Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

レースのマーメイドライン

2023年04月30日 | グルメ

昨日は姪の結婚式でした。
青山のル・アンジェ教会で挙式、その隣のラ・ロシェルで披露宴。
長いベール、レースのマーメイドラインのドレスを着た新婦の初々しいこと。
お式の最初の頃こそ皆さんマスクをしていたようですが、披露宴会場にはもうアクリル板もなくなり、幸せに輝く若い二人を囲んで、楽しく美味しく宴は進みました。



宴の途中でオーナーシェフの坂井宏行氏が現れ、挨拶をなさいました。
御年81歳というのに、現役でとてもお元気そうでびっくり!
90年代の料理対決番組「料理の鉄人」時代、テレビでお顔を拝見していたし、その頃にこちらに食べに来たこともあります。
その美味しさに感動して、「ボクは料理長、ときどき鉄人」という著書も読んだのでした。


詳細は綺麗に忘れましたが、貧しい家に生まれて、最初に住み込みで勤めた先は仕出しの弁当屋であったと。以来、あちこちのレストランで働くが、本格フレンチで働いたことはなく、フランスで修業したこともない。和風の出汁や材料を使うため、本物のフランス料理ではないと非難されたこともあったと。
昨日も目に鮮やかな料理の中に、ゴボウやレンコン、キクラゲなどの食材が使われていました。
そして言うまでもなく、美味しい。



私はごく若い頃に作った、薄ピンクの源氏物語の絵柄の訪問着を着ました。
還暦を過ぎてこれを着るとは思いませんでしたが、ろくに着ていないので可哀想で…



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思うツボ

2023年04月28日 | 社会
(さようならiPoneSE2)

昨日、ソフトバンクショップでスマホを買い換えました。
丁度2年前の4月にアンドロイドからiPhoneに買い換え、そのデータ移行が私には結構大変だったので、今度は同じアップル、iPhoneSE2からiPhone13へ。
計算に弱い私は携帯の複雑な料金システムがよく分からないのですが、携帯キャリアのショップで買うと、スマホの本体代金は普通、月賦で支払うことになっているようです。
前回のスマホ代金は4年の月賦払いとなっていて、月々の使用料金に含まれていたらしい。
それが今月中に買い換えれば、残りの2年間分の代金がチャラになるというのです。

新しいiPhone13本体は13万円ほどであるが、それも4年間の月賦払いとなり、2年後に買い換えれば残り2年分は払わなくてよいというシステムらしい。
しかし言われるままに買い換えたら企業の思うツボじゃないの、とも思うのですが、なんとなくずっと2年毎に買い換えているのです。
2年経つ頃にバッテリーの持ちが悪くなるというのも、言い訳となって。
最新型のiPhone14よりは安い、ひとつ前の型13を選んだのですが。


(新しい方で撮った今朝のタロウ)


今回出して貰った新しいスマホの月毎の使用料金見積り(本体代金込み)は、一万円を僅かに超えました(正確に言うと10080円)。
日本の携帯の使用料金が高いと言われて久しいですが、この位は仕方ないのか、或いはバカげた金額なのか?
我家の息子たちはとっくにシムに移行し、格安モバイルなどを使ってずっと安くすんでいるようで、今時キャリアを使うなんてとバカにされているのですが。
オバサンは何かあった時に駆け付けられる所がないと、心配になってしまう。
昨夜データ移行も済ませ(今回は楽だった)、今朝からもう新しいスマホを使っていますが、他の方の携帯事情が知りたくて書いてみました。


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藤とWisteria

2023年04月26日 | お出かけ

江南の曼陀羅寺の藤が見頃であるという情報を得て、慌ただしく観て来ました。
岐阜、各務原市の親戚宅から江南は近いのに、こんな藤の名所があるとはまるで知りませんでした。
SNSの投稿から偶然知ったのです。
ネット情報は本当にありがたい。



曼陀羅寺公園、最長75m、広さ4,700平方メートルの藤棚に11種類の藤が咲き誇るのですって。
薄紫、濃紫、ピンク、白、そしてブドウの房の様な八重黒龍という藤もあります。
一面、甘い匂いが漂っていました。



