Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

東京案内、愛宕の醍醐

2017年10月29日 | お出かけ
岐阜に帰省しています。
忘れないうちに覚え書きを。
週末の雨の日、友人に頼まれてアメリカ人夫妻の東京案内をしました。
靖国神社→北の丸公園→増上寺→ミッドタウン→サントリー美術館→東京駅というコース。
最初、明治神宮、竹下通り、浜離宮から船で浅草へという、外国人向けに私がよく使うコースを考えていたのですが
今回は、それらは彼らの後日のコースにもう入っているというので、事前に変更したのでした。



英霊を祀るという特殊な靖国神社でアメリカ人がどういう反応をするのか、少々心配していたのですが、
都心の中のあの巨大な鳥居や緑に感嘆したり、
遊就館の中の零戦機や第二次大戦の資料や、おびただしい数の特攻隊兵の顔写真などの展示品を
私よりも遥かに興味深そうに見ていたのに驚きました。



日本美術史に興味あるということでお連れしたサントリー美術館の「狩野元信展」も実に熱心に鑑賞。
分厚くて重い図録までお買い上げ。
あの近代的でお洒落なショッピングモールのミッドタウンに、こうした美術館があることが凄い!って。


醍醐の前庭

御礼に高級和食店でご馳走したいと言われていたので
事前にミシュラン二つ星の愛宕の醍醐を予約。
緑深い入口から続くこのお店、なんと高層ビルの二階にあるのです。
掘り炬燵式の座卓がある個室で、目にも楽しい精進懐石の料理の数々の「竹懐石」。



最初に出て来た品の一つ、細長い陶器の中には、小さな金魚が泳いでいました。
お出汁のゼリー寄せのような一品です。



孫の為にポケモングッズを買いたいという彼らを、東京駅のポケモンショップへ。
八重口の地下街に、キャラクター・ストリートがあるなんて知らなかった。



雨混じりの一日でしたが、彼らは雨も物ともせずよく歩き、おしゃべりに花が咲き、楽しい一日となりました。
実に2万5千歩弱でありました。



醍醐 http://atago-daigo.jp/


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ロシア料理店「スンガリー」

2017年10月27日 | グルメ
新宿に店を構えて60年というロシア料理店「スンガリー」の
今年の8月にオープンした新宿東口三丁目店に行って来ました。



ダーチャ・ジンジャーミュール(ジンジャーテイーに蜂蜜とレモンリキュールをブレンドしたもの)と
ウォッカで乾杯。
ダーチャ…は、グラスの上のステンレスのお皿に載っているハーブの花(小さくて見えませんが)と
入れて頂くホットドリンクです。



こちらは「モスクワコース」。
ロシア式フレッシュサーモンマリネのブリヌイクレープ包み
マッシュルームのつぼ焼きクリーム煮
ボルシチ(赤かぶと肉野菜の旨みたっぷりスープ)
ビーフストロガノフ
パラジャム、季節のジャムを添えたロシアンティー



ロシアンティーというのは、ジャムを入れた紅茶だと日本では捉えられているようですが
そうではないということを以前、ロシア関連の本で読みました。
実際この夏に行ったロシアでは、そのような紅茶は見かけませんでした。
紅茶にジャムを入れたら冷めてしまって不味くなる、
別皿のジャムを舐めながら飲むのです、とローカルガイドは説明してくれました。
しかし東京のこの店のように、何種類ものジャムをお洒落に盛ったものは
現地ではついぞ見かけませんでした。
薔薇のジャム、チェリーとオレンジピールのジャム、イチゴとバニラビーンズのジャム。

本場の味をしっかり踏襲しながら
本場よりもきめ細かくて美味しいじゃないの…
何よりも、笑顔溢れるサービスが素晴らしい!

