犬連れ可宿泊施設です。

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「李王家の縁談」

2023年09月22日 | 


この本を手に取ったのは、私が赤坂クラシックハウスに何度も行っているからです。
紀尾井町にある、チューダー調の美しい洋館。
かつてはグランドプリンスホテル赤坂旧館であり、今はレストランとなっていて、こちらでランチやアフタヌーンティを楽しみました。
年中美しい花に囲まれていますが、特に薔薇の時期が素晴らしい。
元々は朝鮮最後の王家「旧李王家東京邸」であったということで、どんな人々が住んでいたのだろうという好奇心が抑えられなかったのでした。



この本は、梨本宮守正王妃伊都子の目線で書かれています。
鍋島直大侯爵令嬢で、その母は鹿鳴館の花と言われ、美貌の誉れ高かった鍋島栄子(ながこ)。
この本の表紙の写真がその人で、細い目に瓜実顔という感じが多かった幕末の姫君たちの中では、母娘ともに突出した美人であったようです。


(栄子妃)

本には殆ど写真がなかったので、ネットで写真を探しながら読みました。
1882年(明治15年)、駐イタリア特命全権公使・鍋島直大の次女としてローマで生まれ、「イタリアの都の子」の意味で伊都子と命名されたのだそうです。
こうしたお姫様であった伊都子は二人の娘の嫁ぎ先探しに奔走し、長女方子(まさこ)の身分の釣り合う相手に選び出したのが、大韓帝国最後の皇太子で、韓国併合後には王世子として日本の王族に列した李 垠(りぎん)だったのです。
自分の娘をとにかく「皇太子妃」にする為に、ここまでやるかと驚くばかり。
その李王夫妻の為に日本政府が昭和の初めに建てた豪華な新居が、この紀尾井町の邸宅であった訳です。
贅を極めた新居を与えられても、日本人からは「朝鮮人と結婚して日本の皇族の血を汚した」「国賊」と、朝鮮では「日本人と結婚して朝鮮を裏切った」と罵倒され、苦労は並大抵のものではなかったようです。
しかもその後、李王家や皇室の末端や華族がどうなったかは、我々の知るところでありますが…


(伊都子妃)

伊都子という人は、1899年(明治32年)から1976年(昭和51年)までの77年間にわたって丹念に日記を書き続け、この本はそれを基に書かれたのであるらしい。
皇族華族の登場人物がやたら多く、その説明が薄っぺらいのが残念ですが、戦前から戦後の激動期を皇族の視点で書かれたという点で面白い、御成婚宮廷絵巻物語です。

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ヤレヤレのその後

2023年09月21日 | グルメ

昨日の東京は、観測史上最多の88回目の真夏日だったのだそうです。
渋谷で昨日も映画を観たのですが、暑さは峠で翌日から涼しくなるだろうと、天気予報は言っていました。
あまりにも暑いので本当かいな?と思っていたのですが、確かに今日は涼しい。
あの暑かった夏も、ようやく終わりを告げたのか。
湿度は高くムッとして、一日降ったりやんだり、不安定な天気ではありましたが。
高気温が35℃以上の日を猛暑日、30℃以上の日を真夏日、25℃以上の日を夏日というのだそうです。

文化村から引越したル・シネマ渋谷宮下で観たので、そのすぐ隣の渋谷東急REIホテル「HUSH HUSH」でランチを。
パンチェッタを使った冷製カルボナーラ、スープ・パン・プチデザート付き。
冷製カルボナーラは珍しいし、駅前なのに静かで落ち着ける空間なのはありがたいが、やっぱり文化村のドゥ・マゴ・カフェの、あの花に溢れたテラス席、シックな内装の店内席の方がよかったなあ。
なくなったものを嘆いても仕方ないのですが。



ところで月曜日のジャズダンスの発表会、とにかく無事に終わってヤレヤレと思っていたのですが、その後日談が。
出場メンバーの中にその後発熱した人があり、コロナ陽性であったとグループLineで報告があったのです。
私がそれを知ったのは昨日の夕方、それまで何も知らないで呑気に出かけていたのでした。
発表会の日、私たちは基本マスクをしていたのですが、飲食をする時、本番で踊る時、そして写真を撮る時は外している。
私が感染したのは昨年末なので、とっくに抗体は切れている(多分)。
月曜から3日経ってもまだ発熱していないので大丈夫じゃないかと思いますが、さてどうなるか…!?