藤というと日本的なイメージがありますが、イギリスなどでも結構咲いているようです。
但し日本のように水平の藤棚を作るのではなく、住宅の壁に縦に這わせるらしい。



私は藤の開花時に訪英したことはないのですが、コッツウオルズなど散策した時に、煉瓦の家の壁に這う見事な枝を見ました。
どうも葉が藤のようだと思って聞いてみたら、やはりWisteriaということでした。
イギリスの煉瓦の壁に這う藤の花が咲く様を、一度観てみたいものです。




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ナンジャモンジャの木

2023年04月25日 | 社会

週末から岐阜に帰省していました。
岐阜駅前にはナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)があります。
この時期、雪が降りつもったように白い花が咲く、首都圏では珍しい木です。
真ん中の小さいのは、金の信長像です(本当は大きいのですが)。



この花、首都圏では珍しいようで、神宮外苑でたった一本あった満開のその大きな木を以前見かけた時、同行の友人がビックリしていました。
ちょっと調べてみたら、日本では対馬列島、岐阜県の東濃地方、愛知県の木曽川流域に分布しているのだそうです。
日本でもまれな希少種の一つで、岐阜県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されているとのこと。


と思ったら、岐阜にはその並木道があるということを、今回知りました。
各務原市民公園の周りの道。
辺り一帯、ナンジャモンジャだらけ!
この花の開花期間はとても短いのに、今回たまたまその時期に帰省することができてラッキーでした。



青空に生命の息吹を振りまいているようなこの花と対照的なのが、岐阜在住の私の老母。
92歳の母は、何とかまだ元気ですが、少しづつ弱っていくようでもあります。
友人から「死ぬ死ぬ詐欺」という言葉を聞きました。
死ぬ死ぬと言いながら御健在の老人のことを言うようですが、実母にそれを言われると悲しいものがあります。
娘に愚痴るのは仕方ないことと思いますが…

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可愛いフレジェ

2023年04月21日 | グルメ

昨日の読売新聞によると、今年3月の訪日外国人数は、前年同月の27倍超の181万人だったのだそうです。コロナ禍前の19年3月の65.8%の水準まで回復したのだと。
韓国の46万6800人が最も多く、台湾27万8900人、米国20万3000人、香港14万4900人、タイ10万8000人。
コロナ禍前に全体の3割程度を占めた中国は、89%減の7万5700人なのですと。
中国からが何故まだ少ないのかという解説はありませんでしたが、そのせいかまだ静かでありがたい。

  

確かに銀座を歩いても、外国人観光客だらけ。
シャネルビルの前に外国人の行列ができていたので、何事?とドアマンにお聞きしたら、スタッフの手が空き次第、次のお客様を入れているとのこと。
特にイベントがある訳ではないらしい。
そりゃこの円安では、日本で買えば安いよねえ。

 

写真は二子玉川の高島屋ローズガーデン。
藤、薔薇がもう咲いていてビックリ。
ランチは高島屋SCのトライアングルカフェで。
明太子のパスタ、サーモンとアボガドサンドを友人とシェア。



トライアングルカフェの可愛いデザートは、フレジェ。
苺パフェのようなものかと思ったら、フレジェとはショートケーキのフランス版といわれるスイーツなのだそうです。
日本の苺ショートケーキがふんわり軽めの生クリームを使うのに対し、フレジェはカスタードクリームやバタークリームなどの濃厚なクリームを使うのだと。
こちらのフレジェには鮮やかなエディブルフラワー、マカロン、ピスタチオのソルベなども入ってなんとも贅沢でしたが、小さな単品で2千円は少々高いかも。


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断トツ最下位、都心のブルー

2023年04月19日 | お出かけ

先週Jアラートが発信され、「直ちに非難しろ」と言われましたが、シェルターもない我々は何処に避難すればいいのだ?という声が。
そう言えば以前、世界の主要先進国のシェルターの保有率というのを見て、日本の悲しい数字に驚いたことを思い出しました。
改めて確認してみたら
スイス100%、イスラエル100%、ノルウェー98%、アメリカ82%、ロシア78%、イギリス67%、シンガポール54%、韓国ソウル市300%、日本0.02%。



いや、これ、駄目でしょう?
スイスやイスラエルは公共・家庭用ともに核シェルター設置が義務付けられており、シンガポールでは1世帯に1つ必ずあるそうです。
これはシンガポールの息子宅で確認しました。