スンガリー http://www.sungari.jp/index.php
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「明日は最高の始まり」

2017年10月26日 | 映画


期待していなかったのに意外によかった作品です。
南仏コートダジュールでヨットの操縦士をしながら
気ままに遊び暮らしているプレイボーイのサミュエルのところに
いきなりあなたの子よと、クリスティンという女が生後数か月の赤ん坊を置いていく。
サミュエルは慌てて彼女を追ってロンドンに行くが見つからず、
ひょんなことからスタントマンという仕事を得て、娘グローリーとロンドで暮らすことになる。



前半は、おバカなプレイボーイとしてのオマール・シー色全開です。
しかし赤ん坊を押し付けられ、最初は戸惑い、怒りながら迷いながら、
なりふり構わずその世話をし始めて、父親の顔となって行く。
そうして8年。
グローリーは明るく成長し、サミュエルはスタントマンとして成功し、
二人の生活を楽しんでいる所に、いきなり母親クリスティンが現れる。
この人、おとなしい顔をしているくせに、とんでもない最低女だったのです。
(まあ、赤ん坊をいきなり捨てたところから分かっていたようなものですが)
今までの自分の行状はさておき、親権をよこせと裁判に訴える。



あまりにも身勝手なクリスティンにサミュエルは怒り心頭だが、
娘の手前、実の母親である彼女を辛辣に非難することもできない。
そしてまた彼は、もっと深刻な問題も抱えていた。

その問題について、映画の中盤、ちらりと触れるシーンがあるのです。
病院の医師がサミュエルに、もう尽す手がないと言う。
うなだれるサミュエル。
日本語字幕では主語がまったく語られなかったので、誰のことだか分からなかったのですが
あれ原語だとどうだったのだろう?



ラストは、ああこう来るのかとアッパーパンチを喰らったような思いです。
あまりにも悲しいラストでしたが、そのシーンそのものは出さないので
爽やかな思いが残ります。
愛する人との限られた時間を、いかにして過ごすか?
その別れを、どうやって迎えるのか?
サミュエルは崖からは飛び降りられなかったが、人生の困難に立ち向かう姿は見事なものでした。
これは父と娘のバディ物語であり、一人の男の成長譚でもあるのです。
英題は「Two is a Family」、「ふたりは家族」というような意味でしょうか。

公式HP http://ashita-saikou.jp/
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金魚とねずみ

2017年10月23日 | 


五味太郎の「きんぎょがにげた」が切手になって、12月に発売されるのですって。
懐かしいなあ。
可愛い赤い金魚が、カーテンやキャンディの瓶、オモチャ箱の中など、
部屋の中のあちこちに逃げ込むのです。
息子たちが小さい頃、どんなに夢中になって金魚を探したことか。
この切手はしかも、ポップで可愛い絵本のテイストを見事に表している。
なんと金魚型の切手まである!
この本を始め、息子たちに読み聞かせた絵本の殆どは処分してしまいましたが
どうしても手放せない1冊があります。



「おかあさんがあんでくれた ぼくのチョッキ
ぴったりにあうでしょう」
と、ねずみ君が得意げな顔で登場します。
すると
「いいチョッキだね ちょっときせてよ」
と、アヒル君が。
次にはサル、アシカ、ライオンと次々と動物が登場して
そのチョッキを着てみます。
人のいいねずみ君は断ることができない。
最後には、ゾウが…



ゾウが着たあとのチョッキはただのヒモとなってしまい、
最後のページは、そのヒモを引き摺った、しょんぼりとしたねずみ君の後姿。
そこに、我家の長男のたどたどしい文字があります。
「おかあさんが せさつ(せっかく)あんでくれたのに くしゅん。」
長男が4歳の時だったか。

これだけは捨てられない、私の宝物です。

「きんぎょがにげた」切手発売 http://tinyurl.com/yajaedb2
「ねずみくんのチョッキ」 http://tinyurl.com/ya6emuwt
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「カワイイ」ばっか