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「ダンサー イン Paris」

2023年09月20日 | 映画

オペラ座のプリマ、エリーズは「ラ・バヤデール」の舞台の最中に恋人の浮気を目撃、心を乱して転倒、足を負傷してしまう。
一晩で恋も仕事も失い、傷心のままに、ブルターニュのペンションで調理アシスタントとして働くことになる。
そこにはコンテンポラリー・ダンスの一団が宿泊していた…



子供の頃からクラシックバレエ一筋だった女性が怪我で挫折し、コンテンポラリーダンスに出会って再起するというシンプルなストーリーです。
が、そのダンスのシーンが素晴らしい。
オペラ座でのバレエのシーン、街角やペンションでのコンテンポラリーダンスのシーン。
それもその筈、オペラ座の最高位エトワールに次ぐプルミエール・ダンス―ズのマリオン・バルボーがヒロインを演じ、テンポラリーダンス界の奇才ホフェッシュ・シェクターが本人役で出演、振り付けを担当しているのです。



登場人物に言わせると、「天へと向かうバレエと地を掴むコンテンポラリーダンス」、その二つが一度に楽しめて、非常に得した気分。
オペラ座の舞台での本式のバレエも美しいが、ペンションでの普段着のままの余興のバレエも生き生きとしていて、踊ることの楽しさが伝わって来るようです。
こちらに関しては、私の下手な説明よりも予告編をどうぞ。
原題は「En corps」、「スパニッシュ・アパートメント」のセドリック・クラピッシュ監督。


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無事に終わってヤレヤレ

2023年09月19日 | お出かけ
昨日は、私が日頃踊っているジャズダンスの発表会でした。
朝8時に家を出て、午前中通し稽古、次にリハーサル、3時から発表会。
お昼はオニギリ、ずっと区民ホールの会場に缶詰めで、全部終わったのは20時位、いやはやくたびれました。


(江夏淳先生)

私は30年位前にエアロビクスを始めて、ジャズダンスを始めたのは15年前位か。
週3日ほどジムに通っていますが、元宝塚の江夏淳先生の踊りは私には難しく、普段から振り付けを覚えるのに四苦八苦しています。
そして今回、出場するメンバーの中から、コロナとインフルエンザの感染者が先々週の終わりに出たのでした。
二人とも結構な高熱が出て苦しんだようで、いったい18日の発表会に出られるのか。
あるいは感染が分かった直前にもみんな一緒に練習していたので、新たな感染者が出るのではないか。
そんなこんなでヤキモキしながら、なんとか昨日を全員で迎えることができたのでした。



曲目はビヨンセの「America has a problem」、DNCEの「Cake by the ocean」。
今回はメンバーで同じ服を買ったり作ったりしないで、イメージだけ揃えて各自用意することになりました。
America…の方は、米国のドラッグ蔓延を嘆いている歌なので、青と黒を基調とした服、Cakeの方は、海辺で女の子をナンパしたいという歌なので、とにかく派手な明るい色調の服、ということに。
”I keep on hoping we'll eat cake by the ocean
Let's lose our minds and go fucking crazy”
なんて、女性をケーキに見立てて食べちゃいたいという、なんとも軽いノリの歌なのです。
他のメンバーが映っている写真や動画を勝手にアップする訳にはいかないので、私の服だけを。



とりあえず舞台で転んだり振りを激しく間違えることなく、無事に終えることができてヤレヤレです。
長い一日でした。

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ずらされた祝日

2023年09月17日 | トールペイント

ええと、敬老の日って昔は9月15日でしたよね?
今年は何故18日なのかと改めて確認してみたら、2003年から9月の第三月曜日に決まったのですって。
そんなことに今更驚いているのは、私くらいかもしれませんが。
1998年に施行された「ハッピーマンデー政策」によって、一律月曜日になったのだと。

ついでに、他にもずらされた祝日というのは
成人の日 1/15→1月第2月曜日
海の日  7/20→7月第3月曜日
体育の日 10/10→10月第2月曜日
なのですって。
若い頃、ヘミングウェイの「移動祝祭日」という小説を読んだ時にヘンな名前だなあと思ったものですが、これらもそのうちに入るのかしら?



とにかく敬老の日と言ったらもう秋という感じだったのに、今年はいつまで暑いのだ!?
今日17日、新潟市の最高気温は37.1℃、都心は32.9℃、しかも湿度70%。
もう勘弁してよという感じです。
こんなに暑いと、さっぱりしたフルーツ入りのケーキが美味しい。
タカノのメロンケーキとアンテノールのレモンのタルト、トールペイントのランチョンマットで。


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