高層ビルのコンドミニアムの息子宅に、分厚い鉄のドアの窓のない四角い部屋があったので、これ何?と聞いたら、シェルターなのだと。
壁も厚く、大きな家具は置いてはいけないのだそうです。
1998年に、シンガポール政府が設置を法律で義務付けたのだそうです。

  

被爆国である日本、こんなことでいいのか?
そう思いながら平和ボケしている私、今日も銀座で映画を観て、ついでに日比谷公園を散歩してきました。
色とりどりのパンジーやツツジ、そしてブルーのネモフィラが。
日立海浜公園にはそりゃ比べ物にならないけれど、都心の無料の公園でも頑張って咲いていました。

  

ランチは有楽町の「蕎麦と炙り焼き いずも」で。
海鮮丼と鯵のたたき丼。




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「街とその不確かな壁」

2023年04月16日 | 

今週出た、村上春樹の6年ぶりの新作。
660ページの長編(2970円もした!)、楽しみを長く味わうべくゆっくり読もうと頑張ったのに、二日間で読み終えてしまいました。

これは楽しみにしている人も多いでしょうから、ネタバレしない程度に印象だけ。
春樹の小説にしては珍しく後書きがあり、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の元となった小説を40年振りに書き直したとあります。
内容的にどうしても納得がいかず、しかしこの作品には、自分的にとって重要な要素があると感じ続け、作家として40年の歳月を経て今、完成することができたと。そしてこれを書き始めたのは2020年、コロナが日本で流行り始めた3月であり、それからコロナの3年間で書き上げたのだそうです。
40年間温めていたということにまず、凄まじい作家根性を感じました。

現実の世界と高い壁に隔てられたあちら側の世界を、「私」は行ったり来たり彷徨うことになる。
本体と影、現実と非現実、生と死後の世界、あちらの世界とこちらの世界のどちらが本物なのか?
あちらの私とこちらの私、どちらが本物なのか?
「ここは高い煉瓦の壁の内側なのか、外側なのか」

「あの街は一度中に入ると、そこから出るのはほぼ不可能なところです。高い壁に周りを囲まれ、屈強な門衛が厳しく出入りの管理をしています。そしてその街で暮らしている人々は、満ち足りた生活を送っているとは言えません。冬は寒く長く、多くの獣たちが飢えと寒さの為に死んでいきます。そこは決して楽園ではないのです」
「でもあなたは、そちらの世界に居住することを選ばれた。そして高い壁に囲まれた街の中で、あなたの心が従来求めていたはずの生活を送られることになった。あなたの影に街から出て行こうと誘われても、単身後に残ることを選ばれた」
「そのとおりです。しかし私自身、自分の判断が正しかったかどうか、今でもなお判断に苦しんでいます」(P499)

17歳の「私」が恋した「きみ」には名前がなく、「***」という表記になっている。
後半に登場する、イエローサブマリンの絵が付いたヨットパーカを着た少年の名も「M**」。
とても重要な登場人物なのに、そして他の人には名前がついているのに。
謎です。


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「エア」伝説のシューズの誕生秘話

2023年04月15日 | 映画

今でこそナイキと聞けば、あのブーメランのようなロゴを思い浮かべない人はいないでしょうが、1980年代にはそこまで有名でなかったのだそうです。
スポーツシューズ業界ではアディダスやコンバースが主流を占め、ナイキのシェアは17%しかなかったと。
特にバスケットボール部門は業績不振で、その立て直しをCEOのフィル(ベン・アフレック)から命じられた営業部のソニー(マット・ディモン)は、当時はまだ無名の新人選手だったマイケル・ジョーダンに目をつける。
いかにして彼をナイキと専属契約をさせたか、その成功秘話を描いた映画です。



当時圧倒的なシェアを誇っていたアディダスやコンバースを振り切って、何故マイケルがナイキを選んだのか?
マイケルを獲得するまでの熾烈な交渉バトルや、工夫を凝らしたプレゼンの仕方が面白い。
罰金を払ってまで配色にこだわり、シューズにマイケル・ジョーダンの名前から「エア・ジョーダン」と名付けると。
マイケルを初めてナイキ社に招くとき、ソニーはCEOのフィルに、わざと遅れてくるようにと言うのです。
あからさまに欲しがっているところを見せない、CEOは超多忙なのにわざわざ来てやったというように装えと。