2017年10月21日 | 社会
今年度の新聞広告クリエーティブコンテストの結果発表を見ました。
今年のテーマは「捨て犬・捨て猫問題」。
最優秀賞がこちら。



ちょっとヒネたような猫の、微妙な表情。
仔猫や仔犬はオモチャのように可愛いけれど
あっという間に大きくなる。
ペットも長寿となった昨今、犬も猫も普通は十数年、生きることになる。
「カワイイ!」という感覚だけでペットを飼い始めて
世話をしきれなくなったからといって安易に捨てる風潮を
見事に批判しているように思います。
日本では年間約10万頭の犬や猫が殺処分されているのですってね。



「学生賞」のこの作品は、もっと露骨です。
お皿の上の犬の涙が、なんとも悲しい。

タロウを溺愛している私には、正直ペットを捨てる人の気持ちが理解できないのですけど。
いっときは愛して可愛がった犬や猫を、何故簡単に捨てることができるのか?
犬や猫は、ただひたすら飼い主を慕っているのに。
最後まで面倒を見られないくらいなら最初から飼うな!と私も叫びたいのです。

新聞広告クリエーティブコンテスト http://www.pressnet.or.jp/adarc/adc/2017.html




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怖すぎる目

2017年10月20日 | 社会


こ、これは怖い…!
「目力がすさまじいビニール傘盗難防止用マーカー」だそうです。
確かに、こんな目で睨まれたら、軽い気持ちで持って行くことできないでしょうねえ?
傘って名前を書くことも中々できないし、良いアイデアかもしれません。



それにしても私は愛用している傘を、もう10年以上使っています。
ところが二人の息子たちときたら
傘というものは、一回限りの消耗品だと思い込んでいるようです。
雨が降る度にコンビニで買い、そしてすぐに失くしてくる。
今でこそ二人とも独立してしまったので関係ないのですが
一緒に住んでいる頃は、我家の玄関収納には息子たちが買って来るビニール傘でいっぱいでした。
日本中に、そんな若者が溢れているのでしょうね?

しかしこのマーカー、もうちょっと可愛いものも作って欲しいなあ…
これじゃ怖すぎる。

「目力すごい傘」http://tinyurl.com/y9bjaz75
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映画2本一言評と突然の冬日

2017年10月19日 | 映画


「僕のワンダフルライフ」
日頃、映画に関して生意気な口を叩いていますが、動物モノには滅法弱いのです。
しかも大好きなラッセ・ハルストレム監督、もう泣きっ放しでした。
ウチに帰って抱きしめられるタロウがいることの幸せ!




「愛を綴る女」
主情緒不安定な主人公ガブリエル(マリオン・コティヤール)の身勝手さにイライラして
全く感情移入できない2時間でしたが
考えてみれば、幻想に酔って自己憐憫のカタマリになるということはありがちなことなのかも。




今日は冷たい雨、最高気温は12℃ですって。
ひざ掛けで巣を作って潜り込んでいるタロウ。
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「フィリップ・ミル」

2017年10月15日 | グルメ


六本木ミッドタウン4階、以前のイタリアン・レストラン「ボタニカ」が
フレンチの「フィリップ・ミル」となって、この春オープン。
この店名は、フランス・シャンパーニュ地方のミシュラン二ツ星レストラン、
「ドメーヌ ・レ・クレイエール」の総料理長、フィリップ・ミル氏の名前なのだそうです。



重厚な樫の木の色の入り口を入ると、広いウエィティング・スペース。
テラス席に面した、開放感のある窓際の席に通されました。
こちらのコンセプトは「優雅なシャンパーニュサロン」なのだそうです。
常時100銘柄以上のシャンパンが揃えてあるのだとか。
道理で飲み物を選ぶ時、あんなにシャンパンを勧められたのですね。
手前のオレンジ色がシャンパン・カクテルのミモザ、奥が本日のお勧めシャンパン。



写真左の中は「柑橘香るズワイガニと玉葱のロワイヤル バジル香る甲殻類のエミルション」
という長い名前ですが、つまりカニを使った泡々のスープのようなもの。
見た目はカニからほど遠いが、口に運んだら口中カニ!
その下の鴨肉のローストもジューシィで美味しい。
デザートはパイナップルと栗を使った、遊び心満載の甘酸っぱいものでした。