そしてマイケルの母親の交渉力がまた凄い。
まだNBAにも入っていない無名の新人だった彼の契約に、あそこまでの条件をつけるとは。
いかに息子の才能を信じているとはいえ、あまりにも強欲と思えてしまうのは、日本人の感覚なのでしょうか。



折しも今週、1998年のNBAファイナルでマイケルが着用した「エアー・ジョーダン」が3億円で落札されたというニュースが。
チーム一団となって協力し、必死に走り回って工夫を凝らせば勝利の女神は微笑むという成功秘話は、観る者に活力をくれます。
全編に80年代のヒットポップスが彩られるのもうれしい。
ダイアーストレイツの「Money For Nothing」、シンディー・ローパーの「time after time」、そしてラストはブルース・スプリングスティーンの「Born in the USA」で〆られていました。
あの猛烈営業マンを演じたマット・ディモンのタプタプのおなか周りは、特殊メイクか本当に太ったのか?
監督・製作は、CEOフィルを演じたベン・アフレック。


公式HP 

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立派な能力

2023年04月14日 | 家庭

大の犬嫌いだったタロウが、どういう訳か最近ちょっと様子が変わって来ました。
毎朝9時過ぎに近くの公園に5~6匹の犬仲間が集まるのですが、犬嫌いのタロウは中々参加できなかったのです。
連れて行くとワンワン吠えるばかりでどうにもうるさいし、まったく一緒に遊べない。
という訳で、私は毎朝イヤフォンで音楽など聴きながら、孤独に散歩していたのでした。
しかし最近、勢いがなくなったタロウを試しに連れて行ってみたら、吠えなくなっていたのです。
まだまだ一緒に遊ぶことはできませんが、吠え立てることはなくなりました。


(15歳コンビ)

その集まりにはタロウよりも老化が進んで、もうあんまり歩けなくなってドギーカーで参加する子も2匹います。
歩けなくなってもやはり散歩に出るのは嬉しいらしい。
大方はドギーカーの中にいて、公園でちょっとそこから出して貰って、なんとか歩いたりしています。
飼い主たちはオヤツを用意しているので、犬たちは大喜びなのです。


15年間犬嫌いだったタロウに、どういった心境の変化があったのか?
吠え立てるのが面倒になったのか?
単に鈍感になってきたのか?



そういえば30年間酷い花粉症に苦しめられたが、近年それがなくなったという友人がいました。
よかったねえ、そんなこともあるのねえ!と手放しで喜んだのですが、
その話を別の友人にしたら、加齢で身体が鈍化したのじゃないの?と。
いやいや、鈍感力だって立派な能力だ!

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役立たずの警報

2023年04月13日 | 社会

今朝7時55分、テレビの画面がいきなり真っ暗になり、「Jアラート」という表示が現れました。
北朝鮮から弾道ミサイルが発射された模様、対象地域は北海道周辺、直ちに避難して下さいと。
落下予定は8時00分頃と。

近年、北朝鮮からのミサイルはどれだけ飛んで来たか分からない位ですが、こんなアラートが出たのは初めて。
また失敗するんじゃないの?
いや万が一、本当に着弾しちゃったらどうなるの?
どうなることかと少々緊張して、家事をしながらテレビ画面を見ていると…



8時19分、既に落下した模様、避難の必要はないという報道が。
やれやれ。
役に立たない警報を出す政府にも腹が立ちますが、しかし、何という国だろう!
隣の家の住人がいきなり銃撃してきたり、巨大な岩を何度も投げ込んで来たら、警察に逮捕されるよね?
このならず者国家を国際的になんとかする手立てはないの?
侵略戦争を止めることもできないのだから、どうしようもないの?
無知なオバサンに誰か教えて?



北の丸公園の中にハナズオウが群れ咲く一角があります。
満開時は桃源郷のように一面弩ピンクになるのですが、行ったのが少々遅かった!
もう葉が出てしまっていました。



吉田茂の銅像の周りには、見事な八重桜の大木が。
八重桜もツツジも、今年は早いですねえ。


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