「ボタニカ」がなくなって少々寂しく思っていましたが
こちらのサービス・雰囲気もとてもよく、ミッドタウンに行く楽しみが一つ増えました。
どちらも「ひらまつ」の経営のようです。

フィリップ・ミル https://www.hiramatsurestaurant.jp/roppongi-terrace/
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Super Dry極度乾燥(しなさい)

2017年10月13日 | 社会


この看板、この夏にモスクワで撮ったものです。
市中心のショッピングセンターの中、ユニクロの隣の衣料品店のものでした。
ヘンな日本語だなあと思って写真に撮ったのですが…

ワルシャワで撮ったという、友人がFBにアップした同じような写真を見て、思い出したのでした。
で、私もこの写真を投稿して、これ何だろうねえ?と言っていたら
詳しい人が続々とコメントを。



それによると、これはイギリスのファッション・ブランドであるらしい。
コベントガーデンにその本店があるというのに
一昨年ロンドンに行った時、私は全く気がつかなかったのでした。
そういえば、こんなようなTシャツやバッグを海外のあちこちで見かけたことがありますが
意味不明な漢字をプリントしたTシャツはよく見かけるので、気にもしなかったのでした。

下のサイトによると
”発案者(英国人)が日本に来たときにアサヒビールのスーパードライにインスパイアを受けて名付けた。
デザインに日本語を使いジャパンクールで若者の心をつかむ。株式を昨年公開、欧州を超え米国、中東まで世界展開を急ぐ”
のだそうです。(何故かこちらに出ている会社のHPにはアクセスできませんが)



この「SuperDry(極度乾燥しなさい)」というロゴも相当ヘンだが
サイトを見ると、他にもヘンな日本語がいっぱい。
ダニエル・ラドクリフが来てるポロシャツの「TOKYOな」も意味不明。
「狩り捕食者」「東京はえ精神」って何のこっちゃ?
FBに寄せられたイギリス人の友人のコメントによると
イギリスの多くの人は、これを日本の会社だと思っているのだそうです。
ちょっと複雑な気分…

【SuperDry 極度乾燥(しなさい)】が英国から逆上陸!間違った日本語が人気の秘密か
https://matome.naver.jp/odai/2133006375490408201
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サバイバル・ガーデニング

2017年10月09日 | 家庭

3年前、今のマンションを購入した時の決め手は、バルコニーでした。
南向きのリビングに面した、日当たりの良い10畳ほどのルーフバルコニーに加えて
ベッドルームにも、リビングの反対側にもと、3ヶ所にバルコニーがある。
タロウが走り回れるし、夫のゴルフの練習もできるし、
シンクもついていてガーデニングやりたい放題!と思ったのですが…

(ベッドルームのバルコニー)

新しいマンションは、写真のように妙に高台にあるのです。
東京タワーとスカイツリーが遥かに臨める。
見晴らしは良いのですが、その分、風も凄い!
以前のマンションで大事に育てていたゼラニウムなどの多年草は
あっという間に駄目になりました。


これが以前のマンションのベランダの写真。
花の密集度がまるで違う。

(息子たちも小さかったなあ)

下が引越して来て間もない頃の、バルコニーの写真。
この時はまだゼラニウムが残っていましたが、この後どんどんみすぼらしくなり、
絶滅の一途を辿ることに。
薔薇、マーガレット、キンギョソウ、パンジー、インパチェンス、クレマチス、ラベンダー、オキザリス、
この3年の間に駄目にした花は数え切れません。
花ってこんなにも風に弱いものだったのか。
そこで唯一生き残った花が、カランコエだったのです。


本当は、手すりのまわりなど蔦(アイビー)で絡めたかったのですが
やはり風に弱く、スカスカ状態。
今生き残っているのは、カランコエの他にオリーブの木、アロマティカス、ローズマリーなど。
中々理想のようにはいきません。
サバイバル・ガーデニングに奮闘中です。
コメント (10)
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